ユニバーサルスタジオハリウッド１

　今回の旅行のもうひとつの目的地は、ロサンゼルスのユニヴァーサル・スタジオ・ハリウッドです。ここは、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」など、ユニヴァーサル社の映画にちなんだアトラクションがいっぱいあるテーマパークで、ちょうど太秦映画村と東京ディズニーランドを足して２で掛けた（ん？）ような場所です。 　お目当ては「アニマル・アクターズ・ステージ」。「ベートーベン（犬）」、「ベイブ（豚）」などの、動物がでてくる映画に出演している動物俳優とトレーナーが織り成すショーなのです。犬、猿はもちろん、すてきな鳥さん達が大活躍でした（これでは桃太郎みたいですね・笑）。

　なかでもビックリしたのは、映画「エース・ベンチュラ」に出演したという、ナナイロメキシコインコのスパーキーちゃんです。弁舌あざやかな女性トレーナーが呼ぶと舞台袖から飛んで登場、まずはトレーナーの手に止まります。

　そして客席の希望者にその場で立ってもらうと、トレーナーの一声でまっすぐお客さんのもとへ飛んで行き、そのお客さんが手に持つ１ドル札を奪って戻ってくるのです！トレーナーは、その１ドル札を自分のポケットに入れると、「こんどは２０ドル札でやってみたい方、いらっしゃいませんか〜。」と笑いをとります。

　「冗談ですよ〜。スパーキー！返してらっしゃい！」と１ドル札を渡すと、スパーキーちゃんは１ドル札をくわえてお客さんのもとに飛んで行き、ちゃんと返してから、まっすぐトレーナーの所にもどってきました。すご〜いっ！！会場の拍手喝采のなか、スパーキーちゃんは舞台袖から伸びたもう一人のトレーナーの手に飛んで行き、ポーズをしてから退場しました。とっても色が鮮やかで美しく可愛らしいナナイロメキシコインコでした。

　じつはもう一度このスパーキーちゃんを見たくて、後で再び「アニマル・アクターズ・ステージ」に入ってしまいました。今度はまったく別の席の別のお客さん相手に見事に１ドル札をやりとりしていました。し・か・も、このショーが行われるのは”屋外”ステージなんですよ！！あっちじゃ西部劇でドンパチ、こっちじゃカメラのシャッターバシバシなのに、どうして逃げたりしないの？