怨別
惚れた女に殺されるのもまた一興か....
そんな死に方も悪くない。
おまえの胸の中で俺はそんな事を思っていた。
すまないと思っている。
おまえはこんなにも俺の事を憎んでいたのか...
こんな愛し方しか出来ない不器用な俺を許して欲しい。
ただこれだけは解ってくれ。
俺はおまえを愛している。
かすむ目で最後に見えたのは微笑むおまえの顔..
俺は....幸せ者.....だな..