-2000 9 26-
ところでここ最近、ファミ通がコナミの体制に反発しボイコット、誌面から一切のコナミ関連の記事を排除しています。
唯一売上データのランキングに掲載があるのみです。
確かにコナミを愛する私でも最近のコナミは擁護出来ないほどの暴走っぷり。
何故私が中学時代から青春の全てを掛けた企業は暴走しますか?(コンパイルしかり)
これでアリスソフトにまで暴走されたらいささか辛い所では有ります。
■[今日の雑誌/コミックバウンド創刊号 2000.10.10号 エニックス]
本日発売の新雑誌。
掲示板からのリーク情報で即コンビニに行ってみると一瞬戸惑う。
何故ならエニックスからの創刊と言う事で完全に平綴じ雑誌だと思ってました。
中綴じ、グラビア、月2回刊行、このデータだけ見ると完全にヤング誌風なのですが掲載されているのは少年マンガ。
しかもかなり興味深く面白い。
漫☆F画太郎先生とみやすのんき先生の所為で月刊少年ジャンプなイメージが強過ぎです(笑)。
漫☆F画太郎は今回電気グループのピエール瀧とのコンビ。
それにしても凄いです、漫☆F画太郎先生のコピー技術は川三番地先生を越えたか!?(笑)
みやすのんきは今回珍しくシリアス方向なマンガを描いています。
先々月まで月刊ジャンプで「パンタク(パンツの魚拓)ボーイ」とか描いてたのに(笑)。
今回元々のガンガン系作家は多分ぷりん帝国のくぼたまことだけです。
次号からは金田一蓮十郎の新連載が予定されていますが、ガンガン系は意図して少なめにしているようです。
それにしても多方面な作家陣は見ていて面白いです。
まさに表紙にあるコピー通り「バカに目覚めるオトコのコミック」です。
最近なんとなく見かける「ブッチュくん全百科」。
いまいちこの作品がなんなのか分からないのですが結構昔から存在していたようです。
キテレツ大百科のパロディなのは分かりますが。
南智子&きょん、はヤングヒップで活躍しているコンビですね、誌面のちょいエロ担当でしょうか(笑)。
あとサカマンを描いている笠原倫と言えば私は4年前くらいに週刊チャンピオンで連載していた「女郎」。
先日実家から持ってきた昔のチャンピオンに載っていたので懐かしいです。
現在、全体のマンガの傾向は「変な月刊ジャンプ」と言って差し支えないと思います。
プロレスラーの三沢光晴のインタビューなんかも有ってますます変で面白いです。
中身が少年誌で外見がグラビアマンガ誌、どんな購読層に受けるのかさっぱり不明です(笑)。
今回、(笑)を思わず多用してしまうくらい突っ込みがいのある雑誌です。
私的には勝手に、エニックスが本気になった!?とか思ってます。
しかしここ最近、少年誌系の動きが活発で気になります。
次は新潮社のコミック誌が一番近い動きでしょうか。
色々と楽しみです(あぁ、財布から金が無くなっていく・・・)。
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-2000 9 25-
先の土曜は割と充実した時間を過ごせた。
毎日こんなだったらイイなァ。
■[今日の雑誌/コミック.H VOL.1(2000.10月号) rockin'on]
音楽系雑誌で有名なrockin'onの初コミック誌。
しかし表紙に「新装刊」の文字。
どちらかと言えば「新創刊」じゃないのか?
普段rockin'onなどチェックしない私達にはいきなり本屋で見かけて妙に気になったのではないでしょうか?
表紙からしてアフタヌーン連載のスマグラーで有名になったと思われる真鍋昌平。
少し立読み、そして思わず買ってみました、一応。
真鍋昌平の作品は満員電車で色んな妄想が駆け巡る普通の社会人の話のはずなんだけど・・・
どう見ても全部のキャラ顔がカタギじゃありません(笑)。
おっと、実はhpもあったのですね。>http://www11.u-page.so-net.ne.jp/sc4/shohei-m/
全体の感想としてはまー半分は面白いマンガでは無いですね。
私が有る程度面白いと思える作品は真鍋昌平氏のを合わせて4本くらいかな。
こういうかっこよさげに商業誌で自信満万に発表されてると、以外と人ってのは下手な絵を絶賛してしまいがち。
rockin'onを毎号チェックしている音楽好きなどは「さすがrockin'on」とか言って喜ぶのでしょうか。
そんな人口は普段マンガなんてとか思って全く読まないのが常です。
編集後記では自信満万に「新しい表現・コミック」とか書いてます。
でもこの感じってやっぱりどこかで読んだりした事あると思います、一端のマンガ読みなら。
これらはどちらかというとアートと言った方がイイのかもしれませんね(早い話サブカルって事か)。
マンガとしてはいまいち、と言う事です。
んー最近攻撃的・皮肉めいた文章が多いなァ(笑)。
次の号は12月初旬発売予定、ちゃん立読みしてから購入しようっと。
安野モヨコ・山本直樹インタビューは割と面白かったです。
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-2000 9 22-
本日は小ネタ2連発。
でも前置きの方が少しメインかも。
最近私が気にしている人達が再版制度問題について色々気にしているようなので少し調べてみました。
再版制度ってのは簡単に説明すると、本とか新聞とかCDとかの著作権物の定価をメーカー側で決められる制度です。
細かい事は説明が長くなるので割愛。
本に限っての話をすると、この再版制度によって本屋は売れ残った本を出版社に返品が可能で、
基本的には損失が少なく済む訳です。
実際は買いきりの書籍も無くは無いし、人件費などでマイナスも出ます。
アスキーや実用書などをメインにしている出版社は、
本屋が、なかなか売れない書籍を簡単に返品出来ないようなシステムを取っているところも多かったりします。
理工書とか実用書って値段が高くて基本的に売れにくいのでそんなシステムになっているのでしょう。
書店側が販売努力をするように、とかの理由で。
それで問題となっているのはこの再版制度を撤廃しようとする動きがある事です。
取り敢えずこの撤廃が決まってしまうと、単純に以下のようなことが考えられます。
・本、雑誌が買いきりになり書店間での値下げ競争がはじまる。
・当然売れないマニアックな本、雑誌は書店が入荷しなくなる。
・小さく細々とやっている出版社が軒並み倒産、大きい出版社しか残らなくなる。
・小さい本屋も、競争に残れず閉店が相次ぐ。
・業界の衰退。
こんな感じでほぼ間違い無いと考えられますね、マイナスイメージしか浮かんできません。
ところで再版制度問題ってのは実は最近の事ではなく、結構前々から色々討論されている事のようです。
友達とも少し話したのですが撤廃になどなりようが無い、少なくとも今から準備をはじめて何年もかかる、
との見解で取り敢えず落ち着きました。
実際、ネットなどで詳しく再版制度問題について解説しているhpはあるのですが、
一般消費者が一番知りたいのは問題の内容ではなく「なるのかならないのか?」と言う事でしょう。
勿論、具体的に「なりそうだ」とか書いてるところは一切ありません。
では何故最近再版制度に関する記事を見かけるようになったのか?
私の知っている情報から推測するに、例のブック○フの一連の動きが原因ではないのでしょうか。
ちょっとあまりに問題なので詳しくは書けないのですが、この事で業界がキリキリしているのではないか。
完全に推測の域をでないのですけどね、この一連の動きに関してどうしてもって人はメールとかで。
こんな事を調べつつ当面は私の食料事情が一番の問題だったりします。
■[今日の雑誌1/コミックビーム2000.10月号 エンターブレイン]
それにしても毎号毎号ネタに事欠きません。
今度は狩撫麻礼&いましろたかしサイン会ですか。
結構行きたいのですが、場所が高円寺の書店&一冊1800円の本を購入しなくては整理券が配布されない。
こんな理由で当日に余裕が有れば行くかも、なところです(今回は絶対整理券余裕あるだろうし)。
あと面白かったのが「テルオとマサル」の1ページ目にあるキャプション。
「一部サイトで大好評!今月も危ないギャグ満載でGO!」だって・・・どこのサイトだよ?(笑)
勿論当サイトでも一押しです。
今月の定期購読オマケはまた桜玉吉ボツイラスト、早く復活して欲しいです。
おっと、今月で定期購読期限切れちゃったよ、うぅ・・こんな金欠時に・・・運の悪い事・・。
■[今日の雑誌2/零式 vol.21(アクトレス2000.10月号増刊) リイド社]
割とお気に入りなエロマンガ誌な零式なのですが11月発売号からリニューアルのようです。
予想するに平綴じ形式になるのではないのでしょうか?あと成年マークも付いたりして。
これでまたコンビニ売りのエロマンガ誌がなくなってしまうのかな。
まぁまだわかりませんけどね。
リニューアルによる誌面と作家陣の変化が色々楽しみです。
中山明宏氏の「瀕死のダーマトグラフ」では少年まんがの難しさについて書かれています。
変化の少ないジャンルについての言及ですね。
でもここ1年くらいで動きが結構大きいですからね、そこらへんを纏めようとしているのでしょう。
やはりここらへんでの一番の話題は新潮社の週刊少年誌でしょうか。
あとZERO式雑貨店では先日開催された日本SF大会についての記事です。
大会で行われた企画を見る限り、かなり行ってみたくはありますね。
SF大会とは一泊二日でお泊まり参加で、多くのスペースでプロアマ混合で企画を色々やるイベントのようです。
お泊まりイベントっていえば昔やってたガイナ祭って行ってみたかったなァ。
記事中の写真に声優の仙台エリが、白黒ですけどね(一部身内向けネタ)。
一番の問題は参加費が高額(今回は22000円)なのと、私がSFに詳しくないって事です(笑)。
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-2000 9 21-
暫く滞ってました。
そういえば本日、コンビニで全時代歴史コミック「牙門」なる雑誌が発売されていました。
この雑誌が化けたら面白いなぁとか思ったり。
■[今日の雑誌/コミックバーズ2000.10月号 ソニーマガジンズ]
先月号の予告通り、田島昭宇が登場。
ここ一年くらい田島昭宇の活動が活発で嬉しいかぎりです。
次は田島昭宇完全オリジナル新作マンガが読みたいなぁ、贅沢か。
バーズは最近頻繁に買うようになって来たのですが、何故か私好みの新連載が割と多いです。
私は昔の少々マニアックなイメージが強かったのですが、最近は正統派少年コミックのイメージが強くなった気がします。
9月号からグラビテーションでお馴染みの村上真紀「キミのうなじに乾杯!」が開始してます。
流血ハイテンションギャグとでも言いましょうかな内容です。
無意味にパンチラとかあってかなり大好きです(笑)。
やっぱグラビテーション描いてるだけあるわ(そういやグラビってWOWOWでアニメ化だそうな・・)。
10月号では藤原カムイ「H2O Image」が新連載。
不定期だった相川有の極楽丸も隔月ペースでの連載に落ち着きましたし。
なんとなく親しみやすいカワイイ系の絵柄が増えてきたように思います。
私的にはガオ・少年エース等のまさしく正統派、な方向性で行くのかなと感じます。
現時点で一番イメージが近いのはフラッパーだと思うのですが。
フラッパーもカワイイ系の絵柄が多くなってきたので。
何故か空想科学読本の柳田理科雄原作マンガが2本あるのも不思議なところではあります。
マンガは面白いのですが、空想科学読本はあんまり好きではなかったりします。
好きでないのは内容では無くて読者だったりするのですが。
現状で私がひとつ改善を希望するモノとしては4コママンガ。
あまりにもゆるくインパクトに欠ける4コマが多いです。
もっと個性的な毒電波系ギャグ4コマが有れば誌面全体がグッと引き締まると思うのですが。
田島昭宇イラストのQUOカードも欲しいからアンケートにそう書いとくかな。
ちょっと最近気になる作家がひとり、アクア・ステップ・アップの田嶋安恵。
2〜3年くらいまでは結構なエロマンガ家だったと思うのですが現在はマニア系少年コミックに落ち着いたようです。
画面はしっかり描いていたし、上手いとは思うのですがクセの強い絵柄だったのでこちらの業界には来ないと思っていました。
私の眼力もまだまだですか。
でもことごとく私の好きなエロマンガ誌系作家が電撃大王とかに引っ張られて行くのですよ・・・。
画力がしっかりしてる人を好きになってるだけって話でもありますけどね。
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-2000 9 14-
昨日の更新は日にちを間違えて14日更新にしてました。
学校が休みで頭がボケているのか?いや、モーニングが一日前に発売してたからかな?(笑)
■[今日の雑誌/コミックメガストア2000.10月号(コアマガジン) と MANGA絶対満足ZetuMan2000.10月号(笠倉出版)]
昨日、秋葉原に行ってきたのですが17日発売の雑誌がフライング売りしていたので購入。
やっぱり東京の本屋はイイですわ。
それでは何故上記2誌の紹介となったのか?
まずZetuManが4周年と共にB5中綴じからB5平綴じにリニューアルしました。
値段も中綴じ業界最高値だった380円から580円となりページ数もぐっと増えました。
そこでこの両誌を比べると明らかにZetuMan系作家がコミックメガストアに流れました。
榊原薫奈緒子・Ash横島・うおなてぴれん・美和美和(みわよしかず)・とかがコミメガに移動しましたね。
名物編集のMタンも編集後記に居るので、編集者ごとの移動ですか。
でZetuManのほうは今までの主力が抜けたのとページ数がアップしたのとで実に多方面から作家を集めてきた感じです。
多方面過ぎて全部書く気にになれないくらい(笑)。
更に両誌の作家の傾向を見るとコミックライズで活躍していた作家がとにかく目立ちます。
ライズとZetuManは編集プロダクションが同じコミックハウスなのでなんとなく移動してもおかしくはないですが、
コミメガはコアマガジンだけなのでもっと違った作家陣だと思ったのですが、かなりZetuMan系とライズ系が強くなっています。
ライズがこの前変な増刊を出していたのもここらへんの移動状況が原因なのかもしれませんね。
とにかく色々と大きな動きがあったようです。
何故そうなったか?というのが厳密にわからないのが少し寂しいところです。
もうひとつ言える事は、歴史が浅いエロマンガ誌がここ数年で軒並み平綴じに版型を買えていることです。
古いホットミルクとかも平綴じになりましたけど。
平綴じでの創刊も多いですし。
平綴じの形式はやっぱり業界のはやりなのでしょうか?
それとZetuManの読者ページのWEB版ができたようです>http://www.neweb.ne.jp/wd/zetsuman/
開始は15日からだそうです。
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-2000 9 13-
雑誌の相互比較ってしてる人達ってあんまり見かけないですよね。
と言うか自分以外では商業誌でライターをしているFAKE OFFICEの人達しか知らないのです。
この人達に影響はかなり受けたと思うのですが、向こうがあまりに熟練なので、殆ど後追い的評論しかできてない状態。
しかも思考の方向性までかなり似ているときたもんです。
私なりのオリジナリティある切り口を模索しつつ日々精進ですか〜。
■[今日の雑誌/近代麻雀オリジナル 2000.10月号 竹書房]
アフタヌーンで「僕らの流儀」を連載していた大武ユキが読み切り掲載、そして連載となり、
それがきっかけでここ数ヶ月買いつづけているのですが、近代麻雀系がかなり面白い事に気が付きました。
勿論マンガとしてだけではなく、雑誌としての面白さです。
私はオリジナルを購入しつつ近代麻雀を立読みしていたのですが、やはり有る程度分類ができます。
近代麻雀を定番の麻雀マンガ(まぁ竹書房だけしか出版してませんが)とすると
オリジナルのほうはかなりバラエティ色が強いです。
例えば押川雲太郎と本そういちの両作家は、どちらの雑誌にも連載(しかも世界がリンクしている)しているのですが、
近代麻雀の方はどちらかと言うとシリアス風味の強い作品を描いていますが、オリジナルではかなりギャグが強いです。
押川雲太郎の「ダイナマイトダンディ」は単なる暴力ギャグオンリーです(笑)。
本そういちの「赤の伝説」などは主人公の西さんと言う雀士のニックネームは「赤い彗星の西」です。
麻雀知ってる人ならすぐ気が付いたかも知れませんが麻雀で西は「シャー」と呼びます。
はい、ガンダムギャグです、しかもかなりどうしようもない(笑)。
しかしこんなギャグ要素はオリジナルのほんの一要素にしかすぎません。
本当に注目したいのはマンガ家を引っ張ってくる編集部の異様な力量です。
先に紹介した通り、アフタヌーンで連載していた大武ユキの読み切り、どんなツテで引っ張ってきたことやら。
今月10月号にはどうやらコンバットコミック系作家だった松田大秀というマンガ家に読み切りを掲載しています。
同人系では内野文吾が連載したり、月刊ジャンプ系の柴山薫、講談社モーニング系の安田弘之、等の読み切りなど
私が買い始めた数号でこの多方面ぶりです。
読み切りを描いている人の中では私が知らないだけの作家もかなりいると思いますし。
なにか異様なマンガ業界での顔の広さを感じずにはいられませんね。
あと声優・宮村優子のラジオ連動企画ページ「麻雀極め道!!」の連載も知ってる人は知ってるでしょう。
しかも今月号で宮村優子らと麻雀をしたのは藤島康介。
おまけに1ページ6コママンガも描いています。
うーん、ますます謎な雑誌だ。
今後もどこから作家を引っ張ってくるのが特に楽しみな雑誌です。
個人的に今月号で最終回となってしまった「まきの麻雀クラブ」が大好きでした(笑)。
今後はゴールドと増刊枠も視野にいれておきたいです。
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-2000 9 11-
あーサイン会もそこまで面白いネタになるような事ってないですね。
去年のコミックマスターJのサイン会は面白かったなぁ。
■[今日の雑誌別冊/志村貴子サイン会inとらのあな池袋店(2000.9.10)]
またしてもビーム作家のサイン会に行ってきました、
当日は13時くらいに池袋に到着、昼飯など食べて14時からのサイン会はゆっくり後から並ぶ事にしました。
待っている間などに並び列を眺めてみたのですが、以外に女性が少ない。
やはり女性に人気が有りそうだとは言ってもビーム読者は男が多いのですかね。
それともサイン会に来るのは男の方が多いって事でしょうか。
そして列に並びはじめてアンケートなどを書いて待ちました。
自分の番が回ってきて、目の前に志村貴子さんが。
あぁカワイらしいお嬢さんって感じですか?(笑、しかし心の中には鋭いナイフの様な気持ちが・・・)
今回のサイン会はO村さんとかが志村さんに対して気を回したのでしょうが、かなりぱっぱと進行していきました。
描いて欲しいキャラなどは指定できず、本人に伝えたい事などは少なめに〜などとサイン順手前で注意を促してました。
しかしこういうマンガのサイン会ってあまりにもネタになるような事が思いつかず、
適当に「この前敷居の住人テレカ当たりました〜」とか言ってその場は一瞬で終わってしまいました。
うぅ、おいしいコメント貰えなかった・・・(笑)。
O村さんやヒロポンもちょっと離れたところにいたので話し掛けることもできず、ちょっと残念。
でもまぁ楽しかったです。
次の機会があるのを期待しましょうかね。
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-2000 9 7-
ふーエロゲー誌については歴史に触れるともっと書く事山盛りになるなぁ。
次はゲーム雑誌のリサーチ行きたいけど、以外とゲーム雑誌って種類買ってなかったから詳しくないんです。
殆どファミ通と電撃で十分だったからなぁ。
もともと情報誌って言うのは変化が少ないからネタになるような事って少ないんだけど。
■[今日の雑誌/アフタヌーン2000.10月号 講談社]
今号はアフタヌーン恒例の全プレ。
私も若い頃はアフタヌーン10冊とか買って欲しいテレカ全て申し込んで足りしたものです。
今回は女神さまグッツのみなので個人的には見送りです(実際は金が・・・)。
今回の注目はやはり秋山晟の新連載「天の回廊」でしょう。
秋山晟と言えば木尾士目よりもアフタヌーンデビューが少し早かったのですが、何回か続き物の作品を発表したものの、
何故かぱったりと作品を載せなくなりました。
秋山晟と木尾士目を比較したのは単にデビュー時期が近く、同じ方向性を持つ作品を描いていて印象に残っていた為です。
あ、少しうろ覚えなのですが(木尾士目の初期で演劇やってるの無かったですか?これも秋山晟だったか?)。
あのパワーと後ろ向きな感情に溢れる学園モノを読んだ人はずっと連載しないのかと気にしていたのでは無いでしょうか?
肝心の新連載はというとあまりのスケール大きさに全く話が読めません(笑)。
もしかしたら今までの沈黙はこの作品の準備期間では無かったのか?と思わせるほど。
作品のテーマとしてはかなりのパワーを消費する「宗教モノ」ですから。
ここらへんの資料集めと煮詰めて行く作業は、想像するだけで大変そうです(ニライカナイも大変そう)。
あと絵が随分変わった印象を受けました。
前はざっくりとした線の黒い絵柄だったと思うのですが、今はあっさりしていてCG加工らしきものもしてますね。
次号から黒田硫黄の新連載開始、しかし何故茄子?(笑)、予告4コマが面白いです。
それとアメゾ・ザ・ボイスのなるたるの所に書いてあるのですが、あの稲留正義先生が新作を準備されているようです。
シーズン増刊でいきなりプリティーヨーガが復活していたのもなんとなく頷けると言うものです。
プリティーヨーガに続く新作のタイトルは「ブルマリオン」。
女子がブルマをはく話!!らしいです(笑)。
そして次号でデスコミ最終回、買い始めてからずっと続いてた作品だったのに・・・。
最後になげやりを読んで一言「竹熊さんうらやましぃ〜、いつか自分もあんなコレクションにフェフェフェ(笑)」。
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-2000 9 6-
エロゲー雑誌を多種購入の為、かなりの金欠気味になってきました。
週末のサイン会、極貧の状態で行く羽目になるやらならないやら・・・。
■[今日の雑誌特集/エロゲー専門雑誌の現状]
現在、エロゲー専門雑誌の種類がかなり多くなってきました。
しかもどの雑誌も安定した傾向があり、すぐに休刊しそうなイメージの雑誌は特にないです。
それらを全体的に傾向を洗い出して、レヴューしていきます。
現在発売されている雑誌は、
「パソコンパラダイス」「BugBug」「メガストア」「FaNTASIENNE」
「PC-ANGEL」「E-LOGIN」「Colorful PUREGIRL」「P-mate」の8誌。
多分これ以外には無いと思うのですが・・・(定期的な増刊系はいれてません)。
大きな括りとして大別すると、
・「BugBug」「メガストア」「PC-ANGEL」が古式ゆかしい伝統的なタイプ。
・「パソコンパラダイス」「FaNTASIENNE」「E-LOGIN」が古い雑誌と新しいビジュアル重視との中間タイプ。
・「Colorful PUREGIRL」「P-mate」がビジュアル重視タイプ。
これらの3タイプに分けられると思います。
まず始めにどれが一番面白くないか?と言ってしまえばE-LOGINです。
とにかくソフト紹介以外の読めるページが少ない。
伝統的なアスキー系のお便りコーナー(LETTERS伝言板形式)と福田有宵先生の占いと(笑)、イラストコーナー。
毎号の特集記事もボリューム少なし、まさにアスキーカタログ文化を象徴するような雑誌です。
アスキーと言うバックボーンがあるから続けていられるような雑誌に見えてしまいます。
もう少しなんとかならないのでしょうか(表紙の紙質も湿度ですぐ反っちゃうし・・・)。
古式な「BugBug」「メガストア」「PC-ANGEL」の3誌。
「パソコンパラダイス」も表紙のみビジュアル志向(ささきむつみイラスト)で、内容的には上記3誌と殆ど変わりません。
「FaNTASIENNE」は内容的にも古式とビジュアル志向の中間的な存在です(現在の表紙はぼよよんろっく氏)。
パソパラは業界最初のエロゲー専門誌として91年に創刊しました。
私は創刊号から数号購入していたのですが、記憶では93年くらいに創刊してたと思っていました。
ということは中学一年からこんな雑誌を購入してた事に・・・(笑)。
その後次々と創刊される専門誌群の中、パソパラのモザイク代わりのあのお宝マーク(笑)に嫌気が差して、
メガストアを長期に渡って購入するようになったんですけど。
メガストアは出版社が当時白夜書房と言って、もともとエロ本に強い出版社から創刊しました。
エロ本に強い出版社のバックボーンの所為だと思うのですが、専門誌の中では一番の混沌とした強いエロ度で、
他誌と大きなイメージの差を作ってきました(あの強烈なうめつゆきのり先生の表紙もその表れですか)。
その後出版社がコアマガジンと改名、そして現在のビジュアル志向の雑誌が盛り上がる中、エロ度が弱くなっている感じも。
そしてメガストアと一番比較したいのは「BugBug」。
メガストアはもともと当時のファミ通のデザインや構成を意図的に真似て作られてきました。
レヴューのページなどその一番の例です。
そしてBugBugはかなりデザイン、構成共にメガストアの影響を受けていると思います。
意図的なファミ通デザインのパロディなどは誌面の各所から読み取れますし、
しかしBugBugはこのパロディセンスがかなり良いと思います。
コラムページのタイトル「びしょゲーBros」にはかなり笑いました。
勿論BrosとはTV番組表雑誌のTVBrosの事なのは明白です。
このTVBrosと言うのは番組表はただのオマケで、コラムページがメインの変な雑誌です。
ここにコラムが載る事は結構なステータスでもあるらしいですし。
個人的にマミヤ狂四郎さんのコラムにはツボを突かれまくりました(2000.9月号のコラム)。
あとBugBugには最近特に活躍中のTAGROさんの好き勝手に描いているマンガが載っています。
これだけでもかなりポイント高いです。
特集記事の情報の良さにも目が光ります。
「FaNTASIENNE」は暫く読んでいなかったので詳しくは知らないのですが、知り合いから聞いた話によると、
ちょっと前に誌面の改革があったようです。
確かに昔は誌名が「FANTASIENNE」だったのが「FaNTASIENNE」になってます(Aが小文字になった)。
編集が総入れ替えになったようで、誌面は確実にピュアガールやP-mateを意識した作りだと思います。
これと言って大きなアピールポイントが見当たらないのが今後の課題でしょうか。
しかし誌面構成にはかなりの良さを感じます。
PC-ANGELに関してはあまり言う事が無いです、と言うか金が尽きて買えず、じっくり読めなかっただけです(笑)。
そして現在の主流、ビジュアル志向の「Colorful PUREGIRL」「P-mate」両誌。
現在一番売れているのは確実にピュアガールの方だと思います。
オタク方面の業界としての注目度も高いです。
二番手としてP-mateでしょうね。
P-mateは完全に表紙勝ちしていると思います。
門井亜矢のイラストと良い紙質(笑)、誌面デザインも良く、特集記事も卒が無い。
個人的にPC技術系の記事は好きですね(2000.10月号にてシステムリソースの効率を良くする特集をしています)。
ピュアガールはかなり落ち着いてきた感じです。
レヴューなどの質は勿論、コラムが面白い、そして意識しまくったデザイン。
これぞ完全なビジュアル志向だと言えるでしょう。
しかしこの雑誌にもひとつ薄い情報があります、それは業界の動きや関連イベントレポートなどの情報です。
意図的に取り上げていないのもあるでしょうが、もう少し取り上げても・・・と言った感じです。
この雑誌は多分皆が知っていると思うので今更言うほどの事も無いでしょう。
あと完全にネットCG絵師達の登竜門的存在になっています。
以上、こんな感じです。
かなり長くなってしまった・・・読んでくれるんだろうか?(笑)。
ちなみに私が常に「エロゲー雑誌」と書くのは現在の感動モノにうつつを抜かすクソ人口への抗議みたいなモノです。
けしてテクノポリス読者であった私が、徳間書店に操を立てているわけでは有りません(笑)。
(※「美少女ゲーム」と言う単語は徳間書店の登録商標です)
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-2000 9 1-
うーん、エロゲー雑誌、以外と面白いです。
しかし毎号全ての雑誌を買いつづけられる金が・・。
定価の相場が約750円ですからねぇ。
相対的なレヴューはまた明日以降で、まだ買ってないのが・・(メガストアとかP-mateとか)。
■[今日の雑誌/快楽天 星組 vol.13(快楽天2000.9月号増刊) ワニマガジン社]
ちょっと場繋ぎ的な更新なのですが、勘弁してください(笑)。
雑誌を買う量が多くても、それについて語りたい内容があるかは又別ですし。
星組ももう13号目になるんですね。
本誌快楽天と確実に住み分けが出来てきた感じです。
本誌では文学的風なエロ(エロ少なめ)、星組ではバカギャグエロ及び濃厚エロ、といったところです。
本誌は今年に入ってから、バカ系エロを確実に星組に移動して誌面のイメージを固定する方向へ向いているようです。
快楽天に対しての多くの読者が望んでいると思う方向性なので私は良しとしたいです。
その後ケアも星組で万全な体制ですし。
賞を取った新人の育成の場でもあるようです。
やはり今後もエロマンガのスタンダードとして君臨してきそうですか。
スタンダードは言い過ぎかも、でもコンビニ売りのアピール度は高いし。
それにしてもエロアニメビデオ紹介ページのタイトルが「エロモンアドベンチャー」って・・・(笑)。
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