文法 : 0 + 第1ハーフトーン + 第2ハーフトーン Arppegioは和音をシミュレートします。 1ラインの音を高速に3回切替え和音のように再生します。 大抵の音は雑音の様に聞えますが単調な音は和音ぽく聞えます。 例) C-1 1 -- 037 Tick1/3 : C−1を演奏します。 Tick2/3 : C−1+3音、つまりD#1を演奏します。 Tick3/3 : C−1+7音、つまりG−1を演奏します。 (注1)古くからのパソコンユーザーはMMLをご存知でしょう。 MMLでは「D−」は「D#」の意ですが、ここでは「D」になります。 (注2)TickについてはUTILITYの項を参照してください。 (注3)FT2のマニュアルでは「Apperigo」となっていますが「Arppegio」が正しい。
文法 : 1 + Speed 音を上昇させます(サンプルのピッチを上げる) 例) C-5 1 -- 103 : サンプルを1tickあたり3音上げます(D#) - - 1 -- 103 : サンプルを1tickあたり3音上げます(F#)
文法 : 2 + Speed 音を下降させます(サンプルのピッチを下げる) 例) C-5 1 -- 203 : サンプルを下げます(A) - - 1 -- 203 : サンプルをさらに下げます(F#)
文法 : Note + 3 + speed to bend the sample Or 3 + speed to bend the sample if command been used before in this channel. このコマンドは2つのノートを使うことにより、周波数を変化させます。 1ライン目のノートを演奏した後、2ライン目に指定されたノートの周波数 になるようにポルタメントをかけます。 例) D-6 1 -- 000 : D-6を演奏します C-5 1 -- 303 : サンプルを下げます(F#) --- 1 -- 3F0 : C-5を演奏します
文法 : 4 + Rate + Depth ビブラートをかけます。 E3コマンドを使うことによりビブラートの波形を変えることも出来ます。
文法 : 5 + Speed ポルタメントとボリュームスライドの効果が得られます。 スピードはボリュームスライドに使われます。
文法 : 6 + Speed ビブラートとボリュームスライドの効果が得られます。 スピードはボリュームスライドに使われます。
文法 : 7 + Rate + depth ボリュームに対しトレモロを加えます。
文法 : [Note] 8 + Panning position パン・ポジションを設定します。 例) C-5 1 --- 800 : 最も左にパンします --- 1 --- 8FF : 最も右にパンします C-5 1 --- 000 : パンをセンターに戻します
文法 : Note + 9 + Sample offset 音色サンプルの演奏開始位置を変更します。オフセット値を256倍した値になります。 64kb以下の制限があります。 例) C-5 1 --- 908 : サンプルが8bitの場合、2kb遅れた位置から再生します。
文法 : [NOTE] A + Slide speed + 0 Volumeslide up ボリュームを上昇させます。 例) C-5 1 --- C20 : ボリュームを&H20に設定します。 --- -- --- A10 : ボリュームを上げます。 文法 : [NOTE] A + 0 + Slide speed Volumeslide down ボリュームを下降させます。 例) C-5 1 --- C20 : ボリュームを&H20に設定します。 --- -- --- A01 : ボリュームを下げます。
文法 : B + Songposition 指定した番号のパターンを演奏します。
文法 : C + Volume ボリューム(音量)を設定します。 上限は&h40までです。 例) C-5 1 --- C40 : ボリュームを&h40に設定します --- -- --- C10 : ボリュームを&h10に変更します
文法 : D + Pattern position 次のパターンの指定位置に移ります。 例) --- -- --- D16 : 次のパターンの16番から演奏します。
FT2では使用しません。
文法 : E1 + Speed 音を上昇させます(サンプルのピッチを上げる)
文法 : E2 + Speed 音を下降させます(サンプルのピッチを下げる)
文法 : E3 + Status Status=1の時、最も近い半音にポルタメントします。
文法 : E4 + Type このコマンドはビブラートの波形を選択します。 0 … サイン波 1 … 三角波 2 … 方形波
文法 : E5 + Tune ノートと一緒に使うことにより音階の微調整ができる。
文法 : E6 + Count Countの値だけそのパターンを繰返し演奏する。
文法 : E7 + Type このコマンドはトレモロの波形を選択します。 0 … サイン波 1 … 三角波 2 … 方形波
文法 : E9 + Interval Intervalで指定した間隔でサンプルをリトリガ(先頭から再生し直す)します。
文法 : EA + Speed ボリュームを上げます。
文法 : EB + Speed ボリュームを下げます。
文法 : EC + Speed ノート(音)をカットします。
文法 : ED + Ticks 指定した数値だけ再生を遅らせます。
文法 : F + speed / tempo speedとtempoを設定します。 &h1〜&h20でspeedが変更され、&h20〜&hFFでtempo(BPM)が変更されます。 例) --- -- F03 : speedを3に設定します --- -- F40 : tempoを54BPMに変更します。
文法 : G + Volume 全チャンネルのボリュームを変更します。設定値は40までです。
文法 : H + Up speed + Down speed 全チャンネルのボリュームをスライドします。
文法 : L + Position エンベロープのポジションを変更します。
文法 : P + Right speed + Left speed パンのポジションをスライドさせます。
文法 : R + Interval + Volume change 拡張リトリガコマンドです。 Volume change: 0 = None 8 = Unused 1 = -1 9 = +1 2 = -2 A = +2 3 = -4 B = +4 4 = -8 C = +8 5 = -16 D = +16 6 = *2/3 E = *3/2 7 = *1/2 F = *2
文法 : T + On time + Off time Off timeで指定した期間、ボリュームを0にします。STMと互換です。
文法 : X1 + Speed ポルタメントアップします。
文法 : X2 + Speed ポルタメントダウンします。