SPACE銀河 Library

作:☆丸

病院での恥ずかしいお浣腸

明美は、少し緊張した面持ちで看板を眺めていた。そこには桑原医院という病院の名前が書かれている。その下には内科と列んで消化器科の文字があった。自宅と会社の間にある、小さな町の小さな病院。明美がこの病院を選んだのは、自宅近くや会社近くの病院にかかりたくなかったからだった。
「はぁ・・・・・」
明美は憂鬱そうな溜息をつく。だがその表情が、すぐに痛みに歪んだ。
「痛っ・・・・・」
下腹部に走る痛みは、便秘によるもの。子供の頃から便秘がちではあったが、最近の仕事の忙しさも手伝って、今回の便秘はかなり重かった。だが便秘という症状を、近場の病院で言うのが恥ずかしくて、明美はあえてこの病院を選んだのである。通勤時にこの病院の看板は、電車の中から見ていた。消化器科という文字がやけに気にかかり、覚えていたのである。だが、いざ来てみると、かかり慣れていないこともあって、思わず躊躇してしまっていた。そんな明美の下腹部を、鈍い痛みが襲ってくる。
「だ、だめ・・・つ、辛い・・・」
躊躇する気持ちよりも、早く楽になりたい気持ちが、下腹部の痛みで高まった明美は、ゆっくりと目の前の病院の中に入っていった。

受付を済ませ、待合室の椅子に座った明美は、病院の中を見回してみる。待合室には、明美しかいない。こぢんまりとした待合室は、シーンと静まりかえっている。そんな中に漂う、病院独特の匂い。明美は少し不安な気持ちに駆られた。だが、いまさら出て行くわけにもいかない。
「斉藤明美さん、どうぞ」
中年の看護婦が、すぐに明美の名前を呼んだ。
「あっ・・・は、はい・・・」
明美は待合室の椅子から立ち上がると、少し重い足取りで看護婦の元へと向かう。看護婦は明美が来るのを見て、診察室の扉を開けた。

「どうしましたか?」
診察室にいたのは、初老の医者だった。どこか温厚そうなその医者を見て、明美の不安は少しだけ和らぐ。
「あ、あの・・・お腹が痛くて・・・」
明美は便秘であるといきなりは言えず、取り敢えず腹痛の症状を医者に告げた。それを聞いて医者は、カルテに何やら書き込む。
「腹痛ですか。・・・お通じは、ありますか?」
「い、いいえ・・・」
「最後にお通じがあったのは?」
「・・・・・4日か・・・5日ぐらい前です」
明美は医者の問診に、少し頬を赤らめながら答えた。今のやり取りだけで、自分が便秘であることが医者にはわかってしまったと思うと、妙に気恥ずかしい。そんな明美に、初老の医者は、表情を変えずに告げた。
「おそらく便秘による腹痛でしょうね。触診しますので、そこのベッドに横になって下さい」
「は、はい・・・・・」
明美は言われるがままに、診察室のベッドに横たわる。
「お腹の具合を見ますので、服を上げて下さい」
初老の医者の言葉に従い、明美は服をまくり上げてお腹を露出させた。少し張りがあるのは、見た目にも明らかな感じである。
「随分と溜め込んでいるみたいですね」
初老の医者は苦笑混じりでそう呟いた。その言葉に明美の顔が真っ赤に染まっていく。
「すこし押しますけど・・・痛かったら言って下さい」
そう言うと医者は、ゆっくりと明美の腹部を押し始めた。
「んっ!い、痛っ!」
医者の手に力が加わった途端、明美の腹部にズンと重い痛みが走る。
「ふむ・・・これは重症だな」
医者は明美の声を、腹部を押していた手を離した。それでも明美の腹部には、鈍い痛みが残る。顔をしかめている明美を見て、初老に医師は触診をやめた。
「かなり重い便秘のようですね。処置をしましょう」
「しょ・・・処置って・・・?」
明美の疑問に答えず、医者は看護婦に何やら指示を与える。看護婦は何度かうなずくと、診察室の奥へと消えた。
「あ、あの・・・何を・・・?」
不安に駆られた明美は、さっきと同じ質問を医者に投げかける。すると医者はカルテに何やら書き込みながら、処置の説明を始めた。

「斉藤さんの場合、かなり重度の便秘症状のようなので、一旦それを出してしまいましょう」
「だ、出すって・・・」
「浣腸です。すぐに楽になりますよ」
「か、かんちょう・・・!?」
初老の医者の説明に、明美は思わず気が遠くなりそうになった。明美が病院に行くのを躊躇っていた原因の一つ。それが浣腸だった。病院で浣腸をされる。それだけは避けたかったのだが、初老の医者はそんな明美の気持ちに構わず、彼女を診察室の奥へ行くように促した。イヤです、とも言えない明美は、鈍い痛みが続く下腹部を押さえ、診察室の奥へと向かう。そこは処置室で、ベッドが一つ置いてあった。その横にはワゴンがあり、色々な道具が置かれている。
「それじゃあ、このベッドに横になって下さい」
初老の医者はそう言うと、処置室から出て行った。それと入れ替わるように看護婦が入ってくる。明美は不安を抱えながらも、医者に言われた通りにベッドに横たわろうとした。その時。
「あっ、スカートと下着は脱いで下さいね」
「えっ・・・」
看護婦のその言葉に、明美は思わずその場で凍り付く。下半身丸出しにしろと言われたら、普通の女性は恥ずかしさに固まるのは当然だった。だが、指示に従わないと、いつまで経っても終わらない。明美は意を決してスカートを脱ぎ、続いて下着も脱いで改めてベッドへと横たわった。
「斉藤さん。そのまま仰向けになって下さい」
「あ、仰向け・・・ですか?」
看護婦の指示に、明美は思わず聞き返す。そんな明美に看護婦は、表情を変えずに告げた。
「そうですよ。仰向けになって、足を抱えるような格好をして下さい」
「ええっ!?」
あまりにも恥ずかしい格好を指示され、明美は驚きの声を上げてしまう。だが看護婦は構うことなく、淡々と浣腸の準備を進めていた。明美は困惑しながらも、言われた通りに格好をする。
「は・・恥ずかしい・・こんな格好・・・・・」
まるで赤ん坊がオムツを替える時のような格好に、明美の顔は耳まで真っ赤に染まった。それでも看護婦は、あくまでも事務的に作業を進めていく。明美の秘部をガーゼで覆い隠し、その後で看護婦が用意したのは、ガラス製の注射器のような物だった。それを見た明美は、顔から血の気が引いていくのを感じる。
「そ、それ・・・するんですか・・・?」
「そうですよ」
青ざめた顔をしている明美に、看護婦は涼しい顔でそう答えた。そしてその注射器に、薬液を満たしていく。

「それじゃあ・・・100ccほど注入しますから」
相変わらず涼しい顔をしながら、看護婦はワセリンを手に取り明美のお尻に塗りたくり始めた。「やっ・・・あっ・・・・・」
他人にお尻の穴を触られ、明美の顔は真っ赤に染まる。こんな恥ずかしい目に遭うなら、病院なんかに来るんじゃなかったと、明美は何度も心の中で後悔の言葉を呟いた。だが、この状況では、もうされるがままになるしかない。
恥ずかしさを堪えるように唇を噛みしめる明美に、ついに浣腸の時間が訪れた。ワセリンを塗りおえた看護婦が、明美のお尻へと薬液を満たしたガラス製の注射器を近づけていく。
「ゆっくり息をして下さい。それじゃあ・・・入りますよ」
看護婦の言葉に、明美は思わず緊張した。思わずキュッと窄まったお尻の穴に、冷たいガラスがゆっくりと押し込まれてくる。
「あっ・・ああっ・・・・・」
普段出すことしかない場所へ挿入される感触に、明美の口からは自然と声が漏れてしまう。つんとした、今までに感じたことのない感覚は、むず痒いような刺激を明美に与えた。
「これから入りますからね」
看護婦は明美にそう告げると、ガラス製の浣腸器のシリンダーをゆっくりと押し込み始めた。
「くっ・・・んんんっ・・・・・入って・・・くる・・・」
ちゅるちゅると注がれる薬液に、明美は思わずブルッと震える。だが看護婦か事務的に、浣腸器のシリンダーをゆっくりと押し込んでいった。ガラスが擦れるイヤな音に、明美の不安はどんどん大きくなっていく。
「・・・・・んっ・・・んんっ」
腸内に流し込まれる薬液の感触に、明美は思わず声を漏らす。初めての感触に戸惑いはあるが、想像していた程の不快感は無かった。
「もう少しで全部入りますからね」
看護婦はどう言いながら、ガラス製の浣腸器のシリンダーを押し込み続ける。徐々にではあるが、明美の下腹部に張りが感じられてきた。だが、まだ排泄感は沸き上がってこない。
「・・・・・はい、これでお終いですよ」
全ての薬液を注ぎ終えた看護婦は、明美のお尻の穴からゆっくりとガラスの浣腸器を引き抜いた。
「あっ・・・」
抜かれた瞬間に明美のお尻の穴から、注がれたばかりの薬液が少し漏れる。だが看護婦は、あまり気にした様子もなくに、ワゴンの上にあったガーゼでそれを拭き取った。
「お浣腸は終わりましたから、下着とスカートを履いてもいいですよ」
「は・・はい・・・・・」
明美は恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、そそくさと下着とスカートを身に着ける。その間看護婦は、明美に施した浣腸を無造作にワゴンの上へと乗せた。それが目に止まった明美は、改めて自分がされた浣腸の大きさに驚いてしまう。あんなに大きな注射器の中身が、お尻に注がれたと思うと、鳥肌が立ってきた。その瞬間、急に明美の下腹部が、低い音を立て始める。
「んっ!くっ・・ううっ・・・・・」
突然襲ってきた排泄衝動に、明美は思わず顔をしかめ、ゴロゴロとなるお腹を押さえた。とっさに周りを見回すが、当然ながらここにはトイレは無い。
「あ、あの・・・お、おトイレに・・・」
苦しそうな声でそう尋ねた明美だが、看護婦はただ首を横に振る。
「まだ、ダメですよ。もう少し我慢して下さい」
「そ、そんな・・・・・」
看護婦の言葉に、明美は絶望感のようなものを感じた。そうしている間にも、下腹部はゴロゴロと音を立て、お尻の穴がヒクヒクとしてしまう。
「あっ・・・くっ・・ううっ・・・・・」
排泄感はまるで波のようで、ピークがやってきては引いていき、そしてまた押し寄せてくる感じだった。しかもそれは、だんだん強まってくる。明美の全身からは脂汗が吹き出し、身体が小刻みに震えだした。
「・・・・・も・・もう・・我慢できません・・・お、おトイレは・・・ど、どこ・・・ですか?」
呻くようにそう呟いた明美を見て、看護婦は「仕方ないわねぇ」とでも言わん顔をする。
「そこのドアを出て、右の突き当たりがトイレです」
看護婦の説明を聞いた明美は、おぼつかない足取りでドアへと向かった。
「うっ・・ううっ・・・・・」
一歩一歩の歩みが、下腹部に刺激を与えてくる。そのたびに排泄感が衝撃のようにお尻へと襲いかかってきた。
「あっ・・・も、漏れちゃう・・・も、漏れちゃう・・・・・」
もしこのまま漏らせば、下着もスカートもうんちで汚れてしまう。そうなったら、どうやって帰ればいいのだろう?そんな不安を感じながらも、明美は必死にトイレを目指した。ドアから廊下に出て右を見る。そこにはトイレのマークがあった。

明美はガクガクと震える足を動かし、今にも開いてしまいそうなお尻の穴を引き締めながら、何とかトイレまで辿り着く。
「あっ・・・うぅぅ・・・」
トイレに入った明美は、一番近くの個室のドアを開けながら、もどかしげな感じで下着を脱いだ。和式のトイレをまたいで腰を落とすと同時に、限界を迎えていた明美のお尻の穴は、大きく広がっていく。最初に勢いよく出たのは、注入された浣腸液だった。ぶしゃぁぁ!という音を立ててお尻から噴き出す液体は、茶色く染まっている。
「あっ・・ああっ・・・ああぁぁぁ・・・・・」
開放感を感じると同時に、明美はお尻で鳴る派手な音に恥ずかしさを感じた。
「くっ・・・ううっ・・・」
羞恥に顔を赤らめながらも、明美はトイレにしゃがみ込んだまま息む。少しは柔らかくなったとはいえ、便秘だった明美のうんちは硬く、お尻の穴を目一杯に広げながらポトポトと便器の中へと落ちた。
「くっ・・・んんんっ・・・・・」
4、5日ぶりに排泄するうんちは、生々しい感触をお尻の穴に残す。まるでお尻の穴が捲れ返ってしまっているんじゃないかと思えるほど、明美の排泄は激しいものだった。ぶちゅ・・・ぶりゅ・・ぶぷぷぅ・・・と、大きな音を立てながら、明美のお尻の穴から茶色い固まりが止めどなく便器の中へと落ちていく。その時、不意にドアの向こうから看護婦が声をかけてきた。
「斉藤さん、出した物は流さないで下さいね。先生が便の状態を確認しますから」
「そ、そんな・・・」
看護婦の言葉に明美はクラクラしてしまう。浣腸されて排便させられた挙げ句、排泄した物まで見られるとは・・・。あまりの羞恥に気が遠くなりそうになりながら、明美はトイレットペーパーでヒクヒクと蠢くお尻の穴を何度も何度も拭き取った。

浣腸のお陰で下腹部の痛みは取れたものの、明美は想像を絶する羞恥を味わい、泣きそうになりながら病院を後にする。
「こんな恥ずかしい思い・・・もう二度とイヤ・・・」
そう呟きながら明美は、足早に駅へと向かって行った。

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