◆第3話「決勝!父ちゃんは帝王!?」2
脚本(山口亮太)、絵コンテ(榎本明弘)、演出(川崎逸郎)、作画監督(関口可奈味)、総作画監督(守岡英行)

というわけで今回は、富士山の裾野で世界大会が始まるって話。
そこそこ面白かった。
やっぱ、これってTVアニメ向きだなあ。
こういうバトルものの面白さっていうは、そのバトル内での駆け引きと、そこから生み出される熱いドラマであって、1話まるごと使ったり、長いスパンによって語られるものである。
やはりOVA方式のたったの数話では、それが表現されきれてないな・・っていうか詰め込み過ぎで散漫。
メロディハニーとれいらの存在意義とか、まったくなかったしな・・つうか恐竜いらねえだろ・・なぜハニーと音ゲー対決させないのだ?
あと、作画は流石に良いけど、演出のテンポも悪い目で、ギャグも滑りぎみ。
それと、本物のゲームソフトを使ってるのは良いとは思うけど、それがゆえに「ゲーム的描写」の制約がありまくっていて、バトルの面白さがほとんどない。
必殺技も、正直燃えないしねえ。
バトルもんの面白さは必殺技にあるというのに。
やっぱOVAではなく、TV向きだな、これは。
ネタはいいと思うので、2クールか4クールでTVアニメにすることをキボンヌ。
メダロットで、あれだけ燃えて笑えるバトルを展開させていた山口亮太とは思えない感じだなあ。
あ、監督は復活の今川秦宏でよろしく(笑)
で、次回はふぶきのオヤジ登場?
なんか次回最終回らしい・・やっぱ詰め込み過ぎだな・・。


◆第2話「盗まれたPP(パッションパンティ)」4
脚本(山口亮太)、絵コンテ(ムトウユージ)、演出(成田歳法)、作画監督(安藤正浩)、総作画監督(守岡英行)、総作画監督補佐(伊藤良明)

今回からOP付き・・テンポが良くてなかなかいいなあ。
というわけで今回は、特訓をしに地獄河原へと来たふぶきはパッションパンティをギュラシック団に盗まれる。
そしてちづると、再戦するって話。
うむ、なかなか面白かった。
今回は、温泉ネタにノーパンネタのお色気、そしてちづるとの再戦もド派手で長く、良かった。
まあやはり少々詰め込み過ぎな感じもあったが、このぐらいのバランスなら妥当であろう。
そいやメロディ・ハニー(豊口めぐみ)って、七人のナナにも出てたな。
あと、今回はかの安藤正浩作監であったが、その悪い特徴である絵柄の変化はなく、良い特徴である動きの良さだけあったな。
で、次回は恐竜登場?


◆第1話「ふぶき爆誕」3
脚本(山口亮太)、絵コンテ(ムトウユージ)、演出(成田歳法)、作画監督(守岡英行)、作画監督補(伊藤良明、浜津武広)

というわけで、吉崎観音原作の「アーケードゲーマーふぶき」がアニメ化。
アニメ制作はシャフト、監督はムトウユージ(コレクターユイ)、キャラクターデザインは守岡英行、シリーズ構成は山口亮太(カニパン、メダロット)、といったスタッフ構成。
で、今回はアーケードゲーマー桜ヶ咲ふぶき(野川さくら)が、ギュラシック団の四天王がひとり十文字(浅川悠)と戦い敗れるって話。
まあまあ面白かった。
ビデオアニメなので作画はなかなかいいのだが、やはりテレビアニメとは違い話数がないせいか、展開や演出作画のテンポが若干早回しで、テレビアニメ慣れしている自分には若干違和感があるな、やはり。
できれば、もっとキャラの掘り下げが欲しいし、なんといっても売りであろうゲームのバトルシーンに尺が欲しい。
ホントに「一撃でクリアー!」されるとやはり困る(苦笑)
バトルものの面白さは、やはりそのバトル内での駆け引きや、心の葛藤とかだったりするからねえ。
しかも、今回は負けて終わりだったので、カタルシスも若干低めだし。
あと、お約束の「必殺技」は、もっと派手な感じが良かったしねえ。
つうか、やはり「炎のコマ」を使って欲しかったところ(笑)
まあ、かの「ゲームセンターあらし」のモノホンが初っ端に出たり、モノホンの往年の懐かしゲームである「クレイジークライマー」や「テトリス」、「ファンタジーゾーン」を使ったりしてたのは良かったけどねえ。
吉崎観音の絵柄もきちんと表現されていたのもいいし。
まあビデオアニメだから仕方がないとはいえ、詰め込み過ぎ内容だな、ちょっと。
テレビアニメとして見てみたいわな、やっぱ。
この作品どっちかっていうと、ビデオアニメ的な作画の良さより、尺を使ったテレビアニメ的なキャラの魅力や、バトルの駆け引きや派手さで見せる方が面白そうだしねえ(原案であろう「ゲームセンターあらし」や「ファミコンロッキー」もそうだった)
まあパンチラあるからテレ東は難しいかもしれないけど(笑)
今現在、吉崎キャラデザの作品「七人のナナ」をやっておられる往年の今川演出でやると面白いかもねえ。
で、次回は湯煙での戦い。
最後の「おことわり」が笑えるなあ・・わかってるっつうの・・っつうか、今時あんな懐かしゲーやるヤツいないって(笑)


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