◆おとぎ銃士赤ずきん

封印の鍵の力を持つ少年と、おとぎの国の少女達が織り成す二つの世界の物語―――

■公式サイト  
http://www.konami.jp/visual/akazukin/ http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/akazukin/

■STAFF
原案:熊坂省吾(株式会社コナミデジタルエンタテインメント)
キャラクター原案:つくしあきひと
監 督:石山タカ明 脚本:柿原優子/竹内利光/広田光毅
キャラクターデザイン:田崎聡/小原充  音響監督:たなかかずや
音楽: 増田俊郎
アニメーション制作:マッドハウス
製 作:株式会社コナミデジタルエンタテインメント
    テレビ東京  読売広告社 マッドハウス ジェネオンエンタテインメント

■CAST
赤ずきん        田村ゆかり
白雪姫         立野香菜子
いばら姫        沢城みゆき
鈴風草太        くまいもとこ
ヴァル          檜山修之
木ノ下りんご      釘宮理恵
フェレナンド王     田坂秀樹
ハーメルン       野島健児
ヘンゼル        平川大輔    グレーテル/キュピ  矢作紗友里
トゥルーデ       清水香里
ランダージョ       小林晃子    アレクトール      杉田智和
カーネ          斎藤千和    エセル          安元洋貴
ジェド           森川智之    ラルゴ         川平慶久
バステライ       黒田 崇矢
サンドリヨン       渡辺美佐
鈴風小夜        皆口裕子    鈴風純太朗       木村雅史

■主題歌
OP 童話迷宮  歌:田村ゆかり   ED clover  作詞、作編曲、歌:marhy


◆第25話「ちいさなお姫さま」4
脚本(竹内利光)、絵コンテ・演出(吉本毅)、作画監督(藤原未来夫)

可愛い〜!
というわけで今回は、魔法のクシの影響で白雪が子供になるって話。
白雪を子供にするという直球ネタでありながらも、コメディ描写で笑わせたり、白雪の過去話を絡めたり、最後は3人の友情で落としたり、ついでにサンドリヨン絡みの伏線も張ったりと非常にバランスの取れた構成であり、なかなかに面白かった。
なにより、赤ずきん達じゃないけども、子供白雪の舌ったらずなわがままお姫様っぷりは撃滅な可愛さであった。
グレーテルを「エプロン女」呼ばわりするとこも、爆笑だったし。
つうか、あのメンバーで白雪が抜けると、「元に戻そう」っつう発想が出るヤツが誰もいないのな(笑)・・「結界」のことといい、なんだかんだと、縁の下の力持ちであった白雪の重要性を認識した。
そいや、白雪はやはり童話の「白雪姫」と同じく悪い継母が絡んでくるとこは一緒なのね・・でも、ハイホーハイホーな「七人の小人」はスポイルされたのかな?
しかし、白雪もいばらも「姫」ネタだったわけだけども、まだ過去話やってない赤ずきんはどうなるのだろうか?
あと、今回から新OPに変更・・まあ、可もなく不可もなくってとこかな。
で次回は、vs黒雪姫!・・つ、ついに本性が!(笑)


◆第24話「草太のおかあさん」3
脚本(広田光殻)、絵コンテ・演出(ヤマトナオミチ)、作画監督(阿部弘樹)

というわけで今回は、草太の前に母が突如現れるって話。
サンドリヨンが鏡を使った偽物ネタであり、ベタではあったがバランスもよくなかなか良かった。
まあ、ちと赤ずきん達が引き下がるの早過ぎとも感じはしたが、そういうのにしつこそうな白雪はクリティカルな「性格悪い」発言で撃沈だったし(笑)、いつもは大物ぶりを発揮する草太も母親ネタにだけは弱いと考えたら、ありな展開ではあったかな。
あと、裏表なんかやっぱねえぜの赤ずきんやら、怒り爆発の決めシーンにりんごが入ってる小技ぶりもいい感じであった。
まあしかし、ヴァルの突っ込みぶりはホントに的確であり、いつも楽しくてアレはいいよなあ。
もしかしたら檜山修之さんのアドリブぶりもあったり、それが脚本に反映されてるのかもしれないなあ。
で次回は、白雪が子供になるって話・・白雪にもあんな純真な頃が、ってネタにぜひして欲しい(笑)


◆第23話「ガラスのくつ」3
脚本(柿原優子)、絵コンテ(石山タカアキ)、演出(洪憲杓、秋山朋子)、作画監督(Choi young hee、Jung gee hee)

というわけで今回は、ガラスの靴を拾ったりんごが河に流されるって話。
またまたサンドリヨン関連の重要ネタが描かれた今回。
多分、幼サンドリヨンであろう少女の名前はマレーンで決定の模様。
作画は大陸作画であんまりではあったが、マレーンは結構可愛く描かれていてよかった。
あと柿原優子脚本だと、なんだか微妙にグレーテルが活躍することが多いのか、今回もアレで隠れてるつもりになってるグレーテルのアホの子ぶりが可愛くてえがった。
で次回は、草太の母親の話・・次回予告のグレーテルもイけてていいな(笑)


◆第22話「花嫁はラプンツェル」4
脚本(柿原優子)、絵コンテ(今掛勇)、演出(中村近世)、作画監督(武内啓)

というわけで今回は、もうすぐ結婚をする塔に住む少女・ラプンツェル(矢島晶子)と出会う赤ずきん達って話。
童話のラプンツェルを題材にしたお話であり、ドラゴンボールの「カリン塔」臭い(笑)物見の塔やら、髪を自在に操る気立てのいい少女・ラプンツェルやら、それを絡めた結婚ネタなど、なかなかにキャッチーなネタでバランスのいい話でなかなか良かった。
それぞれのキャラの立てっぷりもいい感じで、柿原優子脚本はやはり頭ひとつ上手い感じがあるなあ。
作画的にもロングはいつもながら崩れ気味だがアップは綺麗で、特にゲストキャラのラプンツェルの可愛さぶりは素晴らしかった。

で次回は、ガラスの靴の話。


◆ 第21話「フェレナンドの贈り物」3
脚本(広田光殻)、絵コンテ・演出(大西景介)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、パイルムーンという年に一度の天体ショーを見る赤ずきん達に、ランダージョが襲いかかるって話。
ああ・・やっぱ飯飼一幸の作監は、キャラデザの準拠率、線の整い具合ぷにぷに感、でもってコロコロとよく動く躍動感ある作画と、この作品自体との親和率も高く一番バランスがいいなあ。
今回も、それぞれのキャラの可愛らしい表情や仕草と同時に、ゴムまり人形のごとくコロコロ動くとこはいい感じで、なかなかによかった。
あと、「パイルムーン」や「天空の湖」などのファンタジーギミックなとこで異世界感を出したり、新変身による「巨大な力への戸惑い」を見せる赤ずきんの葛藤とかの、押さえるとこはきっちり押さえてる話作りも手堅い感じで、これもよかった。
そいや、久々にグレーテールが登場・・いつもながらのヘタレ臭さはなかなかに満足であった(笑)
で次回は、ラプンツェル登場・・なんか、次回も作画がよさげで楽しみである。


◆第20話「プリンセス赤ずきん」3
脚本(竹内利光)、絵コンテ(山田勝)、演出(ヤマトナオミチ)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、七賢者の一人・サルタンに「究極の魔法」を教わる赤ずきん達って話。
ってなわけで、ついに赤ずきんがお約束の大変身。
今回は赤ずきんだけが変身だったけども、そのうち白雪もいばらも変身するのかな。
しかし、赤ずきんはいいとしても、白雪もいばらも元々姫(プリンセス)なわけだし、「プリンセスモード」になるのはちょっと変な気がしないでもない。
まあそれはそれとして、「地水火風」の魔法設定とか、その辺は以外にしっかりしてそうで、そこんとこはなんか良かった。
多分、四葉騎士団の「四葉」も、四大エレメンタルに準拠してるんだろうな。
で次回は、フェレナンドの贈り物・・やはり、次回予告は一番面白いな(笑)


◆第19話「ムーンライトじゅ〜すぅぃ〜」3
脚本(広田光殻)、絵コンテ・演出(吉田泰三)、作画監督(三井寿)

というわけで今回は、怪物に怪我をおわされたヴァルが寝込むって話。
久々のライカンスロープ(獣人族)である、ジェド達が再登場。
相変わらずの「なんか作品違うぜ!」って感じのドシリアスぶりが全開であり、それぞれの善意がゆえの行動とはいえ、「うかつ」さがゆえにズルズルと事態が悪くなるとこもなんだか尻座りも悪くて、いまいち話に乗り切れない感じであったなあ。
ライカンスロープ絡むと、いつものヴァルのツッコミぶりがなくなるんだもんなあ。
で次回は、赤ずきんが変身。


◆第18話「うたう三銃士」4
脚本(竹内利光)、絵コンテ(石山タカ明)、演出(吉本毅)、作画監督(藤原未来夫)

というわけで今回は、ブレーメン遊撃隊が草太たちを急襲って話。
結構気に入っていたブレーメン遊撃隊が、久々再登場。
しかもお約束のキャラソン販促も兼ねた「歌合戦」ネタであり、スチャラカなブレーメン遊撃隊を主体にしてのコミカルな展開と歌いまくりな三銃士に加えて、ヘタレさを見せるハーメルンに若本規夫演じるパンプキングも絡んでのテンションの高い話であり、なかなかに楽しい話であった。
作画自体も比較的良好であり、なにより「ミュージッククリップ風」の三銃士の歌唱シーンは出来もほどよく、結構ちゃんと作ってたのも良かった。
そもそも、自分はこういう番外的な「歌合戦」ネタって好きなんだよなあ・・もちろんCDも出るしな(笑)
あと、オチのオチにグレーテルを持ってくる辺りも「わかってる感」があり締め方も素晴らしかった・・弱いものには強いグレ子・・だが、そこが好きだ(笑)
で次回は、月光重視。


◆第17話「灰の降る町」3
脚本(柿原優子)、絵コンテ(石山タカ明)、演出(長岡義孝)、作画監督(阿部弘樹)

というわけで今回は、灰の降る町へとやってきた草太たちは、ある鳥からおとぎ話を聞かされるって話。
しょっぱなのりんごの友人達のシーンの作画がいい感じだったので期待をしたのだが、本編の内容はいつも以上に止め絵を使ったかなりもったりした画面作りで、正直タルかった。絵コンテは監督である石山タカ明、自らだっつうのに・・。
まあそれはそれとして、演出作画的にはもったり気味ではあったが、話としては今後の伏線ともなる重要な回であり、その辺は興味深く見れた。
あの桑島法子演じる謎の少女は・・灰かぶり=シンデレラ=サンドリヨン・・って感じみたいなのだな。
とするとサンドリヨンの目的は、「ふたつの世界をひとつにすること」なのだろうか・・その辺のところはなかなか面白くなりそうで期待である。
あと、いつものように律義に「汚れていたのは私たちの心かもしれないね・・」みたいな子供アニメ的ないいセリフも入れたりするとこはやっぱりいいね。
やっぱ、掃除は大事だよねえ・・(笑)
つうか、草太の野郎はあの後赤ずきんやりんごと一緒に風呂に入ったのだろうか?・・ヤツならやりかねんな(笑)
で次回は、うたう三銃士。


◆第16話「いばら姫とクローバー」3
脚本()、絵コンテ()、演出()、作画監督()

というわけで今回は、いばら姫の故郷へとやってくる草太たちって話。
相変わらず、作画はちと海外丸投げでヘタレ気味ではあったが、思いの外話はいい感じだった。
どうにもこうにも「田舎臭い」感じのエルフ族ってのがまず笑えて良かったし、いばらのクローバーを絡めた過去話と「四枚目の葉っぱ」は心の中にあるという「いい話」っぷりはほどよくいい出来で、いつものようなチグハグなとこもなくて脚本がよかった。
やっぱこのアニメ、細かい描きこみがつたないとこもあるが、ネタは結構いいもんなあ。
赤ずきんや白雪のキャラ話なんかも、ちょっと期待したいところ。


◆第15話「トゥルーデの迷宮」3
脚本(竹内利光)、絵コンテ(石平信司)、演出(大西景介)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、魔女・トゥルーデによって人形に変えられてしまう草太達って話。
サンドリヨン軍最強の魔女・トゥルーデ登場。
相変わらず、
「扉を開ける前に諦めちゃ駄目だ」
みたいな子供向けっぽいテーマを律義に毎回取り入れてるとこは、やっぱいい感じ。
あと今回は飯飼一幸作監で、コロコロしたラインをほどよく動かすバランス感はやっぱ一番いい感じだなあ・・この作品にあってるし。
で次回は、いばらの故郷でのお話。
あと、今回から早くもEDが変更・・前のが好きだったのだが、三銃士が歌うキャラソン的なコレも悪くはない感じ。


◆第14話「おかしな森の記憶」4
脚本(柿原優子)、絵コンテ(平田豊)、演出(飯村正之)、作画監督(服部憲知)

・・グレーテル、かわえええええええ!
というわけで今回は、おかしな森へと迷い込んだ草太達はグレーテルから取引を持ちかけられるって話。
つうわけで、やっとでのグレーテルの掘り下げ回。
いつもはツンツンへたれっぷりを見せる女の子が、一転してしおらしいブラコンぶりを見せつけることでのこの落差は破壊力抜群であり、グレーテルの魅力が炸裂しまくっていた。
いつもはちとヘタレ気味の作画も、服部憲知の作画でなかなかに整っていて綺麗であり、特にしおらしさ全開のグレーテルの表情の変化が丁寧に描かれていて、非常によかった。
話の方も、ヘンゼルの事を疑ってるわりにあっさり草太達の事を喋ってしまうグレーテルがうかつすぎるとかあったが(いや・・そこがグレーテルらしいっちゃ、グレーテルらしのだが)、基本は「兄を想う妹の想い」ってのが貫かれていたり、前回の話を受けての「信じること」という流れで落としたり、なにげに含蓄あることを言う森の大木の言葉を絡めたりと、バランスもよかった。
柿原優子さんの脚本はキャラの魅力を結構引き出してりして、このアニメの脚本メンバーだと一番上手い感じだなあ・・今後もちょっと期待。
あと、どうでもいいツッコミなのだが、りんごだけ寝方が変なのには笑った・・なんで、りんごだけ「直立うつぶせ」で寝てるんだよ!・・死体かよ!!(笑)
まあそんな感じで、グレーテルはそのうち仲間になりそうで、ちょっと期待です。
で次回は、トゥルーデ登場。


◆第13話「サラマンドラの村」3
脚本(竹内利光)、絵コンテ・演出(吉本毅)、作画監督(藤原未来夫)

というわけで今回は、サラマンドラという偶像を崇拝する村に着く草太達って話。
土曜の朝っぱらから、一応は子供向けアニメで「偶像崇拝」ネタをやる気概が素晴らしかった(笑)
ゆかな演じるカテジナの微妙な言動やら、村人の微妙な踊りやらがあいまって、ちょっとだけ異様な空気があったのは面白かったな。
テーマとして「信じること」で落とす辺りやら、おとぎ話はなんらかの因果があって語られてるってところのネタとかは結構いいんだけども、1話完結のためか相変わらず村人とかの心変わりがハイスピード過ぎたりせいで、いまいち感情移入できずに薄っぺらく感じるとこはもったいないなあ。
このアニメ各話のネタは悪くないと思うんだけど、どうにも詰めが甘いというか、展開とかは雑なとこがあるからなあ・・まあ、わかりやすくはあるけど。
あと今回は、グレーテル関連でダイナミックなカットがあったりして、アクションにちょっと迫力があったのは良かった。
やっぱ、大剣持った女の子がピョンピョン跳びはねてアクションしたりすると張りがあって格好良くていいなあ。
グレーテルもお約束で最後は「逃げ敗退」する辺りも、実にグレーテルらしくてグレーテル好きとしては満足であった(笑)
で次回は、グレーテルが主役っぽい?・・楽しみだな。


◆第12話「地下室の秘密」3
脚本(広田光毅)、絵コンテ(吉田泰三)、演出(又野弘道)、作画監督(三井寿)

というわけで今回は、ある町に立ち寄った草太達は地下室のバケモノに出会うって話。
新たなる勢力である、ライカン・・獣人族のジェド(森川智之)達が登場。
お気楽ごく楽なコメディタッチな赤ずきんチームと比して、どシリアス全開なライカンチームはなんだか別番組のキャラのようで、その落差はなんだか笑えた。
まあ実際は、そんなシリアスな展開もあるであろう世界観ではあるので、この展開もおかしくはないのだろうが、やっぱあまりに落差がありすぎで違和感あったなあ。
とりあえず今後はヴァルとの絡みもあるであろうし、その辺はちょっと期待かな。
あと、今回はバトルの方も「敵の特性を見抜いて逆転」って感じの、ロボアニメとかではお馴染みの王道展開がいい感じで良かった。
しかし、いつもながらというか作画方面は低調気味でいまいち迫力に欠けたのはもったいないところではあったなあ。
で次回は、もしかしてグレーテル大活躍?・・なわけはないわな(笑)


◆第11話「草太と恋する魔法使い」3
脚本(柿原優子)、絵コンテ(水本葉月)、演出(秋山朋子)、作画監督(阿部弘樹)

というわけで今回は、魔法学校へとやって来た草太達は急遽、劇に参加することになるって話。
ってなわけで、りんごの話・・いつもながら、作画方面はなかなかに低調気味だなあ。
話の方も、生徒の一人が出れないだけなのになぜか草太達数人が出ることになったりと強引極まりない展開だったりはしたんだけど、ツンデレ「だゾ」娘であるりんごを中心にしてのコメディタッチなちょっといい話な内容のおかげか、それほど気にはならずなかなか楽しめるものはあった。
最後のりんごのドボン落ちやら、ヴァルの程ほどよいツッコミも笑えたのもよかった。
それにしても、やっぱり白雪は半分冗談で草太にちょっかい出してたのか。
黒い・・名前は白いのに黒いな、白雪は(笑)
で次回は、地下室の秘密・・つうか、次回予告の漫才ぶりはやはり面白くて楽しいな(笑)


◆第10話「千年の友達」3
脚本(広田光毅)、絵コンテ(平田豊)、演出(洪憲杓)、作画監督(Choi young hee、Jung gee hee、水野知己)


というわけで今回は、「千年蕾」という花を育てる村にやってくる草太達って話。
いばらと千年蕾という花を絡めた、またまたちょっといい話。
またまたちょっといい話なのはいいんだけど、相変わらず村人の心変わりっぷりがハイスピード過ぎ(笑)
まあ尺もないし、千年蕾を愛するリリ(松岡由貴)との対比にするためにああいう展開にならざるおえないんだろうけど、村人の変心ぶりに「溜め」がないんで、ちょっと話についてけない感があるなあ・・まあ、わかりやすくはあるんだけども。
それはそれとして、いばらのネムネム状態は実は、「強すぎる力を押さえるためかもしれない」ってネタは、なかなか格好良くいいね。
三銃士メンバーとかは、まだその辺の過去背景とか結構謎なとこもあるし、その辺のネタばらしはどうなるかちょっと楽しみだな。
で次回は、恋する魔法使い・・「赤ヘルメット」は笑った。


◆第9話「魔法嫌いのハンス」3
脚本(広田光毅)、絵コンテ・演出(大西景介)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、旅をする草太達は魔法嫌いの少年・ハンス(白石涼子)と出会うって話。
魔法嫌いの少年・ハンスと、魔法のエキスパートである白雪を絡めたちょっといい話。
ちょっといい話なのは良かったのだが、両親の死によって「魔法嫌い」となったハンスが魔法を認める辺りのくだりはちと強引で、心変わりがちょっと適当すぎだったなあ。
「魔法は使い方次第」ってのはまあいいんだが、白雪達のパワー押しでの勝ちっぷりを見て心変わりするんだと、「力が正義!」みたいじゃないか。
どうにもこのアニメは、その辺の細かい展開の流し方がちと雑過ぎなとこあるよなあ。
あと、今回は珍しくちょっと作画が整い気味だったのはよかった。
で次回は、千年の友達。


◆第8話「心に笛をもつ男」3
脚本(竹内利光)、絵コンテ(石山タカ明)、演出(飯村正之)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、ファンタベーレにやって来た草太たちは、フェレナンド(田坂秀樹)とハーメルン(野島健児)が捕まったことを知るって話。
ってなわけで、今回からファンタベーレ編に突入。
本格的に「異世界冒険ファンタジー」になるわけで、今後を一応期待したい。
で、今回よかったのはやはり、「ブレーメン音楽隊」をモチーフにした「ブレーメン遊撃隊」かなあ。
彼らはなかなかのコメディリリーフぶりであり、あのおちゃらけなボケっぷりはなかなかに楽しく、今後の再登場がちょっと楽しみ。
あと、新たなる味方であるハーメルンはいまいちまだよくわからないとこもあるし、様子見ってとこかな。
つか、次回予告のハーメルンは、なかなか可愛くてよかった(笑)


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