◆第7話「雨の中のアイツ」
脚本(曲田豆平)、絵コンテ(木村哲)、演出(中西伸影)、作画監督(清水博明)

今回は、ふたたびペットネタ。
雨の日に捨て猫を見つけた大は、かつて自分が捨ててしまったヘンの事を思い出すのであった。
捨て猫は死んじゃうしね。
まさか、あのネタここまでひっぱるとは思わなかったなあ。
で、その大の感情みたいなものを、降りしきる雨の中で上手く描写してあったね。
特に、釣りのタミングのくだりとか、魚が自分が魚と呼ばれているか知っていだろうかとか、雨から色んなことを連想するとかのくだりはなんとはなしに哲学していて面白かったね。
で、そのヘンのことやらを、絡めて家族描写を描くあたりもこの番組ならではだね。
それにしても、あの謎の男の正体はなにものなのであろうか?
どうやらエレンと同じく宇宙人ではあるらしいのだが。
あと、「干渉」とかいう言葉の意味も気になるね。
そういや、今回の話とはほとんど関係なしに展開していた今回の敵。
まるで、ヤマトの白色彗星みたいだったな。
今回の必殺技、リズムソーサーはまあまあ派手で良かった。
で、次回は衛ちゃんの作っていたテクノペットが大変なことに?


◆第6話「戦士の休息」
脚本(河森正治)、絵コンテ(小林孝志)、演出(武本康弘)、作画監督(池田和美)

というわけで、今回は前回の続き。
前回倒した敵が再び復活して町で暴れるが、
聖子ママには男との浮気が、望ちゃんにはパニックスのライブがあって、どうなるどうする地球防衛家族!?、って話であった。
まあ、結局は2人とも地球防衛と家族のために戦ってしまうんだけどね。
なんだかんだ言っても結束高まってきてるんだろうね、この家族も。
特訓の成果もあってか、チームワークも良かったしね。
今回もアクションはなかなか良かった。
でも、やはり一話・二話の凄さにはかなわないわなあ。
まあ、望ちゃんも一応ライブが聞けたし、良かったね〜〜。
で、次回はまたもや猫?


◆第4話「仰天!大地家の変」
脚本(河森正治)、絵コンテ(佐藤卓哉)、演出(稲垣隆行)、作画監督(宍倉敏)

なんか、ちょい普通になってきたな(苦笑)
というわけで、今回はペットネタ。
しあし、作画的インパクトがなくなってしまうと、急に地味になるなこの作品(苦笑)
でまあ、前回拾った卵から謎の宇宙生物が産まれて大を母親と思ってしまう。
で、それのせいで大地家は大騒ぎって話。
その生物と、母親っていうのを絡めるのはこの作品らしいねえ。
で、あの謎の少女白鳥エレンは、やはり銀河警察かなんからしい。
あと、家庭的な望ちゃんは、やっぱ可愛いな。
まあ、絵コンテがNiea7の割りには普通だったなあ。
で、次回はなんかロボとかが出てて面白そう。


◆第3話「いえろおかあど」
脚本(河森正治)、絵コンテ・演出(増井壮一)、作画監督(真庭秀明)

うんこうんこ、うるさいガキだな(笑)
というわけで第3回。
しかし、流石に1回目、2回目程の良さはなかったなあ。
今回はまたもや望ちゃんの葛藤が描かれるが、それもそれ程だったしなあ。
まあ前半の包丁ぶんまわして切れるところはいいんだけど、どうも助けに行くところの心理的流れがよくわからなかったからなあ。
しかし相変わらず朝から修羅場な家庭だなあ(苦笑)
まあ、先生のパンチラが見れたのは良かったとしておこう(笑)
で次回はなんかマスコットな宇宙生物登場。


◆第2話「みんなバラバラ」
脚本(河森正治)、絵コンテ・演出(木村哲)、作画監督(毛利和昭、中原久文)

相変わらず、凄い・・。
ずっと戦闘アクションばっかりだから、前回よりも凄いかも。
というわけで今回は、バラバラだった家族が一応一致団結して、宇宙怪獣を撃破する。
あと、今回からOPがついた。
いや、しかしマジで作画が凄い。
超ハイテンポな演出で、超ハイスピードなアクションが縦横無尽に駆け巡り、様々なギミックが様々なダイナミズムを産み出している。
みさいるぱんち(板野サーカス!)、バリアーパラソル、ハンマーヘッドッ、パラソルハリケーン、ライドビーム、コンパクトミラージュなどのギミックも痛快かつ豪快。
等身大の人間が宇宙怪獣の攻撃を受け止め、F15の墜落を止めて、宇宙怪獣を大気圏外までぶん投げる!
そして細かい部分まで書き込まれながらも、そういうものを豪快にぶっ壊す。
いや、もう文字では表現できないって感じだな。
こういうダイナミズムは、アニメ黄金期の80年代アニメを思い出すよね。
もう、アクションに関しては言う事無し!、だね。
あと、テンポのいい音楽も作品の良さを引き上げてるね。
で、外的(絵)なものだけでなく、内的(文)なものもきちんと描こうとしているのも良い感じ。
無論この作品のテーマは家族なわけで、これからはこういう部分も楽しみのひとつだな。
やはり、今回は望姉ちゃんのキレっぷりが良いね〜〜。
まあ、長女というしがらみのせいか、色々と苦労してたんだね〜。
ともかく、地球防衛家族はアナログアニメの最後の傑作となるかもしれない。
今後が非常に楽しみである。
で次回は、望ちゃんが大変そうである。


◆第1話「地球最後の日」
脚本(河森正治)、絵コンテ・演出(木村哲)、作画監督(毛利和昭)

というわけで、これもアルジュナと同じく河森さん原作のアニメ。
しかしまさにアルジュナとは対極の位置にある作品で、いかにもアナログアニメ的躍動感に溢れまくっていて、こっちもメチャクチャ面白い!!
朝っぱらからの離婚をテーマにした家族会議というハードな出だしから入って、
いきなりの家族での地球防衛任務っていうメチャクチャな展開を、
超ハイテンションな演出と作画で描ききっている!
まさしくこれぞアニメって感じである。
流石はWOWOWっって感じの高い作画で、「飛べ!イサミ」のキャラデザだった毛利利昭さんのデフォルメのきいた可愛い絵柄が、
「YAT安心宇宙旅行」のグループタックのアニメ制作技術により画面を所狭しと縦横無尽に駆け巡る!
いや、もう凄いです!!
しかも、これまたWOWOWならではのパンチラの花が咲き乱れ、チンチンは出すは、裸は出すわ!(笑)
もう言うことなし!
声優人も、大(くまいもとこ)、衛(神谷明)、聖子(小山茉美)、とハイテンションな演技がさらに作品を良くしている。
まあ、望ちゃんはちょっと置いとこうか(笑)
彼女には他に役目があるしね(笑)
しっかしこの作品、WOWOW作品とは思えないんだよね(笑)
WOWOWっていうのはやっぱりまだマニアアニメの場所かなあっていう気がするし。
できればこの作品は、NHKとかで子供たちに見てもらいたかったものだ<ミトとかと同じくね
いかにもNHK的作品だしね。
まあ、WOWOWの一般への普及率がどのくらいかっていうのは知らないんだけどさ。
いや、もしかしたらこの作品が先駆けとなり、マニアでない衛星アニメ時代が訪れるかもしれないな、うむ。
で、次回は望ちゃんの変身シーンが見れるのかどうかが、もっかの所の楽しみであろう(笑)
いや、しかしやっぱ凄いは河森さんは。
「地球少女アルジュナ」と「地球防衛家族」という、まったく別のベクトルをもつ作品を、
同時に排出できる手腕は凄すぎです!

なんか河森万歳状態だな、俺(笑)
金でももらってるのか、俺は!(笑)
いや、だってマジ凄いんだもん・・。