公式
http://www.anime-int.com/works/burn-up/scramble/
AIC
http://www.anime-int.com/


◆第12話(最終回)「行け、ウォーリアーズ!!永遠の果てに!!」3(60点)
脚本(花田十輝)、絵コンテ・演出(南康宏)、作画監督(日昇清正)、メカ作画監督(西井正典)

というわけで、「バーンナップ・スクランブル」もついに最終回。
今回は、利緒達の活躍でウォーリアーズが解散されてしまい、利緒達は普通の警官に戻るって話。
最終回だからと言って、作画や演出に気合が入りまくったりしない・・そこがバナップの良いところだな(笑)
ノリもまあいつもどうりと言うか、変わり映えしないというか(笑)
最終回だから、もうちょっと色々気合い入っても良かったかなと思わなくもなけど、まあこれもバナップ。
とりあえず、いつもどうりのドタバタ交じりで終わったのは良かったです。
そういや真弥が墓参りしてたということは、やはりマスターは死んでたってことなのだな。

で、総論。
「バーンナップ・スクランブル」3(55点)
まあまあ面白かった。
正直、かなりヘタレ目な作品ではあったのだが、そのB級臭さ、ヘタレテイスト、王道で基本で前時代の古臭さが・・なんか好きでもあり、愛すべき雰囲気を持っていたのは確かであった(今は「ぴちぴちピッチ」や「光と水のダフネ」がその辺持って行っている・・これぞ「ヘタレアニメマジック」)
個人的には、利緒、真弥、リリカの三人組や、お約束のB級色たっぷりなドタバタアクション馬鹿脚本とかはかなり良かったし好きだったのだが、演出作画が非常に泥臭くてB級だったせいか、作品的にはC級ぐらいになっちゃったって感じかなあ(笑)
もうちっと、演出作画が良くて、金とかかかかったらもっと良かったと思うのだけも・・仕方なしか。
ある意味、「MEZZO」より安定度は高かったんだけどね。
とりあえず一番面白かったのは、ハメ外しまくりの「次回予告」だったかもしれない(笑)
まあ、もしかしたら続編もあるかもしれないですが、その時はもうちょっと金をかけてやってください。
キャラや話はそのままでもいいんで・・牙なき人のために(笑)


◆第11話「ラストマッチ ウォリアーズ超決戦!!」3
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(石平信司)、演出(谷田部勝義)、作画監督(飯飼一幸、ひのたかふみ、今木宏明)

というわけで今回は、利緒達は新ウォリアーズと決戦の時を迎えるって話。
やっぱ、バナップには馬鹿話が似合うよなあ・・シリアス話は、これもまたお約束とはいえ・・結構滑ってる(笑)
基本が「お馬鹿」だったからこそ、楽しめていた部分が大きかったもんな。
今回は、アクション&バトルも満載だったわけだけど、これもいつもと同じくいまいちスピード感と重さに欠け、「切れ」がないからな。
構図やらシチュエーションやらは、悪くないとは思うんだけど・・なんでこうも「泥臭い」んだろう(笑)
まあ良かった所と言えば、なんか前回もそうだが今回のリリカはなんか、やたらと可愛かった所かな(笑)
で次回は、ついにバナップも最終回・・いつものように馬鹿話で終わってくれるかな?
そういや、DVD版は作画とかが結構直ってるみたいだけど、ちょっと見てみたい気はする。
特に「声優座談会」は、かなり聞きたいかも(笑)


◆第9話「黒いシージャック!!海上大激突!!」3
脚本(花田十輝)、絵コンテ・演出(上野史博)、作画監督(しまだひであき、三浦和也)、メカ作画監督(西井正典)

シージャック、してねえし(笑)
というわけで今回は、麻薬取引の現場を押さえるために豪華客船に乗り込む利緒達って話。
バナップなのに、シリアス路線・・違和感が(笑)
まあ一応シリーズものとして、「黒幕」みたいなものを出して、締めようってことか。
確かに、それもB級っちゃ、B級だわな。
で、今回のネタは、水着を振り撒いての貨物船でのアクション。
陸に、空に、海にと、「お約束」をきちっとこなしてくれるのは好感が持てるし、結構好きなんだけど、やはり演出作画の押しがないためにどうもいまいちなんだよな。
ネタは悪くないんだけども・・やっぱ、このアニメ、メリハリのない演出作画で損してるよな。
しかも、こっからは売りである「馬鹿路線」でなく、「シリアス路線」に移行するようで、ちょっとなあ。
バナップには「馬鹿」が良く似合う(笑)


◆第8話「大銀河からの超メッセージ」3
脚本(植竹須美男)、絵コンテ・演出(南康宏)、演出助手(小林浩輔)、作画監督(木下由美子、平山英嗣)

というわけで今回は、ある日、宇宙から侵略者が襲来するって話。
・・バナップって、アホなアニメだよね(笑)
ってな感じで、もちろん「夢オチ」だったわけだが(笑)、まあまあ面白かった。
やはりこのアニメ、古臭いお約束なネタをドンドンこなしていって、そーいう部分は悪くはないんだけど、どうしても演出作画的な「押し」が足りないよな。
今回なんかも、暴走に暴走を重ねて、ガイナックスのようなパロ三昧の超絶演出作画とかでやったりしたら、かなりイけたような気はするんだけどねえ。
ネタは悪くないんだよ、ネタは。
まあそれにしても、主人公とは思えないぐらい、下品で不憫な利緒は、結構いいね(笑)
で、次回はシージャック!!・・う〜ん、次回予告が一番面白いな(笑)


◆第7話「撃墜!悪夢のエアポート2023」4
脚本(花田十輝)、絵コンテ(中村主水)、演出(谷田部勝義)、作画監督(今木宏明)

というわけで今回は、民間機に乗ったアマン国のハーネス王女(水樹奈々)を護衛する利緒達って話。
いやあ、なかなか面白かった。
今回は、非常に真面目にB級アクションをしており、演出作画も結構頑張っていて、テンポ良いアクションぶりがなかなかに見物であった。
ゲストキャラのハーネス王女も、お約束のドタバタお転婆王女ぶりを見せてくれ、なかなか可愛かったしねえ・・1話限りではもったいない。
アクションしながら、しつこく下品に「パンツ」を見せてくれる辺りのB級ぶりが、やっぱり素敵(笑)
やっぱ、このアニメ好きだなあ・・なんか、この古臭い王道ぶりが、和むよね(笑)
で、次回は宇宙人襲来!(笑)


◆第6話「ウェスタン札幌〜知床地獄篇〜」4
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(飯村正之)、演出(尉斗谷充孝)、作画監督(古田秀之)

というわけで今回は、真弥は故郷である北海道に帰って、自らのマスター(大塚明夫)と再会するって話。
バナップで一番人気・・かもしれない謎の女・真弥の話であり、一応過去話。
つうか、やっぱこのアニメ、脚本的にはかなり好きだなあ・・話としてはメゾよりもいいぐらい。
この、「美少女の裏には暗い過去が?」っていう定番でお約束のネタを、「直球」で投げてくる辺り清々しささえ感じるし、つうか燃えるし萌える(笑)
真弥のマスターに大塚明夫を持ってくる辺りも、わかってるつうかなんつうか。
話のバランスとしてもなかなか良いしね。
まあしかし、相変わらず最大の弱点は、「売り」になろうはず「アクション&ガンバトル」が適当極まりなくて、全然燃えないことだな(笑)
も、テンポ悪いのなんの。
これで演出作画関係高かったら、手放しで喜んでるのになあ(笑)
それにしても、真弥の語った過去はどこまで本当なのか・・色々ツッコミ所あるからなあ、やはり謎の女、真弥(笑)
で、次回は悪夢のエアポート・・なんて、適当な次回予告なんだ(笑)


◆第5話「愛と哀しみの粉塵爆破!!」3
脚本(花田十輝)、絵コンテ(岩間貴)、演出(羽生尚靖)、作画監督(桝井一平)

というわけで今回は、利緒と真弥は、リリカと一緒に街に行くって話。
あ〜、やっぱ演出作画のテンポの悪さは、ホントに致命的だなあ・・。
これ、ラジオドラマとかにした方が、断然面白いんじゃないかなあ。
ネタ的には、結構悪くないというのに、それを生かす演出作画が全然なし。
3人の楽しいドタバタとか、酔っ払っての裸エプロンとか、そーいうお約束のツボは結構きっちり押さえてるのにねえ。
なんか、もったいなくなってきたな・・せっかく、それぞれのキャラも立ってきてるのに(苦笑)
で、次回は札幌で真弥が主役の話かな?
やっぱ、次回予告が一番面白い(笑)


◆第4話「激走!!大東京七万q!!」3
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(石平信司)、演出(上野史博)、演出助手(信田ユウ)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、連続空き巣事件を追うウォーリアーズって話。
こういったネタで、演出作画が悪くてちょっとアレなのって、「逮捕しちゃうぞ」を思い出すなあ。
まあそれはともかく、植竹須美男の脚本は徹底してB級色を醸し出していて、きちんとこの作品のカラーを作り上げていて良いね・・愛を感じる、楽しんで脚本書いてそう(笑)
ある「犯罪事件」を起点として、あとはキャラクターの勢いあるドタバタと漫才できちっとまとめあげてるからねえ・・主に利緒の馬鹿ぶりで(笑)
演出作画も、適度に手抜き臭くて適当っぽい辺りも、B級臭さに拍車をかけてるからなあ・・悪い意味で(笑)
とはいえ、この適当なドタバタぶりは、結構やっぱり好きだ。
で次回は、お酒ネタ・・っていうか、このどこか往年の「バラエティCD臭い」テイストのある次回予告はいいなあ・・楽しみだ、マジで(笑)


◆第3話「ウォーリアーズ爆死五秒前!!」3
脚本(植竹須美男)、絵コンテ・演出(谷田部勝義)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、3人目のウォーリアーズ・リリカ(能登麻美子)と共に、ビル爆破を阻止するって話。
「例のアレ」って、3人目のリリカのことだったのか、前回じゃ全然わからなかったな(笑)
で、ついにや3人目のウォーリアーズ・リリカが登場。
見た目とのギャップのある、意外や意外の天然ボケボケドジっ娘ぶりがなかなかに良く、3人娘のドタバラ漫才ぶりはなかなかに笑えた。
というか、もうベタベタ過ぎる繰り返しギャグ(おばはん襲来)とか古臭さ満載で、個人的にはこのお約束の「ベタ」ぶりが結構ツボで、気に入ってます(笑)
でも、やはり致命的なのはテンポの悪い演出と、レベルの低めの作画だなあ。
話のバランスやテンポとしては、メゾよりも悪くないとは思うんだけど、やっぱコメディのテンポや、アクションのキレがないからねえ・・まあ、仕方なしか。
金かかってなさそうだもんな。
で、次回は、激走!大東京!!・・次回予告、やっぱおもろいなあ。


◆第2話「倒せ!!強奪車両マッドガンダー!!」
脚本(植竹須美男)、絵コンテ・演出(飯村正之)、作画監督(一川孝久)

というわけで今回は、ATM強奪犯と戦うウォリアーズって話。
1話より、ちょっとテンポよくなってるじゃん。
なんか、このたまらない程のB級臭さが、なんか良くなってきた(笑)
もうベタベタな展開に、ベタベタなキャラにシチュエーション。
お約束のパンチラにエロに、ベタなラブコメ・・ひねりまったくなしの直球勝負。
いいね。
正直、もうちっと演出作画に気合が欲しいとは思うけど、意外にアクション頑張ってるしねえ。
うむ、ちょっと楽しみなって来た。
それにしても、「例のアレ」って使ったのか?
で、次回はテーマパークで大変・・次回予告、おもろいな。
これがもっと、演出作画的に生かしてくれればなあ・・ってそれにしても、サブタイトルは、ホントにベタベタなサブタイだな・・スパロボみたい(笑)
あと、EDがワタナベシンイチ絵コンテで、結構エロエロでテンポ良くなってるな。


◆第1話「ウォーリアーズ、暁に出撃す!!」3(45点)
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(林宏樹)、演出(羽生尚靖)、作画監督(箕輪悟)

とういわけで、なんか実は3作目だか、4作目だかになるらしい「バーンナップ・スクランブル」
スタッフは、原作・アニメ制作は・AIC、シリーズ構成は植竹須美男、キャラクターデザインは村田俊治、監督は林宏樹、といった感じ。
で、今回は来るべき近未来、激化する凶悪犯罪に対抗するため、警察は対特殊犯罪チーム、ウォーリアーズを結成するって話。
いやあ、すごいね・・タイムスリップしたかと思っちゃった・・センス古すぎ(笑)
もう手垢がつきまくったネタに、古臭い設定にキャラ、まさしくB級・・これぞ、AIC(笑)
こういう、かつて80年代を席巻した「美少女とメカ」以外に「+α」がまったくない企画に金が出たりする辺り、まだまだアニメバブルは終わってないなあって感じだよね。
もちっと、ひねれよ(笑)
とはいえ、個人的にはこういうネタは嫌いではないのだが、致命的なのはやはり、演出作画のテンポの悪さだなあ。
もう、まるで泥の沼でも泳いでいるかのように、テンポが悪い。
こーいうネタでも、80年代OVAの頃なんかは、圧倒的な演出と作画で傑作へと持って行ったりしてたからねえ。
林宏樹って、それほど悪い監督ではないとは思うんだけど、やっぱなんだかんだと金がかかってないせいかな?
つうか、1話がこれだと、今後は期待できそうにないかもなあ・・とほほ。
で、次回はマッドガンダー。


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