公式
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企画・原作:m.o.e.・IMAGIN・スタジオライブ
原案:久米憲司・荒川稔久・大島美和・松村やすひろ

監督:高橋丈夫
助監督:宍戸 淳
シリーズ構成:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:大島美和(スタジオライブ)
美術監督:宮前光春 / 美術デザイン:中村光毅
色彩設計:中村近世
撮影監督:天花寺伸宏
編集:田熊 純
音楽:佐橋俊彦
音楽ディレクター:澁谷知子・小川敬一
音楽制作:サイトロン・デジタルコンテンツ
音響監督:高桑 一
音響制作:神南スタジオ
プロデューサー:酒井明雄・芦田豊雄・あらかわまさのぶ
エグゼクティブプロデューサー:久米憲司

アニメ制作:IMAGIN・スタジオライブ
製作:m.o.e.


第3部「LOVE〇LOVE?」

◆第4話「九月の空」4
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(迫井政行)、作画監督(大島美和)

というわけで今回は、菜摘は自らの不安をごまかすために、大泉とホテルに行くって話。
ん、エロだけかと思っていたら、意外に青春ストーリーしていて、話も面白いな。
18禁アニメっぽい絡み直前まであったりと、なんだかヤング系雑誌の漫画みたいだ・・自分でそういうツッコミしてたけど(笑)
「イベントシナリオに進まない分岐点」は笑った。
大泉の妄想やら行動も、「若さゆえの」的な感じであり、感情移入できるしな。
「君が望む永遠」と同じく、物語的なエロでもあり、こういうのはいいね。
あと、キャラデザの大島美和の作監もあってか、菜摘が無性に魅力的に可愛く描かれていて、非常に良かった。
で、ヒカルは影が薄いキャラだと思っていたら、どうやら「そういう」キャラのようで(笑)
次回は、そんなヒカルがアタック!?
つうか、今度もすごいエロっぷりだな(笑)


◆第3話「校庭にいない八月」4
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(森田浩光)、演出(佐藤光敏)、作画監督(菊地愛)


サンテレが野球延長で20分繰り下げ・・野球め〜、殺す〜!(笑)
なんで、公式のブローバンド無料放送で補完・・いやあ、moe偉い!
DVDのTV未放映話もそうだけど、やっぱこのぐらいしないと駄目だよね。
この「販促」っぷりは好感あがるよなあ。
というわけで今回は、洋子と菜摘に迫られる大泉って話。
いやあ、飛ばすなあ・・流石moe、容赦なし。
(小学生をも含む)裸も乳首も出し放題!・・大丈夫かよ(笑)
という感じでもう大泉の妄想炸裂状態で、なんだかとってもエロアニメ(笑)
大泉の株下がる下がる・・ある意味共感できるが(笑)
「コスプレイヤー」があんな感じのオタ向けエロ特撮になったのは、必然だったわけだ(笑)
で、エロエロ押しは良いとして、話的には洋子はどうやら自分の出番を増やすために大泉に迫り、でもって菜摘は自分の演技への不安から大泉を頼るって展開になって来てるようだ。
そのため他の3人が影が薄めだが、まあどうやらそこにさやかも絡んできそうで今後に期待。
あと、今回はいきなり八月の話であり、語られてない月の話は、DVDで補完って感じだろうな・・もちろんエロエロで(笑)
それと、タツキ姫役のマツリも登場・・なんか意外な感じだったな、可愛かったけど。
しかし、アホな話だよな・・荒川は馬鹿だなあ(笑)
で次回は、なんかまたもやエロエロな展開に。


◆第2話「六月─―夢の国」4
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(佐藤雄三)、演出(郷敏治)、作画監督(大塚美登理、広田知子)

というわけで今回は、大泉は八神菜摘(松来未裕)から相談されるって話。
次々とイベントが発生し、次々とフラグが立つのであった(笑)
という感じで、学園少年漫画かはたまたギャルゲー(エロゲー)かのように話がご都合主義に展開して行き、まるで「美少女ゲーム」でもプレイしてるかのようなノリが素晴らしい。
大泉も、「ヒットをねらえ!」で見せたストイックさはどこ行く風で、「妄想少年」丸だしぶりが笑える・・ほとんど別人(笑)
つうか、あの妄想ぶりを見るにつけ、「コスプレイヤー」がああなったのも、やっぱり必然だったんだな(笑)
まあそれはもかく、「八神菜摘攻略ルート」でドンドコ話が進展しているようなので、他の女の子のEDは見れなそうで、その辺は残念である(ある意味、EDの絵は仮想EDなのかもしれない)
特に、城ケ崎ヒカル(大原さやか)は途中で消えるかもしれないな・・(笑)
で次回は、大泉がまたまた大変・・っていうか乳首見えてるね・・流石moe、容赦なし(笑)
あと、「ヒットをねらえ!」リピート第2回・・大泉、お前言ってる事とやってる事違うやないけ、と(笑)


◆第1話「三月の濡れた砂」4(75点)
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(迫井政行)、作画監督(小泉初栄)

大泉・・お前そんなヤツだったのか(笑)
というわけで、「コス∞プレイヤー」「ヒットをねらえ!」に続く、3部作完結編「LOVE〇LOVE?」
スタッフは、シリーズ構成は荒川稔久、キャラデザ・総作画監督は大島美和、監督は高橋丈夫って話。
今回は、「コス∞プレイヤー」の原作者である大泉直人(宮野真守)は、キャストのメイキングカメラマンをすることになるって話。
「戦隊もの」「業界もの」と続き、最後はギャルゲー的な「学園もの」(笑)
もう、大盤振る舞いの「パンチラ合戦」であり、番組宣伝でも言ってた通りに思いっきり「ギャルゲー展開」そのまんまで・・素敵だ(笑)
moeの企画の最後を締めるにふさわしいノリと言えよう。
「中の人(笑)」達のことは、前2作によりもうかなり知っていることだし、あとは彼女らと大泉とのギャルゲー状態がどのように展開されて行くのかが楽しみである。
もちろん、「コス∞プレイヤー」「ヒットをねらえ!」とのシンクロしたネタも絡められるであろうから、その辺りも楽しみなところである。
で次回はブルマー大合戦?

で、「ヒットをねらえ!」もリピート再放送。
DVD新作・・エロエロだな・・アイキャッチも・・流石moe(笑)
それにしても、能登、可愛いよ能登は・・歌が下手だな(笑)
熊パンツからのケツロケットといい、荒川作詞といい、笑えるなあ。
やはり、「コス∞プレイヤー」の再放送と同じく、新たな発見もあり、面白いね。


第2部「ヒットをねらえ!」

◆第8話(最終回)「みんなー!」4(75点)
脚本(村山桂)、絵コンテ(玉井公子)、演出(松田清、佐藤光敏)、作画監督(菊池愛)

というわけで、「ヒットをねらえ!」もついに最終回。
今回は、美月の努力も空しく、番組の打ち切りが決定してしまうって話。
まあ、なかなかの大団円であった。
独りよがりの独走の果てに、見いだされたのは「一人でないみんなとの作品作り」というのは美しくて良いね。 
それにしても、結局打ち切りになった理由がよくわからないな・・あのファックスが謎だからなあ。
まあ、その辺りは3部作最後の「LOVE〇LOVE?」で明かされるかもしれないな。
しかし、19話以降は、オリジナルDVDで発売ですか!・・お約束だなあ(笑)

で、総論。
「ヒットをねらえ!」4(75点)
なかなか面白かった。
「コス∞プレイヤー」を踏み台としての、特撮番組の裏話・業界話という作りが凝っていて面白く、「裏」のドタバタが見れるというのはなかなかに楽しかった。
主人公である生田美月の「成長物語」としての側面もあり、最後に大成功でなくに挫折や失敗からの復活を描いて行く所も良いね。
やはり人ってのは挫折や失敗から立ち上がってこそ成長していくものだから。
とはいえ、「コス∞プレイヤー」ほどではなかったけども、尺が短いためにドラマの密度が少し薄かったり、「コス∞プレイヤー」との辻褄合わせのために「段取り」っぽくなってしまってはいたと思う。
あと「コス∞プレイヤー」自体が、「みんなの夢を背負った番組」というよりも、どっちかっていうとみんなで暴走しまくり悪乗りしまくりの「エロエロ特撮(笑)」な側面があって、どうもそれぞれのスタッフが情熱を傾けるほどの説得力に欠けたり、「自業自得」な面が感じられるとこがあるのが、「ヒットをねらえ!」の方の価値を傾けてる原因ではあったりするわな。
しかし、やはりラストの「作品とはみんなの想いで作りあげるものだ」という結論は爽快でもあり、「こみっくパーティー」なんかと同じく、「創作」の一側面を体験させてくれた所は評価に値する。
で、次からは3部作最終作である「LOVE〇LOVE?」が放送であり、「コス∞プレイヤー」の出演者の・・正真正銘の「中の人(笑)」のお話である。
楽しみだぜ。


◆第7話「ひとり…。」4

というわけで今回は、天知刑事から冷たい言葉を浴びせられた美月は、前にも増して頑張り始めるって話。
ここのとこ、ちょっと段取りっぽくなって来て心配だったのだが、この展開はいいね。
天知刑事の言葉、刑事をやめて帰国した兄貴、そして「コスプレイヤー」の打ち切りの話と、美月に訪れる苦難。
そのことによって美月は一層頑張るが、それは古都役の八神菜摘と同じく「空回り」とも呼べるものになっていて、それが「コスプレイヤー」の古都ともシンクロしてる辺りが上手い。
そして先輩であるドラキュラの、
「夢はみんなで作るものだ、一人でじゃない」
がまたいいね・・泣かす・・ドラキュラ格好良い。
で次回は、「コスプレイヤー」が打ち切りになるようである・・。
果たして、美月のあしたはどっちだ!?・・楽しみである。
しかし、ああいう「クレーム」ってのはくだらないクレームが大半ではあろうが、「さもありなん」と思わなくもない(笑)


◆第6話「いやだー!」4
脚本(村山桂)、絵コンテ(山川幸久)、演出(郷敏治)、作画監督(石橋有希子)

というわけで今回は、美月はついに憧れの天知刑事に出演してもらうことになるって話。
やっぱり、あの歌にもそんな秘密が・・(笑)
と、確かにつじつま合ってるけど、流石にそこまで行くとちょっと「段取り」っぽくなって来るかな。
しかしあのエロいEDは、本編のEDではなくて「ミュージッククリップ」だったんだな・・さもあらん。
で、順調過ぎたがゆえに、ついに美月にもしっぺ返しが・・。
憧れの人に冷たく言葉を投げかけられ、信じ始めたドラキュラにも突き放された美月のあしたはどっちだ!?
つか、脆いな・・まあ、その辺まだまだ「ヒヨっこ」ってことなんだろうな。
で次回は、復活の美月?


◆第5話「もえろー!」4
脚本(村山桂)、絵コンテ(玉井公子)、演出(迫井政行)、作画監督(野口孝行)

というわけで今回は、コスプレイヤーの公開ロケイベントがビッグサイトで行われることになるって話。
イケメン登場に続き、今度は玩具屋の進攻・・ありがちだ(笑)
で、またもやてんやわんやな展開になるかと思いきや、美月もしっかり成長しているようで、その辺はそつなくこなしてしまう所が、嬉しかったり残念だったり(笑)
そんな感じでまったりと破綻なく進んで行くのは物足りなくもあったりもするのだが、今回の見せ場はやはり「現場の雰囲気」ではないであろうか。
あの「みんなで作ってる」的雰囲気が非常に良く、心踊るものがあるよな。
しかし、「お祓いバスター」は見たかった(笑)
あと「ヒットをねらえ!」のCMもオリジナル新作エピソードのエロいとこだけをピックアップしていて、上手いよなあ(笑)
で次回は、エロエロが大変?
でもって今回の「コスプレイヤー」再放送であるが、ちゃんとOPなんかも変わっていて、きちんとAパートの本編とリンクしてて偉いよな。
イケメンにしろ、白の女神にしろ、それに合わせた展開にしろ、裏側の説明がされてるんで面白いもんなあ。


◆第4話「おとこー!」5
脚本(村山桂)、絵コンテ(武蔵関太郎)、演出(佐藤光敏)、作画監督(菊地愛)

というわけで今回は、早川プロデューサー(笹島かほる)の頼みでイケメンを登場させることになるって話。
特撮裏話・・やっぱ、おもろいな。
イケメン軍団突然挿入には、やはりそんなエピソードが・・ありがちだ(笑)
TV局側の女プロデューサー・早川の趣味が多々入ってたんだなあ・・さもあらん(笑)
といった感じで、どんどん「コスプレイヤー」の舞台裏などが垣間見れ、そういうのを考慮して対比しながら見て行くと、非常に面白い。
今回は、色んな人の助けがありながらも、美月が自力で困難を少しづつ克服していっており、「美月のプロデューサーとしての成長」って部分もちゃんと見せていて良い。
演出のテンポも良く、小ネタのバランスも上手く、オチもきちっとついていたしね。
しかし、やはりドラキュラはいい先輩だな・・。
で次回は、イケメン登場?


◆第3話「そうかー!」3
脚本(村山桂)、絵コンテ(とよますたかひろ)、演出(山川幸久)、作画監督(朴相辰)

というわけで今回は、納期が早まったためにスケジュールが大変になるって話。
あの「コスプレイヤー」の影ではこんな裏話があったんだ、って感じでの裏方話はなかなかに面白い。
スケジュール確保のために、それぞれが別れて戦うことになったってことか。
「コスプレイヤー」と対比しながら見ると、やはり面白さは倍になるな。
とはいえ、「コスプレイヤー」ほどではないが、やはり15分画番組がゆえか、美月の葛藤やら苦悩やらが結構あっさり解決してしまうため、話としては展開が早く、ちょっと軽くなってしまう所がやはりあるな。
なんか、「問題」自体は自分では解決してないしね。
あと、今回はこのアニメでは珍しく作画がちと微妙だったし。
それにしても、古都の役者さんは、ちょっと性格がアレなのな(笑)
でも、あのニップレス描写は笑った。


◆第2話「うそだー!」5
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(山川幸久)、作画監督(石橋夕希子)

た、縦線が・・(笑)
というわけで今回は、高校生の原作者・大泉直人(宮野真守)のダメ出しを食らった美月は、脚本家・高原新三(宝亀克寿)に直談判に行くって話。
む・・「メタフィクションもの」というものを抜きにしても、なにげに「制作ものアニメ」として結構面白いな。
話のバランスも演出のテンポも作画のレベルも良くて、熱血もありエロもありと、非常に無断のない作りとなっている。
特に、
「子供には子供なりのツボがある。無闇にも大人にも見れるようにしようと考えるのは、作り手の傲慢というものではないのかね?」
という辺りの熱いくだりは、「戦隊もの」をやりながらも、「仮面ライダークウガ」でヒーローものの新機軸を打ち出した荒川稔久ならではのセリフとも言える。
っていうか、それで作ったのがアレかよ!・・というツッコミはさておき(笑)
うむ、コレ・・やっぱおもろいわ。
こういう「制作もの」みたいのは、戦隊や特撮ファンなら、なおさら楽しめるしな。
「わが心のフラッシュマン」(中島梓)って感じですか。
スタッフやキャストの名前なども、各種特撮関係からのもじりから来てるあたりの遊び心とかも、オタ心をくすぐられるし。
「流石は」荒川稔久である(笑)
今後の展開に期待である。
で、次回は初めての撮影!

あとどうやら、急展開だった「コスプレイヤー」も実は、ネット用の「ダイジェスト版」だったことが判明(笑)
どうりで急展開だったんだな(笑)
OPの再放送の方のスタッフも若干変わってるとこが笑える。
そういう思考で見返してみると、
第3話「紫の光弾(PURPLE BEAM)」
なんかは、古都(赤)の特訓話と、レミィ(紫)の活躍話を描き、
第4話「緑の頭脳(THE CLEAR HEADED GREEN)」
なんかは、古都(赤)の初の戦闘と、イコ(緑)の活躍話を描いていて、ちゃんとバランスの取れた構成となっている。
ようは・・ダイジェストなんで細かい部分が抜かれてるわけだったんだな(笑)
「ヒットをねらえ!」の初っ端で出たような、「名乗り出し」もなく「必殺技」や「敵幹部」みたいなステロな展開がなくなっていて、戦隊のお約束の「みんなで行動」みたいなものがない辺りも、「新機軸」とも言えるもんな。
う〜ん、奥が深い(笑)
で、次回はもちろんお約束で、スカーレット(青)とプリシラ(黄)の話である。


◆第1話「そんなー!」5(85点)
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(迫井政行)、作画監督(野口孝行、山口真朱)

「俺たちの仕事はあくまで夢を作る仕事だ・・夢を見られる仕事じゃない・・」ええ言葉だな・・。
というわけで、「超変身コス∞プレイヤー」の続編(?)となる新番組「ヒットをねらえ!」
スタッフは、コスプレイヤーと同じで、原案は久米憲司・荒川稔久・大島美和・松村やすひろ、シリーズ構成は荒川稔久、キャラクターデザイン・総作画監督は大島美和、監督は高橋丈夫という構成。
今回は、宝竹の制作部に所属する生田美月・25歳(能登麻美子)は、ある日突然ヒーローもののプロデューサーに抜擢されることになるって話。
ほほ〜、そういう作りでしたか、面白い。
前々から2ちゃんねるなどでは言われていたことなのですが、前作の「超変身コス∞プレイヤー」は、この「ヒットをねらえ!」内の番組という位置付けで、いわば「劇中劇」。
でもって、この「ヒットをねらえ!」の後番組である「LOVE●LOVE」は、その出演者である役者さんの人達の学園話・・言わば「中の人(笑)」のお話という、「3重構造」のメタフィクションという作りになっているのが、今回のシリーズのカラクリだったわけですな。
一部がヒーローものの「戦隊アニメ」であり、二部がその製作会社の「制作アニメ」、そして三部が番組の役者の「学園アニメ」
・・面白い、こういうネタは好きです。
「超変身コス∞プレイヤー」は、大いなる「ネタフリ」だったわけですな・・いわば、「美少女戦士セーラームーン(実写)」と同じだったって感じか(笑)
裏話の裏話までも見れる作りですな。
「コスプレイヤー」自体は、正直、ちょっと早計過ぎた作りでいまいちな感じはあったのですが、こういう「3段構え」の構成なら、評価も違って来るなあ。
「それなら見ておけば、良かったあ」なんて人が出てくるかもしれないな・・と思ったら、ちゃんとBパートで「再放送」もやってくれる親切設計・・いいね(笑)
この多層的な構造はマジ面白い・・続きが楽しみだ。
「戦隊もの」の脚本も多く書いている「荒川稔久」ならではの構成だな。
で、内容自体は「コスプレイヤー」とは違い、きちっと地に足のついた話作りとなっていて、演出作画もテンポ良く、「熱血制作もの」として見れるようで、なかなか面白い。
パンツも乳首もあり、エロもOK(笑)
うむ、これは期待だなあ。
「コスプレイヤー」の「中の人(笑)」達が、裏ではどんなだったか、って気になるもんねえ。
惜しかったのは、「コスプレイヤー」ではそれほどみんなキャラが立ってなかったってことだわな(笑)
次回は美月に様々な試練が!
で、「コスプレイヤー」もOPがお披露目・・ちゃんと「ミコレイヤー=星野古都=八神菜摘」になってるね(笑)
しかも、ちゃんと「生田美月」とか劇中スタッフの名前が・・凝ってるなあ(笑)
しかし、「コスプレイヤー」「ヒットをねらえ」「LOVELOVE」の3部作全部出して、全12巻という作りなのかあ。
でもってそれぞれの巻には、ちゃんと「新作」話を入れてると・・。
う〜ん、そこまでされるとDVD欲しくなるね(笑)
で、せっかくなんで、「超変身コス∞プレイヤー」のスタッフリストを書き出しておく。()の名前は、今のところわかってる、中の人(声優)ね(笑)

>スタッフ
原作・脚本:高原進三
プロデューサー:早川和美(笹島かおる)<テレビ太陽>
:生田美月(能登麻美子)<宝竹>
音楽:佐橋俊彦
音楽プロデューサー:立壁昌也
オープニングテーマ
「超変身コス∞プレイヤー」
作詞:荒川稔久
作・編曲:佐藤俊彦
歌:colors
造型:オズ造型
撮影:かのうたつお
メイク:浦田鉄雄
衣装 漆原マリ
記録 大船静枝
助監督 高橋竜之介(青木誠)
制作デスク 宮古裕恵
制作担当 韮沢譲治
アクション監督 松村喬
監督 御木大真也(渡辺英雄)
制作 テレビ太陽・宝竹

>キャスト
ミコレイヤー 星野古都 八神菜摘(松来未祐一)
シスターレイヤー・スカーレットチャーチ 桂木洋子(小林沙苗)
サリーレイヤー プリシラリヤ・シャマラン 城ケ崎ヒカル(大原さやか)
ディアンレイヤー イコ・スー 早坂みく(浅井清己)
ラビアンレイヤー レミューリア・シャリア 今村さやか(吉田真弓)
イン 小島美和(金田朋子) 
ヨウ 小島美保(金田朋子)
クルス 片桐恭平(櫻井孝宏)

無論、上のスタッフが多数出てくるのだろうな・・楽しみだ。
再放送の「コスプレイヤー」の見方も変わってくるな。
そういや、「ドリファイ・スリー」ってのは、劇中劇中劇だったんだな・・すげ(笑)


第1部「超変身コス∞プレイヤー」

◆第8話(最終回)4(70点)
∞21「FLAMING WILLS(紅蓮の遺言)」
∞22「VIRGINS IN SHINING WHITE(白衣の乙女)」 
脚本(村山桂)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(宍戸淳)、作画監督(郷敏治)

というわけで今回は、四天王を倒した古都たちは、封印完成の儀式を行うって話。
「超変身コス∞プレイヤー」も、ついに(笑)最終回。
いやあ短いようで、短かったな(笑)
7人の歌で、「虹色の橋」がかかって大団円ってのは、お約束で結構悪くなかった。

でもって総論。
「超変身コス∞プレイヤー」3(60点)
まあまあ面白かった。
(完全版なら)2時間ほどで、戦隊もの4クール分(1年間)の話を一気にやってしまおうっていう企画(ネタ)自体は結構面白くて、俺としては好きではある。
意外に、(完全版なら)全12話・・24パートでのバランスも、悪くはない。
演出、作画、美術も、流石にかなり高レベルで維持できていたのも評価できる。
とはいえ、やはり・・性急すぎた(笑)
「美味しいとこだけ」をピックアップして流したとしても、やはりそこに生きたキャラや世界が存在するからこそ「感動」するのであって、ただシチュエーションが流れて行くだけではやはり、感動しないんだよね。
全然感情移入できないし。
他のアニメやら戦隊ものなので、キャラの描き込みに一日の長のある荒川稔久を持ってしてもこれなのだから、元々企画自体が無茶だったんだろうなあ(笑)
せめてもう少しコメディテイストであったなら、もうちょっと印象も変わったかもしれない。
本気でマジだったからねえ。
それか、設定とか自体は悪くなかったから、1クールか2クールでやるとかねえ。
まあ、機会があったら2時間一気に流し見してみたくはあるかな・・映画みたいなもんだし(笑)

というわけで、今回の実験は失敗ってことで(笑)
次からは「2周目」って感じで、「ヒットをねらえ」の後での再放送のようである。
でも、「完全版」の方の話はやらないんだろうな・・あっちはちょっと見てみたくはあるんだけども・・まあ、そのうち。


◆第7話3
∞19「PALE LIGHT OF DECISION(蒼白の決断)」
∞20「BROWN FIELD OF BATTLE(褐色の戦場)」
脚本(村山桂)、絵コンテ(吉川博明)、演出(迫井政行)、作画監督(野口孝行)

というわけで今回は、最後の塔を破壊しようとする古都を止めようとするクルツ達って話。
クライマックス直前という感じで、色々と怒涛の展開・・っていうかいつもか(笑)
どうやらタキツヒメこそが真の敵だったようで・・つうか、そういう事はちゃん細かく話とけよ(笑)
まあ、裏切りかと思われたが実は本当だったってのは、まあまあかな。
で、次回はついに・・というか、早くも最終回(笑)
さて、どんなお約束な最終回を見せてくれるか・・一応楽しみです。
あと、ざっと1話から見返したのだが(1時間もあれば見れるし)、ちゃんとこの作品のことを理解してから見返せば、意外にきちっと押さえるとこは押さえてあって、結構バランス良い作りであったのは関心。
今度発売される「完全版」だと、さらに赤や緑や紫の掘り下げ(ピンチ)などもあって、さらにちゃんとバランスが取れてるんじゃないかな?
完全版は、ちょっと見てみたいなあ。
全4巻・・12話(24パート)という構成なんだな・・結構おもろい構成だね。
で、このシリーズは、まだまだ「ヒットをねらえ」とか「LOVELOVE」とかそーいうので、それぞれ全8話で(トータルだと24話・・2クール)、「小粒作品」を量産して行くようである。
なかなか面白い企画なんで、どうなるか楽しみではある。


◆第6話4
∞17「BEHIND THE CRIMSON SOLITUDE(真紅の孤独)」
∞18「MYSTIC TREMBLE IN SILVER(白銀の蠢動)」
脚本(村山桂)、絵コンテ(竹本玉三)、演出(佐藤光敏、横山広美)、作画監督(林相振)

というわけで今回は、古都と別れ、「心の闇」と戦うみんなって話。
あ、なんかバランスとテンポがよくなって来て、結構面白くなってきたな。
慣れたかな・・?(笑)
前回から、なかなかにバランス良く「怒涛の展開」が続いていて、置いてきぼり感も少なくて、結構良い感じ。
「心の闇」との戦いの、どこが「心の闇」なのかよくわからない適当ぶりなんかも結構ツボで笑えたしね。
うむ、これなら楽しめるな。


◆第5話5
∞15「DARK SENSATION(漆黒の衝撃)」
∞16「GRAYISH TRUTH(灰色の真実)」
脚本(村山桂)、絵コンテ(宍戸純)、演出(鄭敏泊)、作画監督(原将治)

展開、はや!(笑)
というわけで今回は、黒騎士の正体が明かされるって話。
いやあ、結構笑えてきたな。
黒騎士との決戦、でもって黒騎士の正体が明かされ、四天王が現れ、謎のじいさんが登場し、巨大ロボ登場、そして明かされる真実。
ポンポンと「お約束」が進んでいて、なかなかに心地よい。
「戦隊もの」とか、「ロボットもの」って、基本的にはこんな感じだからな・・間がないだけで(笑)
演出作画も意外にレベルが高くて、巨大ロボ戦はなかなかに圧巻。
おしいなあ・・もうちょっとバランスの良い展開とかだったら、もっとネタとして面白くなってたと思うんだけどなあ。
どうも、いまいちネタが生かしきれてなかったからねえ。


◆第4話3
∞11「YWLLOW’S CRISIS(黄の危機)」
∞12「FIVE COLORS AGAIN(五色再び)」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(佐藤雄三)、演出(迫井政行)、作画監督(野口孝行)

というわけで今回は、3人が捕まり、そしてついに5人が集結するって話。
だいぶ流れが読めてきたかな・・。
新たなる敵に、大ピンチ、そして5人の集結・・お約束である。
とはいえ・・それだけなもんで、やはり空滑りな印象が。
「立って」もいないキャラがピンチに陥ろうが死のうが、どうでもいいもんな(笑)
「短いから」ってのは無論あろうが、やはりキャラの見せ方として、もっと上手いやり方もあったんでないかなあと、思ってしまう。
とりあえず、「合体技」のラケットアタックは結構笑えました。
元から、そーいうノリだったらもっと良かったかもねえ。


◆第3話3
∞7「YELLOW’S EXPLOSION(黄の爆発)」
∞8「PALE BLUE TEARDROP(水色の涙)」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(鄭敏泊)、作画監督(菊池愛)

というわけで今回は、さらなる戦いとピンチ。
黄色と青色の話である。
え〜と、いまだにキャラのことがよくわかってないのだが、赤色(古都)が主人公で、黄色(プリシラ)がインド人で、青色(スカーレット)がきつい姉ちゃんなのはわかった。
他のキャラは、金朋がやってる幼女二人(イン・ヨウ)と、あとはよーわからん(笑)<幼女二人はサポートで、あとは紫(レミー)と緑(イコ)のようだ・・サイトで調べた
つうか、これって完全に「ネット型アニメ」だよな。 
21世紀のアニメを盛り上げてる最大の要因のひとつは、やはり「インターネットの普及」であることは間違いないであろう<ここもそーだし
電子や光が世界を駆け巡っている現在、「オタク」というコミニティは水面下で繋がりやすくなった。
特にアニメは、漫画やゲームよりもさらに「同時性(シンクロシニティ)」が高くて(毎週毎週同じ時間にやるから)、ネットは最大限にその機能を発揮する。
「BBS」「チャット」「感想サイト」「キャプサイト」「2ちゃんねる」「実況」「アップローダー」・・そーいった「ネット的なもの」が最大限に生かされていて、「ライブ感覚(みんなで楽しむ)」が非常に高くなるのが、今のTVアニメである。
だからこーいった、「あとはみんなで楽しんでね♪」的な「ネタアニメ」の価値というのはあると思う。
でも・・これじゃあまだまだ「足りない」よね。
なんつうか、もっとこう・・「ネタ」の部分の素養を高めた作りの方がいいと思うんだよね。
いまいち、これじゃあネタとして楽しめにくいんじゃないかなあ?
もちょっと、はっちゃけた方がいいよね。
とか、どーでもいいことを考えたりするアニメである(笑)


◆第1巻4
∞5「DEFEAT OF RED(赤の敗北))」
∞6「THE HOT SPRING IN PARADISE(桃の秘湯)」(初号版)
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(清水一伸)、作画監督(原将治)
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(迫井政行)、作画監督(原将治)

というわけで今巻は、勝利に浮かれた古都は初めての敗北をし、温泉で疲れを癒すって話。
コンプリートDVD用に収録された新作の1話。
TV版の2話と3話に入るエピソードであり、「あっちの世界」の放映話数としては、5話と6話となる話。
で、内容としては戦隊ものではお約束の「馬鹿話」っぽい作りとなっていて、このアニメでは珍しくコミカルな内容となってて、なかなかに楽しかった。
予告ではもっとエロエロを期待をしてはいたのだが、エロとしてはまあ普通。
でも、「あっちの世界」からすれば、「男性器」を模した怪人にヒロインが触手で襲われたり、ヒロインが半裸をさらしまくったりと、「子供向け特撮」としては致命的(笑)
「桃の秘湯」は「初号版」となっていることから、「あっちの世界」ではあまりな内容に、「お蔵入り」になったと思われる。
まあ、特撮世界ではよくあることだ(笑)
あと、古都とそれぞれのキャラの絡みなども多く、「小さな結束」という意味では、話としては大きな意味付けもあった話だと思う。
とりあえずは今回は、タキツヒメがちょっぴり可愛かったのは良かったな(笑)

で、コンプリートDVD版は、TVで放映された「2話」にOPとEDとセリフ付き次回予告を足した完全版となっていた。
とはいえ、「ブロードバンド用短縮版」であることは、まあ変わりはないんだけど(笑)


◆第2話2
∞3「PURPLE BEAM(紫の光弾)
∞4「THE CLEAR−HEADED GREEN(緑の頭脳)」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(迫井政行)、作画監督(杉藤さゆり、大島美和)

というわけで今回は、古都は特訓し、初めての戦いを迎えるって話。
え〜と、やっぱついていけないものが(笑)
個人的には、こういう「ネタ」は結構好きである。
島本和彦の漫画で「ワンダービット」というのが昔あって、その中で「おいしい所だけ漫画」みたいなネタがあり、言わばこれはそれの再現みたいなものなんだよな。
そういうのを表現しているものは、アニメとかでは実は結構あって、「機動戦艦ナデシコ」の中の劇中劇である「ゲキガンガー」なんかはその中でも傑作で、盛り上がってるとこだけ表現することで、テンションを上げていて面白かった。
最近だと、「ギャラクシーエンジェル(第3期)」の「新鮮鯛づくし」なんかは、エンジェルファイブになってエンジェル隊というお約束の「戦隊パロ」を、実質10分ほどでやっちゃう所が傑作だったんだよな。
そういう「総集編形式もの」とでもいうか、そういうのは結構面白いと思うのだよ。
まあなんというか、「ノリ」がいまいちなんだよな。
真面目すぎるというか、もっとこうお約束をお約束っぽくやるというか・・。
ギャグやパロを交えてみるとか・・。
サブタイトルなんかも、「特訓!超必殺のトライアングルフォーメーション!!」(適当)みたいなお約束で固めるとかさ。
どうも・・「マジ」過ぎるんだよなあ・・いや、それはそれでもっと作りようがあるとも思うしなあ。
とりあえず、「面白くない」のはよくないよね(笑)
作画とかは、妙に良いんだけどねえ。
戦隊ものをこなしてる荒川さんにしては、あんま上手くないなあ。


◆第1話3(50点)
∞1「REDIMPACT(赤の衝撃)」
∞2「REBIRTH OF THE DARK(黒の復活)」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(鄭敏泊)、作画監督(菊池愛)

というわけで、企画原作moeによる、「超変身コス∞プレイヤー」
スタッフは、原案は久米憲司・荒川稔久・大島美和・松村やすひろ、監督は高橋丈夫、シリーズ構成は荒川稔久、キャラデザ・総作画監督は大島美和、アニメ制作はスタジオライブ、といった感じ。
今回は、星野古都(松来未祐)はある日コスプレイヤーになるって話。
え〜と、よくわからん・・これ1話だよね?(笑)
どうやらこれは、「戦隊もの」の第1話のようなものなのだろうが、1話を半分ぐらいに圧縮してるせいか、キャラとか状況とか設定がさっぱりわからない。
多分この企画は、1年・4クール・52話かけてやる「戦隊もの」を1時間でやってしまおうっていう企画なんだろうな。
ネタとしては面白いとは思うけど、どうなんだろうね?
なんつうか・・置いてきぼり?(笑)
まあ、どなるのか・・続きを楽しみにしてみるか・・。
で、次回はお約束の特訓話。


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