◆エレメンタルジェレイド

☆公式
http://www.erementar-gerad.com/
☆テレビ東京
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/erementar_gerad/

<STAFF>
監督:うえだしげる
キャラクターデザイン:堀たえこ
シリーズ構成:荒川稔久
美術監督:小倉宏昌
音響監督:亀山俊樹
アニメーション制作:XEBEC

<CAST>
クー(クード・ヴァン・ジルエット):石田彰
レン(レヴェリー・メザーランス):高橋美佳子
シスカ:水樹奈々
ローウェン:うえだゆうじ
キーア(キュリート・エンヴァティリア):鈴木菜穂子
ヴォルクス・ハウンド:置鮎龍太郎
チルル(ティクル・セルヴァトロス):釘宮理恵
ラサティ・ティグレス:緒方恵美
リィリア・ティグレス:笹本優子
グレイアーツ:鳥海浩輔
ココウェット(チコーリア・コル・ウェットヴィ):ひと美
グラディアス:成田剣
お頭(キンバルト):加藤精三
ビーゾン:中多和宏
パール(パーティン・セルス):氷青
ナレーション:土師孝也

音楽 梶浦由記

オープニング
savage genius 「Forever...」

エンディング
黒田倫弘「約束」


◆第二十唱「擬煌珠(フィロ)」4
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(孫承希)、作画監督(前田明寿)

というわけで今回は、クーとレンが互いに結ばれ事でフィロは思い悩むって話。
ついにとうとフィロ編が終了。
お約束でわかっていたこととはいえ、ここ最近のこのアニメを引っ張ってきたフィロの最期は悲しい。
正直、作画もあんまりで、色々ともう一押し欲しい感じもあったのだが、スティンレイドとしての自分に苦悩し、クー達の間で葛藤し、そしてクーへの失恋の果てでのその決意と最後はやはり良かった。
いいキャラだった。。ありがとうフィロ、さようならフィロ・・。
で次回は、明かされた真実・・そろそろ最終回へ向けて締めかな?


◆第十九唱「石ころの想い」4
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(孫承希)、作画監督(前田明寿)

というわけで今回は、自分の想いに戸惑うレンはクーを避けてしまうって話。
すれ違い加速するそれぞれの想い・・そして、互いの想いを確かめ合うクーとレンの前でフィロは・・。
うわあ切ない、なんて切ない展開。
なんだか切ない純愛路線を真っ当に描きまくっていて、こっぱずかしくもあるが非常に切なくラブラブな物語が非常に面白い。
結局のとこ当て馬となってしまったフィロが可哀想すぎる。
あと、案外「大人」な態度でクーやフィロやシスカに接するローウェンやキーアの、「導き」ぶりも非常にいい感じだったな。
サービスシーンである水着シーンもあったりと、続きが楽しみなるなかなかに満足な回であった。
で次回は、フィロの下した決断とは・・。


◆第十八唱「偽りの同契(リアクト)」4
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(菱川直樹)、作画監督(大木賢一)

というわけで今回は、フィロがスティンレイドだとわかるって話。
まだまだかっ飛ばすフィロの暴走。
「あたし、どうでした?」「相性ばっちりでした」「息もぴったりだったし、動きに無駄もなかったし」「よくなかったんですね」「はじめてだったから」「たくさんすればきっとよくなりますよ」
・・ナンの話だナンの(笑)
リアクトはセックスの暗喩じゃねえかと前にも思ってはいたのだが、今回の会話はソレをそのまんま直球で表現していて笑った・・川崎ヒロユキ、アホな脚本を(笑)
で、お約束でやはりフィロは敵のスパイだったわけだが、ドジっ子ぶりは「デフォルト」だったらしく、さらに続くドジっ子ぶりが非常に楽しかった。
今回は、なんだか作画の動きも良く、デフォルメのほどよくきいた画面が素晴らしく、特にバトルはかなり派手に動いてくれていてマクロスの「ダイダロスアタック」ばりの大爆発をかましてくれたクー&フィロの必殺技も格好良かった。
最後の「わたしのココ、ちょっとだけ熱い・・」という、レンが二人の関係にちょっとだけ「焼き餅を焼く」っつうのもお約束であり、引きとして上手かった。
クーとレンとフィロの三角関係はなかなか面白そうであり、今後が楽しみである。
で次回は、三角関係継続中。


◆第十七唱「波乱の邂逅」4
脚本(花田十輝)、絵コンテ(榎本明広)、演出(筑紫大介)、作画監督(高橋晃)

とういうわけで今回は、クー達はクーのファンを名乗る少女・フィオ(半場友恵)と出会うって話。
なんだかもうベタベタで萌え萌えなドジメガネっ娘・フィオが登場。
話やら演出作画自体はたいしたことはないわけではあるが、もうこのフィオのベタベタなドジっ娘ぶりとクーへのアタックぶりで、楽しいドタバタとなっていてなかなかに面白かった。
特に、温泉でのお約束のドタバタ・・男湯の様子を聞く3人娘という構図が普通の逆パターンで笑えた。
つうか、あからさまに怪しいんだから、ちっとは疑えよ、君ら(笑)
で次回は、そんな感じでクーとレンとフィオの三角関係に、その裏の真実が明かされるって話。
・・なんか、またフィオが飛ばしてくれそうで、楽しみである。


◆第十六唱「追憶の銃弾(ワイルドブリッド)」3
脚本(小山田風狂子)、絵コンテ(うえだしげる)、演出(安東信悦)、作画監督(小嶋悟司)、総作画監督補佐(今井雅美)

というわけで今回は、豪華客船へと乗り込んだクーは何者かに操られ、敵を探していたシスカはマイナ(田口宏子)と再会するって話。
以前にアークエイルで登場していたマイナが再登場し、シスカが主役のシリアス話。
話自体は、OPで出ている「メガネっ娘」が犯人とみせつつのミスリードや、アークエイルからの刺客やら、かつての仲間との悲しき決闘などと、なかなかに悪くはない感じではあったのだが、どうも演出作画が平板で大味なためか、ちょっと盛り上がりには欠けた感じ。
絵コンテは誰かなと思ったら、監督のうえだしげる自らだった・・駄目じゃん(笑)
夕方6時台アニメだからと言おうか、どうも演出作画が大味なこと多いんだよなあ・・もっと盛り上げれた話だとは思うのだが・・。
まあそれはそれとして、水樹奈々が声優やってるだけあってか、「歌イベント」はやはりお約束なのだな。
しかし、「夜ばい」イベントはもっと盛り上がると思ってたのだが、案外地味だったな・・しょぼん。
で次回は、メガネっ娘にもうドキドキ!・・ってテンションいつもと違って笑った。
とりあえず、ようやくOPのメガネっ娘が登場のようです。


◆第十五唱「大風車の村(エレ=ブランカ)」3
脚本(村山桂)、絵コンテ(坂田純一)、演出(清水一伸)、作画監督(岩崎光洋)

というわけで今回は、レンは風車のある村で、ユージン(小林由美子)とオリガ(伊月ゆい)という子供たちに出会うって話。
クーとレン、早くも再会。
もうちょっと別れ別れになってた方が盛り上がった気もするが、やはり二人のラブラブぶりと、あの五人での旅の方が安定感もあるし、まあこれはこれでいいか。
話自体も、ユージンとオリガのカップルは「思いの通じた二人が何かをやりとげる」という、クーとレンの対にもなっていて、ちょっと冒険ものっぽくもあり、なかなか面白かった。
でも、流石に敵はあっさりすぎでしょぼすぎだったな(笑)
で次回は、クーがとうとうレンに夜ばいを(笑)


◆第十四唱「煌珠狩者(エディルレイドハンター)、再臨」4
脚本(玉井☆豪)、絵コンテ(太田雅彦)、演出(高橋順)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、一人旅立ったレンを追うクーは、エディルレイドハンターのヴォルクスと再会することになるって話。
エディルレイドハンター・ヴォルクス(置鮎龍太郎)&チルル(釘宮理恵)再び、ってことで、虐げられながらもヴォルクスに従うチルルの「理由」が語られる話。
典型的な「ストックフォルム症候群」・・ではなく、「自分を必要としてくれたから」というのはお約束ではあるが一応納得も行き、ちょっぴり感動。
これに、ヴォルクスがエディルレイドを「道具」として扱う理由付けがつけば、話としては完結するかな。
まあしかし今回良かったのは、「自らの信念」のために旅立ち、ヴォルクスの前に立ちはだかるシスカであった。
素直にクーに謝ったり、エディルレイドを守るために行動するシスカの実直さ(普段の行動はおいといて)はいいね・・ちゃんとシスカらしく怒ったり「有給」で休暇取る辺りがさらにいい(笑)
クーとは別れ別れに探すかと思ってたけど、どうやら一緒に行動するようで、挿入歌がかかっての出発は良かった。
しかし、レンはあんな感じでよく一人で旅できるな・・金とかどうしてるんだろう(笑)
で次回は、風車の村・・第1、2巻のネタをここで使うわけか。


◆第十三唱「守護翼(アークエイル)」4
脚本(高山カツヒコ)、絵コンテ・演出(うえだしげる)、作画監督(今井雅美)

というわけで今回は、レンがエディルガーデンに行ったと知って追いかけるクーを、何者かが狙うって話。
クールの切れ目ということでようやく大きく話も動きだし、やっとこ物語が面白くなって来た感じである。
今まで少しづつ触れられては来たが、やっぱりアークエイルは怪しさ爆発の組織であり、それによってレンが自分の責任と感じて別れ別れになってしまうクーとレンとか、そして信じていた物に裏切られることになるであろうシスカ達とか、お約束ではあるが盛り上がる展開でもあり、その辺の2クール目の動きが楽しみである。
今回は、綺麗目の作画もあり、一応監督自らによる絵コンテ演出もあってか、なかなかに面白かった。
しっかし、クーはもうちょっとでレンとチューだったのになあ・・惜しかったなあ(笑)
で次回は、エディルレイドハンター再び。


◆第十二唱「自由への疾走」3
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(池端隆史)、演出(孫承希)、作画監督(津熊健徳)

シスカの武装は相変わらず、すげえな・・どこに持ってるんだ(笑)
というわけで今回は、賭闘場で戦うクーたちの前に、アークエイルの特殊部隊が現れるって話。
ちと長めでダレダレだった、賭闘場編がやっとで終了・・今回からアークエイル編に突入のようである。
お約束として、やはりアークエイルは怪しさ爆発で裏があるようで、果たしてクーとレンの運命はどうなることか・・一応今後に期待。
しかし、レンの幸せを妄想するクーは良かったな・・「好きな女の子と一緒にお風呂に入りたい」ってのが・・って、それ君の幸せだから(笑)
で次回は、アークエイルの秘密に迫るって話。


◆第十一唱「復讐の賭闘士(クラスファイター)」3
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(菱川直樹)、作画監督(高橋晃)

というわけで今回は、クーとラサティが決勝で戦うって話。
話の流し方はちと強引ではあったのだが、「互いの気持ちを合わせて戦う」クーとレンの二人に感化されて、「二人で一緒に戦う」ことを選んだラサティとリィリアという展開は、お約束ではあるが爽やかでもあり良かった。
しかし、どうも演出作画的にちと低め的だったためか、ちと盛り上がりには欠けたかな・・緒方恵美は迫真の演技ではあったけど。
特に、今回だけではないけども、ラサティとリィリアとのリアクトによる必殺技のシーンはクライマックスなんだからもう一押し欲しかったよねえ。
で、今回でこの話は終わりかと思ってたのだが、なんとまだ引くようである・・ちとこの話引き過ぎかも、ちとテンポが悪い。
次回は、なんだかアークエイルがやって来てレンが大ピンチっぽいです。


◆第十唱「愛と欲望の賭闘場(ミリアルド=トレイ)」3
脚本(村山桂)、絵コンテ(太田雅彦)、演出(筑紫大介)、作画監督(窪田康高)

というわけで今回は、クーとレンはお金を稼ぐために賭闘場に参加するって話。
このアニメの良いところはやはり、クーとレンの関係を丁寧に描いているところであり、今回も相手を大切に思うあまりに過剰な庇護欲を見せる保護者然としたラサティと、その被保護者であるリィリアの関係とを対比させて、一方的に「守られる」だけでなく「一緒に頑張る」関係を築こうとするレンと、そしてそれに答えるクーという非常に爽やかで微笑ましい展開がきっちり描かれていて、その辺のふたりの「微妙な距離感」が初々しいカップルを見てるようであり、楽しい。
簡単に言ってしまうと、「可愛いじゃねえか、この野郎」ってことなのである(笑)
まあそんな感じで、「二人の関係」が主体としてきっちり描かれているので、このアニメ、尻座りは結構いいんだよね・・話自体はそんな面白いってわけじゃないんだけども(笑)
あと、シスカの「金の亡者ぶり」やらの極悪ぶりが楽しく笑えるのも、もちろん言うまでもない。
やっぱキャラがいいんだよなあ・・。
しかし、この話は結構引くんだな・・一応オチは楽しみにはしてるので、多分最後となるであろう次回に期待。
で次回は、クーとラサティが決戦。


◆第九唱「港町(ラズフェ=アンクル)の秘密」3
脚本(村山桂)、絵コンテ(坂田純一)、演出(清水一伸)、作画監督(岩崎光洋)

というわけで今回は、町で働いていたクーとレンは、ラサティ(緒方恵美)とリィリア(笹本優子)の姉妹と出会うって話。
無愛想なレンのウェイトレス姿に萌え萌え。
相変わらず、クーとレンの「微妙な距離感」もいい感じであり、見ていて微笑ましく楽しい。
クーとレンのいないとこでの、極悪シスカ率いる三人組のドタバタ外道ぶり(笑)も実に楽しく、このアニメはやっぱ結構キャラがいいよな。
姉妹の話はまあ前編ってことでもあり、後編の盛り上がりに期待したいところ。
このアニメは、人間とエディルレイドという異種族の関係性の話でもあり、結構様々な関係性が出てきており、主体でもあるクーとレンの関係がどのように落とされるのか楽しみである・・人間とエルフの関係と同じく。
エルフといえば、エディルレイドはどうやら成人するまでは人間と同じように成長して、20代前後で固定って感じなのかな?
・・レンとキーアは何歳なんだろう(笑)
で次回は、「ふたり」の話の後編。


◆第八唱「戦慄の煌珠狩者(エディルレイドハンター)」4
脚本(玉井☆豪)、絵コンテ(神谷純)、演出(孫承希)、作画監督(前田明寿、雀富京)

というわけで今回は、クーとレンはアークエイルから逃げ出してきたエディルレイドであるセレナ(真田あさみ)と出会うって話。
セレナが「相対的時間差」に気づかないのはちと無茶かなとは思わなくもなかったが、まあそれだけ人間と長命なエディルレイドの時間的感覚が違うってことなのであろう。
人間とエルフの関係と同じだあね。
そのセレナの「時間ボケ(笑)」により、人間とエディルレイドの悲劇的関係やら、そのエディルレイドを保護するアークエイルが必ずしも正義とは限らないというジレンマなども出して、なかなかに面白かった。
そういえばセレナの声は真田あさみ・・ってデジコだよね?
全然気づかなかった・・意外に上手かったのだな。
あと今回の敵であるヴォルクス(置鮎龍太郎)とチルル(釘宮理恵)の関係も、様々ある人間とエディルレイドの関係の暗喩ではあるのだろう。
道具としてヴォルクスに扱われてるチルルが、なぜにアレだけ好意的なのかは謎だが、その辺は今後語られるのかもしれない。
今回はアクションの方もなかなか派手に動いていて、チルルの円盤を使った攻撃と防御は派手でもありなかなかに格好良かった。
再登場もあるようなので、次の出番に期待である。
で次回は、OPの姉と妹が登場。


◆第七唱「併唱謳(オブリガーズ)への決意」3
脚本(高山カツヒコ)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(高橋順)、作画監督(高橋晃)

というわけで今回は、クーを狙う刺客・グレイアーツ(鳥海浩輔)とココウエット(ひと美)が現れるって話。
シスカ、キーアに続き、完璧超人ローウェンの話。
ではあったのだが、前の二人に比べるといささか「どうでもいい感」が漂っており、いまいち盛り上がりには欠ける感じであった。
まあ、エディルレイドとプレジャーの関係ってヤツでは、キーアの話でちょっとやったから仕方なくはあるのだが。
バトルの方も、お約束の空飛艇の上での戦闘というアレも普通な感じだった。
敵キャラのグレイアーツ&ココウエットコンビも、キャラとしては良さげな感じだったのだが、使い捨てでもったいない。
そもそも「必殺技」がいまいち迫力に欠けるんだよな・・ピカっと光るだけなんで通常技との差異が感じられないんだよね。
今回の「併唱謳(オブリガーズ)」という必殺技二連発も、そのせいかいまいち盛り上がらなかったし。
バトル方面の派手さはもうちっと欲しいところではあるな。
で次回は、エディルレイドハンターが登場。


◆第六唱「同契者(プレジャー)を見つめて」4
脚本(高山カツヒコ)、絵コンテ・演出(孫承希)、作画監督(今井雅美)

・・なんか、結構気に入ってきました。
というわけで今回は、キーアの特訓を受けるクーって話。
今回も、前回のシスカの話と同じくキーアの過去と絡めたクーの成長話。
まあ、キーアの過去が結構ぼかして描かれていたりもあったりで、前回ほどの過去との絡みの上手さはなかったんだけども、やはりクーとレンのまるで「中学生の恋愛」のようなぎこちないカップルぶりは非常に初々しく、正直かなり萌える(笑)
キーアは「恋愛みたいなもの」とプレジャーとエディルレイドの関係を比喩していたわけだが、「合体」という意味で「セックスみたいなもの」と考えると、さらにエロくていい・・「一人の思い込みじゃ上手くいかない」という意味で(おい
・・まあそれはそれとして、コロコロとクーの背中から転がったり、レンの風呂上がりバスタオル姿やら、寝起きの寝間着姿やらが萌え萌え・・いや、どこか哀愁漂うお姉さんなキーアもエロ可愛かったけどね(笑)
ってな感じで、「萌え」もきっちり押さえているし、なにより基本は「クーとレンの関係」にしぼって描いていて尻座りも良く、演出作画のテンポもそこそこ良いんで、かなり安心して見れる感じなってきたかな。
正直、結構毎週楽しみになってきました。
「ガンダムX」のガロードとティファもそなんだけど、こういうお約束な「ボーイミーツガール」が弱いわあ。
そういや、今や「魔法先生ネギま!」の監督でもある、羽原信義が原画にいたな・・どこのカットかは全然わからなかったけども・・やっぱ、エロ可愛いレンやキーアのシーンかな?(笑)。
で次回は、ローウェンの話・・かな?
あ・・ローウェンのバイトって何だったんだろう・・(笑)


◆第五唱「あの日の落涙(ティアドロップ)」4
脚本(小山田風狂子)、絵コンテ(木村真一郎)、演出(うえだしげる)、作画監督(津熊健徳)

というわけで今回は、クーとレンを襲う、スティンレイドの刺客って話。
あ、ツメの甘いとこもあったがなんか結構良い話。
前回の話を受けての、クーがエディルレイドであるレンを「力(武器)」として扱うことへのためらいとか戸惑いとかが、シスカの過去と絡めて描かれていて、なにげに好感触。
互いが互いを想うがゆえに、気遣うがゆえに生まれる「すれ違い」が切なくて良いね。
シスカが、エディルレイドを使わないのには理由があったのだな・・ただのトリガーハッピーじゃなかったわけだ(笑)
クーとレンというこの「ボーイミーツガール」な関係はお約束ではあるが、この初々しい関係は見てて微笑ましくて良い。
あと、今回はSDレンが鬼可愛かったな・・このポヤヤンな可愛いレンを見るためだけでも十分見る価値があるな(笑)
しかし、絵コンテがなぜかいきなり木村真一郎だった・・でも、それほど切れがあるってほどでもなかったなあ。
で次回は、ハラペコエディルレイド・キーアの話。


◆第四唱「光と闇の核石(エレメンタル・ジェレイド)」2
脚本(高橋カツヒコ)、絵コンテ(山川吉樹)、演出(筑紫大介)、作画監督(柳瀬雄之)

というわけで今回は、心のすれ違いでリアクトできなくなるクーとレンって話。
てっきり、「光と闇の核石」ってサブタイだったもんで、クーとレンの二人と対比させて、ビーゾンとパールの二人の関係を描いて、それぞれの「絆の形」みたいのを描くかと思ったのだが、なんかあんまそんなことなかったな。
「天然」と「人工」の核石の違いなんかも全然描かれてなかったし、二人の「すれ違い」もあっさり解決したみいだし、せっかくの美味しいネタなのに中途半端に終わった印象。
「あなたは私の力(体)が目当てなんでしょ?」が、「あなたは私を満足させれないでしょ?」(わざとエロく言ってみました)に問題がずれてるとことかも、よーわからんし。
なんか、パールはまだ生きてるたみたいだし、再登場のときにそのネタをやるのだろうか?
それにしても、戦闘シーンの時の梶浦音楽はなんかやたらと豪華だな・・別のアニメみたい(笑)
ま、とりあえずはクーとレンのラブラブ展開に期待って感じか。
で次回は、あの日の落涙。
あ、なんか今回意味なかったシスカの着脱モードが活躍しそう。


◆第三唱「裏切りの七煌宝樹」4
脚本(玉井☆豪)、絵コンテ(湖山禎崇)、演出(佐々木勝利)、作画監督(岩崎光洋)

というわけで今回は、何者かにさらわれたレンを助けに行くクーって話。
「王道」「お約束」ではあるが、「力」を持つレンに対して「道具」として接するビーソン(中田和宏)と、「女の子」として接するクーとの対比とか、それによってのクーとの心のすれ違いとかをきちっと書いてるのは良いね。
非常にわかりやすい解説なんかもしっかり入っていて、6時台夕方の子供向けアニメならこのぐらいわかりやすく親切設計の方がいいねえ。
演出作画のテンポも良いし、全体的にバランスは悪くない。
個人的にクーとレンの「ボーイミーツガール」をきっちっと描いてくれたら文句ないかも。
それにしても・・今更だけど「リアクト」ってなんかエロいね(笑)
で次回は、光と闇の核石(エレメンタル・ジェレイド)
EDの「約束」は、結構作品内容にあっていて良いねえ・・絵もいい感じだし。


◆第二唱「運命の同契(リアクト)」3
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(うえだしげる、孫承希)、演出(孫承希)、作画監督(今井雅美)、メカニック作画監督(桝田浩史)

というわけで今回は、謎の黒服の男たちに襲われたクーは、レンとリアクトして戦うことになるって話。
「別れと旅立ち」って言うから、てっきりレンと別れてクーが追跡の旅に出るかと思ったけど、そんな事なかったな・・そっちのがいいけど。
ってなわけで、クーとレンとその他との、お約束の珍道中へと移行。
相変わらずお約束過ぎる展開でもあり、驚きとか新鮮さとか全然ないわけだが、テンポもそこそこ良く、クーの不用意な言葉に傷つくレンとかのドラマもそこそこ良く、そこそこ楽しめる感じである。
とりあえず、「ガンダムX」(大好きでした)みたくに、クーとレンのラブラブ展開に期待。
で次回は、レンの裏切り。


◆第一唱「空と風の謳」3(55点)
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(うえだしげる)、作画監督(掘たえ子)、メカニック作画監督(桝田浩史)

というわけで、月刊「コミックブレイド」連載中の、原作・東まゆみの「エレメンタル・ジェレイド」がアニメ化。
自分は、原作は未読です。
スタッフは、アニメ制作はZEBEC、シリーズ構成は荒川稔久、キャラクターデザイン・総作画監督は掘たえ子、メカニックデザインは桝田浩史、音楽は梶浦由記、監督はうえだしげる、って構成。
今回は、空賊の少年・クー(石田彰)は、強奪した宝物の中に入っていた少女、エディルレイドのレン(高橋美佳子)と出会い、戦いに巻き込まれることになるって話。
まあ、実に「ガンガン系」らしい、非常にステロタイプにオーソドックスな、ボーイミーツガールである「異世界冒険ファンタジー」
ほとんど「お約束」で構成されていて、世界や物語への「わかりにくさ」とか「入りにくさ」なんかは全くなく実に王道。
ギャグとシリアスを絡めつつ、ポンポンとテンポ良く進んで行きわかりやすい。
その代わりに「新鮮味」とかも全くなかったりもする。
まあ、こういう「王道」「お約束」な話は嫌いでもないので、今後に期待したいところではある。
つうか「ガンガン系」ってこういう「いかにも」な、今までのアニメやら漫画やらゲームに影響を受けて育った世代が、それを「そのまんま」トレースして「どっかで見たことがある」ような作風のって多いよね。
ぶっちゃけ「オリジナリティ」がない・・ようは今までのそれらのネタ(要素)をいかに分解、再構成し「リミックス」「ミキシング」するかって事になってくる・・「ダメ錬金術」(笑)
・・昨今は全般的にそうではあるわけだけど・・。
ま、「既知感」があった方がわかりやすく感情移入もしやすいし、「オリジナリティ」があった方が「面白い」とは限らんからねえ。
で次回は、別れと旅立ち。


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