◆フルメタル・パニック! TheSecondRaid


フルメタル・パニック!TSR公式サイト
http://www.tdd-1.com/
http://www.wowow.co.jp/anime/fullmeta/

□テーマソング
  ■オープニング/「南風」
   歌  /下川みくに (ポニーキャニオン)
  ■エンディング/「もう一度君に会いたい」
   歌  /下川みくに (ポニーキャニオン)

□サントラ
  ■「フルメタル・パニックTSR オリジナル・サウンドトラック・アルバム」 ※8/18発売

□スタッフ
■原作/賀東招二・四季童子
連載:月刊「ドラゴンマガジン」・月刊ドラゴンエイジ」、富士見ファンタジア文庫刊
■シリーズ構成/賀東招二 ■キャラクター原案/四季童子 ■キャラクターデザイン・総作画監督/堀内修
■メカデザイン/海老川兼武・渭原敏明 ■音楽/佐橋俊彦 ■音楽ディレクター/澁谷知子
■音楽プロデューサー/渡辺隆 ■音楽制作/ポニーキャニオン ■音響監督/鶴岡陽太
■編集/重村建吾)■美術監督/鵜ノ口穣二 ■撮影監督/中上竜太
■設定/高橋博行 ■色彩設計/高木理恵 ■アニメーションプロデューサー/八田陽子
■音響スタジオ/スタジオごんぐ ■音響制作/楽音舎 ■アニメーション制作/京都アニメーション
■監督/武本康弘 ■製作/Full Metal Panic! Film Partners

□キャスト
■相良宗介/関智一 ■千鳥かなめ/雪野五月 ■テレサ・テスタロッサ/ゆかな
■クルツ・ウェーバー/三木眞一郎 ■メリッサ・マオ/根谷美智子
■ベルファンガン・クルーゾー/小山力也 ■アンドレイ・カリーニン/大塚明夫
■リチャード・マデューカス/西村知道
■ガウルン/田中正彦 ■レナード・テスタロッサ/浪川大輔
■ゲイツ/大塚芳忠 ■夏玉芳/篠原恵美 ■夏玉蘭/沢城みゆき
■常盤恭子/木村郁絵 ■風間信二/能登麻美子 ほか

【原作】
フルメタル・パニック! シリーズ(富士見ファンタジア文庫)
 著:賀東招二 イラスト:四季童子

【長編シリーズ】(シリアス寄り)
戦うボーイ・ミーツ・ガール   98年09月:第1期♯01〜♯07
疾るワン・ナイト・ スタンド    99年03月:第1期♯09〜♯12
揺れるイントゥ・ザ・ブルー   00年02月:第1期♯18、♯20〜♯24話(最終話)
終わるデイ・バイ・デイ(上)   00年11月:第3期(TSR)
終わるデイ・バイ・デイ(下)   01年04月:第3期(TSR)
踊るベリー・メリー・クリスマス 03年03月:−−−
つづくオン・マイ・ オウン     04年10月:−−−
燃える・ワンマンフォース    連載中 :−−−
※第1期♯14〜♯17はアニメオリジナル

【短編シリーズ】(コメディ寄り)   ※ふもっふの話数はDVDに準拠
放っておけない一匹狼?   98年12月:第1期♯08 ・ 第2期(ふもっふ)♯01、♯05、♯06
本気になれない二死満塁? 99年05月:第2期(ふもっふ)♯02、♯04、♯07、♯12
自慢にならない三冠王?   99年10月:第1期♯13 ・ 第2期(ふもっふ)♯03、♯10、♯11
同情できない四面楚歌?  00年06月:第1期♯19
どうにもならない五里霧中? 01年10月:第2期(ふもっふ)♯08、♯09、♯15
あてにならない六法全書? 02年06月:第2期(ふもっふ)♯13、♯16、♯17(最終話)
安心できない七つ道具?   03年07月:−−−
悩んでられない八方塞がり? 05年07月:−−−

【特別編】
フルメタル・パニック!−サイドアームズ−
音程は哀しく、射程は遠く 2004年04月:第2期(ふもっふ)♯14


◆Scene04「デイライト」4
脚本(賀東招二)、絵コンテ・演出(三好一郎)、演出助手(石立太一)、作画監督(門脇聡)

というわけで今回は、敵の罠にはまった宗介たちは、トンネル内で危機に陥ることになるって話。
アクションとピンチ描写の今回。
絶対的な危機からの脱出が、秀逸なメカアクションと玉蘭の優雅なバトルアクションを絡めて、なかなかに面白く描かれていて良かった。
「情報漏れ」の部分はちょっと単純すぎてヌルくも感じたが、「クレタ人は嘘つきだ」というギミックを使ってのカタルシスある展開で補ってはいた感じである。
原作からの改変キャラでもあるゲイツに夏姉妹も、声優さんの演技もいいし、なかなかに濃くて良いね。
で次回は、裏切り者を追ってシチリアへと行く宗介たちって話。
ここで原作の最初から始まるわけか。


◆Scene03「迷宮と竜」3
脚本(賀東招二)、絵コンテ・演出(北之原孝将)、作画監督(米田光良)

というわけで今回は、分断中国で起こったテロに対応する宗介たちミスリルって話。
オーソドックスな展開だが、世界観なども示しつつの手堅い画面作りで緊張感もあり、なかなかに面白かった。
特に、対テロ戦における「専門家」であるミスリルが、きちんとプロフェッショナルっぽく動いていて、ミリタリ的には満足な内容。
言葉だけ「プロフェッショナル」と言及されていても、それを「映像」として表現するのはなかなかに難しいからね。
まあとはいえ、ガチンコバトル前の嵐の前の静けさという感じで、今回は地味だったので、次回の派手な戦闘シーンに期待したいところである。
で次回は、罠にはまった宗介達が大変なことにって話。


◆Scene02「水面下の情景」4
脚本(武本康弘)、絵コンテ・演出(山本寛)、作画監督(池田和美)

というわけで今回は、宗介とかなめが学校で日常を過ごす中、戦地を視察する謎の男・ゲイツ(大塚芳忠)って話。
・・流石はWOWOWのR15指定・・もうエログロありまくり。
このためのR15指定だったのか・・なんかこれからもドンドンやってくれそうで楽しみである。
で、そんな感じで今回は、宗介たちの「ふもっふ」な日常と、そしてキチガイ男ゲイツ達による非日常が両側面で描かれる構成であった。
宗介たちの学校でのドタバタはこれが「フルメタ」という感じであり、暴走する軍事野郎・宗介にガンガンとツッコミを入れまくるかなめとのやり取りが楽しく笑えた。
そして、それとは逆にエログロありまくりの殺伐とした展開を見せるゲイツや玉芳(篠原恵美)に玉蘭(沢城みゆき)が凄い。
何と言っても、「Zガンダム」のヤザン以上のキチガイ野郎を演じてくれている大塚芳忠がもうスゴイのなんの。
原作では男の双子だったあの兄弟を、姉妹にしちまって百合要素まで加えた夏姉妹も良い感じである。
あと、今回も演出作画のレベルが高いのも言うまでもないことなのであった。
で次回は、迷宮と竜。


◆Scene01「終わる日々」5(85点)
脚本(賀東招二)、絵コンテ・演出(武本康弘)、作画監督(堀内修)

というわけで、「月刊ドラゴンマガジン」に好評連載中の原作・賀東招二の「フルメタル・パニック!」が、「フルメタル・パニック! TheSecondRaid」となって三度目のアニメ化。
今度は再び深夜のWOWOWノンスクランブルであり、R15指定である。
でスタッフは、シリーズ構成は賀東招二、キャラクターデザイン・総作画監督は堀内修、メカニカルデザインは海老川兼武・渭原俊明、監督は武本康弘、アニメ制作は京都アニメーションと、「ふもっふ」の時と同じ構成。
今回は、宗介(関智一)達ミスリルは、紛争地域への武力介入を行うって話。
昨今のクオリティの高い仕事によって、いきなりスターダムへと乗りあげた京都アニメーションが、短編である「ふもっふ」に引き続き、長編シリーズである「終わるデイ・バイ・デイ」をアニメ化である・・さらばGONZO(笑)
流石に評価の高い京アニの仕事だけあってか、こっちの長編の方も非常にクオリティの高い仕事をしている。
賀東招二がシリーズ構成に絡んでるいて今回も脚本を書いているせいもあってかミリタリ度も高く、バトル満載の今回は、よく動き演出の密度も高い戦闘シーンも非常に秀逸。
最新型AS(アームスレイブ)であるM9ガーンズバッグの巨大感やら、その機動性などの描写もしっかりしていて好感触。
それとどうやら原作をかなりアレンジしてくるようで、今回はほとんどオリジナル展開であり、原作ファンでも楽しめるような感じである。
とはいえ、いきなりの戦闘バリバリのドシリアスモードは「ふもっふ」から入った人や、基本的のGONZO版の初代からの続編がゆえに一見さんには敷居が高いかもしれない・・まあ仕方ないか。
で次回は、水面下の情景。


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