◆第23話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(玉野陽美)、演出・作画監督(外崎春雄)

ごめんなさぁ〜い!!
というわけで今回は、内罰主義者で女装好きな猿の草摩利津(富永みーな)登場、
・・相変わらず・・こんな奴ばっかだな草摩家は・・まとな奴おらんのか(爆)
まあしかし、内罰的だったり、自意識過剰だったり、劣等感の塊になったりとかっていうのは若い時にかかりやすい病だからねえ。
まあ、しかも草摩家だし仕方がないか(笑)
にしても、透君はほんとに精神カウンセラー状態だな。
そっちの職業が向いてたりするかも(笑)
しかし、「生まれた訳」とか「生きている意味」とか「存在理由(レゾンデートル)」とか「誰かのために、何かのためになりたい」とか、そういうの考えると泥沼だからねえ。
考えないのが吉なのは間違いないな。
それらを「実感」するのは結構難しいしな。
そういや、レイ・ブラッドベリの「火星年代記」には、
「動物は生に疑いを持ったりしません、生きている理由が、生そのものです。火星人たちは、生き残るために、『なぜ生きるのか』というあの一つの疑問を忘れることにしました。生そのものが答えなのです」
みたいのがあるそうである。
そういうことなのかもなあ、と思ったり思わなかったり。
まあ、
「最初から自分信用してやればよかったのよ」
ってことで。
しかし、所詮は言葉か・・。
で、次回は最終回に向けて色々大変っぽい。


◆第22話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ・演出(後藤圭二)、作画監督(佐々木敏子)

というわけで今回は、プリンスユキの皆川素子(清水香里)の話。
またなんつうか内証的というか、リリカルつうか、テクニカルな話だな(苦笑)
表向きは普通だけど、少女漫画的な内面的心理描写の変化を一人称的に描きながら、素子が自分の心の内やエゴに気づくというのを非常にテクニカルに描いてるなあ。
まあ内証的がゆえにセリフが多すぎな感じもしたけどね・・でも情景描写もしっかりしてた。
つか、自分でも何書いてるかよくわからないな(笑)
まあ、それだけ高度だったって事・・自分的には。
演出は後藤圭二かあ。
後藤さんこれから演出で行くのかな?・・だったら今後結構楽しみかも。
でも、この方法論はガイナックスがエヴァやらカレカノでやってたせいか、それ風にもちこっと見えてはしまうよね。
で、素子さんなかなか可愛かったです。
清水香里もだいぶマシになったなあ(笑)
でも自分はなぜか、ちょこっと出てるだけの相田リカさん(ピッキングの鬼!)に心魅かれてしまいました・・再登場希望(笑)
いやしかし、
「自分の好きなその人がが、自分でない誰かの手によって、自分の知らないところで変わっている」
というのはなかなか切ないねえ・・ほんと。
これは、杞紗ちゃんにおけるあの小僧の、
「なんで自分じゃないんだよ。なんてガキなんだよ俺は」
っていう、あの感覚とも同じだなあ。
透君も、なかなか罪な女である。
フルバは、透君という太陽を中心とした同心円状に広がる物語って感じだな。
今回の話も、透君という「光」がもたらした、影響の一端の話だしねえ。
「味方側」だけでなく、「敵側」をも描くことで、世界に広がりが出ているのも良いしねえ。
まあしかし、「光」が常に対象を明るく照らし出すとは限らないからな。
「光はある者を明るく照らし出すと同時に、またある者の影をくっきりと浮かび上がらせる」
カリスマて的なものや、スペシャルな存在には、羨望や憧れもあるけど、それとは逆に嫉妬や憎悪、そして劣等感もつきまとうからな。
「持つ者」と「持たざる者」・・その圧倒的な隔たり。
果たして透君は草摩家という「影」を、そしてその暗部に黒々と座する慊人という「闇」を、その「光」で打ち払うことができるのであろうか。
最終回が楽しみである。
で、次回はあの女将さんの娘さん、りっちゃん登場。
声は富永みーなかあ。


◆第21話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ・演出(鈴木芳成)、作画監督(奈良崎早苗)

あの劇中劇のアニメ見てえ・・。
というわけで今回は、羊少年・草摩垣路(ヒロ・・字がわからん、マジで・・声優は渕崎ゆり子)登場。
ムカつくガキだなあ・・いや、面白かったが。
で、どうやら彼は杞紗ちゃんに惚れているようなのだが、杞紗が透君べったりなので、焼き餅&嫉妬しているようである。
まあそのガキゆえの嫉妬加減がなかなか笑えた・・あの早口マシンガンの毒舌と共に。
それと、どうやらまたもやあの慊人の圧力がここにもあるようである。
何者なんだヤツは・・っていうか諸悪の根源だなヤツは・・早くやっちまえ(爆)
で、またもや透君の「癒し効果」炸裂で、彼も少し前に進めたようである。
ほとんど、菩薩観音状態の透君。
あと、杞紗ちゃんもしゃべるようになって結構可愛くなってきたな・・名塚佳儀さんはやはりまだ下手くそな気はするが(爆)
これで、鼠(由希)、牛(溌春)、虎(杞紗)、兎(紅葉)、竜(はとり)、蛇(綾女)、羊(垣路)、犬(紫呉)、猪(楽羅)&猫(夾)は出てきたな。
あとは馬と、猿と、鶏か。
これのどれかが慊人なのか・・どれもイメージが合わんな・・もしかしたら十二支ではなくて、四聖獣とかかもなあ、ってそれはデジモンか。
で、次回は由希君ファンクラブのモトコさんが暴走?
次回予告が面白い・・最後まで聞き取れないのが残念。


◆第20話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ(大地丙太郎)、演出・作画監督(外崎春雄)

看護婦、スチュワーデス、メイド・・。
というわけで今回は、綾女が経営する手芸店に行く透君と由希って話。
・・いや、またこれまた濃い話やなあ。
もう綾女と倉前美音(高橋美紀)の「その筋的会話」がすげえ。
正直、あそこまで逝くとわからん(爆)
あと、一応由希と綾女との兄弟の確執的話もあったが、あくまでそれはおまけでした(笑)
それと、今回はお嬢様な格好の透君も見れましたな。
でも、コスプレマニアで可愛いメイド眼鏡っ娘の倉前美女の方がインパクト強かったな。
「〜っしょ」という鼻にかかった声がいい!・・再登場、希望。
で、今回はやはりというか、非常にテンション高い大地絵コンテでした。
でも、お上の所はちとうざかったかな?
あんなのより、透君とか美音ちゃんのコスがもっと見たかった(笑)
で、次回はまたもや十二支のひとり、ヒロっていう少年登場!


◆第19話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(そえたかずひろ)、演出(秦義人)、作画監督(佐々木敏子)

というわけで今回は、赤点を取った透君が風邪を引いて寝込んで、みんながあたふたするって話。
いやしかしホントに透君のラブラブハーレム王国だなあ。
風邪引いてあんなに心配してもらえる透君が羨ましかったり(涙)
まあ、久々のまったり話でしたな。
それで、花ちゃんは本当は頭がいいのでしょうか・・それともやはり?
で、次回は綾女の職場に逝くって話。
・・濃そうだな(笑)


◆第18話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ・演出(長濱博史)、演出協力(宮下新平)、作画監督(林明美)

というわけで今回は、由希のファンクラブの一同が花ちゃんの家に行くって話。
いや・・何かすげえ話だったな。
ガイナ風っていうか、ウテナ風っていうか・・。
こういう実験話は好きなんで面白かったです。
なかなかに最新のデジタル技術も使われていたようだしねえ。
にしても、みんな透君ラブラブなんだねえ。
で、次回は透君が風邪に!?


◆第17話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ(玉野陽美)、演出(秦義人)、作画監督(佐々木敏子)

というわけで今回は、フルールバスケットの「虎の子」の少女、杞紗ちゃん(名塚佳織)登場。
彼女は呪われているがゆえの身体的特徴のために学校でいじめられて、失語症と登校拒否になっているって話。
大評判の話らしいので心して見たのだが、なんつうかこの頃は鍵テイストな「不幸の押し売り状態」に食傷気味になっていたのと、演出のテンポがどうもよくなかったせいか、あまり感動できなかったなあ。
原作の方はどうなんだろう?
杞紗ちゃんはちょっと可愛かったです。
で、次回は・・変な次回予告だな(爆)


◆第16話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ・演出(宮下新平)、作画監督(関口雅浩)

というわけで今回は、ゴールデンウィークに草摩家の別荘に来る透君たちって話。
ゴールデウィークって・・果てしなく季節感ないよね、いやいいんだけど。
で、何か今回は演出作画がちと趣が違う感じだったなあ。
いつもに比べるとテンポが悪かったかな。
そいや透君のあのハガ!、な顔から「Near_7」を思い出したよ。
でまあ、本編はなんとなく地味目な印象があったな。
閑話休題的なまったりした話でした。
で、次回は結構人気があるらしい、虎の物の怪に取り憑かれているキサ(字がわからない)って女の子が登場。


◆第15話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(ボブ白旗)、演出(鈴木芳成)、作画監督(外崎春雄)

というわけで今回は、透君の母の命日の墓参りと、紅葉の秘密って話。
相変わらず情感漂ういい画面作りだなあ。
それにしても紅葉の話、泣かせるとか、感動したとかっていうよりも、「うわ!」って感じである(爆)
いや、いい話で凄く泣けるんだけどね。
なんつうか「可哀想な境遇」やら「トラウマ(心的外傷)」や「悲劇」やらを見せつけることによって感動させるという方法論ばかりだと正直疲れてくるな(苦笑)
エロゲー的やり方っつうか、Key的やり方っつうかさ・・野島伸司でもいいけど(爆)
「不具者を哀れむ」ことで感動するのと同じっつうか。
感動のインフレだな・・感動ジャンキーかも。
「人を泣かせるのはむしろ簡単だ。が、人を笑わせるのは難しい」(チャップリン)
などという言葉があるらしいのだが、「悲劇」という状況を作り出せば泣かせやすいだろからねえ。
でも、「感動」っつうのは何も「悲劇」からしか産まれないわけではない気もするんだけど・・いや、まあちと言い過ぎか。
しかし草摩家はホントに業が深いなあ。
これは透君の「浄解能力」をもってしても、なかなかに「リフレ〜ッシュ!」(ラブラブリ〜!でも可)させるのは難しそうだよなあ。
で、次回は草摩家のみんなでまたもやお泊まり。


◆第14話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ・演出(鈴木輪流郎)、作画監督(奈良崎早苗)

というわけで今回は、由希の兄である蛇に変身する綾女が登場。
阿呆だ・・阿呆キャラだ・・。
どうして草摩家は、これだけのテンパってて、脳みそに虫がわいてそうな人ばかりなのに、暗いんだろうねえ(爆)
というわけで綾女さん、なかなかに凄かったです。
「実は王族なんです」とか「この僕に欲情すればいい」のくだりは笑わせてもらいました・・・やり過ぎな気もするが(爆)
でまあいつもどおりにテンション高くて面白かったんだけど、流石に大地的というかマサルさん的「ダバダバ」演出はちょっと引くかな。
しかし、綾女ってイメクラの店長さんのようである・・ぴったりかも。
そいや、綾女と由希の両親とかっていうのはどうしてるんでしょうねえ。
で、次回は透君のお母さんの命日に墓参りに行くって話。


◆第13話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(ボブ白旗)、演出(宮下新平)、作画監督(林明美)

地震情報、マジうざい。
というわけで今回は、春になって2年生になる透たち。
で、入学してくる紅葉と溌春との騒動、そしてついに透の前に現れる慊人(字が読みにくい)って話。
で、今回もいつも通りにAパートがコメディタッチで、Bパートがシリアスタッチって感じでどちらも非常に上手い。
今回の絵コンテはボブ白旗。
確か、脅威のホモアニメ、「グラビテーション」の監督さんだったかな?・・通りでちょっとヤオイ臭いと(爆)
で、Aパートの大騒ぎも相変わらず凄い。
いきなり女子の制服を着る紅葉、生徒会長にいきなりブラックになってつっかかり、「何か」を見せて説得する溌春と、いつもながら草摩家の十二支の人々の精神破綻者ぶりは凄いです(爆)
で、ついに透の前に現れる慊人。
そして慊人におびえる由希君と、後半はいつもながら草摩家の闇の部分が出まくりでした。
いったい慊人にナニをされたの由希君、きゃ♪
って感じで、何かお耽美でしたな(ホモ臭いとも、801臭いとも言う)
慊人ってかなり嫌なヤツっぽいですなあ・・果たしてその慊人を透君は癒してあげれることができるのであろうか?
慊人ってやっぱ蛇の物の怪かな?
にしてもだ。
やはり・・慊人の声優はちと下手くそかなあ(爆)
原作原理キティとかみたいに、「自分の想像してた声と違う!」とか「CDドラマとは違う!」とかみたいな事は言いたくないけどアレはちょっと・・。
前々からヤバイなとは思っていましたが、やはり長セリフしゃべらせると、ちと駄目駄目でした。
子供の頃の慊人(今井由香かな?)の方が断然上手いなあ。
せめて今回生徒会長役やってた上田裕司と交替して、(アキトつながりだし)、って感じでした。
せっかく出来がいいアニメなのにねえ・・しかも慊人って非常に重要な肝キャラなのにねえ・・う〜ん。
で、次回は新キャラ登場。
・・やっぱ草摩家って、駄目じゃん(爆)


◆第12話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(玉野陽美)、演出(秦義人)、作画監督(佐々木敏子)

というわけで今回は、透君、由希、夾、紅葉の4人での温泉旅行。
某ラブへなと違い、ちゃんとタオル巻かずに温泉に入っているのは偉い、違和感なかったし・・6時台なのに。
ちゃんとやればできるではないか・・よくわからないテレ東の規制。
今回は基本的にコメディで、いつも通りドタバタで面白かった。
特に温泉宿の女将と板前さんがイけていた。
まるで「お父さんが心配症」の岡田あーみんのキャラのようであった。
で、どうやらその女将さんの子供が猿の物の怪に取り付かれた十二支の一人で、名前がりっちゃん(女?)というらしい。
登場が楽しみである・・っていうかやはり女将さん似なのだろうか(汗)
で、今回は驚くべき事実が判明。
実は紅葉は高校一年生で、今度から溌春と同じく透君の高校に通うようである。
あの面で高一とは・・しかも、透君と風呂にまで入ろうとするとは・・一緒に寝てるわ・・エロガキだったのか、紅葉・・死なす。
で、ラストの紫呉のメイド服を前にしての、
「これでご主人様とか言われた日には、おじさんドッキドッキ♪」(犯罪一歩手前)というセリフを聞くにつれても、草摩家の十二支の人間は絶対脳みそにまで物の怪が取り憑いているにちまいない、とか思ったり思わなかったり。
だってまともなヤツいないもんな(爆)
いや、面白いからいいけど。
で、次回は春になって、紅葉と溌春が入学。
あのアキトも来るようである・・もしかして由希君と双子?
にしても、やっぱりあんまり上手くないな慊人役の人。


◆第11話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ・演出(大塚雅彦)、作画監督(関口雅浩)

というわけで今回は、バレンタインデーでの大騒ぎと、「世界で一番馬鹿な旅人の話」。
相変わらずテンションが高くて、コミカル&リリカルの描き方が上手くて面白い。
花ちゃんって、結構馬鹿なんだねえ。
で、今回の見せ場はやはり「世界で一番馬鹿な旅人の話」。
「幸福な王子」とか「兎と旅人の話」とかを思い出すよね、やはり。
しかし確かにいい話だとは思うし(怖いけど)、泣けるんだけど、ちと・・やり過ぎかも(苦笑)
透君って、エロゲー的な、
「年を取りません、浮気しません、怒りません、母性、包容力、果てしなく男に都合のいい、愛、なんでも善意に解釈、優しく、エッチだけど純情、ウンコなんかしないetc」(参照・GS美神)、
っていう感じの「オタに都合のいい女」どころか、もうほとんど「聖人君子」「聖女」「菩薩」な領域に到達し始めてるな。
もうすぐ六道を解脱しそう(爆)
確かにそれが透君の魅力なんだろうけど、ちょっと逝き過ぎかも(苦笑)
いや、「幸福の王子」好きだけどさ(パタリロの「ロビン1号(確か)」と克亜樹の「12月のツバメ」とかも好き)
そいや、あのシーツのシーンの演出は上手くて良いね。
で、次回はみんなで温泉。
おお、透君の入浴シーン!!
は〜、ビバノンノン。


◆第10話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(西村純二)、演出(鈴木芳成)、作画監督(外崎春雄)

というわけで今回は、学校の持久走の途中で、牛に変身しブラックとホワイトに変化する2重人格な溌春君(陶山章雄)が登場。
夾君とバトルして、でもって由希君が持病の気管支炎で倒れるって話。
で、今回の溌春君も、性格的にはかなりアレな人で、相変わらず草摩家の人々はアレでナニな人が多いなあ。
やはりこれも呪いか?
そういや、草摩家の人々はどうして呪いにかかっているんだろうね。
その辺りの話も今後あるのかな?
で、最終的にはその呪いが解けることが物語の終着なんだろうな。
で、今回はバトルの所もなかなか作画がよくて、スピード感があって良かった。
まあこのアニメ、格闘アニメじゃないけど(笑)
そいや、最後の由希君がネズミになったのは、病気で体力的に弱っていたのと、「由希君」という透君の呼びかけが精神的ダメージを与えて変身したんだな。
一瞬わからなかったよ。
あと、珍しく溌春君は透君の「癒し効果」の洗礼を受けずに問題を解決しているようである。
こういうパターンもあるんだね。
で、今回の絵コンテは西村純二。
やっぱ色んな所からスタッフがやって来るなあ・・まあ、アニメ制作にディーンが絡んでいるんだからこれはおかしくないんだけどね。
で、次回はバレンタインデーネタ・・時季外れだなあ。
しかし、なんか楽羅とか紅葉とかもでてきたかなり大騒ぎなようである。


◆第9話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ(そえたかずひろ)、演出(宮下新平)、作画監督(門上洋子)

というわけで今回は、大みそかでの大掃除&草摩家に帰る由希たちって話。
前回のシリアス前回の話とは打って変わって、今回はコメディタッチ。
う〜ん、やっぱり面白い。
前半のキャラが生き生きと動く大掃除のコミカル前回の描き方といい、後半の草摩家に帰ることを巡ってのリリカルな描き方といい、メチャクチャ上手い。
笑わせるは泣かすは、もうホントに最強な感じである。
で、今回でてきた新キャラ、紫呉さんの編集者さんのみっちゃん(岡村明美)。
紫呉さんからの、からかわれっぷりがもう最高であった。
で、もうひとり次回予告で新キャラだと思っていた黒髪の少女、実は花ちゃんであった。
う〜む、勘違いしていたよ(苦笑)
花ちゃん、顔に似合わずなかなかいいヤツである。
異様なこりようの便所がイけてました。
しかし由希も夾も、もう透君にラブラブであるなあ。
で、今回の絵コンテはそえたかずひろ。
なんか色んな所から優秀な人材を集めきてるなあ、このアニメ。
しかも作画系の人だったりするからねえ。
その辺りの、変化球っぷりが成功の秘訣だったりするのかもな。
で次回は、夾君の敵、初春登場?
大神君・・。


◆第8話
脚本(池田眞実子)、絵コンテ・演出(平松禎史)、作画監督(林明美)

というわけで今回は、草摩家の本家にやって来た透君は、はとりの過去を知るって話。
・・相変わらず・・圧倒的に面白いなこのアニメ。
脚本・演出・作画と、まったくレベルが落ちない。
今回なんかも平松禎史の演出と、林明美の作画が冴え渡り、もう凄いの一言であった。
(流石にカレカノの平松さんだけあって、カレカノチックではあったが)
いやもう、泣けた泣けた。
草摩家とはなかなかに業が深いんだねえ。
で、そんな草摩家の人々を一人一人透君が癒して行くのだな。
原作はまだ終わっていないようだが、アニメはどうのように完結させるのかが楽しみであるな。
その辺り、カレカノみたいに「あとは原作にお任せって」感じにならずに、様々な批判や中傷もあろうがアニメなりの完結をしていただきたいものである。
で、次回は正月のために草摩の本家に帰る由希たちって話。
あと新キャラも色々登場らしい。


◆第7話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(そえたかずひろ)、演出(秦義人)、作画監督(佐々木敏子)

というわけで今回は、文化祭で他の十二支が来るって話。
次回予告で思ったより、派手な展開でなかったのは残念。
で、今回は文化祭での話。
由希と夾の二人が、それぞれが互いを羨ましがるのを見ての、本田透・梅干し理論はなかなかに深いものがあったな。
人は誰もが自分では気づかない素敵なものがあるですか。
う〜ん、なかなか良い言葉であるね。
この辺りが透君の魅力なんだねえ。
萌えと泣きを両方装備した、癒し系ギャル透君。
恐そるべし、本田透。
第2のマルチのようである・・ってマルチは不味いか(笑)
俺にも梅干しあるかなあ・・あるといいなあ・・。
自分のは見えないのは不便だねえ(苦笑)
で、あと他の十二支の仲間である草摩紅葉(斎藤彩夏)と、草摩はとり(井上和彦)が登場。
紅葉は兎に取り憑かれているらしい・・はとりはまだ不明。
しかしはとりの井上和彦はともかく、やはりまりんとメランで萌ちゃんとかやっていた、彩夏ちゃんは、ちときついな(苦笑)
まだあの頭のてっぺんから出ているような声は慣れないんだよねえ。
あと今回は、絵コンテにリューナイトとかロードスのキャラデザとかやっていた、そえたかずひろが絵コンテであった。
後藤圭二といい、作画関係に演出とかさせるつもりなのかな、フルバは?
その辺りの所も、ちょっとカレカノに似てるねえ。
しかし、フルバは癒し系作品なのだな。
萌えと泣きによる、「癒し」を売りにしているこの頃のエロゲの影響が・・ないか(笑)
っていうか、少女漫画的テイストをエロゲが持ち込んでいるんだもんな。
で、次回ははとりに呼び出しをくらった透が草摩本家へと赴くって話。
今度ははとりの秘密が明らかに?
なんか暗そうだなあ。


◆第6話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ(白旗伸朗)、演出(鈴木芳成)、作画監督(波風立流)

というわけで今回は、魚(ヤンキー)と花(電波)が草摩家にやってくるって話。
相変わらず、激しくテンポの良い演出が良かった。
無意味なドタバタが大地テイスト満載で、笑えました。
でも、普通ばれるよなあれじゃ(笑)
いやあ、透くんってみんなに愛されてるんだねえ。
しかし、ヤンキーと電波にも昔色々あったんだねえ。
で、次回は文化祭。
どうやら他の十二支キャラも登場のようである。
なんかまた凄そうだな。


◆第5話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ・演出(後藤圭二)、作画監督(外崎春雄)

というわけで今回は、透がおじいちゃんの家に帰るって話。
前回の大コメディ合戦とは異なり、今回は透が草摩家から離れたことによる寂しさや、わびしさを情感たっぷりに描いているのが非常に良かった。
やっぱ、大地監督のハイ&ローの描き方は素晴らしいなあ。
所々に見えかくれする、日常感の描写も非常に上手い。
この前、原作の1巻を読んだのだが、なんつうか思ったよりかなり普通の少女漫画って感じであった。
アニメ版は、原作にオリジナルな描写なども付加して、上手いこと話を膨らませて面白くしている。
なんといっても、アニメ版は演出の技量がメチャクチャに高い。
映像ならではの、カットワーク、間の持たせかた、SEや音楽の挿入により、
これでもかというぐらいにドタバタ感覚や、情感を作り上げている。
特に今回なんて、後半の盛り上げ方がメチャクチャ良かった。
やっぱ、大地監督ってすげえなあ。
とか思ってたら今回の演出、後藤圭二ってなってる・・やっぱ、あのナデシコとかの後藤圭二かな?
演出も出来るんだねえ。
でまあ、今後のために、原作はアニメが終わるまで読まないこと決定であるな。
原作に固執しすぎると、アニメ楽しめなくなるからねえ。
で、次回は草摩家に、魚ちゃんと、花ちゃんがやってくるって話。


◆第4話
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(大地丙太郎)、演出(六辰田等)、作画監督(山本佐和子)

というわけで今回は、草摩家の一人である少女、楽羅(三石琴乃)ちゃん登場。
もう流石は大地監督御大の絵コンテだけあって、ハイ&ローのきいた画面が素晴らしい。
楽羅の凄まじいまでの畳み掛けるようなハイテンションぶりは 、まるで別番組のよう(笑)
この頃はお姉さん役&お母さん役ばかりやっていた三石さんの、久々の少女役でのはじけっぷりも良かった。
猪突猛進だから猪(イノシシ)なのだな。
やっぱ、ハイ(スラップスティック)&ロー(リリカル)っていうのは、大地監督の得意技だよなあ。
そいや、今「だあ!だあ!だあ!」をやってる桜井弘明さんも得意だよねえ、ってまあ同じ穴のムジナなんだけど。
まあ、楽羅ちゃんの再登場が楽しみであるな。
で、次回はおじいさんの家に戻る透って話。


◆第3話
脚本(伊丹あき)、絵コンテ(鈴木輪流郎)、演出(秦義人)、作画監督(佐々木敏子)

というわけで今回は、透が夾と由希とちょっと近づくって話。
うむ、面白い。
流石大地作品だけあってか、カットや動き、セリフの積み重ね方のリズムやテンポが非常に上手い。
音楽やSEの挿入の仕方も良い。
そいやこの作風って、庵野監督のアニメ「彼氏彼女の事情」に似ているな。
原作も花とゆめだし、「人との関わり」「自分と他人の距離感」っていうリリカルな所とか、
ドタバタなコメディな所も一緒だしね。
まあこっちは、カレカノと違ってきっちり終わって欲しいけどね。
あと、これは原作からだとは思うけど、非常にセリフの言葉の選び方が素晴らしい。
特に透の母のセリフが非常に良い。
「優しさは、体が成長するのと同じで自分の中に育てていく心、良心なんだって。だから人によって形が違うんだって」とか、
「疑うなんて誰にでもできる簡単なことだ、透は信じてあげな。信じてあげられる子になりな。
それはきっと…、きっと誰かの力になる」とか。
いや、もう泣かす泣かす。
やっぱりこういうセリフの上手さは少女漫画家って凄いと思うよ。
しかし透ってメチャクチャええ娘やなあ。
透の何でも受け入れる「優しさ」が、「変身する」という、人と異なる体質を持つがゆえに疎外感や孤独感などを感じている草摩家の人々を変えていくのであろうな。
堀江由衣も非常に良い演技をしているしねえ。
うむ、これからの展開が楽しみである。
ハレグウや星界と同じく、非常に良いアニメ化の例だねえ。
そいやこのアニメって、ガンジスとディーンが絡んでるんだね。
それなのにこのレベルを維持できるとは、奇跡だ(笑)
で、次回は草摩神楽登場。
なんかまたテンション高そうなギャルっ娘だな(笑)
だあX3のクリスちゃんみたい。


◆第2話
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(そえたかずひろ)、演出(鈴木芳成)、作画監督(波風立流)

第1話見逃したから、話がちとわからん・・原作読まないとな。
というわけでフルーツバスケットの第2回。
今回は、草摩家の秘密に迫るって話。
草摩家の人々は、十二支の物の怪に取り憑かれているらしく、体が弱ったり、異性に抱き着かれると動物に変身してしまうようである。
子供どうやって作るんだろうね(爆)
で、大地作品らしくハイ&ローの、テンポ良い演出が良い感じである。
でも、ちと動きが少なすぎではあるかな。
まあ動いているところは動いているんだけどね・・作画も整っているし。
で、今回は夾君も学校に転校してきて、これからのドタバタが楽しみな感じではある。
にしても透君っていいヤツだね。
で、次回は夾君が大暴れ。


戻る