◆極上生徒会


極上生徒会公式サイト
http://www.gokujo.konami.jp/
TV東京・Anime X-press
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/gokujyo/


◆第24話「あなたに会いたくて」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(佐々木守)、演出(水無月弥生)、作画監督(飯飼一幸、中島美子)、総作画監督(下谷智之、川田剛)

というわけで今回が、宮神学園の体育祭で奏会長は自主退学を宣言するって話。
ついにやって来た最終回展開。
いきなりの怒涛の展開ではあるのだが、この辺りは伏線やら色々張られていてある程度予期はできていたので、それほど驚くことはなし。
この辺、伏線張り過ぎると色々バレバレで驚きがなくなることの弊害があるよなあ・・。
まあ、問題は、物語自体は盛り上がりを見せているのに、演出作画がいつもよりもさらにいまいちで、押しに欠けてるところだろではあるが・・。
それはそれとして、ミスターポピットの正体やら、りのの母と会長の関係やら「バレバレなこと」も明かされ、後は神宮寺やら、能力やら、プッチャンやりのの秘密やらとかに収束するわけではあるが、実際のとここの作品の好きなのはそーいう全体的なものでなくて、毎回のスチャラカでヘッポコなノリやら、キャラクターの掛け合いだったりするわけで、あんまり興味はなかったり(笑)
・・あと1クールぐらいスチャラカな話が見たかったところ・・まあ、仕方なしか。
とりあえず、どんな風に締めてくれるの期待はしたいところ。
で次回は、奏会長大救出作戦・・作画はマシそうだな。


◆第23話「怪傑少女探偵団」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(上原秀明)、演出(安藤健)、作画監督(桜井木ノ実、山沢実)、総作画監督(川田剛、下谷智之)

というわけで今回は、管理人さんの秘密を探るりの達・怪傑少女探偵団って話。
ついにやっとで管理人さんの話。
相変わらずのスチャラカな展開を交えつつ、ちょっぴりいい話に落とすとこは極上流だな。
「魔法」ネタというわかりやすいミスリーディングの所はなかなかに笑えた・・つうか、やっぱりそういうオチは奈々穂さんなのね(笑)
しかし、管理人さんの話かと思いきや、和泉の話として落とすのは意外であった。
そういや、和泉の話ってちゃんとやってなかった気もするからなあ。
それにしても、管理人さんがいきなり消える謎は解決されてない気もするのだが・・ああいいか(笑)
で次回は、体育祭で大変なことに・・。
そろそろ極上生徒会も最終回かな・・あと、1クールぐらいは見たいとこなんだがなあ・・。


◆第22話「極上札戦闘」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(川口敬一郎)、演出(大関雅幸)、作画監督(山川宏治、田中薫)、総作画監督(下谷智之)

というわけで今回は、極上生徒会のトレーディングカードの趨勢を巡って、りのがカードバトルを行うって話。
・・いやあ、むちゃくちゃワロタ。
極上お得意のお馬鹿話が炸裂。
コナミのアニメで「カードネタ」ってだけでもおもろいネタなのに、それに「極上生徒会」をモチーフにしたカードでのカードバトルというネタが秀逸であり、それぞれのキャラ話をほとんど終えた上での「キャラバトル」というのがキャラへの愛着度も倍増し楽しかった。
演出のテンポも抜群によくてサクサクと笑えて、相変わらずの「良い話」としての落としどころも良かったしね。
しかし、いつもながらの副会長である「奈々穂いじり」好きだよなあ・・俺も好きだけど(笑)
で次回は、これまたついにやっとで管理人さんの話・・えへ。


◆第21話「晴れの日はいつもレイン」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(山内東生雄)、演出(上田繁)、作画監督(清水博幸、谷川政輝)、総作画監督(川田剛、下谷智之)

OP・・これで極上生徒会メンバーは勢揃いかな?
というわけで今回は、極上寮の前に捨て置かれた赤ん坊の世話をすることになるれいん(松岡由貴)って話。
ついにやっとでとうとうれいんの当番回。
話自体は相変わらずオーソドックな「赤ちゃんネタ」を使いつつ、ちょっぴり泣かせるいい話であった。
やっぱ極上生徒会メンバーは、「傷」とか「過去」とかなんらかのトラウマみたいなの抱えてる奴多いよなあ・・なんかエロゲー的だ。
まあそれはともかく、れいんの願いをかなえるべく極上生徒会を集合させるりのはなかなか感動的であった・・なんか、もう一人の聖奈が風呂にも入ってた気もするが(笑)、もしかしたらアレはみなもだったのかもしれない。
で、今回はついにりのの「力」も覚醒しはじめたようで、その辺の伏線がちょっと出ていた。
案外この作品は伏線の張り方はちょい出ししながら話とも上手いこと絡めてるので、唐突感とかなくて良い感じである。
で次回は、なぜだがいきなりカードバトル(笑)


◆第20話「アユちゃん、アイドルになる」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(鈴木洋平)、作画監督(大木良一、藤井昌宏)

・・うわあ、これまた極上らしいスチャラカな話だなあ・・これぞ極上(笑)
というわけで今回は、桜梅歩(仙台エリ)がアイドルになるって話。
今回は歩の話であり、ついにその正体が明らかに!・・というわりには今回はこの作品らしくもう初っ端から最後までスチャラカな連続。
「即答かよ!」「忍者かよ!」「それでいいのかよ!」「めでたくねえだろ!」
と、もうツッコミどころは満載であり(笑)、テンポ良い演出に藤井昌宏のキレのある作監によるノリの良い画面での歩活躍話は楽しく、なかなかに面白かった。
で、今までの伏線からもわかっていたことではあるが、歩は「隠密」であり、でもって抜け忍な忍者・・もとい「くのいち」といういかにも極上らしい設定で、宮神学園は「逃げ場所(楽園)」として機能してるのはいつも通りである。
やはり最後は、この宮神学園という「楽園」を守る展開になっていくんだろうなあ・・その辺の伏線やらなんやらはなんだかんだと振られてるな。
で次回は、ついにれいんが主役でメインで大活躍する話・・小百合の話といっしょくたじゃなかったのな(笑)


◆第19話「さらば愛しき友よ」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(転房圭二)、演出(清水一伸)、作画監督(樋口聡一、田村正文)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、プッチャンを訪ねてランスという人形が宮神学園にやって来るって話。
プッチャンと同じ謎の人形・ランスを巻き込んでの相変わらずの学園ドタバタがテンポよく繰り広げられてなかなかに面白かった。
と、今回は単なるいつもながらのお馬鹿展開かと思いきや、この作品のテーマに関わる重要な話でもあり非常に興味深かった。
意外や意外、どうやらプッチャンは神宮司家と、りのの母・ちえりさんとも深い関係があるようで、りのもその関係者という展開。
色々といままで細かく伏線はふられて来たわけだが、最後はりのとブッチャンの秘密に、神宮司家の力という流れで行きそうだ・・その辺どう落としてくるのか楽しみである。
あと、いつも朗らかお気楽ごく楽なイメージのあった聖奈さんにも色々ありそうな感じである・・そういやみなもの話はあったが、聖奈さん自身の話はまだだったもんなあ。
その辺最後にまとめて絡ましてくる感じかな?
どーでもいいけど、香とランスの間にナニがあったのかが気になる(笑)
で次回は、歩がアイドルに!・・やっとで歩の秘密も明らかになるかな。


◆第18話「佐藤仁史、28歳、職業弁護士、両親は資産家、これ以上ない好条件なお相手」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(小林一三)、演出(水無月弥生)、作画監督(梶浦紳一郎)、総作画監督(下谷智之)

というわけで今回は、ゆきみ先生(佐藤利奈)がわかな先生(平松晶子)先生を差し置いてお見合いをするって話。
生徒会メンバーのキャラ話もほぼ終わり、今度は先生のお話。
つっても、このアニメはあんまり先生とか一般生徒は前には出てこないんだよな・・まあタイトルどおりではあるが。
まあそれはともかくとして、前回の「母親がやってくる」と同じく、このアニメらしいお約束なベタなネタであり、ちょっぴりいい話を交ぜた馬鹿話で、なかなか面白かった。
キャラ自体はもうそれぞれ立ってきてるんで、それぞれのドタバタを見てるだけでも結構楽しいんだよな。
なにより、この頃は作画がちょっと盛り返しているところがよいね。
とりあえず、「大人はすごい」ってことで(笑)
で次回は、再びブッチャンの話である。


◆第17話「嘘をつきとおせ!」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(上原秀明)、演出(安藤健)、作画監督(松岡謙治、桜井木ノ実)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、シンディの母親がやって来て、極上生徒会はシンディのついた嘘につきあうって話。
近ごろのシリアス系話から一転、久々の極上な馬鹿話。
いやまあ、もう大爆笑。
シンディの凄すぎる嘘がかっ飛びまくっていて、それを次々と強引にかなえつつ、付き合う極上生徒会の面々のドタバタも実に楽しくおかしく、非常に面白かった。
それぞれのキャラ話もほぼ終わってもいるし、そんなキャラ達の困りっぷりなどを見るのだけでも和むものがある。
シンディの母親のエセ日本語もかっ飛びまくっていて、コレも非常に爆笑ものであった。
近ごろはやっとこで作画も若干良くなって来て、まだまだムラもあるのだが、所々いいカットがあったりしたのも良かった感じ。
しかい、久遠副会長の風呂での「接待シーン」がなかったのは残念な限り・・まあ、奏会長のメイド服が見れただけでも良しとするか。
で次回は、「佐藤仁史、28歳、職業弁護士、両親は資産家、これ以上にない好条件なお相手」って話。
・・どういう話なんだ(笑)


◆第16話「あなたに此処にいて欲しい」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(川口敬一郎)、演出(大関雅幸)、作画監督(山川宏治)、総作画監督(下谷智之)

あ・・アバンとOPはちゃんと新キャラ分は、追加されてるんだな・・悪夢だ・・。
というわけで今回は、短継琴葉(植田佳奈)は、りのとみなもと共に極秘任務につくって話。
前回の銀河久遠の話を受けての「隠密」話の後編であり、短継琴葉の話。
今回はなかなかに演出作画のテンポも良くて、特に前半はりのとみなものお馬鹿コンビのドタバタも楽しく動いており、「前後編」としてのバランスも絶妙で、なかなかに面白かった。
まあ何と言っても、新キャラである隠密の琴葉はいきなりの萌えっぷりで、久遠との最後の風呂場での「ソフト百合」もお約束でもあり、「少しだけ・・」と手振りを交ぜながら照れながら言う琴葉は、いきなり「萌えキャラ」としてスターダム入り(笑)
この作品、「あずまんが大王」や「マリア様がみてる」などと同じく、基本的には「女の子」しか出てこないわけでもあり、余計な駄目男キャラが出てこなくてその辺のストレスがない分、大きいお兄さん的にもお姉さん的にも風通しはよい感じなんだよな・・そう、時代は百合(笑)
それにしても、「情報工作部隊(ビフォアー)」としての「隠密」、「実戦行動部隊(アフター)」としての「遊撃」ってのは、なにげにリアルでわかりやすくていいな。
で、どうやら話は「宮神学園(極上生徒会)」という「居場所」「楽園」を守るための戦いになるようであり、まあその辺どのように落として行くのか期待したいところである。
で次回は、「車両部」であるシンディ真鍋(川上とも子)の母親がやって来るって話。


◆第15話「私が此処にいる理由」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(転房圭二)、演出(鈴木洋平)、作画監督(大木良一、藤井昌宏)

というわけで今回は、副会長の銀河久遠の様子がおかしいって話。
今回は、「まほらば」の作画などをやってる藤井昌宏の作画などもあってか、珍しく作画が良く、キャラなどの表情や仕草が豊かでなかなかに良かった・・いつもこうならば・・。
で、内容の方はちょっとシリアス気味で、副会長の銀河久遠(清水香里)の正体がばれるという話であり、いつものようにちょっといい話であった。
正直、もうちっと溜めて話を作ってもいいかなとは思うのだが、この辺サクっと終わらせるとこがこのアニメならではとも言えるか。
あと、今回はやっとで隠密の謎のキャラであった短継琴葉(植田佳奈)も登場。
なんだか融通きかなそうなキャラでもあり、ちょっとよさげ・・なんか次回で早くも問題解決しそうではあるが(笑)
しかし、もう一人の隠密ってもしかしてあの人なのかな・・ちょっと意外だったかも。
あと、今回は「ナフレス諜報機関」とか「教えてあげません」とか、黒田洋介自己パロディが結構あったな・・もしかしたら今後も結構出るかも。
で次回は、あなたに此処にいて欲しい・・一応今回と次回は対になってるわけか。


◆第14話「極貧生徒会」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(浅見松雄)、演出(清水一伸)、作画監督(田村正文、岡野幸男)、総作画監督(下谷智之)

というわけで今回は、極上寮の崩壊によりお金を稼ぐために演劇をすることになる極上生徒会って話。
「宇宙異星人エイリアン」・・こりゃやべえ(笑)
わがまま娘・みなもも入り、いつも以上にまったりとボケボケな雰囲気も増してきており、すっとぼけまくりな内容がほのかに笑えた。
普通なら興業は成功で、いい話で落としそうなものだが、「つまんね〜!、金返せ〜!!」で駄目出しがでる辺り、この作品らしいな。
まあ、「超先生の超脚本」なんだから当たり前なのであるが(笑)
あと、みなもの秘密も早くも明らかに。
それぞれのキャラになんらかの行動理由の「理由付け」がある辺りは、ちゃんとギャルゲーテイストではあるのだな・・内容はボケボケだけど(笑)
で次回は、銀河久遠の秘密に迫るって話。
あと、今回からEDが変更・・やはり2クール展開かな?


◆第13話「敵か味方かみなもちゃん」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(小林孝嗣)、作画監督(重松しんいち、氏塚嘉宏、北村友幸)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、りのによって語られる桂みなもとの出会いと極上寮の崩壊って話。
期待のニューフェース、桂みなものわがままぶりが炸裂。
副会長の桂聖奈の妹だったのな・・名前とかは覚えてなかったから気づかなかった(笑)
そういや、OPも前回も「桂みなも」ってちゃんと名前出てたな。
っつーか、あの糞わがままぶりはお姉ちゃんの聖奈はどういうしつけをしてるんだろう・・。
まあそんな感じで、今回はそんな桂みなもの活躍(?)話がなかなかのテンポと、相変わらずバラつきがありながらも所々良い作画で描かれ、なかなかに面白かった。
っていうか、てっきりあのみなものなんらかの「能力」かと思ってたら、犯人はりのだったのかよ!・・っていうか寮に「自爆装置」ってなんなんだよ!!(笑)
とまあ、相変わらず狙ったツッコミどころもありながらも、まったりと楽しむ感じである。
あと今回は、副会長・奈々穂の秘密のリリカルぶりも良い感じであった・・やはり、根っこは普通の女の子ってキャラなのなあ。
で次回は、そんなわがまま娘・みなもが極上生徒会に入り、「極貧生徒会」となった極上生徒会を救うって話。


◆第12話「それは雨の日に」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(小林二三)、演出(伊藤真朱)、作画監督(清水博之、谷川政輝、山元浩)、総作画監督(下谷智之)

そーいや、ミスターポピットって何者なんだろ・・。
というわけで今回は、新宮司家に呼ばれた奏と奈々穂は、自分たちの出会いを振り返るって話。
生徒会長・神宮司奏(生天目仁美)と副会長・金城奈々穂(野田順子)の過去話。
いつものおまぬけまったり馬鹿話と違い、今回はびっちりシリアス展開。
お約束とも言える暗い系の過去話ではあったが、きちんとポイントは押さえた作りでもありなかなかに面白かった。
しかし、今回も複数作監であり、相変わらず演出作画方面は恵まれてないアニメだなあ。
で、どうやら会長や副会長は意外に暗い背景を持ったキャラであり、今まで何度か出てきた会長の「声の魔力」ってのはホントに能力だったわけだ。
あんまり重すぎる設定をこういうコメディ主体の物語に入れ込むと、最後の方で色々破綻しかねないわけだが、その辺きちんと落としてくれるか気になるところである。
今のとこまだミスターポピットやら、会長とりのの母の関係とかも不明だしねえ。
で次回は、唐突に新キャラである桂みなも(辻あゆみ)が登場・・そろそろ新展開ってところか?


◆第11話「ウイニング・ファイブ」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(上原秀明)、演出(安藤健)、作画監督(松岡謙治、野口孝行)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、絢爛学園とのフットサルの試合に出場することになる極上生徒会って話。
繰り返しギャグやら、テンションの高いテンポやら、無茶あり過ぎる展開とかで、面白くもあったが逆に滑り気味な印象も。
まあでも、この「ゆるゆる」な感じが、このアニメっぽくはあるが。
しかしそれにしても、演出作画がもうちっと頑張って欲しいところではあるなあ。
あと、今回はいまだ表に出てない隠密の二人が少し出てきており、そろそろ出てくる頃かな?
で次回は、会長と副会長の過去話。


◆第9話「好きはとまらない」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(駒井一也)、演出(濁川敦)、作画監督(渡辺邦州)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、飛田小百合の前に、父の仇を取りに君塚優子(甲斐田裕子)が極上生徒会にやって来るって話。
飛田小百合(川澄綾子)と角元れいん(松岡由貴)のお当番回。
このアニメお得意の「ちょっといい話」を、やっぱり悪い人のいない世界によって「爽やかに」落とす感じでありなかなか面白くはあったのだが、ちょっとばかし今回は重めでシリアスで暗い感じがあったかな?
そのためちょっとばかし違和感があった・・まあ許容範囲ではあるが。
公式の黒田洋介が語る、
「コンディ6割、ちょっといい話3割、シリアス1割」
のうちの1割っつう感じだったんだろうな。
あと、今回は原画陣が少なめで作画がちと悪めだったのが残念。
アクションが売りな作品ではないが、最後の勝負がちとしょぼかったしね。
で、どうやら「極上生徒会」は会長の作った「楽園」であり、「傷負い人」の癒しの場っつう感じのようである。
やっぱ、他の人も色々過去とかあったりすんのかな?
で次回は、水着話である。


◆第8話「さらば!極上生徒会」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(鈴木洋平)、作画監督(佐藤道雄)、総作画監督(下谷智之)

というわけで今回は、テストで赤点を取ると極上生徒会をやめることになったりのは、必死で勉強するって話。
なんだかやっぱり相変わらず、深夜にまったりほのぼの楽しいアニメ。
極上生徒会のメンバーもみんないい人で、悪人が誰ひとりとしていない世界であり、そういうのもなんだか心地よい。
「学園もの」のお約束ネタってことで、同じ水曜深夜である「魔法先生ネギま!」のバカレンジャーネタとかなりかぶってる感じではあったが、あっちはドタバタよりだったが、こっちは笑いと泣かせを交えたノリであり、印象としてはかなり違う感じ。
「きれいに並んでますわね」
と、りのの超絶な馬鹿ぶりで笑わせながらも、「悲しいことに耐えられない」というりのの裏の側面も出しつつ泣かせる辺りがなかなかに上手い。
このアニメ、飛び抜けたすごい話があるわけでもないのだが、この一貫して貫かれている、どこか懐かしいまったりとほのぼのなお気楽な雰囲気作りはよくできている・・なぜだか非常に心地よい。
あと、やっぱり全然悪人とかじゃない和泉香もいいヤツである。
で次回は、飛田小百合の話。



◆第7話「おせっかいが好き」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(小林孝嗣)、作画監督(氏家嘉宏、北村友幸)、総合作画監督(川田剛)

というわけで今回は、市川まゆら(沢城みゆき)の恋のおせっかいを焼く極上生徒会って話。
会計ねーちゃん・・沢城みゆきだったのか、気づかなかった・・やっぱ、沢城みゆきは演技の幅広くて上手いなあ。
まあそんなわけで今回は会計ねーちゃんこと市川まゆらの話。
相変わらず地味に楽しい話であり、今回はちょっぴり良い話。
特に良かったのは、男への説得&色仕掛けのそれぞれのキャラの手を替え品を替えのテンポ良い展開が笑えた。
確かに「おせっかい」過ぎるきらいもあったのではあるが、その辺のフォローもしているわけでもあり、不快感より爽快感の方が多い感じ。
あと、どうやら会長直属の隠密がいるようでもあり、その辺の活躍はまだまだ後かな?
で次回は、さらば!極上生徒会。


◆第6話「大恐怖!プッチャンの呪い」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(三芳宏之)、演出(武藤公春)、作画監督(林哲也)、総作画監督(下谷智之)

自分で許可すんなよ。
というわけで今回は、りのがプッチャンを取り上げられてしまうって話。
「で、結局のところソレお前が喋らせてるんだろ」
のアンサー話。
プッチャンは「そーいうもの」としてずっとスルーされるかと思ってたのだが、意外や意外、ちゃんと話やるとは思わなかった。
で、結局は「二重人格ネタ」とか重い話とかではなく、「人形自体が独立した人格を持ってる」というこのアニメらしいおちゃらけたノリであった。
その「プッチャン暴走」を、相変わらずの軽くて明るいノリで、楽しくおかしくほのぼのに描き、いつもながらまったり面白い。
この気を抜いて見れる、まったり具合は気に入っております。
で次回は、会計ねーちゃんの話。


◆第5話「華麗なる対決」3
脚本(白根秀樹)、絵コンテ(狩生豊)、演出(久保山英一)、作画監督(菅原浩喜)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、一月分の予算をかけて遊撃と隠密がカレー対決をするって話。
何というか、相変わらず基本的な感想は変わらない感じだな・・どこか懐かしい少年漫画を思わせるまっとうでオーソドックスな学園ドタバタ。
黒田洋介は非常に器用な脚本家であり、なかなかに引き出しが多く、そのほとんど関わった作品を一人で執筆することで、「作品の統一感」を出すのは抜群に上手い。
そして、かつて自らが影響された様々なアニメや漫画などをリスペクトやオマージュしての、作品の「雰囲気作り」ってのが巧みなんだよね。
なんか、今回は珍しく別の脚本家が書いてはいるが、「雰囲気」は変わってはいない。
まあなんなんだろね、この「懐かしさ」は。
深夜アニメとは思えないこのまったり具合、ほのぼのドタバタ感。
突出した「何か」があるわけではないのだが、なぜか妙に落ち着く。
まあそれはともかくとして、なぜか今回はカレー対決。
お約束とも言えるベタな展開やギャグ(「メガネメガネ」とか「本名で呼ばないで」とか「ナマステ」とか)の連続ではあるんだが、地味に面白かった。
作画も結構崩れ気味ではあるんだけども、「ネギま」と違ってシンプルでフラットな絵柄のせいもあってか、あんまり気にならないんだよな。
なんだか、まったり楽しむアニメだな。
で次回は、プッチャンの呪い。


◆第4話「素晴らしく冴えたやり方」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(岩崎良明)、演出(山崎茂)、作画監督(山川宏治)、総作画監督(下谷智之)

「たったひとつの冴えたやり方」とは、関係ありそうで関係なさそう。
というわけで今回は、りのと香が人形部で起きたある事件に挑むって話。
このアニメ、「萌えアニメ」のようにキャラが女の子しか出てこないわけなんだけども、絵柄などのせいもあってか、なぜかどこか懐かしい少年漫画を思わせるようなまっとうな作りであり、深夜アニメなのにまったりとほのぼのに楽しい・・っつうか、全然深夜っぽくない。
今回も非常にオーソドックスで単純な「推理もの」として話が進み、まっとうに事件を解決して終わる。
正直、意外性とか派手さとかあんまりないわけだが、この「まっとう」過ぎる作りがなぜか心地よい感じ。
で、今回はりののライバルである香の話であり、香の誠実さの出たちょっと良い話。
なんか、キャラもひねたとこなくてまっとうな感じなんだよなあ。
で次回は、生徒会と料理研究会が料理対決。


◆第3話「極上寮でパヤパヤ」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(小川浩司)、演出(大関雅幸)、作画監督(ハットリマスミ)、総作画監督(川田剛)

というわけで今回は、りのと会長がパヤパヤしてると学園の噂になるって話。
りのの過去話が登場・・母親との話はどこまで本当なのか・・(笑)
泣くとこなのか、笑うとこなのかわからんな(笑)
で、今回は前以上に「学園コメディ」な展開となっていて、ギャグがいまいち滑ってるとこもあるがテンポも良くなかなか面白い。
「パヤパヤ」って何だよ(笑)
しかし、「百合百合ね〜」とか「リリアンをしてる〜」とかあるように、一応「百合」は狙ってるのかな?
キャラデザのせいか、いまいち百合っぽさはない気がするのだが・・。
あと、りのの母親と会長は何かあるようで、その辺の展開には期待かな。
で次回は、密室事件。


◆第2話「ほとばしる青春」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(岩崎良明)、演出(友田政晴)、作画監督(氏家嘉宏、北村友幸)、総作画監督(下谷智之)

というわけで今回は、極上生徒会に入ることになったりのって話。
わかりやすく、今回はキャラと極上生徒会の紹介。
極上生徒会・・もっと学園内部のみのこじんまりとした組織かと思いきや、「青春砲」とかなにげに持っていたり力は結構ありそうな感じで、ちょっと「蓬莱学園」入ってるね。
規模のデカいマリみての「山百合会」って感じか?・・あんま百合っぽさはないけど。
どっちかって言うと、やっぱ「あずまんが大王」に近い感じかな?
いまいちキャラの区別はまだつきにくいが、それぞれ一癖二癖ありそうで、今後の活躍に期待したいところである。
まあそれにしても、相変わらず演出作画のテンポは非常に良く、学園ドタバタとしてなかなかに楽しい。
これからの展開が楽しみである。
で次回は、極上寮で大変なことに。


◆第1話「拝啓、ミスター・ポピット」4(75点)
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(岩崎良明)、演出(高島大輔)、作画監督(清水博幸)、総作画監督(川田剛)

というわけで、原作はコナミで、「月刊コミックガオ!」で掲載されてる(らしい)「極上生徒会」がアニメ化。
ゲームとかあるらしいですが、自分はまったく知らず。
スタッフは、アニメ制作はJCスタッフ、シリーズ構成は黒田洋介、キャラクターデザインは川田剛、監督は岩崎良明、といった構成。
今回は、天涯孤独の少女・蘭堂りの(田村ゆかり)は、宮神学園に転校してくるって話。
初っ端のキャラクターデザインのイメージは、「こいこい7」と同じくかなり「いまいち」な感じであったこの作品であったわけだが、放映を見ると全然そんなことなかったな。
どこか昔懐かしい「学園少年漫画」を思わせる作風にきちっとはまり込んでいて、落ち着いた絵柄とテンポ良い演出で、「スクールランブル」と同じく夕方に放映してもおかしくないような学園ドタバタがなかなか楽しかった。
何と言っても、りのの一人芝居(だよな?)によるりのとぷっちゃんの掛け合いが楽しくおかしい。
学園コメディとしてかなり楽しめた感じ・・JCスタッフらしく「あずまんが大王」を思い出させてくれるな。
「宮神学園極大権限保有最上級生徒会」・・略して「極上生徒会」
この極上生徒会のキャラも出ただけでいまいちまだキャラが掴めないが、これからの活躍に期待したい所である。
「隠密」「遊撃」「会計」「車両」とかの役職があるのもなんか面白いし。
とりあえず、今時「眼鏡眼鏡」のボケはかなり受けた。
今後に期待。
で次回は、極上生徒会に入ったりのの日常。


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