◆第12話(最終回)「伝説のはじまり」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(澤井幸次)、作画監督(菊地洋子)

というわけで、ついにも最終回。
今回は、放浪AIモルティを倒すために、シュウゴは腕輪の力を使うって話。
え〜と、よくわかんなかった(苦笑)
あの少女がリアルでの「死」の体験から「死」を知りたくなり、放浪AIモルティと共に、ザ・ワールドでの「死の実験」をしていたってのはわからなくもないんだが、モルティの存在が謎だったり、腕輪の力が謎だったり、プログラム世界のはずなのに、オカルトパワー全開だったりで、正直・・ついていけなかった(苦笑)
ファンタジー世界とかならともかく、物理や論理に束縛されてるはずのネットワーク世界でああいうことされても、ちょっと感動できないんだよなあ・・。
説明やらなんやらが欲しかったかな・・、なんかトンデモ過ぎるんだよね。

で、総論。
「.hack//黄昏の腕輪伝説」3(55点)
まあまあだったかな。
確かに、初期の「ぷにぷに萌え萌え妹アニメ」の時のテンションの高さは最高で、「明るく楽しいネットゲーアニメ」としてもかなり良い感じだと思っていたのですが、レナがさらわれた辺りから暗雲が垂れ込め始め、なんか暗くてシリアスでよくわからない展開になっちゃったなあ。
いやまあ、「hack」自体が元からそういうアニメだったんだろうけど、前作を見ていない自分にとってはその辺りのシリアスさについていけなかったり、前作との関連が楽しめなかったり、よくわからない謎やオカルト展開が意味不明だったりで、正直、後半はあんまりでした。
シリアスやら謎展開はいいとしても、やっぱシュウゴとレナはずっと一緒に行動して欲しかったなあ・・シスプリに続く「妹アニメ」だと思っていただけに。
まあ、一言で言えば、「もっとレナたんに萌えたかった」、ってだけなんですけどね(笑)
それはともかく、非常に安定した演出作画をずっと維持していたのは、やっぱ偉かったです。
というわけで、スタッフの皆様お疲れさまでした。
続編やるなら、シュウゴとレナのラブラブ道中記がいいです(笑)

◆第11話「世界の終わり」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(守岡博)、作画監督(番由紀子)

というわけで今回は、放浪AIモルティとの決戦を迎えるシュウゴ達は、モルティのその目的を知るって話。
どうやらあの小学生の少女・・モルティの目的は、ヴァーチャルにおける「完全な死」のようで、それを阻止する存在であるアウラを消去するためにシュウゴやレナを狙っていたって感じみたいです。
何というか正直、よくわからん・・というか、無茶というか(苦笑)
リアルでなくヴァーチャルでの「完全な死」にこだわる少女の心理が理解不能だったり、ヴァーチャルでの死の暗示によりリアルの方のプレイヤーが意識不明になるってのが無茶すぎたりで、なんかリアリティがないためか、ちょっと感情移入できないかなあ。
いくらなんでもヴァーチャルがリアルを侵食しすぎというか、
「オフラインでなんとかすればいいじゃん」
とか思ってしまうものですから・・サイバーパンクのように、ジャックインしてるならともかくねえ(苦笑)
「ザ・ワールド」のシステムってどうなってるんだ?
なんか「荒唐無稽」すぎるんだよなあ。
同じ西園悟脚本の「コレクターユイ」なんかは、その辺りバランスとか良かったんですけどねえ。
で、次回はついに黄昏腕輪も最終回。
最後くらい、シュウゴとレナのラブラブ展開はあるのか?


◆第10話「幻の都」3
脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(黒川智之)、作画監督(門智昭)

というわけで今回は、レナを救うために幻の都へと行くシュウゴ達って話。
やっぱ、最終回まではシュウゴとレナのラブラブ展開は望めそうにないなあ(苦笑)
まあそれはともかく、シュウゴ達がそれぞれ決意し、レナ救出に向かうって展開は、お約束だけどなかなかに燃えて良かった。
で、どうやら事件の発端でもあり、最後の敵となるのは放浪AI・モルティのようである。
果たして、モルティの正体とは?
しかし、レキは何を考えてるかよくわからないなあ(笑)
で、次回はモルティとの戦い。


◆第9話「崩壊の足音」2
脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(黒澤雅之)、作画監督(大澤聡)

というわけで今回は、レキの情報でレナのいるサーバーへと向かったカイト達は、敵の罠にかかるって話。
なんつうか、話がよくわからなくなってきたっつうか、つまらなくなってきたっつうか、どうでもいいっつうか、進んでるのか進んでないのかよくわからないなあ(笑)
やっぱ、カイトとレナの萌え萌え妹展開でないと、正直、盛り上がれないです(苦笑)
相変わらず、作画の安定度は素晴らしいんだけどねえ。
それに結局のところヴァーチャルなキャラがデリートされるだけで、死ぬ訳じゃないしなあとか思いますしねえ。
いや、どうやらリアルの方の肉体も逝っちゃうらしいですが・・っつうか危ないゲームだなあ(笑)
まあ、その辺りの真相も今後明らかになるのかな?
ま、取り敢えずはカイトとレナ、早く再会して欲しいです・・。
このアニメ・・もっとネットゲーの楽しさ面白さを、前面に出していく作りだと思ってたんだけどなあ・・。
むう。
で、次回は幻の都。


◆第8話「孤高の騎士」2
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(守岡博)、作画監督(つばたよしあき)

規制、きびし〜。
というわけで今回は、碧衣の騎士団が違法ユーザー強制摘発しはじめるって話。
なんだか・・つまらなくなってきたなあ(苦笑)
自分がメインだと思っていた、「妹&ぷにぷに萌え萌えアニメ」という路線からは大きく外れ始め、なんだかシリアスタッチな暗い展開に。
レナの「お兄ちゃ〜ん♪」がないと、物足りないのこのうえないな。
話もまったりと展開していて、なんかあんまだしなあ・・っていうかいつまでレナを探す展開なんだ?
まさか、あのネタをこんなに引っ張るとは思わなかったよ・・。
どうやら1クールらしいけど、ちょっとそれにしては展開が遅すぎで、ちとイライラするなあ。
で、どうやら今回出てきた銀漢(千葉一伸)ってのは、前作では有名なキャラらしいが、前作見てないから、そういう再登場の楽しみも味わえないしなあ(苦笑)
う〜ん。
で、次回は碧衣の騎士団が大変。
なんか、次回予告だけが浮いてるなあ(苦笑)


◆第7話「黄昏の月」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(有江勇樹)、作画監督(岩岡優子)

というわけで今回は、リアルで昏睡状態のレナを救うため、行動を起こすシュウゴって話。
もしかして「ザ・ワールド」って、精神も持ってかれるの?・・前作見てないからその辺りよくわからないなあ。
で、どうやら前作の4年前の事件と絡んでくるようで、前作見てない自分にはちと辛い感じです(苦笑)
っていうか、レナの出番が少ないなあ・・。
しかも、ストーリーものになってきたわりには、展開もちと遅めな感じで、ちと中途半端かも・・。
いつもながら作画とかは良いんだけども。
妹萌え萌えアニメの方が良かったなあ(苦笑)
しっかし、リアルのガキどもムカつくなあ・・早くシバき倒して欲しいな・・。
で、次回は騎士様登場。


◆第6話「湯けむりの罠」3
脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(川面真也)、作画監督(番由紀子)

というわけで今回は、行方不明のレナを探すシュウゴ達って話。
レナの裸〜!!・・しかし、バーチャルで(略)
まあ、バーチャルなら「裸抱き着き」もOKんだだね(笑)
それにしても、前回の水着やら今回の入浴シーンやら、サービスは良いのだが、話は微妙に進んでなくてあんまりかも。
作画やらが相変わらず良いのはいいんだけどねえ。
で、どうやらレナはリアルの方で入院しているようである。
そういや、韓国ではネットゲーのやり過ぎで死んじゃった人とかいたとか言ってたなあ・・。
ネットゲーはほどほどにだな(笑)
あ、今回の脚本は大和屋暁だったのか・・。
キャラ同士のやり取りとかは面白かったんだけどねえ。
で、次回はレナを探すって話?


◆第5話「恐怖の館」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(黒川智之)、作画監督(門智昭)

スクール水着・・やっぱりレアなんだ(笑)・・「そっちかよ!」はメチャクチャ笑った(笑)
というわけで今回は、ドットハッカーズであるカイトを狙う黒い影って話。
レナの水着〜!!・・しかし、バーチャルで水着見て、嬉しいかなあ?(笑)
で、今回は前半で、どうやら後半に続くって感じで、ちと盛り上がりには欠けたかな?
まあ後半に期待。
それにしても、「もっと楽しいことが」とか「リアルをおろそかに」とか、三十郎さんのセリフ、結構痛いかもね(苦笑)
で、次回は混浴露天風呂!・・っていうかホントに今回の話の後半なのだろうか?(笑)


◆第3話「不死鳥の羽」4
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(有江勇樹)、作画監督(岩岡優子)

というわけで今回は、プチグソを助けるために、ほたる(川澄綾子)とともに冒険に出るシュウゴって話。
相変わらず演出作画もなかなか良く、キャラが可愛くて動いていて良いね。
しかも、「後方で何もしないでレベルアップ」とか「高レベルのモンスターを避けながら冒険」とかっていう、ネットゲーらしさが出ているのも良い。
それにしても、妹系レナ、お姉様系凰花、ぷに系ミレイユ、おっとり系ほたる、と萌えキャラ押さえまくった作りが素晴らしい(笑)
でもネットゲーでは、ギャルキャラやってるのは男の確立が高いという罠が(笑)
で、どうやらレナってばひきこもりっぽいようである・・最高の現実逃避場所だからねえ、ネットゲーは。
さて、その辺りのリアルの方でのドラマがどのように決着がつくのかも楽しみな所ではある。
まあそれはともかく、「ゲーム内でもペットは大切に!」ってネタは、そういや西園悟はコレユイでもやってたな。
まあ、難しい所ではある・・っていうか、あれ以上のドキュンはネットゲーでは多いらしいけどね。
で、次回は七夕の夜。


◆第2話「カイトの腕輪」4
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(川面真也)、作画監督(香由紀子)

というわけで今回は、桜の花を咲かせるイベントに挑むシューゴとレナって話。
いやもう萌え萌え。
前回は、子供向け用に夕方とかに放送した方がいいかなと思っていましたが、はなはだ勘違いでした(笑)
もう、オタさん専用の萌え萌え展開が凄すぎ。
相変わらず核爆発級破壊力のある「お兄たん、だ〜いすき♪」の、妹萌え炸裂のレナ(中原麻衣)に、
「なんならわたしにつけてもい〜ぞ♪」と、妖艶な色気たっぷりのにワーウルフ・凰花(甲斐田ゆき)に、
「なにげに〜、ヘルプっちゃいましょうかあ♪」の、ぷに色満載の魔法使い・ミレイユ(松岡由貴)と、
ギャルキャラ萌え大爆破な展開が素敵です(笑)
このまま、ぷにぷに萌え萌えエロエロ展開を突き進んで欲しいですな。
でも実は、全員「ネカマ」とかだったら嫌かも(笑)
あと、演出はちょこっとテンポ悪めではありますが、相変わらずぷにぷにしたキャラがよく動いて可愛いですしね。
っていうか、レナはやっぱ萌えるなあ(笑)
それにしても、なんかゲームが終わった後のリアルでの描写が切なすぎですな・・。
で、次回は不死鳥の羽。


◆第1話「伝説の勇者」4
脚本(西園悟)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(守岡博)、作画監督(菊地洋子)

というわけで、「.hack//sign」の次に続く「.hack//黄昏の腕輪伝説」
で、スタッフなどは総とっかえで、
アニメ制作はBeeTrain、総監督が真下耕一、監督は澤井幸次、シリーズ構成は西園悟、キャラクターデザインは菊地洋子、モンスター・アイテムデザインは門智昭、といった感じです。
で、今回は、離れ離れに暮らしている双子の兄妹であるシュード(皆川純子)とレナ(中原麻衣)は、「ザ・ワールド」というネットゲームをプレイすることになるって話。
実は自分は前作の「sign」の方は見てなかったのではありますが、前作の異様に暗い感じとは違い、こちらの方は「コレクター・ユイ」で株を上げた西園悟による脚本で、非常に楽しい感じの画面作りとキャラクターで、ネットゲームの「楽しさ」「雰囲気」というのが前面に出ていてかなり良い感じです。
自分はネットゲームはやったことはないのですが、「多分、こんな感じなんだろうなあ」と思わせてくれます・・いや、実際はもっと酷い世界なんだうけど(笑)
しかし、テレ東の6時台にやった方が良いような、凄く子供向けっぽい雰囲気ですな・・あまり深夜っぽくはないなあ。
で、前作もそうでしたが、演出作画レベルも高くて、ぷにぷにしたキャラも動きまくりな感じなので、期待できそうです。
それにしても特筆すべきは、主人公シューゴの妹であるレナの萌えっぷりでしょう(笑)
中原麻衣の声で叫びまくる「お兄ちゃ〜ん!」というセリフは、前番組である「シスタープリンセス」の妹っぷりをも凌ぐ破壊力で、「妹萌え」の方々は撃沈っぽいです(笑)
いやあ、マジで萌えること萌えること・・シスプリより「妹アニメ」してるし(笑)
「ミルモでポン!」の楓はそうでもなかったんですが、中原麻衣の声がこんなに破壊力のあるロリボイスだとは思わなかったなあ・・期待期待(笑)
で、次回はお花見?


戻る