◆ＩＺＵＭＯ猛き剣の閃記
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◆第十話「黄泉比良坂」３
脚本（川上修）、絵コンテ（冨永恒雄）、演出（鈴木吉男）、作画監督（柳昇希、加野晃）
というわけで今回は、琴乃を助けるために黄泉比良坂に向かう猛達って話。
なんか、今思い出したかのように琴乃が「好き」とかの話になってる。
琴乃救出イベントがゆえのそういう展開なんだろうけど、今まであんまそういうふりがなかった気がするので、唐突な気が。
ホントは、猛と剛の間での琴乃を巡っての愛憎みたいのが予定だったのかもしれないが、なんか上手くはまわせてないな・・段取りこなしたって感じが。
お約束の黄泉比良坂での「振り返り」イベントを交ぜての琴乃救出はそんな悪くもなかったのではあるが。
で、どうやらスサノオの魂は猛と剛の二人に転生してるようで。
その辺のネタも結構悪くはないのだが・・。
で次回は、決戦。
◆第九話「守るべきもの」２
脚本（東山玄）、絵コンテ（麦野アイス）、演出（小野勝巳）、作画監督（澤崎誠）、作画監督補佐（Jun Jong-Min）
というわけで今回は、ネの国へと戻った猛達は､ヒミコの襲撃を受けるって話｡
ネの国へと戻る猛達、ヒミコに呼び出される猛、猛をかばいヨモツヒラサに飛ばされる琴乃、明かされる卑弥呼の秘密、襲撃するリン、四聖獣達の過去、猛の前世、ヤタロウの死、そして琴乃を救うためにヨモツヒラサカに向かう猛達・・。
・・なんか凄い急展開・・っていうか詰め込み過ぎ、いきなり過ぎ。
そもそもネの国もアシハラの国も、ヒミコが作った世界っつってもあまりに世界がちっぽけ過ぎて実感もないし、言葉づらでスケールがでかいだけで、リアリティがないんだよなあ。
つうか、色々ネタを詰め込み過ぎで焦点がボケボケで、どこで驚けばいいのかわからない。
ヤタロウが実は今まで魔物だったとかいきなり言われても伏線とかなかったし、泣けるわけないし・・っつうか、なんかその間琴乃さん置いてけぼりだし・・。
「急展開」というより、「超展開」というヤツだな、これは。
とりあえず、ヒミコの作画だけが妙に綺麗だったのは良かった。
で次回は、黄泉比良坂での話・・そーいやヨモツヒラサカってこういう字だったな。
◆第八話「やすらかな時」４
脚本（長谷川菜穂子）、絵コンテ（大原実）、演出（福本潔）、作画監督（高橋典子）
というわけで今回は、現代へと帰ってきた猛達はささやかな安らぎの時間を過ごすって話。
・・なんだか別のアニメみたいだ（笑）
向こうでは「いるだけ」な感じだった女の子達が、「日常」を生き生きと過ごしていて非常に可愛かった。
北川の「裏切り」がゆえの葛藤も、「居場所」を見つけた剛の安らぎの描写やミナカタとの「友情」の描写もドラマとしては面白く、楽しめた。
残念ながらこれまでの積み重ねがいまいちないので、それほど感情移入ができないのがもったいないとこだが。
話がただ「流れてる」だけで、細かい部分の描き込みがないのがるんだよな、このアニメ・・ネタは悪くないのにもったいない・・。
で次回は、猛が大変なことに。
◆第七話「対決の砦」３
脚本（川上修）、絵コンテ（横山じゅんいち、冨永恒雄）、演出（横山じゅんいち）、作画監督（梶浦紳一郎、ＨＯＮＧＳＯＯＮＨＯ）
というわけで今回は、白鳥姉妹の救出のために砦へと潜入した猛達は、剛と対決を迎えるって話。
段取りどおりに話は進み、悪くはない気はするのだが、良くもない。
四聖獣も出てきただけで、活躍もないし。
しかも作画もちょっと悪目で盛り上がりに欠けたり・・といいとこはあんまなし。
とりあえず、この段階で現代に戻るってのは意外でもあり、それは良い感じだった。
で次回は、現代へと戻ったやすらぎの時。
◆第六話「四聖獣」３
脚本（東山玄）、絵コンテ（ながはまのりひこ、冨永恒雄）、演出（鈴木吉男）、作画監督（柳昇希、佐藤哲也、渡辺信弘）
というわけで今回は、芦原の国に変えるために蓬莱山の四聖獣に会いに行く剛たちって話。
お姉ちゃんいっぱいの四聖獣が登場。
つうか、この作品「意味なく」お姉ちゃんだけは多いな・・でも、どれも「いるだけ」で全然出番もないし、その辺も盛り上がらない一端だよな。
キャラとかキャラデザはそんな悪くはないと思うんだけども。
どうも世界観も狭いし、話の幅もないんだよなあ。
で次回は、対決の砦。
◆第五話「襲撃」３
脚本（長谷川菜穂子）、絵コンテ・演出（中川聡）、作画監督（渡辺伸弘）
というわけで今回は、結界の破れた神の里に、悪霊の軍勢が襲撃をかけてくるって話。
まっとうに展開し、まっとうに話が進んでるんだが、なぜだろう・・盛り上がらない。
やはりあらゆる意味で「普通」っつうか、「平板」過ぎるのかもしれない。
引き付ける「何か」が全然ないんだもんな。
合戦シーンとかもっと盛り上がってもいいはずなんだが・・。
で次回は、四聖獣のお姉さんが登場。
◆第四話「この世の姿」２
脚本（川上修）、絵コンテ（奥脇雅晴）、演出（福本潔）、作画監督（高橋典子）
というわけで今回は、剛が戦ってるのを知った猛は、真実を確かめに行くって話。
徐々に地味に話が展開。
それぞれの心情を丁寧に描いてるとも言えなくもないが、いまいち盛り上がりに欠けてる感じ。
演出作画も平板だしねえ。
で、どうやら北河先輩は悪霊側と内通しているようでもあり、次は荒れそうな感じ。
次回は、里に卑弥呼の軍勢が迫るって話。
◆第三話「分かたれた友」３
脚本（東山玄）、絵コンテ（実原登、菊地仁）、演出（横山じゅんいち）、作画監督（梶浦紳一郎）
というわけで今回は、悪霊からの襲撃を逃れた猛達は、神の守る里へと向かうって話。
なんか・・いまいち盛り上がらないなあ。
どうも普通すぎるというか、お約束過ぎるというか、全体的に平板。
とっかかりがなさ過ぎるな・・今回は作画もちょっと低かったし。
アマテラスｖｓ卑弥呼って感じで、どっちに正義があるのかいまいち明確でないのは、一応良い感じ。
剛君の暴走に期待するか。
で次回は、剛君暴走。
◆ 第二話「異界」３
脚本（川上修）、絵コンテ（岸誠二）、演出（ながはまのりひこ）、作画監督（柳昇希）、プロップデザイン（水谷麻美子）
というわけで今回は、突如異世界へとやって来た猛達は、巨大な虫に襲われるって話。
またまた分かりやすく段取りどうりの展開で、異世界冒険ファンタジーに突入。
琴乃さんとも別れたのはちょっぴり意外であった。
つうか、今のとこホントに段取りどうりでもあり、非常にわかりやすくもあるのだが、見所もないという感じ。
もうちょっと場が荒れるまで待ちかな・・。
で次回は、秘密と危機。
◆第一話「夢の呼び声」３（５５点）
脚本（川上修）、絵コンテ（福本潔）、演出（中川聡）、作画監督（小林多加志、渡辺伸弘）、プロップデザイン（水谷麻美子）
というわけで、原作・Ｓｔｕｄｉｏ ｅ・ｇｏ！の「ＩＺＵＭＯ」がアニメ化。
原作はエロゲーらしいですが、自分は全く知りませんでした。
スタッフは、アニメ制作はトライネットエンタテイメント・スタジオ九魔、キャラクター原案は山本和枝、キャラクターデザイン・総作画監督は小林多加志、シリーズ構成は川上修、監督は冨永恒雄、といった構成。
今回は、親友でもライバルでもある八岐猛（萩原秀樹）と大斗剛（結城比呂）は、突如異世界へと飛ばされることになるって話。
「天空戦記シュラト」を思わせるような異世界ファンタジーものであり、第１話としては非常にオーソドックスな作りでわかりやすい話でした。
ギャル満載に、親友同士の対決に、異世界ファンタジー・・「機動戦士ガンダムＳＥＥＤ」みたく男女両得な展開であり押さえてるっちゃ押さえてますな。
「天使のしっぽ」の小林多加志のキャラデザも、「天使のしっぽ」の時よりこなれてて可愛くて萌えます。
まあつう感じで、「ベタ」以上のものは今のとこないわけですが、多分これからもなさそうではあるわけで、その辺楽しんで行きたいところです。