公式サイト
キディ・グレイド -WORKS ON WEB-
http://www.kiddygrade.com/
フジテレビ公式サイト
http://www.fujitv.co.jp/jp/b_hp/kiddyg/index.html
ビクター公式サイト
http://www.jvcmusic.co.jp/m-serve/tv/kiddy/index.html

関連サイト
後藤圭二公式HP
http://goto.cute.or.jp/
GONZO 
http://www.gonzo.co.jp/l

◆第24話(最終回)「As Time Goes By(終焉)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ・演出(後藤圭二)、作画監督(神本兼利、金崎貴属孝臣)、メカニック作画監督(川原智弘)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで、ついにキディグレイドも最終回。
今回は、デュカリオンと融合したアールヴを倒すために力を使うエクレールって話。
大いなる大団円。
戦闘的には前回ほどの盛り上がりはなく、最後の「締め」であり、エピローグといった感じの話であった。
まあ、なかなか良くまとまっていたのではないかと。
っていうか、またエクレール姿変わってるじゃねえかよ(笑)

で、総論。
「キディ・グレイド」4(75点)
なかなか面白かった。
近ごろのアニメには珍しく、最初から最後までの作画の安定度は非常に良く、レベルも高かった。
演出的にも非常に丁寧で、細部にもこだわりがある作りは素晴らしかった。
まあ惜しむらくは、各話ごとのSF的ギミックやネタやらは良かったのだが、説明不足や描写不足のせいか、いまいちわかりにくかったって所だろうな。
小説の方では、その辺りは補足説明や心理描写などがあり、結構わかりやすかったんだけどねえ・・明確な敵である犯罪結社「ヴァージン・ヴァイラス」もいたし。
なんか特に、エクリプス局長とアームブラスト&メルクルディの行動理由が最後までよくわからなかったからな。
いったい何をしたかったのであろうか?
長官やアールヴは、銀河を支配する地球原種である「ノーブルズ」に対するアクション(解放と復讐)であったのはわかったんだけどもねえ。
エクレールやリミュエールを囮にすることで、GOTT内部の腐敗をあぶり出すつもりだったとか?
む〜。
まあ、その辺はよくわからなかったけども、銀河を捨て去り、母である地球を独占しようとした最後の大ボスであるノーブルズの計画阻止はしたので良しとするか(笑)
あと、結構濃い設定の数々もあったんだろうけど、どうもそれを生かし切れてなかったのも惜しかったねえ。
ESメンバーの特殊能力も、SF的過ぎてビジュアルでわかりづらかったしね。
その辺は、小説とかだと文章で説明などもできたりするんだけども、アニメだとやはり限界があるからな。
何度も再生し、ノーブルズの手先として使われる「悠久を生きるものたち」であるESメンバーってのは結構美味しいネタだったんだけどね。
その辺、もうちっと掘り下げが欲しかったな。
特に、ノーブルズという支配者に束縛され、抑圧され、苦しく悲しい生を生きることを強要され、「過去を封印した」エクレールと、「ノーブルズへの復讐を誓った」アールヴという、同じベクトルを持ちながらも、すべての過去や記憶を受け止めて「私は私(自分)」であることを肯定したポジ(陽)であるエクレールと、それを認めることができなかったネガ(陰)であるアールヴという、対極する関係が上手く描けなかったのはもったいなかったねえ。
「高いレベルへの未完成」ってヤツだな(笑)
まあでも、初っ端のイメージであった「ダーティペア」とはまた違った、今風スペオペで、なかなか面白かったです。
というわけで、スタッフの皆様お疲れさまでした。
続編は・・外伝ぐらいならあってもいいかもしんない・・特に過去話系(笑)


◆第23話「Annihilation/Zero(還元)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(武本康弘)、演出(北之原孝博)、作画監督(米田光良)

というわけで今回は、デュカリオンと融合したアールヴは、地球へと向かうって話。
クライマックス直前・・怒涛の盛り上がり。
もう、裏技、表技大放出の、お約束の全ライダー総登場・・もとい全ESメンバー大集結でのスピード感ある大迫力の大艦隊戦闘が燃え燃えで圧巻。
っていうか、お前ら今まで「必殺技」隠しすぎ!(笑)・・なんてもったいないんだ。
まあ閉店間際の大セールだからこそ、盛り上がるのではあるが・・って在庫一斉処分かよ!
それにしても、アールヴの行動理由は「ノーブルズへの復讐」という非常に単純明快でわかりやすいのだが、未だにエクリプスとアームブラストの行動理由がわからないんだよな。最終回にわかるのであろうか。
あと、今回のアイキャッチは「エリアル」の鈴木雅久・・やっぱ格好いいなあ。
で、次回はついにキディグレイドも最終回。


◆第22話「Demolition/Titan(巨神)」3
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(岩崎良明)、演出(則座誠)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、デュカリオンはアイネイアースへとワープし、そして長官は自らの過去と、ノーヴルズの陰謀を明かすって話。
わかりやすいネタばれ話。
どうやらノーブルズである長官は、かつてエクレールに育てられた過去があり、そしてノーブルズのデュカリオンを使った銀河系脱出計画を阻止するために、今回の事件を起こしたようである。
まあでも、主にセリフで語られる過去話のせいか、あんまり感動はないかな。
しっかし、いきなり人型に変形する「マクロス」なデュカリオンにはあまり意味がない気がするな(笑)
今までのキャラクター総登場な展開は、まあ良かったかな。
それにしても、今回の事件に関してはわかったのだが、エクリプスとアームブラストの行動は未だ謎だなあ。
あと今回のアイキャッチは、キディグレイドのシリーズ構成でもあるきむらひでふみ。
で次回は、アニヒレーション・ゼロ。


◆第21話「Nouvlesse/Arc(方舟)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ・演出(東海林真一)、作画監督(茂木信二郎)、総作画監督(高品有佳)

というわけで今回は、アトラス型島宇宙間航行宇宙船デュカリオンを巡って、何かが動き出すって話。
新章突入って感じで、嵐の前の静けさって感じの前ふり話で、なかなか面白かった。
しっかし、今回は、なんつうかメチャ濃い作画だったな(笑)
なんだかみんな、ちこっと別人。
それにしても話がデカくなってきた・・っていうか話がデカいっていうか、「アトラス型島宇宙間航行宇宙船デュカリオン」がデカい(笑)
全長63568qって、地球を5個並べた分、木星だとその半分の大きさか・・デカい、マジで(笑)
ノーブルズってアホだ(笑)
もしかして「方舟」ってことは、ノーブルズが地球人の純潔を守るためにデュリオンを使って、別の銀河系(島宇宙)に移民するって感じかな?
で、GOTT長官はそれを阻止したいか、それかデュカリオンを使ってノーブルズ達の抹殺を目論んでたとか?・・そのための裏での資金集め?
む〜、まだよくわからんな。
とまあ、ノーブルズやら、GOTT長官やら、生きていたアールヴ・ドヴェルグやらを交えて、色々盛り上がってきて良い感じ。
良い感じではあるんだけど・・エクリプスやアームブラストやメルクルディなどの、今までの展開やらはまだ謎のままなのに、これ以上謎を重ねるとわけがわからないかも(苦笑)
果たしてエクリプスの真意とは、GOTT長官の真意とは、アームブラスト&メルクルディの真意とは・・ちゃんと明かされるのかなあ(汗)
まあそれはともかく、今回はエクレール達のほのぼのぶりや、復興する惑星アウレーの描写などは良かったなあ・・つうか、新型結構萌えるな(笑)
で、今回のアイキャッチは、「まほろまてぃっく」のぢたま某でした。
次回はデモリッション・タイタン。


◆第20話「Lost/Days(喪失)」4
脚本・絵コンテ(きむらひでふみ)、演出(小倉宏文)、作画監督(橘秀樹)、総作画監督(門之園恵美)

なんか・・新リミュエールいいな・・(笑)
というわけで今回は、アールヴとドヴェルグを倒したエクレール達は、再びGOTTで日常を生きるが、そんな時にリミュエールが倒れるって話。
エクレールの復活話に続き、今度はリミュエールの話で、時を越えて生きることを強いられるリミュエールが切なくて良い感じであった。
なんか色々深そうな過去だなあ・・いつか明かされるのであろうか?
で、何といってもラストの、エクレールのキス&ブドウジュースでの目覚めは笑えて良かったねえ。
っていうか、今のラミューズ&ヴィルヴィルヴィントも2代目な気もするのだが・・。
それにしても、中ボスであるアールヴ&ドヴェルグを倒した後に、なじみまくって日常を過ごしているのは良いとしても、あの事件に対するフォローが全くないので、ちょっと違和感が。
あの事件に対する説明やらは、今後あるのだろうか?・・相変わらず、そういう部分が説明不足だったりするんだよなあ。
初っ端の謎の少女と、アームブラストも謎だしなあ。
しっかし、「美容整形みたいなものね」で、納得するリッキー先輩は、すげえな(笑)
で、今回のアイキャッチはJAFコンのイラストなどのこいでたく。
次回は、ノーヴルズ・アーク。
OP・ED、新型バージョンには変わらないのかな?


◆第19話「Take/Revenge(復讐)」3
脚本(十川誠志)、絵コンテ・演出(渡辺純央)、作画監督(晶貴孝二)、メカ作画監督(小原渉平)、作画監督協力(阿部宗孝、門上洋子)

というわけで今回は、ついに決戦を迎える新エクレール達と、アールヴ達って話。
ついにの決戦話なのであるが、テンポの悪い演出と、森の中でのノンキな逃避行のせいか、いまいち盛り上がりに欠けまくりだったなあ。
もうちっと、緊迫感とスピード感が欲しかったな。
で、ついに明かされるアールヴとドヴェルグの真意。
どうやらエクレール達のGクラスの力を得て、そして権力も得て、いつかノ−ヴルズに復讐するのが目的だった模様。
でも、いままでそういった描写がほとんどなく、その辺りの説明不足なためか、ちと唐突感があり、感情移入できないなあ。
もうちっと、その辺りの描写が欲しかったところ。
なんか、考え方がいかにも小物っぽいし(笑)
で、エクリプス局長も生きていたようで、次は局長周辺の思惑が気になるところである。
エクレール達とエクリプスはすでに和解済みなのかな?・・二人を復活させたのエクリプスっぽいし。
しっかし最後のアレは、大盤振る舞いだなあ・・なんか、ちょっと有り難みに欠けるかも(笑)
あと、今回のアイキャッチは漫画版「星界の紋章」などの小野敏洋・・パンツがエロい(笑)
で、次回はロスト・デイズ。


◆第18話「Unmasked/Face(面貌)」4
脚本(志茂文彦)、絵コンテ(小野学)、演出(山名隆司)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、就任式を襲った何者かを追い詰めるGOTTって話。
オリジナルvsコピーの対決・・コピーを振り回すオリジナルという展開はなかなかに燃えて、町中でのアクションや、ジェネティクビーストなどもなかなか格好良かった。
なんか、量産型のライトニングとトゥインクルもやけに可愛い感じだしねえ。
しっかし、こういうもののお約束として、プロであるGOTTがちと間抜け過ぎだよなあ。
もうちょっと、プロっぽい動きをして欲しい所である。
で、ついに正体を現した新エクレールと新リミュエール・・なんだかこっちもエセっぽい(笑)
まあ、新型の活躍に期待です。
それにしても、エクレールとリミュエールの偽物になったり、量産型作ったりしたのは何か意味があるのであろうか?
あと、今回のアイキャッチは、漫画版の「キディ・グレイド リバース」を描いているひよひよ。
で、次回はテイク・リベンジ。


◆第17話「Phantasm/Reborn(新生)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(武本康弘)、演出(北之原孝将)、作画監督(米田光良)

というわけで今回は、新しくなったGOTTで、新局長代理が就任するって話。
偽物に、量産型に、新型にと、なんだか凄い展開(笑)
果たして偽エクレール(アールヴ)と偽リミュエール(ドヴェルグ)の真意とは。
っていうか性格悪すぎだし、不自然すぎ(笑)
裏には、ノーヴルズやら、長官やら、エクリプス局長やら、アームブラストやらの思惑があるようで、まだわからないからなあ。
あと、今回のアイキャッチはDr.モロー・・代理ってゆ〜な!(笑)
で、次回はアンマスクド・フェイス。


◆第16話「Look/Back(追憶)」3
脚本・絵コンテ(きむらひでふみ)、演出(竹田豊)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、エクレールとリミュエールの明かされる過去って話。
総集編をも交えた、エクレールとリミュエールの過去話。
死んでは再生され、GOTTの道具として戦う二人。
そして、二人を監視する役目だったアームブラストに、何やら裏ではノーヴルズの影。
とまあ、なんだかまだよくわからない展開なので、今後に期待です。
あと、今回のアイキャッチは「小麦ちゃん」のぽよよんろっく・・元気があってよいね。
で、次回はファンタズムリボーン。


◆第15話「Break/Down(崩壊)」3
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(後藤圭二)、演出(則座誠)、作画監督(神本兼利、金崎貴臣、鈴木雄大)、作画監督協力(土屋圭、小笠原篤)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、ついにGOTT本部へと突入するエクレール達は、同じESメンバーとの戦いを迎えるって話。
ついにGOTT本部に突入戦闘、そしてESメンバー同士の戦い。
と、そのシチュエーション自体は燃えるのだが、やはりどうもESメンバーの能力がわかりにくく地味なため、いまいち燃えないなあ。
やはり、もうちょっとわかりやすく、ど派手な戦闘が見たかった感じである。
で、どうやらエクレールとリミュエールは、アールヴとドヴェルグに取って代わられ、そしてそれらも全てエクリプス局長とアームブラストの策動だった感じである。
果たして今後、どうような展開になっていくのか。
あと今回のアイキャッチは、「十兵衛ちゃん」などのむっちりむうにぃ。
で、次回はルックバック。


◆第14話「Steel/Heart(鋼鉄)」4
脚本(たかしげ宙)、絵コンテ(増尾昭一、きむらひでふみ)、演出(小倉宏文)、作画監督(酒井和男、小林冬至生)、メカ作画監督(川原智弘、鴨田俊彦)、作画監督協力(祝浩司、小笠原篤、細田直人、高橋裕一)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、テラフォーミング中の惑星へとやって来たエクレール達は、そこでトゥイードゥルディ、トゥイードゥルダムの仕掛けにより、ドナシュラークとラミューズと戦うこととなるって話。
相変わらず地味でわかりにくなったするが、リミュエールのテラフォーム用のナノミストを使ったレーザー攻撃やマグマ攻撃はなかなか良かった。
でも、作画がきっちりしすぎてるせいもあってか、いまいちパワフルさに欠けたりもするんだよな。
あと、仲間同士の戦いというのもなかなかに燃えるシチュエーションではあるのだが、ドナやらトゥイードゥルディ姉弟やらのキャラの掘り下げが少なめだったので、いまいち悲劇性には欠けるなあ。
で、今回はたかしげ宙の脚本に、皆月亮一のアイキャッチという、「スプリガン」コンビであった・・濃いなあ(笑)
次回は、ブレイクダウン。


◆第13話「Conflict/Destiny(衝突)」3
脚本(志茂文彦)、絵コンテ(小野学)、演出(岡崎幸男)、作画監督(渡辺和夫)、メカ作画監督(服部憲知)、総作画監督(高品有桂)

というわけで今回は、GOTTから追われることとなったエクレール達は、かつて因縁のあったコロニーの廃墟で、アンオウ、エイオウと戦うことになるって話。
隠密同心の立場から抜け忍となってしまい、追い忍であるアンオウ・エイオウと戦うことになるエクレールとリミュエール(笑)
まあ話自体は地味ではあったが、時を越えて生きる二人に、時を越えた想いが届くってのは、なかなか良かった。
しっかし、アンオウとエイオウも甘いな(笑)
で、今回のアイキャッチは「魔法戦士リウイ」の横田守・・もうちょっとエロくても良かったかも(笑)
次回は、スティール・ハート。


◆第12話「Frozen/Life(死生)」2
脚本(十川誠志)、絵コンテ(黒木冬)、演出(さかいとよかず)、作画監督(石川晋吾)、メカ作画監督(小原渉平)、作画監督協力(祝浩司、小笠原篤)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、ノーブルズに逆らったことにより粛正命令を受けることになるエクレール達って話。
なんか・・内務3課とアームブラストの行動が意味不明で、よくわからなかったな。
説明セリフが多いわりには、描写しきれてないというか・・。
粛正部隊のわりに感情論に流され過ぎで、プロっぽくないんだよな・・なんか薄っぺらい。
拘束具切っても爆発しないし、なぜに撤収して見逃すのかよくわからん。
ああいう、プロっぽくないプロ描写って、ちょっと引くんだよね(苦笑)
今回はちと説明不足過ぎだなあ・・む〜。
まあそれはともかく、今回のアイキャッチは、漫画版の「キディグレイドVs」を描いてるふぢまるありくい。
アームブラストに萌え萌え(笑)
で、次回はコンフリクト・ディスティニィ。


◆第11話「Set/Free(蝉脱)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ・演出(武本康弘)、作画監督(米田光良)

入国審査・・見たかった(笑)
というわけで今回は、ノーブルズの依頼で、労働者のサボタージュを停止させる任務につくエクレール達って話。
なんだかとっても怒涛の展開で、「ノーブルズ」という悪が登場して、エクレールとリュミュエールはいきなりESメンバーから除名のようである。
ちょっといきなり過ぎな気もしたが、ノーブルズの圧政にとまどい、苦しみ、そして怒るエクレールが、いつも以上に美麗な作画で描かれていて格好良かった。
なんか、これから大変な事になりそうな予感である・・、局長の行動も裏がありそうだしねえ。
そして、今回のアイキャッチは、「俺たちのフィールド」の村枝賢一。
で、次回はフローズン・ライフ。


◆第10話「Rebiath/Slave(再生)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(角銅博之)、演出(山名隆司)、作画監督(鈴木雄大、北岡秀一)、メカニック作画監督(鈴木雄大)、作画監督協力(神本兼利、細越裕治、祝浩司、中西修史、小林冬至生)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、前回の影響で過去の記憶を取り戻しかけたエクレールは、過去の記憶に振り回されるって話。
コード・ホルダー・・小説の「キディグレイドPr」のネタがそうであったように、どうやらエクレールも死んでは何度も「再生」された存在のようである。
そしてどうやら、エクリプス局長とも仕事をしていたような感じである。
「たぶん、私は三人目だから・・」ってヤツだな(笑)
生体ミサイルを撃ち落とした銃が「誰かを守るため」の45口径(コルトガバメント?)っていう演出が粋だねえ・・ちょこっとわかりにくいけど(笑)
今回ので、エクレールは「自分であること」を選んだのであろうか・・。
そして、今回のアイキャッチ「ガルフォース」のは園田健一・・園田健一なら銃器と絡めたのが良かったなあ(笑)
で、次回はセット・フリー。


◆第9話「Mirage/Snare(罠網)」4
脚本(十川誠志)、絵コンテ(きむらひでふみ)、演出(竹田豊)、作画監督(市川吉幸、高島有桂)、メカニック作画監督(酒井和男)、作画監督協力(岩田幸人、土屋圭、金崎貴臣、祝浩司)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、経済人の失踪の調査をするために惑星ダルダノスに行くエクレールって話。
なんとなくホラータッチな1話で、面白かった。
でも、意識誘導うんぬんをしようとしていた相手の正体や理由が明確でなかったなあ。
あの審査官の一人の犯行だったのだろうか?・・またちょっとわかりにくい感じに戻ったかも(苦笑)
まあ、だからこそ不気味で怖いってのはあるけどね。
あと今回は、「デリケート」にこだわるアームブラストが、なかなか良い味を出していた。
で、どうやらエクレールは意識誘導の効果によって、過去の記憶のようなものを思い出したらしく、これからその事でひともめありそうである。
それと、過去の記憶には小説の「キディグレイドPr」のメリーとブランもちょこっと登場していた。
アニメでは登場するのかな?
今回の絵コンテは、原案のきむらひでふみさん自らか・・脚本も書くし、原画も書くし、コンテも描けるんだな、凄いな。
そして、今回のアイキャッチは「レイアース」の石田敦子・・らしい絵でした(笑)
で、次回はリバース・スレイブ。


◆第8話「Fobidden/Instrument(禁断)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(武本康弘)、演出(則座誠)、作画監督(細田直人)、メカニック作画監督(高橋裕一)、

というわけで今回は、惑星を壊滅することができるジオソート弾の調査ために、エクレール達はトゥイードゥルダム(福山満)とトゥイードルディ(桑谷夏子)と共にある組織に潜入するって話。
ESメンバー大活躍な話で、電脳世界でのリミュエールとトゥイードルディの艶かかなやり取りが色っぽく、特にSDな二人の検索ツールがメチャ可愛かった・・エクレール頬染めまくりだしねえ。
そしてリアルサイドの方のアクションも、かなり派手で格好良かった。
相変わらず、細かい描写もきっちりしてるしね。
なんか、総作画監督がなかったせいか、ちょっと濃いめの作画でしたが(笑)
で、どうやらエクリプス局長にも何かあるようで、そろそろ話が動き始めそうな感じである。
まだまだ謎だけどね。
そして、今回のアイキャッチは、篤見唯子・・う、これもよく知らないな・・でも、なかなかに可愛くて良い感じでした。
で、次回はミラージュ・スネア。


◆第6話「Twin/Star(双璧)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(谷口悟朗)、演出(和田裕一)、作画監督(浜森理宏、亀田義明)、メカニック作画監督(田村勝之)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、軌道エレベーターでの重要機密の強奪事件を調べるために、エクレールは正体を隠し調査をするって話。
あ、なんだかすっげわかりやすい話だったな(笑)
いつものようなわかりにくい描写などはほとんどなく、島本須美さんの声によるSOメンバーであるミス・パドゥーシカのボケボケぶりが話をいつもより明るく楽しくしていて、面白かった。
相変わらず、演出作画も非常に丁寧だったしね。
しかし、ESメンバーのデクステラ(鈴置洋孝)とシニストラ(飛田展男)は、出番はちょっとだけだったな。
まあ今回は顔見せで、活躍は今後なのであろうな。
つうか、島本須美(ナウシカ)に鈴置洋孝(ブライト)に飛田展男(カミーユ)とは、声優豪華だなあ。
そして今回のアイキャッチはTONO・・絵は見たことある気がするんだけど、知らない人だなあ・・。
で、次回はトライアル・チャイルド。


◆第5話「Day/Off(休日)」4
脚本(志茂文彦)、絵コンテ(川崎逸郎)、演出(宮崎なぎさ)、作画監督(神本兼利)
、メカニック作画監督(いちかわけいぞう、総作画監督(門之園恵美)

エクレール、寝過ぎ!(笑)
というわけで今回は、エクレールとリミュエールのそれぞれの休日って話。
相変わらず、非常に演出作画が丁寧で良いね。
パンチラ、乳ゆれ、シャワーにキスシーンと、ちゃんとサービスもあるし(笑)
でもって、いつものようにアニメ的な説明セリフみたいなものが極力排斥されているので若干わかりにくい。
エクレールが口紅を塗ると、リミッターが外れて力を制御しにくくなるってのが「セリフ」でなく「描写」でしか説明されていなからねえ。
まあ、ちゃんと描写はされてるので見ればちゃんとわかるけどね。
小説とかだと文章などで補足説明とかができるんだけど、アニメだとやっぱりそういうSF的なものとかはわかりにくくなるよねえ。
まあ、上品でエレガントな作りではあるな・・地味だけど(笑)
で、今回は二人の休日が一つの事件に絡み合うというお約束な展開であったが、二人が偶然出会ったときの、
「あ〜あ、そういうことか」
みたいなため息が面白かった。
それにしても上流階級の子供をさらって洗脳して、ゆくゆくは組織の手足として使うって言うのは、なんつうか遠大な計画だなあ・・ある意味尊敬(笑)
それにしてもエクレールの声は、彼女の滲み出る幼さを表現しているような気もするが、「つたなさ」という気もして、ちょっと微妙な感じである(苦笑)
あと、どうやらエクレールの歌っていたあの子守歌には何か秘密があるようである。
で、今回のアイキャッチはいずなよしつね。
いずなさんの絵は好きなのだけど、やはり手が異様に長くて、グローブやら何やらつけてないと、あまりそれっぽく見えないよな(笑)
で、次回はツイン・スター。


◆第4話「High/Speed(超速)」3
脚本(稲荷昭彦)、絵コンテ(後藤圭二)、演出(鈴木薫)、作画監督(酒井和男、金崎貴臣)

というわけで今回は、盗まれた惑星連合の超速リアクターを奪い返すために、ステーション・キュボスへと潜入するエクレールって話。
相変わらず、「惑星連合から奪われた最高機密の超速リアクター」「兵器のデモンストレーションとしての闘技ステーションへの潜入調査」「かつて仲間を裏切った過去を持つ女レスラーとの出会い」って感じで、詰め込みまくりなネタなのであるが、やはり展開が早すぎるために、それを生かしきれてない感じがあるかな。
特に、「超速戦闘」は、009のようにもっと格好良くやって欲しかったかも。
フォックスが心開くのも、ちょっと早すぎる感じがあるしねえ。
色々な惑星などを巡って、出会いがあり、ドラマがあり、SF的ギミックがあり、ってネタは「スタートレック」と似てるので、30分番組でなく、60分番組だと丁度ネタを生かしきれたかも。
で、どうやら小説版では描かれていたアレのネタは、アニメ版では後回しになるようである。
あと、今回のアイキャッチは木村貴広(ガオガイガー、まりんとメラン)でした。
アイキャッチは毎回豪華で楽しみだね。
で、次回は休日。


◆第3話「Prisoner/Escort(虜囚)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(山田信二)、演出(黒田やすひろ)、作画監督(三輪修大)、メカ作画監督(小原渉平)

というわけで今回は、確保したマフィアのボスであるドレイクを、刑事と共に護送するエクレール達って話。
相変わらず非常に密度が高く、演出作画もきちっと作られているのは良い。
エクレールとリミュエールはどっちも可愛いですしね・・特に頬染め描写が(笑)
でも、相変わらず詰め込まれまくりな内容で、すべてのカットに意味があったりするので、ちょっとでも息を抜いて見るとわかりにくかったりはする作りですなあ。
展開が早くて、まるでダイジェストのようですから。
これって、「生命維持装置に保護されたマフィアのボス」「妻子を殺された刑事とエクレールとの確執」「依頼によって依頼人を救助する保険屋」「警察内部の裏切り者」など、ライトノベルとかなら一冊分は使えるネタですし。
小説版は読んだんですが、こっちは文章などで補完・解説されているので、わかりやすくなっているのですが、アニメ版はすべてがビジュアルで語られているので、そっから意味を読み取らないといけないですしねえ。
それにしても、小説版では出まくってる他のESメンバーやアレの話がないのは、やはりそれは後半でやるってことなのでしょうかね?
でもアレの描写がないと、アームブラストの行動って結構意味不明なんですがね。
あと、毎回アイキャッチ(水橋かおりって声優さんだっけ?)が凝っているのは良いですなあ。
で、次回は超速。


◆第2話「Tight/Bind(重力)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ(後藤圭二)、演出(右湊具央)、作画監督(石岡雅憲)、メカ作画監督(邊川修二郎)、作画監督補佐(祝浩二、鈴木雄大)、総作画監督(門之園恵美)

というわけで今回は、押収した重力制御媒体ハイジーのコンテナが空っぽとなり、それの調査をSクラスであるESメンバーのアールヴ達と共にするエクレール達って話。
いやあ、キッチリ作ってるなあ。
1話と同じく演出作画もレベルが高く、非常に丁寧な作りである。
この丁寧さとキッチリさぶりは、かの傑作アニメ「カウボーイビバップ」に似ているな。
ということは、非常に地味だって事ではある(笑)
そして、そのキッチリさがゆえに、ちと話がわかりにくかったりするのもお約束ではある(苦笑)
実は作品ってキッチリ作り過ぎ、完成度が高すぎると、それがゆえに「隙がなく」、作品への感情移入等がそがれたりする事があるからね・・難しい所だけど。
作品って、ある程度「抜き」や「ゆらぎ」が必要だったりするから。
結構真剣に見ないと話がわかりづらいもんな。
「説明セリフ」でなく、「描写」で語ろうとしてるからねえ。
特にSF的ネタとかは、SF的素養がないとわからなかったりするし。
前にも書いたけど、小説ならそういうネタの「説明」を文章でできるけど、アニメだとすべて映像で語らないといけなからね(ガンダム以降の概念だな)
正直、説明不足気味ではある・・説明がないから所々、憶測で意味を考えないといけないしね・・やっぱり士郎正宗作品みたいだ(笑)
でも、そういうSF的ギミックを入れつつ、ドラマやストーリーを持たせて、ちゃんとした作品を作ろうとするっていう試みは素直に好感が持てるな。
今後も期待である・・地味だけど(笑)
あとアイキャッチに緒方剛志とは、なかなかに豪華である。
今後もアイキャッチも色々凝っていくのかな?
そいや、今回のEDの振り向きはリミュエールだったな・・順番に振り向くのだろうか?
で、次回はプリズナー・エスコート。



◆第1話「Depth/Space(深淵)」4
脚本(きむらひでふみ)、絵コンテ・演出(後藤圭二)、作画監督(門之園恵美)、メカ作画監督(川原智弘)

というわけで、ナデシコの後藤圭二の初監督であるオリジナル美少女スペースオペラアニメ、「キディグレイド」の第1話。
アニメ制作はGONZO、シリーズ構成はきむらひでふみ(ミトの大冒険)、キャラデザは門之園恵美(レイアース)、メカデザインは海老川兼武・川原智弘、監督は後藤圭二(ナデシコ)といったスタッフ構成。
今回は、スターズセンチュリー328年、銀河通商関税機構GOTTのESメンバーであるエクレール(永田亮子)とリュミエール(平野綾)が、ファウヌスとメディアの惑星間の摩擦回避の特務を受けるって話。
正直、「わかりやすくてわかりにくい」第1話って感じであった。
「わかりやすい」っていうのは、これってまあ間違いなく「ダーティペア」なわけで、その辺りの「王道スペオペ」な所は非常にわかりやすい。
でも、言わばそのわかりやすさがゆえに、「いまさら感」があるのも事実なんだよね。
「宇宙海賊ミトの大冒険」の時にあったような、様々なオタ要素などを合わせて作り上げられた「最高級のコラージュ」「壮大なるリミックス」としてのオリジナリティがちょっとないかな。
ちなみに、これはエヴァンゲリオンも同じくそうだと思っている。
できうれば、今後もうちょっと「ひねり」や「オリジナリティ」が欲しいところ。
まあ、野田宇宙大元帥の「スペースオペラの書き方」を読んでから、「いつか絶対スペオペ書いてやる!」と心に誓っている自分としては、「気持ちはとてもよくわかる」んではあるけどね。
あと、「わかりにくい」っていうのは、ちょっと詰め込み過ぎで、描写や説明不足な感じで、世界観や設定や物語が非常にわかりにくかった。
小説だと、そういう「世界設定」などは「文章」で説明しながら物語をすすめることができるんだけども、アニメだと「描写」のみで説明しないといけないからね。
スペオペ好きな俺でもあの1話の描写だけだと、銀河通称関税機構GOTTと宇宙惑星連合の関係とか、ワープゲートと単艦ワープの違い、2つの惑星間の経済衝突に軍部の独走とか(メディアってのはマスメディアと名前がかぶって不味い)、リュミエールの能力とかとかが、わかりにくかった。
ちょっと設定に描写が追いついてなくて、視聴者おいてきぼりって感じだったかな。
「ミトの大冒険」だと(比べて悪いけど)、その圧倒的なビジュアルインパクトで、うむを言わせぬ説得力やセンスオブワンダーがあったからねえ。
その辺り、今後上手いことやって欲しいかな。
このわかりにくさって、ちょっと士郎政宗っぽいかも(笑)・・まあ何度か見れば理解できるんだけどね。
あと後藤圭二さん絡みでは、所どころの描写にナデシコ風味があるのは面白いね。
リュミエールはちょっとルリ入ってるしね。
原画も色々豪華で、作画がいいのは良かった。
しかし、エクレールの永田亮子はちょっとだけ下手くそかな・・何となく声が軽すぎる気がするね。
で、次回はタイト・バインド(重力)。


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