公式サイト(まぶらほ.com)
http://www.maburaho.com/
WOWOW公式
http://www.wowow.co.jp/drama_anime/maburaho/
宮間夕菜応援サイト(サイトロン内まぶらほコンテンツ)
http://www2.webcity.jp/maburaho/
玖里子の部屋(ハピネット内まぶらほコンテンツ)
https://www.happinet-p.co.jp/anime/maburaho/
凜ちゃん応援ページ(クロックワークス内まぶらほコンテンツ)
http://www.klockworx.com/anime/maburaho/
J.C.STAFF内まぶらほコンテンツ
http://www.jcstaff.co.jp/sho-sai/mabu-shokai/mabu-index.htm
角川公式
http://www.kadokawa.co.jp/sp/200311-06/


原作: 築地俊彦/原作イラスト:駒都え〜じ 「富士見ファンタジア文庫」刊、
 「月刊ドラゴンマガジン」「月刊ドラゴンエイジ」連載
 監督: 木村真一郎
 シリーズ構成: 滝晃一
 キャラクターデザイン: 新田靖成 
美術監督: 本間禎章/小林七郎
 色彩設定: 石田美由紀
 撮影監督: 鈴木洋平
 音響監督: 高寺雄 
音楽: 4Peace
 音楽製作: サイトロン・デジタルコンテンツ
 オープニング主題歌: 「恋のマホウ」 
エンディング主題歌: 「We’d get there someday」
  歌:ICHIKO アニメーション制作: J.C.STAFF 製作: まぶらほ製作委員会

式森 和樹: 阪口 大助
宮間 夕菜: 生天目 仁美
風椿 玖里子: 松岡 由貴
神城 凜: 猪口 有佳
伊庭 かおり: 野田 順子
紅尉 晴明: 辻谷 耕史
仲丸 由紀彦: 内藤 玲
松田 和美: 浅野 真澄
社崎 沙弓: 渡辺 明乃


◆第24話(最終回)「おわっちゃった……」4(70点)
脚本(滝晃一)、絵コンテ・演出(木村真一郎)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(大木良一)

「思い出はのこりますか」
というわけで、ついに「まぶらほ」も最終回に。
今回は、和樹の自分との思い出がなくなることを恐れた千早は逃げ出すって話。
夕菜、「キシャー」連発(笑)
ってな感じで、原作とは違うけども、お約束のドタバタの大団円。
最終回だけあってか作画のレベルも高く、演出のテンポも良く、締め方も悪くなく、概ね良好。
ちょっと千早がわがまま過ぎなのは引きもしたが、人間の人格とは多面的な側面をもち、「他者の中の自己」がすなわち「本人そのもの」とは言えないことで納得(意味不明)
つうかちょっとあそこは強引すぎたな・・最後の二人のキスで復活のテンポは良かったけども。
で、管理人さんの秘密も最終回でやっとこ披露・・そういう事だったんですかあ・・ってなんとなく後付けっぽいけど(笑)
つうか、ホントに何歳なんだ君らは?(笑)
でもって、最後には「ふっかつの巻」のロリっ娘である舞穂(千葉千恵己)も登場。
まあ、原作ファンへのサービスって感じだな。
あ、EDも三人娘バージョンだ。

で総論。
「まぶらほ」4(65点)
まあまあ面白かった。
正直、こつえーの絵以外は「そこそこ」の出来でしかない原作ではあるのだが、「うる星やつら」的なポテンシャル自体は高くてアニメ向きだと思っていたので、アニメ版には期待をしていたのだが、アニメ版も「そこそこ」の出来でしかなかったのは、がっくり。
作画自体は概ね良好ではあったのだが、どうも脚本演出と平板な感じで、メリハリに欠けたし、キャラの魅力を最大限に生かしたともいい難かった。
原作でも「売り」のひとつであろう、「濃いネタ」やら、「キシャー」と「B組」の暴走とかもそれほどはじけなかったのも残念。
とはいえ、前半はこれといって面白みはなかったのだが、後半では結構出来の良い話が立て続けに来たり、夕菜が本当の意味で(笑)「キシャー」化したり、千早もガンガン押してきたり、アレンジやらが結構上手かったりと、面白かったのも事実である。
最後の「オチ」自体は原作とは変わってはいるが、このテンションがそのまま維持出来るなら、続編も見たい気がする。
「キシャー」の本気は、これからだしね(笑)
まあ、とりあえずスタッフの皆様お疲れさまでした・・続編もあれば見ます。
で、どうやら「スクラップド・プリンセス」「キノの旅」「おねがいツインズ」「まぶらほ」って感じでマニア系の佳作良作を送り出してくれていたWOWOWノンスクも、またもや今回で終了・・この一年楽しかったなあ。
この枠は関東とのタイムラグもとかなくて好きだったんで、再々度の復活に期待します。
とりあえず、ドラマガ系から「気象精霊記」「EME」「フルメタル・パニック」辺りでよろし(笑)く・・「伝説の勇者の伝説」が一番近そうだけど。


◆第23話「みられちゃった……」4
脚本(滝晃一)、絵コンテ・演出(長井龍雪)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(小澤郁)

というわけで今回は、すべての灰が戻ったはずの和樹は人間には戻らず、夕菜達はその原因を突き止めるために和樹の心の中に入るって話。
おお、原作とは全く違う完全オリジナル展開となっているが、アレンジがなかなか上手く、面白い。
過去の想い出の中の二人(一人)である夕菜と千早に灰が残っているというのはちと強引な展開ではあるが、表ヒロインである夕菜に裏ヒロインである千早の心がひとつになってこその展開とは緊張感もあり、良いね。
つうか、アニメ版がこんなに千早押しで来るとは思わなかったよ(笑)
むう・・流石今は「売れっ子」の中原麻衣キャラだけはあったか・・原作とはキャラは全然違うが(笑)
しかし、和樹ってばガキの頃から二股かけてたんだな。
しかも、ヤツちゃんと覚えてねえし・・極悪だな(笑)
あと、紫乃さんの過去の秘密も描かれて、やっとで動機も判明・・何歳なんだあの兄妹は(笑)
自分自身の悲恋を投影させてたがゆえってことか・・これも大胆なアレンジだな。
しかし、管理人さんはまだまだ謎だな・・別にただの管理人さんなだけかもしれないが(笑)
今回は作画的にも演出的にもレベルが高く、緊張感ある画面とテンポの良さもなかなか良かった。
あ・・EDの女の子が千早バージョンになってる・・和樹め!!(笑)
で次回はついに「まぶらほ」も最終回。
果たして和樹の運命やいかに?・・うむ、楽しみだ。


◆第22話「まもっちゃった……」3
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ・演出(鎌仲史陽)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(日高真由美)

というわけで今回は、灰を戻すために和樹と凜はデートをすることになるって話。
前回の玖里子さんとの話に比べると、脚本演出作画と、いまいち切れ味に欠けるな。
凜とのデートはもっと盛り上げる方向に行っても良かったし、素振り展開もちと強引。
ネタは悪くなかったとは思うのだが・・。
アニメ版の凜は、やはり原作版に比べると、いまいち可愛さに欠けるなあ。
まあ今回の良かったとこといえば、やはり夕菜と玖里子の絡みが妙にデフォルメされてドタドタと可愛かった所だろうな。
特に、それぞれの髪の毛の攻防は笑えた・・夕菜はやはり暴走してる時が一番可愛い(笑)
で次回は、みられちゃった・・って事で千早再登場。
そろそろまぶらほも終わりかあ。


◆第21話「てらされちゃった……」4
脚本(白根秀樹)、絵コンテ・演出(柳伸亮)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(大河原晴男)

というわけで今回は、玖里子は和樹に灰を戻すために色々と苦慮するって話。
後半戦、やはり結構面白くなって来てるな。
今回は玖里子の話であり、原作の「にんげんの巻」の玖里子の話をアレンジしたものとなっていて、原作では和樹が人間の体に戻るくだりは、基本的に「灰の争奪戦」だった所を、「想いが通じ合うことで灰が戻る」という、よりドラマチックな展開となっていて、なかなかに上手い。
お約束の「シンデレラストーリー」とも絡めていたり、原作では端役だったエリザベートも玖里子のパートナーとして描いている辺りも、玖里子の可愛さをグっと高めていて、大河原晴男の作監もあってか(基本的にまぶらはは総合作監に新田康成がいるんで高いけど)、今回の玖里子さんは萌えたな。
あと今回は、夕菜の嫉妬シーンなどもなかなかにコミカルで楽しかった。
「夕菜の嫉妬」ってのは「まぶらほ」の売りのひとつでもあったんで、アニメでこういう感じでもっと押して欲しかったなあ・・2クール目以降は結構頑張ってはいたけど。
で、次回は最後の灰が戻る?・・って話で凜の話。


◆第20話「とどけちゃった……」3
脚本(上江洲誠)、絵コンテ・演出(土屋日)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(南伸一郎)

「キシャー!」、キター!!(笑)
というわけで今回は、夕菜が忘れたお弁当を学校に届ける管理人さんって話。
クライマックス直前での総集編。
まあ、テンポ自体は良かったが、総集編としては普通だったな。
残りは後数話なんで、こっから怒涛のクライマックスって所かな?
今回の当たりは無論、夕菜の「キシャー!×2」発言(笑)と、最後に照れる凜って感じでした。
しかし、オリジナルキャラである管理人さん、いったいどういう設定なんだろう。
まあ、最後までには明らかにされるであろから楽しみにしておくか。
で、次回はてらされちゃった。


◆第19話「かえっちゃった…どすえ」4
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ・演出(伊藤真朱)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(藤井昌宏、西尾公伯、梶谷光春、大木良一)

なんだか、とってもエロエロなんですが(笑)
というわけで今回は、千早と再会した和樹達は順番にデートすることになるって話。
なんか、ここんとこ結構面白いなあ・・なんか別のアニメみたい(笑)
何と言っても、初っ端からのお約束のエロエロで萌え萌えな風呂シーンが最高であった(笑)
いやあ、やっぱ萌えアニメはこうでないとね。
前回ほどではないが、演出的にもテンポが良く、作画レベルも高かった。
このレベルだったら、結構満足できるよなあ。
話やら千早のキャラやらは、原作とは結構違う展開なんだけども、順番デートやら、元に戻れるかもしれない和樹とかの展開は悪くない。
原作の千早は、和樹に寄せる想いを隠してるとこが良かったりもするんだけど、このあんま隠してないの結構良いね。
とりあえず、再登場に期待である。
で、次回はとどけちゃった。


◆第18話「しかけちゃった…どすえ」5
脚本(白根秀樹)、絵コンテ(大畑清隆)、演出(木村真一郎)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(大木良一)

というわけで今回は、修学旅行に京都にやって来る和樹達って話。
いきなりの修学旅行で、一話見逃したかと思ったよ(笑)
いや・・それにしても、メチャクチャ面白かったな・・まるで別番組(笑)
演出作画のテンポも極まってるほどテンポが良く、各キャラが生き生きしまくり。
と思ったら、絵コンテ・大畑清隆に、演出・木村真一郎・・どおりで。
そうなんだよな、「アニメまぶらほ」に求めてたのは、こういう「面白さ」なんだよなあ。
今回なんかはお気に入りの仲丸・松田を中心としたB組面々のドタバタに、演出作画のテンポの良さだけでなく、バトル描写も異常に密度が高く、下手な格闘アニメより迫力があった。
ちなみに、この「修学旅行編」&「決闘編」は原作においては書き下ろしの「番外編」であり、「本編」とはまた別個に存在していて、「本編」よりも、もちろん「長編」よりも(笑)、出来も良く面白いからねえ。
まあ主に、「千早」の存在に乗っかってる部分が大きいが(笑)
で今回のは、この「修学旅行編」と「決闘編」を融合してアレンジして、なかなかにレベルの高い作りをしてくれていて、もうこれは文句なしに良かったです。
普段から、これならなあ(笑)
で、次回は修学旅行編の後編・・さあ、千早の活躍が楽しみである!(笑)


◆第17話「きめちゃった……」4
脚本(滝晃一)、絵コンテ・演出(長井龍雪)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(梶谷光春)

というわけで今回は、仲丸が最強の遺伝子を持つものとわかるって話。
ああいうことになったら、仲丸の行動が「男」としては正しい動きだよなあ(笑)
で、今回はそんなこんなでなかなかに演出のテンポも良くて、まるで最終回みたいな雰囲気もあり、なかなか面白かった。
それぞれが「体だけが目当てではない」という立ち位置を示したわけだが、和樹にそれ以上のなんらかの「良さ」みたいなものが示されてはいないのは、まあハーレムアニメのお約束ではあるかな。
まあ本当は、段々と和樹自体の存在にひかれて行くってのが、常道なんだけどねえ。
あと今回はB組の面々も元気で良かったのだが、キャラとしては一癖も二癖もありそうな面々はいるのに、基本的に十把一からげになっているので、それぞれのキャラを生かせてないのはもったいないな。
そのうち、それぞれの活躍が見れるのであろうか?
紫乃さんも、原作とはまた違う過去みたいなのがあるようなので、その辺りも興味深くはある。
そういやこのアニメ、作画自体は安定していて、そんなに悪くないんだよな。
もう少し、演出的なテンポが高ければ、もちっと良くなっていたかもしれないよなあ。
で、次回はしかけちゃった・・どすえ(笑)


◆第16話「のぞいちゃった……」2
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(雄谷将仁)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(石井祐美子、増谷三郎)

というわけで今回は、和樹達はエリザベートと共に、玖里子のデート現場を追うって話。
まあ、良くも悪くも普通の話。
というか、原作とは違うエリザベートを絡めてるのはともかく、原作では玖里子はある財閥の御曹司だかの弱みを握るために行動していたというのに、なぜにアニメでは「警察に協力」などという玖里子的にありえない展開にしているのか?
わざわざキャラ立ちしてる部分を削るとは、謎だ。
で、次回はきめちゃった。


◆第15話「のぼっちゃった……」3
脚本(小山高生)、絵コンテ・演出(鎌仲史陽)、作画監督(日高真由美)、総作画監督(新田靖成)

というわけで今回は、凜の剣の師匠である人狼族の駿司(松本保典)がやって来て、決闘することになるって話。
アニメ版では、いまいち原作ほどの魅力が出ていない凜の過去話。
演出作画のテンポもまあまあで、シナリオとしてのバランスもなかなか。
とはいえ原作もそうなのだが、キャラクターが唐突に出てきて、唐突に死んじゃったりとかしたりするので、「泣かせ」までにはやはりなかなか行かないんだよな。
一話完結もんでは仕方ないけど。
そもそも原作もアニメも、「演出」としてのテクニックがいまいちなため、盛り上がらないんだよな。
まあ、原作の方は「こつえ〜のイラスト」という最大級の大量殺戮兵器があるのが、アドバンテージではある(笑)
ちなみに関係ないけど、「イリヤの空 UFOの夏(秋山瑞人)」なんかはそれプラスに、「秋山節」という核兵器並の破壊力があるところが凄い作品である(笑)
それはともかく、「キャラクターを生かす」という点では、「影のヒロイン」などとも呼ばれている千早なんかは、珍しく生かされてるので、一応アニメでどうなるかは期待ではある。
で、次回はのぞいちゃった。


◆第14話「はまっちゃった……」2
脚本(白根秀樹)、絵コンテ・演出(柳伸亮)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(大河原晴男)

というわけで今回は、和樹は謎の女性に、ずっと幽霊であることを誘われるって話。
相変わらず、メリハリがないというか、何がしたいのかよくわからない話の展開である。
まあ、紫乃の紹介話なんだろけど、演出作画のテンポが悪すぎて、全然面白さへ昇華されてないよなあ。
っていうか、紫乃って鷹森淑乃なんだ!・・ナディアではお世話になりました!!(笑)
それにしても、和樹ってば自業自得で幽霊になったっていうのに、女々しいよなあ、ホント。
で、次回はのぼっちゃった。


◆第13話「もどっちゃった……」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(江上潔)、演出(高橋滋春)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(南伸一郎)

というわけで今回は、幽霊になってしまった和樹は、謎の女性に狙われるって話。
ってな感じで新展開「ゆうれいの巻」
自分の決断で幽霊になったというのに、うだうだ言いまくりの和樹は、ちょっとムカつくね(笑)
ハーレム系アニメの典型的キャラとも言える、あのうだつのあがらなさは、流石である。
ハーレム系アニメにだって、やっぱ主人公には魅力は必要だよなあ、とか思ったり。
まあそれはともかく、妙に嫉妬しまくりで「キシャー」化が激しくなってきた夕菜はいい感じであった。
このまま飛ばして欲しいところ。
で、次回ははまっちゃった。


◆第12話「きえちゃった……」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(木村真一郎)、演出(伊藤真朱)、作画監督(大木良一)、総作画監督(藤井昌宏)

というわけで今回は、夕菜がレトロマジックウィルスに侵されて死にかけるって話。
前半戦のクラマックス・・ついに魔法を使い切る和樹。
なのではあるが。いまいち盛り上がりに欠けるな。
先を知ってるのもあるのだが、やはりいまいちキャラの魅力が足りなかったり(特に凜)、夕菜達が和樹をなぜそれほど好きなのかわからなかったり、和樹の魔法の使い方に緊迫感がなかったり、といった感じの「薄さ」のために、どうもクライマックスでも盛り上がらないんだよな。
これは原作の時から指摘されてる欠点でもあるのだから、仕方がないといえば仕方がないのだが。
まあ原作の方が面白くなって来るのは、この1巻「にんげんの巻」以降の、作者の歪んだ濃い「味付け」やら、「キシャー」な夕菜やらにあるから、一応今後の展開に期待かな?・・無理そうな感じではあるが(笑)
で、次回は幽霊となった和樹は、って話。


◆第11話「あけちゃった……」3
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(長井龍雪)、演出(米田光宏)、作画監督(伊藤良明)、総作画監督(新田靖成)

というわけで今回は、夕菜は父親から送られた小瓶を間違って開けてしまい、もう一人の夕菜が現れるって話。
いつもながらのドタバタに、今後の夕菜の伏線となる展開ではあったが、やはりどうにも面白さが前面に出てこれてない感じである。
なんつうか、全体的に軽いんだよなあ。
まあそれはともかく、どうやら夕菜の体に異変って感じで、次回に続くようである。


◆第10話「のびちゃった……」4
脚本(小山高生)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(長井龍雪)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(増谷三郎、川口敬一郎)

というわけで今回は、和樹の魔法回数を延ばそうとする夕菜達は、音邑けやき(矢島晶子)という少女のことを知るって話。
確か、原作だと珍しく結構いい目の話で、アニメの方もまあまあ良い話ではあった。
でも何というか、相変わらず和樹がお人よし過ぎるというか、馬鹿すぎるというか、どうも濃い目の女性陣に比べると行動理由が意味明というか、危機感なしに魔法を発動しまくりなせいで、感情移入度が下がるんだよな。
とはいえ、ちょっと下品っぽさを醸し出すシーンやら、三人娘とのドタバタやらはなかなか楽しく、音邑けやきを巡る不幸さ満載の話はまあまあ良かったとは思う。
でも、やっぱりどうも今一つの押しがないんだよなあ。
そいや、今回もなぜか脚本が小山高生・・謎だ。
で、次回はあけちゃった。


◆第9話「つかっちゃった……」3
脚本(白根秀樹)、絵コンテ(小滝礼)、演出(鎌仲史陽)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(日高真由美)

というわけで今回は、魔法の回数を増やすために玖里子と山の温泉に行く和樹って話。
温泉ネタのはずなのに、なぜか野球ネタ(笑)
といった感じで、所々微妙にトンデモな展開で、ちょっと「ギャラクシーエンジェル」を思わせ、なかなか面白かった。
でも、やはりもう一押しの話や演出の押しが欲しかった所だったな。
どうも、突き抜け方がいまひとつ足りないからなあ、このアニメ。
萌えにしろ、馬鹿にしろね。
で、次回はのびちゃった。


◆第8話「やっちゃった……」3
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(柳伸亮)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(大河原晴男)

というわけで今回は、仲丸のネックレスを狙う男の子を助ける和樹って話。
相変わらず、押しに欠けるっつか、平板っつうか、普通っつうか、可もなく不可もなくな感じだなあ。
あの男の子のオチに何かこれといった、特別さもなかったしねえ。
で、今回は夕菜、玖里子、凜、それぞれが、あの男の子への和樹の「優しさ」を起点にして、それぞれが和樹の「優しさ」を思い返しって感じの、節目的な話ではあったのだが、やはりあの程度の「優しさ」で、女の子達がなびくってのはやはり考えにくいものがあるよな・・まあ、こういうもののお約束とはいえ。
どうも、和樹の「優しさ」ってのは「お人良し」とか、本編でも言及されてるけど「馬鹿」に見えるからな。
まあ、そこがいいのかもしれないが(笑)
で、次回はつかっちゃったって話。
ホント、よく適当に魔法使うヤツだな(笑)


◆第7話「あっちゃった……」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(江上潔)、演出(土屋日)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(南伸一郎)

というわけで今回は、山瀬千早(中原麻衣)のF組と合同で劇をすることになるB組って話。
「まぶらほ」でも珍しいまともなキャラで上位の人気を持つ影のヒロイン、千早登場。
中原麻衣演じる千早はなかなかに可愛くて良かったのだが、まあまあって感じかな。
自分が原作の「まぶらほ」で好き部分ってのは、第一に駒都え〜じのイラストで、次にB組の暴走描写だったりするわけなのだが、一応描かれているとはいえ、やっぱいまいち押しが足りなかったな。
もっとこう、テクニカルな極悪非道ぶりが見たかったところ。
どうもアニメ版の「まぶらほ」は、お約束過ぎる作りというか、どうも普通っぽい作りになってる。
原作自体そーいう部分もあったりするのは確かなのだが、原作の数少ない(笑)良い部分を、もうちっと生かして欲しいかもしれない。
とはいえ、お約束のラブコメ状態をきちっとこなしてるのは悪くないかな。
でも、この話は原作の方が好きな話だったので、2話くらいかけて濃くやって欲しかった所。
原作の千早はもと可愛かったからねえ・・絵も駒都え〜じだったしね。
まあとりあえず、千早の再登場に期待ってことで。
で、次回はやっちゃった・・って何を?(笑)


◆第6話「ばれちゃった……」3
脚本(上江瀬誠、滝晃一)、絵コンテ・演出(伊藤真朱)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(梶谷光春、井嶋けい子、大木良一)

というわけで今回は、和樹の両親を迎えるために、頑張る三人って話。
原作にはないオリジナルエピソード。
話にしろ演出にしろ、可もなく不可もなくというか、何というか「普通」な作りで、まあそこそこ面白い。
つうか原作もそうなのだが、どうもネタを生かしきってないんだよな。
アニメ版は特に、演出的にもう一押し欲しい感じなんだよな・・悪いってわけでもないんだけど。
どうも普通っていうか、古臭いっていうか、昔のジャンプのアニメ化みたいな普通っぽい作りなんだよねえ。
原作自体は作者の悪乗りな「暴走」が一味として生きてきてるのだから、アニメ版もそういう一味が欲しいところなんだけどなあ・・個人的にはかつての「うる星やつら」みたいなっていうか。
まあそれはともかく、微妙にエロかった夕菜のうなぎ克服話はなかなかに良し。
問題は、やっぱ凜がいまいち可愛くないとこだな。
キャラとしては一番生き生きしている玖里子さんに比べると、やはり見劣りがしてしまう・・特に声優方面。
その辺、なんとかなって欲しいところではある。
で、次回はついに結構人気のヤツが登場?


◆第5話「できちゃった……」4
脚本(小山高生)、絵コンテ(伴次郎)、演出(長瀬流)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(大木良一、田中基樹)

というわけで今回は、凜が引っ越しをする先輩のためにお弁当を作るって話。
やっとやっとでの凜の話。
いつもながら平板な感じのする展開ではあったが、少年漫画的な道ラブコメって感じが板についてきて、結構良くなってきたかな。
なんといっても、お約束の凜のコスプレショーがあったし、玖里子さんの乳揺れ盛りだくさんもあったのは良し(笑)
でも、やはり凜の声はいまいち張りに欠ける感じがするかな?
もうちょっと、上手い人にやって欲しかった所ではある・・なんといっても一番人気なわけであるし。
で、今回はなぜかなぜだか脚本があの小山高生であった・・いや、だからどうとう話ではなかったのであるが。
で、次回はばれちゃった。


◆第4話「みちゃった……」3
脚本(白根秀樹)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(いとがしんたろー)、作画監督(石井ゆみこ、増谷三郎)、総作画監督(新田靖成、藤井昌宏)

というわけで今回は、謎のうめき声を探して校舎を探索する和樹たちって話。
原作のせいってのもあるのかもしれないが、やはりどうも作りが平凡だなあ。
なんか話の作りやら画面のテンポやらが、もう一押し欲しいところである。
どうも普通すぎる。
まあ、玖里子さんがちょっと極悪系な所は悪くなかったけどね。
で、どうやらお約束のように今回の話で玖里子さんが和樹に惚れ始め、次回でやっとこ凜の話かな?


◆第3話「でちゃった……」3
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(別所誠人)、演出(水無月弥生)、作画監督(梶谷光春)、総作画監督(藤井昌宏)

というわけで今回は、和樹の部屋に、神聖ローマ帝国の貴族の幽霊である、エリザベート(こやまきみこ)が現れるって話。
う〜ん、今回もまあまあのドタバタって感じだな。
どうも、演出にしろ作画にしろ、もうひと押しのパワーに欠ける気がするな。
やっぱ、「まぶらほ」は駒都え〜じの絵がすべてなのかもしれない(笑)
まあそれはそれとして、和樹ベタ惚れの夕菜や、お色気ムンムンの玖里子なんかは悪くはないのだが、どうも期待の凜たんの陰がイマイチ薄い。
アイキャッチのスク水(3枚!)が一番萌え萌えなのは、ちょっと不味い(笑)
今後の活躍に期待したい。
で、次回はみちゃった。


◆第2話「ふっちゃった……」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(長井龍雪)、演出(土屋日)、作画監督(南伸一郎)、総作画監督(新田靖成)

というわけで今回は、和樹は夕菜をふるって話。
まあ、なかなかにドタバタしていて良い感じ。
どうやらOPを見る限り、B組は結構暴走してくれそうなので、その辺り頑張って欲しいね。
しかし、原作と同じくホントにあっさりお手軽に魔法使っちゃうよな、和樹ってば。
その辺りの描き込みとかがなおには、原作準拠だから仕方ないか。
この作品の本筋は、「キャラのドタバタ」にあるからねえ。
で、次回はでちゃった。


◆第1話「きちゃった……」4
脚本(滝晃一)、絵コンテ・演出(長井龍雪)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(藤井昌宏、大木良一)

というわけで、好評のうちに放映を終わった「スクラップド・プリンセス」に引き続き、ドラマガで好評連載中の原作・築地俊彦、イラストに駒都え〜じ(こつえ〜)の「まぶらほ」がついにの、というかお約束のようにアニメ化。
ちなみに、この「まぶらほ」も「すてプリ」と同じく、読者の投票によってドラマガ連載を決める「龍王杯」生まれの一作です。
そしてスタッフは、監督に木村真一郎(ハンドメイドメイ、シュガー)、シリーズ構成に滝晃一(シスプリ、ギャラクシーエンジェル)、キャラデザに新田靖成(シスプリ)、アニメ制作にJCスタッフといった構成。
で、今回はある日突然エリート魔術師養成学校に通う式森和樹の所に、宮間夕菜(生天目仁美)、風椿玖里子(松岡由貴)、神城凜(猪口有佳)が押しかけてくるって話。
やっぱ、結構アニメになると面白いかも(笑)
原作の小説の方は、「ラブひなのパクリ」とか「まぶらほはこつえ〜(駒都え〜じ)の絵がすべて」などと言われたりしているいわくある作品なんですが(笑)、もちろんアニメ化になるぐらい人気もあり、自分も実は結構好きなんです(笑)
だって、こつえ〜の絵、いいじゃん(爆)
まあそれはともかくとして、アニメ版の方は、所々にアレンジもありつつも一応原作に忠実な作りで、ドタバタもなかなか良くて、結構面白かったです。
何と言っても、自分にとっての期待である「B組」と「キシャー(夕菜の俗称)」が、その「暴走」の片鱗を見せている辺り、かなりの期待です。
個人的には、「うる星やつら」ばりの「B組」と「キシャー」が、原作でも好きな部分ですからねえ。
正直、原作の方は、結構お約束だけどもいいネタを、その文章力のつたなさなどで、生かしきれてない部分とかありますから・・でも、あの妙にマニアックなネタとかは好きです(笑)
といった感じで、原作読んでいたとき、「アニメになったら面白いかも」と思っていたので、その辺りの暴走具合に期待してしまいます。
でもって、重要な部分である「絵」の部分ですが、ま頑張ってはいますが、「まあまあ」って感じでしょうか。
やっぱ、こつえ〜の絵のあの「上手すぎる」絵にはかないませんからねえ。
っていうか、キャラデザが「シスプリ」の新田靖成なせいもあってか、どこか「シスプリ」っぽいところが笑えました(笑)
出だしとかEDとか、「シスプリ」なんだもんな(笑)
そ〜いや「シスプリ」も、やはり天広直人の絵には、勝てなかったもんなあ・・まあ、「シスプリ(無印)」の場合はそれ以前の部分もあったのですが(笑)
ってな感じで、出だしはお約束の「ハーレム」「押しかけ女房」で、結構悪くなかったです。
しかし、いきなりB組連中に和樹の正体ばらしてるのな・・まあ、その方が荒れそうで面白そうですけど(笑)
とりあえず、凜ちゃん萌え萌えなんで、凜ちゃんが可愛かったらいいです(笑)
で、次回はふっちゃった。


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