ビクター内公式
http://www.jvcmusic.co.jp/m-serve/madlax/index.html
テレ東内公式
http://tv-tokyo.co.jp/anime/madlax/main_index.html
制作会社公式
http://beetrain.co.jp/


◆第10話「浸触(dive)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(黒澤雅之)、作画監督(竹上貴雄)

というわけで今回は、ヴァネッサはブックワルド社がガザスソニカの内戦に関与してるのを知り、調査をするって話。
ヴァネッサが主役の話であり、アンファンの一端が見える話。

トゥルークラスターを使ってのブックワルド社へのハッキングは、リアルっぽさを振り撒きながらもなかなかに緊張感もあり、面白かった。
とはいえ、基本的にはヴァネッサをガザスソニカへ行かせるための「口実作り」のためだけの話でもあり、展開としてはそんなにもなかったんで、まあ今後に期待ってことで。
で次回は、異国。


◆第9話「残香(scent)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(守岡博)、作画監督(津幡佳明)、レイアウト作画監修補(大澤聡)

というわけで今回は、バカンスでホテルへとやって来たマーガレット達は、ルチアーノ(水島裕)という男と出会うって話
相変わらずなんだかわかりにくい観念的な作りだな・・馬鹿にはわかりにくい(笑)
どうやらガザスソニカという国は、「狂気」と「非日常」の象徴として描かれていて、そしてマーガレットにはその「残香」があるって感じなんだろうが、持って回った表現やセリフ回しの仕方なんで、いまいちわかりにくい。
あの少年と少女も、思いっきり謎だし。
まあ、その辺の「違和感」ってのが鍵となるんだろけど、まあその辺の展開は今後って感じだね。
それはともかく、実はメイド服の下に水着を着ていたエリノアは可愛いと思う(笑)
で次回は、侵食。


◆第8話「魂言(soul)」2
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(川面真也)、作画監督(岩岡優子)

というわけで今回は、本の手掛かりを探して内戦地帯へとやって来るエリックとマドラックスって話。
相変わらず、なんだかわかりにくい作りである(笑)
どうやらエリエスとう言語には、「言魂」「真言」のような効果があり、人の精神を操ることができるって感じの展開の模様。
で、エリックはその効果により過去の罪を思い出して自殺しちゃったって感じだあね。
どうもエヴァ以降というか、こーいうミステリタッチに持って回って謎や秘密を徐々に明かして行くのはお約束とはなってるわけだけども、正直ちょっと疲れる感じはあるよな(笑)
少し「AVENGER」のような「つまんないオーラ」が出てきて、ちょっとヤバイ(笑)
まあそれはともかくとして、今回のマドラックスのバトルも一応真っ当なバトルっぽくなっていて、ちょっと優秀なエージェントって感じになって来ていた。
でも、初期のような「トンデモバトル」でないとそれはそれで寂しかったりするのも、難しい所ではある(笑)
で次回は、残香。


◆第7話「繪本(nature)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(川面真也)、作画監督(岩岡優子)

というわけで今回は、絵本を探すマーガレットは、エリック(平田広明)という本の探偵に依頼するって話。
「絵本」を巡ってマーガレットパートとマドラックスパートが交錯。
どうやらすべてはガザスソニカにある「エリエス」とう文字、そしてそれが書かれている「絵本」を巡っての話となるようである。
どーやらその文字には人を狂気に陥らせる「何か」があるって感じみたいだけど、まあその辺りは今後ってことで。
しかし「本の探偵」って言うと、黒田洋介と同じスタジオオルフェの倉田英之の作品「ROD」を思い出すね・・見てないけど(笑)
で次回は、魂言。



◆第6話「遺言(leave)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(有江勇樹)、作画監督(門智昭)

というわけで今回は、マーガレットは同級生のパーティに誘われるって話。
語られるマーガレットとエリノアの過去。
萌え度が高い分、マドラックスパートよりマーガレットパートの方が面白いな(笑)
何と言ってもやはり、ボケボケなマーガレットに献身的なエリノアが萌える。
で、どうやらすべての事件の発端は12年前の出来事にあり、そしてあの赤い本に秘密があるようである。
あの絵本には、人を「MAD(狂気)」にでも陥らせる何かがあるって感じなのかねえ。
まあ、その辺はすべて今後の展開次第かな。
で次回は、絵本の話?


◆第5話「無在(none)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(川面真也)、演出(黒川智之)、作画監督(なかじまちゅうじ)

というわけで今回は、武器密輸を追うマドラックスは、父を探すクリス(入野自由)という少年と出会うって話。
やばい・・なんだかよくわからない(笑)
どうやらガザスソニカ政府と抵抗組織ガルザとの内戦は、秘密情報組織アンファンがすべては画策したものって展開で、「情報」というものがテーマになってるみたいなんだけど、その真相自体がまだ謎なんで、ちょっと意味がよくわからない印象があるな。
まあ、その辺りは今後の展開に期待するか。
あと今回は、マドラックスの戦いは結構まともな方だったな・・つうか、リメルダはちょっと弱過ぎるな(笑)
ちょっと「ヤンマーニ分」が足りない気もするが(笑)、このぐらいの方がバランスが良くていいかもしれない。
で次回は、マーガレットとエリノアの話・・戦うメイドさんっていいよね(笑)


◆第4話「誘惑(ask)」5
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(黒澤雅之)、作画監督(大澤稔)

というわけで今回は、殺人事件が起こり、刑事はそれを捜査するって話。
真下節、炸裂。
「鉄人28号」のケレン味たっぷりな今川節とはまた全然違う、この電波チックな思わせぶりさ・・なんか「lain」を思い出させるな・・押井チックもあるかも。
なんだか全体像は全く把握はできないのだが、ミステリチックで独特な「雰囲気」を表現していて、映像と音楽で完全に「持って行って」くれてる。
「えせエージェント」っぽいマドラックスパートより、「異常さ」と「狂気」漂うマーガレットパートの方が断然面白いな。
どうやら「ガルザ」「ガザスソニカ」「エルダタルータ」「国際犯罪情報組織アンファン」と、謎のキーワードが散りばめられており、今後の展開が非常に興味深い。
で次回は、マドラックスパートで、無在。


◆第3話「蒼月(moon)」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(守岡博)、作画監督(津幡佳明)

というわけで今回は、マドラックスはガザスソニカで軍司令のグエン・マクニコル(有本欽隆)の暗殺の依頼を受けるって話。
う〜ん、やっぱ面白いな。
流石は「雰囲気アニメ」の大家だけあってか、どこか不条理である情念と観念の入り交じった画面を脚本演出音楽が一体となって作り出していて、なにかビリビリする緊張感があり、画面に引き付けられる。
もう、これでもかと退屈な画面を作っていた「アベンジャー」とは偉い違いだな。
この「雰囲気作り」の上手さは、押井、庵野、幾原、アニメを思い出させる感じである。
で、どうやらテーマとしては「狂気」というものが主題となっているようで、内戦の続くガザスソニカという国を中心に話は描かれて行く感じだ。
マドラックスの「MAD」にもそういうメタファーが絡んでるのかな?
しかし、「狙撃ポイント」やらのリアリティ描写を積み重ねていたりするわりには、マドラックスの「潜入描写」やら「狙撃描写」とかにはたいした理屈づけがなく(多分、長距離射撃なんだろうけど)、その辺はちょっとバランスが悪いというか、どうも腑に落ちない感じはあるのだが、まあようは第1話の「ドレスで大立ち回り」と同じく、「描くべきポイント」はそこではないってことなのだろう。
戦いの駆け引きやら戦術といった「バトルそのもの」などではなく、そこへと至るまでの観念や情念、その「雰囲気そのもの」が重要なのであろう。
「バトルなんておまけですよ! 偉い人にはそれが(略」
ということだ(笑)
あの「ヤンマーニ(笑)」がかかった時点で、すべては「そういう状態」に入り込むのだな(笑)
それにしても、今回暗殺されたグエン・マクニコルにどこか既視感を覚えると思ったら、声優の方が、これまた妻を殺されたことで狂気への道を歩むことになった「ガンダムSEED」のパトリック・ザラの有本欽隆さんと同じだった・・キャラかぶってる(笑)
しかし、
「お嬢様、そのニュース面白いですか?」「ううん、つまんない」
というマーガレットとエレノアのやり取りは、なんか萌えいいな(笑)
で次回は、誘惑。


◆第2話「紅月(crimson)」4
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(黒川智之)、作画監督(なかじまちゅうじ)

「起こし方その3」って・・どんなのだろう・・。
というわけで今回は、貴族の娘であるマーガレット(桑島法子)の奇妙な日常って話。
ん、なんか知らないが・・妙に面白いな(笑)
脚本と演出と音楽が絶妙にマッチしていて、独特の雰囲気を醸し出した画面作りがされており、もう一人の主人公であるマーガレットを中心とした「奇妙な日常」がどこか「ずれた」違和感たっぷりに描かれていて、キャラにも画面にも話にも妙に引き込まれる。
黒田洋介は基本的に器用な脚本を書くから、真下節への合わせ方が上手いんだろうな。
脚本と演出の相乗効果のおかげか、この独特の雰囲気は、非常に良い。
もちろん、天才桑島法子の「十八番」である、「電波キャラ」の演技っぷりは、言わずもがな(笑)
あと、メイドさんエリノア(内川藍維)なんかの言動っぷりやマーガレットとのやり取りがが妙に萌えたりするのも、黒田節がうなってる感じだよな。
ん〜、なんか続きが楽しみだ・・今後に期待したい。
で次回は、マドラックスの話。


◆第1話「銃舞(dance)」(70点)
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(真下耕一)、演出(有江勇樹)、作画監督(門智昭)

・・爆笑した・・これが噂の「オサレガンアクション」か〜〜。
というわけで、「NOIR」「.hack」「Avenger」の「雰囲気アニメ」一直線の真下耕一監督と、「リヴァイアス」「スクライド」「まおちゃん」「おねがいシリーズ」「ガングレイヴ」等の幅広い脚本を書く「マルチライター」黒田洋介との最凶タッグで作られるアニメ、「MADLAX」
スタッフは、シリーズ構成は黒田洋介、キャラクターデザインは大澤聡・芝美奈子・宮地聡子、メカニックデザインは寺岡賢司、キャラクター監修は大澤聡、メカ作画監督は才木康寛、音楽は梶浦由記、監督は真下耕一、制作はBeeTrainって構成。
今回は、凄腕のエージェントである女・マドラックス(小林沙苗)は、ある国でデータを手にいれるため潜入するって話。
いやあ、「オサレガンアクション」ぶりにはびっくりしました。
自分は「NOIR」は見てなかったんで、その辺の「トンデモ」ぶりを知らなかったもので、アレはびびった。
向こうの弾は当たらないのに、こっちの弾は当たるんだもんな・・しかもなぜか「ドレス」、なぜに「ドレス」(笑)
戦闘シーンまでは、結構リアルな作り込みをしていただけに、この落差に驚愕。
まああの「ドレス」は、「光と水のダフネ」における前張り・・「戦闘服」「勝負服」みたいなもんなんだろうな。
ぶっちゃけあの「ドレス」は、「このアニメは嘘っぱちですよ」「フィクションですよ」」というサインとも言える。
「ルパン三世」や「シティハンター」や「危ない刑事」とかもそんな感じだもんな・・「時代劇」や「スペースオペラ」や「ハリウッドアクション」とも言えるな・・。
と、無理矢理納得してみると(無理矢理かよ)、あの「銃舞」(ガンムって読んでしまいそうだ)は格好良かった。
梶浦由記&YUUKAの挿入歌「nowhere」をバックにしての「ケレン味」たっぷりな戦闘シーンは爽快感があり、多分今後もこの「銃舞」が売りになっていくのだろうな・・楽しみ。
ようは、「格好良い姉ちゃんが、悪漢をガンガン撃ち倒すアニメ」、なのであろう。
映像的にも相変わらずの「真下節」は全開っぽそうで、「雰囲気」作りは上手く、「梶浦音楽」はうるさいと・・きちんと「真下ワールド」に染めているのは流石。
あとは、これにどうのように「黒田節」が絡んで来るかだな。
それと、今回のOPED挿入歌は梶浦由記の楽曲に、「機動戦士ガンダムSEED」で名曲「暁の車」を歌っていたYUUKAのとうである・・その辺の音楽方面も楽しみではあるな。
で次回は、紅月。
見終わったら、パスタにしよう(笑)


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