◆舞−HiME

サンライズ内公式
 http://sunrise-inc.co.jp/my-hime/index.html
テレ東内公式 
http://tv-tokyo.co.jp/anime/maihime/main_index.html

ランティス内公式 
http://lantis.co.jp/release/title/maihime/index.html


◆第9話「海とオトメとなつきのヒミツ」3
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(鎌倉由実)、作画監督(田中将賀)

というわけで今回は、試験休みに海へとバイトに来た舞衣は、いつもの面々と出会うって話。
前回のドシリアス展開とは違って、今回は若干コメディ気味の、なつきの過去を絡めた話。
それぞれのキャラの絡みなどは面白くはあったのだが、バトルなんかはない地味目の話であり、ちょっと面白みには欠けたかな。
まあそれはそれとして、なつきがHiMEとなって戦うのは、母親がHiMEの研究者だったからのようであり、その辺は格好良いね。
でも、「悩殺ヒッチハイク」で落とされる辺り、ちょっとヘタレ目なところがあるのがなつきらしいな(笑)
で次回は、なんだかまたもや馬鹿話っぽいケーキ作りのお話。

・映像特典第9話「遥の生徒会長立候補演説」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(小原正和)、作画監督(久行宏和)、原画(相馬満)
遥の生徒会長立候補演説・・色々間違ってるのが笑える。
しかし、アニメではデボチンではないわけだが、HiMEになるのかなあ。 


◆第8話「たいせつなもの」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(水草一馬)、演出(福本潔)、キャラ作画監督(竹内浩志)、メカ作画監督(市川敬三)

というわけで今回は、風華学園創立祭の日、日暮あかね(岩男潤子)は和也に重大な告白をするって話。
第5話以降、伏線の張られていたあかねの話がついに決着。
・・ぐはあ、そう来ましたか・・なんて重い展開・・。
示されるHiMEの宿命、その悲劇。
「大切なもの」を守るために、その「大切なもの」を犠牲とするそのジレンマ。
和也とラブラブであるあかねはそれを指し示すのに十二分に「効果的」なキャラでもあり、無論「そのため」のキャラでもあったわけではあろうが・・正直、可哀想(苦笑)
この「決まり」は、今後の展開にも大きく関与してくることは間違いないであろう・・果たしてどうなることか。
あと、深優・グーリア(浅井清己)もその正体である、ロボット(アンドロイド)であることを明らかにし、また違う勢力の影も出てきた。
この辺も気になるところである・・。
で次回は、打って変わって水着話・・(笑)

・DVD映像特典第8話「あかねの告白」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(竹内浩志)、作画監督(久行宏和)、原画(小泉寛之)
日暮あかねの話・・やはり、あかねはコレでリタイアなのかな・・辛いな・・。


◆第7話「迷子の子猫たち」3
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(太田政彦)、作画監督(米山浩平)

というわけで今回は、兄を探すために夜の繁華街へと出る命は、結城奈緒(南里有香)と出会うって話。
新たなるHiME、結城奈緒が登場。
このアニメは、いきなり新キャラ登場というありきたりな展開ではなく、今までいち脇役として出ていたキャラが、徐々にその素性などを明らかにしていくという感じで、少しづつ世界の広がって行く快楽があり、その辺はライトノベルの名作「ブギーポップ」と同じ世界の奥行きと密度を感じさせてくれ、伝奇テイストたっぷりでありなかなかに面白い。
世界がコントロールされてるような「ベクトル」を感じる。
今回は、今までコギャルのような振る舞いを見せていた奈緒の素性がわかり、またひとつ世界が広がった感じである。
力を得たHiMEがそれぞれの思惑で動いて行くって感じは、「仮面ライダー龍騎」と同じではあるが、その辺混沌さが出てきて良いね。
あと、どうやら神崎黎人は命の兄かもしれないようだが・・果たして・・。
で次回は、たいせつなもの。

・DVD映像特典第7話「奈緒の『世界を釣る』」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(竹内浩志)、作画監督(久行宏和)、原画(橋本裕之)
今回本格登場の結城奈緒の話・・奈緒が男を嫌悪するのには何か理由がありそうだが、いつか明かされるのかな?
しかし、凶悪だな・・。


◆第6話「もえる十七歳(^^;)」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(小野学)、キャラ作画監督(実原登)、メカ作画監督(大塚健)

・・17歳じゃないじゃん(笑)
というわけで今回は、舞衣達は神社で結婚式のバイトをすることになるって話。
謎のウェィトレス・杉浦碧(田村ゆかり)が本格登場。
話自体は可もなく不可もなくで、普通の日常話で終わるのかと思いきや、最後に碧ちゃん(自称・17歳)がゴッソリ持っていった(笑)
クライマックスのバトルのくだりは「スーパーロボット」と「特撮ヒーロー」のそれであり、大塚健のメカ作監で迫力満点・・大爆笑。
・・何者なんだ、碧ちゃん(自称・17歳)・・今後の活躍が楽しみです。
で次回は、迷子の子猫たち。

・DVD映像特典「詩帆のお兄ちゃんとドキドキ」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(玉川達文)、作画監督(久行宏和)、原画(鈴木幸江)
詩帆の楯の話・・「お兄ちゃんネタ」としては基本形なネタだよなあ。


◆第5話「雨−−。涙……」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(鎌倉由美)、キャラクター作画監督(相坂直紀)、メカ作画監督(坂本修司)、作画監督協力(高野和史)

とういうわけで今回は、バイトに明け暮れる舞衣は、クラスメートとの微妙は距離感を感じ始めるって話。
前回のコメディ展開とはうって変わって、シリアス風味全開なドラマパートな今回。
1話丸ごとを使って舞衣の心情を非常に丁寧に描き込み、雨、傘、涙、などの象徴的描写を使いつつ、舞衣のオーファンの事や巧海のことなどの「気負い」や「孤独」、そして友達との「距離感」をきっちり「セリフでなく」、演出と作画で表現している。
誰かから気遣われることは、時に距離感を感じさせ、その人を傷つける事になるんだよな・・クラスメートなどがまったく「悪意」などなしにやってることが、逆に切ない。
多分、「何か」を背負っているであろう楯が(前に世話になった医者の話や足をさすることでそれを表現)、舞衣にそういった妙な気遣いなしに接することで、舞衣の「重荷」を取り除いてあげる辺りがこれまた上手い・・楯、いい男だな。
ライトノベルなどの小説文体だと、「文章」による心理描写などでこれらの事を昇華させるわけだが、この作品、キャラの仕草や表情などの「映像」でそれらをきっちり昇華している・・実はこれってメチャクチャ難しく、たいていは安易にセリフで済ましちゃうんだよな。
あと、「伝奇ロマン」としての謎に満ちた展開もちゃんとこなしていて、本筋自体は「寸止め」で見せずにきっちり盛り上げてくれている。
脚本演出作画と、非常にレベルの高い所でキープしまくってるな・・すげえ。
で次回は、もえる十七歳・・次回予告は本編の総括みたいで内容は全然わからないな(笑)


・DVD2巻映像特典第5話「みことのいちにち」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(小原正和)、作画監督(久行宏和)、原画(鈴木幸江) 

舞衣のいない時の命の一日。
本編はないパンチラが満載なのはお約束(笑)
そういえば、本編では「兄上」の話とか全然ないな。
その辺はちゃんと本編に絡んでくるのかな?
あと、最初のドザエモンなのもまだ謎だしねえ。


◆第4話「風のイ・タ・ズ・ラ」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(長井龍雪)、作画監督(しんぼたくろう、高瀬健一)

パンツはいてない!
というわけで今回は、学園で下着泥棒が現れ、なつきはそれを追いかけるって話。
学園伝奇アクションかと思いきや、今回は怒涛の学園伝奇コメディ(笑)
息抜きな閑話休題なドタバタ話ではあるが、全く手抜きなしの演出作画で非常にテンポ良く、キャラも生き生きしており非常に楽しかった。
こんな話でも、バトルに迫力やスピード感がある辺りが凄いな。
それにしても、クールビューティだったなつきがいきなり「いじられキャラ」となり、災難に巻き込まれまくる辺りが素敵だ。
テレ東規制でパンツを見せれないなら脱がしてしまえばいいという心意気が男らしい(笑)
演出作画も久行宏和の緩急あるキャラデザインを十二分に生かしきって、それぞれのキャラが実に生き生きしている。
何というか、今のとこ全然「隙」がない作り込みである・・やるな、サンライズ。
で次回は、雨・・涙。
ノリはいいけど、どんな次回かわからない次回予告だな(笑)

・DVD2巻映像特典第4話「静留・なつきを語る」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(小原正和)、作画監督(久行宏和)、原画(金田正彦) 

なんだか、ちょっぴりエロい静留によって語られるなつきの話。
本放送では無理な下着姿満載は、映像特典ならではだな。


◆第3話「炎の舞/星の誓い」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(小野学)、作画監督(竹内浩志)、DNメカ作画監督(重田智)

というわけで今回は、HiMEへと覚醒した舞衣は、チャイルド・カグツチを呼び出し戦うって話。
第3話にしても相変わらずの圧倒的作画で、迫力ある戦闘描写と、細かい日常描写を魅せてくれてるな、スゴイぜ。
ってなわけで今回は舞衣の覚醒と謎の敵オーファンとの初の戦闘、そして現在の状況説明と非常にバランス良い展開構成であり、話的にも絵的にも期待感を持たせる作りとなっている。
前半の戦闘も、原画に大塚健やらメカ作監に重田智を配しての圧倒的迫力であり、何と言っても宮武一貫(スタジオぬえ)によるデータウェポ・・もといチャイルドであるカグツチの大迫力の巨大描写は圧巻。
梶浦由記の音楽がこれまたいい仕事をしていて、場を非常に盛り上げてくれている。
日常描写も、「マシンロボレキュー」の竹内浩志のキャラ作画により、表情やら仕草が非常に豊かでもあり、こっちはこっちで色々楽しませてくれている。
特に、命のコロコロ変わる表情とか仕草が非常に良いね。
という感じで過不足ない滑り出しであり、今後に期待である。
で次回は、なつきが大変なことに・・。
何が「決まっている」んだ、何が(笑)

・第2巻映像特典第3話「高等部1−A紹介」
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(小原正和)、作画監督(久行宏和)、原画(鈴木幸江)

瀬能あおい(新谷良子)と原田千恵(斎賀みつき)による、一応1−A紹介。
一枚絵だけど、二人の気合いの入ったエロい絵があるのがいいね・・本編じゃ絶対無理だろうけど(笑)
こういうDVDならではの特典は大歓迎・・つうか、このぐらいあって普通だよなあ。


◆第2話「ヒミツの放課後」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(久行宏和)、演出(太田雅彦)、作画監督(米山浩平)

というわけで今回は、風華学園へとやって来た舞衣は、謎の事件に巻き込まれ始めるって話。
第1話と同じく脚本演出作画のレベルも非常に高く、かっちりまとめて来ているな。
第1話は、3人の主人公である舞衣と命となつきの運命の出会いを描き、そしてこの第2話では風華学園のそれぞれのキャラクターの紹介、風華学園で蠢く謎の陰謀、そして舞衣の覚醒とテンポ良くバランス良くまとめ、色々と伏線を張り巡らせて非常に先を気にさせる「学園伝奇ロマン」をたっぷりと表現している。
最近は「ブギーポップ」「月姫」などの影響もあってか、かつて一世を風靡した「伝奇ロマン」は見直され始めていて、ライトノベルの世界でも花盛りである。
まあ、ライトノベルはあらゆるジャンルを貪欲に包括する世界ではあるので、「伝奇ロマン」だけが主流なわけでもないが・・タイアップ企画による漫画連載が、かつて「魔界学園」などを連載していた「週刊少年チャンピオン」での連載というのも、その辺を狙っているのかもしれない・・まあ、漫画はかなり別物の風情があるが(笑)
で、舞HiMEは、そんなどこか懐かしいかつての「学園伝記ロマン」を感じさせてくれており、非常にライトノベル的でもあり、どのような終着を見せてくれるのか非常に気になるところである。
なにより、脚本演出作画が、(今のところではあるが)かなりレベルの高いバランスの良い仕事をしており、サンライズの底力を見せつけてくれている。
さて、今後どのように「燃え」と「萌え」を見せてくれか、非常に楽しみである。
で次回は、舞衣が覚醒。


・第1巻DVD映像特典第2話「風華学園へようこそ」
風華学園の学園紹介。
ちょっと本物っぽい学園紹介が面白かった・・特に危なげな映像があるとこが(笑)


・初回限定特典DVD
「舞−HiMEプロモーションビデオロングバージョン完全版」
プロモにはパンチラとか色々あったんだよなあ・・テレ東は規制があってないのが非常に残念。
テレ東も深夜規制解禁とかすれば、「アニメ帝国」になれるのにな(笑)

「風華学園出席簿」
舞−HiME声優さん総勢19人によるインタビュー。
個人的に「中の人」を見るのは辛いトラウマがあるので避けているのだが(笑)、もったいないので見る。
いやしかし、声優さんは売れっ子がいっぱいで、声優さんも豪華なアニメである。
そういや、岩男潤子さんは久々の声優業復活なのだな・・丹下桜の復活もあるのだろうか・・。


◆第1話「それは☆乙女の一大事」5(85点)
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(小原正和)、演出(西村大樹)、作画監督(久行弘和)、メカ作画監督(重田智、金田正彦)

というわけで、サンライズ初(そうだったかな?)のオリジナル萌えアニメーション、「舞HiME」
スタッフは・・アニメ制作はサンライズ、原作は矢立肇、シリーズ構成は吉野弘幸、キャラクターデザイン&アニメーションディレクターは久行宏和、セットデザインは青木智由紀、クリーチャーデザイン・カグヅチ&オーファンは宮武一貴(スタジオぬえ)、チャイルド&エレメントは阿久津潤一(ビークラフト)、ゲストメカデザインは大河宏行、制服デザイン原案はいのまたむつみ、エレメント銃デザインは平井久司、クリエイティブプロデューサーは谷口悟朗、音楽は梶浦由記、監督は小原正和、プロデューサーは古里尚丈・国崎久徳・・といった非常に豪華なメンバー構成。
で今回は、高校一年生の鴇羽舞衣(中原麻衣)は、弟の巧海(高橋裕吾)と共に風華学園へと転入するために客船へと乗り込んでいたが、海で溺れていた謎の少女を助けたことで事件に巻き込まれるって話。
「GEAR戦士電童」好き好き大好きな自分としては、これには発表当時から大期待をしており、既にCDだって買ってます、漫画だって読んでます・・DVDだって買ってもいいかもしんない(笑)
まあそれはともかくとして、第1話は非常に出来が良かったです。
クリエイティブプロデューサー(監修みたいなものかな?)に「リヴァイアス」「スクライド」の谷口悟朗を配してるので、初期イメージはジョジョ以降定番となった「スタンド系(能力系)」の「美少女版スクライド」だったのですが、そのイメージに違わぬ「萌え」&「燃え」を入れてくれそうな予感がしました。
なにより今回は脚本演出作画のバランスも良く、謎や伏線を絡めながら前半できっちりキャラクターの紹介をしつつ、後半ではサンライズならではの動きの良い作画でド派手なアクションをしっかり見せてくれて、非常に燃えます。
なつきと命のエレメント&チャイルドも格好良く、特にギリギリと火花を散らし大剣を引きずりながら戦う命が良いですなあ。
監督の小原正和さんは、「電童」「クラッシュギア」なんかでも演出を手掛けており、前者の作品にも関わっていた「ガンダムSEED」の福田監督の十八番でもある「火花散る熱いバトル」が得意なんで、その辺はかなり期待したいです・・メカ作画に重みある作画の上手い重田智さんもいますし。
あとシリーズ構成の吉野弘幸さんも、世界背景の組み立てや、SF的なものを絡めたドラマやバトルのある話が上手いので、その辺も大期待。
そして何と言っても、キャラデザの久行宏和さんのすっきりとした線に動きのある可愛いキャラは超好みでもあり、大々期待です・・期待ばっかだ(笑)
で、プロモではありありだったパンチラは影を潜めてはいましたが、テレ東規制の中、胸やら着替えシーンなんかもあったりで、結構頑張ってました・・もしかしたらDVD版では解禁されるかもしれません(笑)
あとあと、声優さんなんかも非常に豪華でもあり、金がかかってます・・そういや中原麻衣で「舞衣」って、丹下桜で「さくら」と同じく、その辺もわざとなんだろうか(笑)
まあはっきり言って、あらゆる意味で「狙いまくってる」作品でもあるので、今後どうなるか気になるところですねえ。
この作品には「ハイパー美少女格闘アニメ」という感じの、「萌え燃え」を期待しております。
で次回は、学園もので萌え燃えらしいです(笑)

・第1巻DVD映像特典第1話「舞衣とはじめてのブラ」
舞衣のはじめてのブラ話。
あ、なんか止め絵によるモノローグだけか。
ちょっと物足りないな・・しかし、下着で堂々と椅子に座るのはどうかと思う(笑)


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