◆うえきの法則 The Law of Ueki

公式サイト
うえきの法則 avex mode
http://avexmode.jp/animation/ueki/
TV東京・Anime X-press うえきの法則
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/ueki/


◆第五十一話(最終回)「空白の才の法則」5
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ・作画監督(田頭しのぶ)、演出(高山功)

というわけで今回は、植木は自らの消滅をかけてアノンとの最終決戦に挑むって話。
ああもう・・いい、いい最終回だなあ。
キャラクターデザインである田頭しのぶ自らによる絵コンテ・作監により、ポイントポイントでは原作準拠な絵柄を交えつつ、前半は決死のラストバトル、そして後半は余韻たっぷりのエピローグと、原作のラストをこれでもかと表現しての爽やかさ満載の最高の最終回であった。
特に、森あい役の川上とも子さんの演技もあいまってか、泣いたり喜んだり一喜一憂するあいちんの可愛さが破壊的で素晴らしく、これまでEDの絵となってた植木への抱き着きは大感動・・つうか、その感動のシーンで麻原のテロップなんぞ入れおってからに、マジ死刑にすんぞ(怒)
それはともかく、「植木消滅」と見せかけつつ、ここでヒデヨシが実は大金星を得ている辺りが、まあこの作品らしい二転三転の駆け引きバトルのおもろい落としどころだよなあ。
あと、EDも初代OPの島谷ひとみを持ってきての、ゆるやかな歌が非常にマッチングしており・・
「必ず〜また会える〜♪」
と、「再会の才」と微妙に絡んだ歌詞が最後のエピローグを盛り上げていて非常に良かった。
最終最後のアイキャッチが、「みんなと会えてよかった。」にしてる辺りが、これまた粋なんだよなあ。


というわけで総論。
「うえきの法則」4(75点)
うむ、面白かった。
つたなさもあるが真っすぐな原作を、一年というスパンで丁寧にかっちりと最大限に表現しており、スタッフの原作への真面目な取り組みが非常に好感を持てるアニメであった。
能力バトルなんかも動かすとこはきちっと動かして、派手でありながらもスピード感ある能力バトルになっており非常に楽しめたし、総作画監督に堀越久美子が常に入っていて安定感がなかなかあったのも良かった。
特に前半は、「動作一原」の松竹徳幸が良い仕事をしており、頭ひとつ違う作画が楽しめた感じであった。
でも後半はその体制もなくなって、ちょっと作画的「抜け」が少なくなったり、原作後半の怒涛の神懸かったテンポについてけないところがあったり、ちと詰め込み過ぎな内容になってしまってダイジェスト気味になったりしたのは、ちょっと残念なところだったかな。
それはそれとして声関係では、非常に豪華な声優陣がオンパレードだったおかげもあってか、「声的」な安定度は抜群で、作品のレベルを1ランク押し上げていたのは良かったな。
何と言っても、朴道美さんと川上とも子さんの熱演ぶりが光っていた・・朴さんはEDも歌ってたしね。
あとOPの歌も、普通のavevミュージックでありながらも、ポイント押さえた歌詞があったり、ココぞという時に盛り上げとして使われていたりで、意外にアニソンしてるのもいい感じであった。
とりあえず、終了した原作をきっちりかっちり丁寧に作ったスタッフの方々には、感謝の言葉と慰労の言葉を述べたい。
あとは、サンデー本誌で福地君との「再会」を望むばかりである・・早く福地君と「再会」したいです・・。
で、もし「プラス」がアニメ化されるなら、ぜひこのスタッフでお願いします・・。
頑張れ、福地君・・。


◆第五十話「植木vsアノンの法則」4
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(松本佳久)、演出(わたなべひろし)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、植木とアノンの最終決戦が始まるって話。
わたなべひろし監督自らの演出に気合の作画により、花鳥風月(セイクー)を使ったスピード感ある空中バトルに、「魔王」を使ったガチンコバトルが派手で格好良かった。
何と言ってもやはり、ビジュアル的に派手に描き込まれた「魔王」の格好良さが白眉であり、「魔王」の強さが前に押し出ていたのが良かったな。
で、最後の最後であの「才」の法則がこんなところで伏線消化される辺りの衝撃ぶりが、この作品の面白さなんだよなあ。
で次回は、ついに「うえきの法則」も最終回である。


◆第四十九話「十ツ星の法則」4
脚本(荒木憲一)、絵コンテ(中山ひばり)、演出(孫承希)、総作画監督・作画監督(堀越久美子)

というわけで今回は、十ツ星になるべくマーガレットの中に入る植木って話。
今回の立役者はやはりキルノートン・・いやあ熱くて格好良かった。
でも、結局あっさりやられちゃうとこがこの作品らしいっつうか、爆笑した。
とうとうキルノートンの能力はわからずじまいなのであった(笑)
で、今回は作画がいつもの総作画監督の堀越久美子の全作画だけあってか、バトルの動きもよくて派手で面白かった。
流石に最期が近いだけあってか、作画に力入ってていいね。
あと、OPにダイジェストであった森あい落下シーンは、お約束のココぞという所でかかるOPで盛りに盛り上げてくれて、花鳥風月(セイクー)を使った植木が非常に格好良くて良かった。
このアニメ、OPの使いどころ良いんだよねえ。
で次回は、植木とアノンが最終決戦。


◆第四十八話「第四次選考の法則」3
脚本(鈴木雅詞)、絵コンテ(飯島正勝)、演出(関田修)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(新井淳)

というわけで今回は、神様の体を乗っ取ったアノンは、急遽第四次選考を始めるって話。
なんだかまるで打ち切りかのような怒涛の展開であり、いきなりクライマックス状態でなかなか盛り上がってきた。
今回は李鵬とアノンの対決がメインであったが、バトルはあままあだったかな。
まあ、本格的なバトルはこれからだし、今後に期待。
で次回は、うえきが十ツ星に挑戦を。


◆第四十七話「神になったアノンの法則」3
脚本(紅優)、絵コンテ(中山ひばり)、演出(松本剛)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(飯飼一幸、なかじまちゅうじ、辻美也子)

というわけで今回は、神を乗っ取ったアノンが神になるって話。
なんだか、まるで「打ち切り」かのような怒涛の展開に・・いや原作がそうだったわけなんだけど(笑)
もしかしたら、アニメではオリジナルな感じでやるかと思ってたけど、やはり原作と一緒の展開なのね。
まあしかしこの辺、結構怒涛の展開なので、あと数話でどのように締めてくるのか一応楽しみにしておく。
あと今回は、神様とマーガレットのバトルはなかなか派手で良かったな。
でもアノンに神様刺されるとこはまんまやるとは思わなかったな・・アレえぐかったからなあ。
で次回は、第四次選考スタート。


◆第四十六話「神と少女と未来の法則」3
脚本(久保田雅史)、絵コンテ・演出(開祐二)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(宗崎暢芳)

というわけで今回は、神様は植木春子(林原めぐみ)との出会いを語るって話。
神様と植木の母・植木春子との出会いの過去話と、このバトルの真の目的が語られる今回。
演出作画のテンポはなかなか良く、前半のドタバタに後半のバトルはなかなか楽しめて面白かった。
しかし、やはり「うえきの法則」のお約束というか、植木春子を絡めた「未来」話はちと泥臭い感じが強いなあ。
まあこの直球すぎるというか、あざとすぎるというか、この辺のノリについていけるかいけないかで、この作品への評価は変わってくるからな。
とりあえず、鬱陶しいくらいのやかましさ加減を演じていた林原めぐみはなかなかに良かった。
で次回は、ついに神様が乗っ取られ。


◆第四十五話「過去からの攻撃の法則」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(名村英敏)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)

というわけで今回は、レベル2の力に目覚めた植木は、バロウとの決戦を迎えるって話。
今回は久々に作画がいい感じで動いていて、バロウとのバトルは迫力とスピード感がありなかなかに面白かった。
しかしお約束のバロウの過去のトラウマから来る戦う理由は、いまいち強引で乗り切れないところがありちょっと盛り上がらなかったかな。
演出作画方面で、結構テンションは高めてくれてたけども。
まあうえきって、その辺の強引さに上手く乗り切れないと置いてかれるとこあるからなあ。
まあそれはそれとして、植木の関係者・植木春子が登場。
なんとびっくり声優は林原めぐみだった・・相変わらずなにげに声優が豪華なアニメだな。
で次回は、神様過去編・・つか、オリンピックで次回はお休みか。


◆第四十四話「植木・レベル2!の法則」3
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(石川久一)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、うえきは神器なしでバロウ(河原木志穂)との決戦に挑むって話。
植木、ついにレベル2の力に覚醒。
「相手の能力を元に戻す力(リバース)」というこれまた強力な能力なのは凄かったりはするわけだが、ネタとしてはちと強引ではあるよな(笑)
まあこの強引なこじつけの中にある「凄さ」がこの作品の面白いとこではあるが。
で次回は、バロウとの戦いに決着。


◆第四十三話「ぶりっ娘ポーズの法則」3
脚本(荒木憲一)、絵コンテ・演出(高山功)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(なかじまちゅうじ)

というわけで今回は、あいはIQ187の天才・キルノートン(千葉進歩)と戦うことになるって話。
ついにで登場のあいちんとキルノートンのバトル。
まあこの戦いはかなり楽しみにしてはいたのだが、う〜んやっぱあんまりだったかな。
このバトルは原作では「神のテンポ」を持っていた回であったわけで、やはりアニメじゃあのテンポの良さがスポイルされて普通になってた感じだった。
原作だとページ開くたびにドッカーンと爆笑できたんだけどねえ。
しかしとはいえ、テンション自体は高い話でもあったので、あいちんのこれでもかのかき回しぶりは笑えたのも事実であった。
それにしても最終回が近いためか、ちょっとバトルが詰め込み過ぎだよなあ・・今回で3戦もやってるし。
つか、佐野が今回で2回も負けてるってどうなのよ(笑)
ちょっと、先行きが不安になってきたな。
で次回は、神器をなくしたうえきがバロウとバトル。
今回から最終EDか・・つかネタバレになってる(笑)
歌は植木役の朴さんが歌ってるのな・・意外に歌が上手いね。


◆第四十二話「バロウチーム」3
脚本(鈴木雅嗣)、絵コンテ(松本佳久)、演出(関田修)、総合作画監督(堀越久美子)、作画監督(新井淳)

だまれケダモノ!
というわけで今回は、第一試合で鈴子がバン・ディクートと戦うって話。
ついにとうとう、鈴子覚醒。
原作厨房的になって悪いのだが、前の森あい覚醒の時と同じく、やはり原作の神のテンポまでは至ってなかった感じだな。
どうも作画的にも低めだったり、能登麻美子が低すぎる声でやってるせいもあってか、ちょっといまいちだった。
とはいえ、鈴子の「ラブリー」ぶりやらは可愛く、「ぶっ飛ばされ」ぶりは愉快で、「壊れ」っぷりは爆笑であったのも確かであった。
佐野のバトルは、まあ次回に期待って事で。
で次回は、キルノートン戦キタア!・・まあ、あんまり期待せずに期待。


◆第四十一話「本物と偽物の法則」3
脚本(久保田雅史)、絵コンテ(新留俊哉)、演出(孫承希)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、植木は実家に戻り、本物の父親に出会うことになるって話。
閑話休題のインターミッション話。
演出作画自体は雰囲気が出ていてなかなか良かったのだが、親子話としての結論がちゃんと出てないせいか、いまいち語る事なし。
植木の家での一家団欒は、ほのぼのしてて良かった。
そいや、なにげに今回はお風呂回だったな・・あんまサービスシーンって雰囲気はなかったが(笑)
で次回は、ついに鈴子が!


◆第四十話「素晴らしい『あい』の法則」3
脚本(西園悟)、絵コンテ(飯島正勝)、演出(開祐一)、総合作画監督(堀越久美子)、作画監督(宗崎暢芳)

新年一発目のうえきの法則。
というわけで今回は、マリリンチームに勝利した植木達は、カプーショチームとの戦いに挑むって話。
ついにあいちん大覚醒の期待話・・だったわけではあるが。
正直言って、原作の「あの」テンポを見てた人間としては、いまいちだった。
あいちん覚醒の、原作では神懸かっていた「あの」テンポを演出で全然表現され切れておらず、「並」にしか表現できてなかった。
「あの」テンポは漫画ならではという部分もあるのかもしれないが、もうちっと気合入れて演出して欲しかったなあ・・アレではあそこの展開の面白さが全然わからんもんな。
スタッフ総動員で前回では気合入れまくっていた反動かもしれんが、残念であった。
まあ、まだアレにナニもあるわけだし、次に期待ということで。
あと、アレ以外のとこもまあまあという感じかな・・つか、マリリンチームのオチも実はいまいちだったわけだけども・・まあ、仕方なし。
で次回は、オヤジ登場。


◆第三十九話「閉ざされた心の法則」5
脚本(紅優)、絵コンテ(田頭しのぶ)、演出(わたなべひろし)、作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)

というわけで今回は、植木とマリリンが決戦を迎えるって話。
うわああ・・アニメスタッフいい仕事してるなあ。
原作でも評価の高いマリリン戦を、絵コンテにキャラデザの田頭しのぶ、演出に監督のわたなべひろし、そして原画に長森佳容や松竹徳幸なんかの作監レベルのアニメーターなんかを入れて、最強の布陣により表現。
前半のバトルの密度も高くてよく動き面白かったのだが、やはり白眉なのは後半のマリリンが自分の本当の気持ちに気づき暴走するところが凄い。
雪野五月の危機迫る演技に加えて、まさに圧倒的とも言える演出作画でマリリンの閉ざされた心が表現され、マジ泣ける。
アニメ版がこれだけいい仕事してるわけだから、これに応えるべく原作の福地君も早く復活してうえきの続きをサンデー本誌で描いて欲しいなあ・・ガンガレ福地君。
で次回は、ついにあいちんが自らの能力に覚醒!・・キタキタキター!、待ってました!! 
ちなみに、次は1月2日(月)の朝9時半からなのでご注意を、マジで。


◆第三十八話「佐野・覚醒!!の法則」4
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(関田修)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、佐野はついにレベル2の能力に覚醒するって話。
マリリンの能力は、あっさり判明。
この手の能力もんの最強クラスともいえる「時を止める」の変則形式であり、「一秒を十秒に」ってのはひねりもあり、まあ悪くはなかった。
まあそれはそれとして、今回の主役はやはり佐野。
覚醒したレベル2の能力「超磁力」を使っての駆け引き満載のバトルはやはり楽しいし、格好良い。
クライマックスに、OPの倖田来未の「No Regret」をかけてガンと盛り上げる辺りも、第一期OPもそういう使われ方をしていたが、やはり上手い。
演出作画もテンポ良くバトルを盛り上げていて、アニメスタッフはいい仕事してるよなあ。
で次回は、植木とマリリンの対決・・ああ、あと少し、あと少しであいちんが・・。


◆第三十七話「神器の弱点の法則」4
脚本(荒木憲一)、絵コンテ(西森章)、演出(飯村正之)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(本橋秀之、古田誠)

というわけで今回は、マリリン達の追撃を受ける佐野達の前に、植木が現れるって話。
ヒデヨシ方面のネタがどうも「ワンピース」のウソップをまんま思わせたり、植木の登場を待ち望む佐野達が「ドラゴンボール」の悟空はまだか状態をまんま思わせたり(植木にちょっと頼りすぎだよなあ・・)、どうもこの作品の欠点でもある「オリジナリティの無さ」に辟易する面もあったのではあるが、本橋作監によるよく動きテンポのいいバトルは熱く、なかなかに面白かった。
特に、うえきの神器満載の戦いは迫力もあり素晴らしい・・演出作画方面での頑張りは、アニメうえきの良い所だよな。
で次回は、佐野が覚醒。


◆第三十五話「はかったなあぁぁああ!の法則」3
脚本(久保田雅史)、絵コンテ(大上相馬)、演出(高山功)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(牛来隆行)

というわけで今回は、仲間を逃がすために囮になった植木は、ナイフ使いのバロン(銀河万丈)と戦うことになるって話。
植木vsバロンの戦い。
相変わらず、後だしジャンケン的なバトルに喋り過ぎがゆえの墓穴がアレなとこはあったが、バトル自体の駆け引きとテンポは良くて、まあまあ面白かった。
銀河万丈さんの声による「はかったなあぁぁああ!」は迫力もありなかなかだった。
で次回は、佐野たちによるマリリンチームへの反撃。


◆第三十四話「マリリンチームの法則」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(開祐二)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(宗崎暢芳)

というわけで今回は、マリリンチームとの戦いを迎える植木たちって話。
マリリンチーム・・雪野五月に、銀河万丈に、三木眞一郎・・と相変わらずになかなかに豪華な声優陣である。
声優の安定度は、やっぱ抜群に高いなあ。
まあそれはそれとして、今回はマリリンチームとの前哨戦。
まだ始まったばかりのせいか、盛り上がりとしてはまあまあな感じで、今後のバトルに期待な所だな。
とりあえず、気絶した鈴子を背負ってるのが佐野なとこに萌えた(笑)
で次回は、マリリンチームの秘密に迫るって話。


◆第三十三話「激突!植木vs李崩の法則」4
脚本(紅優)、絵コンテ・演出(今千秋)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、植木と李崩が再び激突するって話。
・・なぜかこの時期にOPとEDが変更・・つうか、そういうのは27話ぐらいでやるもんじゃ?
まあそれはそれとして、やはりOPは初代の方がいい感じではあったかな。
でも、今後の各「名シーン」が出てきており、先は楽しみな感じである・・特にアレとかナニとか(笑)
そんなわけで今回は、植木と李崩の再対決話。
李崩との戦いで植木が新たなる力「天界力のコントロール」の使い方に目覚めるってのは、バトルもんのお約束過ぎていまいちご都合主義すぎる感じではあるのだが、派手でよく動く演出作画のおかげか盛り上がりは抜群でもあり、なかなかに面白かった。
あと、なにかと絡みのあった佐野x鈴子ってのも萌えツボをついてていい感じだったな。
で次回は、マリリンチームとの激突・・鈴子があんなことあこんなことになるようで・・楽しみである(笑)


◆第三十二話「本当の強さ!の法則」4
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(飯島正勝)、演出(浅見松雄)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、植木はオブジェを実物に変える力を持つグラノ(千葉一伸)と戦うって話。
グラノ操る巨大ロボットと植木の戦いは、なかなか派手に描かれており迫力もあって面白かった。
植木の生き方に打たれて、「本当の強さ」に目覚めるペコルの辺りの流れも、臭くはあるが熱くて良かった。
堀江由衣も、そろそろランクがあがったのか結構こういう端役を演じていくようになったんだな・・芸幅広げるためにもドンドンこういうのはやって欲しいところである。
しかし、「宝探し」というギミックはあんま生かされてなかったな・・まあその辺うえきらしくもあるが。
で次回は、植木と李崩が再び対決。


◆第三十一話「最強タッグの法則」4
脚本(荒木憲一)、絵コンテ(新留俊哉)、演出(孫承季)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)

あれ・・OPが二番に・・今回からだっけ?
というわけで今回は、佐野と鈴子は、連携攻撃をするムーニン(古川登志夫)とパステロ(桜井敏治)と戦うことになるって話。
大ざっぱな佐野と慎重な鈴子のタッグの戦い。
普段は仲も悪くて相性も悪い感じだが、戦いになるとバッチリのコンビネーションで勝利することができるってのは、どうにも燃え&萌えポイントをついていて良いな。
全体の演出作画のテンポもよく、サクサクとバトルも進んでの勝利もカタルシスがあったしな。
つうか、佐野x鈴子は妙にカップリングしたくなるコンビだよなあ・・能登かわいいよ能登の鈴子も妙に可愛いし。
で次回は、グラノチーム戦クライマックス。


◆第三十話「三次選考の法則」3
脚本(鈴木雅詞)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(麦野アイス)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信)

というわけで今回は、二次選考が終わり三次選考に挑む植木達って話。
アバンでいきなり二次選考終了・・ああ、そういやそんな展開だったな(笑)
ってな感じで、三次選考がスタート・・グラノチームとの戦い。
堀江由衣やら、伊藤健太郎やら、古川登志夫やら、桜井敏治やら、相変わらずなにげ豪華な声優メンバーである。
最近はぶいぶい言わせてる「やまとなでしこ」の片割れである田村ゆかりと違い、ヒロイン級のなくなり始めた堀江由衣が少年キャラをやってて、なにげに頑張ってるなあ。
で、バトル自体は、植木のいつもながらの青臭い主張やら、ちと適当臭い戦いの駆け引きやらではであったのだが、作画自体はなかなかに派手目であり、植木の神器の連続は格好良かった。
つうか、やっぱ神器はちょっとズルイとなあ・・ルール違反にはならんのであろうか?
で次回は、佐野と鈴子の最強タッグ。


◆第二十九話「死なないでテンコの法則」4
脚本(久保田雅史)、絵コンテ(香月邦夫)、演出(松本剛)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(青木真理子)


というわけで今回は、うえきは九つ星になるために覚醒臓器に入るが、実は七つ星を与えるとテンコは死んでしまうのであったって話。
「うえきの法則」お得意の、お涙頂戴話。
正直言って、結構強引な展開なわけではあるが、植木のために死を決意するテンコが泣かせる。
それを受けての、テンコを必要とする植木も熱くて良いね。
演出作画も結構キャラの仕草や表情がなにげに綺麗でよくできていた。
で次回は、二次選考が始まるって話。


◆第二十八話「たいようの家の法則」3
脚本(西園悟)、絵コンテ(福富博)、演出(開祐二)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(宗崎暢芳)

というわけで今回は、たいようの家を守るために戦う植木達って話。
これで五人目の能力者、ヒデヨシが仲間に。
まあ、今回は話もバトルもまあまあだったかな。
しかし、七つ星神器・旅人(ガリバー)もいきなり登場だなあ。
この辺の、伏線なしレベルアップはちとズルイな。
で次回は、そんな不満に答えるかのように、テンコを絡めてのレベルアップ話。


◆第二十七話「ヒデヨシの法則」3
脚本(紅優)、絵コンテ(本多康之)、演出(高山功)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(牛来隆行)


というわけで今回は、5人目の仲間・ヒデヨシに会いに行く植木たちって話。
3クール目突入だが、OPの変更はなしか・・。
あんまりコロコロ変えるのもアレではあるのだが、第2部突入なわけだしココはがしっとOP変更して欲しかったなあ。
まあそれはそれとして、新キャラであるヒデヨシが登場。
・・ウ〇ップ、ウ〇ップがあ!!(笑)
って、原作読んでた時からそう思ってたわけではあるが、あえて山口勝平あてる辺り、もうわざととしか思えんな(笑)
で、話の方はうえきらしいお涙頂戴ものであり、まあまあ・・次回に期待。
次回は、ザック達が太陽の家に襲撃。


◆第二十六話「恐怖!アノンの法則」3
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(浅見松雄)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)


というわけで今回は、神による使いとして現れたコバセンにより一次選考は終了し、そして植木の前に新たなる敵・アノン(福山潤)が現れるって話。
2クール終了で、新展開・・シリーズ構成の流れとしてはお約束とはいえ、なかなか良いバランスである。
ってなわけで一次選考は終わり、そして新たなる敵・アノンが登場。
ぶっちゃけ唐突なわけではあるが、アノンは新たなる敵としての圧倒的驚異な感じはなかなか良く、まあ今後の活躍は楽しみではある。
つうか、マーガレットはあの池田秀一さんで、なんだか種デスのデュランダル議長を思い起こさせて怪しさ爆発でいい感じであった。
さて、後半戦はどうなることか。
で次回は、植木たちの新たなる仲間が登場。


◆第二十五話「復活!コバセンの法則」3
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(中山ひばり)、演出(上田繁)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、咄嗟にロベルトを助けた植木だが、ロベルトとの決戦は続くって話。
この作品のお約束とはいえ、「仲間のために」というのは少年漫画的であり熱くはあるのだが、少々泥臭い。
なんつうか、どうにも「いかにも」な味方や敵やらな雰囲気があるためか、わかりやすくはあるのだが、ちとうざったいところがあるんだよな。
まあそれはともかく、今回は鈴子と佐野の即席コンビは面白かった・・今後もこのコンビで活躍を期待したいところ。
しかし、コバセン復活はこれまた唐突だなあ・・これまた、この作品らしくはあるのだが、この唐突ぶりは流石に引くものが。
で次回は、アノン登場・・次回で2クール目終了で、3クール目から第2部始動って感じか。


◆第二十四話「少年ロベルトの法則」3
脚本(鈴木雅詞)、絵コンテ(湖山禎崇)、演出(麦野アイス)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信)

というわけで今回は、自らの過去を語るロベルトと決戦を迎える植木って話。
明らかにされるロベルトの過去、その能力「理想を現実にする力」、そして植木はそんなロベルトとの決戦を始めるのであった。
・・ロベルトの過去は、まあこの作品ならではというか、なかなかに暗くドロドロでもあり、正直乗り切れないわけではあるが、ロベルトがあんな性格になったのには納得。
次にロベルトの能力「理想を現実にする力」であるが、まあこれまた大きく出たというか、ツッコミどころは満載なわけではあるが(笑)、植木とのバトルはなかなかに派手で面白くはあった。
つうか、「過去」にしろ「能力」にしろ、この作品のそれらは結構トンデモな感じがあるんで、乗れないときはあんま乗れなかったりするんだよなあ・・。
まあ、その辺のツッコミどころをも含めて、「うえきの法則」ではあるのだが。
で次回は、コバセンが地獄から復活!って話。


◆第二十三話「植木VS十団の法則」4
脚本(久保田雅史)、絵コンテ・演出(名村英敏)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)

というわけで今回は、カルパッチョとの最後の決戦を迎える植木って話。
流石にロベルト十団最後の敵・・コピー能力を持つカルパッチョとの決戦だけあってか、よく動いて派手でスピード感がある、色々駆け引きある戦闘はなかなかに面白かった。
しかしこの作品のお約束とは言え、カルパッチョ喋りすぎ!、手の内明かしすぎ!(笑)
自分で自分を不利にしてるんだもんなあ・・バトルもんのお約束とは言え。
で、今回はついに明かされるロベルトの真実と過去。
能登の声で泣き崩れる鈴子は、なにげに艶っぽくてよかったなあ。
で次回は、明かされるさらなるロベルトの過去に、ロベルトとのバトルって話。


◆第二十二話「犬丸の法則」4
脚本(荒木憲一)、絵コンテ・演出(開祐二)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(宗崎暢芳)

というわけで今回は、佐野の真意がついに明かされ、犬丸はある行動に出るって話。
佐野の真意と犬丸との出会いが描かれ、犬丸が熱い感じでありなかなかに良かった。
まあでも重要なのは、これであいちんが能力者になったってことなわけだが(笑)
で、最後のバトルであるカルパッチョ戦。
十団最後の敵らしく「コピーする能力」というお約束のアレであり、どうやって戦いどやって倒すかが、次回のバトルが期待である。
で次回は、カルパッチョとの決戦と明かされるロベルトの過去って話。


◆第二十一話「佐野清一郎の法則」4
脚本(西園悟)、絵コンテ(大上相馬)、演出(広嶋秀樹)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(牛来隆行)

というわけで今回は、 ドグラマンション四回戦、植木はついに佐野と戦うことになるって話。
流石は原作でも「名勝負」のひとつである佐野戦。
それぞれ互いの能力などを駆使した、うえき的な駆け引きにつぐ駆け引きバトルが非常に熱く楽しかった。
「おもろいことした方が勝ち」ってのが、実際にバトルの面白さにつながってていいね。
1話にグっとバトルも凝縮したおかげで、密度もテンポも良くなってるし。
原作でも、このドグラマンション辺りから「直接打撃」から「間接打撃」って感じになってきて、「駆け引き」の面白さが出てくるからなあ・・今後が楽しみである。
で次回は、犬丸の最後の切り札!


◆第二十話「ネコとネズミの法則」4
脚本(紅優)、絵コンテ(福富博)、演出(新田義方)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

鈴子かわいいよ鈴子。
というわけで今回は、三回戦、ネコフィールドで鈴子がカバラと戦うって話。
色んなアイデアありありのバトルフィールドだけあってか、戦いの駆け引きがありつつの可変バトルがやたらと楽しい。
今回も前回同様一話完結のバトルでもありテンポもよく、「動物好き」を利用した鈴子の戦いやら、最後の「鈴子ロケット「ビーズキャノン」による怒涛の攻めは可愛くも格好良く、面白かった。
女の子が大活躍すると、やはり心和むものがあるな・・。
で次回は、ついに植木と佐野が対決って話。


◆第十九話「コサックダンスの法則」4
脚本(鈴木雅詞)、絵コンテ(新留俊哉)、演出(高山功)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(飯飼一幸)

ユンパオよわ!、もう終わりかよ!!・・まあ、あんなデブどうでもいいですから、前座ですから・・。
というわけで今回は、森あいがハンター・カバラ(杉山紀彰)と雪山フィールドで戦うことになるって話。
あいちん強い!、あいちん格好良い!、あいちん最高!、あいちん可愛い!!
っつう感じで今回は、「うえきの法則」のもう一人の主人公、普通の中学生であるヒロイン・森あいの初陣。
あいちんうんぬんを置いとくとしても、普通の中学生が能力者相手の戦いという「戦いの駆け引き」のあるバトルは非常に面白く、なかなかに熱かった。
何より、植木の「あきらめない」ことに感化されながらあきらめずに戦うあいちんが格好良い。
ここのところは、大分「戦いの駆け引き」的にも面白くなってきてよい感じである。
で次回は、鈴子が出陣・・トムとジェリー。


◆第十八話「戦慄!ドグラマンションの法則」3
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(橋本敏一)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信)

というわけで今回は、ロベルトの招待でドグラマンションでのバトルを行うことになる植木達って話。
またまたお約束のバトル展開・・この辺、この作品の良さでもあるが悪さでもあるんだよなあ・・だって、展開が安直すぎだもんな(苦笑)
まあそれは仕方なくもあるので、ここは素直にバトルを楽しむとするか。
で、今回はロベルトのゲームでの植木とユンパオ(矢島晶子)との戦い。
ガチンコというよりも、ちょっとユニークな感じのバトルでもあり、面白さはそこそこ。
まあ次の解決編に期待してみるか。
それにしても、今度は声優に矢島晶子に高木渉が登場・・やっぱり豪華(笑)
で次回は、普通の中学生・あいちんついに出撃!


◆第十七話「二つの能力の法則」4
脚本(久保田雅史)、絵コンテ(山本恵)、演出(雄谷将仁)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)、動作一原(松竹徳幸)

というわけで今回は、植木は明神との決戦を迎えるって話。
「明神喋りすぎ!」とか、「人質取ってる割にツメあま!」とかのツッコミどころはあったものの、流石はロベルト十団との最終決戦だけあってか、丸まる一話使った駆け引きあるバトルは迫力満点であり非常に派手で面白かった。
OPがっかってのクライマックスは格好良いの何の・・OPはただのavex系のタイアップかと思いきや、以外に「うえきの法則」のポイントとなる言葉が歌詞に盛り込んであったりするんだよなあ。
しかし、「NARUTO」ばりによく動くなあと思ったら、やはり動作一原に松竹徳幸が・・やる ぜ松竹徳幸。
あと、能登声の鈴子も可愛くていいね・・鈴子ってこんな可愛かったんだな(笑)
で、佐野の神候補である犬丸も登場・・声優は石田彰・・うわ、やっぱ声優豪華!
つうか、佐野の保志総一郎に、犬丸が石田彰って・・SEEDのキラとアスランじゃん!・・なにげにスゴイなこの番組(笑)

次回は、ドグラマンションでの戦い。


◆第十六話「新天界人(ネオ)の法則」3
脚本(荒木憲一)、絵コンテ(福富博)、演出(開祐二)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(宗崎暢芳)

もふもふですわ〜。
というわけで今回は、植木を治療するために十団から植木を守る鈴子とテンコって話。
なんだか、あっと言う間に十団壊滅状態だな。
話がサクサクテンポ良く進むのはいいんだが、流石に「溜め」がないせいか物足りない感じがあるな。
一話に二人づつ倒しちゃうのはやりすぎかも。
植木自体も、なんだかドンドコレベルがあがってしまって有り難みもないしなあ。
力のインフレがちと進み過ぎな感じ・・鬼(大塚周夫)もベッキー(小林由美子)も瞬殺なんだもんな。
なんたら空間で「修行」とか「回復」も、「ドラゴンボール」と同じネタでもあるし、そのバトル漫画のスタンダードをそのままやると流石に萎えるな。
とはいえ、植木を守るために自らが傷つくのも厭わずに戦う鈴子とテンコは、なかなかに熱くはあった。
特に鈴子は、能登麻美子の声の後押しもあってか、「かわゆいですわ〜」「もふもふですわ〜」と動物好きというキャラ立てもあり、なかなかに可愛くてよいね。
で次回は、明神との決戦。
今回から早くも新ED・・この頃は、主題歌とかの回転も早いなあ。


◆第十五話「鈴子の法則」3
脚本(西園悟)、絵コンテ(中山ひばり)、演出(上田繁)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(高乗陽子)

というわけで今回は、ドンを倒した植木に、炎の料理人・マルコと愛の僕・鈴子(能登麻美子)が迫るって話。
ついに本格登場、能登かわいいよ能登が演じる「爆弾女」鈴子・ジェラード。
・・鈴子かるいよ鈴子・・。
「うえきの法則」お約束の「あざとい過去」に、あっさりロベルトに籠絡されてしまう鈴子という構図はやはりいまいち乗れないなあ・・鈴子かるすぎる。
この辺の「あざとさ」に乗れないと、この作品はいまいち引くことあるからなあ。
OPがかかっての植木の「俺、信じてたもん」「もう俺たち仲間じゃん」という燃え展開は、よくはあったけどね。
そういや、今回も鈴子が植木をかばうとこは、OPからの使い回しだったな。
制作がそれだけ進んでいるということか、それとも意外に苦労してるのかはわからないけど、「ここぞ」という名場面がダイジェスト風に入ってるOPは今更ながら、結構燃えるのだなと思った。
それにしても、能登麻美子が演じる鈴子は原作とイメージがちょっと違う感じになってるかな・・つうか能登眞美子はその特長あるささやき声と幅のない演技力で「能登が演じてるキャラ」という風にしか見えないのは、長所なのか短所なのか(笑)
で、今回でマルコ(速水奨)に、ドン(石井康嗣)に、アレッシオ(成田剣)という、豪華声優陣もあっさり退場・・うわあ、リッチなアニメだなあ(笑)
まあそれはそれとして、サクサク敵を倒して話が進むのはテンポがよくていいが、流石にもうちょっと溜めがあってもいいかもしんないな。
これではロベルト十団激弱なイメージが(笑)
あと、今回は四ツ星の神器「唯我独尊(マッシュ)」が登場。
派手には描かれてはいたが、やはり大ゴマ使って表現される原作のそれに比べるとちょっと地味かな?・・まあその辺は今後に期待か。
で次回は、鬼とベッキーが植木と鈴子に迫るって話。
・・ちゃんと、鬼に「中学生」ツッコミが入っててワロタ。


◆第十四話「覚醒臓器の法則」3
脚本(紅優)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(麦野アイス)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、ドンに敗れた植木は、テンコの覚醒臓器でレベルアップをはかるって話。
お約束の、敗北からの修行編。
同じサンデーの「メルヘヴン」とかもそうだが、この辺バトルもののお約束というか、安直すぎるがゆえにやはりあまり乗れない感じだな。
まあ修行とかは、「レベルアップ」のために大事だとは思うが・・。
まあそれはともかく、ドンとの対決は相変わらず動きやテンポも良く、迫力もありなかなか面白かった。
次の対決に期待したい。
で次回、鈴子(能登かわいいよ能登)が本格登場。


◆第十三話「天界獣の法則」3
脚本(鈴木雅詞)、絵コンテ(香月邦夫)、演出(藤原良二)、総作画監督(堀越久美子) 、作画監督(牛来隆行)

というわけで今回は、天界よりやって来た天界獣・テンコに自分が天界人であることを教えられる植木って話。
つーわけで、天界獣・テンコとの出会いにより、天界人へと覚醒する植木。
やはり、この辺はちとご都合過ぎる展開ではあるなあ・・植木がテンコの事を信じる辺りは熱くて良くはあるけど。
「うえきの法則」は、万全の構成で練られた物語とかではなく、「少年漫画」らしくその都度その都度継ぎ足しながら展開を作ってく感じでもあるので、その辺結構大味なんだよな・・まあそこが「味」でもあるわけだけども。
まあそれはともかく、天界人の能力である「神器」・・鉄(くとがね)と威風堂々(フード)がついに登場。
正直、ちとずるい気はするのだが、神器は派手なんで結構好きなんだよね。
今後に現れる神器に期待したい。
で次回は、植木がさらにパワーアップ。


◆第十二話「天界人の法則」3
脚本(久保田雅史)、絵コンテ(開祐二)、演出(三井所豪)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信)

というわけで今回は、ロベルト十団の入団テストを受けた植木は、ついに入団するって話。
植木のロベルト入団ネタと、植木の正体ネタの話で、バトルは控えめ。
正直、バトルもんでの「実は〜だった」ネタってのはお約束とはいえ、ありがちで唐突すぎでもあり、あまり好きではない。
それが伏線としてうまく張られてて綺麗に落としてるのならまだいいけど、どうも「後付け臭さ」(実際後付けも多いし)も感じることがあり、いまいち乗れないんだよな。
主人公の「強さ」の理由付けとして、「出生」ネタはよく使われるギミックだけども、それは「才(才能)」のあるヤツじゃないと結局は駄目ということであり、なんとなく納得いかない部分もあるからね。
でも逆に言えば、誰しも「隠された〜が」というのは受け手である少年などにとっては希望的な夢も与える訳であり、そういう意味で感情移入はしやすくなるのかもしれない・・ただ単に作るのがラクチンなだけかもしれないけど・・。
まあそれはそれとして、相変わらず迫力ある構図などが所々あり、演出作画面はなかなかにレベルが高くていいね。
あと、植木の父親はまたもやなんと千葉繁だった・・ホントに声優方面豪かだよなあ。
で次回は、植木のピンチに天界獣が現れるって話。


◆第十一話「『ロベルト十団』の法則」3
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(今千秋)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(飯飼一幸)、動作一原(松竹徳幸)

というわけで今回は、白影を倒した植木は、ロベルト十団に入るって話。
「動作一原」に松竹徳幸が入ると、グっと演出作画のテンポが良くなるなあ。
そのおかげか白影自体はあっと言う間に倒してしまって正直拍子抜けではあったが、そのロボとの戦いはなかなかに迫力もありテンポも良く面白かった。
植木と森との、ちょっとぬけぬけしたやり取りも、楽しく気持ちいい感じで楽しい。
松竹徳幸・・侮れん・・意外に演出作画で楽しめるアニメだ。
しかし、「限定条件(ゴミを木に変える)」の描写が適当臭くなってたな・・重要なんでそこはちゃんとして欲しかったところ。
で、それはともかくとして、今回は植木が「ロベルト十団」に入るって話。
・・つーか、何人かがまったく「中学生」に見えない辺り、どーなのよ(笑)
一癖も二癖もあるっつーより、怪しすぎるんですが(笑)
いやしかし、それ以上に驚きが、またもや新旧取り混ぜて声優が豪華なこと。
鈴子・ジェラード(能登麻美子)、明神太郎(山口眞弓)、鬼(大塚周夫)、ベッキー・ウォルフ(小林由美子)、マルコ・マルティーニ(速水奨)、ドン(石井康嗣)、アレッシオ・ユリアーノ(成田剣)・・なんかスゴイ人とかいるんですが(笑)
・・なにげに豪華声優アニメになってる・・。
とりあえず、能登かわいいよ能登・・この頃はどこにでも出没するんで有り難みが少ないけど(笑)
ってな感じで、演出作画に声優にとかなり足腰強いんで、今後もかなり楽しめそうな感じである。
で次回は、入団テストを受ける植木って話。


◆第十話「むくわれぬ正義の法則」3
脚本(荒木憲一)、絵コンテ(福富博)、演出(開祐二)、作画監督(宗崎暢芳)、総作画監督(堀越久美子)

というわけで今回は、黒影と植木の決戦って話。
「うえきの法則」の特徴として、それぞれの能力者には色々背景があって、それが結構臭くて強引な感じってのがある。
それに乗れるか乗れないかで、楽しめる楽しめないが大きく作用されるところではあるんだよな。
今回の敵の能力者である黒影も、もちろんそういった背景があって、臭いのはいいとしてもちと強引に感じた。
流石にそれは理不尽だろう・・いや、その理不尽さがゆえの怒りなのはまあわかるんだけども、その展開が強引なため、黒影の背景にちと乗れなかったんだよね。
まあそれでも、「むくわれぬ正義」であろうと自らの生き方、自分の信じるコバセンの正義を貫こうとする植木は格好良くもあり、熱くはあった。
クレイマンとのバトルの方も、なかなか派手で良かったが、前回の方が動きが良かったな・・ちと残念。
で次回は、植木が「ロベルト十団」に入団。


◆第九話「鬼紋の特訓の法則」4
脚本(紅優)、絵コンテ(大上相馬)、演出(吉田俊司)、作画監督(辻美也子)、総作画監督(堀越久美子)

というわけで今回は、鬼紋の特訓を受けた植木は、ロベルト十団の刺客・黒影の襲撃を受けるって話。
植木の敵となる「ロベルト十団」の第一の刺客・黒影が登場。
ドタバタもバトルもテンポ良く動き、なかなかに面白い・・動き過ぎてテレ東チェックがうざいくらい(笑)
やはり、演出作画のレベルは意外に悪くないな、このアニメ。
総作画監督に堀越久美子、動作一原画に松竹徳幸が常にいて、安定度を保っているおかげかもしれないな。
で、話の方は「ロベルト十団編」に突入・・これからドンドコバトルも派手になっていくだろうし、楽しみである。
植木の傷がすぐに直るってのは、伏線なんだろうなあ。
あと、ロベルトのバックの神候補であるマーガレットは、なんとあのシャアの池田秀一さん。
このアニメ、結構他にも大御所な声優さんとか投入してくるかもしれないな・・ちょっと、楽しみ。
で次回は、植木と黒影が対決。


◆第八話「正々堂々!鬼紋の法則」4
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(湖山禎崇)、演出(木宮茂)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(原田峰文)

というわけで今回は、うえきは正々堂々な男・鬼山紋次郎(小西克幸)略して鬼紋と戦うって話。
今までと違い、なかなかにまともな戦う理由を持つ敵との戦い。
正直、少々説教臭くて、ちと鬱陶しい部分もあるわけではあるが、それぞれの理由がゆえの戦いは熱く、なかなかに燃える。
バトルの方も、かなり派手になってきていてテンポも良く、面白くなってきた。
植木が「正義」というモチベーションを持ったおかげで、話に動きが出てきた感じ。
それにしても、森さんはホントおせっかいが好きだな(笑)
で次回は、鬼紋の特訓を受ける植木って話。


◆第七話「コバセンの法則」4
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(中山ひばり)、演出(藤原良二)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(牛来隆行)

コバセンの正義だ!
というわけで今回は、コバセンの後任の神候補・よっちゃん(鳥海勝美)がやってくるって話。
む・・なかなか面白くなってきた感じ。
いままでいまいち納得のいかなかった、「植木の正義の理由」と「コバセンが植木を選んだ理由」が語られ、その二人の「絆」を熱く描写していて非常に良かった。
「コバセンの正義は俺の正義だ!」
と受け継がれる「正義」の描写は、素直に感動。
これで植木の「戦う理由付け」もはっきりしたし、やはり主人公がモチベーションを持って動くとガゼン物語が引き締まって面白くなってきたな。
バトルの方も、ディフォルメのきいた構図や動きで派手に演出していて、こっちもかなり面白くなってきた感じ。
「才の数」うんぬんで不利な彼我兵力差を表現ってのは、ドラゴンボールの「戦闘力」とかと同じでちと安易ではあるが、「才の差」を知能でなんとかするってのは面白くもあるわけで、今後の「知略線」には期待したいところである。
で次回は、鬼紋との戦い。


◆第六話「さらばの法則」4
脚本(鈴木雅詞)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(三井所豪)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信)

というわけで今回は、ロベルト・ハイドンとの対決を迎える植木って話。
植木の戦う理由&「正義」と、とコバセンが植木を選んだ理由である、植木とコバセンの出会いが描かれる今回。
いまいち唐突観もあり理由づけとしては薄くて説得力には欠けるとこがあるんだよな・・植木の「正義」とかコバセンとの絡みの積み重ねが少ないし。
展開がやはり早すぎるのかもしれない。
でも、音楽やエフェクトは派手にクライマックスを盛り上げてくれていてなかなかに面白かった。
最初はゴチャゴチャした印象もあったのだが、演出は結構よく、結構画面の密度は色々凝っていて悪くない感じだ。
特に、コバセンが地獄に落ちるとこの描写はなかなかに圧巻。
OP見る限り演出はもっと派手になって行きそうだし、今後が楽しみである。
自分はOPですでに出ている「ピック」や「マッシュ」などの「神器」は、デカくて派手で凄く好きなんで、あの辺がどう描かれるか期待してる。
で次回は、新しい植木の担当が現れるって話。


◆第五話「最強能力者ロベルト・ハイドンの法則」3
脚本(久保田雅史)、絵コンテ・演出(今千秋)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(南伸一郎)、動作一原(松竹徳幸)

というわけで今回は、電車で知り合ったヒップホッパー・BJ(谷山紀章)と戦うことになる植木って話。
なんか今回は妙に崩しのディフォルメ絵の動きが可愛くて、ワタワタする森がいつも以上に可愛かったな。
風でパンチラしないようにスカートを押さえる所とかもベリーキュート。
アニメ版は、原作の漫画以上に森の可愛さが押されてる感じだな・・よいね。
で、今回のバトルは、「風vs木」という戦いであり、だんだん派手になってくる植木の「ゴミを木に変える力」は結構見物になってきたな。
演出も作画もそこそこいいし、そこそこ楽しめる感じだな。
なにより、森が可愛いのがいいね(笑)
で次回は、植木とロベルトがついに対決。


◆第四話「体術の男・李崩の法則」3
脚本(荒木憲一)、絵コンテ・演出(開祐二)、作画監督(宗崎暢芳)、総作画監督(堀越久美子)

というわけで今回は、体術の男・李崩(子安武人)が植木を襲うって話。
なんだか本格的にバトル漫画っぽくなって来たな。
バトル自体のテンポはまあまあといった所か。
しかし、植木自体にはモチベーション・・「戦う動機づけ」がないわけでありいまいち盛り上がらないかな。
受け身だからな、植木。
「才」が減るのも、ぶっちゃけわざと負けたら能力も失われて「才」が減るのも止めれるわけだし。
ちょっとやっぱ設定に無理があるな。
あと、森さんが植木にこだわるのもよくわからないしなあ。
「女子に好かれる才」がないのに森さんが植木にこだわる理由づけってあるのかな?
森さんが「おせっかいの才」がある可能性もあるが・・どうなんだろ(笑)
で次回は、ロベルトが登場。


◆第三話「才の法則」4
脚本(西園悟)、絵コンテ(香月邦夫)、演出(上田繁)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(辻美也子)、動作一原(松竹徳幸)

というわけで今回は、植木を陸上部の刺客が襲うって話。
うあ・・なんかええ話やなあ・・。
流石に「才能」ってのがギミックとして使われてるだけあってか、「才能」がテーマの今回の話はなにげに良い話だった。
植木の「走るのが好き」という展開は、この話のために作られたご都合主義ではあるため、ちと唐突感もあったが、
「大好きなことを一生懸命やるのに、馬鹿みたいなことなんて言うな!」
「本当に走ることがに好きだったら、絶対速く走れるようになるんだ、多分」
という植木のセリフは格好良い・・植木良いこと言うなあ・・。
「努力に勝る才能はなし」とも言うが、やはり「好きこそものの上手なりけり」ではあるし。
「好きなことを一生懸命やるのは当たり前じゃん」っつう恥ずかしいけど当たり前の言葉はなかなかに心地よい。
「ワンピース」や「金色のガッシュ」とはまた違ったこういう良いシーンやセリフがあるのが、「うえきの法則」のオリジナリティではあるな。
あと、「〜を〜に変える力」というヘンテコな能力バトルもなかなかテンポも良くなってきていて、これからの手練手管なバトルが楽しみではある。
それにしても、森はホントにおせっかい焼きで・・可愛くて良いね(笑)
で次回は、体術の男・李崩との戦い。


◆第二話「バトル開始!!の法則」3
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(葛谷直行)、演出(秦義人)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(小松信、原田峰文)

というわけで今回は、ついに神候補の中学生達によるバトルが始まるって話。
いやあ・・よく考えたら「神様」になるためにその神候補達が中学生を使ってのバトルロワイヤルって・・「金色のガッシュ」とめちゃくちゃネタかぶってるよなあ。
評判悪い訳だ。
まあとはいえ、今回はその辺のルールなんかも明確化されてきてわかりやすくなって来た。
それにしても、なんか演出作画のテンポとか悪くはないんだけど、なんか全体的に画面が薄いっつうか、ボヤけてる感じな気がするな。
同時期に始まった同じサンデーの「メルヘヴン」が非常に「クリア(わかりやすい)」な作りに対して、なんか「ゴチャゴチャ(わかりにくい)」なイメージがある。
原作もそうであるが、「説明セリフ」での解説になったりするためもあってか、ストレートに内容が入ってこない感じ。
もうちょっとバランス整ってくるまでは「待ち」かな?
とはいえ、いまいち植木にこだわるのか分かりにくかったりもするが、非常に表情豊かで動き回り元気良い森あいが可愛いのは良しである。
あの「力」のとこまでやってくれると良いんだけどねえ。
で次回は、次々に植木に襲いかかるライバル達って話。


◆第一話「植木耕助・正義の法則」3(45点)
脚本(川瀬敏文)、絵コンテ(大上相馬)、演出(今千秋)、総作画監督(堀越久美子)、作画監督(友岡新平)、動作一原(松竹徳幸)

というわけで、「週刊少年サンデー」で連載終了をした福地翼の「うえきの法則」がアニメ化。
スタッフは、アニメ制作はスタジオディーン、シリーズ構成は川瀬敏文、キャラクターデザインは田頭しのぶ、監督はわたなべひろしって構成。
今回は、ゴミを木に変える力を与えられた少年・植木耕助(朴路美)は、同級生の森あい(川上とも子)に宇宙人と勘違いされるって話。
相変わらずの「週刊少年サンデー」のアニメ化攻勢により、連載終了を迎えた「うえきの法則」もアニメ化。
つうか、後半は綺麗に締めてたとはいえ、結構打ち切りぽかったと思うのだが・・サンデーは何を考えてるのかよくわからんな。
まあそれはともかく、一応作品が「終了」してるってことは作品をアニメとしてまとめやすいことでもあり、期待はできるかもしれない。
とか言いながら、「DANDOH!!」は連載終了後にアニメ化したというの「大失敗」したりもしたので、安心はできないわけではあるが・・。
ちなみに自分は原作自体は途中からしか読んでなくて、基本的な印象は「並」で、たまにある「確変」に一喜一憂はしていたって感じ。
で、本編であるが、なんつうか正直・・意味不明というか、無茶過ぎというか、よくわからんというか、トンデモな展開だな。
これって原作どおりなんだろうか?
設定自体前から「無理あるなあ」とか思ってはいたんだけども、無理すぎるキャラとか、無理すぎる話の展開とか、ついてけなかった・・。
作画的にも、「いまどき」テレ東規制がバリバリでエフェクトかかりまくりで鬱陶しくて、かなり萎えた。
まあしかし、原作よりも森あい(川上とも子)は可愛く描かれてるし、うえきの売りはそれぞれの能力を使ったちょっと無理のある「駆け引きバトル」にあるわけだから、バトル展開になるまでこれは待ちかな?・・初っ端のアバンのバトルは面白そうに見えたしね。
とりあえず「確変」待ちってことで。
で次回は、神バトルが始まるって話。


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