◆ぱにぽにだっしゅ

公式
http://www.starchild.co.jp/paniponi/
テレビ東京公式
http://www.tv-tokyo.co.jp/anime/paniponi/
スクウェア・エニックス公式
http://www.square-enix.co.jp/magazine/gfantasy/story/paniponi/

【スタッフ】
原作                :氷川へきる(月刊Gファンタジー)
監督                :新房昭之
シリーズ構成           :金巻兼一
キャラクターデザイン、総作監 :大田和寛
アニメーション制作        :ガンジス、SHAFT

【主題歌】
《 OP 》
『 黄色いバカンス 』 / 桃月学園1年C組
05年08月24日 発売
《 ED 》
『 ガールッピ 』 / 桃月学園1年A組&B組
05年08月24日 発売

【キャスト】 (CDでの元の中の人)
▼1年C組
レベッカ宮本   :斉藤千和
メソウサ      :山崎バニラ (ゆきじ)
片桐姫子     :折笠富美子
橘玲        :雪野五月
桃瀬くるみ     :植田佳奈( 川澄 綾子)
一条さん      :野中藍
上原都       :堀江由衣
6号(鈴木さやか):阪田佳代 (下屋 則子)

▼1年A組
五十嵐先生    :大原さやか
百瀬修       :櫻井孝宏
柏木優奈/優麻 :石毛佐和( 松来 未祐 )
来栖柚子     :中世明日香

▼1年B組
早乙女先生    :花輪英司 (岸 祐二 )
白鳥鈴音     :広橋涼
秋山乙女     :日傘山亜美 (本名 陽子)
綿貫響       :樋口智恵子

▼1年D組
ジジイ       :大竹宏
犬神つるぎ    :神谷浩史
芹沢茜       :沢城みゆき
ベホイミ      :門脇舞
南条操       :生天目仁美
メディア      :松来未祐(ゆかな)
宮田晶       :新谷良子

▼その他
猫神様       :神谷浩史
エイリアン艦長  :麦人
エイリアン部下  :杉田智和 (上田 陽司 )


◆第拾三話「悪の報いは針の尖」3
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(森山ゆうじ)、演出(森山雄治)、作画監督(もりやまゆうじ)

いきなりゼノン・・。
というわけで今回は、すっかり秋めいた補修授業の日、番長が攻めてくるって話。
なんだかまたまたわけのわからない展開でのパロ満載と、実にあにぽにらしい話。
絵コンテ演出作画ともりやまゆうじが担当しておりテンションは高かったのだが、テンポとしてはもう一押し欲しかったところかな。
しかし、EDがなぜか「キューティハニー」・・いや多分永井豪つながりなんだろうけども。


◆第拾二話「人に高下なし心に高下あり」4
脚本(高山カツヒコ)、絵コンテ(佐伯昭志)、演出(西村博昭)、作画監督(大河原晴男)

あ、OP2代目に戻った・・。
というわけで今回は、姫子の夢の中に入るベッキー達って話。
大河原晴男作監に佐伯昭志の絵コンテと、なかなかに作画もテンポも良く、面白かった。
相変わらず細かいパロやら小ネタがツボに入ると笑える。
特に、いつもながらの一条さんの異次元ボケぶりは楽しいなあ。
しかし、「アクエリオン」やら「ガラスの仮面」やら、現在進行形の作品までパロがある辺り、ドラスティックなアニメである。


◆第拾一話「人間万事塞翁が馬」3
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(福田道生)、演出(鈴木卓夫)、作画監督(田中穣)

というわけで今回は、6号(阪田佳代)の恋の相手を探すベッキー達って話。
控え少女、6号のお話・・そいや、6号はなんで6号なんだろうか?
で、よいこな6号の話だけあってか、なんか今回はいつもの変なノリと違い、なんだか真っ当で普通の作りであり、いつもの変なノリに慣れてるせいもあってかどうもちょっといまいちだった感じ。
演出と作画の切れもいまいちだったしねえ。
やはりあの変なノリと、演出作画の切れがあってこその「あにぽに」だもんな。
とりあえず、車に振り回されるベッキーは可愛かったです。
あと、前回から2代目OPに代わったかと思ったら、なぜか今回は初代OPの改編バージョンだった・・謎だ。


◆第拾話「名馬に癖あり」4
脚本(高山カツヒコ)、絵コンテ(福田道生)、演出(江島秦男)、作画監督(実原登)

というわけで今回は、ベッキーはみんなに夏休みの自由研究を発表させるって話。
相変わらず、脚本・演出・作画と鬼のかっ飛ばしぶり。
もうギャグを通り越して、シュールで不条理で意味不明の領域へと到達してるわけだが、このわけのわからなさが妙にツボにはまりなぜか実に楽しい。
密度の異様に高い画面作りとテンポの良さが心地よすぎるんだよな。
それぞれのキャラも実に立っていて、可愛いし楽しいし。
とはいえ、メディアとベホイミのシリアス風爆弾解体ネタは学園パートに比べると浮いている感がありちと滑ってた感じがあったかな。
まあ、このわけのわからなさがこの作品の作風ではあると思うが。
あと、今回で突然にOPが新バージョンに変更。
これまた古風なマンボな曲も色彩鮮やかなる映像も、実によくできていて非常にテンポが良く、たいして枚数は使ってないだろうに何度も見返したくなる前に引き続き素晴らしいOP。
つうか10話から変更ってことは、3バージョンで1クールでなく2クールはやるってことかな?
このアニメは非常に気に入ってるので、ぜひぜひ2クールはやって欲しいところである。


◆第九話「八歳の翁 百歳の童」3
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(YUKIHIRO)、演出(石踊宏)、作画監督(野田康行)

というわけで今回は、ベッキーは恩師である教授の手伝いに行くって話。
「川口博探検隊(名前あってないかも)」という、相変わらずの濃いネタは入れているが、まあ出来としては普通な感じだったな。
過去のベッキー話と絡めて、ちょっぴり良い話として落としてのはまあまあ良かった。
しかし、EDのキャラは誰なんだ・・ネタがわからん。
で次回は、メディアネタはやはり引っ張るのであろうか?


◆第八話「熊に山椒 鯉に胡椒」4
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(田所修)、演出(大沼心)、作画監督(伊藤良明、大田和寛)

・・あ、一瞬ディオ様が・・。
というわけで今回は、魔法少女としての自分の在り方に苦悩するベホイミ(門脇舞)に、魔法を授けようとするベッキー達って話。
ついにやっとで本格登場の、新感覚癒し系魔法少女ベホイミの話。
いつも以上に遊び心溢れる画面作りであり、今回は特にその細かい部分を作り込んだテンポ良い画面に、細かいパロ満載のネタの数々が目を引いた。
EDまで、「癒し系魔法少女ベホイミ」にする辺り、なかなかの凝りようである。
それにしても、最後の「ウサギ小屋」のネタは「魔法使いサリー」の最終回と同じネタであり、後ろにスタッフが控えていてまるで「劇中劇」風な演出がされていて、なんかシュールなギャグになってるのが相変わらずなんかすげえぜ。


◆第七話「吉凶は人によりて日によらず」4
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(大沼心)、演出(木村卓司)、作画監督(甲斐秦之、田中譲)、作監協力(西田美弥子、春日香)

というわけで今回は、プールの掃除をするベッキー達のところに一条さんの妹がやって来るって話。
相変わらず、かっ飛ばした演出が満載である。
前回はシュールでパロに走りまくった演出であったが、今回は絵コンテに「エンディングアニメーション」の大沼心がやってるだけあってか、SDキャラが入り乱れる演出となっていて、コロコロ動き回る「ちびキャラ」が盛り立てる画面作りとなっていて、なかなかに楽しかった。
毎回細々と手法を変えて来る演出を見てるだけでも結構楽しいアニメになっているな。
まあ複数作監で動画も「火鳥動画」という、作画方面ではいつもよりちと弱めな今回ではあったが、ちびキャラ演出で上手いことその辺ごまかしてた感じではある。
お約束のスク水サービスシーンもありありであり、その辺も「萌え的」にポイントも高かった。


◆第6話「薮をつついて蛇を出す」4
脚本(金巻兼一)、絵コンテ・演出(尾石達也)、作画監督(守岡英行)

というわけで今回は、ベッキーが自分の研究室を作るって話。
・・わけわかんね〜!!(笑)
なんかもう今回は演出作画がかっ飛ばしまくりで、シュールで意味不明な演出のオンパレード。
だがそのシュールで意味不明の演出のことごとくがツボに入り、もう爆笑。
やっぱなんだかだとちゃんとコントロールされた演出作画なんで、画面レベルはしっかり保たれてるからなあ。
EDなんかもきちっと毎回変えてきてるし、色々遊びながらも考えられてるアニメであるな・・今後も楽しみである。


◆第五話「用に叶えば宝なり」3
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(寺東克己)、演出(吉田徹)、作画監督(中本尚子、中島美子)

というわけで今回は、学校でキャンプに来るベッキー達って話。
今回は、まったりキャンプ話。
前回ほどの演出作画の切れはなかったが、わがままベッキーを中心にしたオニャノコのドタバタを見るのは楽しく面白かった。
それにしても、細かいパロネタがホントに好きなアニメやなあ・・特にドラクエやTFとか(笑)
途中に入ったL字ネタは、ホントにL字が入ったかと思ってびびったよ(笑)


◆第四話「晴天をほめるには日没を待て」4
脚本(高山カツヒコ)、絵コンテ(田所修)、演出(江島秦男)、作画監督(実原登)

というわけで今回は、テスト勉強のために合宿をすることになるベッキー達って話。
基本的に演出作画のレベルは高い本作であるが、今回はさらに輪をかけて演出作画の密度が高く、非常にテンポ良く楽しい凝った画面作りとなっていた。
いまいち乗れない時もあったシュールなギャグとかも、今回は妙にツボにはまりかなり笑えた。
なにより、話自体が「テストのために合宿」というわかりやすさになっていて、キャラクターも声や色がついているおかげで見分けがつきキャラ立ちもしているおかげで、「あずまんが大王」やら最近だと「極上生徒会」のように、「女の子のワイワイガヤガヤ」を見てるだけでもかなり楽しい雰囲気を作り上げている。
あと、お約束の風呂やサウナシーンも、テレ東規制をギリギリかいくぐりながら、艶っぽさたっぷりになかなかにエロくなっていて素晴らしかった。
それにしても、今回はみんなに振り回されながら地が出まくっていた都が非常に可愛かった・・まけるな都!!


◆第三話「病む身より見る目」3
脚本(金巻兼一)、絵コンテ・演出(まつもとよしひさ)、作画監督(華房秦堂)

というわけで今回は、姫子のアホ毛を抜いてしまうベッキーって話。
相変わらず、怒涛のシュールなネタの連打と細かい画面作りで、ちょっと奇妙なギャグアニメとして飛ばしまくっている。
話自体は、姫子の「アホ毛」を中心にわかりやすくは描かれているのだが、細かいネタは意味不明でもあり、笑えるんだか笑えないんだか・・。
とはいえ、意外に画面作りは細かく作り込まれてもいて(後ろの黒板の書き込みの細かいネタふりといったら)、それぞれのキャラは原作よりも見分けもつきやすく、コロコロ動いてなかなかに可愛い。
まああとは、あのシュールなギャグの数々に乗れるか否かだな。


◆第二話「紅は園生に映ても隠れなし」3
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(森山ゆうじ)、演出(森山雄治)、作画監督(もりやまゆうじ)

今回からOPが登場・・相変わらずの原色バリバリの色彩に懐メロ風楽曲がついて、なかなか良い感じ。
というわけで今回は、クラスの名前を覚えれないベッキーって話。
なんか、原作以上にかっとんだ不条理さとナンセンスさ加減で、実に微妙な雰囲気になってるなあ。
なんだかとってもシュールな感じで、笑えたり笑えなかったりと、実に微妙な笑いってところ。
とはいえ、話自体は「名前ネタ」がメインとなってるので、一応話の筋自体は一本通ってるので、その辺はわかりやすかった。
つうか、すまん・・自分も名前はベッキーと一条さん以外おぼえてない(笑)・・多分、「どうでもいい」と思ってるからだな(爆)
とりあえず、「デカリボン」「アホ毛(マホ)」「委員長(一条さん)」「勉強虫」「地味」「いじめっこ」という特徴的なあだ名をつけるというのはわかりやすい覚え方なので、自分も採用(笑)
しかし、やはり色がついて声があると、結構見分けがつくもんだな・・名前は覚えてないが、キャラの見分けはつき始めた。
まあ、この微妙な雰囲気を微妙に楽しんで行くか。
あと、今回は絵コンテが森山ゆうじで、演出が森山雄治で、作画監督がもりやまゆうじだった・・っていうか、全部「もりやまゆうじ」じゃん!(笑)・・変える意味あんのかよ!!
で次回は、病む身より見る目。


◆第一話「寒に帷子 土用に布子」3(60点)
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(福田道生)、演出(大沼心)、作画監督(伊藤良明)


とういうわけで、原作・氷川へきるの「ぱにぽに」(月刊「Gファンタジー」掲載)が、「ぱにぽにだっしゅ」となってアニメ化。
原作は既読です。
スタッフは、アニメ制作はガンジス・SHAFT、シリーズ構成は金巻兼一、キャラクターデザイン・総作画監督は大田和寛、シリーズディレクターは大沼心、監督は新房昭之、といった構成。
今回は、おこちゃま先生・レベッカ宮本が学校にやって来るって話。
・・とりあえず原作は、「ベッキー以外キャラの見分けがつかない変なノリのギャグ漫画」って感じであり、アニメ版はその「微妙」なノリをアニメ的に再現していて、非常に「微妙」だった(笑)
なんせ・・クラスを越えてキャラ立ちも描き分けもできてないのにやたらと新キャラが登場し、しかもやたらと髪形変えたり、やたらと変な展開やノリで攻めてくるもんで、ベッキー以外ホント見分けがつかないんだもんなあ。
で、それを受けてかアニメも非常にシュールでハイテンションなノリと演出となっていて、キャラがいきなりわんさかでてきて見分けがつかず、意味不明な展開でもあり、実に「微妙」
まあ、この「微妙」さ加減を楽しむのが「ぱにぽに」という感じでもあるので、アニメも「微妙」に楽しんで行きたいと思う。
それにしても、作画は結構いいよな・・一応スタッフは本気だ(笑)
しかし原色バリバリの色使いは、新房監督ならではだなあ・・。
あと、声優もなかなかに豪華であり、その辺も楽しめそう・・つか、人数多いなあ・・。
で次回は・・全然わからん(笑)
しかし、次回予告の漫画は氷川へきる自らが描いてるのなあ。


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