◆Yes!プリキュア5

○公式電子頁○
 ABC(朝日放送):ttp://www.asahi.co.jp/precure/
 東映アニメーション:ttp://www.toei-anim.co.jp/tv/yes_precure5/
 なかよし:ttp://www.nakayosi-net.com/
○Yes! プリキュア5 - Wikipedia (Wiki百科)
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/Yes!_プリキュア5
○専用板 ふたりはプリキュアちゃんねる
http://jbbs.livedoor.jp/anime/1261/

・スタッフ
企画:大野逸雄(ABC)、鶴崎りか(ADK)、清水慎治
プロデューサー:亀田雅之(ABC)、麻生一宏(ADK)、鷲尾天
原作:東堂いづみ
連載:講談社「なかよし」(漫画:上北ふたご)
シリーズ構成:成田良美
音楽:佐藤直紀
製作担当:坂井和男
美術デザイン:行信三
色彩設計:沢田豊二
キャラクターデザイン:川村敏江
シリーズディレクター:小村敏明
制作協力:東映
制作:ABC、ADK、東映アニメーション


◆第7話「親友ナッツ現る!」3
脚本(成田良美)、絵コンテ・演出(座古明史)、作画監督(為我井克美)

というわけで今回は、ココの親友ナッツが現れるって話。
プリキュアの5人も揃い、ココナッツコンビも登場し、でもって「プリキュア秘密基地(笑)」も完成してなかなかに順当に展開しているな。
今回は、「プリキュア秘密基地(仮称)」などでの5人のドタバタも楽しく描かれ、不安だったそれぞれのキャラ立ちも手堅くこなしていて良いねえ。
しかし、作画的には為我井作監にしては不安定気味でもあり、座古演出にしてはバトル関連の派手さにはいまいち欠けたのは残念なところではあった。
あと、今回はのぞみの「だます方が悪いに決まってるじゃない!」というセリフは熱くて燃えた。
お馬鹿で真っすぐ突き進みすぎるきらいのあるのぞみではあるが、ああいう熱いセリフがはける辺りは主人公ならではである。
でも、だまされる方もある程度の用心は欲しいところではあるな・・とは思った(笑)
で、ちいと迂闊過ぎな感じではあったナッツであるが、なかなかのイケメン&ツンデレぶりである。
プリキュアの5人はもちろんではあるが、ココナッツコンビは腐女子の方々にも受けそうであり、プリキュア5は全方位で攻めてくるよなあ・・素晴らしい。
で次回は、プリキュアのお約束である、確執話である・・あんたなんてプリキュアってだけで友達でもなんでもないんだからね!(笑)


◆第6話「プリキュア5全員集合!」4
脚本(村山功)、絵コンテ・演出(岡佳広)、作画監督(篁馨、東美帆)

というわけで今回は、ついにプリキュア5全員集合!って話。
ってなわけで、ついにやっとで5人が勢揃い。
まあ長いってわけでもなかったのだが、1回の足止めを挟んでの全員集合なわけでもあり、かれんの「みんなを助けたい!」という想いが結露してのやっとの変身や、決めポーズにコンビネーションにと絡めた5人での戦いなんかもなかなかに熱くてよかった。
それに篁馨作監に原画陣もなかなかに豪華であり、ポイントポイントのカット・・特にかれん関係の作画がほどよく良く、キュアババアことかれんの魅力が炸裂する話でもあった。
あと、ピンキーがコワイナーになるという非道っぷりも意外性もあり、その辺もよかったな。
それにしても、「管理職は残業代が出ないのでね」みたいな妙にリアリティあるセリフがある辺り、「会社としてのナイトメア」という部分はなかなかによくできていて面白いよなあ・・微妙に複雑な気分にもなるんだけども(笑)
ってなわけで、5人も揃ったってことでやっとでココの親友ナッツが登場。


◆第5話「プリキュアの資格」4
脚本(清水東)、絵コンテ・演出(岩井隆央)、作画監督(奥山美佳)

というわけで今回は、ついに5人目のプリキュアにかれんがなる?、って話。
順当に、5人目のプリキュア誕生になるかと思いきや、意外や意外に拒絶されるかれんに驚いた。
確かに、あまりに順当すぎると面白みにも欠けるわけで、ココでひとこけ入れる辺りはなかなかに上手い感じ。
キュアババアキュアババアと愛称で呼ばれるだけあってか、このヘタレっぷりはいい意味で特別扱いだよなあ、かれん(笑)
それにしてもこのアニメ、本当に食事シーンが多いよなあ・・なんか食ってばっかりいるイメージが(笑)
いや、それのおかげで健康的女子風味が加味され、さらにキャラ立て的にも上手くいってるわけだし、いい事だと思うけどね。
というわけで次回は、プリキュア5全員集合!


◆第4話「やすらぎのキュアミント!」3
脚本(羽原大介)、絵コンテ・演出(川田武範)、作画監督(高橋任治)

というわけで今回は、こまち(永野愛)が第4のプリキュアになるって話。
ってなわけで、年長組である3年生のこまちさんが仲間入りの話であったわけなのだが、今回は作画的には息切れ気味な感じでもあり、正直ちょいいまいち。
話的にも羽原大輔脚本ではあったわけだが、細かい萌えや燃えセリフなんかは良かったりもしたのだが、押しとしては普通な感じではあった。
とはいえ、プリキュア5の主題でもある「夢」を絡めた変身理由とかは他のキャラとの差別化もあり、アラクネやのぞみのセリフの後押しもあり、その辺は良かった。
しかし、ナイトメア側の敵構成員は早くも3人目であるエリート社員のアラクネア(沢海陽子)が投入されるのね。
ガマオ君がバイトならではのブッチをする辺りは笑えたりもしたんだが、あんまりサクサク敵キャラ出し過ぎると、どうにもキャラ立ちが小さくなりそうでもあり、ちょっと不安ではあるな。
あと、前回から仲間になったうららであるが、アホの子であるのぞみとまた違った天然ボケっぷりであり、なかなかいい味を出してきてるようである。
つうか、のぞみ・うらら・こまちがボケ担当で、りん・かれんがツッコミ担当というパワーバランスになっていくのかな?・・ちょっと期待。
で次回は、年齢詐称疑惑のあるかれん様が5人目のプリキュアになる・・かな?


◆第3話「はじけるプリキュアは誰?」4
脚本(山下憲一)、絵コンテ・演出(大塚隆史則)、作画監督(飯島秀一)

というわけで今回は、のぞみの後輩・春日野うらら(伊瀬茉莉也)が3人目のプリキュアになるって話。
なんか段々と勢いに乗ってきたのか、いい感じになってきたなあ。
のぞみとりんの漫才のような掛け合いといい、うららののぞみへの敬慕といい、キャラにグングン勢いが乗ってきて、キャラ立ちもかなり出てくるようになってきた。
何と言っても、「セーラームーン」のうさぎを原点に、「おジャ魔女どれみ」のどれみさんを経ての東映アホ主人公であるのぞみの天然アホっぷりは素晴らしい。
今回は大塚隆史演出だけあってか演出のテンポもよく、青山原画の表情の豊かさに加えて、バトル方面での動きの良さなんかもあり、作画面もなかなかに良かった。
でも、うららの変身理由はりんと同じ友情系だったので、その辺はもうひとひねり欲しかったかなあ。
とはいえ、りんのは「友情」だけども、うららのはのぞみへのワンコのような「敬慕」や「愛情」っぽくもあり、百合百合っぽさも感じられ、なかなかにグッド・・早く、「お姉様」と言って欲しいところです(笑)
実はさみしんぼキャラとか、おんぷっちのような腹黒芸能人(笑)とかでなく、純粋に「いい子」だったりするとこも、ポイント高かったな・・「はじける」という謎の形容もちゃんとツッコまれてたのもえがったし。
あと、ナイトメアの方も、ギリンマさんも早々に一時休職であり、2番手のガマオ(陶山章央)君が登場。
この辺、敵キャラ方面もダレさせないように工夫をしたり、ガマオ君はバイトでギリンマさんは査定や会議があったりと、「社会の縮図」っぽさもあるところなども敵組織として面白くなかなかに期待できそうである。
で次回は、4人目のプリキュア、キュアミント登場。


◆第2話「情熱全開キュアルージュ!」4
脚本(成田良美)、絵コンテ・演出(矢部秋則)、作画監督(河野宏之)

というわけで今回は、祖国を救うために5人のプリキュアが必要だと聞いたのぞみは、親友のりん(竹内順子)を誘うって話。
初回は段取りこなすために少々窮屈な印象があったわけではあるが、今回は余裕が出てきたのか、のぞみとりんの友情に絞った話作りはしっかりしていてなかなかに面白かった。
特に・・のぞみとりんの関係を描きつつ、「一緒にプリキュアやろ!」と天然なアホぶりを発揮するのぞみに、「友達なめんな!」と友達想いな男前ぶりを見せるりんと、キャラ立てもかっちりできていたのがよかった。
それにしても、サンクミエール学園ってなんだか「城」みたいな感じで、ちょっとぶったまげた・・ホントに「異国風」になったんだなあ、すげえぜ。
あと、敵側である「ナイトメア」の一端も登場。
どうやら今度は「会社風」であり、いまいちまだわからんとこもあるが、今後の活躍に期待したいところ。
で次回は、はじけるプリキュアは誰?


◆第1話「希望のプリキュア誕生!」4(65点)
脚本(成田良美)、絵コンテ・演出(小村敏明)、作画監督(川村敏江)

というわけで、プリキュアシリーズ第4弾!・・「Yes!プリキュア5」がスタート。
スタッフは、原作は東堂いづみ、シリーズ構成は成田良美、キャラクターデザインは川村敏江、シリーズディレクターは小村敏明、アニメ制作は東映動画という構成。
で今回は、中学2年生の夢原のぞみ(三瓶由布子)は、ある日突然伝説の戦士プリキュアになることになるって話。
ってなわけで、ついにとうとう「5人はプリキュア」である。
正直、プリキュアの好きだったのは、「二人」というツーマンセル(二人一組)な最小単位のコミニティを起点にして、家族や友達との関係性を日常的に描き込みつつバトルも盛りだくさんという先進的な内容なところだったんだけども・・。
どうにも、初代のリメイク的作りとなった続編の「スプラッシュスター」が興業的に芳しくなかったためか、こうなってしまった。
まあ、「2人でダメなら5人でどうよ」ってのは安易な選択だとは思うが、正しい選択だとも思う・・。
それはそれとしてだ・・「プリキュア5」である。
初回としては、まずまずな感じであった。
キャラクター紹介、世界観説明なども段取りを踏んで手堅くそつなくこなし、非常にスタンダードでなかなかにわかりやすい展開であった。
でもそれがゆえに遊びが少なく、ちょい窮屈な感じがあったかな。
あと、今期からはとうとう川村敏江さんがキャラデザになったわけだけども、思ってたより面白みには欠けたかな。
川村さんは作監としては非常に優秀であり、この枠では白眉な整った作画を描かれる方なのだが、キャラデザという縛りがあるためか少々派手さが足りない感じである。
バトルにしろ、変身・必殺技にしろ、もうちょっと派手なケレン味が欲しかったかもしれない・・まあ、5人分あるからある程度淡泊にしてるのかもしれないけども。
それと、初代は「都会風」、2代目は「地方風」って感じで描かれていた町や学校の風景も今期ではがっつり「異国風」となっていて、どうやらプリキュアの売りだった「日常性」的なものはスポイルしていく感じになりそうである。
まあ、5人の立場的にも日常性は小さくした設定のようでもあるし、こういう方向性の方があってるかもしれないな。
どうやら今度は「夢」をテーマに、「恋」に「友情」にという感じで少女漫画的に展開して行くようだし、その辺は楽しみにして行きたい。
まあしかし、やっぱり「プリキュア」っていうより「セーラームーン」って雰囲気ではあるよなあ。
主人公ののぞみのボケっぷりも、往年のうさぎやどれみを思わせる感じだし、「ふたり」シリーズとは良くも悪くも完全に離脱した感じだなあ・・。
というわけで次回は、二人目のプリキュア、キュアルージュ登場!
見て見て見てね!


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