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◆第2話4
「変身のとき!」
「鋼の女」
脚本(曾川昇)、絵コンテ(平野俊弘)、演出・画面構成(紅組)、キャラ作画監督(番由紀子)、メカ作画監督(柳澤勲)

というわけで今回は、シロモリ衆の刺客が再びやって来るって話。
いやあ、このいかにも「曾川&平野」的展開・・笑っちゃうね。
基本は「ロボ&怪獣バトル」で、「ドラマやストーリーなんて飾りですよ!、チョコエッグのチョコ程度の価値ですよ!、刺身のつまですよ!」的展開・・素敵です(笑)
普通なら30分番組で、Aパート(ドラマ)・Bパート(バトル)となりストーリーやドラマを進めていくところを、一応15分番組のため、バトル、そしてバトル、でもって次もバトル、次もバトルだってば!(笑)、という数珠繋ぎバトル展開のため、ストーリーやドラマは意味不明。
説明されるべきシロモリ衆のことやら、防衛組織アシュのことやら、五大鋼仙のことやら、博士の秘密やら、ロウランの秘密やら、なんやらかんやらはすべて置いてきぼりで、ともかくバトル、それでもバトル。
・・いいね、潔いね・・「推して知るべし」ってヤツだね(笑)
あるのは怪獣映画構図による「バトル」と、いかにもセリフのオンパレードによる「ノリ」のみ(笑)
いやあ、エヴァを思い出すなあ・・Bパートだけのエヴァンゲリオンって感じだね。
で、流石に「バトルオンリーアニメ」だけあり、バトルはなかなかに凝っていて良い。
いかにもパイルダーなマシンなり、ゲッター的ガチンコバトルなり、怪獣映画的大構図なり、ホント「趣味」の世界である。
どうやら演出の他に、画面構成(レイアウト)な人がいるようで、画面構成が凝っていて格好良い。
特に、広角ある構図によるゲッターチックな光る目と、黒く塗られる機体は格好良いね。で、次回は「オニマルが来る」「闇に舞う」


◆第1話4
「鋼仙、出撃す」
「正義の戦い」
脚本(曾川昇)、絵コンテ(平野俊弘)、演出(古川順康)、キャラ作画監督(宮田奈保美)、メカ作画監督(高津理)、画面構成(紅組)

というわけで、オリジナルロボアニメ、「奇鋼仙女ロウラン」
スタッフは、企画・原作ガンジス、アニメ制作はZEXCS、原案は平野俊弘、ストーリーエディターは曾川昇、キャラクターデザインは宮田奈保美、メインメカデザインは出渕裕、メカデザインは中原れい、、監督は平野俊弘、といった構成。
で、今回はシロモリ衆と戦うアシュって話。
いやあ、懐かしいなあ・・っていうか、ふる!、センスが!(笑)
といった感じで、印象はやはりこのメンバーお得意の往年の「80年代OVA」テイストたっぷりで、古臭さたっぷり(笑)
「80年代OVA」といえば、一応今でも活躍中の曾川昇(脚本)、平野俊弘(演出)、大張正己(作画)のこの3巨頭は、当時は「イクサー1」、「ダンガイオー」、「ゼオライマー」、「鋼の鬼」などで、「ガンダム」以降のTVアニメが「リアルロボットアニメ」溢れる中、リアルテイストにスパロボテイストを織り込んだ、「OVAスパロボアニメ」を作り上げてブイブイ言わせていた。
でもって、今ではその「センス」をTVアニメに持ち込んで、結構アレでナニな作品とか作っておられるよね(笑)
で、このロウランもその頃の雰囲気たっぷりで、曾川昇お得意の「ドロドロドラマ」やら、平野俊弘お得意の「ハーモニー処理バリバリ止め絵ロボ」やら、とっても古臭い。
オカルトテイストにロボを盛り込んでる辺りや、いかにもアレな敵方とかは、「冥王計画ゼオライマー」が一番近いかな?・・ロウランは「イクサー1」っぽいけど。
もう、怪獣映画テイスト溢れる構図やら、細かく壊れるロボットやら、いきなりのロボット戦闘やら、アレでナニな敵味方組織やら、なんやらかんやらあれやそれやと、
「君ら、ホント好きな」
と言った感じだよね・・昔のセンスそのまんまなんだもん(笑)
で、「古臭さ前回」はいいとして、演出作画は悪くないし、話もアレだし、往年の「80年代OVA」好きだった自分としては、楽しみにして見たいです。
まあそれはともかくとして、これは「動画大陸」っていう番組でやってて録画はしてたけど見てなくて、どうやらちゃんとまとめて再放送するようなので、ちゃんと見てみたいですな。
やっぱ、30分丸々ないと見にくいですから。
まあ、なんか最終回はこのスタッフお得意のアレだったらしいですが(笑)
で、次回は「変身のとき!」「鋼の女」


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