◆第10話(最終回)「空に煌めく男の星座」
脚本(赤星政尚)、絵コンテ(大畑晃一)、演出(則座誠)、作画監督(河南正昭)

最終回のみ、OPは定光(上田裕司)バージョン。
でも、あまり上手くない(笑)
というわけで、破壊魔定光最終回。
最終回に総集編入れるとは、余裕あるじゃねえか(笑)
総集編のせいで、前回までのテンションが少し萎えてしまったな。
でもしかし、ラストはまあまあ良かったな。
今そこにいる、定光の事を覚えていない神代やよい(しかも男付き)を守るために、
「へへ、約束したからな、今度は俺が守る番だってな。
2千万の流刑体は片っ端から俺が回収してやる!、そうすりゃ、もっともっと星も増えるぜ!
だが、こいつはもう俺の罪滅ぼしなんかじゃねえ!、俺自身がスカっとくるまで絶対に降りられねえ戦いだって事だ!!」
と、男の戦いの決意をする定光は泣けて、格好良かった。
まあ、タイムパラドックス的オチとしては、上々ではないだろうか。
というわけで、定光の戦いは続くのであった。
しかし、2千万体は多いな・・(苦笑)
とまあ前半はヘタレ度全開であったが、後半は定光と神代の関係に物語が集束して面白かったな。
最終回の総集編がちょっと萎えたけどね(笑)
まあ、佳作ってことで。
さ、それじゃ折り鶴でも折るか(笑)


◆第9話「男の愛は死闘愛」
脚本(赤星政尚)、絵コンテ(西村純二)、演出(松下ユキヒロ)、作画監督(菊池晃)

うむ、なかなか熱くて良い感じ。
最初のころのヘタレぶりが嘘のようである。
ヴァルチャーからのエネルギートランスファーにより、流刑体の四天王のうちの2体目の回収にも成功する定光。
しかし、その隙にイドは神代@ヴァルチャーを精神侵食により乗っ取るのであった。
とまあなかなか全編アクションたっぷりで、最初の頃(特に途中)のヘタレっぷりも忘れさせる熱さ、格好良さで、演出・作画も良好であった。
流刑体による人類への死刑宣告、そしてその力に成す術も無く敗北する人類という描写もなかなかに燃えるしね<できれば、止め絵でなく動画が良かったけど
そしてなんといっても、上田裕司さんの熱演による「たったひとりの女を救うために死地へと赴く男」って感じの定光が格好良い。
アニメ定光は、流刑体の回収とか人類の存亡とかそういうものは単なる周辺のもので、
目的は「たったひとりの女を救うために運命を変える」という、二人の男(定光)と女(神代)の話なのな。
うむ、熱くて良い。
まあ残念ながら話数が少なかったせいか、定光がそこまでして神代を救うための理由付けっていうのがちと希薄なのは否めないかな?
さて、定光は未来を過去を、そして現在を変えることができるのであろうか。
次回、破壊魔定光最終回。


◆第8話「男、涙の相合い傘」
脚本(西園悟)、絵コンテ(村木靖)、演出(吉田俊司)、作画監督(外崎春雄)

というわけで、今回は神代やよいの正体つうか、秘密が明かされることになる。
実は、ヴァルチャーは未来にポンコツが行うであろう出動要請シグナルを受けて、
現地時間に間に合うように時間を溯りながら地球へとやってきた。
でもそれがなんらかのアクシンデトにより、それが10年ずれてしまったらしい。
そして、その時に搭乗員が死に、代わりに神代やよいが搭乗員となったようなのである。
つうか、タイムパラドックス(汗)
タイムパラドックスは難しいから嫌いなんだよ(苦笑)
しかし、ヴァルチャーの超長距離移動方法は、タキオン粒子や、ボソンジャンプみたいだな。
でまあ、その時のことを忘れるように定光に記憶の処理を施していたのだな。
ああ、難しくてわかりにくい(苦笑)
果たしてポンコツ@定光は誰にやられるのか・・これがヴァルチャー@神代だとさらに難解になるな(苦笑)
まあ、それはともかく今回の神代やよいとかは、切なげで可愛く良いね〜。
あと、今回も戦闘シーンが格好良い。
最初のアグニとの戦いで、力がオーバーロード気味に、でたらめな戦いをする定光@ポンコツも良かったが、
後半のアグニ再戦もなかなか迫力があって良し。
特に、マクロスを思わせる、ミサイル弾幕避けてからの特攻攻撃がイカス!
「こけにされて引けるかと言う意味だ!」「回収〜!」もメチャ格好良し!
やっぱ、定光は部分的に凄くいい時あるねえ・・それにこの頃結構面白いしね。
あと次回予告はやっぱり面白いねえ。
はてさて、噂では定光は全10話らしいから、もうすぐクライマックスだな。


◆第7話「男、命の拳を喰らえ!」
脚本(小中千昭、赤星政尚)、絵コンテ(松下ユキヒロ)、演出(則座誠)、作画監督(門智昭)

流刑体四人衆の攻撃から定光を助けるヴァルチャーこと神代弥生。
でもって、再び死地へと赴く定光って話。
でも小中脚本だけど、情感だけで話が進んで、あんまり中身はなかったような・・。
そこかしこの演出とか作画とかは非常に良かったのだがね。
しかし、キャラデザや作画はへたれなのに、流刑体やクリーチャーやらの、メカデザやメカ作画になるとかなりいい感じ。
特に、「光の翼」(Vガン)を駆使して戦うヴァルチャーは格好良い。
で果たして、神代がヴァルチャーの搭乗員となり戦うう理由とはなんなのであろうか?
神代弥生と定光の過去とはなんなのか。
以下次号ってことで。


◆第6話「桜は男の迷い道」
脚本(吉田伸)、絵コンテ(西村純二)、演出(中村憲由)、作画監督(長森佳容)

うむ、なんか前回から急に面白くなってきたな。
で、前回正体が明かされたヴァルチャーこと神代やよいと定光の間にはやはり過去に因縁があったらしい。
果たして、あの定光が自分の町なのに知らない場所である墓地と桜の木の秘密とはなんなのか。
そして、神代との因縁とは。
で、どうやら政府は次々と地球へとやってくる流刑体との共存政策を取ろうとしているらしい。
そしてそのために、衛生軌道上に巨大な電磁ネットまで作って、流刑体の地球への侵入を防いでいるのだな。
うむ、いきなりSFしてきていい感じだな。
特に、衛生軌道上のオービタルネット(仮称)の描写は格好良かった。
定光は反対していたが、共存できるのならそれは悪い方法ではないと思うがな。
あまり流刑体の怖さが語られていないせいか、流刑体の規模などがわかりにくのだが、
たぶん人類の手にはあまるであろうからな。
戦闘を回避するのは、やはり妥当ね決断であろう。
その辺の描写をもっとしっかりやってれば面白くなったと思うのだが。
そういや、流刑体はなぜ地球へとやってきてるんだっけ?
辺境惑星である地球には、銀河警察か何かが手を出せないので、ってヤツだったかな?
忘れたよ(苦笑)
でまあ、オービタルネット(仮称)を破壊して突如やってくる巨大物体「凶爆」。
つうか、でかいよ(笑)
でも、凶爆はある流刑体のペットらしい。
で、ここの突入シーンはなかなか迫力があってよかったな。
そして、そこに現れる4体の流刑体、イド、ゴーレ、アグニ、ルガー。
しかも、ポンコツはフリーズして、定光は大ピンチ!!
うむ、なかなか話が動き出して面白くなってきたな。
しかも、なんか次回は脚本が小中千昭らしい。
ちょい楽しみだな。


◆第5話「女は男の死神」
脚本(赤星政尚)、絵コンテ(西村純二)、演出(広嶋秀樹)作画監督(香月邦夫)

というわけで、今回はとうとう定光が神代弥生をヴァルチャーである事を知る話である。
うむ、今回は面白かったな。
それほど動きのある絵ではなかったが、演出作画がしっかりしていた。
どうやら神代と定光は過去に出会っていたらしく、何か因縁があるらしい。
そして神代は好きで流刑体を惨殺しているわけではないようである。
果たして、その裏には何があるのやら。
今回は、雨の中の定光、神代という2人を、なかなかに情感たっぷりに演出していて、初めて面白いと感じたかも(笑)
出だしの所と、工場跡の所の演出はなかなかのものだった。
で、次回は・・ってこの予告ではわかりません(笑)


◆第4話「燃える男の魂」
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(松下ヒロユキ)、作画監督(河南政昭)

話は良い、話は良いんだけど・・なんて萌えないんだ。
というわけで、今回はなんと健康診断を利用してのヴァルチャー探し。
で、ヴァルチャーとは小型戦闘宇宙船らしく、その目的は流刑体の抹殺、しかも単体で惑星をも破壊できる能力があるらしい。
そのヴァルチャーの正体は神代やよいであるようだ。
でまあ、今回はそのヴァルチャーの正体を突き止めるため、健康診断を利用して探そうとするっていう話なのだが・・。
流石に、あのコレユイの西園悟脚本だけあって、話は面白い。
調査と言いながら覗きだし、女生徒の下着姿は出るし、今回の流刑体の好みがなんと女の色香っていうバカっぽさも最高。
しかも、ちえこ先生のパンティで活性化した流刑体を非活性化させるために、男の下着を流刑体にぶつけるっていうのもナイス。
しかしだな・・、これだけ面白くて萌える展開の脚本だというのに、
これだけ面白くなく萌えなくできる演出作画はある意味凄いかも(笑)
ネタはメチャいいのになあ・・もったいない。
西園悟に謝れ!!(笑)
やっぱ次回予告は面白いなあ・・次回予告にはなってないけど(笑)


◆第3話「舎弟誕生!クロン爆走」
脚本(吉田伸)、絵コンテ(寺東克己)、演出(吉田俊司)、作画監督(外崎春雄)

パンチラ〜〜〜!!!
というわけでEDの少女、神代やよい登場。
まあ、今回はほとんど出番はなかったが、なかなか良さげである。
しっかしこの番組、本当に「並」だなあ(苦笑)
話自体は悪くはないとは思うんだが、演出作画にコレっていう押しが全然ないんだよなあ。
一時期多かった、深夜のへたれアニメのようだ・・WOWOWとは思えん。
まるでスピードブレーカー(笑)のようなクロンにしろ、全然萌えない委員長(笑)にしろ、
声優のへたれっぷりも、駄目っぷりに輪をかけてるもんなあ(笑)
でも、やはりクロンにしろヴァルチャーにしろ、
クリーチャーデザインはガイバーなどで一世を風靡した有機的デザインで非常に格好良い。
これを上手く動かしたら絶対面白くなるのになあ。
あと、やはりOP・EDと次回予告はいい感じではある。
このテンションを本編にも持ち込めればいいのになあ(苦笑)


◆第2話「撲闘一閃!回収完了」
脚本(赤星政尚)、絵コンテ(西村純希)、演出(中村憲由)、作画監督(長森佳容)

というわけで定光第2回。
今回は前回のカマキリ男ことムザンとの闘い&回収。
一番最初の戦闘はなんかスピード感があって良かったが、あとは普通だったな。
で、これで定光&ポンコツの流刑体の回収作業が始まるわけだな。
で、次回はバイクが仲間に!?


◆第1話「喧嘩上等!定光参上」
脚本(赤星政尚)、絵コンテ(大畑晃一)、演出(則座誠)、作画監督(城前龍治)

というわけで、ウルトラジャンプで連載中の「破壊魔定光」(中原正彦)の漫画のアニメ化。
ちなみに俺はこの漫画はほとんど読んでないです。まあ、いつかは読みたいとは思ってるけど。
でまあ、出来の方はまあ、あんまりかな(苦笑)
WOWOWにしては、それほど作画がいいわけでもないし、
脚本もなんだかで、演出ももったりしてる気がする。
声優もなんだか下手くそさがカンにさわるしなあ。
なんか一昔前のC級OVAを思い出すね。
で、アニメは原作とは違う話になるようだ・・、まあ、原作全然終わってないしね。
まあ、出だしはあんまな感じだが、もしかしたら変身ヒーローものっぽい格好良さが出てくるかも。
でも俺、主人公の定光好きじゃないんだよな〜〜。
まあ、田中理恵のヒロインが出てくるまでは見るかな(笑)
あ、次回予告のイメージボード風なヤツはいいね。
あれ見ると面白そうに見える(笑)