◆第26話(最終回)「夢」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(谷口悟郎)、演出(吉本毅)、作画監督(平井久司)、メカ作画監督(まさひろ山根)

OPがEDで最終回バージョン・・今までの総集か・・。
というわけで今回は、ついにスクライドも最終回。
カズマと劉鳳、因縁の二人の雌雄がここに決するって話。
で、最後はいかにも少年漫画的お約束ラストであった。
カズマ、劉鳳、それぞれがアクト1、アクト2、アクト3、そして最後に生身での泥試合での戦いというお約束。
しかもイーリャンのアルターにより、かなみと水守だけでなく、ロストグラウンド中の人々の見守る中での決戦。
そして、ついに・・第1話より始まった、カズマと劉鳳、男と男、宿敵同士の戦いに決着が。
う〜ん、まあこんなものかなあと(笑)
確かに、二人の「宿敵」同士の戦いを超演出作画で描写して、きちんと決着もつけたのは高く評価するのだが(バトル漫画はたいてい「いい所」では終わらないから)、やはりかつての「あしたのジョー」やら、「デビルマン」「リングにかけろ」「北斗の拳」「ジョジョの奇妙な冒険(1部)」「修羅の門」などなどのバトル漫画以上の「何か」というのはなかったかな、正直(苦笑)
「お約束」以上のものがないんだよなあ・・。
まあ、こういうもののラストっていうのは、難しいけどさ・・。
俺自身が、もう「老いている」というのもあるしね〜。
ま、それはともかくとして、丸々一話使っての、モード1、2、3、そして泥々の生身試合というは良かった。
やはり「宿敵」同士の戦いというのは、ラストは泥臭くないとねえ。
あと、クーガーの兄貴は今日死亡でした。
でも後を託せるものを見守りながらに死ぬというのも格好良くはあるけど、できればクーガーの兄貴にはもっと格好良い死に方が良かったかな、正直(苦笑)
死に際を誤ったかもしれないな、兄貴・・。
まあそれはともかく、やはりカズマの「衝撃のファーストブリッド」はクーガーの兄貴譲りだったのだな。
それと、最後にみんなに想いを伝えたかなみちゃんのアルターは、どうやらリボンだったようです。
本人も気づいてなかったんだねえ。
そういや、リヴァイアスと同じく結構「秘密」やら「謎」っていうのが残ってるな。
まあ、本筋ではないから別にいいとは思うけどね。
あらゆるすべてが明かされる必要はないからねえ。
てっきりラストは、ロストグラウンドが空飛んで、ヴァイアにでもなるかと思ってたんだけど(笑)
で、スクライドってどういう意味よ?(爆)

でもって、総論。
まあ、最後の方は少し盛り上がりに欠けたけど、全般的にはかなり良かったです。
カズマと劉鳳という宿敵同士の対立を縦軸に、数々と襲い来るアルター使いとの戦いや、ロストグラウンドを巡る攻防などを、非常に少年漫画テイストたっぷりに熱く描いていたのが良かった。
作画も演出も、安定して高レベルだったしねえ。
キャラクターの魅力が高かったのもやはり勝因でしょう。
カズマと劉鳳という主人公の二人も良かったが、やはりサブキャラの魅力が高かった。
前半を引っ張ってくれた君島、後半美味しいところを見せてくれたシェリス、最後はあっけなかったがネチネチとした悪役ぶりを見せてくれた無常などが良かったです。
そして何といっても、物語全般を影で引っ張ってくれたクーガーの兄貴の魅力は素晴らしかったです。
まあしかし、黒田さんも第3世代のクリエーターなので、やはり「これ」といったオリジナルに欠けていたのは否めないですね。
どうしても「どこかから持ってきた」って感じの印象がありますからねえ。
まあ「新たなる枠組み(オリジナル)」っていうのは非常に難しいですから。
これは何も「送り手側」だけの問題ではなく、「受けて側」の問題でもありますけど。
まあ、それはともかく、「バトルアニメ」をきちっと作り上げたスタッフに感謝をです。
たぶん、キン肉マンU二世よりは間違いなく上ですから(笑)


◆第25話「ネイティブ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(黒木冬)、演出(喜多幡徹)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、無常を倒したカズマと劉鳳は、本土からの独立のためにかなみと水守とに別れを告げ、本土との戦いを続けるって話。
あの後の後日談(エピローグ)みたいな話であった 。
というかほとんど最終回だったな。
で、やはり劉鳳はシェリスに操を立てて、水守を降った模様。
やはり死人には勝てないか(笑)
あと、カズマとかなみも実質、両想い状態だったな。
そして、本土からのアルター艦隊との対決。
なんか二人とも「単体兵器」状態なのがいいねえ。
ほとんど無敵状態。
で、次回はついに最終回・・カズマと劉鳳との因縁の戦いに決着が?
あ、クーガーの兄貴出なかったな・・最終回で出番があるかな?


◆第24話「拳」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(加瀬充子、日高政光)、演出(加藤洋人)、作画監督(しんぼたくろう)、メカ作画監督(中田栄治)

というわけで今回は、ついに無常のいる場所へとたどり着いたカズマと劉鳳は、無常との決戦を迎えるって話。
またまたお約束な展開の連続である(笑)
かなみを人質に取られても前へと進み、無常との戦いを「ケンカ」と呼ぶカズマがイカス。
で、今回はついに劉鳳もあの因縁の結晶体との決着を迎える。
「ドリル」を使う結晶体がこれまたイカス。
またもやちょっと格好悪いフルアーマーモード絶影で、ついに結晶体を倒す劉鳳。
で、カズヤもお約束のフルアーマーモードに変身。
なんとなくサイーボーグガイ(笑)
あと、無常も「ドリル」・・やっぱサンライズはドリル使わないと駄目なんだな(笑)
で、向こう側の力を得て、お約束の巨大化無常。
無常、格好悪い(笑)
そして、
「貴様は大馬鹿だ〜!」
「そんなことは先刻承知よ〜!」
と、いう馬鹿肯定発言のあとの、
「これが、これだけが、俺の自慢の拳だ〜!!」
というカズマの絶叫による一撃で無常をついに撃破。
やっぱ少年漫画だなあ。
あと、クーガーもやっぱり生きていました。
でも、水守を守って死んだりしなかったな?・・この後クーガーの兄貴はどうなるんだろう?
とまあ、なかなか熱い展開でした。
でも、ちょっと無常があっさり過ぎたかなあ。
もうちょっと違う格好悪い死に方して欲しかったんだけど。
で、次回は本土から見限られてしまったロストグラウンド。
あと2話も残ってるな・・どういう感じに最終回を迎えるのか楽しみです。


◆第23話「シェリス・アジャーニ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(久城りおん)、作画監督(植田洋一)

監禁シェリス・・好きな黒田も・・。
というわけで今回は、クーガー、シェリス死す!って話。
もうジャンプ的「超お約束展開」でしたが、超絶作画と演出で、強引に力技で「感動」へと持っていきました(笑)
いやホントクライマックスだなあって感じでしたな。
まず、クーガーの兄貴。
「任せてください、水守さん」
「水守です!」
「あってるでしょ?」
というお約束も炸裂してくれて、
「んなこたぁ、わかってるんだよ、この蛇野郎がぁ!」
と、フルアーマーモードに変形が格好良いです。
しかし、これまたお約束の「他者のアルターを吸収して変質する力」という、無常のアブソープションの前に敗れてしまいました。
ああ、クーガーの兄貴〜!!・・でもまだ生きてると思うです(笑)
これで死んでたら、兄貴ファンとして怒ります。
兄貴はやはり水守を守ってしなないとねえ。
次に、水守と瓜核・イーリャン。
やっとこ瓜核の大技「瓜核ダイナマイト」が炸裂し、中枢を破壊。
しかし、よくわからない能力ではあるな、瓜核も。
そして劉鳳。
母を殺した宿敵である、結晶体との戦い。
その力の前に、これまたあっさり敗北。
情けないぞ、劉鳳!!(爆)
そして、ついについに・・、
シェリスの能力、「他者に自らの力を与える」、エターナルデボーテの完全体(デザイン・緒方剛志)が登場。
天使の姿とは、またお約束な(苦笑)
「劉鳳・・私はあなたを・・愛しています・・」
と、最初で最後の口づけで、その命を劉鳳のために与え・・シェリス散る!!
しかし、体までなくなるとは思わなかったよ・・ちょこっとだけまぬけ(爆)
もう、この辺りの作画の気合の入りぶりは凄すぎです。
で、カズマの、
「お前は今泣いていい!・・泣いて、いいんだ」
のいけるセリフの後の劉鳳の号泣っぷりがもう最高!!
男泣きイカス!!!
とまあ、超お約束展開ですが、燃えました。
少年漫画だなあ。
で、次回はカズマと劉鳳との、無常との最終決戦!


◆第22話「マーティン・ジグマール」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(吉永尚之、北村真咲)、演出(吉村章)、作画監督(木村貴宏)、メカ作画監督(中谷誠一)

というわけで今回は、無常矜侍が作り出したアルターの要塞に乗り込むカズマと劉鳳。
ついに、最終決戦の幕が切って落とされた!、って話。
で、今回はカズマvsビフ君たち、劉鳳vsマーティン・ジグマールの対決。
そして、ついに明かされるジグマール隊長の真意と秘密。
ジグマール隊長のアルターは、空気の圧力を操るアルター「アルターエイリアス」。
融合装着型&自立稼働型の複合タイプで、使うことにより老化してしまう模様。
だから老け顔だったのか!(笑)
で、ジグマール隊長はアルター使いとして初めて捕獲されて、色々研究されたそうです。
そして隊長の真意とは、ジグマール隊長の一部を使って作られた人工的なアルター使いである息子のようなイーリャンが人間らしく生きられる場所を作るためだったらしいです。
無常についてるあのイーリャンもどきも、やはり人工的に作られたのだろうなきっと。
で、劉鳳がロストグラウンドを守るために、本土に対抗する力となることを望んでいたらしいです。
なんか東方先生みたいです(爆)
あと、今回は劉鳳のアルターも進化して、まるで聖闘士の聖衣のような融合装着タイプモードに変化。
あまり格好良くないかも(笑)
でも、「俺はただのロストグラウンドに生きるネイティブアルターだ!」は格好良かったです。
で、どうやらあの謎のアルターはアルターの結晶体で、向こう側の住人って感じのようです。
そして、強いアルターを求めた結果、劉鳳に導かれてやってきたようです。
あの6年前の母の死は、自らにも原因があったってことですかあ。
しかし、大隆起を引き起こしたアルター使いっていうのは何者だったんでしょうなあ。
そして、カズマもビフ君たち、ネイティブアルター達とついに決着。
まあお約束展開ですが、自らの意志に目覚めたビフ君たちにより勝利。
最後の言葉、「俺、ビフ君・・」はあまり格好良くないかも(苦笑)
いやしかし、ジャンプの格闘漫画っぽい展開だなあ(笑)
荒木飛呂彦っていうより、やっぱ車田正美だよねえ。
しかし随分色々閉められてきたなあ・・もう最終回だもんな。
あと、今回はまたもやゲストアルターデザインに緒方剛志が・・作監は木村貴弘だったのかあ・・。
で、次回はやはりシェリス死す!?
スクライドは名前がサブタイトルになるとヤバイからねえ(爆)


◆第21話「ホーリー・アイ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(吉本毅)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、かなみをさらい、カズマと劉鳳に宣戦布告する無常。
そして怒れる二人は、衛星軌道上のホーリー・アイを叩き壊し、向こう側への扉を開き、ついに無常が力を手にいれるって話。
いやあ、豪快でいいわあ。
まさか地上から、人口衛星であるホーリー・アイを「叩き壊す」とは思いませんでした(笑)
この辺りの馬鹿豪快ぶりがスクライドだねえ。
そして、ついにカズマと劉鳳の怒りにより、「向こう側への扉」が開き、あの雷を操る白と黒のアルターと接触し、力を得る無常矜侍。
これまたさっきと同様、町ごとアルター化する豪華ぶりが良いですなあ。
まさに悪の秘密要塞。
しかし、やはりあのアルターがかなみちゃんのアルターなのかな?
で、あと無常の部下はどうやらイーリャンの兄弟みたいな感じですなあ。
あと、ラストのカズマと劉鳳のやり取りがいいですな。
「そう思うだろう、お前も(貴様も)!」とはもる所がいいですなあ。
で、次回は無常がいる悪の要塞へと突入するカズマと劉鳳。
そしてそこでジグマール隊長の真実を知るって話。
そろそろクライマックス突入って感じですねえ・・スクライドももう終わりかあ、残念。


◆第20話「由詫かなみ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(黒木冬)、演出(喜多幡徹)、作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(伊藤浩二)

というわけで今回は、総集編&それぞれの語り合いって話。
リヴァイアスと同じく、2度目の半分総集編で、状況のまとめ&進展って話でした。
いやあ、かなみちゃんやはり結構可愛いよね〜。
しかし「今が永遠に続けばいいのに」って何歳だ君は?(笑)
そのかなみちゃんもついに捕らわれの身に。
カズマと劉鳳はかなみちゃんを助けることができるのか?
で、どうやら無常はかつて劉鳳の父がロストグラウンドに進出の時に倒した組織か何かの生き残りのようである。
そしてアルター使いを本土で研究してアルターの秘密を探ろうとしているわけだな。
で、そういう事に詳しいクーガーは実は本土に送られて実験対象になったようである。
「もう体はボロボロ」などと言っていたが、それってもしかして最後に死んでしまうかもしれないという伏線?
にしても、カズマと劉鳳の因縁の対決は格好良いねえ。
宿敵かあ・・少年漫画だねえ・・。
で、次回はかなみ救出のためにホーリー本部へと向かうカズマと劉鳳。
かなみは、あそこだ!・・敵は、あそこだ!(笑)


◆第19話「常夏3姉妹」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(望月智充)、演出(三好正人)、作画監督(植田洋一)

というわけで今回は、来夏月操る常夏3姉妹と、劉鳳・カズマとの対決。
少女のピンチに颯爽とやって来るという、お約束の漫画的展開がなかなかに燃えました。
カズマは挿入歌付き。
で、ついに生身の女性を愛せない男、来夏月君は常夏3姉妹とともに撃沈。
常夏3姉妹も合体して、熱量を操れる「バーニングサマー」になりました。
でも、人の話を聞かないカズマ君の前にはあえなく撃沈。
「だから本物の女は嫌いなんだ!」となかなかの名言も吐かれておりました・・何、喧嘩売ってるの、黒田さん?(爆)
で、どうやら再登場はなしに、無常矜侍に吸収された模様。
無常のアルター能力はアルター能力者の吸収かな?
あと、シェリスのアルター能力「エターナルデボーテ」も初お目見え。
相手の能力を瞬間的に増幅できるようです・・使ってるときは声と顔が怖いです。
でも、体力をかなり消耗するらしく、これは最終回で劉鳳に力を与えて死亡確定って感じでしょうか?
出だしとか、泣きシーンとかはなかなかに可愛かったです。
あと、雑魚であったダースの正体も判明。
実は、能力の低いアルター使いたちを精製していた模様。
そして、かなみちゃんの能力も少し判明して、深層意識にアクセスできるとかいう感じらしいです。
とまあ、今回もなかなか伏線を張りながらラストに向けて突っ走っているようで面白かったですな。
いつも通り作画も良かったですし。
で、次回はついにカズマと劉鳳の因縁の対決に終止符が?


◆第18話「ストレイト・クーガー」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(谷口悟郎)、演出(加藤洋人)、作画監督(しんぼたくろう)、メカ作画監督(橋本誠一)

やっぱ格好良いなあ、クーガーの兄貴。
というわけで今回は、水守を襲うビフ君&水守と再会する劉鳳、そしてカズマとクーガーの対決って話。
クーガーの兄貴、サブタイトルになっていたので死んでしまうのかと心配でしたが、そんなことなくて良かったです。
まあその代わり出番もちと少なめでしたが。
でも、久々のハイテンションな早口と、何と言ってもラジカルグッド・スピード脚部限定による、脚力(クーガー)vs腕力(カズマ)の対決が見れたのは良かった。
「速さが足りない!」が格好良すぎ。
しかし、今はサイボーグ009をやっているせいか、クーガーが002に見えます・・加速装置もついてますし(笑)
あ、カズマよりも先に「衝撃のファーストブリッド」を使ったのも良かったな。
もしかしたらカズマに教えたのがクーガーだったのかも。
で、水守も無常に狙われているようで、今回はビフ君による襲撃がありました。
どうやらビフ君は意志制御でもされているのか、「ハンマー!」しかしゃべれないようです・・まさか声優さん亡くなったからじゃないよね?
あの「ハンマー!」状態に古典的脱出方法、でもってあすか君の「玉」セリフのせいで、真剣な場面なのに笑えます。
で、ついに劉鳳と水守も感動の再会。
これから劉鳳を巡っての水守・シェリスの大バトルがあるのでしょうか?
しかし、「お前を悪と断定する!」の劉鳳も格好良いなあ。
で、次回はシェリスがピンチで、常夏3姉妹が再登場。
シェリスのアルター能力がついに見れるかな?


◆第17話「寺田あやせ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(日高政光)、演出(吉村章)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、カズマ(シェルブリッド)vs寺田あやせ(ノーブルテンペスト)の戦い、そしてカズマの復活って話。
どうやらあやせさんは、脳改造されて洗脳されていたとかじゃなくて、弟のアキラ君のために戦っていたようである。
しかし、右手にそのまんま弟君の心電図をつけてるのって、ちょっと・・まぬけだ(苦笑)
しかも何かその心電図が都合よく使われすぎていて、ちと萎えた。
あやせさんも、何か急にお亡くなりなられたしねえ。
前回の劉鳳に比べるとその辺りが燃えない話だったなあ。
復活したのはいいけど、カズマがなぜにあんなに落ち込んでいたのかもさっぱりわからないしねえ。
まあ夢の中の君島と、無常との戦いは良かったけどね。
でまあどうやらアルター能力とは、この世界とは違う、「向こう側の領域」である別世界にアクセスすることでその世界から力か何かをもらい、自らの「エゴ」を具現化できる人間のことのようである。
だから「フェチ」が多いのか・・アルター使いって・・。
でもって本土の人間は、その力を使う方法を探しているらしい。
で、たぶんその鍵としてカズマや劉鳳を狙っているわけだな。
まあ「向こう側」の秘密はそのうち明かされるであろう、かなみちゃんの秘密とかと共に。
そういえば、今回はビフ君も再登場であった。
どうやらお亡くなりになられた松尾銀三さんの代わりに島田敏さんが声優をやられるような感じである。
で、次回はついにク−ガーの兄貴が!?


◆第16話「来夏月爽」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(吉本毅)、作画監督(平井久)、メカ作画監督(まさひろ山根)

ときめいて死ね!
というわけで今回は、記憶を失くした劉鳳を元に戻すために運慶と、常夏三姉妹操る来夏月爽(結城比呂)って話。
常夏三姉妹・・アルターでした(涙)
しかも自分の理想の女の子をアルターにしたという、来夏月爽君という駄目駄目君のアルターでした。
なんてこったい!、俺の青春を返せ!!(爆)
まあそれはともかく、今回は劉鳳は運慶と来夏月の策略でついに記憶を取り戻したのであった。
っていうか、早いな。
もうちょっとかなみや、村の人々との交流があってからの方が良かったと思うけどねえ。
しかし、劉鳳が「自分の中の正義」に立ち返り、自らの正義の思うままに生きることを決意する所はメチャクチャ格好良かったねえ。
やはりカズマと劉鳳は似てるな・・自らの信念、意志のままに生きる所はそっくりだな。
あと、今回はシェリスの過去の一旦が見れたのと、実質上告白のシーンが良かったねえ。
どうやらシェリスのアルターは有効範囲が狭く、一人では使いにくいらしいから、やはりクライマックス用の取って置きかな?
自爆系(メガンテ)とか?、ブースト系(力の増幅)とかかな?・・果たしてどんな能力なのであろうか、楽しみである。
にしても、やはり運慶は笑えますな。
「ぼくらホーリー仲間」という才能のないサブタイトルっぷりや、ほとんどギャルゲー的感じな話の展開が最高でした。
っていうか、運慶と来夏月君は、ギャルゲーマーっぽいな(笑)
長女・お姉様系、次女・眼鏡のしっかりもの系、三女・おちゃめ系っていうお約束だしねえ。
なんかホーリーってフェチばっかだな。
しかしこれで運慶の出番終わりかなあ・・残念。
そいや、どうやらかなみちゃんの能力(アルター?)も、運慶と同じく精神干渉系のようです。
もしかしてあれだけカズマや劉鳳たちを籠絡できるのは能力のおかげ?、でもアレは地っぽいけど。
それとも常夏3姉妹のように、かなみちゃんもアルターとかの可能性もあるかな?
しかし、「劉くん」はいいなあ・・名前から、あだ名へと呼び名が変わるのはときめもの頃からのお約束だねえ。
そして、ラストにとうとうあやせさん再登場。
なんか大分脳改造されてるっぽくて、かなりいい感じです。
果たして、このブラックあやせさんを元に戻すことができるのであろうか?
できるとすれば、やはりそれは君島の思い出か?
あと、瓜核もいい味出してきてるしな〜。
とまあ、今回は非常に密度が高くて急展開で面白かったです。
キャラも生き生きして、立ってきてるしねえ。
作画も平井&山根のベストコンビだったし。
で、次回はあやせさんとの対決。
果たしてあやせさんの、「背負うもの」とは何なのか?・・やはり弟君か?
あと、とうとうホーリーに敵対した劉鳳とシェリスといい、今後が非常に楽しみです。


◆第15話「はぐれ者」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(黒木冬)、演出(西村大樹)、作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(伊藤浩二)

というわけで今回は、アルターの賭け試合をするカズマと、インナーの人々と交流を深める劉鳳って話。
アルターファイトか・・やっぱそういうのはアリだよねえ。
で、どうやらカズマは劉鳳のように記憶がなくなったわけではなくて、何かの理由があってかなみの元へと帰っていかないようである。
果たしてその理由とは。
しかし、右目はアルター使ってないと開かないのかな?
で、劉鳳は逆に記憶を失ったために、かなみと市街の外のインナーの人々と仲良くなるのであった。
少し強引ではあるが、そうすることで劉鳳に中と外の世界を見せるのだな。
なんかかなみと劉鳳のやり取りがなんか良かった。
しかし、この後は悲劇があるんだろうねえ。
で、思ったよりも早くシェリス達ホールドとの再会があるようである。
次回は常夏3姉妹と運慶再登場。
愛の泉って、あ〜た。
で、無常達の言う「向こう側の領域」とはなんなのであろうか。
にしても、クーガーはやっぱり格好良いねえ。


◆第14話「無常矜侍」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(谷口悟朗、北村真咲)、演出(久城りおん)、作画監督(小林理)、メカ作画監督(中田栄治)

OPの君島が泣ける・・。
というわけで今回から第2部始動。
どうやら、カズマと劉鳳の戦いによるロストグラウンドの再隆起現象から8カ月もの月日が過ぎて、かなみは悪党たちに捕まって、強制労働をされているようである。
で、そんな時に記憶を失った劉鳳が現れ、かなみたちを助けるって話。
なんかまるで北斗の拳かレイズナーのような展開(笑)
で、どうやら劉鳳は記憶を失ってしまったようである。
しかし徒手空拳で戦う劉鳳は格好良いなあ。
で、どうやらアルターの分解をさせることはできるようであるが、絶影は使えなくなっているようである。
これからはかなみと劉鳳との絡みがありそうで、今後が楽しみです。
あと、新キャラである本土からの使者、無常矜侍(白鳥哲・・昴治君)も登場。
そして、どうやら本土に連れ去られたアルター使いたちを生成して、部下として使っているようなので、もしかしたら、そろそろあやせさんの再登場もありかな?
なんか、このキャラもなかなか一物ありそうで楽しみです。
で、どうやらアルター能力とは、「向こう側」への扉を開けることのようである。
「あの領域」ってことは、アルターとは異世界のエネルギーとかを使えることかなのかもしれないねえ。
そして、どうやらカズマも生きているようである。
果たしてこれからどうなるのか・・楽しみである。
で、今回の敵アルターのデザインになんとあのブギーポップのキャラデザで有名な緒方剛志さんが・・なぜに?
で、次回はかなみと劉鳳が接近し、カズマと水守が再会?


◆第13話「ロストグラウンド」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(日高政光)、演出(加藤洋人)、作画監督(寺岡巌)

君島、やはり死んでいたか(涙)
というわけで今回は、君島の死により怒にかられたカズマはホーリー部隊を壊滅させる。
ホーリー部隊を壊滅させられシェリスをも傷つけられた劉鳳もカズマを探す。
そしてついに、怒りと憎悪の果てにカズマと劉鳳は宿命の対決を迎えるのであった、って話。
何と言っても今回は迫力満点の、カズマ@シェルブリッドvs劉鳳@絶影との怒りと憎悪の対決が凄い!
やっぱサンライズの作画力は凄いねえ。
で、どうやらその対決の時にカズマが「あの領域」か何かに覚醒したらしく、ロストグラウンドの再隆起が始まる。
カズマ、劉鳳、そしてシェリス、瓜核、イーリャン、かなみ、水守、あすか、クーガーなどを巻き込んで大変なことになったようである。
果たして次回はどうなるのであろうか?
あの雷を使う白と黒のアルターの正体は何なんでしょうねえ・・やはりオリジナルアルター?
で、どうやら捕まったアルター使い達は本土で実験体か何かにされているようである。
果たしてジグマール隊長の目的は、本土の思惑とは、隊長の年齢詐称疑惑は?、って感じです。
しかし、あの観葉植物は謎だったな。
あと、カズマの「倒れるとしてもは前のめりだ、そうだろ君島!」とか、君島の形見の拳銃をアルターにしたりというのも格好良かった。
劉鳳の「女ごときが邪魔をするな!」の問題発言もいいよね(笑)
で、スイカ移動もできる瓜核は結構いいヤツの模様。
で、次回からは新展開?、新キャラも登場の模様。


◆第12話「君島邦彦」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(渡辺純央)、演出(山田弘和)、作画監督(植田洋一)

さらば、君島。
というわけで今回は、何者かにかなみの働いている工場が襲われる。
で、カズマがその犯人としてTV中継されるって話。
今回は、あの仮面をつけた9人(?)の敵たち。
どうやら、彼らは互いの体をを霧に変えることでカズマの攻撃を交わしていたらしい。
でも、それも君島の機転のおかげで倒すことができる。
俺はてっきりイーリャンのアルターかと思ってたよ。
で、今回ついに君島死す。
今回の大立ち回りが格好良かっただけに、惜しい男を亡くしたものである。
合掌。
で、今回はクーガーもジグマールに詰問を受ける。
「俺は俺の味方です」というクーガーが格好良い。
このアニメ、主人公より脇役の方がかなり格好良いんだよね(爆)
で、水守もホーリーを離れて生活していた橘あすかと再会する。
今回のTV放映も実はイーリャンの仕業ではなく、他の何者かの仕業(本土?)のようで、あちらこちらで話が動き始めて面白くなってきた感じである。
これからはカズマも孤独な戦いを強いられそうだしねえ。
で、次回は君島の復讐にかられるカズマ。
あとロストグラウンドの秘密も明らかに?


◆第11話「アルターズ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(吉本毅)、作画監督(平井久司)

というわけで今回は、総集編による回想&状況説明。
でもって捕まった水守を救出するクーガーって話。
まあ、総集編なのであまり言う事なし。
今までの展開と周りの状況がわかったのは良かった・・まあ総集編だからな。
で、何やら今度はかなみちゃんがスーパーピンチに。
果たしてかなみちゃんの正体とは?
あ、クーガーはちょっと格好良かったな。
奴のアルター、実は結構凄いんだねえ。
でも、「ミモリさん」はもっと美味しいところで使って欲しかった気はするな。
で、次回は君島が大活躍?
やはりこのアニメ次回予告格好いいなあ。


◆第10話「スーパーピンチ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(黒木冬)、演出(高木茂樹)、作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(伊藤浩二)

かなみちゃん可愛いじゃねえか。
というわけで今回は、崖っぷちのスーパーピンチ、専守防衛型アルター使い崖っぷちのマクスフェルことエマージー・マクスフェルとの戦い。
え〜と、なんていうか凄い話。
言ってしまば勇者ロボのパロディなんだが、なんか凄く変。
正直、ちょっと引いた(爆)
でもライダースーツを着た彼が、「助けて僕のスーパーピンチクラッシャー!」と叫びながら、鈴木竜也・鈴木卓也作画による勇者ロボまんまエフェクト&アクションで動き回るバトルはかなりの見物。
「もっと輝け〜!!」とかいうカズマもかなりアレ。
キャラ作画も大貫健一だし、作画の凄さだけは凄かった。
でも、内容はっていうか、キャラがやはりちょっと引いた(爆)
こういうアレでナニなキャラばかりが出てくるのはやはりジョジョだったりするのかも。
カズマの前頭葉の退化ぶりは車田なんだけどねえ。
で、どうやら裏では水守がスーパーピンチ状態。
果たしてジグマールの陰謀とは?
で、次回はスーパーピンチの水守を助けるのは果たして誰?
やっぱりスーパーピンチクラッシャー?


◆第9話「シェルブリッド」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(やまざきかずお)、演出(久城りおん)、作画監督(寺岡巌)

というわけで今回は、そこに住む動物たちがアルター使いであるというアルターの森へとやってきたカズマは、謎のアルターと戦うって話。
ってなわけで少年格闘漫画のお約束、修行して強くなるカズマ。
で、そのアルターの森に劉鳳の仇かもしれない、雷を使うアルター登場。
今のところその正体は謎だけど、もしかしたら宇宙から飛来したオリジナルアルターとかそういうのかも。
それかかなみちゃん関係か?
まあ、それはともかく彼のおかげで強くなったらしいカズマのシェルブリッド。
さてさて、今度はどんな戦い方をしてくれるのやら。
で、水守も密かにホーリーの事を調べるが、詳しいことはわからずじまいのようである。
なんか、裏でイーリャンも動きまわっているよう。
果たして、ホーリーの思惑とは。
あと、新キャラも幾人か登場。
エマージー・マクスフェル(千葉一伸)と、晩夏(冬馬由美)、仲夏(まるたまり)、初夏(大本眞基子)の3人娘。
3人娘の活躍は楽しみだなあ。
で、次回はその新キャラエマージーとの戦い。
なんかピンチがチャンスになるタイプらしい。
マゾか?

追記
最初の敵であり、これから美味しい役を担いそうであったビフ君役をやられておられた声優の松尾銀三さんが、お亡くなりになられたそうである。
享年49歳の・・夭折ですか。
ご冥福をお祈りします。


◆第8話「最悪の脚本(マッド・スプリクト)」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(高松信司)、演出(いとがしんたろー)、作画監督(小林理)、メカ作画監督(中田栄治)

あ、君島生きてた。
というわけで今回は、君島の頼みでホーリー本部へとやってきたカズマが、雲慶(堀内賢雄)のマッド・スプリクトに捕らわれるって話。
人間の思考を変換して物語の登場人物にするという雲慶のアルター、マッド・スプリクト(スクリプトをスプリクトにしてるのはわざとだろうなあ)
まあ、ジョジョ的に言えば、オインゴボインゴ兄弟とか、ヘブンズドアーと言った感じであろうか。
これもそれほどオリジナリティがあるわけではないが、ジグマール隊長のセリフや、カズマの「全然つまらねえ、練り込みも足りねえ」とかのセリフがちょっと、黒田洋介の自分自身への自虐的なセリフっぽい所が良かったな。
でも、なんか作画が妙に変だったな。
ビデオとかでは修正されるのかな?
で、捕まったアルター使いたちを助けることができずに、どこかへ輸送されてしまうカズマ。
で、次回はアルターの森に行くようである。
やはり修行か?


◆第7話「橘あすか」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(北村真咲)、演出(山田弘和)、作画監督(植田洋一)

というわけで今回は、地下に閉じ込められたカズマとあすかは二人で協力して脱出するって話。
やっぱりスクライドは、戦闘の駆け引きとかよりも、思想的・価値観的なぶつかりあいがメインな所がジョジョ(荒木)っていうより星矢(車田)だなあ。
で、今回でカズマと分かり合うことができた橘あすかは、自らが考え決めた道を歩き始める。
やはり、バカだけど前向きで、能動的で、あきらめたり逃げたりしないっていうカズマの考え方がテーマなんだねえ。
そしてそのカズマの思想に他の者も感化されていくわけだな。
まさしく少年漫画的展開だな。
さて、孤高となった橘あすかがどのような道を歩むのか、今後が楽しみである。
それにしても、動物がアルター使いとかっていうのは、ジョジョまんまだったするから、その辺りのオリジナリティはもうちょっと欲しいところだね。
で、どうやら隊長はカズマのこともあすかのことも知っている模様。
果たして、隊長の思惑とは。
あと、最後に君島も死亡?・・だとしたらもったいなさすぎるぞ。
そいや、かにみちゃんに見せられたかもしれないカズマの過去も気になるねえ。
で、次回は最悪の脚本。
自分のことでも言っているのであろうか、黒田さん(笑)


◆第6話「絶影」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(谷口悟朗)、演出(吉本毅)、作画監督(糸島雅彦、ヒサユキヒロカズ)、メカ作画監督(まさひろ山根)

OP、一応少しは変わっているようである。
というわけで今回は、ホーリー部隊によるロストグラウンドの本格的な制圧が始まり、それに対抗するために集まるホーリー使い達って話。
で今回の見所はやはり、ホーリ対ネイティブアルターの集団アルター戦闘。
なかなかに作画も良くて面白かった。
しかし、アルターのデザインっていうのは本当にひとそれぞれで色々なのだな。
中には笑えるデザインのものもかなりあった。
あと、昨日の敵は今日の友ってことで、一話に出てきたビフ君も仲間になるのもお約束であるな。
でも、できればもっと他のアルターたちの活躍も見たかったねえ。
そして、今回はついに真の姿を現す絶影。
これは流石に他のアルターと違ってデザインが非常に格好良くて良かった。
あと、今回はホーリーを除隊された橘あすか君も再登場。
次回はそのあすか君と、かずまの再戦である。
しかしシェリスも、スイカ君のアルター能力は結局よくわからなかったな。


◆第5話「桐生水守」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(黒木冬)、演出(高木茂樹)、作画監督(寺岡厳)

というわけで今回は、自らの進みべき道を見いだす水守、病気のかなみを救うためにホーリーを襲うカズマ、そして橘あすかのエタニティエイトとの戦い。
ふむ、なんつうかやっぱスクライドって、格闘漫画なのな。
しかも戦うものの信念や意志の力で勝つところが、戦闘の駆け引きがメインであるジョジョ(荒木飛呂彦)ではなく、星矢(車田正美)って感じだ。
口より先に手が出るカズマなんて、「いきなりペガサス流星拳!!」の星矢そっくりである(笑)<駆け引きでなく意志の力で勝つところとか
それゆえに、バトルの面白さというより、意志と意志の戦い、信念と信念のぶつかりあいがメインな感じだねえ。
で、今回は前に出てきたお坊ちゃん風の少年、橘あすか(岩永哲哉)との戦い。
彼のアルターは、生命を操る八つの宝玉、エタニティエイト。
生物を自在に操ることができ、攻撃や防御もできるようである。
彼は自らの存在意義、自己実存のためにホーリーにいるようである・・あと、彼女のためでもあるらしい。
「僕の大事な玉を〜!」がちょっと笑える・・前回といいわざとだろうなあ。
で、見た目と同じくなかなかに弱々で、あっさり撃沈であった。
それと、前の立浪(生きてた)がそうらしいのだが、激しい精神的な過負荷があると、2度とアルターが使えなくなるようである。
で、あと今回は水守と劉鳳の話でもあった。
水守も、劉鳳との思想や価値観の違いから、自らの生きるべき道を見いだしたようである。
まあ今後の彼女が楽しみである。
あと、今回は水守と劉鳳を巡っての、クーガーとシェリスがなかなかに面白かった。
この辺りも楽しみだねえ。
それと、毎回出てくるかなみちゃんの夢っていうのはなんなんだろうねえ。
まさかカズ君が、かなみちゃんのアルター!?、ってなこともあるかもなあ。
で、次回は再び劉鳳の絶影と、カズマのシェルブリッドとの戦い?
ここがいわゆる正念場って、次回予告面白いな、やっぱ(笑)


◆第4話「ビッグ・マグナム」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(久城りおん)、作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(伊藤浩二)

OP、歌は一話目と一緒であったが、絵は違った。
これはやはり毎回違うかも・・楽しみである。
というわけで今回は、巨根対決!ではなかったです(笑)
で今回は、ホールド(ホーリー)によって、強制収容された人達を助ける助け出すカズマたちって話。
今回現れたホーリーのアルター使いは巨大な銃型のアルター・ビッグマグナムを操る立浪ジョージ(高木渉)。
「太いんだよ!」「固いんだよ!」と叫びまくりで、見たまんまの駄目キャラでした。
アルター使いってこんなのばっかりかい!(笑)
でも、これで退場かもしれないな・・なかなかに美味しいキャラなのに。
それと、捕まった弟を助けるために協力する女性、寺田あやせ(西原久美子)も登場。
彼女は、物を水へと変換できるアルター使い。
まあでもそれだけで、水を動かして攻撃したりなどの能力はないようである。
彼女の再登場はあるのかな?
で、やはり今回の見せ場は、立浪のビッグマグナムの弾丸をはじき返して、バレル内に叩き返す所であろう。
ここの描写が格好良くて良かった<マクロスのダイダロスアタックを思い出した
あと、カズマの「俺の目の前に分厚い壁があって、それを突破しなければいけないなら、俺は迷わずこの力を使う」とか、
「一度こうと決めたら、自分が選んだのなら、決して迷うな!、迷えば、それが他者に伝染する!
選んだら進め!、進みつづけろ!」
というのも青臭くて良いね。
やっぱこういうのが黒田って感じだよねえ。
まあしかし、アルター戦はあまりひねりがないガチンコバトルだから、ちとつまらなくはあるかな、
もうちっとこう手練手管が欲しいところではあるな。
まあどっちかっていうと、精神的な戦いなのかもしれないけどね。
それと、今回はかなみちゃんの出番も多くて良かった。
果たしてかなみちゃんの夢の正体とは?
で、次回はかなみちゃんが病気に&桐生水守の話のようである。
かなみちゃんがとうとう!?


◆第3話「ホーリー」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(渡辺純央)、演出(いとがしんたろー)、作画監督(植田洋一)

OP、また変わっている。
まさか全話変える気か・・本気?
もしかして歌も26番まであったりして・・日本で一番長い歌、鉄道唱歌みたいだな(笑)
そういやエヴァのEDも、色んなヴァリエーションがあったりしたなあ。
まあなかなかに面白い趣向なので、これは毎回どこが変わっているのかを見たりできるので楽しみである。
伏線にもなってるしね。
というわけで今回は、ホーリーに拘束されたカズマがホーリーから脱出って話。
で、どうやら劉鳳は6年前に謎のカミナリを使い、右腕が黒く、左腕が白いアルター使いに母を殺された事により、
アルター能力を覚醒させ、そしてそのアルター使いを追っているようである。
そのトラウマが、劉鳳に秩序を乱すものに対する怒りを産んだわけだね。
まあお約束でしたな。
しかしもうちょっと引っ張ってもいい気がするのだが、
もしかしたら、この後にまだまだ色々なカードがあるってことかもしれないな。
で、あのアルター使い(アルター?)は何者なのであろうか。
やはりカズマやかなみとか、カズマの父親とかが関係するのであろうか。
まあ、その辺は今後だね。
でもって、ホーリーに拘束されて、脱出するカズマ。
まあ水守の手引きがあったとはいえ、ホーリー、ちとセキュリティが甘いかも。
しかし、他のホーリーのアルター使いの活躍が見れなかったのは残念だな。
もうすぐでスイカ野郎(瓜核)の能力わかったのにな。
で、実はカズマとクーガーは実は顔見知りのようである。
しかし、かなみの夢っていうのはなんなんだろうねえ・・やはりアルター関係なのであろうか。
とまあこれからは、自由、混沌、個人を象徴するカズマと、
法、秩序、組織を象徴とする劉鳳との対立の構図から、
何らかのテーマへと昇華させる感じでいくのであろうな。
うむ楽しみである。
で、次回はビッグ・マグナム、タツナミ登場<ちょっとホルホース入ってます
大きいもの、硬いもの、雄々しいもの・・二人は、男の太さを競う。
って、おい(笑)


◆第2話「劉鳳」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(谷口悟朗)、演出(山田弘和)、作画監督(寺岡巌)

なんか、いきなりOP変わってるじゃん。
もしかしたら話によってOP変えて行くのかもな。
微妙に歌詞が本編に関係あるのが良い感じ。
というわけで今回は、水守の視点から見たロストグラウンドと、7年前の水守と劉鳳の事が語られるって話。
時間をいったん少し前に戻して語るところが面白い。
で、桐生水守は財閥の御令嬢か何かで、そして博士でもあるらしい。
そして劉鳳とも7年前に出会っていたようである。
あの胸のペンダントは劉鳳との思い出の品なのな。
で、劉鳳との再会を楽しみにしていたのだが、劉鳳はこの7年間の間に変わってしまったようである。
やはりあの父親や母親と関係があるのであろうか。
まあその辺りのことは、今後語られるであろう。
にしても、アルター使いって駄目なヤツ多そう(笑)
ストレイト・クーガーのラディカルグッドスピンのキティっぷりには笑ったよ。
アルター使いってあんなヤツばっかりなのかもなあ。
あと、シェリスはなかなかにキツイ性格をしていて面白い。
水守を牽制していく辺りが良いね。
で、ラストはこの前のカズマと劉鳳との戦いとリンク。
そして次回に繋がるらしい。
やはり今回は水守を主人公にして、カズマたちインナーとは違う視点から世界観や設定が語られたのが良い感じであった。
で、次回はホーリーに捕まったカズマが水守を連れて脱走って話。


◆第1話「カズマ」
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(谷口悟郎)、演出(吉本毅)、作画監督(平井久司)、メカ作画監督(まさひろ山根)

というわけで、信者もアンチも多い新進気鋭の脚本家、黒田洋介が送る電童なきあとのサンライズアニメ、スクライド。
脚本だけでなく、監督に谷口悟郎、作画に平井久司、山根まさひろと、完全にリヴァイアスチームによる作り。
まあリヴァイアスは好きだったが、ラストの大団円っぷりには激しく萎えたな。
それはともかく、内容は「バイオレンスジャック」&「ジョジョの奇妙な冒険」って感じ。
一般社会より隔絶された無法と混沌の世界ロストグラウンドで、謎の能力を操るアルター使いが戦うという、
まあ、誰でも考えつくようなネタで、オリジナリティはほとんどないといってもいいであろう(爆)
だがしかし、自分はオリジナリティというのにはそれほどこだわらない。
エヴァのように、ありものの要素を組み上げてアレンジし、そしてそのつぎはぎの世界から、なんらかの「何か」を語ることも高く評価している。
そも、オリジナリティなどというものは(長くなるので割愛)
とまあ、オリジナリティを作る能力を激しく無くした今の世代特有の作りであるが、俺はそういう作り方を肯定する。
まあ自分自身がそういう人間だからね・・人は自分自身を肯定する。
で、感想だが、いや非常に面白かった。
そもそもこういうアレンジされたものが好きなのもあるが、こういう世界が非常に好きだ。
自由と混沌の地ロストグラウンド、特異能力者アルター使い、対アルター能力者特殊舞台ホーリー。
う〜ん、格好良い、イカス、最高、超好み!
激しくジャックだったり、ジョジョだったりするがやっぱり面白い!!
ちゃんとロリっ娘からお姉さん風キャラなどの萌えキャラを配置しながら、
「自由」とか「愛」とか「生きることの意味」とか、青臭い精神論を語りそうな所も、オタでロックな黒田節で良い(笑)
あと、リヴァイアスのゲドゥルトやヴァイタルガーダーなどもそうだが、
スクライドのロストグラウンドやアルターという、そういうヴィジュアルでびびっとくる視覚センスはアニメならではのインパクトで流石だと思うね。
というわけで、今後が非常に楽しみである。
とりあえず、由詫かなみちゃん(田村ゆかり)には萌えておこう(笑)
で、次回は今回カズマを倒した劉鳳の話である。
しかし、このあとに「シャーマンキング」とは。
ここはジョジョ枠と呼ぼう(笑)


戻る