◆機動戦士ガンダムSEED DESTINY 

☆公式サイト SEED公式
         http://www.gundam-seed.net/
         SEED DESTINY公式
         http://www.gundam-seed-d.net/

☆配信サイト MBS 予告ライブラリ
         ※現在、予告の他に「放映決定スポットCM」、「ゼロアタック」、「ファーストアタック」を配信中
         http://mbs.jp/gundamseed-d/index2.html
         機動戦士ガンダムSEED DESTINY フレッツ(BB配信) 
         ※放送終了後、その回を無料でブロードバンド配信(毎週土曜22時(午後10時)頃に更新。)
         http://flets.gundam-seed-d.net/top.html


◆最終回「最後の力」

種デス・・なかなかに投げっぱなしな最終回でした。
ガンダムっぽいといえば、ガンダムっぽかったわけですが、DVDにエピローグもつくようで、それを視野に入れての最終回だったかもしれないです。
勘弁して欲しいなあ・・。

まあそれはそれとして、最終回はバトルはなかなかにイけてました。
バンクも多かったですが、密度あるMS戦や艦隊戦はやはり種の華ですね。
特に、アークエンジェルvsミネルバは燃えました。
しかし、乗り切れない部分があったのも確か。
やはりキラ達の「大義」や「正義」が見えにくい部分があったからでしょう。
ガンダム作品は、なんだかんだと基本は「勧善懲悪」であり、エゴイスティックなイデオロギーを持ち出しながら、「悪」は概ねありえないぐらい「悪」です。
でも、デュランダル議長の打ち出した「Dプラン」は、今までのキチガイ的な作戦を打ち出すガンダムの敵役に比べると、色々非合法的な手段が裏にはありながらも、表向きには「賛否両論」ある可能性を持ち出した、懐柔案だったと思われます。
しかし、キラ達は自らの限られた情報などから、議長の案を独断と偏見に基づき否定し、それを力押しで破壊する辺り、乗り切れませんでした。
そもそもキラ達は「絶対的正義」として描かれていたわけですが、どうにも根拠に乏しく行動していたために、その辺の「正義」の部分が見えにくかったんですよね。
そういう意味では、「それぞれの正義」と言えなくもないわけですが、どうにもキラ達の方が「正しいっぽい」と描かれてるわりに描ききれなかったが原因かと。

あと、シンちゃんですが、かつてアスランがそうであった、「憎しみ」と「過去」に縛られた存在ってのは面白くはあったのですが、シンちゃんもどうにもそれらの部分を生かしきれず、「単に頭の弱い子」としてしか見えなかったのは、残念な限りです。
まあ、シンもルナも生きていたのは、ほっとしたのではありますが・・。

とりあえず、種デスは種の頃に比べるとあんまり惹かれなかったせいか、感想なんかも中途半端ではあったわけですが、まあ時間があれば徐々に書いていきたいとは思います・・一応、メモ書きはあるんで。


 

◆PHASE24「すれ違う視線」3
脚本(吉野弘幸、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(吉村章)、キャラ作画監督(山口晋)、メカ作画監督(有澤寛)

というわけで今回は、アスランはキラとカガリにその行為を止めるために会いに行くって話。
前回の大混乱へのフォロー話・・ちゃんとそういうののフォローがあるとこは良い感じ。
でもって、アスランとキラ&カガリがミリアリアの仲介で再会。
アスランの言うことの方がまったくもって正論だとは思う訳だが、議長=影の黒幕だとすると、キラの言うことがもっともらしく聞こえる感じだな。
実のとこSEEDは、「リアルっぽい」ファクターに彩られながらも、その実「スパロボ」であり、善とか悪とかははっきりしてるんで、この場合「戦争を止めようとする」キラ達の方が「正義」となるんだよな・・ややこしい(笑)
それにしても、追っかけルナマリアがなんか凄い。
艦長の命令なんだろうか?・・それとも愛がゆえに・・「ストーカー説」に自分は一票(笑)
で、それとは全く関係なしに、シンとレイが連合の秘密研究所に探索任務。
いちパイロットにいきなり探索任務させる辺り、流れが強引だな。
SEEDは(両澤千晶はではあるが)、「ストーリー的整合性」より、キャラクターに重点をおいた「ドラマやシチュエーション優先(エピソード重視)」で話進めるからなあ。
井上敏樹とかの得意技ではある。
まあそれはともかくとして、どうやら連合の「強化人間」の研究とレイの出生には関係があるようで、その辺ちょっと楽しみ。
あと、今回がSEEDお約束の「お風呂シーン」が登場・・カガリとラクスの入浴とは豪気だな。
「天使湯」に「うどん」は笑った・・オーブはホント日本式だな。
今回は、平井久司も原画で投入、多分風呂シーン。
相変わらず、そういうポイント押さえるとこは上手いな(笑)
で次回は、強化人間の秘密に迫る。


◆PHASE23「戦火の蔭」4
脚本(大野木寛、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋、福田己津央)、演出(高田昌宏)、キャラ作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(西井正典)

というわけで今回は、ミネルバとオーブの戦いに、アークエンジェルとフリーダムが乱入するって話。
うわあ、ドンガラガッシャン・・フリーダム強すぎ。
彼我兵力差がありすぎる・・圧倒的じゃないか!(笑)
アークエンジェルとフリーダムが出てくると、いきなり話が「ファンタジー」になるなあ。
「悪の帝国」に従うしかなくなった「王国」から離れた王女が、「大天使騎士団」と「自由騎士」と共に「王国護衛団」の戦いを止めるってのは「ファンタジー」ならありだが、「SF」でやるといきなりリアリティがなくなるからなあ・・まあ、「スペオペ」とは言えるかもしれない(笑)
トンデモっぽいとこは「ガンダム」っぽくはあるな・・つか、SEEDって「Gガンダム」とか「ガンダムW」の方がノリは近いんだよな。
という感じでアークエンジェル&フリーダム乱入で、事態は大混乱。
「オーブの理念」を守るために戦闘中止を叫ぶカガリの気持ちはわからんでもないが、無理すぎる。
お馬鹿にに見えてもユウナの方がやってることは正しいからな・・カガリ、相変わらず考えなさ過ぎ。
とはいえ、三つ巴のゴチャゴチャ戦闘に、圧倒的な強さを誇り両軍を無力化するフリーダムの描写は流石は、いけいけ僕らのスーパーロボット・フリーダムって感じで圧巻だった。
で、早くも西川ハイネが戦死・・ハイネさんかい、早い早すぎるよ!
まだコレといった見せ場がないのに死ぬのは早すぎる。
ゲストキャラなんで仕方がないんだろうけど、もうちょっと出番ほしかったとこ。
今回のグフの活躍も格好良かったし、キャラ的に良かったのにもったいなさ過ぎる。
「ザクとは違うんだよお、ザクとは!!」
を言うために出てきただけみたいになっちゃったな(笑)
まあってな感じで、ラクスチーム乱入で大混乱で面白くはあった。
で次回は、そんなキラ達とアスランが再会。


◆PHASE22「蒼天の剣」3
脚本(大野木寛、両澤千晶)、絵コンテ・演出(谷田部勝義)、キャラ作画監督(森下博光)、メカ作画監督(吉田徹)

あれ・・サブタイトルがPHASE21になってる・・間違いかな?
相変わらずアタフタしてるなあ。
というわけで今回は、黒海防衛のためにオーブと対決することになるミネルバって話。
どうやらステラのシンの記憶はデリートされたようであり、なかなかに切ない。
この辺、シンとの再会話もあるだろうし、どうなるか楽しみだな。
ハイネも相変わらず気さくなアンちゃんぶりが全開でいい感じ。
西川はいっぱいいっぱいな感じだけど、アスランに道行きを示すとこは手練れた感じもあり格好良い。
今回はグフでの出番はなかったが、次回はあるようなんで期待だな。
で、オーブとの黒海防衛戦。
「集団的自衛権」とか「国際貢献」とか思い出してしまう辺り、ホントにオーブ=日本って感じだな。
バトルは緒戦なこともあってか、見所はそれほどなし。
オーブだろうとなんだろうと容赦なしに戦う辺り、シンちゃんその辺は偉いね。
しっかし、フリーダムはホントいつも美味しいところで出てくるなあ・・格好良くはあるけど。
で次回は、ザフトvsオーブにアークエンジェル乱入。


◆PHASE21「さまよう眸」3
脚本(両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(西山明樹彦)、キャラ作画監督(しんぼたくろう)、メカ作画監督(高瀬健一)

というわけで今回は、休暇を過ごすシンは、ステラと運命の出会いを果たすって話。
アバン、メチャクチャ爆笑した・・もてる男は辛いな、アスラン(笑)
嫉妬するルナマリアも可愛かったし、こういうキャラの描き方はなかなか上手いよな。
で、西川演じるハイネも本格的に登場・・嫌みキャラかと思いきや、かなりきさくなアンちゃんでもあり好感度は高い。
でも、西川確かに上手くはあるが、やはり長セリフ喋らせるといっぱいいっぱいって感じだなあ・・まあ、今後の活躍に期待だな。
そして、今回のメインの話でもある、シンとステラがついに邂逅。
クルクル回って海に落ちるステラに爆笑・・シンのステラへの扱い方も「頭の弱い子」のそれであり、こーいうキャラやらせると桑島法子はホントに上手い。
しかし、二人の出会いはOPとかでずっと引っ張ってきたせいもあってか、強引すぎて段取り臭いな。
シチュエーション的にもアスランとカガリの出会いのとことかぶるし、いまいち盛り上がらなかった感じ。
シンが前回の回想を経ての、自分が守るべき存在である「戦争の弱者」としてステラを扱ってるとことか、桑島が歌う「深海の孤独」によるの歌での盛り上げ方とか、エロスな描写を入れるとことかあざとくて相変わらず上手いけど。
まあこれでやっとこシンちゃんも「主役ロード」をひた走れるのだろうか?
頑張れ、シンちゃん。
で次回は、ついにオーブとの戦いが始まるって話。


◆PHASE−20「PAST」2
脚本(両澤千晶)、絵コンテ・演出(高田昌宏)、作画監督(山口晋)

というわけで今回は、シンは自分がザフトに入った経緯を思い出すって話。
ぎゃふん・・やっぱりまたもや総集編。
総集編があるのはあるで構わないが、前から全然間が空いてないので、萎えることこのうえない。
もっとバランス考えて配置して欲しいよ・・つーか、これなら前の総集編が意味ないしなあ。
まったくもって、前作の時からの反省がないな・・困ったものだ。
それはともかく、今回はシンの語りで描かれる前作の総集編って感じであり、なんだかとっても懐かしい。
まあ、前作の戦いの流れと、シンの心情何かがわかったのは良かった。
久々のフレイ様はいつ見ても美しい(笑)
そういや、オーブ護衛艦のトダカ一左(一条和矢)ってなにげに重要キャラだったのな。
確かにツラ構えが違うと思ったよ・・なんていい男なんだ(笑)
1話のシンを助けた軍人さんが、トダカ一左だったとは・・。
で次回は、なんかお色気方面で大変そうで、楽しみだ。
バトルでは絡んでたシンとステラがついに邂逅。
しかし、「ディスティニーガンダム」とは・・とうとう種デスでタイトルがガンダムになる時が来たか。
果たして、どうなることか・・。


◆PHASE19「見えない真実」3
脚本(吉野弘幸、両澤千晶)、絵コンテ・演出(鳥羽聡)、作画監督(椛島洋介、鎌田祐輔)

というわけで今回は、黒海沿岸都市ディオキアに寄港したミネルバの元に、デュランダル議長とミーアがやって来るって話。
うわあ・・作画が濃いなあ(笑)
どうやらAパートは椛島作監のようであり、なんかノリノリミーアが妙にエロい(笑)
椛島洋介は、種デスでも第1話や第14話のメカ作監なんかもしていて、メカはベラボーに上手いんだけども、キャラは濃いからなあ・・。
今回も、所々のメカはベラボーに密度が高くて、キャラがベラボーに濃い・・なんか色々別キャラっぽい(笑)
まあそれはともかく、今回はドラマ編。
メインは 、怪しさ爆発の風情の議長による「戦争のお話」
この辺、「社会派」の竹田プロデューサー(また今回声優で出てたな・・萎え)の意向か、非常に直球で、わかりやすい説明であった。
基本的にガンダムの戦争は、トンデモな理由や方法による「なんちゃって戦争」なんで、あまりに直喩的な「反米思考」な軍産複合体批判とかは、正直引くな。
まあ、視聴対象である子供にはわかりやすいであろうが。
そもそもロゴスは、「コーディネイターという異分子を排除することによる世界支配」という指向性な気がするので、議長の主張と差異があるのだが・・これはミスリードかそれとも、ミスなのか・・いまいち判断がつかんなあ・・あの議長の言うことだし(笑)
つうか、「戦争のコントロール」ってのは、どっちかって言うと議長が考えてそうな感じなんだが・・「コントロールできない」であろうアーケンジェル狙ってるっぽいしなあ。
しかし、「儲かるから戦争を起こす」というロゴスってのは、「儲かるからガンダムを作る」というバンダイへの皮肉にも聞こえなくはないけど・・そういう「ガンダムX」のようなメタフィクション的な意味合いはないのかな?(笑)
それはそれとして、「守るために戦うべき」というシンと、まだ「戦いへの迷い」のあるアスランの対比がここでも登場し、キャラ分けとしてはなかなか良い。
まだまだ色々ぶつかりそうな二人である。
で、もうひとつのメインは、やはりミーアの登場。
相変わらずのノリノリライブは、やはり凄まじいな・・ザフトは楽しそうだな(笑)
久々登場のミリィも、「おっぱいのデカイ」ミーアを怪しんでるようでもあり、そのうちバレネタもあるかな。
しかし、ルナマリアにメイリンにミーアと、アスランを巡る押せ押せ恋の駆け引きもなんかもう大変・・アスランはなんでそんなにもてるんだ(笑)
でも、最後に勝つのはやっぱカガリだろうなあ・・アスランって真面目そうだからな。
あと、椛島メカ作家による濃い密度でのラクスライブVerザクWと、グフイグナイテッドも登場。
西川貴敦演じるハイネはほとんど出番なし・・グフI共々、今後の活躍に期待か。
しかしグフイグナイテッドは、元のグフとほとんど変わらない感じでつまらないデザインだよなあ・・種ザクみたいなリアレンジに期待してただけに残念。
あと細かい所では、連合強化人間チームの「俺は生まれた、戦うために」という感じの強化人間特有の悲哀があるとこは良い感じ・・オクレ兄さんはなんか良い味出してるな。
そういや今回は「ワンコまっしぐら(笑)」な感じだったレイだけども、あれってネオとステラの関係とちと似てる気がするのだが、これも伏線なのだろうか・・タリアは色々知ってそうだが。
それと、今回は脚本に「舞−HiME」で活躍中の吉野弘幸さんが久々に復活・・もしかしたら種デスでも脚本書くのかな?・・ちと、楽しみではある。
で次回は、ついにシンの過去話が登場・・楽しみではあるのだが、なんかまたもや総集編臭い・・不安だ。


◆PHASE18「ローエングリンを討て!」4
脚本(森田繁、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(西村大樹)、キャラクター作画監督(米山浩平)、メカニック作画監督(池田有)

というわけで今回は、連合のローエングリンゲートを攻めるためにシンはインパルスで単独での作戦行動を取るって話。
前半で作戦ブリーフィングによるドラマ、そして後半で基地攻めのバトル満載と非常にガンダムっぽいバランス良い話となっていて、なかなかに面白かった。
シンちゃんってば、往年のガンダム主人公っぽくひねくれまくりの反抗しまくりであり、なんつうかすげえガキ(笑)
キャラの立ち位置も決まってきて、シンとアスランをぶつけることでそれぞれのキャラを「子供」「大人」って感じで色分けすることでドラマを作るのはガンダムのお約束でもあり、かなり見やすくなって来たな。
なにより、シンちゃんがホントに主役っぽくなってるのが素晴らしい(笑)
これまた昔のガンダムのように「インパルスの特性」を生かした秘密の坑道抜けも面白く、文句言いまくりながらも坑道抜けをするシンちゃんが笑える。
バトルも、陽電子砲発射後の爆風とかの描写とか、それを回避するミネルバとかの描写も面白くていいね。
MS戦は、基本はインパルスを主体での活躍であるが、ザク、セイバーにも見せ場がありこれまたバランスが良い。
特にインパルスは、どんどこ敵を倒しながらも、最後はフォールディングレイザーとCIWSというノーマル装備で決めて投げってのが格好良いね。
とはいえ、ミネルバチームだけでの締めってのはちょっとやりすぎ(笑)
後方のザフト隊の皆さんにも活躍させてあげて欲しかった・・あと、ゲルズゲーも(笑)
そういや、この基地のMSはウインダムでなくてジェットストライカー装備のダガーLだったなあ・・ダガー好きなんで、これからもドンドン出して欲しいところである・・やられ役だけど(笑)
まあという感じで、前作の時もそうだけど、森田繁の脚本はドラマとバトルのバランスが良く非常にオーソドックスでガンダムっぽい展開になるんで、安心して見れるなあ。
で次回は、ミアーと議長がミネルバと合流・・そしてグフイグナイテッドを駆る西川キャラが登場!
アスランは何を驚いてるんだろうな・・。


◆PHASE17「戦士の条件」4
脚本(野村祐一)、絵コンテ(米たにヨシトモ)、演出(吉村章)、キャラ作画監督(山口晋)、メカ作画監督(重田智)

わおわお!、シンちゃん主役みたいんだ!、すげえぜ!!(笑)
というわけで今回は、スエズ攻略戦のためにペルシャ湾へとやって来るミネルバって話。
アバン、なんかいきなり総集編みたいで萎え・・でも、地図が出て位置関係がわかりやすくなったのは良し。
ああいうのは、もうちっとやって欲しいところだね。
で、どうやらあのユニウス7落下テロ事件は「ブレイク・オフ・ザ・ワールド」と呼ばれるようである・・そういや、CEではUCの「1年戦争」みたいなかの大戦の名称が不明なんだけど、なんて言うんだろね。
ああいうのは名称があった方が格好いいし、わかりやすいので付けて欲しいところ。
まあそれはともかくとして、今回は前回のバトル編と変わって、ドラマ編一直線。
珍しく(笑)、なんかそれぞれのドラマにも一本線が通っており、キャラの描き方がなかなかに秀逸であった。
まず、アークエンジェルチーム。
・・ミーア、キター!!・・なんか、全然旧ラクスとキャラが違うよ!!(笑)
のんきだな、プラントは(笑)・・いや、この辺爆笑しました。
つうか、
「みなさん、元気で楽しそうですわ」
のラクスが最高・・わあ、怒ってる怒ってる(笑)
しかし、ミーアのコンサートはなんか色々気合が入ってて凄かったな・・「静かな夜」のリミックスバージョンがなんかノリノリでもあり良い感じ。
やはりあの歌も、あの衣装も議長プロデュースなんだろうか?
なんか、あの人支配がdどーのとか、平和がどーのとか言うよりも、ただ単に状況楽しんでて好き勝手やってるだけのよーな気が(笑)
それはそれとして、オーブを飛び出したはいいいが、まだラクスチームは連合かプラントかどっちにつくのか迷いがあるようで、いまだブクブク潜行中。
どうやらかつて中立国でありラクスの父シーゲル・クラインの故郷である(親クライン派)スカンジナビア王国がかくまってくれてるようであり、出撃はまだ先になりそうである。
しかし、やっぱ難癖付けて開戦した連合=大西洋連邦=ブルーコスモスは、あの世界でも「馬鹿」で通っているようである・・。
「馬鹿ブッシュ」が大統領やってるアメリカみたいなもんなんだな、やっぱ。

で、次にミネルバチーム。
まずヨウラン、ヴィーノの会話に爆笑。
「大分歌の感じ変わったよな」「若くなった」「可愛いよな」「衣装もなんかバリバリ」「胸結構あんのな」「衣装のポスター絶対欲しい」
・・鋭い!、鋭すぎるツッコミ!!(笑)
「婚約者だもんな」「ケーブルの1、2本も引っこ抜いてやろうか、セイバー」
ってのも非常に良く、珍しく脇キャラのキャラ立てが抜群で、非常に楽しかった・・こういうはもっと欲しいところ。
シンとルナとレイの関係の描き方もしっかりしてて、ガキで弟みたいなシン、お姉さん風を吹かせるルナ、そしてそんな二人の保護者として生暖かく(笑)見守るレイと、これまた良い感じ。
ついに種お約束のサービスシーンであるルナのシャワーシーンもあり、何と言ってもルナと比べておなかを気にするメイリンが最高・・頑張れ、メイリン(笑)
でもって、スエズ攻略戦。
これまた地図や状況説明により、非常にわかりやすく良い。
どうやら「ローエングリンゲート」と呼ばれる渓谷には、あの陽電子砲ローエングリンと、それを守るリフレクター(アルテミスの傘かな?)を備えたMAがいるようであり、今度はここでの戦闘となるようで、非常に楽しみである。
「いったいどこのタヌキが考えた作戦かしらねえ」
っていうタリアのセリフが、議長とタリアの関係を思わせて良いね。
そして、シンとアスラン。
「メチャクチャですよ、あなたは」
とシンが言うように、アスランの方向性がいまいちわかりにくいのだが(フェイスに入り、プラントを守るために戦うって方向性だとは思うのだが)、かつて自らの非力さに泣き、誰かを守るために力を手に入れて暴走したアスランが、「力の自覚」を、力を手に入れ自らの正義と信念を貫こうとするシンに説くのは説得力もあり、「導くもの」と「導かれるもの」という構図となっていてなかなかに良い。
まるで、シンちゃんが主役みたいだし(笑)
という感じで、今回はドラマ方面、キャラの描き込み方面が実に見所があり楽しかった。
新旧キャラの立ち位置がわかりにくかった1クールが過ぎて、やっとこそれぞれのキャラの立ち位置が決まってきたので、ようやくストーリーやドラマに方向性が出てきたって感じだな。
この感じで今後も期待したいところである。
今回は、絵コンテが米たにヨシトモでバランスも良く、ルナマリアのシャワーシーンとか、ところどころ平井久司原画があり、絵としての「艶」があったのも良かった。
で次回は、ローエングリンゲート攻防戦!!


◆PHASE16「インド洋の死闘」4
脚本(野村祐一、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(高田昌宏)、キャラ作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(西井正典、有澤寛)

ああ、やっとこシンちゃん主役っぽく・・。
というわけで今回は、ユーラシア北部へと向かうミネルバに、地球連合軍のインド洋前線基地からの待ち伏部隊が迫るって話。
全編バトル満載の戦闘話だけあってか、対ウインダム・カオスとの空中戦、対アビスとの水中戦、そして対ガイアとの海岸と地上での格闘戦と見所満載の展開で、演出作画も気合いが入っていてなかなかに面白かった。
いやあしかしシンちゃん強い強い・・まるで主役みたいだ(笑)
インパルス、セイバー、ミネルバで、28機のウインダムを落としてるんだよなあ・・アムロ操るガンダムの3分でリックドム12機と戦艦3隻撃沈にはまだまだ及ばないが、なかなかのもの。
つうか、ガンダムと量産型の強さの差異があるのはわかるが、やはりあまりに量産型のウインダムが雑魚過ぎるんで、もうちっと気張ってもらいたいとこです・・ウインダムが可哀想(笑)
で、海上で大活躍するシンちゃんと違い、ルナマリアはまたもや被弾・・相変わらずヤムチャだな、ルナマリアは(笑)
頑張れ、ルナマリア・・。
しかし、インパアルスが陸戦兵器と対峙し、基地を蹂躙するのは巨大感もあいまってか、「巨人兵器」な感じがあり、なんか悪役みたいで格好良かった(笑)
で、どうやらそんな自らの力に溺れ独断専行するシンと、そんなシンに力の自覚を諌めるアスランという感じでお約束の対立構図も発生し、なかなかに面白くなってきそうな感じである。
とりあえず、シンちゃんが主役っぽくなってめでたいってことで(笑)・・今後に期待である。
あと、初っ端のステラは可愛かったな・・なんか猫みたい・・ああいうのやらせるとやっぱ桑島は上手いなあ。
で次回は、戦士の条件。


 

 

 


◆特別編「EDITED」3
脚本(両澤千晶、大野木寛、森田繁、野村祐一、兵頭一歩)、構成・編集(小倉史科)、監修(森田繁)

というわけで今回は、SEEDお約束の総集編。
てっきり勢力図とか、MS解説とかになるかと思ったのだが、普通に総集編だった。
ダイジェストでわかりやすくはできてたけど、正直つまらん。
モノローグがサイなのは良かったが・・再登場あるかな?
まあ、あくまで「特別編」にしてるんで、許せなくもない・・パスは2回までなら許す(笑)
それにしても、話の「流れ」としてはそれほど悪くはないのな。

・連合特務部隊による、ザフト軍事コロニー・アーモリーワンへの新型ザフトMS強奪
・新型戦艦ミネルバ、所属不明艦ボギーワンの追撃戦
・ユニウス7の破砕作業、ザラ派残党によるユニウス7の地球落下作戦のテロ行為の阻止
・ユニウス7落下により、地球各地が被害
・ユニウス7落下を理由に、ブルーコスモスが支配する大西洋連邦が主導で同盟締結、プラントへの勧告
・勧告を拒否したプラントへの武力行使、開戦
・地球連合軍プラントへ進攻、奇襲による核攻撃するも失敗
・ラクスの偽物、ミーアによるプラント国民への演説、アスランはザフトに復隊
・プラント、積極的自衛権を発動、地球のザフト勢力圏で戦闘
・オーブ、自国の平和のため中立を捨て、大西洋連邦との同盟条約を締結
・ミネルバ、オーブから離れカーペンタリアへ向かうも、大西洋連邦艦隊の奇襲を受ける
・オーブのキラ達、ザフトの特殊部隊の襲撃を受ける
・カガリ、セイラン家のユウナとの結婚式を向かえるが、フリーダムにより誘拐
・アークエンジェル、オーブから脱出
・アスラン、ミネルバと合流し、ユーラシア西部戦線へ

ま、こんな感じか。
全体の「流れ」自体は悪くないのだが、やはりどうも「シチュエーション優先」でいってるせいか、それぞれのシチュごとの整合性とか、説得力とかの細かい描き込みが下手くそなのな。
これは、前作の頃からホントに変わってないなあ。
新旧キャラが入り交じってのぶつかりあいやらドラマってのも面白いとは思うのだが、こっちも旧キャラが出張りすぎで新キャラの影が薄いしねえ・・特にシンちゃん(笑)
ま、ようやく新旧キャラの立ち位置も決まってきて、流れとしてわかりやすくなって来たんで、今後の展開に期待するか。
頑張れ、シンちゃん(笑)
で次回は、インド洋の死闘。

補足・・現勢力図
・ザフト(ミネルバ)
積極的自衛権を表明し、地球で抗戦中
黒幕>デュランダル議長(プラント評議会)
メンバー>タリア、アスラン、シン、ルナ、レイ、その他

・地球連合(ファントムペイン)
地球過連合各国と同盟を結ぶも、各地で混乱
黒幕>盟主ジブリール(ブルーコスモス)
メンバー>ネオ、ステラ、スティング、アウル、その他

・ラクシズ(アークエンジェル)
大西洋連邦と同盟を結んだオーブから離脱し、独自行動。
黒幕>ラクス(笑)
メンバー>キラ、カガリ、マリュー、バルトフェルド、その他


◆PHASE13「よみがえる翼」4
脚本(兵頭一歩、両澤千晶)、絵コンテ(米たにヨシトモ)、演出(谷田部勝義)、キャラ作画監督(しんぼたくろう)、メカ作画監督(高瀬健一)

2005年、最初の種デス〜。
というわけで今回は、キラとラクスを襲撃する謎のコーディネイター部隊って話。
ああ、相変わらずシンちゃんは影が薄いな(笑)・・今回も出番は初っ端の、帰還シーンだけ。
でも、どうやらレイでなくシンがインパルスのパイロットに選ばれた理由はあるようで、なんだか実はDNA解析の権威でもある議長の差し金のようである。
怪しい、やっぱり怪しいぜ議長(笑)
ましかし、とりあえず・・頑張れシンちゃん、あと3クールはある・・まだまだこれからだ(笑)
で、どうやらカガリもユウナに迫られ、政治的思惑もありついに結婚へ。
政略結婚はお約束とはいえ、アスランはこんな時に何をやってるんだ(笑)
さて、カガリの運命やいかに。
そして、なんだか無性にいい雰囲気のマリューと虎が良い感じ。
虎の方がマリューを気に入ってるようだけども、やはりこれは後で兄貴が復活して三角関係にでもなるってことなのだろうか?
いやあ、それにしてもマリューはなんだか「未亡人」のような艶があり、無性に色っぽいな・・虎の気持ちはわからないでもない(笑)
ま、それはともかくコーディネイターの特殊部隊がキラ達を襲撃。
やはりこれは議長の策略なんであろうか?・・議長、やっぱり怪しいぜ(笑)
う〜んしかし、アニメに出てくる「特殊部隊」ってたいていそうなんだけど、どうも動きがプロっぽくない(笑)
「ロボアニメ」なんだから仕方がないとはいえ、「特殊部隊」と言うからにはもちっとプロっぽい動きが欲しかったな・・士郎正宗好きとしては(笑)
「特殊部隊」に対するからには、マリュー達もそれなりの設備や装備で対抗して欲しかったところだ・・ハロで危機感知はねえだろ(笑)
まあそれにしても、ホントに義手に銃器を仕込んでた虎には笑った・・コブラかよ!(笑)あと、「プロっぽい」といえば、マリューさんが一番プロっぽかった。
ハンドガンのトリガーに指かけてなかったり、持ち方も姿勢も撃ち方も、非常にオーソドックスな基本形でありお手本みたいな感じだった。
あれは相当練習してるな(笑)
しかし、特殊部隊の隊長はどうも素人臭い演技と思ったら、なんかアナウンサーか何からしい。
できれば安易に素人は使って欲しくないんだけなあ・・まあ、西川みたいな成功例もあるから、一概に否定もできないが。
「ええ〜!」って言うのが凄く素人臭くて笑っちゃったし・・「ええ〜!」はアーサーの専売特許だっつうの(笑)
そして、ついに我らがスーパーロボット・フリーダムも颯爽と登場!
Zガンダムでカツが言っていた、「地下にMSぐらい隠してあるって言ってくださいよ!」をホントにやっちゃう辺り、「ザクに大気圏突入能力がある!」と同じく、どう考えても狙ってやってるな(笑)
フリーダムの戦闘は、流石に絵コンテ・米たにヨシトモに、演出・谷田部勝義という「スーパーロボットコンビ」だけあってか、ビームを避けるわ、ミサイルを避けるわ、盾で投げ飛ばすわと、スピード感溢れる鬼みたいなカットを挿入して、メチャクチャ燃える格好良さ。
強いぞ、僕らのスーパーロボット、フリーダム!!(笑)
いやあ、いいもん見せてもらいました・・やっぱロボアニメはこうじゃないと(笑)
しかし、これでアッシュの出番は終わりなのかな?・・一話一機使い捨ては、ガンダムのお約束だな(笑)
で次回は、カガリの結婚式に、ついにアークエンジェルが出航!
前キャラの活躍もそうだけど、やっぱ前メカが活躍するのは燃えるものがあるな。


 


◆PHASE11「選びし道」4
脚本(野村祐一、両澤千晶)、絵コンテ(西沢晋)、演出(吉村章)、キャラ作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(西井正典)

クリスマス2話連続での1時間スペシャル・・前編。
というわけで今回は、プラントは地球に対して積極的自衛権の行使を宣言し、そしてオーブは大西洋連邦との同盟を迫られるって話。
時代を反映してか、オーブ=日本、大西洋連邦=アメリカ、プラント=イラク、といった感じで現在の引き写しの展開であり、なんか非常にわかりやすい展開。
ちとそのまんま過ぎる感じではあるが、まあ1年戦争とかも第2次世界大戦がモチーフラインとしてあったりするし、仕方なしか。
で、どうやら核攻撃を受けたプラントは「積極的自衛権」を宣言し、地球へと降下作戦を開始。
「積極的自衛権」とは、これまた「集団的自衛権」という言葉のアナグラムになってておもろいな。
まあそんな感じで激動する世界の情勢と共に、翻弄するそれぞれの運命が描かれたドラマ編な今回はなかなかに面白かった。
相変わらずの「理想論」を語るカガリが、「現実論」で攻め込むウナトとユウナに何も言えなくなる辺りは、前作のオーブ侵攻へのフォロー話という位置付けになっていた。
つうか、カガリって相変わらず成長してないというかなんというか・・。
まあそれはそれとして、今回はまたまた登場のイザークとディアッカが、妙に作画に気合が入ってせいもあってか非常に格好良くイケ面だった。
どうやらイザークやディアッカの先の大戦での罪状なんかは、議長の申し入れでチャラになったようである・・その辺ちょっと都合よすぎではあるかな。
しかし、「自分にできること」をするイザークやらは、成長したなという感もあり格好良いね。
で、そんなイザディアに感化されるように、アスランも「自分にできること」をするためにザフトに戻るようである・・つうか、議長に躍らされてる気もするな(笑)
で次回は、ミネルバが大ピンチ。


◆PHASE10「父の呪縛」3
脚本(野村祐一、両澤千晶)、絵コンテ・演出(鳥羽聡)、作画監督(森下博光)

というわけで今回は、地球連合の攻撃を受けたプラントで、アスランはデュランダル議長と再会するって話。
うわあ・・議長、いいこと言うなあ・・口が上手いなあ(笑)
議長の演説バリバリな今回。
なんだかまるで「いい人」みたいなんだけども、声がバリバリ悪人なんだよなあ(笑)
まあそんなわけで、アスランは議長に上手いこと乗せられてる感じである。
セイバーを託される構図も、キラがラクスにフリーダムを託される構図とまんま一緒だし、なんか「騙されてる」臭が出てて仕方がないな(笑)
しかし、今回はアスランがまんま主役な話であり、シンちゃんほんとど出番なし。
影の薄い主人公である(笑)
あと偽ラクスことミーアであるが、なんだか「幸薄さ」が出ていて結構良い感じ。
なんだか「死にフラグ」が立ちまくってる感じではあるのだが、「自分にできること」をやろうとしてる健気さがなんかいいね。
それにしても、偽ラクスに、アスラン以上にあっさり諭されるプラント市民はぬるすぎる(笑)
SEEDって、どうも大衆の描き方がわかりやすすぎというか、ホントに「大衆」として描かれてるからなあ。
まあそれだけ、いまでもプラントでは「平和の歌姫」ラクスの影響は強いってことなのだろうが。
どうやらヤキン戦でのプラントと地球への「核攻撃阻止」とかも、衆知の事実っぽいしね。とりあえず、ミーアの今後の活躍には期待したいところである。
で次回は、1時間スペシャル!


◆PHASE09「驕れる牙」4
脚本(森田繁、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(西山明樹彦)、キャラ作画監督(しんぼたくろう)、メカ作画監督(高瀬健一)

というわけで今回は、ユニウス7落下を受けて、大西洋連邦はついにプラントとの開戦を表明するって話。
911テロ後のアメリカのように、大西洋連邦はユニウス7落としを口実に開戦。
大戦後も、大西洋連邦は何も変わってないってことか。
どうやらその裏には、ジブリールを盟主とするブルーコスモスと、そして「世界のシステム構築」を画策する「ロゴス」という組織があるようである。
コーディネイターを管理できない「雑草」ととらえて、それの消滅または管理こそがその目的っぽい。
で、ジブリールとしては開戦後に核装備のウィンダム率いる奇襲部隊の核攻撃で、プラントに核の飽和攻撃による電撃的作戦であっさり勝利の予定が、これまたプラントの虎の子の秘密兵器「ニュートロン・スタンピーダー」で、あっさり失敗。
しょぼい・・しょぼいぞ、ジブリール(笑)
それにしても、相変わらずブルーコスモスはあっさり核兵器を使うなあ。
一年戦争の頃のジオンの初期の電撃的作戦のように、多量の核兵器で圧殺すれば確かに反撃もないわけだが、失敗したら前の大戦の時みたいに核兵器の反撃を食らうというのに・・。
まあ確かに、「ニュートロン・スタンピーダー」が誤算だったってのはあるかもしれないが。
しかし、今回出てきた「ニュートロン・スタンピーダー」は、カウンター兵器としてはなかなか面白い。
「ニュートロン・ジャマー」と同じく使えなくなるばかりか、自分たちも自爆の危険があるから「抑止兵器」としては効果抜群だからな。
「ニュートロン・ジャマー」と同種の原理なのであろうか?
どうやら製造が難しいみたいな感じではあるが、連合側はそれを知ってるわけでもないし・・「ニュートロン・スタンピーダー・キャンセラー」がでないことを祈るばかりだが(笑)
まあそれはともかくとして、今回のメインは連合vsザフトの艦隊戦。
相変わらず使い回しが多いが、森田繁の脚本でミリタリっぽさに溢れてドカドカとした量産型同士の戦いは楽しい。
なんだかザフトも初代の宇宙空母ドロスを思わせる巨大艦船「ゴンドロワ」もあったりとか、連合の艦船もMS装備型に改造されているようで格好良かった。
ブリーフィングにシホがいたり、ミゲルのオレンジジンを思わせるオレンジのザクがいたりと、細かいとこのMSVぶりも面白かった。
しっかし、初お目見えの連合の新型機ウィンダムは、たいした活躍もなくあっさり全滅だったな。
相変わらず雑魚MSには容赦のないガンダムである(笑)
あと、久々にミリィもカメラマンとして登場・・セリフはなかったのだが、今後に活躍の機会はあるのかな?
で、アスランはプラントで、ついに噂の偽ラクスことミーア・キャンベルと邂逅。
なんか随分明るいラクスだな(笑)・・まあ、今後の活躍に期待したところである。
で次回は、偽ラクスとセイバーが大登場!


◆PHASE08「ジャンクション」3
脚本(兵頭一歩、両澤千晶)、絵コンテ(下田正美)、演出(高田昌宏)、作画監督(鎌田)

というわけで今回は、オーブへと寄港したミネルバ、そしてアスランはある決意をするって話。
嵐の前の静けさの、まったりとしたドラマパート。
・カガリ
カガリはやはりお飾りの代表首長のようで、オーブの施政の実権はあの揉み上げオヤジであるセイラン家が握っているようである。
「理念よりも国際協調、大西洋連邦追従」というのはまるで今の日本政府のようでもあり、先の大戦でカガリの父であるウズミが理想を貫いた末に大西洋連邦の攻撃を受けた事からすれば、当然の結果ではあるな。
どうやら、ウナトの息子であるユウナはカガリを籠絡しようって思索があるようで、なかなかムカかつく感じがいいね・・揉み上げは父親譲りか(笑)
今後の活躍が期待である。
・アスラン
そんなユウナに嫉妬を覚えるアスランは、地球とプラントの関係のために自分にできることをするためにプラントに向かうようである。
まるで「主人公」のようでもあり(笑)、格好良いぜアスラン。
第2のサービスシーンであるシャワーシーンがあったり、なんかメチャ格好良さげなスーパーカーに乗ってたり、アスラン人気はまだまだ続きそうである。
キラとは度々会ってるようで、ヒッキーやってるキラに比べるとアスラン頑張ってるなあ。それにしても、カガリに指輪を渡すアスランは可愛いな(笑)・・二人のぎこちないラブラブっぷりが微笑ましい。
でも、これでアスランに死亡フラグが立ったかもしれない・・頑張れアスラン(笑)
・タリアとマリュー
で、前作キャラのマリュー艦長と、虎さんことバルトフェルドも再登場。
マリューは、「マリア・ベルネス」と偽名を名乗って、オーブのモルゲンレーテでアークエンジェルのマードック達ともども働いてるようである。
タリア艦長とマリューは似た者同士のようであり、「今できることを精一杯やる」ってのに、通じるとこがあるようだ。
それにしても、マリューに見とれて鼻の下を延ばして艦長につねられるアーサーは、なんかいい味出してて良いな(笑)
・シン
で、シンちゃんも、家族の無くなった場所でついにキラと邂逅。
もちろん双方ともお互いのことは知らないので、今回はあっさり気味。
まあこの辺は今後の展開に期待だな。
しかし「一発屋」シンちゃんは、妹関係でギリギリ主役の座を保ってる感じだな。
正直、アスランが主役みたいだからなあ・・頑張れシンちゃん(笑)
・共同声明
そしてユニウス7の地球への落下を受けて、連合国家がプラントへまたもや武力制圧を表明。
変わってない・・変わってないな、地球連合(主に大西洋連邦)
確かに911テロ後のアメリカのように、あれだけの被害などがあればそいういう動きもありではあろうが、もう一押しの描き込みが欲しかったところ。
仮にも停戦条約の後なんだからねえ・・これではまるで覇権国家アメリカみたいじゃないか、ってそのまんまか。
・次回
で、次回はついに開戦を迎える地球とプラントって話。
ああ、ゲイツが次回予告に・・頑張れゲイツ(笑)
しかし、フレッツスクェアCMの議長はメチャクチャ笑えるな。


◆PHASE07「混迷の大地」4
脚本(大野木寛、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(谷田部勝義)、キャラ作画監督(山口晋)、メカ作画監督(重田智)


ザクに大気圏突入能力がある!、すげえぜザクウォーリア!!
というわけで今回は、ユニウス7破砕のために大気圏へと突入したミネルバは、地球へと着水するって話。
嵐の前の静けさを秘めた、まったりとしたドラマパート。
SEEDのザクはなんと大気圏突入能力があるようで、アスランは一応無事に突入成功。
宇宙世紀のザクとは違いSEEDのザクは「ハイローミックス」におけるF15みたいな感じのハイスペック機という位置付けなんで(ロースペック機はもちろん、我らがゲイツ)、ありっちゃありか。
できればもうちょっと危機が欲しかった所ではあるが。
で、最大限の努力をするために犠牲にする覚悟もあるタリアはなかなかに格好良かった。
優しさのマリューと、厳しさのナタルを足して2で割ったような感じである。
ヤる時はヤるけど、やる時はやるのはいいね(笑)
そして、ユニウス7の破片も地上の各地へと落下。
ユニウス7の破片が落下して、ハリウッド映画ばりの各地への被害への描写が丁寧に描かれているのは良いね。
何と言っても、ラクスの歌「Fields of hope」をバックにドカドカ世界に破片が落下していく描写は、美しく切なく儚く、皮肉がきいていてなかなかの名シーン。
「世界君の歌のようには優しくはないのだよ」
と前作でクルーゼが語っていたセリフの再現という感じであり、優しい歌が厳しい現実の前には子供をあやすぐらしか役に立たないってとこがいい(笑)
でもって、ジブリールを中心としたブルーコスモスのお偉方は、宇宙世紀の地球連邦のお偉方と同じく特権階級がゆえの余裕か、被害を受けた一般人の事なぞ毛ほども考えてないようであり悠然としたもので、どうやら今回の事件を利用して行くようである。
プラントの方のお偉方でもある議長は、ついに噂の偽ラクス(通称ラクツー)を投入し、なんかまた悪いこと考えてそうである。
つうか、議長の笑みはどう考えても悪人の笑みだ・・なんであんなに嬉しそうなんだあの人は(笑)
もしかして「人類滅亡主義者」のクルーゼの関係だったりする?・・クルーゼ派?
そして、裏の主人公のはずのアスランはなんだかほとんど表の主人公のようであり(笑)、ナチュラルとコーディネイターの間で苦悩や迷いを抱えて行きそうな感じである。
どうやら、アスランの事はルナマリア達はよく知っているようで、クルーゼ隊でのこと、三隻同盟でのヤキン戦におけるプラントへの核兵器阻止などは公表されてるみたいであり、「英雄視」されてるようだ。
これでアスルナフラグも立ったかな(笑)・・いやそれにしても、流石はガンマニアアスラン、銃が上手いぜ。
で、我らが主人公(のはず)のシンちゃんは、またもやカガリに突っ掛かってました・・そんなにカガリが嫌いか(笑)
どうもシンちゃんはカガリへの突っ掛かりか、妹への思いぐらいでしか今のところキャラが立ってなくて影が薄いのだが、なんか「英雄」であるアスランやキラと共に行動することで変わって行くって感じになりそうである。
なんか、「ロードス島戦記」のスパーク君をちょっぴり思い出したり。
とりあえず、「英雄」であるアスランには好意を抱いているようで、これでアスシンフラグはばっちり(笑)
まあアーモリーワン襲撃、ボギーワン追撃、そしてユニウス7落としと流れてきて、ストーリーもドラマも大きく動きそうでもあり今後に期待である。
しかし、主人公であるシンちゃんが影が薄いのはアレなんだけども、前作の背景をバックにして事態が推移している感じであるのは良いね。
あと、回想シーンはまだ許容範囲ではあるが、ちょっと多くなってきたのは心配である。
で次回は、ミネルバはついにオーブへと寄港するって話。

補足・・ラクスの歌。
「Fields of hope」
こんなに冷たいとばりの深くで あなたは一人で眠ってる
祈りの歌声さみしいのはなに 小さな光が照らしてた
あなたの夢を見てた 子供のように笑ってた
懐かしくまだ遠く それは未来の約束
いつか緑の朝に いつかたどりつけると
冬枯れたこの空を信じているから
Fields of hope Fields of hope


◆PHASE06「世界の終わる時」4
脚本(野村祐一、両澤千晶)、絵コンテ(下田正美)、演出(古村章)、作画監督(佐久間信一)

というわけで今回は、地球へと落下するユニウス7を阻止しようとするシン達に敵が迫るって話。
落下する鎮魂の地であるユニウス7を舞台に、三つ巴の混沌たる戦闘。
またまたのバトル押しでもあり、やはり戦闘になると面白いな。
もうしっちゃかめっちゃかの三つ巴であり、あっちもこっちも戦い戦い、また戦い。
乱戦がゆえに、ボギーワンチームがユニウス7を落としてるのがイザーク達だと勘違いしてる辺りやら、議長はボギーワンを連合軍と認識したくはなかったと思ってたのが面白い。
メカ作監がなく、佐久間信一による一人作監だったせいもあってか作画密度は低かったのだが、下田正美のテンポ良い絵コンテに、なかなかに動いていたせいもあってかスピード感もあり面白かった。
特に、アスランザクのザクパンチに、ルナマリアザクのデングリ返りのザクキックと、ザクが大活躍・・トマホークブーメラン好きだな(笑)
っていうか、偶然の再結集を果たしたイザーク、ディアッカ、そしてアスランの往年のクルーゼ隊赤服チームのザクが強くて格好良く、ガンダムズさえも押していて、いや燃え燃え。
流石は、「ヤキン戦」を生き残ったエース達!・・グゥレイト!!(笑)
正直言って、新赤服ズであるシン、ルナマリア、レイの3人を食いまくってるんだけど・・やっぱなんだかんだ言っても前作でのキャラ立ちがある分、格好良くて強いのは、仕方なしか。
やっぱシンちゃん達はまだまだ「ヒヨッコ」なんだなと、思いました・・頑張れシンちゃん(笑)
で、「ユニウス7落とし」を敢行したのはやはりザラ派の生き残りのようであり、「憎しみの連鎖」は未だついえずという感じ。
正直、サトー隊長たちはもうひと掘り下げが欲しかったところだが、最後はなかなか熱くて良かった。
シンちゃんも影ながら頑張ってたし(笑)・・つうか、シンちゃんは「主人公になろうとしている」って感じだな。
まあ、まだまだこれからか・・。
しかし、ハイマニュとはいえジン(盾持ち)にすらやられるゲイツは哀れなり(笑)
そして、砕かれたとはいえ地球へと落下するユニウス7をバックに、ついにやキラとラクスが登場。
EDをバックに夕焼けの空をよぎって落下するユニウス7の情景は悲劇のはずがなぜか美しく、相変わらずこういう引きは上手いなあ。
「逆シャア」ならオカルトパワーで押し返すところなんだが(笑)
そして、アスランがザクで大気圏突入。
「アスラン君、残念だがザクに大気圏突入能力はない・・だが無駄死にではないぞ」
と議長に言って欲しかった(笑)
で次回は、またまたガンダムお約束の大気圏突入に、落下するユニウス7って話。

補足・・今回のMS一覧
>ミネルバ(ザフト)
フォース・インパルス=シン
ブレイズ・ザクファントム=レイ
ガナー・ザクウォーリア=ルナマリア
ブレイズ・ザクウォーリア=アスラン

>ジュール隊(ザフト)
スラッシュ・ザクファントム=イザーク
ガナー・ザクウォーリア=ディアッカ
ゲイツR=一般兵

>ボギーワン(連合?)
カオス=スティング
アビス=アウル
ガイア=ステラ

>サトー隊(ザラ派テロリスト)
ジン・ハイマニューバ2型 

ザクはガナーが砲撃戦、スラッシュが格闘戦、ブレイズが機動戦装備です。


◆PHASE05「癒えぬ傷痕」3
脚本(野村祐一、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(鳥羽聡)、作画監督(大貫健一、有澤寛)

というわけで今回は、ユニウス7が安定軌道を外れて地球へ落下しようとするって話。
ガンダム強奪に継ぐミネルバの次なる試練は・・ついに来たガンダムのお約束、コロニー落とし。
今回はそれの盛り上げのための前段階のドラマパートであり、まあまあの盛り上がり。
その前に・・SEEDお約束の初エロスは、議長と艦長の情事(の後)。
やっぱ「そういう」関係だったのね、妙に馴れ馴れしかったもんな・・議長が(笑)
しかし、シャア(池田秀一)とキシリア(小山茉美)で「それ」をやっちゃうとは、相変わらず好すっきやな、そういうの(笑)
つうか個人的には、なんだか無性に「富野版小説ガンダム」を思い出してしまう。
小説だと富野由悠季はやたらと「性的描写」を描きまくり、大人はみんな情事を重ねてるイメージがあるからな・・「Vガン」とかスゴイぜ(笑)
まあそれはともかくとして、種デスでもまだまだヤってくれそうです(笑)
で、SEED初のコロニー落としは、「フレアモーター」というギミックを使って、ザフトのザラ派の残党が行う感じである。
MSVの「ジン・ハイマニューバー」のアニメ版である、「大河原ハイマニュ2式」はなかなか格好良く、次回の活躍に期待したい。
しかし、「フレアモーター」ってことは、「太陽フレア」である太陽表面の爆発の太陽風を使った動力ってことかな?
相変わらず、そういうちょっと「SFチック」な小ネタとかも「エログロ」と同じく好きだな。
そして、今回はそんな事件を巡ってのヨウランの不用意な、そしてありそうな発言を巡ってカガリとシンが対立。
おお、シンちゃん結構頑張ってるな。
まだまだ「一発屋」ではあるが、要所要所押さえてはいるんで、段々主人公っぽくなって来てるかもしれない(笑)
カガリもシンちゃんにいじめられて(笑)、妙に打たれ弱くて相変わらず泣き虫全開でもあり、ちょっと萌える(笑)
いやあ、あそこでアスランと一発やらなくて良かったよ(笑)
でもって、ついに諸悪の根源のひとつでもある「ブルーコスモス」が登場。
なんだかガンダムWの「ロームフェラ財団」っぽくはあるんだが、前作では馬鹿っぽかったアズラエルと軍人連中とかしかブルコスの影が見えなかったので、「財閥系」とかの暗躍があるのはなかなか良い感じ。
堀秀行さん演じるジブリールも大仰な演技が面白く、今後の活躍に期待したいところである。
あと、ついにイザックとディアッカが登場である。
いやあ、やっぱ前作キャラが出ると妙に嬉しいな・・でも、それがゆえに種デスキャラも頑張っているが、食われている感があるのも事実。
最後の「アスラン・ザラ、出る!」はマジで格好良いもんな・・主人公か、お前は!(笑)
前作キャラの登場はファンサービスではあるが、もうちょっと今作キャラも目立たせて欲しいところ・・特にシンちゃん(笑)
で次回は、ユニウス7での戦い!・・わあ、キララクが来る!、シンちゃんまたまたピンチ!!(笑)


◆PHASE04「星屑の戦場」5
脚本(両澤千晶、兵頭一歩)、絵コンテ(西澤晋)、演出(西山明樹彦)、キャラ作画監督(森下博光)、メカ作画監督(吉田徹)

というわけで今回は、ボギーワンを追撃するミネルバは、デブリ地帯で奇襲を受けるって話。
うわあ・・先のプラント内戦闘と同じく、またもや気合いの入りまくったバトルであり、マジで戦闘が面白い・・初っ端から飛ばしてるなあ。
デコイと小惑星を使ったアンカーターンで転身しての奇襲やら、実戦経験者のアスランの助言でのミネルバの小惑星からの脱出やら、「戦いの駆け引き」があるのが非常に良い。
前作では、「戦闘面」ではともかく、そういう「戦術面」での駆け引きはあまりなかった大味な戦闘だったので、こういうのはいいね。
MSバトルの演出作画もこれまた非常に気合が入っていて、「デブリ戦闘」をこれでもかと押し出したスピード感と迫力あるバトルが格好良い。
廃棄コロニー内をガラスを割って立ち回るインパルスや、岩塊をミサイルで圧殺して射撃するファントムやらも格好良かったが、何と言ってもコロニーミラーを蹴倒して疾走し、デブリ地帯を駆け回る4足のガイアはメチャメチャ格好良い。
やはり、ロボものはこういうケレン味あるはったりのきいたアクションがあってこそだな。とはいえ、やはりCG作画によるミネルバの機動はどうも軽すぎるな。
CGだから仕方がないとはいえ、やはり戦艦なんだからもっと「重さ」のある機動が欲しかった。
この辺はアークエンジェルの時と変わってないなあ。
それにしても、ゲイツは相変わらず「やられ役」が似合ってるな(笑)
・・ダガーの方がまだ色々目立ってるもんな・・不憫なヤツだ、ゲイツ。
あと、色々と議長に煽られながらも(笑)、歴戦の英雄らしく助言をして危機を乗り越えさせるアスランは、部外者に助言をされていい顔をしないアーサーをも含めて燃える感じであった。
つうか、ガンダム相手がゆえに苦戦を強いられるシンとルナマリアは、頑張ってるが良いところがないな。
ネオと良い勝負をしてダガーを撃墜してるレイの方が強そう・・いや、実際そうなんだろうが。
まあルナマリアは、メイリンと姉妹のやっとでのラブラブシーンがあったり(笑)、アスランを煽りまくったり(笑)と、ドラマ部門で結構目立ってるんだけど、やっぱシンが・影が薄い(笑)
これではアスランが主人公みたいではないか。
前回の「きれい事」発言や、最後の妹であるマユの携帯を見てたりと「一発」部分では頑張ってるが、やはりまだまだ。
シンちゃん、頑張れ(笑)
で次回は、ユニウス7に異変が・・おお、イザークとディアッカがついに登場!
シンちゃん、益々ヤバイぜ(笑)


◆PHASE03「予兆の砲火」4
脚本(両澤千晶)、絵コンテ(福田己津央、山口晋)、演出・キャラ作画監督(山口晋)、、メカ作画監督(重田智)

新潟の地震による放送中断を受けての再放送の3話・・この番組、なんだかホントにまともな放送がなかなか行われないなあ(笑)
というわけで今回は、3機の新型MSを奪取されたミネルバは、追撃のために謎の戦艦を追うって話。
戦闘戦闘の1・2話を受けての今回は、ちょっとした息抜きといった感じでドラマパートと状況説明な話。
とはいえ、初っ端のミネルバvsガーティルーの戦艦戦闘は格好良く、なかなか面白かった。
何と言ってもミネルバの戦闘ブリッジが格好良いし、オーブ製のアークエンジェルを思わせる兵装が燃えた。
タンホイザー>ローエングリン
トリスタン>ゴットフリート
イゾルデ>バリアント
ナイトハルト>スレッジハマー
といった感じか。
戦闘自体も、プロペラントタンクを離脱させて追撃を逃れたり、小惑星を使ってのアンカーターンで迎撃戦を行ったりと戦いの「駆け引き」がある辺り、盛り上げてくれて良いね。
あのアンカーターンはやはり、ネオ=兄貴というのを見せるためのミスリードなのかな?
タリア・グラディス艦長もテキパキと指示して格好良くはあるのだが、ネオはそれを上回る「奇策」の使い手な感じで描かれており、ネオの今後の活躍は楽しみな感じである。
まあそれはともかく、番組が始まってからの戦闘描写はかなり面白く、「引き付け」としてはかなり十分な感じだね・・ちょっと「気合入れ」過ぎな不安もあるが(笑)
で、バトルパートの次の今回のドラマパートはカガリを中心としてのお話。
なんだか相変わらず「自慢たらたら」にミネルバを紹介し、妙に「嬉しそう」な怪しさ爆発の議長閣下はおいておくとして(笑)、やはり・・
「流石きれいごとは、アスハのお家芸だな!」
と、カガリにうそぶくシンが良かった。
今のところカガリは父ウズミと同じく、自らの平和を貫くという「理想」のために邁進しているキャラとして描かれており、シンはそのウズミの「理想」の前に、現実として家族を失っているわけだから、このセリフは当然でもあり納得も行く。
とはいえ、シンは主人公の癖にいまいち影が薄く、インパクトはあるけどこういう「一発セリフ」でしかキャラを主張してないので、もうちょっと活躍が欲しいところ。
特に、今後のカガリとの対立関係は期待したいところである。
それにしても、「技術者に言わせると、これは全く新しい効率のいいMSシステム」と議長閣下はおっしゃられるが、あんまりそうは見えないのはちょっとなあ。
できればそういうのは「セリフ」でなく「描写」で見せて欲しい感じである。
もしかしたら、玩具会社への厭味なだけかもしれないが(笑)
あと、あの謎の3人もやはり「ブーステッドマン」のようで、まあ色々とあるようである・・「ブロックワード」ってのが気になるところだなあ。
そして、ついにアスラン、議長に正体ばらされる!(笑)・・う〜ん、こういう「引き」は相変わらず上手いな、次回が気になるところである。
で次回は、デブリベルトでの戦い・・「その力見せつけろ、ザク!」ってのはあんまり語呂が良くないな(笑)


◆PHASE02「戦いを呼ぶもの」5
脚本(両澤千晶)、絵コンテ(福田己津央、山口晋)、演出・キャラ作画監督(山口晋)、、メカ作画監督(重田智)

というわけで今回は、アビス・ガイア・カオスの新型3機を奪取した連合3人に、インパルスに乗ったシンが迫るって話。
うわ、なんかメチャ面白い。
前回よりさらに輪をかけた、作画に気合いの入った「MS大バトル」であり、頭から先っぽまでバトルのオンパレードが超燃える。
軍事プラント・アーモリーワンの内と外での大乱戦であり、やっぱガンダムはMSバトルがあってなんぼだなと、実感・・これで子供の心はガッチリ掴んだね(笑)
しかし・・作監に重田智、原画に大塚健なんかを入れてのド派手でスピード感ある戦闘戦闘また戦闘は非常に良かったのだが、これ「もつ」のか・・無理だろ(笑)
あんまり飛ばし過ぎなんで、後半が心配になってきたな(笑)
まあそれはともかくとして、前回はザクが一押しだった訳だが、今回の押しは何と言ってもダガーL。
砲戦仕様のランチャーダガーに隠密仕様のダークダガーと、連合MSが非常に格好良い。
古式ゆかしき情緒のあったモビルアーマーも良かったが、量産MSもやっぱいいね。
で、ついにや噂のあの人・・ネオ・ロアノーク登場!
声が子安武人で、「うひょ〜!」な感じで、MAエグザスに乗ってて、金髪マスクに、クルーゼと同じ声である関俊彦のレイ・ザ・バレルとのNTピキーンと・・どう考えたって「フラガの兄貴」なわけだが(笑)、まあ、ミスリードな可能性もあるわけなんで、その辺は今後に期待・・フラガ家関係かもってのもあるしね。
個人的には兄貴は絶対に死んでるし、死んでて欲しいと思ってたわけだが、「慎ましくな」とガーティールーの指揮官やっててエグザス乗ってるネオがあまりに楽しそうで格好良いんで、別にそれでもいいかなと思いました・・だって、そっちでも「面白そう」だし(笑)
で、キャラ的には「MS大バトル」のせいか未だ顔出し程度ではあるが、キャラ的にはそれぞれ片鱗を見せてくれて良い感じ。
主人公であるシンはまだキャラ的にはよくわからないが、TVガンダムでは珍しく訓練された軍人でもあるせいか、ガンダム3機相手に雄々しく戦っておりなかなか良い。
前回はあまり意味のない合体だったのだが、今回は戦況の変化に応じてのフォースインパルスへの換装であり、ザクファントムのフォローもあったりしてこういう感じの「合体」なら良いね。
なんかやたらとステラの乗るガイアとのガチンコが多かったが、この辺はZのフォウやロザミアと同じく、伏線もあるんだろうな。
そのステラも、何やら「死ぬ」という事に過剰な反応を見せており、その辺のネタもどうなるか楽しみではある。
あと、キャラとしては「ヒロイン」かと思いきや、実は「ヤムチャ」かもしれない「アホ毛キャラ(笑)」ルナマリアは、いきなり戦線からリアタイアでもあり、今後のヘタレぶりがちょっと楽しみだ(笑)
しかし、あっと言う間にアスランの正体をばらしてしまうカガリ・・相変わらずカガリはばかだなあ(笑)
そして、今回の最後の「締め」はミネルバ発進であり、コロニーの底面部からリフトダウンしての発進という今まで意外になかった発進でもありなかなか格好良かった。
今回も引きは上手いな・・さて次回のミネルバの活躍が楽しみである。
それにしても、議長はやたらろ嬉しそうだったな(笑)
で次回は、新造戦艦ミネルバ、初の実戦。


◆PHASE01「怒れる瞳」4(75点)
脚本(両澤千晶)、絵コンテ(福田己津央)、演出(鳥羽聡)、キャラ作画監督(平井久司)、メカ作画監督(椛島洋介)

というわけで、賛否ありまくりの話題作かつ人気作だったあの「機動戦士ガンダムSEED」の続編である「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」が、1年の間を空けてついに登場・・また、祭の始まりです、戦いの始まりです(笑)
でスタッフは・・アニメ制作はサンライズ、監督は福田己津央、シリーズ構成は両澤千晶、キャラクターデザインは平井久司、チーフメカ作画監督は重田智、メカニックデザインは大河原邦男・山根公利、音楽は佐藤俊彦、といった前とほぼ同じ構成。
で今回は、プラントの軍事コロニー・アーモリーワンへとプラントの議長デュランダルとの非公式の会談に来ていたカガリとアスランの前で、謎の3人が新型兵器の奪取を図るって話。
なかなかって所か・・まあ、既視感漂う第1話だったな。
「ガンダム強奪」というネタはガンダムもののお約束とはいえ、前作と流れが同じに作られており「新鮮味」には欠けた。
まあ「OP本編ED次回予告」と、確信的に「SEED的」な作りとなっており、それゆえの「安心感」があったのも確かではあった・・良くも悪くも「続き」っつう感じだからな。
やはり、前作の第1話のすべてのキャラやメカや世界観をスマートな流れで表現仕切っていたのに比べると、少々強引であり「シチュエーション優先」で大味な感じ。
まあ、これは初代の第1話「ガンダム、大地に立つ」がいかに優秀なモチーフだったかという再確認ではある。
どうも、続編が故の制約というか・・オーブとザフトの状況説明のために、カガリとアスランが中心に今回は話が回っていたので、主役が誰か分からないっつうか、シンの影がちょっと薄すぎるんだよね・・「ラッキースケベ」は良かったが(笑)
まあ、作りとしては今回と次回で「前後編」って感じにはなるんだろうし、初っ端の「悲劇的描写」に、真ん中の「日常的描写」、そして最後の「戦闘的描写」によって、段階的に主人公であるシンの顔見せをして、最後にガンダムパイロットであることを明かすのは、手法的にはそれを「知らない」視聴者にとっては衝撃的でもあり、まあ悪くはない。
問題は、平井キャラは描き分けができてないので、いまいち顔のインパクトがないってことだわな(笑)
あと、今回は大活躍でもあった連合新3パイロットの「ガンカタ」ばりのアクションやら、有象無象のザフトMS群(ジン、シグー、ゲイツ、ディン、ガズウート、儀式用ジン、ザクウォーリア、ザクファントム)を蹴散らし倒す3機のガンダム(ガイア、アビス、カオス)という、ド派手で迫力あるサービスたっぷりのMSバトルは非常に良かった。
やはり、ガンダムはMSが動いてなんぼだな。
そして何と言っても今回は、「ザク、大地に立つ(笑)」ばりのザクが非常に格好良く、胸のダクト排気に、シールドアタックに、ビームトマホークが燃え燃え。
で、期待の新ガンダムであるインパルスではあるが、お約束の特撮ばりの発進シークエンスに、合体シーンに、ソード回し決めはなかなか格好良かったのだが、「合体」自体はあんまり意味がないよな、これ(笑)
まあその辺、もうちょっと上手いこと絡めて欲しい感じだな・・しかし、いきなり「ソードインパルス」で来るとは思わなかった。
でキャラ的にはだが、新キャラ自体の活躍は次回へ譲るとして、今回はやはり主権を回復したオーブの代表首長となったカガリを、あっさりと「子供のように(笑)」あしらう池田秀一演じるデュランダルがいいね・・いやあ、あの人悪そうだわ(笑)
あと、連合の多分ブーステッドマンであろう3人組は、やはりショーウィドウの前で踊ってみたり、シンに胸を掴まれてみたり、戦いになると人が変わったような戦いぶりを見せたりと大活躍だったステラがいい感じである。
しかも、声はフレイ様とナタルを演じていた桑島法子である。
「電波キャラ」をやらせたら桑島の右に出る者なしだからな(笑)・・これは期待でしょう。
主人公のシンはまだいまいちキャラがわからんが、ステラとの絡みもあるようだし、オーブ戦の時にガンダムに家族を殺されているという暗い背景もあるようなんで、その辺も楽しみである。
TV版では珍しく、軍人の訓練された正式なガンダムパイロットだしね・・どうやらOPを見る限り、キラとの対決もあるみたいだし。
しかし、家族が死ぬシーンはグロかったな・・今時珍しくあの枠はそういうOKラインなんで、その辺り色々やってくれそう。
で「TMR」のOPに「玉置成実」のEDつうと、SEEDと同じメソッドで作られてるせいもあってか、なんか相変わらず「思わせぶり」なイメージカットがありまくりであり、こういう「引き」は相変わらず上手い。
個人的には、「ジュール隊長」のイザークに、「降格」ディアッカに、「本格登場?」のシホがどうなるかが非常に気になるところである。
「DESTINY」は立ち位置的には「初代」における、「Zガンダム」となるであろうから、前作の「SEED」キャラがどうのような登場となってくるかはやはり楽しみではある。
しかし、出てないのにアイキャッチが「キララク」は、どうよ?(笑)
まあ・・なんだかんだと実のとこ、ガンダムSEED「大好き」なんで(笑)、まあ大期待ですよ。
今度は「回想シーン」や「総集編」は少なめで、もうちょっとバランス良くまとめて欲しいとこだね(笑)
で次回は、アーモリーワンの襲撃、後編。
フレッツスクウェアのCMはマジ笑いました。


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