◆第12話(最終回)「ご主人様、だ〜いすきっ!」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(越智一裕)、演出(大庭秀昭)、作画監督(佐々木敏子、松岡秀明)

OP、最終回バージョンか。
というわけで、天使のしっぽも今回で(ほんとに)最終回。
で、今回は突然みんなの前から去ってしまった四聖獣たち。
そんな時に悟郎の実家から電話があって、悟郎は実家に帰るってお見合いするかもしれないって話。
あの後のエピローグ(後日談)でした。
天使のしっぽらしく、前回とはうってかわってのほのぼの展開での幕閉じであった。
しかも前回の「男との同居」っていうのと同じく、こういうハーレムギャルものではタブーな、主人公以外の男にギャルが惚れるとか、トキさんの話やそして父の話を絡めて、その行き着く先であるはずの「結婚」とかが描かれているのが凄いねえ。
あれってたぶん母親か、それともあの父親が実はトキさんと同じく守護天使(動物)である鶴で、悟郎メンバーは人と動物の合いの子ってことだろうな。
まさに「鶴の恩返し」だったわけだ。
こういうものでは、たいてい「その後のこと」は描かれないものだが、やはりそういうあとのフォローも入れてるあたりがこのアニメの面白いところ。
たぶんこの後は、悟郎とランが結ばれ、四聖獣と四人が結ばれ、あと他の守護天使たちもそれぞれが大切な人を見つけたりして、人と神と獣が共存共栄を迎える日が来るっていう壮大な展開かもなあ(笑)
まさに大家族「ムツゴロウ王国」。
う〜ん、それにしもやはりミカは面白い。
「ミカのお腹には3人目のベイビーがいるっていうのに〜」がイカス。

で、総論。
いや、面白かった。
最初はシスプリのパクリみたいな感じかと思いきや、シスプリの電波っぷりと対して、意外や意外に非常に丁寧に作られていて良かった。
特にキャラごとの絡みの上手さは秀逸。
あと前述のように、こういうギャルアニメではタブーなことを色々とやってのけたのも素晴らしかったね。
まあ残念なのは1クールだったせいで、まだキャラの掘り下げとかが足りなかったりとかっていうのがあることだな。
これは2クールは欲しいアニメだったねえ。
あと声優も、上は上手いどころで固めながら、下はモノホンの十代とか使っていて、妙にリアルさがあったのが良かったねえ。
特にあの小学生トリオのロレツの回らなさははまるね(笑)
まあ、「来年も、よろしくね!」
ってことなので続編に期待である。
今度はすべてほのぼの展開で(笑)


◆第11話「…別れはいつも、突然に」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(越智一裕)、演出(篠崎康行)、作画監督(関口雅浩、倉嶋丈康)

おいおい、何の番組だよ、これは・・。
というわけで今回は、悟郎が力に目覚めて、どうのこうの(爆)
わはっはははっはははっは!!
笑ったよ、色んな意味で(笑)
正直、途中の獣神具やら、神と獣と人との関係とか、聖者様とか、その辺りはついていけなかったんだが、最後の四聖獣+12人の守護天使で大いに笑ったので全部チャラ(笑)
あらゆる意味でこの展開は予想できなかったな(笑)
つか普通やるか?(笑)
いや、笑わさせていただきました。
で、これで最終回かと思ったら、どうやら次回が最終回らしい。
ご主人様、だ〜いすきっ!らしい。
四聖獣もやってくれるよね、もちろん(爆)


◆第10話「この身にかえてもお守りします!」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(わたなべひろし)、演出(岡崎幸男)、作画監督(牛島勇二)

というわけで今回は、四聖獣にさらわれる、亀、猫、インコ、蛇の4人。
ついに決戦の時って話。
とうとうほのぼのモードから、シリアスモードに移行・・決戦っす。
うう、作品が違う・・(苦笑)
仕方がないこととはいえ、正直あまり面白くはないですな。
ああ、もうちょっとほのぼのモードが見たかった・・まあ1クールでは仕方がないですからねえ。
十分頑張っていたとはいえ、それぞれのキャラの掘り下げもまだ足りないですしねえ。
特にタヌキ(笑)
え〜と、「この子たちは、この身にかえても僕が、守る!」と逆にみんなを守ろうとする悟郎メンバーが格好良かったです。
あ、そいやなんか意外に絵コンテがわたなべひろし。
まあ、そのわりには戦闘シーンは・・っていうかそういう作品じゃねえからな(苦笑)
で、次回は決戦の続き・・みんなとの別れ?


◆第9話「芽生え始めたキモチ」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ・演出(大庭秀昭)、作画監督(佐々木敏子、倉嶋丈康)

水着、萌え〜!(お約束)
というわけで今回は、ランとツバサに芽生え始めた気持ち、そしてみんな(7人)で屋内プールに行くって話。
こういうもののお約束展開、主従以上の感情が芽生え始めるランとツバサは、その感情に戸惑い揺れるって話でした。
二人の切なげな表情と、揺れる感情の動きがなかなか良かったです。
しかし、ランのあの「何でもします!」っていうのは聞きようによってはアレだな。
主人公が鬼畜でなくて良かった(爆)
で、その二人の感情の戸惑いとは別に、キャラの絡みは相変わらず面白い。
特に今回は、いつもながら元気で可愛い「蛙、犬、猿」の3人娘と、「お母さ〜ん!」と呼ばれるユキさんがもう笑える笑える。
ホント、キャラのやり取りとか描くの上手いよなあ。
で、ついに目覚めた4人の四聖獣たち。
なんか・・番組が違います(笑)
もう最終回が近いんだよなあ・・これからは「決戦モード」か。
かなりキャラが生きてきて面白くなってるのに、もう終わりとはもったいなさすぎるなあ。
あと1クールはやはり欲しかったねえ。
で、次回は四聖獣との戦いが始まるって話。


◆第8話「危険なアルバイト!?」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(池端隆史)、演出(小川ひろし、矢吹勉)、作画監督(松岡秀明、祝浩司)

時給3500円は怪しいって・・。
というわけで今回は、悟郎を狙っていた男たちが張ったアルバイトの罠に悟郎がはまる?って話。
で、どうやらあの謎の男たちは四聖獣のようである。
それぞれ青龍のゴウ(森川智之)、玄武のシン(櫻井孝宏)、白虎のガイ(吉野祐行)、朱雀のレイ(宮田幸季)って感じで、人間を滅ぼそうとしているようである。
で、これまた面白いのが玄人のシンがカメのアユミと、白虎のガイがネコのタマミと、朱雀のレイがインコのツバサと関係するって所である。
青龍のゴウはたぶん、ヘビのユキさんかな?
それぞれ同種の動物と絡めているのだなあ。
こういう絡みを大切にしているのはいいねえ。
そして、動物絡みのネタといえば、やはりカメのアユミと、ウサギのミカであろう。
やはりこの二人の絡みは一番面白いねえ・・両方声優さんも上手いし、でもって可愛いしねえ。
で、今後はその四聖獣絡みのネタで行くようである。
やはり人間の復讐が目的なんだろうなあ。
はてさてどうなることか・・。
あと、出番のない守護天使は人形状態にしておき、話を上手く絡めているのも良いね。
他の守護天使同士の絡みも結構面白いからねえ。
しかし、なぜWOWOWでドモホルンリンクのCMが(爆)
で、次回は芽生え始めた気持ち・・何が?
あと三馬鹿トリオも活躍?


◆第7話「ちっちゃな天使の小学校」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(武蔵関太郎)、演出(岡崎幸男)、作画監督(牛島勇二)

何かOPが少し変わったな・・もと馬鹿っぽく(笑)・・ガキ3人組バージョンら・・。
というわけで今回は、イヌのナナ、カエルのルル、サルのモモの小学生下級天使3人組の、小学校話。
う〜ん、なんかまたもやほのぼのいい話。
小学生の下級天使3人組が、人間の男の子たちと友達になるって話なんだけども、何かすげえいいよ。
これってハーレムものっていうよりも、トラウマ持った動物たちを、主人公であり人間の代表であり導き手でもある保護者の悟郎が、人間たちと共存できるように自立させていくホームドラマだよなあ。
「ひとつ屋根の下」だな。
その辺りをなかなかに丁寧に描写していて良かったよ。
あの3人組の下級声優(爆・・本物の小学生とからしい)のつたなく素朴な演技が、逆にリアルさを醸し出していて、いい味で可愛かった。
思わず幼女のブルマーに萌えたよ(笑)
やはり、これは狙いのうちだったのだろうか?
守護天使同士の会話のドタバタも非常に面白かったしねえ。
あと、今回は守護天使の階級の話と、今後の伏線になるであろう四聖獣の話があった。
これ、1クールで終わるのかな、やっぱ?
かなり面白くなってきたから、1クールで終わるのはちょっともったいないよなあ。
で、次回はアルバイトをする守護天使?


◆第6話「おソバ屋さんのご主人様」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(羽原久美子)、演出(大原秀昭)、作画監督(松岡秀明、祝浩司)

というわけで今回は、そば屋のご主人と知り合うって話。
何かびっくり、結構いい話。
どうやら恩返ししてそのまま「内縁の妻」になったりするパターンもあるんだねえ。
にしてもトキとは・・(笑)
ヘビのユキ役もやってる氷上恭子さんのトキさんの演技はなかなか良かったな。
きつねとたぬきとの対立とか、実は他にも守護天使がいるとかなかなか面白い。
できうればもっとこういうまったりした話も見たい所だけどなあ・・1クールがゆえに結構展開早いからなあ。
にしても食費かかりそうだよな、あの一家(苦笑)
バイトもないと貧困していた彼はどうしているのであろうか?
女神様からお金ももらってるのか?
しかしやはり12人は多すぎかもなあ・・トキさん一人だけならまだ説得力もあるんだけどねえ。
12人も養うなんて、どんな富豪だよ(笑)
あと、やっぱガキ系の守護天使はやはり演技がつたないな・・まあある意味かなりリアルではあるけどね(笑)
で、次回は小学校に通う天使たち?


◆第5話「思い出して、ご主人様」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ・演出(山崎理)、作画監督(佐々木敏子)、作画監督補佐(松岡秀明、祝浩司)

というわけで今回は、冥土の世界に一時帰還した8人に、4人足されて総勢12人で現世に帰ってくるって話。
で今回、ヘビのユキ(氷上恭子)、カエルのルル(清水芽衣)、タヌキのミドリ(小林晃子)、サルのモモ(平野綾)が増員。
もう、何がなんだかよくわからない感じに(笑)
しかし、シスプリは最初から不条理な展開だったからいいとしても、この悟郎君は一般人だからなあ。
これだけギャルに囲まれると、社会的にも経済的にも色々大変だと思うのだがな(爆)
にしても、12匹もの生き物を殺してる彼は結構駄目駄目君な気もしなくはないのだが、それは言わない約束か、やはり。
あと、やはり声優の格差が激しすぎるよな、このアニメ。
で、次回はソバを食うって話。


◆第4話「いやだよ、サヨナラ……」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(羽原久美子)、演出(戸越公太郎)、作画監督(牛島勇二)

というわけで今回は、病気になる悟郎、でもってやってくる新守護天使、亀のアユミ(川澄綾子)、狐のアカネ(千葉妙子)って話。
兎vs亀、狐vs兎、犬vs狐と、キャラクターの性格や、キャラ同士の対立が、そのキャラが何の動物かで決まるのは、面白いね。
しかし今回の話が解決しないままで新たなる展開へ。
やはり1クールしかないようだから、展開が早いなあ・・しかも暗いし。
もっとキャラの書き込みとかみたいとこなんだけどねえ。
しかし、やはり兎のミカが一番パワフルでいい感じだなあ・・ゆかな嬢だしね。
にしても声優の力量差の激しいアニメだな(爆)
で、次回はどうなるのでしょうか?


◆第3話「お世話はおまかせ、ご主人様!」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ(矢吹勉)、演出(矢吹勉、篠崎康行)、作画監督(祝浩司、松岡秀明)

というわけで今回は、2人の守護天使、ウサギのミカ(ゆかな)とイヌのナナ(長谷川静香)が登場して、時間割りでご主人様のお世話をするみんな。
でもって、インコのツバサのトラウマ克服話。
しっかし主人公、環境に適応するの早いな・・っていうかそろそろ破産してもおかしくないと思うのだがな(爆)
でまあ今回は、新守護天使登場と、ツバサの高所恐怖症克服話。
あの状況は誰だって、怖いって(笑)
しかし、こうやってみんなトラウマを越えるっていう展開なのだろうか?
ちょっと安直かも。
にしても普通は、新守護天使の方にスポット当てそうなものだが、なぜかツバサの話だったな。
やはり時間がないせいか、構成がちょっと変かも。
で、今回も出てきた謎の男・・果たして彼の目的と正体は?・・って感じである。
う〜む、しかし今一つ面白さに欠けるな、このアニメ・・ギャルがいっぱいいるのに地味で暗いしなあ。
シスプリの頭の悪いバカ明るい展開が懐かしい。
でも新守護天使のウサギのミカの声は何かいいなあ・・流石は野上ゆかな嬢である。
他の無名所の声優さんたちとはやはり違う気がするなあ。
で、次回はまたもや守護天使登場&ご主人様が病気に?


◆第2話「トラウマなんてこわくない!」
脚本(岡田庸里)、絵コンテ(貝光紳也、越智一裕)、演出(大庭秀昭)、作画監督(松岡秀明)

というわけで今回は、4人目の守護天使、猫のタマミ登場。
お約束の大ハーレム展開はやはりちと萎えるが、思ったより描写とかが丁寧に描かれているのは良いな。
特にもと動物とか、トラウマ抱えていうるとかいう設定を一応使っているのがいい。
で、今回からちゃんとOPもついた。
なかなかに古くてダサくて格好悪い歌がいい感じである。
特に「6、3、3、で12人♪」っていうのがいい。
で、次回はまたもや新たなる守護天使登場。
こうやってどんどん増えていくんだろうなあ・・しかし食費とかはどうするのだろうか?


◆第1話「忘れえぬ絆」
脚本(岡田麿里)、絵コンテ・演出(越智一裕)、作画監督(古田誠、佐々木敏子)

そんな馬鹿な!
というわけで、ハーレム系アニメ「おとぎストーリー天使のしっぽ」。
子供のころに飼って死んでしまった12匹の動物たちが冥土の世界から守護天使になって、恩を返すために主人公、陸悟郎(ムツゴロウって、あんた)の前に現れるっていう「鶴の恩返し」みたいな話らしい。
ああ女神様とか、守護月天って感じだねえ・・12人の所がシスプリだ。
なんかこっちの世界も、ギャルのインフレーション化が激しすぎて、ちょっとついていけないかも(苦笑)
やはりシスプリが進化の最終形態だよな・・行き過ぎると退化(爆)
まあそれはともかく、どうやらその守護天使達は死んだときの原因(死因)がトラウマになっていて、苦手という設定のようである。
なんかその辺が生っぽくて嫌な感じ・・っていうかこの主人公ペット殺し過ぎ(笑)
いやまあペットなんて、人間より早く死ぬから当たり前と言えば当たり前だが。
で、キンギョのラン(田中理恵)が「水死」したので水が怖くて、
インコのツバサ(野川さくら)が「墜落死」したので高いところが怖い。
ハムスターのクルミ(仁後真耶子)が迷子になって「餓死」したので空腹が怖いらしい。
やっぱり嫌すぎ(笑)
恨みあるとしか思えん!
とまあ、なかなかにアレな設定だけど、やはりあらゆる意味でシスプリのインパクトには適わないかな。
作画は明らかにこっちの方が上だったりするんだけど、あんまりキャラが立ってない気がするかな、こっちのは。
主人公がすぐに状況を受け入れるのもアレだしねえ。
まあ、まだまだ始まったばかりなんでこれからかな。
なんかあまり萌えれそうにはないけど・・。
で、次回は新しい守護天使登場・・ってまあこれから大量投入されていくのだろうな。
しかし、このアニメ2クールやるのかな?
それくらいやらないと、キャラに深みもたさられないと思うけど。


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