◆ツバサ・クロニクル

<関連サイト>
NHKツバサ・クロニクル公式HP
http://www3.nhk.or.jp/anime/tsubasa/
BeeTrain公式HP
http://www.beetrain.co.jp/
梶浦由紀FictionJunction公式HP
http://www.fictionjunction.com/

【スタッフ】
原作 CLAMP(「ツバサ -RESERVoir CHRoNiCLE-」)
監督 真下 耕一
脚本 川崎 ヒロユキ
音楽 梶浦 由記
キャラクターデザイン 芝 美奈子
アニメーション制作 ビィートレイン
共同制作 NHKエンタープライズ
制作・著作 NHK
オープニングテーマ曲 「BLAZE」
作詞 キンヤ 作曲 NIEVE 歌 キンヤ
エンディングテーマ曲 「ループ」
作詞 h’s 作曲 h-wonder 歌 坂本 真綾

【キャスト】
小狼 入野 自由
サクラ 牧野 由依
黒鋼 稲田 徹
ファイ 浪川 大輔
モコナ 菊地 美香
桃矢 三木 眞一郎
雪兎 宮田 幸季
飛王 中多 和宏
星火 小林 沙苗
知世 坂本 真綾
蘇摩 甲斐田 裕子
チィ 名塚 佳織
侑子 大原 さやか
四月一日 福山 潤
正義 瀧本 富士子
笙悟 檜山 修之
空汰 陶山 章央
嵐 平松 晶子
プリメーラ 望月久代


◆第33話「阿修羅のイワレ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(山本秀世)、演出(岡村正弘)、作画監督(山沢実、佐々木睦美)

というわけで今回は、新しい世界にやって来た小狼達は、黒鉄達とはぐれてしまうって話。
原作の話である「阿修羅」編に突入。
原画が大陸系だったためか、ちと作画が荒れ気味だったのが気になった感じ。
まあ話の方は導入だったわけで、今後の展開に期待。
で次回は、終わりなきイクサ。


◆第32話「魔術師とデート」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(黒澤雅之)、演出(原田奈々)、作画監督(芝美奈子)

というわけで今回は、魔法の国で王位継承者の少女・チィ(名塚佳織)とデートするファイって話。
色々と謎の多いファイの過去話を絡めたファイの話。
ええ話だとは思うのだが、なんで明けない夜が明けたのかがいまいちよくわからなかったかなあ。
オリジナル話は世界観とかは面白そうだから、2・3話ぐらいやってもいいのではないかと思った。
それにしても、ファイがチィの腰に手を回そうとして肩に手をかける辺りの描写は、どうしても「カリオストロの城」を思い出してしまい、笑ってしまった。
で次回は、原作にあった世界の話のようである。


◆第31話「少年のケツイ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(有江勇樹)、演出(川面真也)、作画監督(佐々木睦美)

というわけで今回は、突如海の真ん中に出現した小狼達は、ある船に助けられるって話。
どうやら、当分はオリジナル話で行くのか、今回もアニメオリジナル話。
違う世界での小狼の父と魂を同じくする少年・藤隆(川島得愛)と小狼の出会いと触れ合い、っつうこのアニメらしいまた地味なネタであり、いつもながら盛り上がりはそんななかったわけではあるが、淡々とまったり描く二人の交流はちょっといい話でもあり、まあまあ良かった。
で次回は、ファイの話である。


◆第30話「哀しいキセキ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(太田知章、モリヲカヒロシ)、演出(太田知章)、作画監督(山下喜光)

というわけで今回は、以前やって来た世界へやってくる小狼達って話。
第1期の最終回・第26話にやって来た世界に再びやって来たわけではあるが、話数的には「ビッフルワールド」を挟んだ3話前なので、まあちょいこの前の話ではあるな。
で今回は、人々を復活させた後のフォローの話であり、ちょっと切ない哀しい終わり方はなかなかよかった。
「失われた命は二度と戻らない、だからこそ命は尊く生きることは素晴らしい」
というのはありがちなテーマではあるが、「ドラゴンボール」に代表されるように「死んで蘇る〜」ってのは昨今の悪い風潮でもあるわけで、こういうのをやるのはいいんでないかと思う。
それにしても、空汰と嵐はホントよく登場するなあ。
まあ、どの二人も一応ラブラブであり幸せそうでもあるのはいいことだ。
で次回は、海で大ピンチ。


◆第29話「栄光のゴール」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(モリヲカヒロシ)、演出(佐藤清光)、作画監督(毬雄一)

というわけで今回は、リタイアした小狼に代わってゴールを目指すサクラって話。
「ピッフル・ワールド編」も、これで終了。
原作を読んでるせいもあるし、原作と同じくなんだか地味なせいもあるが、いまいち語ることがないな(笑)
とりあえず、レースシーンとかはご都合臭くはあったが、そこそこ盛り上がる感じにはしていてよかったと思う。
で次回は、前に逝った国へもう一度。


◆第28話「三つのバッジ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(太田知章)、作画監督(超俊映、佐々木睦美)

というわけで今回は、決勝レースに出場する小狼達って話。
ってなわけで、決勝のレースがスタート。
相変わらず、いまいち語ることはないのだが、レース自体は「犯人探し」などの波乱含みの展開もあり、なかなかの盛り上がりではあった。
なにより、サクラ姫が可愛いのはいいと思う(笑)
で次回は、ドラゴンフライレース大詰め。


◆第27話「危険なレース」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(モリヲカヒロシ)、作画監督(芝美奈子)

というわけで、「ツバサ・クロニクル」の第2期・・3クール目に突入。
今回は、サクラの羽を手にいれるためにレースに出ることになる小狼達って話。
3クール目突入で、「ピッフルワールド」編がスタート。
第1期に比べると若干ポップさが増して、ちょっと見やすくなった感じがあるかな?
それでも、どうにも地味な感じがあるのは否めないとこではあるんだけども(笑)
で、「さくらちゃん素敵ですわあ」の知世が、ついにや登場。
やっぱり岩男潤子のアレにはかなわないところはあるが、坂本真綾の知世様もなかなか悪くはない感じ。
それにしても、全員元は初心者のはずの小狼チームが全員予選勝ち残りってのは、流石にご都合すぎる気はするなあ。
で次回は、三つのバッジ。



◆第25話「究極のゲーム」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(守岡博)、作画監督(後藤潤二)

というわけで今回は、仮想現実が実体化しはじめ、いの一の鬼が現れるって話。
これにて桜都国編が終了・・最後は色々派手な展開ではあったが、どうにも地味な印象は拭いきれず。
とりあえず、最後のサクラ姫の敬礼は可愛かったな。
で次回は、2クール目が終了で、第1部完かな?


◆第24話「死闘のヤイバ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(川面真也、清水久敏)、作画監督(山下喜光)

というわけで今回は、桜都国で死んだ小狼たちは、「フェアリーランド」という現実世界に戻るって話。
明かされる世界の秘密、そして仮想世界が実体化しはじめて現れる星史郎といの一の鬼・・となかなかの盛り上がり。
マガジンでの連載を読んでる当時は、「実はゲームの世界だった」ってのに全然気づかなかったんだよなあ・・今思うといろいろ伏線はあったのであった。
とはいえ、それにしても色々と強引なとこはあるなあ・・。
まあそれはそれとして、話は盛り上がってるが演出作画方面は相変わらず地味だったり・・。
で次回は、最後の決戦・・そして昴流が登場。


◆第23話「消えゆくイノチ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(守岡博)、作画監督(竹上貴雄)

というわけで今回は、星史郎がサクラとファイのいる喫茶店を襲うって話。
ファイが死に、そして小狼とサクラも消え、この世界にも異変が訪れ始めてなかなかに物語が面白くなって来た。
しかし、やはり話の展開やら演出的テンポやらがどうにも真下監督の作風とはいえ冗長なせいか、いまいち盛り上がりに欠けてしまうなあ。
まあそんな感じで、次回はついにこの世界の秘密が明らかにって話。


◆第22話「消せないキオク」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(黒川智之)、作画監督(窪敏)

というわけで今回は、新種の鬼のことを調べる小狼たちって話。
新種の鬼である星史郎が登場して始まるこの世界への違和感。
この世界での物語もやっとで佳境へ入って行くって感じである。
つか、やはりどうにもまったりじんわり進んで行くので、いまいち乗れないなあ・・。
もちっとサクっと派手に進めて欲しいところではあるのだが。
まあそれはそれとして、今回のGJはモコナであった。
なんだかんだとみんなの事がわかってて、ムードメーカーなモコナはいいヤツだなあ。
で次回は、星史郎が猫の目に襲撃って話。


◆第21話「鬼児(おに)のスガオ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(渡辺正樹)、作画監督(後藤潤二)

というわけで今回は、鬼の動きがおかしくなる中、人の姿をした鬼が現れるって話。
なんだか、まったりと地味に話が進むなあ・・ちとダレて来た感じ。
流石は真下監督作品だけあってか、この頃はかなり「雰囲気アニメ」だなあ。
そろそろドカンとした何かがないと、ちとキツイ。
まあそれはそれとして、今回から本格的にかの「東京バビロン」「X」のキャラであるあの桜塚守である星史郎(東地宏樹)が登場。
さてどうなることか。
あと、OPの「BLAZE」を歌ってるキンヤが、鬼児狩りとして声をあてていた。
脇キャラでもあったこか、可もなく不可もなくだったな。
で次回は、新たなる情報を求めて小狼と黒鋼がある場所にって話。


◆第20話「午後のピアノ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(川面真也)、演出(清水久敏)、作画監督(竹上貴雄、加藤久美子、本多恵美)

というわけで今回は、小狼は黒鋼の元で修行をすることになるって話。
小狼の修行と、サクラ姫と謎の女性との出会いが描かれる今回。
相変わらずのまったり加減であり、流石にちとダレてきた感じ。
そろそろひと波乱が欲しいところである。
で、そのための伏線として、ちょこっとばかりこの世界の秘密が明らかに。
まあ、その辺を今後に期待したいところ。
あと、サクラ姫の歌はなかなか良かったかな。
どうやら牧野由依は、かつての坂本真綾みたいな売り出し方をしていくみたいである。
ちょっぴり期待。
で次回は、あの人がついに登場。


◆第19話「生きるカクゴ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(守岡博)、作画監督(山下喜光)

というわけで今回は、「猫の目」に鬼狩りが来客し、そしてそこに鬼が襲撃をしてくるって話。
相変わらず、まったりと話は展開。
作画自体は良好でもあり、このまったりと情感ある演出もこなれてきたのか、ちと間が長くもあるが、雰囲気は悪くない。
あと、バトル自体もなかなかに派手に動き良い感じであった。
で次回からは、小狼は黒鋼に修行を受けるようであり、なんだかバトル漫画ちっくになって来たなあ。


◆第18話「にゃんことワンコ」4
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(黒川智之)、作画監督(杉光登)

というわけで今回は、小狼達は桜都国での生活を始めるって話。
淡々とまったりと描かれる桜都国での生活・・この国と雰囲気があってるのか、なかなか良い感じである。
なにより、絵的にも衣装的にも可愛さが炸裂しはじめてるサクラ姫が鬼萌える。
牧野由依のナチュラルっぽい演技もあってか、その可愛さが加速度的に高まっていってるなあ。
あと、そのサクラ姫と小狼の「関係性の対価」の話も、なかなかに悲劇性のある描かれかたもしていて、ドラマに緊張感があるのも良い感じである。
とりあえず、桜都国編は結構楽しめそうな感じで期待である。
で次回は、生きるカクゴ。


◆第17話「桜の国のカフェ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(守岡博)、演出(渡辺正樹)、作画監督(後藤潤二)

というわけで今回は、新たなる異世界「桜都国」へとやって来た小狼達は、「鬼狩り」という職業に就くって話。
原作でも人気のある、桜都国編スタート。
当時原作を読んでた時は気づかなかったのだが、ネタを知って見てるとちゃんとそれぽい世界になってたのだな。
まあそれはそれとして、サクラ姫の萌えっぷりが段々とヒートアップしはじめてきて良い感じである。
今回も、三段ぶち抜きのウェイトレス姿を3回もやる気合のはいりぶりに、幼少の頃のサクラ姫もなんかえがった・・あえて言おう、サクラ姫萌え(笑)
話としては、まあまだ始まったばかりなので、今後の展開に期待したいところである。
しかし、小狼の右目が見えないうんぬんはなんか規制のせいなのかちとボカし気味でいまいちわかりにくかったような・・。
今後ちゃんと説明があるかな?
あと、今回は最後に「X」キャラの草薙と譲刃コンビが登場・・譲刃の声は千葉千恵美なのか・・どれみ以外で聞くのは久々な気もするな。
で次回は、にゃんことワンコ。


◆第16話「強さと優しさ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(川面真也)、作画監督(芝美奈子)

というわけで今回は、小狼たちは一番強い勇者を決める大会に参加するって話。
原作はない、オリジナルな話。
話としては、まあどーというモノでもなかったわけではあるが、今回はキャラデザの芝美奈子が作監をやっていただけあってか作画がよく、キャラの動きや仕草や表情に妙に色気があり良かった。
何と言っても、サクラ姫はますます可愛さに磨きがかかっておりいいね・・丹下さくらさんご結婚おめでとうございます(意味なし
で次回は、桜の国のお話・・うわ、サクラ姫のメイド服だ!


◆第15話「信じるココロ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(守岡博)、作画監督(窪敏)

というわけで今回は、子供たちを行方不明にした犯人がカイル先生だとわかるって話。
雪の国の話も、今回で解決編。
「探偵もの」のお約束で、カイル先生は犯人とわかると真相をベラベラ喋り、でもってあっさり自滅・・実にわかりやすい人だった。
今回の雪の国の話は、ミステリタッチなおかげかこの作品特有の地味で淡々とした演出作画もあっていて、バトルテイストな中国な国の話よりはなかなかに面白くはあった。
とりわけ、やはり正気を取り戻し始めたサクラ姫が可愛くなって来たのは大きかったかもしれない・・ちょっと電波度ははアップしたかもしれないが(笑)
今後も、小狼とサクラ姫のラブラブをまったり楽しんでいきたい。
で次回は、どうやらオリジナルは話で、北欧風バイキングな国の話。
モコナ風クロぽんの次回予告にメサワロタ。


◆第14話「真実のレキシ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(黒澤雅之、有江勇樹)、演出(黒川智之)、作画監督(竹上貴雄)

というわけで今回は、行方不明になった子供たちの調査を行う小狼達って話。
今回は探偵ものっぽく、捜査と推理編。
相変わらず淡々と地味だが、今回の話には合うのか地味に良い感じではある。
サクラ姫がボケボケしながらも活発なのがいいのかもしれない。
とりあえず、次回は解決編・・犯人はお前だ!


◆第13話「まぼろしのオトギ」4
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(黒川智之)、演出(渡辺正樹)、作画監督(番由紀子)

というわけで今回は、雪の降る国へとやって来た小狼たちは、子供の行方不明事件に遭遇するって話。
関西な世界、中国な世界、湖な世界に続いて、今度は雪の降る西洋風な世界。
・・大分、異世界冒険ものとしての面白さが出て来たかな?
で、今回はそんな雪降る世界での子供の行方不明事件の捜査であり、ミステリタッチに語られる物語と淡々と地味なこのアニメ独特の演出が上手くマッチして、前回と同じく静かな雰囲気が良い感じであった。
小狼とサクラ姫の関係も、「エスコートプリンセス」としての良さも出て来て、まったりとしたラブラブな二人の雰囲気は心地よくて良い。
やはり、サクラ姫が羽を取り戻したことで記憶が戻り、徐々に動き出してるとこがキャラの関係などを活性化させていってるってのが大きいかな。
・・とりあえず、サクラ姫、萌え(笑)
あと、今回は「魔法騎士レイアース」のエメロード姫が登場。
でも、NHKがゆえか「CLAMPドーリームマッチ」的な押し出しはやっぱり弱くなってるね・・仕方がないとはいえ。
声優さんが島本須美さんだったり、宮本充さんもいたりと、まあ声優方面が脇役はがっしり固めてるのは非常に良いけどね。
で次回は、サクラ姫救出大作戦。


◆第12話「暖かなエガオ」4
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(黒川智之)、作画監督(山下喜光)

というわけで今回は、湖のある異世界へとやって来る小狼達って話。
・・うん、今回は良かったな。
流石にこういう「雰囲気」だけで作る話の場合は面目躍如の良さがあり、そのまったりとした閑話休題な展開ともあいまって、いつもの淡々と地味な演出が功を奏して非常に良い雰囲気と空気感を作り出していた。
作画もなかなかに良くて、正気を取り戻し始めた(笑)サクラ姫も可愛く、小狼とのほんわかな雰囲気がグッド・・あえて言おう、サクラ姫萌え(笑)
あと、声優さんも大御所な野沢雅子さんが出ていたり、脇役辺りはちゃんとした声優さんで固め、主役級はナチュラルな素人系で固めることで、硬軟な良さが出て来てるかもしれない。
しかし、こういう「雰囲気話」ならいいんだけど、普段はまだまだ難しそうだなあ・・まあ一応今後に期待。
で次回は、雪の世界。


◆第11話「選ばれたアシタ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(川面真也)、作画監督(後藤潤二)

というわけで今回は、領主との決戦を迎える小狼たちって話。
これで、高麗国編が終了・・最後はそれなりに盛り上がったかな。
でも、やはり全体的にはいまいち盛り上がりに欠けた感じ。
どうも真下演出の地味で淡々とした演出は、仮にも少年漫画であるこの作品のテイストにはちと合わない感じなんだよねえ。
これが「十二国記」みたいな暗い話がメインなら、合ってたかもしれないが。
で次回は、湖のある世界。


◆第10話「別離のカガミ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(有江勇樹)、演出(守岡博)、作画監督(杉光登)

というわけで今回は、領主の刺客とそれぞれ戦う小狼達、そしてサクラに変化がって話。
相変わらずの、いまいち盛り上がらないまったりとした地味な演出。
つうか、作画の方にいまいち押しが足りないのかもしれないなあと思ったり。
とりあえず、次回で今回の話は終わりのようである。


◆第9話「妖しきオンナ」2
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(渡辺正樹)、作画監督(竹上貴雄)

というわけで今回は、領主の屋敷に向かう小狼達って話。
・・ヤバイ・・つまらない、テンポが悪い、盛り上がらない・・。
この盛り上がらなさは、「アベンジャー」に匹敵する・・。
悪い真下節の典型で、淡々と地味で押さえまくった演出で、盛り上がらなさはマックス。
見るのが辛くなってきたかも・・。
で次回は、色々決戦。


◆第7話「砕けたカタミ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(川面真也)、作画監督(番由紀子)

というわけで今回は、新しい世界へとやって来た小狼達は、チュニン(伊藤静)という少女と出会うって話。
次なる世界「高麗国編」がスタート・・今度は中国風の世界。
しかし、相変わらず地味に淡々と話が進んで行くな。
原作にも確かにそういう部分があるわけだが、さらにそれが加速してる感じ。
正直、色々盛り上がりには欠けるのであった。
次々と違う世界を旅するってのは「ワンピース」とかもそうだけど、その世界での文化やキャラクターを押し出して色々盛り上げれる美味しいネタではあるのだが、今のとこまだそういう面白さもまだ出せてない感じ。
まあ、まったり見て行くか。
しかし、チュニン役の伊藤静やら、タンバル役の大塚周夫、ブルガル役の梅津秀幸と、主陣と違って脇役陣がちゃんとした声優さんがやってるだけあってか、安定感があるのは良いね。
で次回は、サクラ姫が大ピンチ?


◆第6話「泣かないナミダ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次、真下耕一)、演出(守岡博)、作画監督(門智昭)

というわけで今回は、小狼と笙悟はついに対決をするって話。
う〜ん、やはりどうもテンポや間が悪い気がするなあ。
真下作品の悪い部分であるそれらが出ていて、どうにもクライマックスなのに乗れない感じがある。
正義の話もネタが割れていたのもあったし、どうも正義の「強さ」うんぬんの話も描き方が弱いため、これまた乗れない感じがした。
真下監督の作風は、どこか観念めいた展開を淡々と地味に描きつつ、音楽でガガンとそれを盛り上げるって感じだから、CLAMPとはいえ仮にも少年漫画の冒険ものはやっぱ合わないのではないかと思ったり。
まあそれはともかく、これで「阪神共和国編」はこれで終了。
さて、次はどんな異世界でどんな冒険が待っているのか。


◆第5話「魔術師のバトル」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(黒澤雅之)、演出(有江勇樹、渡辺正樹)、作画監督(樋口香里)

というわけで今回は、正義(瀧本富士子)とモコナがプリメーラ(望月久代)にさらわれて、助けに行く小狼達って話。
原作と同じというか、どうもまったり過ぎて派手さがなく、いまいち盛り上がりに欠ける感じがあるな・・どうも演出が間延びしてる。
まあ、この微妙なテンポが真下っぽくはあるが。
あと、原作のプリメーラのクダンの攻撃の方が、「音符風」より「描き文字」風で派手で良かった感じ。
望月プリメーラも微妙に鬱陶しいし。
で次回は、笙悟(檜山修之)との戦い。


◆第4話「汚れなき放浪」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・演出(黒川智之)、作画監督(竹上貴雄)

というわけで今回は、サクラ姫が街を徘徊するって話。
なんか、この妙にふわふわしたサクラ姫の描き方は、いかにも真下電波キャラっぽく、今回はなかなか真下節を堪能できた感じである。
やはりこのどこか抽象的ともいえるふわふわした演出こそ、真下作品だなっと思うな。
で次回は、阪神城での戦い。


◆第3話「破魔のカタナ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次、真下耕一)、演出(川面真也)、作画監督(番由紀子)

というわけで今回は、阪神共和国で空汰と嵐の夫婦に出会う小狼達って話。
やっぱり結構まっとうに話が進むなあ・・まあ原作があるから仕方がないわけでもあるが、いまいちつまらん。
もっと真下的な「観念」や「電波」とも言えるものが欲しいところである・・。
まあそれはともかく今回は、阪神共和国の解説と黒鋼の話。
一応黒鋼の話だったわけではあるが、いまいち黒鋼のこととかよくわからないな。
そのうちちゃんとした過去話が描かれるのであろうか?
あと今回は「X」のキャラである空汰と嵐が登場・・どうやら次元の魔女に世話になったとの事であるが、「X」とのクロスオーバーもあるってことなのか。
まあその辺はこの作品とは関係のない話ではあるが・・。
で次回は、サクラが行方不明に。


◆第2話「戦うチカラ」3
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ(澤井幸次、真下耕一)、演出(黒澤雅之)、作画監督(門智昭)

というわけで今回は、サクラを助けるためにツバサと追いかけて異世界へと旅立つことになる小狼達って話。
「さくらなパラレル」・・ってことで、これで「パラレル(平行世界)・トラベルもの」が成立。
これで様々な異世界を飛び回りジュジャク・・もといサクラのツバサを探しての「タイムボカン」的な冒険ものが始動となるわけで、でもって夢の「CLAMPワールド」キャラクターが多数登場となる「ドリーム・マッチ」も成立。
と、当時は結構それで期待もしていたわけなのだが、実際はどうも地味でいまいち乗り切れない所があるんだよな・・ネタは美味しいはずなんだが。
まあそれはもともかくとして、アニメ版も漫画版と同じく地味な演出でもあり、淡々とした印象。
いまいち派手さに欠ける感じだな、やはり。
で、今度の初っ端の世界は「大阪の国」である、「阪神共和国」(笑)
もちろん大阪がモチーフな世界でもあり、あそこは難波の道頓堀で、「引っかけ橋」の辺りだね。
CLAMP作品ではよく「東京タワー」がモチーフとして描かれるわけだけども(確かCLAMPは関西出身だった気はするが・・)、あんな風に「通天閣」がモチーフになるのは始めてかも(笑)・・まあ実際はあの位置からじゃ「通天閣」は見えないわけだが。
で次回は、黒鋼が活躍・・空汰と嵐、出ないのかな?


◆第1話「必然のデアイ」4(65点)
脚本(川崎ヒロユキ)、絵コンテ・、演出(守岡博)、作画監督(芝美奈子)

というわけで、「週刊少年マガジン」で連載中のCLAMP原作の「ツバサ」がお約束のようにアニメ化。
自分は実は読んでますが、まあかなり地味目な印象。
スタッフは、アニメ制作はビィートレイン、脚本は川崎ヒロユキ、音楽は梶浦由記、キャラクターデザインは芝美奈子、監督補は守岡博、監督は真下耕一、といった構成。
今回は、遺跡の探索から帰って来た小狼(入野自由)は、サクラ(牧野由依)を再会するって話。
CLAMPオールスター夢の競演となる本作。
ついに、「カードキャプターさくら」の再放送の後枠でNHKでアニメ化・・相変わらずCLAMPは凄いな。
コミックも売れてるしねえ。
で、本編であるが・・まず、初っ端からの梶浦楽曲にはドびっくり(笑)
NHKでかかるとなんかさらに迫力が増すなあ。
まあそれはそれとして、梶浦楽曲が「ヤンマーニヤンマーニ」とかかれば真下ちっくには見えたのだが、今のとこ真下監督にしてはおとなしめで普通な作りな感じ・・個人的にはもうちっと飛ばしてくれることを望みたい。
原作と同じく地味で淡々とした作りは悪くなかったが。
あとやはり気になったのは声優関係であろうか。
「CCさくら」の後のせいもあるが、やはり小狼とサクラの声の違いはちょっぴり引く感じ。
まあ何もくまいもとこと丹下さくらを使えとは言わないが(キャラの性格違うしね)、やはりどうも本物の声優でなく役者の人らしい素人臭さがあるためか、どうも声に「張り」がないんだよな・・まあナチュラルな「素」っぽさがあるのは悪くないとこもあるのだが・・。
なんかジブリアニメみたいだな・・。
まあその辺はこっちの「慣れ」と、役者さんの「成長」に期待するしかないか。
で次回は、異世界へと旅立つことになる小狼達って話。


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