つよきす Cool×Sweet

◆つよきす Cool×Sweet

【staff】
原作：つよきす
プロデューサー：大宮三郎
監督：木村真一郎
シリーズ構成：山田靖智
キャラクターデザイン・総作画監督：安形佳己
脚本：山田靖智・宮下義浩・鴻野貴光
構成協力：タカヒロ
美術監督：根本邦明
色彩設計：但野佑季子
アニメーション制作：トライネットエンタテインメント・スタジオ雲雀
OP主題歌『素直になれない』　作詞/作曲/編曲：Little Non　歌：Little Non
ED主題歌『open』うたつき　作詞：KOTOKO 作曲/編曲：井内舞子(I've)　歌：詩月カオリ

【cast】
近衛素奈緒：水樹奈々
鉄乙女：井ノ上奈々
蟹沢きぬ：藤田咲
霧夜エリカ：中原麻衣
椰子なごみ：小林ゆう
大江山祈：佐久間紅美
佐藤良美：おみむらまゆこ
浅田静香：有島モユ
近衛ほのか：南條愛乃
西崎紀子：金田朋子
対馬レオ：豊永利行
鮫氷新一：矢部雅史
伊達スバル：子安武人
橘平蔵：若本規夫
土永さん：藤田圭宣
村田洋平：中國卓郎

◆第１０話「おにぎりと舞台と竜鳴祭」３
脚本（鴻野貴光）、絵コンテ（西澤きぬこ）、演出（康村諒）、作画監督（佐藤天昭、片山義昭）

というわけで今回は、ついに始まる竜鳴祭で素奈緒はついに舞台で演劇をすることになるって話。
このアニメ版「つよきす」においては、素奈緒も乙女さんもどっちも結構好きなキャラではあるので、レオを挟んでのこういう感じの三角関係展開は意外でもあったと同時になかなかそそる展開でもあり、ちょっとドキドキである。
クライマックスに向けて、夢（演劇）も恋（恋愛）も挫折してしまう素奈緒という流れはお約束ではあるが王道でもあり、ちょっと切なくもあるこの展開はなかなかによい。
次回予告パートにダンスシーンを持ってくるという流れの引きも上手いので、やっぱ先が気になるよなあ。

◆第９話「演劇同好会始動！？」３
脚本（山田靖智）、絵コンテ（おおひらひろし）、演出（土屋浩幸）、作画監督（石井繁、山門郁夫）

というわけで今回は、文化祭で演劇をするために奮闘する素奈緒って話。
相変わらず王道というか非常にオーソドックスな展開と作りであり、素奈緒のレオへのツンデレっぷりは非常に可愛く、そして演劇関係の話の流し方もなかなかに爽やかにいい話であり、見ていてなんだか心地よい。
やはり真っすぐな性格の素奈緒を主人公にしての、「演劇（夢）」と「恋愛（恋）」という両輪を回しての学園ドタバタコメディってのが、なんだか少女漫画的でどうにも好みの展開であり、どこか爽やかさがあるのがいいんだよな。
あとはもうちょっと作画的押しがご欲しいとこなんだけど・・まあ、それはやはり仕方なしか。
で次回は、ついにレオと乙女さんの関係が発覚！
素奈緒の演劇と恋の行方はどうなるか・・楽しみである。

◆第８話「嵐を呼ぶまつかさ祭！」３
脚本（宮下義浩）、絵コンテ（矢吹勉）、演出（磨積良亜澄）、作画監督（宗崎暢芳、窪敏、小沼克介）

というわけで今回は、まつかさ祭にでかける素奈緒って話。
ってな感じで、お約束のお祭でのハプニングデートを経て、本格的にレオルートに突入のようである。
まあ仕方ないんだろうけど、できれば鉄先輩ルートがよかったなあ・・って、そりゃ無理か（笑）
それはそれとして、今回はレオへの態度を徐々に変えて行き始める素奈緒の「ツンデレ」っぷりはなかなかに可愛くてよかった。
つうか、主人公が女の子である素奈緒視点で語られてるせいか、元がツンデレな「エロゲー」っつうよりも、なんだか往年のラブコメな「少女漫画」を思わせるノリであり、意外に女の子の方が楽しめそうな気がする感じだなあ・・ってそんなことはないかな、やっぱ（笑）
とりあえず、今後の素奈緒の夢と恋の行方は気になるところなので、「少女漫画」を読むように楽しみたいと思う・・まあ、レオはどーでもいいんだけども（笑）
で次回は、演劇部同好会始動！？・・ああ、レオ達が集まってる場所ってレオの家だったのな。

◆第７話「対決！テストでＧＯ！！」３
脚本（鴻野貴光）、絵コンテ（木村真一郎）、演出（高田昌宏）、作画監督（山形孝二）

というわけで今回は、大根のキグルミをかけてテストで対決する素奈緒って話。
前回の話が伏線になっての、大根キグルミ＆大根謝罪。
１クール折り返し地点での「転換」話であり、まあ段取り通りの展開ではあるが流れとしては悪くない。
演出作画自体も木村真一郎の絵コンテによりテンポもそこそこ良くて、作画も若干切れがあり、デフォルメを加えてコロコロ表情の変わる素奈緒はなかなかに可愛かった。
で次回は、まつかさ祭。

◆第６話「流されて烏賊島」２
脚本（鴻野貴光）、絵コンテ（桃瀬まりも）、演出（康村諒）、作画監督（佐藤天昭）

というわけで今回は、生徒会の合宿で無人島に無理やり連れてこられる素奈緒って話。
つうわけで、多分素奈緒が落とすべきメインヒロインである対馬レオ（豊永利行）の当番回。
多分、対馬レオは普通ならプレイヤーの分身として主人公となっているであろうキャラなのであろう。
そのせいか、この手のギャルゲーもんのお約束の男性主人公キャラという感じであり、いまいち他の女性キャラ陣に比べるとキャラ性が薄く、素奈緒との絡みもそれほど面白みに欠ける感じだったかな。
とりあえず、レオとの絡みでの素奈緒のツンツンっぷりと、女性キャラ陣のそれぞれの活躍っぷりが見れたのはよかった。
で次回は、テストで対決。

◆第５話「アルバイトはキケンな香り」３
脚本（宮下義浩）、絵コンテ（矢吹勉）、演出（中村圭三）、作画監督（尾形健一郎、宗崎暢芳）

というわけで今回は、蟹沢きぬのバイトしてる店でアルバイトすることになる素奈緒って話。
「メインヒロイン」４人の最後であろう、蟹沢きぬ（藤田咲）の当番回。
主人公が色々出てくる女の子とあれやこれやで少しづつ仲良くなって行く・・というギャルゲー系のハーレムアニメの王道展開となっているわけではあるが、主人公が女の子で、でもって素奈緒の生真面目な性格のおかげか、この手のにありがちなムカつきさ加減はあんまりない感じで、女の子同士の「関係性の構築」っつうのを見てるようであり、なんだか爽やかさがあるところは結構好きな要素である。
ある意味、「全員ツンデレ」ってのはあっている気がしてきた（笑）
で次回は、海。

◆第４話「ココナッツの夏」３
脚本（山田靖智）、絵コンテ（西澤きぬこ）、演出（土屋浩幸）、作画監督（添田直子）

・・アバンは、必ず夢落ちなのな・・（笑）
というわけで今回は、素奈緒は椰子なごみ（小林ゆう）に一人芝居を見られるって話。
椰子なごみの当番回であり、ちょっとシリアスでちょっといい話。
オチはちょっと弱い感じもあったが、素奈緒の演劇に対する「素直さ」が素奈緒と関係する人をちょっと変えて行くっていうステロな作りは堅実でもあり、意外に心地よい感じでありいい感じ。
あとは演出作画方面でもうちょっと押しが欲しいとこだが、まあそれは仕方なしか。
でも、素奈緒の真っすぐキャラは結構好きだし、このアニメ意外に気に入ってるなあ。
そういや、素奈緒が一人芝居してた場所って映画かなにかで見たことがあるような気がしたんだけど、元ネタの場所とかあるのかなあ・・軍艦が寄港してたから、横須賀とか？
で次回は、蟹の話？

◆第３話「激突！体育武道祭！！」４
脚本（鴻野貴光）、絵コンテ（木村真一郎）、演出（高田昌宏）、作画監督（三浦貴弘、山形孝二、永野美春、原田幸恵、山門郁夫）

というわけで今回は、素奈緒はエリカと体育武道祭で勝負することになるって話。
作監に三浦貴弘が入ったり、動画にスタジオ雲雀やらの日本スタッフが入ったりで、やっとでちょっとまともな作画になったおかげか、今回は密度もテンポも若干アップし、コミカルかつ躍動感ある画面は少しばかり「張り」があり、なかなかに楽しめた。
やっとで、木村真一郎のアップテンポな絵コンテに作画が追いついたって感じだな・・複数作監で、ちいとムラはあったけども。
まあそれはそれとして、こういう「うる星やつら」なんかを思わせる「スーパー学園ドタバタ」的なノリは結構好みであり、なにより演劇娘な素奈緒のパワフルかつアクティブな行動は見ていて楽しく、なんかこのアニメ結構好きになってきた（笑）
こんな感じの「お祭り騒ぎ」的なノリって、大好きなんだよなあ・・う～ん、なんか続きが楽しみ。
で次回は、ココナッツの夏。

◆第２話「生徒会なんて、大キライ！！」３
脚本（宮下義浩）、絵コンテ（木村真一郎）、演出（康村諒）、作画監督（佐藤天昭）

というわけで今回は、素奈緒は生徒会に対抗して演劇のエキシビジョンをするとになるって話。
う～ん、意外に学園ドタバタコメディとしての素地は悪くなく、素奈緒を主人公としてのドタバタっぷりはなかなかによい感じ。
しかし、ポンポンとカットを切り替えて行く木村真一郎の絵コンテレベルでの演出のテンポのよさに比べると、どうにも「大陸丸投げ動画」である作画の切れ味は格段に悪く、木村真一郎のテンポのよい味をまったく生かせてない感じである・・作画での「押し」が全然ないよなあ。
鉄乙女の・・
「万物、ことごとく切り刻め！・・地獄蝶々！！」
の特撮ヒーローやロボアニメちっくなアクションのとことか、グっと来る作画入れればもっと格好良いシーンとかになってたのになあ・・。
トライネットは「声優押し」だけでなく、もちっと作画方面に力（金）入れるべきだと思うな・・まあ、それで商売成り立ってるから、この流れでずっと来てるんだろうけども・・。
まあそれはそれとして・・「素奈緒ｖｓ生徒会」という対立構図を軸に、それぞれのキャラを掘り下げつつの学園ドタバタというフォーマットはわかりやすく、ちょっと楽しみではある。
それぞれのキャラのポテンシャル自体は結構高そうだしね。
とりあえず、鉄乙女さんは結構好みのキャラだな（笑）
それにしても、今のとこ全然「ツンデレ」っぽいとこないのは、いいんだろうか・・（笑）
で次回は、体育武道祭。

◆第１話「よろしくッ！近衛素奈緒です！」（５０点）
脚本（山田靖智）、絵コンテ・演出（木村真一郎）、作画監督（安形佳己、臼田美夫）

というわけで、全員がツンデというふり込みでヒットしたエロゲーである「つよきす」がアニメ化。
自分は友人が好きで内容はちょっと知ってますが、やったことはないです。
でスタッフは、構成協力はタカヒロ、シリーズ構成は山田靖智、キャラクター原案は白猫参謀、キャラクターデザイン・総作画監督は安形佳己、監督は木村真一郎、アニメーション制作はトライネット・スタジオ雲雀、って構成。
で今回は、演劇大好きな女の子・近衛素奈緒（水樹奈々）は、竜鳴館に転校してくるって話。
トライネット「製作」で、スタジオ雲雀「制作」のアニメってことで、同じラインの「吉永さん家のガーゴイル」が結構良い出来だったのでちょっと期待してたのだが・・蓋を開けてみると、いかにもいつものトライネット製エロゲーアニメって感じの、ありきたりな出来だった（笑）
なんだか全般的に前にもどこかで見たような作りであり、なんか引っ掛かるとこが全然ない感じだったなあ・・っていうか、エロゲーアニメってどうしてどれもこれも同じに見えてしまうんだろうか・・。
まあそれはともかく、個人的には原作の絵柄とは全然違ってしまっているポップなキャラデザは結構好みであったりはしたのだが、それを映像にしてみるとなんだかノッペリしてすごく平板で、画面がチープな印象になってるのがなんとも。
話もいかにもエロゲーのアニメ的な、初っ端でわんさかキャラが出てきては消えをしていくもので、なんだかゴチャゴチャしていていまいちまとまりに欠けた感じ。
そもそも、全員「ツンデレ」のはずなのに、あんましどのキャラもそうは見えないってのは・・いや、その辺はあくまで今回はキャラ紹介で、徐々になっていくのかもしれないが。
あと、このアニメの主人公は素奈緒なんだろうか、それとも対馬レオ（豊永利行）なんだろうか？・・その辺もいまいちわからない感じで、ちょっと座り心地が悪かったかも。
とりあえず、それぞれのキャラのポテンシャルは高そうな感じであり、その辺の展開に期待かな。
そいや、アニメ版はは声優交替やらなんやらで原作ファンの方からは色々総すかん食らったりしてるんだっけ？
まあ確かにこの出来だとそうなっても仕方ないとこはあるかもなあ・・エロゲーアニメには結構ありがちなことだけど（笑）
で次回は、鉄乙女（井ノ上奈々）の話・・かも。
変わった次回予告は、面白いな。

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