◆UG☆アルティメットガール

m.o.e.
http://www.pc-moe.com/
メディアワークス
http://www.mediaworks.co.jp/index.php
電撃コミック ガオ!
http://www.mediaworks.co.jp/special/gao/index.php

■スタッフ
  監督.       ムトウユージ
  シリーズ構成.  西園 悟
  キャラデザ.    守岡英行
  色彩設計     田中直人
  美術監督     谷口百範
  撮影監督     松田成志
  音響監督     高橋秀雄
  音楽        MOKA
  企画        久米憲司・白井勝也
  プロデューサー 石黒達也

■キャスト
  小春野白絹   福圓美里
  鳳ヴィヴィアン.  生天目仁美
  諸星つぼみ   徳永 愛
  UFOマン     古谷 徹
  諸星 真      秦 勇気
  岡村与作     松山鷹志
  小春野繭     木村亜希子

原作:m.o.e.・スタジオマトリックス
原案:ゆーじと愉快な仲間たち
アニメ制作:スタジオマトリックス
製作:m.o.e.

漫画:濱元隆輔(『電撃コミックガオ!』にて連載中)


◆第十二話(最終回)「さらばアルティメットガール」4(70点)
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(ゆきひろ)、作画監督(守岡英行)

とういわけで今回は、アルティメットガールも最終回。
怪獣となった真を救うために、白綿は最後の戦いを挑むって話。
最終回で明らかにされる衝撃の真実・・裏MOE。
「みてくれ、俺の、エナジー」・・その裏MOEと宇宙生命体が合体して怪獣になると・・。
月曜日に怪獣が出るのは、日曜のイベントの裏MOEと合体して出るんだね・・理屈はあってる。
つーか、最初にそういう重要な事は最初にい言っておけよ、UFOマン(笑)
まあそれはともかくとして、流石に最終回だけあってか、キャラデザの守岡英行の作監で作画のレベルは高く密度が高かった。
話もなかなか良い話でちょっぴり泣かせ系。
UFOマン、最後に美味しいとこ取って行ったな。
締め方としても、「戦いはまだまだ続く」といった感じでお約束ではあるが、なかなか綺麗に締めてはいた。


で、総論。
「UG☆アルティメットガール」3(50点)
まあまあ面白かった。
正直言って、1話が一番出来が良く、テンションが高かった感じになってしまったな。
この手の「一発ネタ」によくあることではあるのだが、初っ端以外は作品の持つポテンシャルを最後まで生かしきれずに終わってしまったと言ったところか。
15分しか時間枠がないためにそれぞれのネタが中途半端になってしまい、「出しただけ」となり、「日常」「戦闘」がルーチンワークに終わっていて、1話ごとがマンネリになってしまった。
オタ臭いネタとか、パロネタとか、ヴィヴィとかの「百合話」とかも、取っ掛かりは良かったのだが・・30分の枠があればもっと掘り下げられたんだろうが・・。
あと、MOE作品には珍しく作画が低調気味だったのも不味かった。
そのため売りのエロさも中途半端に。
唯一最大貫かれて良かったのは、「あの」古谷徹が暴走しまくりパロりまくりのノリノリのUFOマンであろう。
大御所で権威も実績もある声優さんが、くだらないプライドとかそんなもの鼻にもかけずに、お下劣で低俗な汚れ役を「本気」でやってしまってくれるあたり流石すぎる「プロ」ぶりだ。
古谷さんGJ!、これからも色々やって欲しいです。
とりあえず、スタッフの皆様お疲れさまでした。
続編があれば、1クール30分枠でやって欲しいです(笑)


◆第十一話「変態」3
脚本(西園悟)、絵コンテ(今千秋)、演出(むらた雅彦)、作画監督(山本佐和子)

「変態」は、ホモ展開と、兄貴の変態をかけてたわけか・・。
というわけで今回は、真が怪獣に取り込まれて怪獣になってしまうって話。
おお、なんか久々に作画がちょっと良さげ。
戦闘シーンとかも巨大感があり、なかなかに迫力があった。
あと、照れたり嫉妬したりするヴィヴィが可愛かった。
とはいえ、やはりコミケのネタとかも「出してるだけ」で、いまいち消化しきれず中途半端なんだよな。
第1話が良かっただけに、この尻すぼみ感はちょっと悲しい。
まあ、この手のものにはありがちではあるんだけども。
そういえば、今回は「コレクターユイ」ネタがかなり満載だったな。
そういう部分も中途半端だったというか、なんというか。
で次回は、ついに最終回・・さらば、アルティメット・ガール。


◆第十話「UGだ!萌えろ!」3
脚本(西園悟)、絵コンテ(鎌田千夏)、演出(菅井嘉浩)、作画監督(本村晃一)

というわけで今回は、真がアメリカに行くことを知った白綿は落ち込むって話。
う〜む、最終回も近いというのに相変わらず作画がちょっと低迷気味だなあ。
しかも、クリスマスネタにコミケネタと、あくまでシチュエーションとしてあるだけで、ほとんどそのネタも使われずに中途半端に「出てるだけ」って感じになってる。
怪獣とのバトルもインパクトはやはり欠けるし、まあ何というかすべてが中途半端になってる感じだなあ。
やはり30分枠とかだったら良かったのだが・・。
良いとこっつったら、ヴィヴィのいい奴ぶりと、古谷徹のパロ満載のアドリブ合戦だけになってるな・・もったいないあ。
で次回は、変態・・意味がわからん(笑)


◆第九話「ヴィヴィアン夕陽に死す」3
脚本(裏畑達彦)、絵コンテ・演出(畠山茂樹)、作画監督(常盤兼也、武内啓)

ヴィヴィアン、死んでないじゃん!(笑)
というわけで今回は、遊園地で真とデートする白綿を怪獣が襲うって話。
まだまだ続く修学旅行編・・長い修学旅行だな(笑)
ああ、ヴィヴィアンほんとにいいヤツだな・・ちょっぴり切ない。
やはりヴィヴィアンはなかなか良い感じだね。
今回はなかなかにバランスは悪くはなかったが、やはり15分がゆえの食い足りなさがあるのは仕方ない感じだな。
あと、どうも作画がいまいちなのも分が悪い感じである。
それにしても、あれだけの「サンテレビ」連呼は笑った。
「サンテレビ」がアニメでこれだけフィーチャーされるなんて、初めてだろうな(笑)
で次回は、いきなりクリスマス(笑)


◆第八話「京都行きます」3
脚本(裏畑達彦)、絵コンテ・演出(畠山茂樹)、作画監督(常盤兼也)

というわけで今回は、真が東京に帰ることを知って落ち込む白綿を元気づけようとするヴィヴィアンって話。
なんだかちょっぴり作画が・・風呂シーンは悪くはなかったのだが。
それはともかく、やはりどうもマンネリっぽさが滲み出て来たわけだが、ヴィヴィアンのいいヤツっぷりはなかなか良い感じである。
で次回は、巨乳刑事殉職!


◆第七話「アルティメットガール西へ」3
脚本(裏畑達彦)、絵コンテ・演出(畠山茂樹)、作画監督(李鐘郷)

というわけで今回は、修学旅行に向かう白絹たちを怪獣が襲うって話。
なんつうか・・かなりマンネリになって来たなあ。
15分しかないせいもあってか、ネタの部分も生かしきれずに「出しただけ」な部分が多く(修学旅行ネタは続くっぽいが)、怪獣とのお色気バトルも慣れてくるとマンネリに思えてくるしなあ。
やっぱ、15分ものは難しいものがあるね。
今回は大陸作画で微妙なのもちと痛かった。
最大で評価できるのは、あの古谷徹にパロディやアホなセリフを言わせてるとこだな(笑)
で次回は、京都で露天風呂。


◆第六話「白絹やぶれかぶれ」3
脚本(筆安一幸)、絵コンテ・演出(石踊宏)、作画監督(松本勝次)

というわけで今回は、つぼみに誘われて海に来る白絹達って話。
よく考えたら、これって「セーラームーン」とかと同じく、「美少女変身もの」なんだよな(笑)
なんか、マスコットキャラ敵にUFOマンがいるんで、なんとなくそう思った(笑)
まあそれはともかく、やはりそういうテイストもあるわけで、15分番組じゃ日常&戦闘の描写が上手く生かしきれてなくて、怪獣出てきてそれで終わりって感じになってるな。
今回も、水着コンテストやら、触手ネタやら、白絹の勘違いとかのネタもあっさり流してるんで盛り上がりに欠けるからねえ・・ちょいともったいないかも。
なんか売りと言える部分がそんなに売りになって無いよなあ・・第1話とかは良かったんだけども。
一番の今の売りは、「親にもぶたれたことないのに〜!」とか毎週パロセリフを叫んでくれる古谷徹だけになって来た気がする(苦笑)
で次回は、これまたお約束の修学旅行ネタ。


◆第五話「アキバより愛をこめて」3
脚本(筆安一幸)、絵コンテ(今千秋)、演出(沼田誠也)、作画監督(武内啓、ぬまたせいや)

というわけで今回は、つぼみに誘われてアキバでバイトをすることになった白綿たちって話。
なんか味があるけど妙な、とういか微妙な作画だったな・・なんか、昔臭いにおいが(笑)
まあそれはそれとして、この頃お約束のアキバネタ・・ではあるのだが、あんまり意味はなかったな。
重要なのは、白絹のヴィヴィへの勘違いってことのようなので、その辺どうなるかに期待か。
で次回は、これまたお約束の海で水着ネタ。


◆第四話「あっ、つぼみが食べられる!」3
脚本(筆安一幸)、絵コンテ(鎌田千夏)、演出(福山新市)、作画監督(山本佐和子)

というわけで今回は、つぼみがメディカル怪獣オチューシャと戦うって話。
あ、今回はちゃんとつぼみの全裸変身があったな・・あっぱ、作画が間に合ってなかっただけなんだろうか。
まあそれはそれとして、今回はUGロリであるつぼみが主役。
相変わらずのエロで下品なネタは良かったが、ちょっぴり滑ってたかもしれない。
この手のネタの難しいとこだな。
あと、どうやらヴィヴィアンはこの頃流行りのアレみたいなんで、今後が楽しみではある。
で次回は秋葉原で決戦。


◆第三話「UG(アルティメットガール)が死ぬとき!東京は壊滅する!」4
脚本(西園悟)、絵コンテ(佐藤昌文)、演出(畠山茂樹)、作画監督(柳瀬雄之)

というわけで今回は、再びシルクが変身するって話。
OPもちゃんとついて、今度もきっちりお馬鹿なアニメとなっていて良い感じ。
MOE・・
Michaiyan(みちゃいやん)
Otome(おとめ)
Energy(エナジー)
というアホなネタも入れたり、シルクのエロエロ全裸変身も入れたり、あそこがコアだったりとエロアホネタも絶好調である。
このままこういう感じで突き進んでもらいたい。
で次回は、つぼみが大ピンチって話。


◆第二話「輝け!アルティメット三姉妹」3
脚本(西園悟)、絵コンテ(佐藤昌文)、演出(畠山茂樹)、作画監督(柳瀬雄之)

というわけで今回は、つぼみとヴィヴィアンがアルティメットガールに変身するって話。
ああ・・なんか萎えた・・。
だって、楽しみにしていた変身シーンがダブルでないんだもんな(苦笑)
未完成か、規制か、DVD対策かはわからないが、期待していただけに残念極まりない。
で、内容的にもやはり初回のときのテンションの高さや、ネタの切れ味に比べるとにぶりまくりでもあり、まあまあという感じ。
まあ、相変わらずの巨大ヒーロー特撮的な巨大感溢れる構図やら、スッポンポンを気にしないつぼみ、友達想いなヴィヴィアンとかは良かった。
で次回は、ヴィヴィアンが大バトル。


◆第一話「アルティメット作戦第一号」5(85点)
脚本(西園悟)、絵コンテ・演出(ムトウユージ)、作画監督(守岡英行)

というわけで、原作は「あの」moeによる、オリジナルアニメ「UG☆アルティメットガール」
でスタッフは、原作はmoe・スタジオマトリクス、原案はゆーじと愉快な仲間たち<なんだよそれは!!(笑)、シリーズ構成は西園悟、キャラクターデザインは守岡英行、監督はムトウユージ、アニメ制作はスタジオマトリクスって構成。
で今回は、怪獣銀座となった日本で、高校2年生の小春野白絹(福圓美里)は、ある日アルティメットガールになって怪獣と戦うことになるって話。
いやあ、流石はmoe・・アホだ、アホすぎる・・素晴らしいアホアニメだ(笑)
これは、言わずもがなの「ウルトラマン」のパロディであり、それを非常に頭悪く(ほめ言葉)、エロくお馬鹿に作っている・・もう全編爆笑。
この本気で全力で馬鹿をやってる所は非常に好感が持てます(でもこれって意外に難しいんだけどね、滑ることかなり多し)
もう、色々ツッコミどころ満載でもあり、「いきなりUFOマンに踏み潰される少女たち」、「ソフビな怪獣」、「アレなものをにぎって変身」、「白い液が飛び散るエロい変身」、「倒れるシーンを3回繰り返す」、「エネルギー切れで服が破ける」、「UFOマンP(笑)」とか・・いや、やってくれるぜ(笑)
なにより、UFOマンの古谷徹がノリノリで、「いきまーす」「大地に立て!」はもちろんのこと、「早くにぎるんだ!」とアレなものを突き出して少女に迫るのが最高に良い(笑)
大御所がこういう仕事やってくれるのは嬉しいね。
少女で「等身大変身ヒーロー」ってのは「セーラームーン」以降結構あるけど、少女で「巨大変身ヒーロー」ってのはなかったんで、斬新でもあります(笑)
とりあえず、「コレクターユイ」のコスプレからもわかるように、ムトウユージと西園悟はコレユイでも良い仕事をしてたコンビでもあるので、期待ができます。
しかし、変身するたびに服が破けるのは大変だな(笑)
で次回は、つぼみが大変身。


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