◆ウルトラマンネクサス

番組HP
http://hicbc.com/tv/nexus/main.htm


◆Episode07「魔人(ファウスト)」2
脚本(長谷川圭一)、特技監督(北浦嗣巳)、監督(根本実樹)

副隊長なら・・撃ちそう(笑)
というわけで今回は、廃校場に現れたビーストの殲滅作戦を開始するナイトレイダーって話。
ヤバイ・・怪獣は倒さないし、話は進まないし、ウルトラマンは関係ないとこで戦ってるし、副隊長はムカつくし・・ちょっと、疲れてきた(笑)
なんつうか、マジでカタルシスに欠ける感じだなあ・・この爽快感の無さは、やっぱヤバイわ・・う〜ん。
まあそれはともかくとして、今回は新たなるウルトラマン、ネクサスの影の存在ファウストが登場。
なんだかウルトラマンにしては珍しくベラベラと喋って、ちょっと萎え。
つうか、ナイトレイダーと怪獣の戦いとはほとんど関係なしに勝手に戦ってるせいもあってか、どうも感情移入ができないんだよな、内ゲバみたいで。
何というか、もうちょっと爽快感ある展開に持って行ってくれないだろうか・・いや、ホント。
で次回は、メモリーポリスがついに登場。


◆Episode06「遺跡(レリック)」3
脚本(荒木憲一)、監督・特技監督(北浦嗣巳)

というわけで今回は、ウルトラマンである青年、姫矢准の事を調べる孤門って話。
TLT隊員孤門とは違う、もう一人の主人公のウルトラマンである姫矢准の過去の話。
なんつうかもう本当に地味に淡々と進んで行き、話も遅々としてしか進まず、バトルもあっさり気味であり、かなり退屈。
怪獣自体も、今回の怪獣を倒してる訳ではないので、ウルトラマンとしてはかなりカタルシスに欠ける。
「新しいこと」をやろうというチャレンジ精神ある試みは大いに買うが、それと「面白いこと」は別物だからね。
まあどうやら、ウルトラマンの「面白さ」の大部分である一話完結の「怪獣退治」はずっぱりスポイルしてしまって、「ウルトラマンの正体」やら「人間ドラマ」なんかを主体にこの路線で行くようなので、こっちも腰をすえてのんびり見て行くとするかな・・打ち切りにならなければ、だが。
で次回は、もう一人のウルトラマンが登場。


◆Episode05「適能者(デュナミスト)」3
脚本(荒木憲一)、監督・特技監督(北浦嗣巳)

というわけで今回は、新たなるビーストが現れ、出動するナイトレイダーって話。
やはり今度のウルトラマンは、よりシリアス・リアル路線ということで、「一話完結」の怪獣退治ものではなく、続編形式に何話かのスパンで区切って段階的にドラマとストーリーを進めて行くようである。
正直、これまたテンポとカタルシスには欠けるのではあるが、アイデアとしては面白くもあり、今後の展開のさせ方に期待したい。
一応今回は、きちっとウルトラマンとの「怪獣プロレス」も入れているし、子供的にはギリギリOKであろうし。
で、ナイトレイダーは安易にウルトラマンとの共闘路線を取る訳ではなく、今のところは「仮想敵」としてウルトラマンを見ており、掟破りの「ウルトラマンへの攻撃」というのはなかなかに衝撃的ではある・・いや、以前にもそういう場面はあった気もするが・・よく覚えて無い(笑)
それはともかくとして、「ウルトラマンの正体」やら「真実の追求」やらと、テーマ的なものも見え始め、地味でカタルシスに欠けるのではあるが、丁寧にチャレンジフルに「21世紀の新しいウルトラマン」を作っていってるのは好感が持てる。
後は、お子様がどこまでこのノリについていける否かによるだろうな(笑)
で次回は、謎の遺跡が登場。


◆Episode04「亜空間(メタフィールド)」4
脚本(長谷川圭一)、特技監督(菊地雄一)、監督(根本実樹)

というわけで今回は、ビーストの殲滅作戦を開始するナイトレイダーって話。
4話目にして、ついにやっとでのガチンコの怪獣プロレスがお披露目。
これが、噂の「戦闘亜空間(メタフィールド)」か・・。
これにより、ウルトラマンは秘密裏に人知れず、人的物的損害を出さずに怪獣を殲滅できるわけだ。
アイデアとしては面白くはあるけど・・正直、それだとつまらないよなあ。
やはり、衆人環視の中でウルトラマンや科特隊が町などぶっ壊しながらも怪獣退治をするのがカタルシスがあるわけだからねえ。
ああいう亜空間の何もない荒野で戦っても、やはり臨場感がない気がするんだよなあ。
バレないように怪獣を出したり戦ったりと、、色々制約も増えてやりにくそうでもあるし。
まあ、「人知れず平和のために戦う」というのは格好良くもあるし、「非日常の封鎖」というのはテーマにもかかってくるようなので、今後の展開に期待かな。
で、今回はちょっと板野サーカス入っていた空中戦闘も格好良く、怪獣ガチンコバトルもなかなか面白かった。
でも、4話でやっとこ1体退治だもんな・・ちょっと心配だな。
あと、副隊長もやはりどうやらビーストに肉親を殺された過去があるようで、あんなにビーストを憎んでる理由もあるようである・・でも、糞女であることは変わりは無いのであった(笑)
で次回は、ついにナイトレイダーがウルトラマンを攻撃。


◆Episode03「巨人(ウルトラマン)」3
脚本(長谷川圭一)、特技監督(菊地雄一)、監督(根本実樹)

というわけで今回は、突如現れた謎の巨人がビーストを撃退し、孤門は巨人に変身した男と出会うって話。
う・・なんか、本格的に地味なウルトラマンになってきたな・・ちとヤバイかも。
この所の「平成ライダー」の流れを受けてるのか、「連続性」にこだわりすぎてるなあ。
「ウルトラマン」の良いところは、敵の背景が同一であるライダーや戦隊、でもってスパロボものとかと違って、「怪獣」それぞれに背景があって、その過去や存在意義に絡めて倒したり宇宙に返したりして「一話完結」とかで話が終わったりする所にあるわけで、正直・・1体目の怪獣にこだわりすぎだ。
確かに、新機軸ではあろうし、丁寧な描き込みだとも思うが・・ぶっちゃけ、「カタルシス」がない。
これでは「お子様」がついてこないと思う・・マニアは喜ぶかもしれないが・・。
なんか、「人間ドラマ」を最優先事項にしているせいか、あのムカツク姉ちゃんも出ずっぱりで、正直・・鬱陶しい(笑)
「ウルトラマン」の主役はね、「怪獣」なんだよ「怪獣」!
はっきり言って・・「人間ドラマ」なんざその次でいいんだよ、いやホント。
あの「CG怪獣」であるビーストも不味いな・・よく動いてるのは確かに素晴らしいが、無機的で「怪獣」というより生物の風体であり、愛嬌がない。
確かにそっちのが「リアル」かもしれないが、やはり良くも悪くも「怪獣」は愛されてなんぼだ。
不味い、不味いすよ、これは・・このハードシリアス路線は不味い。
そうそうに路線変更があるかもしれない・・この流れは子供は見てくれないと思う。
お子様向けにソフトタッチだった「コスモス」に対をなす形で作ったのかもしれないが、これは不味いのではないかと思う。
まあでも・・今の「仮面ライダー」だって、そういう部分はあったわけだし、まだわからんか。
とりあえず、自分はもうちょっと「怪獣」と「ウルトラマン」の活躍が見たいです。
で次回は、ついに謎の亜空間登場。


◆Episode02「異生獣(スペースビースト)」4
脚本(長谷川圭一)、特技監督(菊地雄一)、監督(小中和哉)

というわけで今回は、ナイトレイダーへと入隊した孤門は訓練期間を経て実戦へと出ることになるって話。
新人である孤門の視点で語ることで、TLTという組織を少しづつ明らかにし、淡々と地味に丁寧に描写しているのは良いね。
でも、それがゆえというかちと地味すぎな所があり、引きはちと弱いかも。
なにより、2話にしてウルトラマンと怪獣の「プロレス」がないのは痛いな。
個人的には好きではあるが、ちと物足りないと感じたのも確か。
まあしかし、「平成仮面ライダー」や「ガンダムSEED」のように、「人死に描写」にも容赦はないし、ナイトレイダーは「科学特捜隊」というよりも「SWAT」のような戦闘専門の特殊部隊であり、それがゆえの葛藤みたいなのも描いているんで、今までのウルトラとはまた違った方向性で行こうとしてるのは評価できる。
しかしCICがちゃんとあるんだから、あの副隊長の姉ちゃんはウルトラマン攻撃していいかお伺い立てろよな(笑)
つうか、俺ああいう無闇やたらと高慢ちきなキャラ嫌い、なんなのあの女(笑)・・いやまあ、そういうキャラなんだろうけどさ。
「肉親をビーストに殺された」とかなんかが多分あるんだろうが、今はただムカつく糞女でしかないもんな(笑)
まあ、今後丸くなることに期待(笑)
で次回は、ウルトラマン本格登場。


◆Episode1「夜襲(ナイトレイド)」4(80点)
脚本(長谷川圭一)、特技監督(菊地雄一)、監督(小中和哉)

というわけで、太陽君事件で色々あったりした「ウルトラマンコスモス」に続く、久々のウルトラマン・・「ウルトラマンネクサス」がついに始動。
スタッフは、監修は円谷一夫、シリーズ構成は長谷川圭一、CGモーションディレクターは板野一郎といった構成。
今回は、レスキュー隊員である孤門一輝(川久保拓司)は、ある日謎の特務機関「TLT」と入隊することになるって話。
おお〜、いいね〜・・燃えるね〜、格好良いね〜。
非常に「静かなる始まり」といった感じであり、今後の期待感の高まりを覚えるワクワクドキドキな第1話。
正直・・人類の平和を脅かす異生獣(スペースビースト)、それに対抗するために組織された国際特務機関「TLT」と特殊部隊「ナイトレイダー」。
そして、突如現れる謎の巨人・・と、ネタとしてはありがちな感じはあるのだが、それを押さえた演出と渋い演技で淡々と見せ、非常に盛り上げてくれていた。
かの「板野サーカス」の板野一郎がCG監修をしてるというビーストの動きも胴に入ったものであり、画面との絡み付きも非常に良い。
何と言っても、ディバイトランチャーにクロムチェスターと、ナイトレイダーの装備が格好良くていいね・・やっぱ、ウルトラは玩具が格好良くてなんぼ(笑)
で、どうやら今回のネクサスは、隊員である孤門と、隊員でないウルトラマンである姫矢の二人主人公といった感じになるようで、その辺どのようにドラマやストーリーも絡めて行くのかも楽しみである。
ナイトレイダーの隊員達の活躍にも期待。
あと、今回は「怪獣プロレス」っつうのは残念ながらなかったのだが、人とウルトラマンの対比で見せる巨大感の表現は格好良く、燃え。
うんうん、こりゃ期待できそうだねえ。
で次回は、孤門がナイトレイダーでの訓練を行うって話。


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