◆公式サイト
http://www.tokinoyu.net/


◆特別編「七転八倒花嫁修業」5
脚本(月村了衛)、絵コンテ(柳沢テツヤ)、演出(新田義方)、作画監督(藤井まき)

前回で最終回かと思ってたら、特別編がありました(笑)
というわけで今回は、和人とワるきゅーレ達は、花嫁修業をするって話。
あ、おもしれ〜。
これって、確かDVDのおまけものだったか、OVAものだっけ?
なんか非常に「うる星やつら」的テイストで、これこそ「ワるきゅーレ」って感じであった。
シリアス展開の後に見た後だけもあって、その面白さも倍増(笑)
演出作画のテンポも非常に良く、花嫁修業の「トレーニングカード」というネタを存分に生かした繰り返しギャグやらで、それぞれのキャラクターが非常に生き生きたドタバタを展開させており、すげえ面白かった。
特に、「姫様ラブラブ」な真田さんは、やっぱりラブリー過ぎる(笑)
確かに、こーいう雰囲気は第2期の方でもあったもんな。
第3期は、こーいうのを生かしまくったテイストで、他の皇女出まくりの「うる星やつら」敵ドタバタに期待したいね。


◆第12話(最終回)「天翔けるワルキューレ」4
脚本(月村了衛)、絵コンテ・演出(高本宣弘)、作画監督(倉橋丈康)

というわけで、ワるきゅーレ第二期も最終回。
今回は、四皇女を救うために、時のブリザードの中を行くワるきゅーレって話。
愛のパワーで大団円・・まあ、こんなもんかな(笑)
流石に最終回だけあってか演出作画は気合が入りまくりで、非常にレベルが高かった。
まあでも話はお約束過ぎて、コレっていう盛り上がりはなかったかなあ。
っていうか、アキドラvsゴーストの頂上決戦の方が格好良くて、そっちの方が面白かったかもしんない(笑)

で、総論。
「円盤皇女ワるきゅーレ 十二月の夜想曲」4(70点)
まあ、なかなか面白かったかな。
前期よりも、頭ひとつレベルアップした話のノリや、演出作画のテンポの良さなどは、やはり見るべきものがありました。
特に、電波皇女コーラスに代表される、脇を固めるサブキャラなども生き生きと描かれ、個人的には平板目だった前期よりはポイントアップ。
手を替え品を替えな、幅広いワイドな話の構成もなかなか良かったです。
まあでも、今期最大のブレイクキャラであるコーラスが、初期の話でしか活躍の場がなく、生かしきれてなかったのは残念でもありましたな。
他の皇女の出番とかも全然なかったですしね。
そもそも、メインストリームを行く和人とワるきゅーレという主人公キャラが、脇キャラに比べて魅力が少なく、メインストーリーである「ゴーストネタ」も、たいして面白くはなかったですからねえ。
とはいえ、コーラスやらアキドラやら真田さんやらライネやらのキャラの脇キャラは生き生きとしており、幅広い話や、テンポ良い演出作画やらで、なかなか楽しませてはいただきました。
スタッフの皆様、お疲れさまでした。
次回作は・・やっぱ、あるんだろうな(笑)


◆第11話「失われた四皇女」3
脚本(月村了衛)、絵コンテ(玉井公子)、演出(夕澄慶英)、作画監督(石橋有希子)

というわけで今回は、ヴァルハラ星が時のブリザードに襲われ、ヴァルハラ星に向かうワるきゅーレ達って話。
お約束の、ゴーストの秘密を巡るネタばらしの今回。
もう、完全にシリアス展開まっしぐらで、お笑い展開ほとんどなしの、あのコーラスですらゴーストの電波・・もとい想いを受け止めるための媒体者として機能。
「セーラームーン」やら「スレイヤーズ」等と同じく、普段は馬鹿やりまくってはいるけど、こーいうのはシリアス展開は、とことんシリアス展開で逝くのが常なんだよな。
シリーズとしての一本筋の通った「物語」があるのは良いことではあるのだが、なぜかこーいうのは本筋より脇道である普段の馬鹿話とかの方が魅力的であったりすることが多々あるんだよな(笑)
これもまあそんな感じで、よくはできてるんだけど、正直まあ「どうでもいいかな」というのが本音(笑)
つうか、元々和人とワるきゅーレよりも、脇役であるコーラスやら、アキドラやら、ライネや、真田さんの方がキャラ的に魅力的で、生き生きしてるからなあ。
まあそれはともかく、ゴーストの正体もわかり、ついに次回は最終回である。
なんか、作画気合入ってそうだなあ。
ま、それにしても毎度ながらアキドラ変身は、なんか笑えていいね(笑)


◆第10話「黒い十二の月」4
脚本(月村了衛)、絵コンテ・演出(青木新一郎)、作画監督(添田直子)

というわけで今回は、再び和人を惑わし現れるワルーキューレゴーストって話。
ギャグやらコメディ一切なしのどシリアス展開・・このままラストまでまっしぐらって感じかな?
流石にクライマックスだけあってか、演出作画にもなかなかに気合が入っており、シリアス展開を盛り上げてくれている。
第二期は、以外にバトルとかの演出作画が結構良いんだよな。
まあしかし、シリーズ構成的には仕方がないこととはいえ、普段のお馬鹿コメディ話の方が、やはり好みではあったなあ。
破格のヒットキャラであった電波皇女コーラスも、初期の話意外は地味目になってしまったしな。
っていうか、他の皇女たち、ED以外結局出番がなかったな(笑)・・これまた続編でお披露目って所なのであろうか?
で、次回から本格的にゴーストの秘密やら、失われた四皇女の話やらをやるようで、まあ一応楽しみではある。


◆第9話「最強超女アキドラ」4
脚本(月村了衛)、絵コンテ(詰村宏明)、演出(花井信也)、作画監督(塩川貴史)

というわけで今回は、秋菜とハイドラが合体するって話。
「二人の友情が壊れた時に合体する」って・・逆バロム1状態(笑)
相変わらず、微妙に特撮作品からのネタ出しが多いな。
コーラスの、
「駄目だよ〜!、そんな設定はひねり過ぎだよ!、読者がついてこないよ!!」
っていうツッコミが爆笑・・読者って誰だよ(笑)
で、今回は演出作画のレベルも高めで、「難儀」な合体状態のドタバタのテンポも良く、クライマックスの戦闘シーンもまるで別番組のように迫力があり、なかなかに面白かった。秋菜とハイドラの合体状態の戦闘が格好良くて、特に、日本神話と北欧神話を融合させた感じの呪紋詠唱がイかしていた。
変身バンクシーンも気合いが入っていて、作画レベルも高かった・・3回も使ってはいたが(笑)
今後も再合体はあるのかな?
で、次回はゴーストと対決?


◆第8話「猫耳八甲田山」3
脚本(月村了衛)、絵コンテ・演出(岩崎太郎)、作画監督(堤弘子)

というわけで今回は、冬山に登山する、真田さん率いる猫耳侍女部隊って話。
前期の慰安旅行と同じく、猫耳侍女部隊ネタ。
お約束のドタバタでまあまあ面白くはあったのだが、全体的に前期よりもキレのある今期ではあるが、今回の話は前期の慰安旅行ネタの方が、キレがあった感じだったな。
ここの所、どうも普通な感じがしてしまうのは、やはり今期最大の当たりキャラであるコーラスが、出番などがおとなし目な所にあるのかもしれないなあ。
それにしても、「八甲田山」って相変わらず微妙にネタが濃いな(笑)
で、次回は秋菜とハイドラが合体。


◆第7話「第一次スーパーカラオケ大戦」3
脚本(月村了衛)、絵コンテ(南康宏)、演出(小林浩輔)、作画監督(関口雅浩、竹内昭、木下由美子)

というわけで今回は、カラオケ大会に出る和人達って話。
サブタイトルのイけぶりから結構期待してたんだが、まあまあの作りだったな。
ネタ自体は悪くはなかったんだけど、どうも話や演出に押しが足りなかった感じ。
ただ順番に歌ってるだけでは、やっぱひねりがないからねえ。
もうちょっとそれぞれのキャラクター性を出した歌合戦が良かったな。
こーいうのって、イメージアルバム(ふる!)とかではお約束のネタで、そーいうのはもっと凝ってて面白いからねえ。
まあ、ワるきゅーレのぴょんこちゃんの歌は可愛かったのは良かったな。
で、次回は前期と同じく、猫耳侍女部隊による、お約束の旅行ネタ。


◆第6話「メーム夜間飛行」3
脚本(月村了衛)、絵コンテ(玉井公子)、演出(夕澄慶英)、作画監督(石橋有希子)

ヴァルハラ5つの誓い・・、今回のワるQはホントに密かに特撮ネタが多いな(笑)
というわけで今回は、メーム王妃がやって来て、みんなが小さくなってしまうって話。
幼くなってしまった和人たちのドタバタ話と、若くなって一期一会なアバンチュールを過ごすメーム王妃の切な系の話を絡めて、なかなかにバランスのよい話で、なかなかに面白かった。
今期のワるQは、どうやら色んなタイプの話を手を替え品を替えやっていくみたいだね。
それぞれ、なかなかに安定度の高い作りで、良いね。
で、次回は第一次スーパーカラオケ大戦!(笑)


◆第5話「ワルキューレ・ゴースト」4
脚本(月村了衛)、絵コンテ(川崎逸郎)、演出(下司秦弘)、作画監督(柳沢テツヤ)

というわけで今回は、和人に迫るワルキューレそっくりの謎の美女って話。
いつもとは雰囲気の違う、シリアスタッチな今回。
柳沢テツヤの作監などもあってか、演出作画の密度も高く、シリアスネタではあるがなかなかに面白かった。
今期は、演出作画と意外に安定度が高いね。
特に、ほとんど別番組状態だった、ワルキューレ・ゴーストとのバトルシーンは格好良かった。
秋菜ってば、「朝霧の巫女」状態だったな(笑)
で、どやら今期の大筋でもあろうワルキューレ・ゴーストは今後も登場するようで、さてどうなることか。
で、次回はメーム王妃がやって来て、みんなが小さくなるって話。


◆第4話「学園惑星の乙女たち」4
脚本(月村了衛)、絵コンテ(そーとめこういちろう)、演出(花井信也)、総作画監督(藤井まき)

というわけで今回は、学園惑星で乙女の青春を過ごすライネとコーラスって話。
なんつうか、「お兄さまへ…」とか「マリア様がみてる」を思わせる、「いかにも」な女学校状態なネタで、相変わらずのパロディなどもジャブで決めつつのお耽美な世界を描き切っており、なんつうか良かった・・初めてライネに萌えたよ(笑)
このアニメ、第1期はそこそこなイメージしかなかったのだが、第2期はなかなかに徹底した「自作自演」やら「電波」やら「女学校」やらをきちっと描いていて、なんか結構おもろいね。
つうか、今回は見てる間ずっと、コーラスがナニをやらかしてくれるのかが非常に気になって気になって仕方がなかったよ(笑)
言動とかは相変わらずアレだったけど、前回とかに比べると随分「まとも」だったよな(笑)
作画なんかもなかなかに良好で、やりたいことをきちっと表現してる辺りが良いんだよな。
それにしても、ホントに時乃湯周辺のキャラの影もなく、「前ふり」も「後ふり」もなしに描いてる辺り、割り切って作ってるよなあ。
で、次回は暗黒姫様登場。


◆第3話「電波皇女コーラス」5
脚本(月村了衛)、絵コンテ・演出(岩崎太郎)、作画監督(堤弘子)

どうせぼくはどうせぼくはどうせぼくはどうせぼくは・・。
というわけで今回は、時乃湯に謎の物体がやって来るって話。
・・・コーラス、すげえ!!(笑)
前回よりもさらに飛ばした電波ぶりで、もう今までのキャラをもカっ飛ばすぐらいの勢いのキャラの立ちぶり逝きぶりで、すげえのなんの。
妙に「マニアック(半分ぐらいしかわからなかったが)」なわけのわからない言動と行動で、「電波キャラ」の名を欲しいままにしているな(笑)
もう、見ている間ヤツの一挙手一投足にずっと爆笑状態・・いやあ、コーラスいいなあ。
演出のテンポはもう一押し欲しいかなとは思わなくもないが、やっぱ月村了衛のキャラの立ちまくったテンポ良い脚本は良いなあ。
しかし、ネタがそうなのもあるが、川井憲二の曲のせいもあってか、ちょっぴり「うる星やつら」を思い出すなあ。
で、次回はワるQ達の学校の話。


◆第2話「機械皇女コーラス」4
脚本(月村了衛)、絵コンテ(柳沢テツヤ)、演出(小林浩輔)、作画監督(中島美子)

乙女ドライブって・・、って・・。。
というわけで今回は、機械皇女コーラス(桑島法子)が時乃湯にやって来るって話。
なんつうか・・「すごい」皇女がやって来たな(笑)
いきなりの登場、いきなりの展開で、見てる側からすれば「ふかし」はバレバレではあったのだが、演出作画に至るまで、「そこまでやるか」といった感じのラストカットまでその徹底した「ふかし」ぶりを描かれて、コーラスのキャラが逝きまくっていて、見事な話であった・・やっぱこういう「自作自演」は、最後まで徹底したやらないとな。
いや、もう爆笑。
電波だ・・電波過ぎるぜ・・すげえぜコーラス(笑)
つうか、桑島法子はどんなキャラやらせても上手いなあ。
で、次回は電波皇女コーラス(笑)


◆第1話「時の鍵」3
脚本(月村了衛)、絵コンテ・演出(高木宣弘)、作画監督(川口理恵)

というわけで、「月刊少年ガンガン(スクウェア)」で好評連載中の原作・介錯による「円盤皇女(ゆーふぉーぷりんせす)ワるきゅーレ」が、お約束のように「円盤皇女ワるきゅーレ 十二月の夜想曲」となって再びアニメ化。
この頃、1クールもので好評を博したものが再アニメ化って、基本になってるな。
それはともかくスタッフは、アニメ制作はTNK、シリーズ構成は月村了衛、キャラデザは藤井まき、メカデザは宮豊、UFOデザインは村田護郎、アニメーションディレクターは柳沢テツヤ、監督は高木宣弘、といった前作と同じような構成。
で、今回は平凡な日常を過ごすワるきゅーレと和人達の前に、時の鍵が現れ騒動を起こし始めるって話。
前作もそこそこ面白かったって感じだったのだが、今作もどうやらそんな感じ。
まったりと淡々と描かれる感じは悪くし作画も良いのだが、なんかやっぱりもう一押しの演出作画のテンポが欲しいって所かな。
つーか、微妙に「古臭い」んだよな(笑)
でも、いきなりのウルトラマンばりな巨大化ネタとは、結構良かった。
それにしても、まったく前作の説明もなしに始まる辺り、初めての視聴者には不親切な作りな気もしないではないが、そんな凝りまくった設定があるわけでもないし、深夜のオタアニメだし(笑)、その辺はどーでもいいか(笑)
とりあえずは、クソ餓鬼ワルQは相変わらずムカつくけど(笑)、猫耳侍女・真田さんが元気で可愛いからいいや(笑)
で、次回は機械皇女コーラスが登場。
そーいや、前作では皇女がラストで総登場だったのだが、今作はちゃんと全員出てくるのかな?


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