◆吉永さん家のガーゴイル

>アニメ公式サイト
http://www.garkun.com/

>全キャラクター紹介
 http://www.garkun.com/zenchara.html

【スタッフ】
 原作:田口仙年堂(エンターブレイン ファミ通文庫)
 監督:鈴木行
 キャラクター原案:日向悠二
 キャラクターデザイン:渡辺真由美
 音響監督:飯塚康一
 プロデューサー:赤堀悟・大宮三郎
 アニメーション制作:トライネットエンタテインメント
            スタジオ雲雀
 製作:御色町商店街

【キャスト】
 ガーゴイル:若本規夫    吉永双葉:斎藤千和  吉永和己:宮田幸季
 高原イヨ:桑島法子     怪盗百色:千葉進歩  梨々:水樹奈々
 パパ:中國卓郎       ママ:浅野るり       東宮天祢:菊池正美
 小野寺美森:稲村優奈

・各話ごとのスタッフ&キャストはコチラ
 http://www.garkun.com/staffcast.html

【OP&ED主題歌CD「オハヨウ」】
 5月24日発売/AVCA-22758/予価¥1,260(税込)
 OPテーマ「オハヨウ」/EDテーマ「愛においで 逢いにおいで」を収録!
 歌:双葉、梨々、美森(斎藤千和、水樹奈々、稲村優奈)

 発売・販売:エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ


>オープニングテーマソング
 「オハヨウ」
 作詞:Funta 作曲:Funta 編曲:Blues-T
 歌:双葉&梨々&三森

>エンディングテーマソング
 「愛においで 遭いにおいで」
 作詞:松井 五郎 作曲:藤松 樹&大谷 奈津子 編曲:水谷 広実
 歌:双葉&梨々&三森(第1話)
   双葉(第2、5話)
   梨々(第3、6話)
   三森(第4、7話)


◆第11話「人形がみつけた赤い糸」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(鈴木行)、演出(斎藤徳明、山崎友正)、作画監督(加納綾、竹上貴雄、あみさきりょうこ、渡辺真由美)

というわけで今回は、クリスマスの日に和己に人形のプレゼントを渡そうとする後輩の桃(藤田咲)って話。
思いっきり時期外れなクリスマスネタだったわけだが、監督の鈴木行自らによる絵コンテによるしっとりとした演出に、ポイントを押さえた可愛い作画があいまって、ほんのりいい話として仕上がっていてよかった。
一応和己が主人公の話ではあるが、やはり和己に淡い恋心を抱く桃ちゃんの可愛さが炸裂していて、萌え萌えであった。
それぞれのキャラが迎えるクリスマスってのもお約束ではあるが、雰囲気が出ていていい感じであった。
そういや今回の双葉の「蹴りカット」は、双葉とガーゴイルの入浴シーンが入ってて笑った・・ああいうお遊びは好きだなあ。
あと、今回は特にEDのキャストロールが長かったのも笑った。
このアニメ、メインキャストが演じてる脇キャラのキャストまで書いてるからなあ・・普通やらないよな(笑)
で次回は、パパさんとママさんがケンカ。


◆第10話「商店街狂想曲」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(鈴木行)、演出(高田昌宏)、作画監督(渡辺真由美、柳瀬譲二)

というわけで今回は、御色町商店街を盛り上げるために、ガーゴイルが一肌脱ぐって話。
今回は、まさしく「ご町内ハートフルコメディ」といった感じの展開で、ガーゴイルの鈴の由来をも絡めた「ちょっといい話」という内容がなかなか面白かった。
オシリスも再登場して暴れたり、ご町内の方々の活躍ぶりも楽しくて、こういうほのぼのドタバタな雰囲気は良いね。
絵コンテが監督の鈴木行だったり、作監にキャラデザの渡辺真由美がやっていただけあって、画面の密度やテンポもなかなか良かった。
でもこのアニメ、複数作監が多いせいか、いまいちカットごとのムラがあったりするのは残念なところではあるかなあ。
で次回は、人形がみつけた赤い糸。


◆第9話「怪盗梨々」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(阿藍隅史)、演出(矢吹勉、康村涼、鈴木芳成)、作画監督(竹上貴雄、山形孝二、阿藍隅史)

というわけで今回は、梨々は百色の影響で怪盗に憧れるって話。
なんだかまたまた梨々の話、これで4話目か?・・なんだか半分ぐらいが梨々の話の気が・・(笑)
そんな感じで梨々が主役で活躍する話でもあり、なんだかかなり元気いっぱいの少女になってる梨々を見れたのは眼福であった。
OPの「オハヨウ」がピアノバージョンでかかったり、最後の挨拶が「オハヨウ」だったりと、そういう所もちょっとツボだった。
まあでも作画自体はところどころ可愛い梨々なども見れたが、ちょっとムラが多くて低めな感じだったのは残念だったな。
しかしED歌ってるわりには、美森は双葉や梨々に比べると影が薄いよなあ(笑)
で次回は、商店街狂想曲。


◆第8話「銀雪のガーゴイル」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(尼野浩正)、演出(山崎友正)、作画監督(加納綾、尼野浩正)

というわけで今回は、ひょんなことから雪国へとやって来たガーゴイルは、双葉そっくりの少年と出会うって話。
どうやら原作にはないアニメオリジナルの話のようであり、ちょっと外伝っぽい内容。
双葉なんかがいないだけあってか、ガーゴイル自体が主人公の物語となっていて、時空を越えたちょっと不思議な話として、一話完結の泣かせ話としてバランスもよくなかなか良かった。
お約束ではあるが、溶けた雪がガーゴイルの涙として描かれ辺りもなかなかに上手かった。
あとガーゴイルがいなくなっても、ケルプやらデュラハンやらオシリスやらが、御色町護衛争奪戦に出てる辺りはなんか和んだ。
なにげに変な町なのだな、あの町も(笑)
で次回は、怪盗梨々登場!


◆第7話「梨々恋しや首なしデュラハン」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(有富興二、鈴木行)、演出(斎藤徳明、鈴木芳成)、作画監督(あみさきりょうこ、三浦貴弘、渡辺真由美)

というわけで今回は、梨々を求めてデュラハンがやって来るって話。
超能力美少女・梨々の話の続編。
作監にキャラデザの渡辺真由美がいるだけあってか、所々のカットごとのムラはあっりしたものの、梨々がなかなかに可愛く描かれておりいい感じだった。
「BLACK CAT」のイヴとかと同じで、こういう過去に不幸を抱えてる美少女とかは、個人的にはツボでもあるんだよな。
話も、梨々のエピソードの締めとしても綺麗な感じで、面白かった・・百色も、なかなか格好良くていいね。
とりあえず、ハミルトン博士はこれで退場なのかな?・・それともまた逆襲編があるのだろうか。
で次回は、銀雪のガーゴイル・・オシリス再登場か。


◆第6話「もう君の歌は聞こえない3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(岡本英樹)、演出(松浦錠平)、作画監督(加納綾、竹上貴雄)

というわけで今回は、ハナ子を取り込んだオシリスが再びガーゴイルを襲うって話。

ハナ子&オシリスの、植物編の後編。
流れはちょっと強引なところもあったが、落としどころは綺麗でもあり、なかなか良かった。
でも、ガーゴイルvsオシリスのバトルは、もう一押し欲しかったところがあるかなあ。
悪いわけではないんだけど、OPの躍動感ある動きが頭にこびりついてるせいもあってか、もう一押しのバトルを望んでしまうんだよな・・全般的に。
まあ基本は「ハートフルな話」であり、バトルだけが売りの作品ではないわけだから、これでいいとも思うけども。
しかしオシリスを見てたら、この作品の作風って何かを思い出すと前々から思ってたのだが、「椎名高志」の作風を思い出すのだな(笑)
「藤子不二雄」な世界にオカルトやらを入れ込み、キャラがガシガシ動く辺りそう感じるんだろうなあ・・う〜ん、好みだ(笑)
で次回は、梨々話再び。


◆第5話「山の歌声」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(木村真一郎)、演出(高田昌弘)、作画監督(渡辺真由美、近藤高光、竹上貴雄、小沼克介)

というわけで今回は、植物の声が聞こえるヘルメットをかぶらされた双葉は、ハナ子(松来未祐)という花と友達になるって話。
流石にそろそろヘバって来たのか今回はちと作画が崩れぎみで、絵コンテに木村真一郎や、キャラデザの渡辺真由美に近藤高光なんかの作画監督がいたにも関わらず、大陸絡みの動画っぽいパワー不足の画面作りで少々押しに欠けた感じ。
演出作画のテンポの良さで押してる部分もあったので、作画が崩れ気味だとパワーダウンは否めないなあ。
OPでパワフルな登場シーンを見せてたオシリスは期待だっただけにちと残念。
いつもはあった、「ドツキ絵」もなかったしなあ・・。
まあ作画的にも、「植物の声が聞こえる」というちょっと重めなネタ的にも、次回に期待したいところである。
で次回は、もう君の歌は聞こえない。


◆第4話「鏡に映らない心」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(岡本英樹)、演出(山崎友正)、作画監督(あみさきりょうこ、近藤高光、三浦貴弘、山形孝二)

というわけで今回は、梨々を助けるために百色はガーゴイルと対決することになるって話。
相変わらず画面の張りもありなかなかに面白いわけではあるが、やはりいささか詰め込み過ぎな感はあるかな。
1クール(全13話)アニメなので仕方がないのであろうが、どうやら原作の1巻分を2話にしてるためかちと話が性急で、ちょっと「間」がない感じがあるかな・・まあ、テンポやバランスが良いんで気になるほどではないんだけども。
今回の話も、あと1話分ぐらいの「間」を入れたら、もっとグっと良くなっていた気がしないでもない。
それはともかく、今回も前後編での構成だったし、今後も前後編1話形式で行くのだろうか?
まあ、ちょっと積め積めっぽくはあるが、テンポは良いんで悪くはない。
あと今回は近藤高光とか、三浦貴弘とか、スタジオ雲雀の精鋭が作監でもあったのだが、画面の動きとしてはもう一押し欲しかった感じだった。
特にvsデュラハン編は、OPの動きが格好良すぎるがゆえに期待も多きかったんだけど、痛み分けっつう感じでもあり、ちょっと消化不良だったかな。
博士とデュラハンの再登場に期待したい。
まあそれにしても、梨々はなかなかに可愛い感じでよいね・・これまた今後の活躍に期待したい。
で次回は、山の歌声。


◆第3話「盗まれた少女」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(矢吹勉、鈴木行)、演出(矢吹勉、鈴木芳成、松浦錠平)、作画監督(加納綾、小沼克介、竹上貴雄、渡辺真由美)

というわけで今回は、怪盗百色(千葉進歩)がガーゴイルに挑戦をするって話。
今回は、なんだか絵コンテ演出作監と、なんだか多人数態勢の構成だったわけだが、そのわりにはいつものように画面に張りがあり、動きもテンポも良い見ていて楽しい画面作りであった。
話自体は「前ふり」話であり、まだ盛り上げには至ってない感じではあったが、今回からの新キャラである怪盗・百色に超能力少女・梨々(水樹奈々)も、なかなか良さそうなキャラでもあり、次回の話が気になるところである。
あと、このアニメは双葉のドツキアクションの前には、たいてい今時珍しい数カットの「ドツキ絵」が数枚入ったりして、そういう妙な凝りっぷりも好感が持てるなあ。
思わず、コマ送りで確認しちゃうもんな(笑)
で次回は、鏡に映らない心。


◆第2話「激突!天使と悪魔」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(鈴木芳成、鈴木行)、演出(鈴木芳成、松浦錠平)、作画監督(柳瀬譲二、SIGERU)

というわけで今回は、ガーゴイルは行方不明になった双葉を探して町を徘徊するって話。
前回色々張られていた伏線が今回はかっちりと回収されてテンポは良かったのだが、ちょっと詰め込み過ぎで急ぎ過ぎな感じがあって、ちょっと「間」が足りない所があるかな・・いや、面白くはあるんだけど。
1クールで原作のあれやこれやを消化するために、サクサク進めてるって感じなのかな?
まあそれはそれとして、今回はガーゴイルvsケルプという「悪魔と天使」の激突がクライマックスであり、「動かない」石像同士の戦いという、地味になりそうな戦いを頑張って派手に描いていたのが面白かった。
でもしかし、やはりやっぱりどっちも「石像」なわけで、どうしても画面としての動きが地味にならざるおえないがゆえに、なんだか派手なんだか地味なんだかわからない感じになってしまってるのは、ちと苦笑。
OPにあるぐらいの派手な動きがあると良かったんだけどねえ。
で、どうやら今回もまた「引き」な感じで次回へ続くのであった・・なんか、ちょっとせわしない感じだなあ。


◆第1話「吉永さん家の石ッころ」4(75点)
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(鈴木行)、演出(鈴木芳成)、作画監督(渡辺真由美、加納綾)

というわけで、ファミ通文庫刊行の、田口仙年堂による「吉永さん家のガーゴイル」がついにアニメ化。
自分は、原作自体は持ってますが、まだお約束でまだ積読のままです・・。
でスタッフは、シリーズ構成・脚本は吉岡たかを、キャラクター原案は日向悠二、キャラクターデザイン・総作画監督は渡辺真由美、監督は鈴木行、アニメ制作はトライネットエンタテインメント・スタジオ雲雀、って構成。
今回は、吉永さん家のガーゴイル(若本規夫)は、今日も吉永さん家の門番として頑張るって話。
うむ、なかなかに面白かった。
アニメ制作はトライネットエンタイエンメントだというので、あまり期待はしていなかったのだが、蓋を開けてみると、共同制作である「スタジオ雲雀」による、アニメらしい非常に派手によく動きテンポのいい画面作りとなっていて、かなり楽しめた。
なんだか雰囲気的にも「夕方の子供向けアニメ」という感じであり、「盲導犬」であるエイバリー少尉を絡めた「ちょっといい話」がなかなかに面白かった。
なにより、無表情で動かないガーゴイルを淡々と演じる若本規夫と、それと対比して表情豊かに動き回る吉永双葉を勢いよく演じる斎藤千和という、乗りに乗ってるこの二人の声優の掛け合いが楽しく、勢いある画面をさらに盛り上げてくれてるのが良かった。
とはいえ、第1話としてはちょっと唐突感があった感じはあるかな。
吉永さん家やガーゴイルのキャラ説明もそこそこに、普通なら途中に入りそうであるサブキャラの話が今回は中心だったり、しかも最後はいきなり凄い引きになっていたりと、どうもちょっと駆け足気味感が気になった感じ。
まあしかしOPなどを見ると、これからも勢いある画面や展開になりそうでもあり、楽しみではある。
そういや、次回予告がないと思ったら、EDが次回予告だったのな・・「ガンダムX」方式ですな(笑)


◆吉永さん家のガーゴイル イントロダクションDVD
出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ 
発売日: 2006/06/23 
メディア: DVD 

「吉永さん家のガーゴイル」
そのイントロダクションDVDの感想。
>和己&双葉による御色町おもしろ紹介
基本的には総集編で、本編6話までのそれぞれのキャラ紹介を中心にした総集編って感じであった。
なんであんま語る事はないのだが、とりあえず双葉の蹴り描写がやたらと多くて、「蹴りカット」を再確認できたのは良かった。


>吉永さん家のガーゴイルTV前夜祭イベント映像
>スペシャル座談会(斎藤千和x水樹奈々x稲村優奈)
TV放送前のイベントの映像と、スペシャル座談会。
どっちでも話題になってたのだが、やはりこのアニメはホントにキャストが多いってのがネタになってて笑った。
EDロールのキャスト、やたらと長いもんなあ。
女性声優がメインで登場してるのはいろどりとして仕方ないのだろうが、やはり若本さんにも出て欲しかったところではあるな。
どうやらDVDの方は全5巻で、「オリジナルストーリー」がそれぞれちょこちょこ入って結構買いやすい感じではあるんだけど、どうしようかねえ。


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