◆夢使い

公式サイト:http://www.yumetsukai.com/

原作:植芝理一『夢使い』全六巻【講談社・アフタヌーンKC刊】

>スタッフ
監督:やまざきかずお
シリーズ構成:小林靖子
キャラクターデザイン:島村秀一
ゲストキャラクターデザイン:中原清隆
メカニックデザイン:寺島慎也
総作画監督:小林明美

色彩設定:大野春恵
美術監督:西倉力
音楽:寺嶋民哉
音響監督:たなかかずや
音響制作:ダックスプロダクション
アニメーション制作:マッドハウス
製作:ポニーキャニオン

>キャスト
三島塔子:川澄綾子
三島燐子:真堂圭
三島美砂子:久川綾
茶川三時花:能登麻美子
橘一:関智一


◆第二話「優しい靴音」3
脚本(西田大輔)、絵コンテ(やまざきかずお)、演出(布川真英、篠原誠)、総作画監督(島村秀一)、作画監督(大塚美登理、広田和子)

というわけで今回は、病院で現れる悪夢への依頼を受ける塔子って話。
初回と同じく今回も、誰かの暴走する「悪夢」の退治って感じで、退魔もんと変身魔女っ子ものを足したような話で非常にわかりやすくもあり、ちょっぴりいい話で落とす辺りもなかなかにソツない作りであった。
作画もそこそこ頑張っていて、最後の夢の中でのバトルシーンもなかなか派手な作りとなっていて、特にテディベアの半身メカなギミックなんかも凝っていてなかなか良かった。
金曜星の夢使いである橘一も、必殺技の掛け声のためだけに関智一を選んだ感じもあり、これもなかなか悪くない感じ。
つう感じで、なかなか悪くはないかな。


◆第一話「夢始め、雨の教室」4(65点)
脚本(小林靖子)、絵コンテ(やまざきかずお)、演出・作画監督(金紀社)、総作画監督(島村秀一)

現実は夢、夜の夢こそ真実。
というわけで、原作・植芝理一の「夢使い」がついにアニメ化。
自分は、原作はちょっとだけ読んでます。
でスタッフは、シリーズ構成は小林靖子、キャラクターデザインは島村秀一、総作画監督は小林明美・ふくだのりゆき、監督はやまざきかずお、アニメ制作はマッドハウスって構成。
まあ・・わかりやすくなっちゃって(笑)
原作の方は、神話伝承などのフォークロアを味付けに、ロリペドやフェチシズム&エロチシズムたっぷりな内容に、描き込みまくった緻密な背景やらと、「アフタヌーン」らしい非常に「濃い」漫画だったりするわけだが、アニメの方はそれらをすっぱりスポイルして、非常にわかりやすい「退魔魔女っ子もの」になってて笑った。
まあ、あの内容をアニメにして放送できるわけないもんなあ。
ってな感じで、アニメの方はすっかり薄くライトな作りとはなってしまったわけだが、まあこれはこれで面白くもあり、気軽に「退魔魔女っ子もの」を楽しめそうではある・・原作ファン的には非難囂々になりそうではあるが(笑)
キャラデザ的には原作からの再現率もそこそこでもあり、第1話なのもあるだろうが画面のテンポは悪くなかった感じ。


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