◆舞−乙HiME
作画(佐藤健悦)、シナリオ(樋口達人、吉野弘幸)


◆第1巻4

というわけで、好評のうちに終了したアニメ「舞-HiME」の企画第2弾「舞-乙HiME」・・の再度のコミカライズ作品である本作。
漫画版は、アニメとはまた違った展開となっていてこれまたアニメと同じで好評だったわけですが、今回もまた放送中のアニメとは設定を微妙に変えてのコミカライズ。
今巻は、暗殺されたマシロ姫の影武者となった少年が、オトメ養成学校ガルデローベに入学してくるってお話。
そんなわけで今作も前作と同じく、上手くなったとはいえ相変わらず絵柄自体はチャンピオンらしいちょっと泥臭い絵柄で、洗練さにはちょっと欠けるわけだが、「燃えに萌え」あり、でもって「エロにパロあり」という飛ばした内容自体も相変わらずとなっていて、なかなかに面白かった。
設定も前と同じくアニメ版とは微妙に違った内容で、アニメではなんだか「愉快な人」になったマシロ姫が、漫画版では主人公でしかも女装の男の子というちょっとショタ心をくすぐるアレな感じとなっており、ヘタレ主人公が段々成長していくという少年漫画らしい展開も楽しめそうである。
しかし、やはりコミックで読むよりは、週間で読んだ方が抜群に面白い感じだな。
週間で読んだ時のテンポの方が、引きやらエロやらが抜群に映えてきてて面白く感じるからねえ。
あと、これまた前の舞衣となつきの時と同じ同じではあるのだが、「エロ担当」となってるニナの方がアリカよりもキャラが立ってるんだよなあ・・。
頑張れ、アリカ・・。
まあとりあえず次の巻は、マシロ君がまたまた大変になるようであり、楽しみである。


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