◆召喚教師リアルバウトハイスクール
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、脅威のヘタレ作画でアニメ化されてしまった「リアルバウトハイスクール」の原作、「召喚教師リアルバウトハイスクール」
アニメも終わったってことで読んでみる。
そこそこ面白い・・想像してたのとちょっと違ったが・・。
いのうえ空さんのイラストや、アニメが非常にパワフルでハイテンションだったので、原作もそうだと思っていたのだけど、思ったより結構地味だったな(苦笑)
しかも、原作は御剣涼子が主役ではなく、教師である南雲慶一郎が主役だったのか・・。
まあよくあることとはいえちょっとびっくり。
原作は、学園教師もんと、格闘もんと、異世界もんの中間って感じなのかあ。
どっちかっつうとやっぱ、アニメのパワフルお気楽極楽な感じの方が好きではあるな。
まあ、それはともかく。
作者があとがきで言っているように、学園教師もんと、格闘もんと、異世界もんでもない、ちと中途半端な感じはあったな。
やっぱ最初にしてはちと地味かもしれない。
まあ、格ゲーチックで少しオリジナリティがないのはいいとしても、少し練り込みが甘いかな?
あと文章にちと重みが足りない。
キャラとか設定とか話とかはそれほど悪くないんだけど、アニメ的にいうなら演出や作画力が少し足りないかな?
まあでも、これから面白くなるかもしれないって感じかな。
まだ異世界ソルバニアのこととか、校長の目的とかも不明だしねえ。
というわけで次巻を楽しみに。
◆第2巻3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで今巻は、鬼塚鉄斎の飛天流のに入門する涼子、でもって慶一郎の過去に迫るって話。
キャラも立ってきて、なかなか面白くなってきた。
特に過去がなどが明らかにされた慶一郎が良い感じになってきたな。
たぶんこれからは、「シュバルツカイザー(闇の皇帝)」である、ウィラード・ゲイツが物語の中心になって行くのであろうな。
慶一郎と美雪ちゃんとかの「奇跡の起きた夜」も良かったしねえ。
まあ陽であり動であるアップ系の涼子と、陰であり静であるダウン系の美雪という2つのキャラを出す構図はお約束でもあるけどね。
エヴァンゲリオンで言うなら、アスカとレイって感じであろうな(爆)
でも、もどっちもいい感じで好みのキャラである。
あと涼子と静馬の、ラブコメ的展開もなかなかにほのぼのしていて良い。
やっぱああいうお約束の「カニバサミシーン」みたいのは萌えていいです。
それと、静馬が某KOFの草薙京がモデルにされているように、そこここにマンガやゲームやアニメからのネタが引用されているようである。
オタ的にはそういうのは結構良いです。
そいや、異世界ソルバニア話はまだ小出しだな。
まあこれから掘り下げて行くのであろう。
◆第3巻3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールの第3巻。
今巻は、
慶一郎が健忘症にかかり17歳の頃に戻ってしまい、大騒動となる、第14話「インターミッション:先生を休む日」
涼子が飛天流の稽古をつけ始める、第15話「サムライガール<修行編>」
美雪ちゃんの誕生日に、かつての傭兵仲間だったユーリ・カッシュと戦うことになる慶一郎の、第16話「挑戦者現る!」
突如ソルバニアに召喚され戦う慶一郎と、美雪ちゃんの誕生日パーティを祝う、第17話「魔界より愛を込めて」
追試を受けることになった美雪ちゃんと、謎の電話による悪人退治をすることになる慶一郎の、第18話「碧い瞳の少女」
の5話であった。
今巻は、今までのアッパー少女涼子ではなく、ダウナー少女美雪ちゃんが掘り下げられていて良い感じであった。
ずっと心を閉ざしていた美雪ちゃんが慶一郎の優しさや、みんなの明るさに影響されて心を開いて行く過程はいいね。
「楽しいこと、ないの」と聞かれて「……ご飯」と答えたり(食事シーン多いからなこの小説)、魔女っ娘状態になったり、「私も慶一郎さんに会えて、よかった……」と言わせたりとなかなか「萌え」も押さえてます。
これからは、静馬の追っかけである少女・沙羅と仲良くなっていきそうな感じです。
まあ、美雪ちゃんも少し変な子ではあるんだけどね・・。
あと涼子と静馬のお約束のラブコメ描写も良いですな。
涼子のサービスシーンが素晴らしいです。
で、こっち側の世界でも、異世界ソルバニアの方でも話が少しづつ進んで行っているようである。
新キャラである謎のマネージャー・ミアンや、謎の占い師・右京、そしてラストの謎の男と、キャラも少しづつ増えてきてこれから盛り上がっていきそうな感じです。
しかし、ネタやキャラはいいんだけど、もうちっと話の練り込みと、文章に重みがあれば面白くなると思うんだけどねえ。
◆第4巻2
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールの4巻。
今巻は、
美雪のいる中学を調べるために、美雪の中学に研修をする慶一郎の、第19話「アンダーカバーミッション:隠密教師K」
風紀委員長泉谷万騎との登場と、KOGと那智の戦いを描く、第20話「少年は牙を隠す」
馬鹿教師霧島を懲罰する、第21話「ランバージャック・ボーイ」
KOGと静馬の戦いを描く、第22話「闇の翼のジークフリート」
で、「中学編」の最後となる四葉中の粛正と、新しい挑戦者アラン、そしてこっちの世界にやってきたソルバニアの魔獣との戦いである、第23話「勇者教師・白昼の大決戦」
の5話。
というわけで今巻は、「中学編」と「バトル編」の大きな流れが二つありました。
なんかまるで「教師もの」のような展開でびっくり(笑)
新キャラも多数登場し、特に中学編、理路整然としたソルジャーである泉谷万騎はなかなかに面白いキャラで良かったです。
まあ結構アレなキャラで、あんな中学生いたら激しく嫌ですが(笑)
あと、意外に可愛いキャラである委員長・神崎唯も良かったです。
そして、新たなるライバルとなるであろう、秋嵩、七瀬、刹羅の、ナイツ・オブ・ゴールドの3人組。
アラン・スミスをけしかけた、神威の拳の始祖、東方流玄。
どうやら、話は「神威の拳」を巡って動いているようです。
「神威の拳」にも「属性」っていうのもできたようですしねえ。
しかし、なんかまるで「GTO」か「必殺仕事人」みたいな展開でしたな(笑)
まあ、そこそこ面白かったですが。
でも、やはりちと「一面的」って感じがしましたな。
確かに霧島のような「バカ教師」は懲罰されても仕方がないとは思うです。
あと、大人であろうと子供であろうと、「罪には罰を」ってことで「痛い目」見せるのは必要でしょう(少々、やり過ぎだが)
だからこそ、最後の「粛正」は先生だけでなく、生徒とかもされて欲しかった。
特に「ドキュソ厨房」である沙羅は(爆)・・アレを肯定するのはどうもな〜(苦笑)
まあ、今まで若い奴らを、「やって」いたといえば、やっていたですが。
こういった問題は「学校側」だけでなく、先生、生徒、親、それぞれに問題があると思うですしねえ。
(広義的にいえば、社会全体に)
子供だから「罪がない」わけないですから。
先生にもアホはいますが、生徒にもアホはいます。
先生も、上から色々押し付けられたり、ちょっと手を出せば「体罰」と言われたり大変ですしねえ。
そもそも学校は「勉強」しに行くところであって、「しつけ」は家庭でされるものですから。
せめてきちんと「調教」して、「人間」にしてから学校に送って欲しいものです。
学校は「動物園」じゃないんですからね(爆)
まあ、今は親も「子供」みたいなものすからねえ。
というわけで、ちょっと「朝日」な、左翼(反体制派)っぽさには引きました(笑)
あと、ラストにバトルを入れたせいで、少しうやむやっぽく終わったですしね。
画竜点睛を欠くって感じでしたな。
まあ、あらゆる「悪」に対して平等に接して欲しかったって所です。
作者的には会心って感じのようでしたが・・尾崎豊とか好きそうだな(爆)
どうにも「説教臭さ」が、「青臭い」んだよなあ。
アレ(尾崎)のせいで今の学校はガラスよく割られてるんですよねえ・・特に卒業シーズン・・。
子供も大人もアホやドキュソには天誅ですな。
そもそも今のガキは少年法とかで守られすぎ。
だからつけあがるんですよねえ・・「自由」というのも勘違いされがちだし。
とか、「バカ小説」で色々考えさせられました(笑)
まあ、納得できるいいことも言ってたりはしたんですがね。
しかし、よく警察ざたにならなかったな(笑)
◆第5巻3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけでリアルバウトハイスクールの第5巻。
今巻は、飛天神社に沙羅が家出をしてきて、その祖父である雷蔵の弟子と、鉄斎の弟子である涼子が決闘をすることになる、って話。
まあまあ面白かった。
なんといっても、非常にページが少なく薄かったので、読みやすかったのがいいね(笑)
あと、今回は、「投げる、打つ、斬る」という、雷蔵、天堂、鉄斎の3人のジジイがいい味を出していたのが良かったな。
まあ、あんまり話はなかったけどね。
しかし、やはり所々に気にかかるところはあるなあ。
なんかこの小説は、自由人やアウトサイダーの素晴らしさを描こうとしているようなんだけど、どうも自分勝手にわがままに生きることが、自由であることと勘違いしているような気がするな。
それってヤンキーの論理だからなあ・・まあGTOの影響もあるようですからねえ。
なんか特に涼子の傲慢さがちょっとカンに触る感じがありますね。
真面目な那智を馬鹿にする描写があるのがちとムカつきますな。
あと、屁理屈小僧の万騎と、ヤンキーギャルの沙羅もねえ。
まあ俺がオヤジなだけかもしれないですがねえ。
◆第6巻4
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールの6巻。
今巻は、ゲイツ、京極家、ソルバニアで進む何かって話と、海へとバカンスに行く慶一郎達って話。
うむ、なかなか面白かった。
なんといっても、前巻よりさらに薄くなって読みやすい所がいいね(笑)
で、どうやら色々とあちらこちらで話が進んでいるようである。
まあでもその辺りよりも、海水浴に入浴にと、学園ドタバタ的展開な慶一郎達の話が面白かった。
バトルネタや異世界ネタよりも、こういう学園ドタバタの方が面白いよなあ、やっぱ。
今回は説教臭さもなかったし、涼子もなかなかに可愛くて良かった。
特に、獅子倉と、そして静馬との絡みが非常に良かったねえ。
ラストの静馬も格好良かったし。
こういう感じの涼子だといいんだけどね。
しかし相変わらずあとがきは、長くて色々と鬱屈してるなあ・・。
◆第7巻3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールの第7巻。
今巻は、前巻の海の旅行の続きで、魔素に取り込まれた「フライングシーマンズ」と戦う慶一郎と亮子、再会する静馬と刹羅達。
そして、海の向こうから「災いを呼ぶ男」ホーマーがやって来るって話。
まあまあ面白かった。
今巻は、前巻と違ってドタバタよりもバトルメインであったので、それほど面白くなかったな。
やはり個人的にはドタバタの方が好みである。
まあ涼子と静馬の絡みは良かったけどね。
◆第8巻3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで今回は、日本に八極魔素を埋め込まれたレックスがやって来て、バイパーズレイヴで静馬と戦う。
そして、京極幻弥が京極家の当主である京極真琴に近づくって話。
まあまあ面白かった。
新キャラである、京極幻弥と真琴がなかなかにいい味を出していた。
まあ、内容はいつもより厚めのページ数ではあったが、バトルメインだったので、それほど面白くはなかったかな。
やっぱ学園ドタバタの方が好きだからな。
で、今度からは格闘もののお約束である、V−1エクストリームが行われるようである。
◆第9巻4
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールの第9巻。
今巻は、V1エクストリームを前にして、残暑を楽しむ静馬達。
そして、ついに戦いの幕が開けるって話。
うむ、なかなか面白かった。
今回は、前半でほのぼのまったりとした静馬達のドタバタ、中盤でV1エクストリームのバトル、そして後半で急転直下の怒涛の展開で、「序破急」って感じのメリハリある展開で良かった。
まさか慶一郎があ〜なって、大作がこ〜なるとは思わなかったからねえ。
あとデーモン小暮閣下もとい、デルモンテ嘉門もいい味を出していたし、慶一郎と涼子のやり取りも良かった。
あの妙な「毒」が少なめだったのもいいね(笑)
果たして、幻弥の狙いとは、美雪ちゃんの真意とは、大作は無事なのか、そして慶一郎はどう出るのか?
初めて続きが楽しみな感じです。
◆第10巻4
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
南雲慶一郎はこれより修羅に入る。
というわけで今回は、美雪を誘拐された事を知った南雲、涼子、静馬達は美雪を救出するためにそれぞれの戦いを始めるって話。
「V1エクストリーム決勝編」が、ついにや始動。
流石に南雲が本気の「修羅モード」に入ったためか、全面黒目でバイオレンスの嵐。
そのため緊張感もあり、疾走感もあり、なかなかに面白かった。
特に・・陽と陰、生と死、光と闇、表と裏、明と暗といった感じの「対極」の構図での静馬と南雲の闘いは、「美雪を救う」という目的は同じはずなのに、全く違う道筋の「闘い」となっていて、二人の行き方の違いが出ていて良かった。
やっぱ南雲は好きになれないが、静馬は格好良いよなあ・・涼子は、今のとこおまけでちょっと可哀想だが(笑)
しかし、相変わらずの説教臭さはちょっと鼻に付くところはあるが、まああの兵隊への「セリフ」は作者の言いたいこと・・「クズは死ね」が表現されてていいんじゃないかな(笑)
というわけで、「V1エクストリーム決勝編」後編に期待です。
◆EX−1「カオルーンの花嫁」4
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで今巻は、、富士見書ファンタジア文庫のお約束展開である、本編とは別の、「ドラゴンマガジン」に連載された特別編を収録したEX(エクストラ)シリーズの第1巻である。
まあ、「宇宙戦艦ヤマモトヨーコ」のopt(オプション)シリーズと同じ感じで、本編の話の間に挿入される、挿話って感じである。
で、内容は、ある日、南雲慶一郎は暴漢に襲われてた女性を助ける。
そして、その助けた女性である飛島鈴那は翌日大門高校の教生として現れ、慶一郎にボディガードを頼むって話。
うむ、なかなか面白かった。
今巻は4巻ほどの泥臭さや説教臭さもなく、ライトノベルらしく1巻完結の長編って感じで、むしろ本編よりも面白い感じであった
慶一郎の過去話である鈴那との深い絡みが見れたり、慶一郎vs静馬の戦い再びや、鉄斎vs涼子の師弟対決なども見れたのも良かったな。
こういう感じの方がライトノベルっぽくていいかもね。
まあ、あとがきがいつものように語り臭いのはお約束ですな。
そいや、「人は自分という物語を生きている」っていうのは、中島梓の「わが心のフラッシュマン」でもネタにしてましたな。
◆EX−2「バカが忍者(シノビ)でやってくる!」3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールEXの2巻。
今巻は、大門高校に謎の転校生である少女・花京院綾音が関西から転校してくる。
そしてその綾音は謎の組織に狙われていて、その裏にはペテン師忍者ケイン・バーネットが関わっていたって話。
まあまあ面白かった。
シリアスな展開と思わせておいて、コメディなオチになるのはなかなか良かったね。
ケインのスチャラカなキャラもなかなか良い。
まあ、相変わらず慶一郎は無茶し過ぎではあると思うけど。
作者は、何か世の中に不満でもあるんだろうな(笑)
◆EX−3「サムライガール[明鏡止水篇]」3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールEXの3巻。
今巻は、前巻までの長編形式とは一変して、それぞれ主人公を変えての短編形式で、全部で6本。
それぞれのキャラの別側面などが見れて、まあまあ面白かった。
しかし、南雲は相変わらず無茶するな・・(苦笑)
◆EX−4「彼女が猫になる日」3
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで、リアルバウトハイスクールEXの4巻。
今巻は、前巻と同じく、それぞれ主人公を変えての短編形式で、全部で6本。
今巻も、それぞれのキャラの別側面などが見れて、まあまあ面白かった。
しかし、3人のジジイは無茶するな・・(苦笑)
つうか、必ず無茶するヤツがいるよな・・。
あとがきが痛い・・。
◆<アーリー・デイズ>第1巻「ボーイ・ミーツ・サムライガール」4
著者(雑賀礼史)、イラスト(いのうえ空)
というわけで今巻は、ドラゴンマガジンなどで連載されたものを加筆修正した、本編である「召喚教師リアルバウトハイスクール」より半年前の話である「リアルバウトハイスクール<アーリー・デイズ>」の第1巻。
今巻は、侍の心を持つ女子高生・御剣涼子は、ある日一匹の野人と出会う。
その野人・草薙静馬との出会いが、のちのちに大門高校に嵐を呼ぶことになるのであった、って話。
作りとしては、いのうえ空のコミック版の「ノベライズ」みたいな感じではあるが、無論小説版ならではのオリジナリティもある作りとなっている。
っていうか、これ、結構面白い。
本編の、エゴイズムたっぷりな某召喚教師のバイオレンスがないせいもあってか、本編とは違い少し近寄りがたい雰囲気のある涼子とか、相変わらず破天荒な風雲児ぶりを見せてくれる静馬とかが非常に魅力的で、あとがきにも書かれている通りに「少年漫画」していて、「学園格闘もの」って感じで、面白い。
こっちの方が、断然ライトノベルって感じである。
まさしく「ボーイ・ミーツ・ガール」な感じで、今後どうなっていくのかが楽しみな感じである・・っていうか本編につながるんだろうけどさ(笑)
まあ、「Kファイト」発足話であり、「涼子vs静馬」の話でもあるので、やっぱ面白そうだわな。