2003年6月感想

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2003年6月30日(月曜日)

◆ピッチ「人魚(マーメイド)の儀式」2
脚本(武上純希)、絵コンテ()、演出(山崎茂)、作画監督(牧内ももこ)

というわけで今回は、るちあの成人の儀式を行おうとしている海の宮殿に、ガイトがダークラバーズを引き連れて襲撃して来るって話。
1クールの終わり、武上純希御大によるツッコミどころの多い話であった。
合ってないピアノの曲で変な踊りをおどるダークラバーズ(そんな名前だったんだ)。
いきなりイルカに乗った少年状態で海底へと連れてこられる海斗。
周りを無視しまくって一人まくしたてるアクアレジーナ様。
って感じで、コメディ展開なら笑える所なんだが、シリアス展開なせいか、微妙に失笑。
う〜ん、やっぱ基本はヘッポコアニメなんだよなあ・・シリアスだとアラが目立つわ(笑)
まあそれはともかく、今回は演出はテンポ悪かったけども作画は良さげで、るちあの衣装がエロエロなのは良かったですな。
そして、ついに新曲登場!・・う〜ん、まあまあかな。
やっぱ、「七色の風に吹かれて〜♪」って始まりでないと、どうも拍子抜けしてしまうな(笑)
それにしても、これは話もそうなんだけども、シリアス展開だとるちあの「下手くそ」ぶりが突出してしまって浮くから、バランス崩れるよなあ。
やっぱ、ピッチの基本はコメディだよ・・色々ごまかしがきくし(笑)
で、次回は海斗が他の女の子とデート?


◆SEED第38話「決意の砲火」5
脚本(吉野弘幸、両澤千晶)、絵コンテ(とくしまひさし、久行宏和)、演出(西山明樹彦)、キャラ作画監督(しんぼたくろう)、メカ作画監督(高瀬健一)

というわけで今回は、パナマを落とされた連合は、その牙をオーヴへと向けるって話。
いやあ、盛り上がって来たなあ。
今回は演出作画のテンポもかなり良く、ドラマとバトルの密度もかなり高かった。
と思ったら絵コンテに電童のキャラデザの久行宏和さんが・・絵コンテもやるんだなあ。演出も俺のお気に入りの西山明樹彦さんだな、どうりでバトルが燃える訳だ。
で、ついにブルーコスモス総帥・アズラエル(檜山修之)登場。
アズラエルって、ブルーコスモス総帥のことだったのか・・てっきり諜報機関か諜報員の暗号かと思っていたよ。
しかし、悪そうだなあ・・なんて、わかりやすいんだ(笑)
ちょっぴり、「スクライド」の「教えてあげません」の無常矜持に似てるな(笑)
しかし、ガンダム世界のお約束とはいえ、「若い総帥」とかはちょっぴり引くな。
まあそれはともかく、パナマを落とされた連合は、ついにオーヴへとその牙を向ける。
大西洋連邦ってなんか、「悪化したアメリカ」って感じだな・・強引過ぎるとこが(笑)(そういやこの前のアメリカやらのアフガン・イラクでの「テロ支援国家うんぬん」「大量破壊兵器うんぬん」も、同じような「いちゃもんつけ」だったな)
で、オーヴは「理想の日本」って感じ・・日和見じゃないとこが(笑)
しかし子供にはわかりやすい構図で、3つ巴ってのは盛り上がって燃えていいけど、ちょっとわかりやす過ぎる気はするかな。
「中立」ってのはあくまで利害的なもので、「正義」な訳じゃないからなあ。
まあ、Zみたいにわけわからない状態にされても困るけどね。
でも、カガリの親父であるアスハ元代表はやっぱ、信念もってて一番格好良いわ。
やっぱ「日和見」はいかんよな、「日和見」は。
で、アークエンジェル側にも色々とドラマが。
「ナチュラルの代弁者」、「正直者」のカズイはついに退艦・・いつだって、やってくれるぜカズイ様はよ!(笑)
でも、君は君で正しいと思う、いやホント・・逃げるのも勇気。
それにしても、それにしても・・サイ・・相変わらずお前「すげえいいヤツ!」
お前いいヤツ過ぎ!・・俺と友達になってくれ!!(笑)
って感じで、サイが格好いいこと格好いいこと・・これは間違いなくキラにはできないよな(笑)
もうほとんど「悟りの境地」だ・・そろそろ解脱しそう(笑)
やっぱ白鳥哲キャラは、最後に化けまくるな(笑)
そして、ミリィとディアッカにも密かにドラマが。
「それに、オーヴはあたしの国なんだから」
と戦う決意を見せるミリィも格好良かったが、悩みながらもバスターで出撃するディアッカも格好良かった!
やっと、やっとディアッカにも春が!!(笑)・・バスター、メチャ格好良いぜ!
でもって、ついにフラガの兄貴もマリューに告白っつうか、ディープキス!、エロい、エロいぜ!・・流石大人!(笑)
流石、やってくれるぜ、兄貴!・・でも、そのまま押し倒してないでしょうな!!(笑)
っていうか、兄貴やっぱり死にそう!・・だって、前々から気になってたんだけど、クルーゼと兄貴ってEDの絵にいないんだもん!!(笑)
とまあ、序盤の遅い展開が嘘のように、この所はなかなかの怒涛の展開で、話が盛り上がること盛り上がること。
キャラ的にもそれぞれが立ってきて、かなりいい感じ。
ガンダムSEEDは、大器晩成型だったのか(笑)
あと、ついに3機の新ガンダムに、新キャラ3人・・クロト・ブエル(結城比呂)、オルガ・サブナック(北岡弁護士・・もとい涼平)、ジャニ・アンドラス(宮本駿一)も登場。
なんか、メチャクチャ「強化人間(ブーステッドマン)」っぽくて・・すごく駄目そう(笑)
「撃滅!」「抹殺!」ってスクライド入ってる、スクライド(笑)
しかし、意外にカラミティ、フォビドゥン、レイダーの3機のガンダムは格好良かったな・・やはり大河原メカは動くと違うな。
っていうか、ハンマー最高!、ハンマー!・・やはりガンダムといえばハンマー!!(笑)それと今回は、我らがダガーたんと、M1アストレイの戦いがあったのもポイント高し。
やっぱ、量産機は良いね・・つうか、兵器は普通「量産型」だよな。
と、オーブ編以降こっち、なんかリアリティうんぬんより、ガンダムWや電童のような怒涛の「ジェットコースター展開」になってきて、ドラマやら話や絵にスピード感と迫力があり、良いね。
スタッフ、ある意味、なんか乗ってるなあ(笑)
このためにあの総集編連打があったと考えれば、アレもチャラにしてもいいよ(笑)
でも、こんだけ頑張ると・・そろそろヤバそう(笑)
で、次回は3クール目の終わりの話。
さて、アスランはどう出るかな?


◆カレイド「熱い すごい 新作」4
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(佐山聖子)、演出(福多潤、唐戸光博)、作画監督(杉藤さゆり)

というわけで今回は、新作アラビアンナイトで、そらとレイラが共演することになるって話。
う〜ん、相変わらず面白いなあ。
演出のテンポも良く、作画も良く動く。
そして、いつもながら話も起承転結がしっかりしていて、前に張った伏線をしっかり後で落としてる。
きちっと入れてるイアンやサラやフールのコメディ部分も笑えたしね。
何より、基本は「努力」ってのがやはり良い。
このバランスの良さ、テクニカぶり、良いアニメだ。
で、次回はそらとレイラが同棲?


◆ニトロ「潜入者は誰だ?」4
脚本(岡田麿里)、絵コンテ・演出(高木茂樹)、作画監督(鈴木勤)

ヒデ、盗っ人猛々しいな(笑)
というわけで今回は、佐奈間ラボへと見学にやって来た勝達は、殺人事件に遭遇するって話。
なかなかにテンポ良い演出作画による馬鹿&泣かせ話で、なかなか面白かった。
特に、やたらと「殺人事件」にこだわり適当な推理をかますなつみが笑えた。
ヒデもそうだけど、それぞれのキャラが立ってきて良い感じ。
どうやら作画にもキャラデザ(笑)の近藤高光が原画に加わっていて、やたらと動きの良いカットとかあったしね。
で、一応ヒデの必殺技も初披露(確か)・・でも、ニトロは必殺技が地味なんだよなあ。
立体感あるバトルは良いんだけど、やはりターボの時のようなド派手な必殺技がみたいよね。
で、次回はZET四天王襲来!・・あ、なんか結構格好良さそうだな。


◆アバレ第17話「戦場のアバレかっぽれ」4
脚本(浦沢義雄)、アクション監督(竹田道弘)、監督(中澤祥次郎)

というわけで今回は、スケさんのカッポレを見たアスカは平和を忘れてしまうって話。
相変わらずの浦沢馬鹿脚本と馬鹿演出が炸裂。
しかし、馬鹿でありながらもきちっとシリアスな泣かせ話を落としてる所は、浦沢脚本の上手さであるな。
それにしても、「梅雨前線山脈」って・・、相変わらずアホなアイデア好きだな(笑)
で、次回はついに新しいアバレンジャー、アバレキラー登場!


◆555第20話4
脚本(井上敏樹)、アクション監督(宮崎剛)、特撮監督(佛田洋)、監督(石田秀範)

というわけで今回は、巧達に新たなるラッキークローバーの刺客がって話。
うん、今回はなかなか面白かったな。
ラブコメ馬鹿話も結構笑えたし、シリアスとのバランスも悪くなかった。
何と言っても、「偶然」要素が少なめ(2回ぐらい)だったのが良いね(笑)
相変わらず、狭い町だとは思ったが(笑)
あとダブルバトルはもう一押し欲しかったところだが、やっぱ三つ巴状態というのはなかなか燃えるものがあるからな。
これで、オルフェノク特務部隊「ラッキークローバー」がもうちっと格好良ければねえ。
で、次回はカイザが再登場。


◆ナージャ「霧の夜・黒バラの真実」4
脚本(成田良美)、絵コンテ・演出(長峰達也)、作画監督(生田目康裕)

というわけで今回は、イタリアのヴェネチアで、ナージャは黒バラと再会するって話。
そういや、ハービーって黒バラ専門の記者だったな、忘れてたよ(笑)
で、今回はナージャと黒バラとの再会。
長峰達也の演出で、なかなかに構図などが凝っていてテンポが良くて、面白かった。
やっぱ、長峰達也は上手いな。
もちろんお約束として、黒バラとフランシスとは関係がある模様・・その辺は今後の楽しみだな。
しかし、ナージャってばまたもやチューを・・どれみの後番組とは思えない魔性の女ぶりが素敵です(笑)
あと、母親と子供のアレは、やっぱちょっと泣けたな。
で、次回はミイラ博士とローマでデート。
しかし555と同じく「偶然」よく会うよなナージャも(笑)・・でも、アニメだとなぜかそういうのはそれほど気にならないんだよなあ。


◆ガッシュ「100人の魔物の戦い」4
脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(地岡公俊)、作画監督(浅沼昭弘)

というわけで今回は、清麿の元へとシェリー(折笠富美子)とブラゴ(小嶋一成)が現れ、この戦いの真の目的を語るって話。
うむ・・ガッシュ達、魔物の子供たちの戦いの真の目的もわかり、なかなか面白くなってきた。
「戦って、戦って、勝て!」
という龍騎でもやっていたバトルロワイヤル状態なのだな。
ありがちだが、わかりやすくて良い。
やっぱ少年バトル漫画はこういう展開でないとな・・でも、大会(トーアメント)とかになるのは勘弁な(笑)
どうやら信念を持って戦っているシェリー(EDでまくり)にも何か暗い過去があるようで、今後が楽しみである。
で、次回はガッシュ達を襲う次なる敵。


2003年6月27日(金曜日)

 

◆SEED第37話「神のいかずち」5
脚本(大野木寛、両澤千晶)、絵コンテ(西澤晋)、演出(鳥羽聡)、キャラ作画監督(山口晋)、メカ作画監督(阿部邦博)

というわけで今回は、アラスカからオーブへとやって来たアークエンジェル、そしてザフトはパナマの連合の宇宙港に攻撃を開始するって話。
うむ・・人も場所も二転三転し、話も色々と転がり、ドラマもバトルもありのなかなかに密度の高い1話であった。
まず、オーブへと寄港するアークエンジェル。
カズイ様(あ!)のヘッポコぶりが大健在で、まず最初に爆笑・・やっぱあんたすげえよ(笑)
流石は「正直者」のカズイ、みんなの気持ちを代弁してくれてました。
つか、成長しねえな、こいつは(笑)
そして、相変わらずの猪突猛進コミュニケーションぶりを披露してくれるカガリ。
やっぱ、カガリって「馬鹿」だけど結構可愛いよね(笑)
しかしキラってば、ほとんど「悟りの境地」っぽいな・・お前いくらなんでも変わり過ぎ(笑)
そして、「放置プレイ」状態だったディアッカもやっとで登場・・生きていて良かったね(笑)
なんかやっぱり、ミリィとは今後もなんかありそうで、後半のディアッカの活躍に期待だなあ。
ずっと、影が薄かったからなディアッカ(笑)
で、どうやら地球連合の方は、先のアラスカでの自爆戦法を隠蔽し、プロパガンダとして利用して、コーディネイターへの戦意を高揚させているようである。
う〜む、初代の頃の地球連邦よりも悪辣な感じになってるな、連合。
まるでどっかの超大国みたいだ(爆)
そういや、地球連合の中心勢力である「大西洋連邦」って、某国を含んでるんだよなあ・・ありそうな話だ(笑)
しかし、結構頼りない大人が多いSEED世界の中でも、カガリの父・ウズミはなかなかにしっかりしていて格好良いな。
果たして、オーブの道行く先は・・。
そして、アラスカ攻略に失敗したザフトは、次にパナマの連合の宇宙港を襲撃。
ん、意外に脆いなパナマ?・・アラスカの戦力は他のところに行ったのか?
この辺り、またちょっと説明不足。
でも、バトルの方はアラスカ以上のドロドロぶりで、今まで描き切れてなかった「連合vsザフト」「ナチュラルvsコーディネイター」という対立の図式が、完全に表面化。
「戦争」であり「種族的対立」であるというのが明確に出されていて良かった。
つうか、「ここまでやってええんかいな?(汗)」とういのがちょっと、本音。
そういう側面もある「星界の紋章」も、ここまではやってなかったしなあ・・この枠はあの「優しいウルトラマン」であった「コスモス」だったというのに、やはり、これがガンダムか(笑)
先の「イラク戦争」やら「パレスチナ問題」やらがそうであるように、こういうのはよく言われる「憎しみの連鎖」であり、そう簡単に決着が着かないのが常。
ここの所の描写を見る限り、虎さんの「敵である者を全て滅ぼして」しか解決ができなさうに見えるんだよな。
あくまで「組織vs組織」の対立がメインであったジオンの「連邦vsジオン」と比べると、「種族的対立」でもある「連合vsザフト」は遥かに根が深く、現実がそうであるように、平和的解決が限りなく困難に見えるんだけど、どうやって落とす気なんだろう?
安直な落とし方はやめて欲しいところだけど・・。
どっちが「勝っても」、不幸な結末しか見えないところがなんとも・・。
あと、この頃「残酷描写」も結構目立つね・・テレ東では絶対無理そうな(笑)
個人的には、「永井豪マンセー!」な自分としては、「エロス最高!」「バイオレンス最高!」だったりはするんだけど、こういうのは「手段」なのか「目的」なのか、で価値も変わってくるから難しいところ。
無論、「戦争」という「目的」を描くためには、「バイオレンス(暴力)」という「手段」は不可欠なので自分はOKなのだが、結構この辺りバランスが必要なのだよな。
「エロス」や「バオイレンス」は、「手段」であると同時に「目的」でもあるからね。
ちゅうか、初期は「バイオレンス描写が足りねえ!、もっと人ぶち殺せ!」とか言ってたくせに、やればやったで「バイオレンス描写はよくないです!、人殺しすぎです!」とか言ったりする人がいたりで・・どっちなんだよ、おまいらは(笑)
そして、ついに登場した連合の量産型MSであるストライクダガー。
いやっほ〜、ヘッポコ〜!!・・っていや結構頑張ってたけどね(笑)
やっぱ、MSは量産型がいいよね、兵器なんだしねえ。
つうか、やっぱMSvMSとか、通常兵器vsMSという構図は燃えるものがあるよね。この辺りの「バイオレンス」は、やっぱ「目的」ではあるわな。
しかし、「第13独立部隊」っつから、ホワイトベースが出るかと思ったよ(笑)
あと、なぜかなぜだか「お持ち帰り」されてしまったフレイ様。
いまだにクルーゼの連れ去りの理由はよくわからなかったけど、あの「君の命を助けたのは私なのだよ」と言わんばかりの婉曲的言い回しが素敵でした(笑)
つうか、この後フレイはどなるんだろう・・わからん。
そしてそして、ついにフラガの兄貴がMSに、ストライクに搭乗!
キラのお下がりであるガンダムに乗るなんて、激しく「納得がいかなかったり」もするのですが(笑)、やっぱり兄貴がMSに乗ってくれるのは嬉しいです。
つうか、
「いきなり僕と模擬戦は、いくらなんでも早すぎると思うんですけど」
ってキラ・・生意気!、生意気!、兄貴に向かって生意気!!(笑)
まあ、できれば「兄貴専用ストライカーパック」を作って、有線ガンバレル付きストライクでの戦いが見たいっすねえ。
で、次回はオーブへと攻撃を仕掛ける連合・・そしてついに新ガンダムも登場!!


◆ワンダバ第12話(最終回)「妄想は科学を越えて」4
脚本(滝晃一)、絵コンテ・演出(高木宣弘)、作画監督(菊地愛)

というわけで、ついに「妄想科学シリーズ ワンダバスタイル」も最終回。
今回は、ついに太陽系外の新たなる惑星を目指し始めた九十九を、大人気グループとなったミックスジュースが尋ねるって話。
流石に監督自ら演出をやっているだけあってか、所期の頃のハイテンションな高さが復活し、締めとしては意外に良かった。
特に、今までの実験の結果としての融合ワンダバマシンやら、
「僕は、僕のワンダバをやり続けるだけだ!、君たちも君たちのワンダバを続けてくれ!!」
の九十九の言葉はなかなかに感動。
「ワンダバ」とは、「挑戦」であり「夢」だったのだな。
キクちゃんの、「博士、このリアクションは正しいですか?」も可愛くて泣けたしねえ。
科学的には、嘘と本当が交じりまくり展開だったけど(笑)

で、総論。
「妄想科学シリーズ ワンダバスタイル」3(55点)
まあまあだったかな。
正直、初期のハイテンションなナンセンスコメディテイストは非常に好きで、かなり期待をしていた本作だったんだけど、中盤辺りからいきなりシリアステイストが入り始め、しかも本質である、「地球に優しい方法での人類初の月面着陸」とかいうテーマもよくわからなくなり始め、ミックスジュースは九十九のじゃない宇宙船で月面に行きコンサートするしで、もうなんだかわけがわからなくなってしまったのは限りなく残念。
別に「母親との対決」とかのネタは悪くなかったとは思うのだけど、やっぱ九十九の「ワンダバ(妄想科学)」で母親の「ワンダバ(正統科学)」に打ち勝ち、ミックスジュースに月面コンサートさせるとか、そういう展開の方が良かったかなあ。
まあ言ってしまえば、もっと「ワンダバ」を貫いて欲しかったってことなんだけどねえ。
やっぱり、「妄想科学」である「ワンダバ」で、毎週お馬鹿に月を目指して失敗するって展開だと思ってたからねえ・・後半失速しちゃったなあ。
「ワンダバ(妄想科学)」と「アイドルの月面コンサート」というネタは良かっただけに、なんつうか・・もったいなかったな・・。
まあ、とりあえずスタッフの皆様お疲れ様でした。
続編は、続編は・・う〜ん、別にいらねえかな(笑)


◆すてプリ第11話「獣姫の狂詩曲(ラプソディ)」3
脚本(土屋理敬)、絵コンテ(増井壮一)、演出(沼田誠也)、作画監督(森前和也)

というわけで今回は、ギアット帝国の獣姫・セーネス(松岡由貴)がパシフィカ達を砦に拘束するって話。
早くも、獣姫セーネス登場!・・早い、早いよ!!
これは、後半に怒涛の展開があるってことかな?
それはともかく、今回はなかなかの急展開で、色々とネタばれ気味の内容であった。
でも、演出作画の切れも悪い目でちょっとテンポが悪かったのと、前ふり話だったので、まあまあってことかな?
まあ、今後に期待。
で、次回はパシフィカ達に迫るピースメイカーの手って話。
大アクションが見れるかな?


◆キノの旅第11話3
「彼女の旅(Love and Bullets)」
「賢者の話」
脚本(村井さだゆき)、絵コンテ(中村隆太郎、佐藤卓哉)、演出(巨樹)、作画監督(福世孝明、増谷三郎)

というわけで今回は、キノは旅をする女性たちに出会うって話。
ちなみに、「彼女の旅」は原作(6巻)では2編あり、今回はそれぞれ別の話であるそれらを1話として作ってます、ちなみに幼少キノの話も別の話。
さらにちなみに、「撃ち殺される男の話」はもっとエグエグで後味悪くて「非道い話」で、「撃ち殺す男の話」はもっとさわやかで後味良くて「非道くない話」です・・っていうか、やっぱ原作の方が良かったかな・・特に、彼女達の「語り」が(笑)
それはともかくとして、今回の前半は幼少キノを含めた、3人の「彼女の旅」だったわけですが、最初の彼女は「愛のために銃を取り」、次の彼女は「愛のために銃を捨て」、そして逆に最初の彼は「愛のために銃を捨て」、次の彼は「愛のために銃を取った」わけですが、そのココロは・・よくわからない(笑)
やっぱ、原作の方が良かったせいか、どうも深読みできないなあ(苦笑)
「愛」と「暴力」は紙一重ってことかもしんない・・もしかしたら。
しかし、キノの「師匠」が出てきたのは嬉しかったけど、この話にはあまり意味がなかったかもな。
で、今回は久々に複数構成で、どうやらこの「賢者の話」はアニメオリジナルな模様。
これまた濃い話で・・っていうか、またもやよくわからん(笑)
今回は、前回と違ってわかりにくい話ばっかだなあ・・。
え〜と、人間にとっては、「自意識」こそが幸福も不幸を生み出す「種」なのかもしれない、ったらしれない(笑)
つうか、やっぱ今回はどっちも、もちっと話の描き込みが欲しかったかもしんない(苦笑)
で、次回は平和な国・・。


◆十二国記第12話「月の影 影の海 十二章」3
脚本(曾川昇)、絵コンテ(木村哲)、演出(吉川浩司)、作画監督(村上直紀、山沢実)

というわけで今回は、王となることを迷う陽子は、杉本と対決することになるって話。
やはり、この世界のシステムには問題がある気がするなあ・・なんつうか、明らかに王の器じゃなさうな人が王になってるからなあ。
そりゃ、陽子も迷うわな(笑)
それにしても、杉本さん・・哀れ。
自らの心の弱さもあったとはいえ、完全に「巻き込まれた」だけの人だからなあ・・まあ、アニメだけの話ではあるが。
で、どうやら原作とは違い塙王自らご出陣で、ほとんど黒幕状態で思いっきり悪役。
まあ、アニメ的でわかりやすくていいけどね。
で、次回はついに「月の影 影の海」も最終章。


◆MRR「宇宙ステーションを救え!」3
脚本(岡崎純子)、絵コンテ(南康宏)、演出(佐土原武之)、作画監督(実原登)

というわけで今回は、宇宙ステーションへと到着した太陽たちは、巨大植物に襲われる。
なんだか、前回までの怒涛の展開が「なかった」かのようなまったり話が、ちょっと違和感があったな(苦笑)
博士も、MCXなんていう便利なものがあるんだったら、もっと早くに使っておけって感じだったしな・・しかし、MCXの「ゴム射出」は笑った・・ワンダバみたいで(笑)
あと、巨大植物うんぬんの話も、ちょっと説明不足っぽかったしねえ。
とまあ、前回との細かい展開の齟齬などはあったが、お約束の宇宙空間での、「フリーズドライされる植物」の真空描写や、「フワフワと浮かぶ物質」の無重力描写などはわかりやすく表現されており、なんつうか「宇宙っぽく」って良かった(笑)
しっかし鈴ってば、前回といいかんっぺきに「太陽ラブラブ光線」が出てたなあ・・う〜ん、いい感じ(笑)
っていうか、最後の「あんまり心配かけないでよねえ」って、鈴とアリスの口ぱくが間違ってたような?
で、次回は月面基地での話・・大気圏に、宇宙ステーションに、月面にと、なんか「宇宙編」って感じだなあ。
まあ、シャトルロボとMCX活躍させないといけないしね。
しかし、メガネ君(海)は微妙に出番があるな(笑)


2003年6月23日(月曜日)

 

◆SEED第36話「正義の名のもとに」4
脚本(吉野弘幸、両澤千晶)、絵コンテ(米たにヨシトモ)、演出(三好正人)、キャラ作画監督(米山浩平)、メカ作画監督(池田有)

というわけで今回は、地球へと帰ってきたキラはアークエンジェルへと戻り、そして国家反逆罪へと問われたラクスはアスランと再会するって話。
久々のまったりドラマパート。
なんつうか・・先の読めない展開になってきたな。
アークエンジェルが第3勢力となり、ラクスもどうやら独自の行動を取るようである。
やっぱ、展開がわからないというのはドキドキするね(笑)
今後の展開が楽しみだ。
なんというか、フリーダムの驚異的強さやら、平和のために独自の展開をするアークエンジェルやラクスとか、ジェトコースター的怒涛の展開やら、初代ガンダムっていうより、ガンダムWの後半に近い感じになってきたな。
しかし、キラ変わったなあ・・なんか男っぽくなった。
いったいナニがあったんだ・・これが「ラクク効果」か(笑)
まあ、ウジウジ君のキラにもやっと主体性ができて、良いことだ。
で、久々の仲間たちとの再会。
そして、そんな「何か」自分の成すべきことを見つけたキラを見て、またもや自らの小ささを嘆くサイ。
なんて言うか、やっぱサイはいいなあ・・。
キラいわく、
「でも、僕にできないこと、君はできるんだ」
という言葉のとおりに、サイってヤツは自分の気持ちや想いを偽らざらずに相手に言えるし、どんな時でも相手を思いやることできる、たいしたヤツだ・・普通できねえ。
少なくとも俺には、キラやフレイにあんなに「誠実」に対応できねえぞ(笑)
初代から比較してみると、キラがアムロの悪いとこを集めたヤツ(笑)なら、サイはカイやハヤトの良いとこを集めたヤツって感じかもしれない。
ちなみに、カズイはカイやハヤトの悪いとこを集めた感じ(笑)
で、天然っぽくありながら、物事の本質を鋭くついてくるラクスも、ついに行動に。
ヤツは・・読めねえ・・なんか底が深すぎる。
これが「SEEDを持つもの」がゆえの特性なのか、ラクスの特性なのかはわからないが、なんか「解脱したリリーナ様(笑)」って感じで、物事の一歩二歩先を逝ってる感じが、かなり浮世離れしていて、菩薩様とか天使様みたいだ・・悪魔かもしんないが(笑)
キチガイと天才は紙一重ってヤツかも(笑)
平和のためには自ら行動し、「血を流すこと」をも辞さないあたりが、「殺さず」で行きそうな偽善っぽいキラとは格が違いそうだしなあ。
まあ、今後のラクスの行動にも期待である・・っていうか、歌で戦争止めるのはやめて欲しいところだけどな(笑)
そいや、今回ラクスが歌ってた「水の証」はスーツCD3に入ってたヤツだな・・今回初出だっけ?
田中理恵、まあまあ歌上手いよな(笑)
それにしても・・なぜあんなとこにダコスタ君が!!(笑)・・謎だ。
そして、ニュートロンジャマーキャンセラー付きフリーダム(自由)に続き、ジャスティス(正義)もついに出撃。
まあ、活躍はこれからのようなので、今後に期待。
で、最後にドビックリだったのが、なんと今回の絵コンテはあの米たにヨシトモ。
別に・・いつもと変わらかったな(笑)
できればロボ戦闘の時とかにやって欲しかったねえ。
で、次回はパナマ攻防戦。
おお、ついに量産型、ストライクダガー登場!?
っていうか、ディアッカ久々登場だな(笑)


◆ワンダバ第11話「遠い星から来たサチコ」3
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(久保太郎)、作画監督(川口理恵)

なんか、また変な話になってきたな・・。
というわけで今回は、月から帰還したみっくすジュースは人気アイドルグループとなり、そして花形が月から持ち帰ったサチコが巨大化するって話。
なんつうか、まさしく「余談」といった感じで、話的にはわけわかめ。
まあでも、「花形と地球外生命体との交流(ETかよ!)」とか「地球外生命体を宇宙船で宇宙へ帰す(シーボーズかよ!)」とかな展開は、まさしく「ワンダバ」っていうか、「ウルトラ」って感じで、そこそこ面白かった。
でも、別番組だよな、これ・・「本筋」はどこいったのか(苦笑)
で、次回はついに「ワンダバスタイル」も最終回。
まあ・・実は結構どうでもよくはなっているんだが、最終回ぐらいはきちっと締めてくれるかな?
というか、「カウントダウン」の秘密も明らかになるのかな・・っていうかアレなんか意味なかったな(苦笑)
先週もなぜか意味なく「7日」だったしなあ・・。



◆すてプリ第10話「偽王女の小夜曲(セレナーデ)」2
脚本(名田寛)、絵コンテ(守岡博)、演出(橋本昌和)、作画監督(後藤潤二)

というわけで今回は、パシフィカ達は村で行われているレナードの企みを知ることになるって話。
う〜ん、あんまりかな。
原作と違い、レナードの設定や話の展開が異なっているせいもあってか、正直たるめ。
レナード、あんなドヘタレキャラになっちゃって・・、正直、かなり残念(苦笑)
期待であった、「狂戦死」などのド派手だったアクションもなかったしなあ。
話にメリハリつけるための「ワンアクション(いち活劇)」ってのは、結構重要だからね。
まあ確かにネタ的に2話ではできないネタではあるんだけどねえ・・でも、いつもはもっと上手くまとめてるからなあ。
「信じるモノ」ネタというのも良いネタではあるのだが、ちょっと掘り下げ不足すぎだったからな。
つうか、「異教検察官」だったってネタは悪くはないのだけど、やっぱブサイクさんだったのがあんまりだったのかも(笑)
まあ、やたらと猫のようにコロコロと動き回るパシフィカは良かったかな、つか可愛いね、ヤツは・・あの落ち着きのなさが(笑)
で、次回は獣姫セーネス登場・・もうか、早いな。
しかし、次回予告はなんであんなに早口なんだ(笑)


◆キノの旅第10話「機械人形の話(One−way−Mission)」3
脚本(村井さだゆき)、絵コンテ(わだへいさく)、演出(小林孝嗣)、作画監督(松田文男、福世孝明)

というわけで今回は、キノは自分を機械人形と名乗るおばあさん(京田尚子)と、その奇妙な家族と出会うって話。
前回とは違いきちんと原作どおりの話で、相変わらずのテーマ投げっぱなし(笑)
まあテーマを一言で簡単に済ませてしまうと、
「人は一人では生きてはいけない」
ってヤツだ。
でも、それだけでは身も蓋ないので(笑)、考察してみると・・、やはり人というのは、誰かや何かのために生きたり、誰かや何かに必要とされたり、まあそういう「大義名分」がないと生きてはいけない・・生きにくいということなのだろう。
それは友達や家族かもしれないし、ひいては国家や社会、夢や思想かもしれない。
それは相互依存であり、関係性の問題でもある。
爆弾テロにより夫と息子を失った彼女は、自分を機械人形と思い込み、突如失ってしまった「家族から必要とされる自分」を演じつづけてきた。
これは、前回の「虚構うんぬん」のネタにも絡む話なのだが、彼女は自らが生み出した「虚構(物語)」の中で生きているのだ(「気が狂った」ともいうが・・)
なぜなら「それ」が彼女には必要だったから・・彼女には「誰かに必要とされること」が必要だったのである・・生きるために。
そして、その「家族ゲーム」の役者として、彼女が作り出した機械人形たちは「彼女を必要とする家族」として演じ続けてきた。
そう、機械人形たちも「誰かに必要とされること」が必要だったからである。
う〜ん、書いてて自分でもなんだかよくわからなくなっても来たのだが(笑)・・まあそれはそれとして、この悲しき「相互依存関係」は彼女の死によって終焉する。
そして、キノによって拒絶され、「必要とされなく」なった機械人形たちは、自ら死を選ぶことになるのである。
まあ結論としては、「人もロボットも一人では生きてはいけない」ってことだね(笑)
・・まあ、「キノの旅」にしてはわかりやすい話だったから、まあ無理矢理深読みしてみました(笑)
しっかし、やっぱキノはドライだよなあ・・どっか、他の国にでも連れてってやれよ(笑)
あと今回のおばあさんの声優さんは、お約束のように京田尚子さんでした・・やっぱおばあさんといえば京田さんだよな(笑)
それにしても、子供役の声優(じゃないだろうが)は、ちょっと下手くそすぎだったな。で、次回は彼女の旅。


◆十二国記第11話「月の影 影の海 十一章」4
脚本(曾川昇)、絵コンテ(藤森雅也)、演出(尉斗谷充孝)、作画監督(窪詔之)

というわけで今回は、延麒である六太()と、延王である尚隆()との出会いの話。
原作とは違い、延麒と延王の話が早くも登場。
なんだか妙に演出作画も良く、話も丁寧に書き込まれてあり、なかなか面白かった。
それにしても、幼少の六太の声は杉本さんの声と同じ、石津彩さんだったな・・なんだかちょっぴり性格悪そうに聞こえたりして(笑)
あと、女仙の禎衛(豊口めぐみ)も、妙に可愛くて良かった。
で、次回は罪に踏み込む杉本さん?


◆ピッチ「すれ違う心」4
脚本(神戸一彦)、絵コンテ(上原秀明)、演出(山田雄三)、作画監督(永田正美)

「あ〜んなことや、こ〜んなこと」って相変わらず波音さん・・フェロモン全開ですね(笑)
というわけで今回は、14歳の誕生日を迎えるるちあは、みんなで誕生バーティーを行うことになるって話。
いやあ、おもれ〜なあ。
なんつうか、この「馬鹿さ」「楽しさ」は、一番テンションの高かった頃のセーラムーンを思い出すなあ。
今回も「まとも」に面白かったもんな。
っていうか、エリルの、
「この炎に誘われて、マーメイドプリンセスが現れるかも」
という馬鹿すぎるセリフに、ホントにやってくるるちあ達というアホすぎる展開に爆笑。
やっぱ、「ぴちぴちピッチ」はこうじゃないとな(笑)
まあ、今回は若干シリアスだったせいか、るちあの「のうたりん」ぶりは薄めではあったのだが、「あ〜んなことや、こ〜んなこと」などとエロい発言をする波音の発情ぶりとかは、相変わらず素敵でした(笑)
それにしても、ヒッポは「恋の相手が人間ではいけません!」とか言うが、あの世界は男の人魚である「マーマン」みたいのはいるのであろうか?
もしかしたら、女の人魚「マーメイド」同士だけとか?
それはそれで・・いいかもしんない(笑)
で、次回はるちあの成人式・・つうか、人魚ってエロい体してるよな(笑)
「素」で薄着だからなあ・・すごく、いいよね(笑)


◆カレイド「アンナの すごくない お父さん」5
脚本(平見瞠)、絵コンテ(玉野陽美)、演出(西山明樹彦)、作画監督(福島豊明、鈴木雄大)

というわけで今回は、アンナの父・ジャック・バロン(石井康嗣)がコメディシアターで講演することを知ったそら達は、ジャックに会いに行くって話。
なんていうか、相変わらず「すごい うまい ドラマ」だなあ。
このアニメ見てると、感想が同じになっていかんな(笑)
今回も非常に臭くいネタを、きっちり起承転結をつけて、きっちり落として、きっちり泣かしてる。
特に、そらがアンナの父親と会い自分の想いを伝え泣くとこと、アンナが自分の父親とコメディーをして自分の想いを伝えるとこの上手さと、臭さと、泣かせぶりったらないよな。
確かに、1話ごとに問題がテンポ良く解決しているのではあるが、ちゃんと「問題提起」「試行錯誤」「問題解決」といった感じで、キャラクターがきっちり動いて、話にきちんと序破急(起承転結)があるので、30分に無駄が無く、なんていうか「面白い」んだよね。
う〜ん、いいアニメだ。
で、次回は初公演で頑張るそらって話。


◆ワンピ「脱出なるか!? 動きはじめた神の試練」3
脚本(武上純希)、絵コンテ・演出(小山賢)、作画監督(高木雅之)

というわけで今回は、神の試練により、アッパーヤードへと連れて行かれるゴーイングメリー号って話。
神の試練発動ってことで、今回は前ふり話なんで、まあ今後に期待。
今回は、チョッパーやらサンジやらナミやらの細かい仕草やら動きがなんか、ちょっと良かった。
あれって、原作と同じなんだろうか?
あと、今回からED変更・・まあ、普通かな。
で、次回はラブリー通りの罠。


◆ワンピ「ラブリー通りの罠!全能なる神(ゴッド)エネル」4
脚本(武上純希)、絵コンテ・演出(角銅博之)、作画監督(真庭秀明)

というわけで今回は、コニスがルフィ達をラブリー通りへと連れて、アッパーヤードへと誘うって話。
今回は、コニスが自分の本心を打ち明け泣き崩れるとこは、泣けたなあ。
神の裁きも、まるで衛星軌道からのレーザー攻撃みたいで派手で良かったなあ。
で、どうやらあの空の騎士も実は元神様みたいで、なんか色々裏もありそうで楽しみだな。
で、次回はアッパーヤードへと向かうルフィ達って話。


◆MMR「大空太陽、宇宙へ!」5
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(福島和利)、演出(箕ノ口克己)、総作画監督(竹内浩志)、作画監督(窪敏)

というわけで今回は、空への恐怖を思い出してしまった太陽は、ジェットから降ろされることになるって話。
太陽葛藤編の締めとなる話で、なかなか面白かった。
特に、
「大事なのは、どう生み出されたかじゃない、どう使うかなんだ」
という泣かす誠のセリフを証明するように、太陽との絆を信じるジェット、仲間たち、教官たちと、それぞれが太陽を信じ、それを助ける姿は泣かす。
ジェットの、
「俺のロボマスターはお前なんだ。お前がいるから俺は迷わず力をふるうことができる。さあ、行こう太陽!」
のくだりが泣かす泣かす泣かす。
同じ「力」であるが、その「力」を正しく導いてくれる子供たち・・いい、凄くいい!
それこそが、子供たちがマシンロボのマスターとなる理由だもんな。
吉岡たかをも上手いが、やっぱ吉野弘幸も上手いよなあ。
そして、ついに「シャトルロボ」となったジェットは、ついに宇宙へ。
ステルスを圧倒する速さと強さで、なかなかに格好良かった。
しかし、強引に大気圏を離脱できるなんて・・すげえなシャトルロボ(笑)
それにしても、照れる鈴がアイコンタクトでメガネを納得させる辺りは笑ったな。
で、次回は宇宙ステーションに巨大植物が!?
そういや、最初の目的地はそうだったな・・色々あって忘れてたよ(笑)


◆エアマスター第1話「飛べ!エアマスター」4
脚本(横手美智子)、絵コンテ・演出(小村敏明)、作画監督(石川晋吾)

というわけで、白泉社「ヤングアニマル」連載中の、柴田ヨクサルの「エアマスター」がアニメ化。
スタッフは、アニメ制作は東映アニメーション、シリーズ構成は横手美智子(逮捕しちゃうぞ)、キャラデザ・総作画監督は馬越嘉彦(おジャ魔女どれみ、ベルセルク)、シリーズディレクターは西尾大介(金田一少年)といった構成。
で、今回は、「エアマスター」と呼ばれる戦う女子高生・相川真摩樹(朴路美)は、ルチャマスター(石塚運昇)と名乗る男と戦うって話。
女子高生でパンチラアニメなのに、なんて・・萌えないんだ(笑)
って感じで、どうやら元は「女子高生格闘漫画」って感じのようなのですが、自分はこの漫画、まったく知りませんでした(笑)
で、アニメの方は、なかなか面白かった。
正直、普通のシーンでの演出のテンポは悪すぎるのですが、非常に立体的アクションをしてくれる、迫力とスピード感あるトンデモバトルは、なかなかに良い。
特に、ビルとビルの間での文字通りの「空中戦闘」は、かなり格好良かった。
まあキャラの「萌え」には期待はできなさそうなので、バトルの「燃え」に期待してみようかな(笑)
主人公摩樹にも、色々ありそうですしね。
で、次回は摩樹、新たなる戦い。


◆エアマスター第2話「吠えろ!崎山香織!!」2
脚本(藤井文弥)、絵コンテ・演出(伊藤尚往)、作画監督(山本郷、武田和久、袴田裕二)

というわけで今回は、未来のスーパーモデル、崎山香織(土井未加)との戦いって話。
なんか、あまりにゴツくて濃い姉ちゃんばっかなんで、どれが可愛くて、どれが可愛くないのかいまいちわからん(笑)
それはともかく、今回は崎山香織自体が弱いせいで、迫力あるバトルがなくてあんまりだったな。
それ以外の話とか演出とかは、あんまり良いわけでもないしな。
このアニメは、バトルしてなんぼっぽいからねえ。
キャラも萌えねえし(笑)
まあ、崎山香織のキャラが濃くて面白かったけどね。
で、次回は猫と新たなる敵。


◆ロキ第10話「夕暮珈琲館」3
脚本(山田健一)、絵コンテ(山本秀世)、演出(わたなべひろし)、作画監督(岡真理子)

というわけで今回は、鳴神のバイトする珈琲館を盛り立てようとする繭良達って話。
なんだかちょっぴり良い話。
でも、やっぱりちょっぴり押しには欠けるなこのアニメ。
で、今回の繭良のお着替えはウェイトレスの格好。
相変わらず、繭良は馬鹿で可愛いなあ・・レイヤの格好もなかなか良かったです。
で、次回はなんか馬鹿そうな話だなあ・・ちょっと期待かも。
次は体操服か・・ブルマじゃないけどね(笑)


◆セラムンSS「闇の震源地 デッドムーンサーカス」3
脚本(山口亮太)、絵コンテ・演出(遠藤勇二)、作画監督(伊東美奈子)

というわけで今回は、ゴールデンクリスタルの秘密がペガサスから明かされ、ついにデッドムーンサーカスへと乗り込むうさぎ達って話。
ついに始まる、最終決戦。
まあまあの盛り上がりであるな。


2003年6月15日(日曜日)

 

◆ワンダバ第10話「生還」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(誌村宏明)、演出(原口浩)、作画監督(谷口淳一郎)

というわけで今回は、月へと取り残されたミックスジュースを九十九のワンダバ7号が救出に行くって話。
ああ、そういうことだったんですか。
なんかまだまだ謎なこともあったりは、九十九と母親の葛藤があっさりだったりはしましたが、前回の疑問もちょっぴり解消されて、不満もちょっと解消。
何より、「ゴムを使っての月面着陸」という久々の「ワンダバ」ぶりが良かったしねえ。
やっぱ、このアニメは「ワンダバ」がないと駄目だよ・・っていうか当初はその「ワンダバ」のお馬鹿さと楽しさで最後まで行くと思ってたんだけどなあ・・なんでこんな感じになっちゃったのか(苦笑)
しかし、花形への、
「仕方がない・・置いて行こう♪」
のあっさりぶりは笑った・・置いて行くのかよ!(笑)
そしていよいよ、カウントダウンは後7日・・残りは2回か。
で、次回は遠い星から来たサチコ。
サチコって誰よ!(笑)


◆すてプリ第9話「異端者たちに捧ぐ鎮魂歌(レクイエム)」3
脚本(名田寛)、絵コンテ(坂本郷)、演出(園田雅裕)、作画監督(ハットリマスミ、栗井重紀、野武洋行、岡辰也)

というわけで今回は、雪山でベルケンス(田中正彦)という異教検察官と出会ったパシフィカ達は、魔法で隠された、廃棄王女・エルフィティーネ(豊口めぐみ)が住む村を見つけるって話。異教検察官ベルケンスと、もう一人の廃棄王女エルフィティーネ登場!
ちょっとヤバめな宗教ネタではあるが、まあ今回は前ふり話って感じでまあまあって感じ。
後半に期待だな。
それにしても、原作の大河の中の島とは違い、アニメは雪山の中なんだな。
まあ、そっちのが隠れ里っぽいけどね。
で、ベルケンスのおっちゃんは、原作と同じく気さくな好漢で、好感が持てる(笑)
どうやら原作とは違って、パシフィカ達の父親と似ているという付加要素がついているようなのだが、その辺りもどんな落とし方があるか期待だね。
声はフルメタでガウルン役だった、田中正彦さんかあ。
あと、今回は猫みたいに人懐っこい感じのパシフィカが可愛かったな。
しかし、ラストの、
「エルフィティーネ様、我々の未来は明るいですか〜?」
という引きは、なんとなく、
「ニューヨークへ行きたいか〜!」
なノリがあって、なんか笑った。
でも、2ちゃんとか見てると、
「最高ですか〜!」
の方が近いか(笑)
つうか、レナード(成田剣)、なんかちょっと変かも(笑)
で、次回はパシフィカとエルフィティーネ。


◆MRR「がんばれ太陽」4
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ・演出(菱田正和)、作画監督(佐々門信芳)

というわけで今回は、大気圏から墜落した太陽とジェットを助けに行くMRRって話。
前回のテンションを台なしにするヘタレ佐々門作監ではありましたが(笑)、話はなかなか面白かった。
墜落の衝撃により過去の記憶を取り戻し、飛ぶことへの恐怖におびえる太陽。
そして、ついに明かされる軍事用の兵器として造られたマシンロボ達の忌まわしき過去、と今後の展開が楽しみな感じでした。
まあ、今回は前ふり話ってことで、お楽しみは今後ですな。
しっかし、佐々門作監はやっぱヘタレだなあ(苦笑)
で、次回は太陽とジェットが宇宙へ。


◆キノの旅第9話「本の国(Nothing Is Written!)」5
脚本(村井さだゆき)、絵コンテ(佐藤卓哉)、演出(江島幸男)、作画監督(増谷三郎、松本文男)

というわけで今回は、本を書くことを禁止されている国へとやって来るキノって話。
原作を大胆にアレンジ・・というかまったくの別物(笑)
村井さだゆき節全開で、まさしく村井さだゆき版「本の国」といった感じであった。
でも、これはこれで面白かった・・メチャクチャ濃かったし(笑)
まあ、一回だけではよくわからなかったりもしたんだけどね(苦笑)
で、今回は前回と同じく佐藤卓哉の絵コンテで演出的にも非常に濃くて、中村監督の「lain」のように、虚構と現実が入り交じった構成となっていて、「虚構と現実」というのを縦軸に、マルチなテーマが展開されていた。
「虚構にのめり込むのは危険ですよ、旅人さん。どんなに楽しくてもそれは現実ではないのですから」
「虚構と現実という区別こそ、人間が作り出した虚構だよ、モトラド君。人生は自分と他人の区別がついた時から始まる。その瞬間から世界は自分を主人公とする物語の舞台となる。全ての人間が自分を主人公とする虚構を生きているというわけさ」
現実の中の虚構、虚構の中の現実・・いやそもそも虚構もまた現実であり、そして現実こそが虚構なのである・・という感じで虚構を否定しつつ、実は現実と虚構の間にはたいした隔たりはないという論拠が面白い。
「人間は本能の壊れた動物であり、壊れた本能の代わりに『物語』や『幻想』を頼りに生きているにすぎない」
という、岸田秀の「史的唯幻論」やら、
「『本能が壊れた動物』である人間にとって、最大の本能は“自己幻想欲”である」
という、中島梓の「物語欲(自己幻想欲)」を思い出したな。
多くの場合は、「世界(理想)」と「自分(現実)」とのその差異、その埋め合わせとして「虚構(幻想)」があったりするわけなのだが、「作家」はその差異を埋めるために自らを第3者である「作家」となることで「世界の支配者」となり、心の平安を保つ。
っていうか、それってキチガイじゃん!(笑)<「作家なんてもともとまともな人間がなるものじゃないよ、エルメス」
といった感じで、
「虚構を否定する者=男」「虚構の支配者となる者=作家(浮浪者)」「虚構の中で生きる者=キノ」「虚構と自らを一体化する者=レジスタンス」「虚構を批評する者=批評家」「虚構を独占する者=厚生大臣」「虚構を作り出そうとする者=行き倒れの男」
と多種多様な「虚構」と関わり、依存する者たちが出てきていて、それぞれの言葉や行動が、それぞれの「虚構(物語)」とのスタンスとなっていた。
自分は、「虚構を独占する者=厚生大臣」としてのスタンスが一番近いかな?
「虚構(物語)」とは快楽であり、辛くて苦しい「現実」を忘れさせる「夢」「幻」だからね。
「現実(うつしよ)は夢、夜の夢こそ真実(まこと)」by江戸川乱歩
で、脚本家である村井さだゆきは果たしてどのスタンスなのであろうか?
なんだか一番「さわやかさん(笑)」だった、「虚構を作り出そうとする者=行き倒れの男」なのか、それともその成れの果てで虚構を作り出すことで自らの心の平安を保つ「虚構の支配者となる者=作家(浮浪者)」なのであろうか?
最後の、
「物語ることを、止められる?(Can you end telling a story?)」
っていうのは、自らに語りかける言葉だろうなあ。
しかし、
「蘊蓄を垂れるだけの輩。したり顔で本を採点して悦に入ってる連中。作品を貶して偉くなった気でいる者達。ヤツらは、人の楽しみに水を差す亡者どもです」
というのは誰のことですか、誰の!(苦笑)
まあ、あんに「批評家批判」というよりも、そういうスタンスで虚構と共に生きる人もいるって感じだと思うけどね。
虚構とは、人の作り出した夢、幻・・そしてこの現実も人の作り出した夢、幻なのかもしれない・・。
ってことで(笑)
深く考えるとどんどん深くなるし、深く考えないと、「つまんねえ話」で終わる話だったなあ・・まあ、「キノの旅」はそういう側面がデカイからねえ。
で、今回の行き倒れの男の声はかわのをとや、前回の小島愛と同じく、またキンゲ声優かあ。
で、次回は切なく悲しい「機械人形の話」


◆ピッチ「願いの指輪」4
脚本(早川正)、絵コンテ・演出(畠山茂樹)、作画監督(阿部航)

波音たんの、おみ足最高!
というわけで今回は、臨海学校へと来たるちあは伝説の願いの指輪を探すって話。
相変わらず、朝からアホなアニメだなあ・・楽しいなあ(笑)
で、今回もるちあの天然くるくるぱ〜ぶりが大発揮!、ほとんど脳みそ使ってなさそうな所が素敵です。
ヤツはほんと本能と脊髄反射で生きてるな。
だが、そこがいい!(笑)
あと、今回は「水着ネタ」っつうことで作画も結構良く、波音の水着姿が可愛かった。
やっぱ、足があるかないかで結構違うな・・最初の「じゃんじゃじゃ〜ん!」は真っ裸見せてるかと思いましたよ(笑)
波音も、太郎ちゃんが絡むとくるくるぱ〜になるからなあ。
だが、そこがいい!(笑)
しかし、今回は珍しくスタッフが「狙った」ドタバタが面白かったな・・いつもはそのズレっぷりを楽しんでる所があるからなあ(笑)
まあ適当なオチのつけ方も含めて、話の展開は相変わらずメチャクチャだけどな。
だが、そこがいい!(笑)
つうか、彼女らの歌にはやはり危ない「何か」が含まれているのかもしれない(爆)
で、次回はるちあの成人式・・って早いな。


◆十二国記第10話「月の影 影の海 十章」3
脚本(曾川昇)、絵コンテ・演出(宮崎なぎさ)、作画監督(遠藤裕一)

というわけで今回は、陽子は延王に誘われ玄英宮へと赴き、自らの王の運命を知るって話。
なんつうか、よくできてるというよりも、非常に強引なシステムだよなあ。
本人の意志に関係なしだもんな・・面白くはあるけど。
まあ、それはいいとして今回の見所はやは、陽子と楽俊のやり取り。
原作でも好きなシーンである、
「わたしと楽俊のあいだにはたかだか二歩の距離しかないじゃないか!」
「違う・・おいらには三歩だ」
は、やっぱ感動。
あと、楽俊の人間の姿を見て、自分の行為に照れる陽子が良かったね。
で、次回は延王・尚隆と延麒・六太の話。


◆アバレ第16話「乗ってけ!アバレサーフィン」3
脚本(前川淳)、アクション監督(竹田道弘)、監督(坂本太郎)

というわけで今回は、
幸人の本当の敵は、自分自身の影っていうのはお約束だが、なかなか良かった。
結局父親とのきちんとした決着がつかなかったのは残念だけどね。
まあ、親子関係って難しいからねえ・・そっちの方がリアルかも。
しかし凌駕って天然だけど、流石はリーダーって感じで鋭いんだよな。
お約束のように「嫌いな物も、人もいない」ってのもらしいしね。
で、今回登場のステゴによるサーフィンモードはなかなか派手で良い感じ。
でも、使いずらそうな技だな(笑)
で、次回は戦場のアバレかっぽれ!


◆555第19話2
脚本(井上敏樹)、特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(長石多可男)
・・もう、偶然のことは忘れよう、フィクションなんだし。
というわけで今回は、少女の秘密を知る啓太郎達って話。
クソガキ編解決・・事情があったとはいえ、同情できないクソガキだったな。
つうか、あのかき氷とかアイドルとかのわがままぶりは、意味はなかった気が・・。
感動話にしたいなら、もうちょっとこう上手いやり方があったと思うんだけどなあ。
明らかにムカつくクソガキだったらなあ・・だから母親が記憶も度しても、全然感動できなかったよ(笑)
あと、今回は高所からの大パンチを決めるファイズは格好良かったな。
しかし、あのあとチャコはどうなったんだろう・・。
で、次回は新たなる刺客が。


◆ナージャ「ヴェネツィア、涙のマンマ・ミーア」3
脚本(金春智子)、絵コンテ・演出(岡佳広)、作画監督(稲上晃)

というわけで今回は、水の都ヴェネツィアで、アントニオの母親イルマ(弥永和子)と出会うナージャって話。
またもやTJと再会・・ヨーロッパ、案外狭いな(笑)
それはともかく、アントニオの母親と出会うナージャ達。
ちょっぴり感動・・まあ、金は人を変えるってことだな。
どうやら、このアントニオ編は結構引っ張るようである。
さて、どんな感じになるのであろうか。
で、ナージャが貴族の娘でないかってことも、どうやらナージャ本人にもわかった模様。
しかし、ナージャの母親はナージャが死んだと思ってるのだな・・その辺りどうなってるのか、まだちょっと謎だなあ。
まあ、今後明かされるだろけど。
で、次回は怪盗黒バラ再登場・・っていうかまさかいきなり正体ばれか?


◆ワンピ「早くも犯罪者!?スカイピアの法の番人」4
脚本(菅良幸)、絵コンテ・演出(藤瀬順一)、作画監督(横山健次)

というわけで今回は、
やっぱまとめ役のナミがいないのは痛いよなあ・・と思ってたら自分でケリ入れてたのが笑った。
ウソップの努力台なし(笑)
ってな感じで、ホワイトベレーとのドタバタとバトルがテンポ良く、なかなか面白かった。
で、次回は動き始める神の試練。


◆ヴァイス第4話「Rhodesta」3
脚本(佐藤和治)、絵コンテ(まついひとゆき)、演出(園田雅裕)、作画監督(柳瀬雄之)

というわけで今回は、藤堂が学園からの独立を宣言するって話。
・・なんか、変な話になって来たな・・いや、元から変だったか(笑)
しかもフューラー(総統)って・・やっぱ、かの偉大なる指導者ってヒトラーさんかな?(笑)
なんというか、独特の世界観だよな・・リアリティねえつうかなんつうか、一種のファンタジーだよなあ。
藤堂君は、あんな学園支配して何をする気なのか・・やっぱ理想の学園を作るとかそういうのなのだろうか・・つうか、社会とのつながりなさすぎだよな、この学園。
で、次回は学園支配を企む藤堂って話。

 

 

◆カレイド「主役への すごい 壁」5
脚本(吉田玲子)、絵コンテ(佐山聖子)、演出(鈴木薫)、作画監督(酒井和男)

はじめての時ってすっごくドキドキするでしょって・・なんか微妙にエロいアバンだな(笑)
というわけで今回は、人魚姫の主役となったそらだが、思わぬ壁にぶちあたるって話。
相変わらず、「うまい」作りだなあ。
何かに捕らわれた誰かの真似ではなく、「自分らしさ」こそが一番大切という、基本に忠実なオーソドックなネタを元に、1話の中にきちっと起承転結のドラマのうねりを入れて、しかもきちっと落とす。
演出作画もそれにきちっと答えて、なんたるテクニカルぶり。
お話作りの基本のように、メチャうまい。
しかも、「まずは頑張ってみよう」というそらの前向きな基本姿勢が終始貫かれていて、そしてそれに周りの人間も感化されていき、最後に残る後味は非常にさわやかで心地よく、「正しい」
っていうか、おもろい(笑)
流石テクニカルファイター、吉田玲子だなあ・・うますぎる。
「自分で道を切り開く人魚姫」、見てみたいな(笑)
で、次回はアンナの父親登場。
「すごくない」のかよ!、かよ!、かよ!(笑)


2003年6月9日(月曜日)

 

◆ピッチ「過去の面影」3
脚本(吉村元希)、絵コンテ・演出(岡嶋国敏)、作画監督(亀田義明)

というわけで今回は、リナがファッションコンクールのモデルになるって話。
相変わらず強引過ぎる展開ではあるが、それぞれ「過去」にこだわるリナと石橋を絡めることでのドラマ作りはなかなか良い。
もうちっと演出が良ければねえ・・テンポ悪すぎ。
あと大人っぽい雰囲気のリナも悪くはなかったが、相変わらず天然くるくるパー(笑)ぶり全開のるちあと、お気楽極楽お手軽発言全開の波音は可愛くて良いね・・っていうかやっぱ波音は萌えるな(笑)
で、今回はりながメインの歌も登場・・やっぱりリナは頭ひとつ歌が上手いな。
リナ>>波音>>>>>>>>るちあって感じか(笑)
だからこそ、歌のインパクト(攻撃力)がないのは残念だな(笑)
っていうか、ボーカルコレクションが出たら絶対買おう。
で、次回は臨海学校・・なんか、ちょっと作画に気合入ってるな。
っていうか波音の水着だ〜!、楽しみ!っていうか、普段から水着みたいな格好してたよな(笑)


◆MRR「出場、3万メートル!」5
脚本(吉野弘幸)、絵コンテ(中村憲由)、演出(福島利規)、作画監督(竹内浩志)

というわけで今回は、国際宇宙ステーションへと向かうため成層圏スペースポート・イカロス1へとやって来た太陽たちは、ステルスロボの襲撃を受けるって話。
ふ、震えるほど燃えた・・どこから言っていいのやら・・。
もう、初っ端の「成層圏スペースポート・イカロス1、航空機が飛べる限界と言われる、高度3万メートルを飛び続ける人類史上最大の人工飛行物体」という宇宙ロマン溢れまくる、犬コロの説明とその描写だけでほとんど腹一杯だったというのに、太陽の過去の事故話も絡めたドラマ作り、炎上するイカロス1を消化するために頑張るMMRやイカロス職員たちというストーリー展開、ジェットにとっては空気が希薄な圧倒的に不利な高々度でのステルスとのスピード感あるバトル、奮闘空しく両腕を無くして落下するジェットのクライマックス・・なんていうかもう・・激燃え!!!(笑)
エースの前回での「勉強家」ぶりも生きているし、メガネはなにげに出番多いし、鈴は可愛いし、オヤジどもはイカすし、太陽とジェットは格好いいし、もう凄すぎ!
流石は「電童」の吉野弘幸脚本!、SFと燃えが一体化したこの素晴らしすぎる話!
しかも「コメットさん☆」の中村憲由絵コンテに、キャラデザの竹内浩志の作画!!
最高!、最高すぎる!!(笑)
いやもう、マジ燃えでしたよ・・、ドキドキでしたよ・・。
で、次回はがんばれ太陽!
・・エースの次回予告だけで泣きそうなんですが(笑)
でお、作画はちょっと不安(笑)


◆SEED35話「舞い降りる剣」5
脚本(吉野弘幸、両澤千晶)、絵コンテ(谷田部勝義、山口晋)、演出(谷田部勝義)、キャラ作画監督(大貫健一)、メカ作画監督(植田洋一)

というわけで今回は、アークエンジェルは連合本部を守るために奮戦するが、本部地下に仕掛けられていた自爆装置サイクロプスシステムが発動するって話。
いやあ、「こっち」も燃えたなあ。
前回は物足りなかったバトルは、さらに激化して燃え燃えのドロドロの局地戦となり、初代のジャブロー攻略戦よりもさらに泥沼化。
しかも、非道なる連合上層部の冷徹な作戦により、本部の自爆装置「サイクロプスシステム」が発動するという酷い展開がさらに燃え。
兵士の戦死に、残酷描写のおまけ付きだし(笑)
そして、ムウの兄貴(格好良いぜ!)により真実を知ったアークエンジェルは撤退をするが、奮戦空しく最大の危機!、また危機!
そこにやってくるは、死んだと思われていたキラの駆る白と青の機体、舞い降りる剣、脅威のスーパーロボット、フリーダムガンダム!!
「フリーダム、そりゃ早すぎだろ、プラントからアラスカまで何分だよ!(笑)」
というツッコミもスルーしてしまいそうになるぐらいの超絶格好良いフリーダムの登場&戦闘で、激燃えでした・・っていうか強すぎ!!(笑)
やっぱ、ピンチに颯爽と現れるスーパーロボットは「正義」だよな。
っていうか、敵ごと巻き込んでの自爆とか、ラクスが平和活動しはじめそうだったり、まるでWガンダムゼロのような驚異的な能力を持つフリーダムだったり、ゴッドガンダムを思わせる格好良い登場のフリーダムだったり、なんだかノリはほとんど「ガンダムW」や「Gガンダム」(笑)
ちゅうか、スパロボ状態である・・っていうかほとんど電童じゃん!(笑)
イザークの「なめるな!、バスターとは違うんだよお!」とかの遊びセリフも入れたり、ジャブローっぽい凝ったMS戦闘だったり、なんつうかもしかしてスタッフノリノリ?(笑)
なんか、
「リアリティなんざどうでもいいんだよ!、ようは格好良くて面白きゃいいんだよ!」
って感じの、「ふっ切り感」を感じたな(笑)
っていうかこの前のMRRの話といい、今回といい、吉野弘幸はやっぱ燃え脚本を書くのが上手いな。
今週は、吉野弘幸ウィークだったな(笑)
やはり、福田アニメにはスパロボ展開が良く似合う。
こんな感じで、GやWのように、「リアルガンダム」でなく「スパロボガンダム」で逝っておけば、こうも叩かれなかったろうに(笑)
まあそれはともかく、フリーダム格好良いぜ!、次々ロックオンはゼロシステム思い出しちゃったよ!!(笑)<もしかしてNジャマーキャンセラー・フィールドを展開しての索敵攻撃なのかな?
あと、アイキャッチが密かにキラxラクスになってました・・まさか、キラってばアスランからも彼女を寝取るのか・・?
悪いことは言わん、それだけはやめとけ!・・君にはフレイ様がよく似合う!!(笑)
それと、ザフトの新MSゲイツに採用された少年(提坂竜太)がCMに登場!、畜生、羨ましいぜ!!(笑)
で、次回はキラとみんなとの再会、っていうかラクスがリリーナ様になるのか?、っていうか結構可愛い格好でコンサートでも行いそうだな(笑)
もしかしたら、
フレイ「ラクス様素敵ですわ〜♪」「だからラクス様が大好き」
みたいな展開が・・それはないか(笑)


◆十二国記第9話「月の影 影の海 九章」4
脚本(曾川昇)、絵コンテ(斎藤哲人)、演出(中村賢太郎)、作画監督(門上洋子、齋藤寛、由沢実)

ネズミ、またキター!!
といわけで今回は、ついに雁へとやってきた陽子は、楽俊と再会するって話。
陽子の正体がついに判明し、なかなかの怒涛の展開であった。
王とわかった途端に、へりくだる楽俊が切ない。
しかし、陽子は「選ばれたもの」で、杉本さんは「選ばれなかったもの」なのだな。
なんというか、杉本さんがちょっと可哀想な気がするな・・巻き込まれただけだし(苦笑)
原作とは違うこの展開は、どのような落とし方をするのであろうか、ちょっと楽しみである。
で、原作と違うと言えば、世界説明は今回は主に杉本さんを中心に行われていた。
ちゃんと説明はなされていたが、やはり文章とは違い、映像だけだと結構わかりにくいよなあ。
「言葉の違い」の表現も難しいしねえ。
あと、今回は原作でもお気に入りのシーンである楽俊との再会であったが、「楽俊はすごい・・」のニュアンスとかが違ってちょっと残念。
オリジナルシーンである「一緒に浴びる?」は良かったけどね(笑)
で、次回は延王と会う陽子って話。


◆アトム第9話「フランケン」4
脚本(村井さだゆき)、絵コンテ(出崎統)、演出(吉村文宏)、作画監督(内田裕)

というわけで今回は、タクという少年の仲良しロボットだったアルが、暴走して遊園地を襲うって話。
今期のアトムはハッピーエンド主体なのかな?
原作はどうだったのかはしれないが、思いっきりハッピーエンドなのは、正直ちょっと物足りなかったかな。
もう一押し欲しかったところ。
若干、悲劇性があった方が話は盛り上がるからねえ、アトラスの話のように。
なんか、アトムって悲劇が多そうなイメージがあるからなあ。
まあでも、出崎統!絵コンテにより、合体ロボットフランケンが非常に重量感と巨大感溢れる演出作画がされていたのは良かった。
ノリはほとんど大友克広の「老人Z」だったな(笑)
あと、コンピューター画面などのデジタルエフェクトも出来が良くて、良いね、
しかし、フランケンの声はサンプラザ中野だったのか・・エフェクトかかりまくっていて、全然わからなかったよ(笑)
で、次回は宇宙開発ロボットがメトロシティを襲うって話。


◆でじこ
「でじこの和菓子作りにょ」4
「きよし、すごいにょ」4
脚本(小林靖子)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(中村亮)、作画監督(日高真由美)
脚本(小林靖子)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(鎌仲史陽)、作画監督(高橋タクロヲ)

というわけで今回は。
前半は、ぷちこが留守番をするって話。
結構テンポが良い、まったり話で面白かった。
ぷちこ、可愛いね。
後半は、きよしの目から変なものを出すって話。
非常にテンポが良い、お馬鹿話で面白かった。
うさだ、可愛いね。
ってな感じで、今回はどっちもテンポの良さとテンションの高さで、面白かったなあ。
ほとんど話はあってなきがごとしだからな(笑)
GAとはまた違ったテンションの高さだな。
あ、EDに実写がなくなった・・やっぱ評判悪かったのであろうか?(笑)
で、次回はデロリン・チロちゃん。


◆成恵「恋する星船」4
脚本(杉谷祐)、絵コンテ(田代勇介)、演出(迫井政行)、作画監督(柳野龍男)

また水着ネタか(笑)
というわけで今回は、海水浴に来た香奈花達は、逃げ出した星船・春名(冬馬由美)と出会うって話。
なんか、演出作画のテンポも良くなって、キャラも立ってきて結構面白くなってきたな。
今回もなかなか作画も良く、結構いい話で面白かった。
特に、やっぱ香奈花がいい味を出していて、良いんだよな。
あと、なんというか非常に作為性のない健全な、あんまり狙ってみえないサービスシーンも少年漫画的で古臭くて良い感じだしね(笑)
それにしても、今回は星船である春名は星船へと変身したが、バチスカーフの星船の姿ってまだ出てないよな。
それに、香奈花とバチスカーフの出会いとかもまだだったような。
その辺りは今後の目玉なのかな?
で、次回はコスプレ大作戦!


◆ヴァイス第3話「Sweet,Nothing」3
脚本(佐藤和治)、絵コンテ(松浦錠平)、演出(真野玲)、作画監督(佐野隆雄)

というわけで今回は、学園を調査するヴァイスに罠がかかるって話。
なんか、まるで前の話があったような感じの作りなんだが、これって前の正統な続きとかだったりするのだろうか?
いまいちわからないな。
多分、この「学園編」のあとで、その裏の黒幕って感じで行くんだろうけど。
全何話なんだろうか?
で、次回は藤堂が暗躍って話。


◆ゾイド第60話「超巨大要塞」5
脚本(長谷川圭一)、絵コンテ・演出(藤本義孝)、作画監督()

というわけで今回は、ウィンディーヌレイクへと着いたバン達は、超巨大要塞ウルトラザウルスに乗り込むって話。
・・ヤマトだ・・明らかに宇宙戦艦ヤマトだ・・(笑)
ってな感じで、ついにウルトラザウルス登場!
原作よりもはるかにでかい巨大さで、ノリは思いっきり「ヤマト発進」で、いや面白かった。
クルーガー=沖田艦長、ハーマン=古代進、だよな明らかに(笑)
セリフのあちこちも、すげえヤマトチック。
そして、かたや敵側のデススティンガーは、マグマをもろともせず現れ、山脈をも貫く荷電粒子砲ってのは、ほとんどゴジラ(笑)
まさかゾイドで「ヤマトvsゴジラ」が見れるとは思わなかったよ(笑)
スタッフノリノリ。
あと、今回の作画は加藤初重さんで、フィーネを筆頭にしてキャラが可愛くてなってて良かった・・最後のバンの顔は怖かったけどね(笑)
しっかし、ヒルツ配下の敵って数が多いな・・どうしてるんだろう。
で、次回は巨竜大海戦!


◆ロキ第9話「繭良式テスト必勝法!?」3
脚本(花田十輝)、絵コンテ(西村純二)、演出(古川政美)、作画監督(河南政昭)

というわけで今回は、繭良がテストのために頑張るって話。
繭良は馬鹿だなあ・・でも、サンタの格好は可愛かった(笑)
しっかし全体的に、なんかいまいち押し出しにかけるアニメだな・・良くも悪くも普通な感じ。
あと、ロキがスケボーにのったらかなりコナンに見えるな・・同じ探偵だし、一応(笑)
で、次回は繭良がコーヒーショップでバイト・・つうか繭良はホントに「お着替え」好きだな・・まあ、それのためだけに見てるとも言えるからな(笑)
しっかし、次回予告はホントにおもろいな(笑)
本編も(略)


◆セラムンSS「動き出した恐怖! 闇の女王の魔手」3
脚本(吉村元希)、絵コンテ・演出(佐々木憲世)、作画監督(清山滋崇)

というわけで今回は、女王ネエレニアがついにその魔手をのばすって話。
お約束の最終決戦間近の、怒涛展開。
でも、いまいち盛り上がらなかったり(笑)
SSは、マンネリ展開が極まってて、それぞれのキャラも生きてなかったからなあ。


◆クラギニトロ「幻のギアファイター」4
脚本(むとうやすゆき)、絵コンテ・演出(菱田正和)、作画監督(高橋晃)

君はニトロを感じたことがあるか?
というわけで今回は、武者修行をしている由宇は、レオン(愛河里花子)という少年と出会うって話。
なかなかテンポ良い演出と作画で、ターボの頃のタコヤキング達を思わせるダイナマイトブラザーズのバトルも結構熱く、なかなか面白かった。
由宇のキャラもちょっと立ってきて、クラッシュギア記者のアニーさん(高木礼子)も可愛かったしね。
で、ついにあのギアの鼓動の名称が登場・・その名もニトロ!(笑)
タイトルのニトロはここにかかってたのだな・・まあ後から考えた可能性も高いが(笑)
しかしなんとなく、「聖闘士星矢」のコスモ(小宇宙)を思わせるネーミングだな。
そのうち、「燃え上がれ、俺のニトロ!」とか言い出したりして(笑)
まあ、非常にわかりやすくて少年漫画的な良いネーミングであるね。
今後のニトロの使われ方に、ちょっと期待。
そいや、OP前の煽り文句って変わってる?・・だったら凄いな(笑)
で、次回はサナマラボで事件発生!・・犯人は、またヒデかよ、かよ!!(笑)

 


2003年6月6日(金曜日)

 

◆ニトロ第17話「奪われたサンダーブレイカー」4
脚本(岡田麿里)、絵コンテ・演出(菱川直樹)、作画監督(しんぼたくろう。、高橋真一)

安生先輩、また来た〜!
というわけで今回は、安生先輩に頼まれて、岩清水(根谷美智子)がTBのサンダーブレイカーを持ち出すって話。
ええ話だ・・。
前回と同じく、やっぱニトロはこういうキャラを絡めた学園ドタバタの方が面白いなあ・・メダロットと同じく。
今回も、なかなかにテンポ良い演出で、細かいカットなども凝っていて面白かった。
まあ、相変わらずターボの時と同じく高橋真一作監はちょっとヘタレめだったけどね(笑)
それにしても安生先輩、やっぱなんか可愛くて好きだ・・でも、あの変なメガネはない方が可愛いと思います(笑)
で、次回は悠の前に幻のギアファイターがって話。


◆555第18話2
脚本(井上敏樹)、特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(長石多可男)

というわけで今回は、啓太郎はシーツを汚す少女と知り合うって話。
ひねり殺したくなるようなクソ餓鬼登場。
ガキまでムカつく番組だな・・井上敏樹はドキュン厨房好きな・・。
まあそれはともかく、「九死に一生を得た子供」ってのがどうやらオルフェノクと何か関係がある模様。
さて、その辺どういう感じで広げてくれるのであろうか。
で、真理もまたもや「偶然」、例の事件を調べている刑事の娘と知り合うのであった・・狭い、狭い町だ。
とまあなんつうか、相変わらず「まともでないキャラ」に「ご都合的展開」と、なんだかとってもリアルっぽくないとこが、ちょっと引く(苦笑)
これが井上節といえばそうなのであろうが、もうちょっとスマートな作りにはできないものなのであろか?
ネタ自体は悪くはないと思うのだが。
で、次回はJ、大奮闘。


◆ナージャ第17話「愛と野望のミラノ」3
脚本(K・Y・グリーン)、絵コンテ・演出(山吉康夫)、作画監督(青山充)

というわけで今回は、ミラノで母を探すナージャって話。
見つかりそで見つからない、ニアミスなお約束展開。
まあ話自体はどうといものでもなかったが、「薔薇のつぼみちゃん」ことナージャのデフォルメモードがたくさんあったりと、ナージャはやたらと可愛かったのは良かったな。
しっかし、「薔薇のつぼみ(ロサ・アン・ブゥトン)」っていうと、「マリア様がみてる」を思い出すなあ・・ナージャもそのうち薔薇様に(笑)
で、次回はアントニオの話。


◆ポケアド第26話「コノハナ族の襲撃!」3
脚本(松井亜弥)、絵コンテ(木村竜二)、演出(大町繁)、作画監督(たけだゆうさく)

というわけで今回は、サトシ達とはぐれたピカチュウ達は、コノハナ族の襲撃を受けるって話。
ポケモンだけで会話をされると、何を言ってるかよくわからないね(笑)
しかし、あの高さからのジャンプは無茶すぎるな・・死ぬよ(笑)
で、次回はマグマ団対アクア団。


◆ピッチ第9話「盗まれた曲(メロディ)」4
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(井草かほる)、演出(佐々木勝利)、作画監督(KwonYoonHee)

波音たん、ハアハア・・。
というわけで今回は、波音が太郎ちゃんのために頑張るって話。
なんて言うか・・おもろいなあ(笑)
女の子たちが「恋のため」だけに生きていて、インテリジェンス(知性)のかけらもなく、ホントに「馬鹿」で可愛い(笑)
作品的にも、流石はあの「ガオレンジャー」の武上純希シリーズ構成といった感じか、テクニック(技術)のかけらもなく、この強引でいい加減極まりないパワフルさ(爆)<ここ褒めてます
今回の脚本は中瀬理香だが、とても「フルーツバスケット」や「満月をさがして」で、非常にテクニカルな「泣かせ(中瀬)」の脚本を書いたとは思えない、頭の悪さ。
画面全体から、「このアニメ、頭悪いですよ〜」光線が、テレ東のポケモンチェックは何のその、透過光バリバリに放たれていて、なんだかすげえパワフル(笑)
明らかに、「東京ミュウミュウ」を越えてるよな。
素人声優達の、いい意味での「下手くそさ」「生っぽさ」がキャラクターに息吹を与え、生き生きしてるし。
この、「キャラが馬鹿で可愛い」って感じのテンションの高さは、かの「セーラームーン」を思い出すなあ。
特に今回は、るちあには一歩譲るが、能天気な「お馬鹿さ」が非常に可愛く・・まあ、一言で言うと波音萌え萌え(笑)
波音メインボーカルによる、相も変わらずの「お馬鹿ライブ」も、最高に爆笑!
バックの二人の適当極まりない踊りがほとんどコント。
CD、買わさせていただきます(笑)
もしかしたら、スタッフが狙ってる方向性とは違うのかもしれないが、なんていうかメチャ楽しい(笑)
「東京ミュウミュウ」に「満月をさがして」を足して、ダンプカーでひき殺したみたいな感じだよな(笑)
いやあ、これからも毎週楽しみです。
で、次回はリナがモデルに。


◆SEED第34話「まなざしの先」4
脚本(野村祐一、両澤千晶)、絵コンテ(松尾衛)、演出(井之川慎太郎)、キャラ作画監督(森下博光)、メカ作画監督(吉田徹)

イザーク、丸くなったな・・。
というわけで今回は、ついにアラスカでザフト軍のオペレーション・スピットブレイクが開始され、キラはフリーダムへと乗り込むって話。
初代でのジャブロー攻略戦こと、「オペレーンションスピットブレイク」発動。
物語の転換期と言った感じか、なんだか意外な方向に話が進んでいった感じだったな。
パナマまたはアラスカでの大決戦かと思いきや、アラスカは裏で放棄され、アークエンジェルもまるで捨てゴマ扱いだしね。
そのためか、ジャブローの時の決戦(哀戦士!)ムードがなかったのは残念。
でも、「オペレーション・スピットブレイク」発動の盛り上がりと、そして「ジョシュアだと?」と軍に驚きが伝わる展開とかは面白かった。
どうやらザラ委員長は評議会の承認なしでアラスカ本部を落とすつもりで、そして連合上層部はアラスカを捨てゴマにして、ザフト軍の戦力をそぐつもりって感じか。
裏の裏の読み合い・・なかなか良いね。
そしてまるでアムロとシャアのようなフラガとクルーゼも再会を果たし、なんとフレイをお持ち帰り(笑)・・びびった、まさかそう来るとは(笑)
しかし、「声がそっくり」ネタは笑ったよ・・それだと、フレイだってナタルに似てるじゃねえかよ!、かよ!(笑)
っていうか、もしかした何かの伏線なのかな?
まあその辺りフレイの今後が楽しみであるのだが、クルーゼに惚れて凶暴化したり、強化したりされてMSに乗ったりするのだけは勘弁して欲しいなあ(苦笑)
で、「アズラエル」というのはてっきりクルーゼの事かと思っていたのだが、何やら連合とザフトの両方に情報を提供するダブルスパイみたいな感じのようである。
もしかして、ナタルなのかな?・・謎だ。
でもって、キラもラクスからついにとうとう「フリーダム」を託されて、プラントを脱出。フリーダム、結構格好良かったな・・やっぱ、大河原ロボは映像や立体になると映えるなあ。
しかし、ラクスは謎だ・・底知れん、というか何を考えてるのかよくわからん(笑)
一見「天然」に見えて、「天才」っぽいからなあby大運動会(笑)
って感じで結構怒涛の展開というか、前回と同じくあっちやこっちで伏線が張られまくれて、先が読めない展開になってきた。
今後の展開に期待。
で、次回はオペレ−ションスピットブレイク続編。


◆ガッシュ「第2の術ラシルド!」3
脚本(大和屋暁)、絵コンテ・演出(芝田浩樹)、作画監督(信実節子)

というわけで今回は、清麿とガッシュは、銀行強盗と再び戦うって話。
お約束のバトル展開でまあ、普通かな。
で、次回はガッシュに二つの影が迫るって話。


◆トランスフォーマー第17話「策略(いんぼう)gonspiracy」3
脚本(静谷伊佐夫)、絵コンテ(鴨野彰)、演出(栗井重紀)、作画監督(LEE JONG MAN)

というわけで今回は、濃い霧の中で、メガトロンの策略が蠢くって話。
メガトロン様、策士よのう・・あの底意地の悪さ、素敵です。
って感じで、お約束の敵側の中での駆け引きやら、敵と味方が行ったり来たりと、そういう所は結構面白い。
まあ、相変わらず演出とか作画とかは駄目駄目君だけどね(笑)
それにしも、初代と同じくスタースクリームは不憫だなあ(笑)
で、次回はデバスターが活躍。


◆ハム第147話「とっとこおまかせ!ハムハムナース隊」3
脚本(菅良幸)、絵コンテ・演出(井上修)、作画監督(浜田勝)

というわけで今回は、子供の日にナースちゃん(寺田はるひ)の代わりにハムハムナース隊が頑張るって話。
ナースちゃんって、ワーカーホリックだな。
そういや、今は「看護婦」でなく「看護士」っていう言い方を主流にして言ってるらしい。
ジェンダー問題ってヤツだね。
と、全然関係ない話で締め(笑)
で、次回はおハムばあさんを喜ばせるって話。


◆ワンダバ第9話「LIVEorLIFE?!」2
脚本(滝晃一)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(新田義方)、作画監督(大河原晴男、柳伸亮)

というわけで今回は、ついに月へとたどり着いたミックスジュースは、月面ライブを行う。
え〜と、何で月面にライブ会場があるんだ?・・どうやって誰が作ったんだアレ?
この作品のテーマは「初の人類の月面着陸&月面ライブ」なんだから、先にあんな巨大なライブ会場があるのはおかしくね?
なんか・・よくわからなくなってきた(苦笑)
何か、それが気になってミックスジュースのライブも感動できなかったっていうか、変だろ、それ!(笑)
何というか、このアニメの方向性がよくわからなくなってきた・・何がしたいんだろう・・。
片道切符なのはいいとしても、ライブ会場があるのはおかしいだろ、変だろ、どう考えても(苦笑)
う〜ん。
で、次回は生還。


◆カレイド第9話「主役への すごい 挑戦」4
脚本(中瀬理香)、絵コンテ・演出(鎌仲史陽)、作画監督(飯島弘也、高品有桂)

というわけで今回は、人魚姫の主役のオーディションで失敗したそらは、恐怖のために飛べなくなるって話。
お約束の「恐怖克服」ネタ。
相変わらず、1話の中で「問題提起→問題解決」って感じでテンポ良く進むせいか、若干あっさりすぎる感じはあるのだが、ちゃんと起承転結(序破急)を押さえた作りの「うまい」話の構成で、やっぱり面白い。
でも、最後の「カンフマスター(は〜!)」の大技での復活は、ちょっと笑った・・すげえな、そら(笑)
で、次回は主役になったそらに、すごい、壁がって話。


◆犬夜叉「湖面に浮かぶ 聖島の結界」3
脚本(武上純希)、絵コンテ・演出(山本恵)、作画監督(中西麻美子)

というわけで今回は、聖島で蛮骨と戦う犬夜叉って話。
で、どうやら奈落はなんたら聖人を利用して結界とかを張っているらしい。
果たして、その企みとは?
今回は他の七人隊は出てこなかったな。
で、次回は蛮骨との決戦。


◆キノの旅「魔法使いの国(Potentials of Magic)」4
脚本(村井さだゆき)、絵コンテ(佐藤卓哉)、演出(えんどうてつや)、作画監督(宮田奈保美)、メカ作画監督(渡部高志)

というわけで今回は、ニーミャ(小林愛)という女性が、空を飛ぶ夢をかなえようとするって話。
「キノの旅」にしては珍しく嫌みさのない、さわやかさ全開のちょっといい話であるこの話を、なかなか短くテンポ良く綺麗にまとめていて、なかなか面白かった。
何と言っても、原作以上にニーミャのキャラが立ちまくっていて、なんだかちょっぴり宮崎駿の世界(笑)
なんかほとんど「キノの旅」っていうより、「ニーミャの挑戦」って感じだったからな(笑)
っていうか、ニーミャの声優さんの声どっかで聞いたと思ったら、「ターンAガンダム」のリリ・ボルジャーノン、「キングゲイナー」のサラ・コダマをやっていた小林愛さんであった。
富野由悠季は声優発掘するのはホント天才的だよな(笑)
まあそれはともかく、背景や細かいパーツなどにも凝っていて、相変わらず雰囲気作りが上手いよな。
つうか今回は、絵コンテに佐藤卓哉(Near_7)、演出にえんどうてつや(ヒカルの碁)、作画監督に宮田奈保美(スレイヤーズ)、メカ作画監督に渡部高志(ミトの大冒険)、原画に安藤正浩(セーラームーン)、プロップデザイン近藤高光(ミトの大冒険)って感じで、何やら豪華メンバーだったな。
どうりで非常に雰囲気ある画面作りだったわけだ、納得。
しっかし、最後の「魔法使いうんぬん」ってのは、アーサー・C・クラークの第うん法則だったかの、
「充分に進歩したテクノロジーは魔法と見分けがつかない」
ってのを思い出したよ(笑)
人間のポテンシャル(可能性)というものは、既存の概念や考えを打ち破ることにあり、そしてそれは容易ではない、って感じの皮肉があったのかもしれない、と思ったり(笑)
で次回は、本の国。


◆すてプリ第8話「絆と祈りの夜想曲(ノクターン)」4
脚本(大和屋暁)、絵コンテ(横山彰利)、演出(いとがしんたろー)、作画監督(中本尚子、中澤勇一、上石忠太)

というわけで今回は、パシフィカはシャノンとケンカしてしまい、そしてシャノンはスィンをかばって町でケガをしてしまうって話。
相変わらず、脚本・演出・作画と原作を綺麗にまとめていて、非常に緊張感ある内容で、なかなか面白かった。
特に、パシフィカを筆頭に、キャラクターにきちっと表情や仕草を与えて、それぞれのキャラの内面やらを表現しているのが良いね。
まあ、ラクウエル姉さんのあの「怖い顔」は、ちょっぴりやり過ぎな気もしたけどね(笑)
っていうか、フルメタのテッサの鼻血並に評判悪いな、アレ(笑)
で、ついにスィンがアーティラリイ・タイプ(重武装砲兵型)のピースメイカー(秩序守護者)に変化。
もちろんお約束な展開で、これからスィン=シーズとの対決もあるわけで、その辺りがどうなるか楽しみである。
で、原作とは違い、馬車を売り払っての逃避行となるようで、その辺り「逃亡者」という雰囲気が出てるのは良いね。
っていか、歩きは大変そう(笑)
それと、どうやら2話で1編って感じで、「前後編」という感じの話の構成で行くようで、その「前後編」は同じ脚本家が担当をするようである。
<ウイニア編(3、4話)「吉田玲子」、レオ編(5、6話)「土屋理敬」、スィン編(7、8話)「大和屋暁」
その辺りのバランスの取り具合も、上手くて良いね。
次のエルフィティーネ編は名田寛って人か・・あんま知らない脚本家だな(笑)
で、次回は雪山で隠された里を見つけるパシフィカ達って話。


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