2004年2月

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2004年2月27日(金曜日)

◆コスプレイヤ第1話3(50点)
「REDIMPACT」
「REBIRTH OF THE DARK」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(高橋丈夫)、演出(鄭敏泊)、作画監督(菊池愛)

というわけで、企画原作moeによる、「超変身コス∞プレイヤー」
スタッフは、原案は久米憲司・荒川稔久・大島美和・松村やすひろ、監督は高橋丈夫、シリーズ構成は荒川稔久、キャラデザ・総作画監督は大島美和、アニメ制作はスタジオライブ、といった感じ。
今回は、星野古都(松来未祐)はある日コスプレイヤーになるって話。
え〜と、よくわからん・・これ1話だよね?(笑)
どうやらこれは、「戦隊もの」の第1話のようなものなのだろうが、1話を半分ぐらいに圧縮してるせいか、キャラとか状況とか設定がさっぱりわからない。
多分この企画は、1年・4クール・52話かけてやる「戦隊もの」を1時間でやってしまおうっていう企画なんだろうな。
ネタとしては面白いとは思うけど、どうなんだろうね?
なんつうか・・置いてきぼり?(笑)
まあ、どなるのか・・続きを楽しみにしてみるか・・。
で、次回はお約束の特訓話。


◆コスプレイヤ第2話2
「PURPLE BEAM」
「THE CLEAR−HEADED GREEN」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(迫井政行)、作画監督(杉藤さゆり、大島美和)

というわけで今回は、古都は特訓し、初めての戦いを迎えるって話。
え〜と、やっぱついていけないものが(笑)
個人的には、こういう「ネタ」は結構好きである。
島本和彦の漫画で「ワンダービット」というのが昔あって、その中で「おいしい所だけ漫画」みたいなネタがあり、言わばこれはそれの再現みたいなものなんだよな。
そういうのを表現しているものは、アニメとかでは実は結構あって、「機動戦艦ナデシコ」の中の劇中劇である「ゲキガンガー」なんかはその中でも傑作で、盛り上がってるとこだけ表現することで、テンションを上げていて面白かった。
最近だと、「ギャラクシーエンジェル(第3期)」の「新鮮鯛づくし」なんかは、エンジェルファイブになってエンジェル隊というお約束の「戦隊パロ」を、実質10分ほどでやっちゃう所が傑作だったんだよな。
そういう「総集編形式もの」とでもいうか、そういうのは結構面白いと思うのだよ。
まあなんというか、「ノリ」がいまいちなんだよな。
真面目すぎるというか、もっとこうお約束をお約束っぽくやるというか・・。
ギャグやパロを交えてみるとか・・。
サブタイトルなんかも、「特訓!超必殺のトライアングルフォーメーション!!」(適当)みたいなお約束で固めるとかさ。
どうも・・「マジ」過ぎるんだよなあ・・いや、それはそれでもっと作りようがあるとも思うしなあ。
とりあえず、「面白くない」のはよくないよね(笑)
作画とかは、妙に良いんだけどねえ。
戦隊ものをこなしてる荒川さんにしては、あんま上手くないなあ。


◆コスプレイヤ第3話3
「YELLOW’S EXPLOSION」
「PALE BLUE TEARDROP」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ・演出(鄭敏泊)、作画監督(菊池愛)

というわけで今回は、さらなる戦いとピンチ。
黄色と青色の話である。
え〜と、いまだにキャラのことがよくわかってないのだが、赤色(古都)が主人公で、黄色(プリシラ)がインド人で、青色(スカーレット)がきつい姉ちゃんなのはわかった。
他のキャラは、金朋がやってる幼女二人(イン・ヨウ)と、あとはよーわからん(笑)<幼女二人はサポートで、あとは紫(レミー)と緑(イコ)のようだ・・サイトで調べた
つうか、これって完全に「ネット型アニメ」だよな。 
21世紀のアニメを盛り上げてる最大の要因のひとつは、やはり「インターネットの普及」であることは間違いないであろう<ここもそーだし
電子や光が世界を駆け巡っている現在、「オタク」というコミニティは水面下で繋がりやすくなった。
特にアニメは、漫画やゲームよりもさらに「同時性(シンクロシニティ)」が高くて(毎週毎週同じ時間にやるから)、ネットは最大限にその機能を発揮する。
「BBS」「チャット」「感想サイト」「キャプサイト」「2ちゃんねる」「実況」「アップローダー」・・そーいった「ネット的なもの」が最大限に生かされていて、「ライブ感覚(みんなで楽しむ)」が非常に高くなるのが、今のTVアニメである。
だからこーいった、「あとはみんなで楽しんでね♪」的な「ネタアニメ」の価値というのはあると思う。
でも・・これじゃあまだまだ「足りない」よね。
なんつうか、もっとこう・・「ネタ」の部分の素養を高めた作りの方がいいと思うんだよね。
いまいち、これじゃあネタとして楽しめにくいんじゃないかなあ?
もちょっと、はっちゃけた方がいいよね。
とか、どーでもいいことを考えたりするアニメであ(笑)


◆コスプレイヤ第4話3
「YWLLOW’S CRISIS」
「FIVE COLORS AGAIN」
脚本(荒川稔久)、絵コンテ(佐藤雄三)、演出(迫井政行)、作画監督(野口孝行)

というわけで今回は、3人が捕まり、そしてついに5人が集結するって話。
だいぶ流れが読めてきたかな・・。
新たなる敵に、大ピンチ、そして5人の集結・・お約束である。
とはいえ・・それだけなもんで、やはり空滑りな印象が。
「立って」もいないキャラがピンチに陥ろうが死のうが、どうでもいいもんな(笑)
「短いから」ってのは無論あろうが、やはりキャラの見せ方として、もっと上手いやり方もあったんでないかなあと、思ってしまう。
とりあえず、「合体技」のラケットアタックは結構笑えました。
元から、そーいうノリだったらもっと良かったかもねえ。


◆コスプレイヤ第5話5
「DARK SENSATION」
「GRAYISH TRUTH」
脚本(村山桂)、絵コンテ(宍戸純)、演出(鄭敏泊)、作画監督(原将治)

展開、はや!(笑)
というわけで今回は、黒騎士の正体が明かされるって話。
いやあ、結構笑えてきたな。
黒騎士との決戦、でもって黒騎士の正体が明かされ、四天王が現れ、謎のじいさんが登場し、巨大ロボ登場、そして明かされる真実。
ポンポンと「お約束」が進んでいて、なかなかに心地よい。
「戦隊もの」とか、「ロボットもの」って、基本的にはこんな感じだからな・・間がないだけで(笑)
演出作画も意外にレベルが高くて、巨大ロボ戦はなかなかに圧巻。
おしいなあ・・もうちょっとバランスの良い展開とかだったら、もっとネタとして面白くなってたと思うんだけどなあ。
どうも、いまいちネタが生かしきれてなかったからねえ。


◆コスプレイヤ第6話4
「BEHIND THE CRIMSON SOLITUDE」
「MYSTIC TREMBLE IN SILVER」
脚本(村山桂)、絵コンテ(竹本玉三)、演出(佐藤光敏、横山広美)、作画監督(林相振)

というわけで今回は、古都と別れ、「心の闇」と戦うみんなって話。
あ、なんかバランスとテンポがよくなって来て、結構面白くなってきたな。
慣れたかな・・?(笑)
前回から、なかなかにバランス良く「怒涛の展開」が続いていて、置いてきぼり感も少なくて、結構良い感じ。
「心の闇」との戦いの、どこが「心の闇」なのかよくわからない適当ぶりなんかも結構ツボで笑えたしね。
うむ、これなら楽しめるな。


◆コスプレイヤ第7話3
「PALE LIGHT OF DECISION」
「BROWN FIELD OF BATTLE」
脚本(村山桂)、絵コンテ(吉川博明)、演出(迫井政行)、作画監督(野口孝行)

というわけで今回は、最後の塔を破壊しようとする古都を止めようとするクルツ達って話。
クライマックス直前という感じで、色々と怒涛の展開・・っていうかいつもか(笑)
どうやらタキツヒメこそが真の敵だったようで・・つうか、そういう事はちゃん細かく話とけよ(笑)
まあ、裏切りかと思われたが実は本当だったってのは、まあまあかな。
で、次回はついに・・というか、早くも最終回(笑)
さて、どんなお約束な最終回を見せてくれるか・・一応楽しみです。
あと、ざっと1話から見返したのだが(1時間もあれば見れるし)、ちゃんとこの作品のことを理解してから見返せば、意外にきちっと押さえるとこは押さえてあって、結構バランス良い作りであったのは関心。
今度発売される「完全版」だと、さらに赤や緑や紫の掘り下げ(ピンチ)などもあって、さらにちゃんとバランスが取れてるんじゃないかな?
完全版は、ちょっと見てみたいなあ。
全4巻・・12話(24パート)という構成なんだな・・結構おもろい構成だね。
で、このシリーズは、まだまだ「ヒットをねらえ」とか「LOVELOVE」とかそーいうので、それぞれ全8話で(トータルだと24話・・2クール)、「小粒作品」を量産して行くようである。
なかなか面白い企画なんで、どうなるか楽しみではある。

◆マリみて第7話「びっくりチョコレート・前編(Chocolat etonnant〜premiere partie〜)」5
脚本(吉田玲子)、絵コンテ(新留俊哉)、演出(吉田俊司)、作画監督(森本浩文)

というわけで今回は、新聞部の企画したヴァレンタインの催し物に出ることになった祐巳達って話。
うん、面白かった。
作画のレベルも高く、淡々と静かに描かれる演出もよく、そして話のバランスも良い。
このレベルなら十分満足である。
それぞれのキャラの表情や仕草もきっちり描かれ生き生きしていて、どの山百合会の方々も出番があったしねえ。
特に、「改組人間(笑)」由乃さんの、キャラの変わりぶりがいい・・ほとんど別人(笑)流石は改造人間(笑)
で、今回は小さなすれ違いから姉妹の確執へとつながるわけだけども、なんつうかやっぱり・・祥子さまは理不尽だよな(笑)
まあ、そこが祥子さまの良さではあるのだけど、祐巳は大変だな・・頑張れ祐巳。
あと、相変わらず聖さまはいい味だしてて良いなあ・・あのセクハラ魔神ぶりが(笑)
で、次回はバレンタイン後編。
次回予告、はっちゃけてて結構面白くなってきた。


◆マリみて第8話「びっくりチョコレート・後編(Chocolat etonnant〜deuxieme partie〜)」4
脚本(吉田玲子)、絵コンテ(石山タカ明)、演出(平向智子)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、新聞部のバレンタインのイベントが始まるって話。
まったりと、ラブラブに大団円。
前回ほでの演出作画の切れはないけども、なかなかにバランス良く構成され、面白かった。
ようは、ラブラブな恋人同士のささやかなすれ違いであって、何の問題はないと(笑)

まあ、「喧嘩するほど仲がいい」ってことだあね。
あと、今回はやはりいつもながらの美味しいところを取りまくる、聖さまが格好良いのなんの。
鈍そうに見えながらも、きちんと周りのことが見えてるからなあ、聖さまは。
女にもてそうな人だ(笑)
びっくりしたり、照れたりの表情を見せてくれた志摩子さんも可愛かったし、白薔薇チームは細かいところでポイント稼ぐよなあ。
次回は、今回の話の裏話。
で、どうやら今回のアニメ版は1クール(13話)のようで、薔薇様方卒業までのようである。
まあ、妥当な所ではあるな・・でも、やっぱりちょっと駆け足になってて、ちょっと残念。

◆ダフネ第1話「マイアのいちばん長い日(前編)」4(80点)
脚本(水上清資)、絵コンテ(池端隆史)、演出(山田一夫)、作画監督(丸山隆)

というわけで、原作・NeSKeSによる「光と水のダフネ」
スタッフは、シリーズ構成・水上清資、企画協力・高山文彦、キャラクター原案・士貴智志、キャラクターデザイン・岩倉和憲、総作画監督・中山由美、デザインワークス・武半慎吾、監督・池端隆史、アニメ制作・JCスタッフ、といった構成。
ちょっと、アニメ「ガンパレードマーチ」のスタッフがかぶってるね・・期待かも。
で、今回は水樹マイア(中原麻衣)は海洋庁の試験に落ちて、路頭に迷ってしまうって話。
うむ、面白かった。
第1話に必要なことっていうのは、キャラクターの性格や状況、そして世界の設定の描写がきちんと(セリフでなく)行われているかに尽きるわけだが、それがきちっと過不足なく行われてスっとこちら側に入ってきていた。
作画も美術もきちっと描き込まれていて、あの「世界」というものが臨場感溢れて描かれていたしね。
まあ、コレという押し出しのあるキャラや世界ではないのが、ちょっと残念ではある。
とりあえず、第1話の印象は・・「マイアは不幸(笑)」
いや、ヤツ・・不幸過ぎだろ(笑)
いきなりのドン底に叩き落とす展開が、まるで往年の「名作劇場」の主人公のようでもあり、凄すぎる。
頑張れ、マイア・・とマジで応援したくなるくらい。
で、もちろんこれは「海洋アドベンチャー」な訳だが、「海洋アドベンチャー」って、結構難しくて、「売れない」とかいうジンクスが結構あるからなあ。
どうなるか楽しみである・・好きだし。
とりあえず、今回は怒涛の引きだったわけなので、マイアの今後が気になります。
で、次回は後編。


◆ダフネ第2話「マイアのいちばん長い日(後編)」4
脚本(水上清資)、絵コンテ(池端隆史)、演出(うえだしげる)、作画監督(清水博幸)

というわけで今回は、マイアは「ネレイス」に頼まれて、身代わりを演じることになるって話。
あ、これ・・面白いなあ・・。
新番組のB級アクションアニメ「バナップ」「メゾ」の中では、コレが一番好きかもしれない。
何と言っても、マイアの怒涛の不幸っぷりが・・可愛すぎる、萌える(笑)
話のテンポも良いし、キャラも生き生きしていて、アクションもなかなかに良い。
確かに、お約束な設定とかで、コレという強い押し出しあるオリジナリティがあるわけでもないのだけど、なんかマイアを中心としたドタバタがいい感じである。
そもそも、俺は「トラブルシューター(何でも屋)」というお約束のスペオペ的ネタは好きなのだ。
というわけで・・マイアの今後の冒険と不幸に大期待である(笑)<ひで!
で次回は、マイアのネレイスでの仕事って話。
ガンパレの時と同じく、今回もサブタイトルには元ネタありかな?・・映画系かも。



◆フィギュア17第7話「さよならは言えますか」4
脚本(米村正二)、絵コンテ(矢野博之)、演出(玉川達文、村田和也)、作画監督(沢田正人、藤澤俊幸、佐藤陵)

というわけで今回は、つばさとヒカルは学芸会のための劇の練習を行うって話。
うむ、なかなかに泣けた。
やはり、このアニメ「小学生日記」という観点からすると、死ぬほど出来がいいな。
徹底的に描き込まれた「劇中劇(主に練習風景ではあるが)」の描写は圧巻。
しかも、その劇中劇に「つばさとの別れ」という要素を上手いこと絡めることで、話も盛りに盛り上がるからねえ・・あのまま最終回に突入してもいいぐらい(笑)
今回はバトルも一切なかったし(笑)
つうか、やはり今回みたくに「日常パート」と「非日常パート」を上手いこと絡めて、話として盛り上げて欲しいってのはあるわな。
普段は、「小学生系(日常)」と「マギュア系(非日常)」があんまり関わりなく進んで行ってるため、それぞれが「車の両輪」という感じに、それぞれの側がそれぞれの側を盛り上げる役目になってないからなあ。
まあそういう、「ロボットもん」とか「ヒーローもん」とかの、物語的セオリーな展開で行ってないとこが、凄いっちゃ、凄いとこではあるんだけどねえ。
で、倒したはずのマギュアが復活し、後半戦に突入って感じである。
次回は、秋が近づくって話。


◆ぴっち第47話「黒い招待状(インビテーション)」3
脚本(笹野恵)、絵コンテ・演出(菊池一仁)、作画監督(梶浦紳一郎、上條修)

関東では、またもや放送事故があったらしい・・相変わらず話題に事欠かないアニメだな、わざとか?(笑)
というわけで今回は、太郎ちゃんはサラの招待を受けて、海底へ行くって話。
クライマックまっしぐらって感じで、引き続きのシリアス展開。
もう、ドタバタ展開はなしかなあ・・?
つうか、海斗の奴もうハワイに行ってるのか早いな。
で、今回は太郎ちゃんとサラ関係の話で、なかなかに怒涛の展開。
というか、「封印の鍵」って。いきなり過ぎる設定だろ!(笑)
しかも、ヒッポは実は伝説の神獣・ヒポカンポスだったなんて・・だから「ヒッポ」なのか、なるほど。
そういや、ヒッポの正体って今まで言われたことなかったっけ?・・名前が伏線だったとは言えるか。
といった感じで、このままずっとシリアス展開っぽいですなあ。
で、次回は海斗覚醒?


◆セラムン(実写)第20話「Act.20」5
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(高丸雅隆)

亜美ちゃん、健気だ・・、健気すぎる。
というわけで今回は、 うさぎは衛とのダブルデートをすることになるって話。
わおわおわお〜、盛り上がってきたなあ。
戦士組であるレイに美奈子、恋愛組であるうさぎにまこと、そして健気さ満開一途さ満開の亜美ちゃんと、どこのパートも盛り上がりまくり。
流石は小林靖子というか、バランスの取れた構成であり、相変わらずそれぞれのドラマ作りが上手い。
それぞれに「積み重ね」としてのドラマがあり、その象徴である4人を結び付かせる「手編みの手袋」をラストに持ってくる辺り、泣かす泣かす。
やっぱ、ドラマってのは「積み重ね」だよなあ・・突飛な展開やネタを持ってくれば「ドラマ」になると勘違いしてる人には反省して欲しいね(笑)
いやもう、健気に一途にみんなを信じて、手袋を編み編みする亜美ちゃんが可愛いのなんの・・ある意味この可愛さは原作を越えてる(笑)
しかも、そんな健気さ一途さを見せまくっておきながら、クン様にさらわれちまう辺りが。もう最高(笑)
クン様も、流石は最後の四天王といった感じで頭も回り、ベリルのも与せず、格好良いのなんの。
うさぎ方面にも衛婚約者ばれは置くし、まことにも衛正体ばれは置くし、復活怪人の使い方も流石は特撮慣れしてるだけあって、上手いしね。
いやはや盛り上がってきたなあ・・続きが気になる気になる。
で次回は、ダーク亜美ちゃん登場。


◆プリキュア第4話「ミラクル!?生きている美術館」4
脚本(清水東)、絵コンテ・演出(矢部秋則)、作画監督(生田目康裕)

というわけで今回は、学校の課外授業で美術館に行くことになるって話。
う〜ん、やはりこんなもんかな?
箱作りは基本的に「セーラームーン」なわけだから、やはりどうしても「定番(ステロタイプ)とも言えるパターンに終止してしまうわな。
だからこれからの流れとしては、いかに前半での「日常」としてのコメディなどで二人のキャラの関係を描いて生かして行くか、そして後半での「非日常」としてのバトルを格好良いものにして行くかって感じだな。
そういう意味では、今回は二人によるドタバタやバトルは、ちょっと良かった。
なぎさに憧れるクラスメートと、ピーサードの勘違いを絡めたりの辺りとかもね。
とはいえ、やはりまだまだな感があるのは否めない・・どうもまだぎこちなくて、箱に収まってる感じだからね。
アクションやバトルもまだまだひねりが足りないからなあ・・すべて光線技で終わりってのは正直つまらないからね。
「光線曲げ」は、ちょっと良かったけどね。
まあ、今後のはっちゃけ方次第だな。
ガキ向けの「1年もの(4クール)」の枠なわけだから長い目で見て行きますか。
しかし、ミップルは100年も前にやって来てたのか・・「相対的時間差(ウラシマエフェクト)」ってヤツだな(笑)
で次回は、ドタンバのピーサード・・でもってなぎさとほのかのデート(笑)
やっぱ、そういう話をもっと積み重ねて行かないとな・・どうも二人は仲良すぎだからねえ。
そのうち「名前」で呼ぶようにもなっていくかな?



◆ブレイド第5話「」4
脚本(今井詔二)、特撮監督(佛田洋)、監督(長石多可男)

というわけで今回は、天音のために呼び子の洞窟へと行く剣崎達って話。
うん、今回はなかなか面白かった。
相変わらず、「呼子の洞窟」とかに行っちゃう辺りはなんだかとっても脈絡がなかったり、所々「トンデモ」だったりはするんだが、それ以外はそんなにおかしくはなかったかな。
つうか、そもそも今のライダーって「自分で調べる」とかの行動がないのはあんまりなんだよなあ。
なんかよくわからない理由で怪人が大暴れして、なんかよくわからない力で怪人を発見して、なんかよくわからないけどバトル突入ってパターンだからなあ。
ライダー側が受け身過ぎるんだよな。
昔のライダーは「許さんぞショッカーめ!」「ゴルゴムの仕業に違いない!」って感じで、一応自分で調べたりして敵とエンカウントしてたからな(笑)
戦隊ものの「デカレンジャー」が、「自分たちで捜査してでもって戦闘」ってパターンを強調してるから、ますますそう感じてしまう。
ま、それはともかくとして、局長が燃えたのはアレはトリックだったらしい・・どういう意味があるんだ?(笑)
まあ、その辺も意味不明だったりはするわけだけども、天音ちゃんが大ピンチだったり、3人目のライダー(カリス)の正体ばれがあったり、ドタバタライバーガチンコ肉弾バトルがあったりと、話の展開自体は結構早くてスピード感があるので、結構面白い。
主人公の剣崎も、なんだかんだと熱血馬鹿なんで好感が持てるしねえ。
なんか、よくボコられてるけど・・話してるとき必ず殴られるし・・ちょっと情緒不安定だけど(笑)
で、次回もなんだか怒涛の展開。


◆バナップ第7話「撃墜!悪夢のエアポート2023」4
脚本(花田十輝)、絵コンテ(中村主水)、演出(谷田部勝義)、作画監督(今木宏明)

というわけで今回は、民間機に乗ったアマン国のハーネス王女(水樹奈々)を護衛する利緒達って話。
いやあ、なかなか面白かった。
今回は、非常に真面目にB級アクションをしており、演出作画も結構頑張っていて、テンポ良いアクションぶりがなかなかに見物であった。
ゲストキャラのハーネス王女も、お約束のドタバタお転婆王女ぶりを見せてくれ、なかなか可愛かったしねえ・・1話限りではもったいない。
アクションしながら、しつこく下品に「パンツ」を見せてくれる辺りのB級ぶりが、やっぱり素敵(笑)
やっぱ、このアニメ好きだなあ・・なんか、この古臭い王道ぶりが、和むよね(笑)
で、次回は宇宙人襲来!(笑)


◆まぶらほ第13話「もどっちゃった……」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(江上潔)、演出(高橋滋春)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(南伸一郎)

というわけで今回は、幽霊になってしまった和樹は、謎の女性に狙われるって話。
ってな感じで新展開「ゆうれいの巻」
自分の決断で幽霊になったというのに、うだうだ言いまくりの和樹は、ちょっとムカつくね(笑)
ハーレム系アニメの典型的キャラとも言える、あのうだつのあがらなさは、流石である。
ハーレム系アニメにだって、やっぱ主人公には魅力は必要だよなあ、とか思ったり。
まあそれはともかく、妙に嫉妬しまくりで「キシャー」化が激しくなってきた夕菜はいい感じであった。
このまま飛ばして欲しいところ。
で、次回ははまっちゃった。


◆まぶらほ第18話「しかけちゃった…どすえ」5
脚本(白根秀樹)、絵コンテ(大畑清隆)、演出(木村真一郎)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(大木良一)

というわけで今回は、修学旅行に京都にやって来る和樹達って話。
いきなりの修学旅行で、一話見逃したかと思ったよ(笑)
いや・・それにしても、メチャクチャ面白かったな・・まるで別番組(笑)
演出作画のテンポも極まってるほどテンポが良く、各キャラが生き生きしまくり。
と思ったら、絵コンテ・大畑清隆に、演出・木村真一郎・・どおりで。
そうなんだよな、「アニメまぶらほ」に求めてたのは、こういう「面白さ」なんだよなあ。
今回なんかはお気に入りの仲丸・松田を中心としたB組面々のドタバタに、演出作画のテンポの良さだけでなく、バトル描写も異常に密度が高く、下手な格闘アニメより迫力があった。
ちなみに、この「修学旅行編」&「決闘編」は原作においては書き下ろしの「番外編」であり、「本編」とはまた別個に存在していて、「本編」よりも、もちろん「長編」よりも(笑)、出来も良く面白いからねえ。
まあ主に、「千早」の存在に乗っかってる部分が大きいが(笑)
で今回のは、この「修学旅行編」と「決闘編」を融合してアレンジして、なかなかにレベルの高い作りをしてくれていて、もうこれは文句なしに良かったです。
普段から、これならなあ(笑)
で、次回は修学旅行編の後編・・さあ、千早の活躍が楽しみである!(笑)


◆メゾ第8話「想の殻」2
脚本(吉岡たかを、影山楙倫)、絵コンテ(杜野幼青)、演出(渡辺純央)、サブキャラD(はっとりますみ)、作画監督(はっとりますみ、井上哲)

というわけで今回は、海空来が体験したバーチャルシステムで事故が起こり、あさみちゃんが助けに行くって話。
なんか、どうも全体的にちぐはぐだなあ。
相変わらず話の流れに脈絡がないっつうか、無茶すぎるっつうか、唐突な所が結構あるよな。
もちろん肝心のアクション自体も、いつもながら魅力はなし。
これだとまだキャラが立ってて、どこかB級臭さが売りになってるバナップの方がいいよなあ、やっぱ。
なんか、やっぱどうも低空飛行だよねえ。
で、次回は海空来がピンチ。


◆デカレン第2話「ロボ・インパクト」5
脚本(荒川稔久)、監督(渡辺勝也)

というわけで今回は、謎の侵入物体を調査するデカレンジャーって話。
う〜ん、戦隊ものって・・やっぱ、おもろいね(笑)
1話に負けず劣らずのテンポの良さで、非常にキャッチー。
今だにキャラの違いのわかりにくライダーと違い、それぞれのキャラクターも非常にわかりやすくて立っている。
デカレンジャーもいいけど、個人的にはクーガーがやっぱ格好良くてお気に入り・・スワンとの絡みがいいんだよなあ。
流石はキャラを描かせると、荒川さんは上手いなあ。
画面の作り込みも派手でテンポ良くて、飛んだり跳ねたり転がったりと、よく動くデカレンジャーロボは格好良い。
怪人倒すときに、「宇宙最高裁判所」に審判をしてうっていうギミックも面白いしね。
しかし、「デリート(死刑)」までちょっと早すぎな気はしなくもないな(笑)
タイムレンジャーみたく、「捕獲」でもいいとは思うんだけどね。
まあ、それじゃあ派手さに欠けるか。
といった感じで、頭の天辺から足の先まで「面白く」しようっていう意気込みに溢れていて良いね。
今後の展開が楽しみである。
で次回は、お約束のキャラ話であり、青い人の話(笑)


◆攻殻第1話「公安9課(SECTION−9)」4(75点)
脚本・絵コンテ(神山健治)、演出(河野利幸)、作画監督(後藤隆幸)

というわけで、原作・士郎正宗によるついに「攻殻機動隊」がアニメ化して、「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」として登場・・って随分前の話だけど(笑)
スタッフは、シリーズ構成・監督に神山治、キャラクターデザインは下村一、メカニカルデザインは寺岡賢司・常木志伸、音楽は管野よう子、でもってアニメ制作はプロダクションIGといった構成。
今回は、ある料亭で外務大臣が拘束され、それを救出する公安9課って話。
士郎正宗の原作の漫画の方は、かつて死ぬほど好きだったです・・よく理解はしてなかったんですが(笑)
で、今回のTVアニメ版は、「人形使い」のいない「攻殻機動隊」といった感じで、より「刑事ドラマ」風味となっていて、意外に地味目。
話自体は漫画版の第1話のリアレンジといった感じで、わかりやすくはなっていますが、それでも背後関係やら詳しい経緯やらを説明なしに進めるので、馬鹿の俺には2回見ないととちょっとわかりづらかったかな(笑)
でも、非常に密度の高い作画と美術により、きちんと空気感ある画面作りとなっていて、なかなか面白かった。
デジタル効果の技術も、流石に一級品だったしねえ。
まあ正直、もうちょっとアクションが欲しい所ではあったが、その辺は今後に期待。


◆十二国記第41話「東の海神 西の滄海 一章」3
脚本(藤間晴夜)、絵コンテ(山崎浩司、高岡淳一)、演出(山崎浩司)、作画監督(窪詔之)

というわけで今回は、六太はかつて更夜と名付けた青年と再会するって話。
なんか、結構展開が早いな・・ちょっと早過ぎかもしれない。
今回気づいたんだけど、脚本は曾川昇じゃなくなってるんだな。
そのせいだろうか。


2004年2月18日(水曜日)

◆バナップ第5話「愛と哀しみの粉塵爆破!!」3
脚本(花田十輝)、絵コンテ(岩間貴)、演出(羽生尚靖)、作画監督(桝井一平)

というわけで今回は、利緒と真弥は、リリカと一緒に街に行くって話。
あ〜、やっぱ演出作画のテンポの悪さは、ホントに致命的だなあ・・。
これ、ラジオドラマとかにした方が、断然面白いんじゃないかなあ。
ネタ的には、結構悪くないというのに、それを生かす演出作画が全然なし。
3人の楽しいドタバタとか、酔っ払っての裸エプロンとか、そーいうお約束のツボは結構きっちり押さえてるのにねえ。
なんか、もったいなくなってきたな・・せっかく、それぞれのキャラも立ってきてるのに(苦笑)
で、次回は札幌で真弥が主役の話かな?
やっぱ、次回予告が一番面白い(笑)


◆バナップ第6話「ウェスタン札幌〜知床地獄篇〜」4
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(飯村正之)、演出(尉斗谷充孝)、作画監督(古田秀之)

というわけで今回は、真弥は故郷である北海道に帰って、自らのマスター(大塚明夫)と再会するって話。
バナップで一番人気・・かもしれない謎の女・真弥の話であり、一応過去話。
つうか、やっぱこのアニメ、脚本的にはかなり好きだなあ・・話としてはメゾよりもいいぐらい。
この、「美少女の裏には暗い過去が?」っていう定番でお約束のネタを、「直球」で投げてくる辺り清々しささえ感じるし、つうか燃えるし萌える(笑)
真弥のマスターに大塚明夫を持ってくる辺りも、わかってるつうかなんつうか。
話のバランスとしてもなかなか良いしね。
まあしかし、相変わらず最大の弱点は、「売り」になろうはず「アクション&ガンバトル」が適当極まりなくて、全然燃えないことだな(笑)
も、テンポ悪いのなんの。
これで演出作画関係高かったら、手放しで喜んでるのになあ(笑)
それにしても、真弥の語った過去はどこまで本当なのか・・色々ツッコミ所あるからなあ、やはり謎の女、真弥(笑)
で、次回は悪夢のエアポート・・なんて、適当な次回予告なんだ(笑)


◆メゾ第6話「億の殻」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(金澤勝眞)、演出(大西景介)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、原田はかつての同級生である麻否(野田順子)と再会するって話。
前回の海空来の話に続き、今回は原田の過去話。
何というか、この頃は「ToHeart」のマルチ以来、「ロボット」ネタというとどうしても「エロゲー」を思い出してしまうのだが、やっぱりなんだかエロゲーっぽい話。
なんで、「ロボットとの恋」というといまさら感があったりもするのだが、話のバランスとしてはよく出来ていて、なかなかに面白かった。
それにしてもオリジナル麻否の姉ちゃんは、なかなかに非道い奴だな(笑)
あと、やはりどうしても演出作画のテンポは切れがなくて、これは回復は無理なのかな?
やっぱ、海外動画はどうしてもテンポがよくないよなあ。
で、次回はあさみちゃんが大ピンチみたいです。


◆メゾ第7話「哀の殻」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(近藤隆史)、演出(中川聡)、作画監督(しまだひであき)

というわけで今回は、あさみは取り壊しの決まったマンションに、幽霊の写真を撮りに行き事件に巻き込まれるって話。
久々の結構「まとも」な作画であり、話も所々「流れ」が変な所もあったがドンデンのあるまともな出来でなかなか面白かった。
やはり作画がある程度まともだと、良く見えるな。
しかし原田は驚いていたけど、「幽霊」ネタは2度目なんだけどなあ(笑)
2度も同じネタ使ううのは、ちょっとどうかと・・。
で、次回は夢の中へ。


◆まぶらほ「のぼっちゃった……」3
脚本(小山高生)、絵コンテ・演出(鎌仲史陽)、作画監督(日高真由美)、総作画監督(新田靖成)

というわけで今回は、凜の剣の師匠である人狼族の駿司(松本保典)がやって来て、決闘することになるって話。
アニメ版では、いまいち原作ほどの魅力が出ていない凜の過去話。
演出作画のテンポもまあまあで、シナリオとしてのバランスもなかなか。
とはいえ原作もそうなのだが、キャラクターが唐突に出てきて、唐突に死んじゃったりとかしたりするので、「泣かせ」までにはやはりなかなか行かないんだよな。
一話完結もんでは仕方ないけど。
そもそも原作もアニメも、「演出」としてのテクニックがいまいちなため、盛り上がらないんだよな。
まあ、原作の方は「こつえ〜のイラスト」という最大級の大量殺戮兵器があるのが、アドバンテージではある(笑)
ちなみに関係ないけど、「イリヤの空 UFOの夏(秋山瑞人)」なんかはそれプラスに、「秋山節」という核兵器並の破壊力があるところが凄い作品である(笑)
それはともかく、「キャラクターを生かす」という点では、「影のヒロイン」などとも呼ばれている千早なんかは、珍しく生かされてるので、一応アニメでどうなるかは期待ではある。
で、次回はのぞいちゃった。


◆まぶらほ「のぞいちゃった……」2
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(雄谷将仁)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(石井祐美子、増谷三郎)

というわけで今回は、和樹達はエリザベートと共に、玖里子のデート現場を追うって話。
まあ、良くも悪くも普通の話。
というか、原作とは違うエリザベートを絡めてるのはともかく、原作では玖里子はある財閥の御曹司だかの弱みを握るために行動していたというのに、なぜにアニメでは「警察に協力」などという玖里子的にありえない展開にしているのか?
わざわざキャラ立ちしてる部分を削るとは、謎だ。
で、次回はきめちゃった。


◆まぶらほ「きめちゃった……」4
脚本(滝晃一)、絵コンテ・演出(長井龍雪)、総作画監督(新田靖成)、作画監督(梶谷光春)

というわけで今回は、仲丸が最強の遺伝子を持つものとわかるって話。
ああいうことになったら、仲丸の行動が「男」としては正しい動きだよなあ(笑)
で、今回はそんなこんなでなかなかに演出のテンポも良くて、まるで最終回みたいな雰囲気もあり、なかなか面白かった。
それぞれが「体だけが目当てではない」という立ち位置を示したわけだが、和樹にそれ以上のなんらかの「良さ」みたいなものが示されてはいないのは、まあハーレムアニメのお約束ではあるかな。
まあ本当は、段々と和樹自体の存在にひかれて行くってのが、常道なんだけどねえ。
あと今回はB組の面々も元気で良かったのだが、キャラとしては一癖も二癖もありそうな面々はいるのに、基本的に十把一からげになっているので、それぞれのキャラを生かせてないのはもったいないな。
そのうち、それぞれの活躍が見れるのであろうか?
紫乃さんも、原作とはまた違う過去みたいなのがあるようなので、その辺りも興味深くはある。
そういやこのアニメ、作画自体は安定していて、そんなに悪くないんだよな。
もう少し、演出的なテンポが高ければ、もちっと良くなっていたかもしれないよなあ。
で、次回はしかけちゃった・・どすえ(笑)


◆ピッチ「さよなら」4
脚本(武上純希)、絵コンテ(鈴木敏明)、演出(山口武志)、作画監督(篁馨)

ヴァレンタインラブラブボイスで、ライブスタート♪
というわけで今回は、海斗がハワイへ留学することを聞いてとまどうるちあって話。
「初夢大作戦」の時と同じスタッフ&篁馨作監によるテンポ良い演出作画で、キャラクターの表情や仕草が非常に可愛くて生き生きしていて、、それだけでもう満足(笑)
まあそれはともかく、今回はクライマックスも近いとあってか、るちあによる恋愛シリアス展開と、波音達によるお馬鹿コメディ展開の二本立て。
相変わらずのお馬鹿作戦で、「仕方ない、片付けますか」の波音の一言で、あっさり片付けられてしまうダークラバーズは素敵すぎる(笑)
ダークラバーズはもう4馬鹿状態で、ホントに雑魚敵扱いになってるけど、こっちの方がやっぱ味が出て良いよねえ。
で、ホントに少女漫画的展開のるちあ恋愛パート。
何度も何度もキスしまくってる二人ではあったが、流石に今度のチューはなかなかに感動的であった。
で、どうやら海斗のヤツはリナ姐さんの鋭い指摘通りに、「思い出のマーメイド」よりも「等身大のるちあ」の方を選んだようで、なんか素直に「よかったな、るちあ」という境地に(笑)
さてさて、二人の恋愛の行く先は。
で、次回はサラの大復讐・・今度は微妙にキャラ絵が可愛いな。


◆セラムン実写第19話「Act.19」3
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(高丸隆)

というわけで今回は、バレンタインデーも近づくある日、うさぎはひかりちゃんという女の子を預かることになるって話。
相変わらずの色ボケまくりのうさぎ・・まあ、これがうさぎのキャラであり、この作品の本筋の部分とはいえ、ちょっとは仕事しろよ!(笑)
とはいえ、うさぎとひかりちゃんを中心にした恋愛ネタはなかなかに面白くはあった。
うさぎ、どう考えても勝ち目がなさそうに見えるなあ(笑)
まこちゃんもいつもながらいい娘で、良い感じ。
で、うさぎ恋愛パートとは別で、シリアスなバトルパートを続けるレイと美奈子。
そろそろ美奈子の意図にも気づき始めたようで、こっちの話も急展開を向かえそうな感じである。
しかし、ヴィーナス弱いな(笑)
それにしても、ネフライトは美奈子の個人サイトをちゃんとチェックしてるってことなんだろうか(笑)
で、次回はうさぎと衛がデート?


◆十二国記第43話「東の海神 西の滄海 三章」3
脚本(藤間晴夜)、絵コンテ・演出(中村賢太郎)、作画監督(小林理)

というわけで今回は、斡由の元を抜けて地下をさ迷う六太って話。
斡由の正体がついに暴露。
しかし、どうも語りだけで話が進むんで、いまいちテンポが悪いな。
で、次回は「東の海神 西の滄海」も終わり。


◆十二国記第44話「東の海神 西の滄海 終章」
脚本(藤間晴夜)、絵コンテ(高岡淳一)、演出(土屋浩幸)、作画監督(津幡佳明、門上洋子)

というわけで今回は、六太は、延王・尚隆と再会するって話。
ついに「東の海神 西の滄海」もクライマックス。
まあしかし、やはり延王・尚隆は格好良いとは思うのだけど、どうも悪役を仕立て上げて持ち上げてる感じで、ちょっと出来レースっぽいんだよな。
あと、原作の駆け足っぽかったので、ちょっと話の深みにも欠けたかな?
今回は、作画は結構良かったと思う。
で、次回は総集編&エピローグ。


◆君望第10話4
脚本(金巻兼一)、絵コンテ(片山一良)、演出(山田弘和)、作画監督(藤沢俊幸)

というわけで今回は、遥は少しづつ記憶が戻り始めるって話。
クライマックスに向けて、ついに迎える破局。
遥の記憶は戻り、茜は激白し、そして水月は壊れる、と。
たったひとつの悲劇が生み出した糸のほつれが、それぞれの明るい未来を閉ざし、今を壊す。
なんつうか、そんな感じが出ていて良いね。
相変わらず孝之は、なんかのらりくらりとしてる気がするけど、その中途半端さ加減がこの悲劇を招いたともいえるからねえ。
それにしても今回はやはり、本音を見えかくれし始め、ついに激白してしまった茜が可愛かったな(笑)
さて、ついにドラマも破局を迎えた訳で、これからどうなるか楽しみである。


◆一騎当千第10話「拾」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ・演出(井硲清高)、作画監督(柴田志朗、枡田邦彰)

というわけで今回は、伯符たちはプールに行くって話。
やはり、どうも三国志ネタにはついていけないもんがある・・未だにキャラの名前が覚えられない(笑)
シリアス展開はそれはそれでいいんだけど、その「三国志ネタ」という圧倒的な壁の前に、まったく感情移入ができないんだよなあ。
運命や宿命とかやるなら、「北斗の拳」や「聖闘士星矢」みたく、もうちっとわかりやすいのでないと、ついていけないわ。
まあ、それは原作に対する不満になるんだろうな・・アニメとしては作画自体はそれほど悪くないけど、やっぱテンポがよくないよな。
コメディ的にも、バトル的にもいまいち盛り上がりがなあ。
1クールしかないせいもあってか、話が散漫で詰め込み過ぎで、コレという中心となる盛り上がりがないからなあ・・う〜む。
で、次回はリョフが大変らしい。


◆プリキュア第3話「イケてる実習生に気をつけろ!」3
脚本(川崎良)、絵コンテ・演出(岩村隆央)、作画監督(川村敏江)

というわけで今回は、学校にイケメン実習生がやって来るって話。
う〜ん、まだまだ状況説明と設定説明に終始していて、まだ右から左へものを動かしてるだけの感じで(ルーチンワーク)、いまいちまだ盛り上がりには欠けるな。
作画自体は2話目よりは良かったけども、川村敏江作監にしては切れもそれほどなく、体育館でのバトルアクション自体も、今までで一番弱めな感じ。
第1話と、OPEDのテンションの高さによって、場自体は盛り上がってるけど、そろそろコレという押し出しがないと辛いかな?
なぜか結構大人気だからなあ・・まあ、気持ちはわからないではないけど(笑)
まあ、かつての「セーラームーン」だって、1クール目はお試し期間な所があったからねえ。
基本的な地固めができて来るまでは、まだまだ様子見かもしれないな・・傑作足り得る片鱗みたいなものはあるからね。
とりあえず、敵に正体も居場所もばれてるってのはめずらしいので、今後の展開にどう絡めて来るのか期待だな。
あと、どうやらほのかのおばあちゃん(野沢雅子)は、どうやらプリキュアの事を知ってるようなので(初代プリキュア?)、その辺の展開も期待である。
で次回は、美術館でバトル。


◆デカレンジャ第1話「ファイヤーボール・ニューカマー」5(85点)
脚本(荒川稔久)、監督(渡辺勝也)

スーパーヒーロータイム!!
というわけで、2004年の戦隊シリーズ「特捜戦隊デカレジャー」
今回は、宇宙警察地球分署に、5人目のデカレンジャーがやって来るって話。
う〜ん、やっぱ戦隊ものの第1話ってのは、非常に派手でパワフルでスピード感がありテンポ良くてキャッチーで・・いいね。
もう、画面の隅から隅まで躍動感に溢れまくり。
ってな感じで、今年のネタは「刑事」で「車」・・車ネタといえばやはり、超傑作コメディ戦隊である「カーレンジャー」を思い出すねえ。
まあ、「動物」「忍者」「恐竜」「車」と、昔使ったネタの焼き直しという意見もあろうが、そもそも子供が好きなものってのはある程度限定されるし、そもそも戦隊ものは数年立ったらガラっと客層が変わってしまうジャンルでもあるから、新鮮さも保たれるからねえ。
ようは、前とは違う見せ方をいかにして行くかだよなあ。
で、前情報から「刑事ネタ」とは聞いてはいたんだけど、まさか「宇宙刑事」だとは思ってませんでした・・しかも地球自体が「宇宙警察」に組み込まれてるとは。
そういう感じもあってか、どこか古めかしい風情が漂っていて、なんだか懐かしい気分に。
でもって、久々のメカメカテイスト溢れまくりで、光線銃は撃ちまくりで、メカは出まくりの、でもって「秘密基地」とかも非常に格好良くて、良い感じでした。
キャラの方も、役者さん達の演技の拙さなどもあって、まだいまいち立ってはいませんが、流石は荒川さんといった感じで、きちっとそれぞれの「キャラ立ち」はされていて、今後のそれぞれのキャラの活躍とかには期待です。
ちゃんとお父さん用に、「お風呂シーン」も入れてるしねえ(笑)
あとOPも良いですが、EDがさらに良く、佐々木功さんの歌をバックに踊りまくりの5人がイカしまくり。
同じく踊ってはいるのに、あまり「面白さ」を感じないブレイドのOPとは大きな違い(笑)
いやはや、今年の戦隊も楽しみです。
で、次回はお約束のロボ合体。


◆ブレイド第4話2
脚本(今井詔二、今井想吉)、特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(鈴村展弘)

飲んだんだ・・。
というわけで今回は、烏丸所長の居場所を知ることになるって話。
あ〜なんて言うか、やっぱ今のライダーシリーズってついていけないものがあるな(笑)
他のライダーシリーズとかもそうなんだけど、思わせ振りなセリフやらシチュエーションで引っ張っていくせいか、全般的にまとまりがなくて「意味不明」で「トンデモ」(笑)
話に整合性がないっていうか、流れが散漫で適当で、一本筋が通ってないよなあ。
キャラクターもみんな情緒不安定で、ずっと怒ってばっかだと思ってたら、いきなり回復するし、みんな精神分裂なのかと思う・・セリフも聞きとりにくいし(笑)
なんか、適当に話やドラマ作ってるような感じが・・「重い」「暗い」「鬱」なものを盛り込めばいいってものでもないからなあ。
新ライダーの一昨目の「クウガ」は、実はそれほど好きではなかったけど、五代君に一条さんは随分「まとも」だったなあ、と思い返してしまった(笑)
なんか、「アギト」以降は井上節が炸裂してしまったためか、どうも「まともでない人」「トンデモな展開」が出るのが売りになってしまった感じがあるからなあ。
まるで、ガンダムにおける「Zガンダム以降」みたいな感じだなあ・・まあ、それがいいんだろうけど。
まあ、突っ込みどころは他にも山ほどあるんだけども、まあネタとしてはそんなに悪くはないとは思うので、あとはキャラや話の「流れ」を上手くまとめていけば、結構イけるんではないかと思う。
で、次回はあまねちゃんがピンチ。


2004年2月12日(木曜日)

◆セラムン(実写)第18話「Act.18」4
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(佐藤健光)

というわけで今回は、正体がばれた美奈子とレイが対立するって話。
教会で神父様が狙われてるから、てっきりボクシーが出てくるかと思った(笑)
それはともかく、今回はうさぎの失恋と、レイ達と美奈子の共闘である。
今までと同じく、対立から和解へのプロセスはなかなか悪くなく、特に妖魔を挟み込んでのマーズとヴィーナスのウィンク・ダブルアタックは熱かった。
ヴィーナス登場時にOPをかけちゃう辺りも反則で、その後の全員での決めポーズも格好良かったしね。
まあ、うさぎ達3人とジェダイト達のバトルはちょっとテンポ悪くて間抜けだったが・・避けろよネフライト(笑)
で、どうやらやはり美奈子は、影武者として行動しているようで、その辺りアニメ版とはまた違った展開で熱い。
しかも、何らかの時間制限付きという燃える設定つき(笑)
今後の美奈子の行く末が楽しみである。
あと衛の方も、幼い頃からの恋人付きというオリジナル設定で、うさぎはますます大ピンチ(笑)
なかなかに、目を離せない展開となってきているな。
で、次回はヴァレンタインデー。


◆ピッチ「雪夜の奇蹟」3
脚本(武上純希)、絵コンテ・演出(松本マサユキ)、作画監督(青野厚司)

というわけで今回は、雪に埋もれた町で、るちあが遭難するって話。
お約束の雪山・・ではなくて、雪に埋もれた町で遭難するるちあが間抜け(笑)
ピッチっぽい馬鹿話でありながらも、一応きちっと恋愛落としはしてあった。
つうか、二人で体で温めあうっってのは、ホントお約束だな・・裸同士でないのが残念(笑)
それにしても、マリアもかってはガイトの愛人っぽい登場をしてたというのに、いまやしっかり四馬鹿の一角をなしてるなあ・・そっちのがいいけど(笑)
で、次回は結構シリアスネタ?


◆ピッチ「二つの想い」3
脚本(高橋ナツコ)、絵コンテ・演出(岡嶋国敏)、作画監督(亀田義明)

というわけで今回は、るちあは、突如積極的な行動を取る海斗にとまどいを覚えるって話。
「イズール、お前ら写真取られたぐらいでびびるようなたまかよ!(笑)」
と、相変わらず脈絡ない強引でトンデモな話の展開が、素敵だ(笑)
とはいえ、今回はシリアス展開となっており、海斗の中の「思い出のマーメイド」と「本当の自分」との間で葛藤するるちあは、非常に少女漫画的でもあり、なかなか良かった。
海斗が「人間である自分(七海るちあ)」のことを好きなのか、それとも「人魚である自分(思い出のマーメイド)」が好きなのかって思い悩むのは当然だもんな。
で、最後はうやむやのうちに「同一人物」であることがわかり、大団円でハッピーでラブラブな展開になったりはするんだろけど、どんな感じで展開していくか、一応楽しみにはしたいと思います(笑)
で、次回は海斗がワイハに。


◆プリキュア第2話「カンベンして!闇に狙われた街」3
脚本(川崎良)、絵コンテ・演出(山吉康夫)、作画監督(高橋任治)

ぶっちゃけ、ありえねえ(笑)
というわけで今回は、プリキュアとなったなぎさとほのかは、再び戦うこととなるって話。
2話としては、まあ妥当な所か。
予想どおりというか、やはり1話の演出作画のテンポの良さとレベルの高さに比べると、数段落ちる感じであった。
今回は、アイテムと味方キャラ・敵キャラの概要説明で、話としてのスピード感にもちょっと欠けたしね。
とはいえ、やはり敵とのバトルはアクションが主体の展開となっており、良いね。
やっぱ「戦闘美少女」というのは、燃えるし萌えるものがあるな。
今後の頑張りに期待したいところである。
あと、「時代は百合(笑)」ってことなんで、黒と白の百合・・もとい友情展開にも期待したいところ(笑)
それにしても、「ザケンナア」「ジャアクキング」「ドツクゾーン」と、ひじょーにわかりやすいネーミングセンスであり、なんだか「エルドランシリーズ」みたいだな(笑)
正直、ネーミングはもうちょっと、凝って欲しかったかもしれない・・子供にわかりやすいのはいいんだが(笑)
「ネフライト」「クインネヘレニア」「妖魔」「幻の銀水晶」「ダークキングダム」「シルバーミレニアム」と・・「セーラームーン」のネーミングセンスは、やっぱ良かったんだなあ。
で、どうやらあのカードはサブキャラ召喚ともなっており、そういうポケモン的な売り方もしていく感じのようである。
ちょっと「たまごっち」も入ってるか・・女玩も大変だな(笑)
でも、スレイブ(手下)として戦わすってのは、ないのかな?
で、次回はイケメン実習生にメロリンキュウ。
次回予告は、二人の掛け合いがかなり面白くていいな・・本編にも早くこの感じの掛け合いが欲しいところ。


◆ブレイド第3話4
脚本(今井詔二)、特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(鈴村展弘)

というわけで今回は、烏丸所長とコンタクトした剣崎達は、アンデッドとボードの秘密を知るって話。
何というか・・今までのライダー・・クウガ、アギト、龍騎、555のネタの総括的というか、絶対「エヴァンゲリオン」入ってるよね(笑)
まあそれはともかくとして、わかってるネタをまとめてみるか。
・・一万年前、五十三種の生物のアンデッド、不死の個体との種の生き残りをかけた戦いから始まり、そして人間はその戦いに勝ち、他のアンデッドを封印した。
だが三年前、その封印は烏丸所長たち人類基盤史研究所・ボードによって解かれて、自分たちとは間違った進化を遂げた人類を排除するべく、アンデッドは人間を襲い始めた。
それに対抗するために、ボードはライダーシステムを作り、最初のシステムとしてギャレンが開発され、次にブレイドを作り、適格者を探した。
そして、橘は急遽作られたギャレンで戦うことで肉体に負担がかかり、ボードへの反乱を企てる。
こんな感じか・・つうかいきなり「ネルフ、誕生」(笑)
五十三種っつうことは、やはりトランプと同じく五十三枚に対応しており(4クールにも対応w)、でもってキング、クイーン、ジャック、エース、ジョーカーとかの対応もあるのかな?
ダブルジョーカーってのは、もう一枚のジョーカー(ライダーのこと?)もありってことか・・その辺りも謎の鍵になるってことだろうな・・ほほう。
とまあこのシリーズ特有の、ミステリタッチの謎や秘密展開で進めており、お約束ではあるが、展開がべらぼーに早いこともあり、なかなか面白くはある。
でもこのシリーズ、その場しのぎのノリだけの「ネタ出し」だけで進めていることが結構あるから、最後伏線とか設定とかまとめきれないで投げっぱなしや、矛盾しまくりで終わること多いみたいだからなあ・・ちゃんとまとめきれるのかな?・・無理想だ(笑)
「視聴者が毎回食いつくように、ネタやアイデアを入れまくってたら、気づいたら大変なことになってたんだよお!」
とかになりそうな予感(笑)
作品として全体がまとまってなくても、そーいうのは「疾走感」があるから、それはそれで見てるときは面白くはあるとは思うけどね。
エヴァがそうだったもんなあ。
それにしても、やはり「オンドゥル語(笑)」(ブレイドも変な受け方してるよなあ)ではないが、キャラが何言ってるのかホンキでわからない時があるな(笑)・・今回は「悪人」のとこが特に。
キャラの見た目の区別もつきにくいしなあ。
まあ特撮ものは、役者さんの成長を見守るのも視聴者の務めではあるので、その辺りは我慢だな・・頑張れ(笑)
あと、雪の中でのバトルやらは頑張ってたり、主人公が「人を守るために」戦ってたり、その辺りは良いと思うです。
で次回は、永遠の命の謎・・テロメア解明ですか!?


◆バナップ第1話「ウォーリアーズ、暁に出撃す!!」3(45点)
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(林宏樹)、演出(羽生尚靖)、作画監督(箕輪悟)

とういわけで、なんか実は3作目だか、4作目だかになるらしい「バーンナップ・スクランブル」
スタッフは、原作・アニメ制作は・AIC、シリーズ構成は植竹須美男、キャラクターデザインは村田俊治、監督は林宏樹、といった感じ。
で、今回は来るべき近未来、激化する凶悪犯罪に対抗するため、警察は対特殊犯罪チーム、ウォーリアーズを結成するって話。
いやあ、すごいね・・タイムスリップしたかと思っちゃった・・センス古すぎ(笑)
もう手垢がつきまくったネタに、古臭い設定にキャラ、まさしくB級・・これぞ、AIC(笑)
こういう、かつて80年代を席巻した「美少女とメカ」以外に「+α」がまったくない企画に金が出たりする辺り、まだまだアニメバブルは終わってないなあって感じだよね。
もちっと、ひねれよ(笑)
とはいえ、個人的にはこういうネタは嫌いではないのだが、致命的なのはやはり、演出作画のテンポの悪さだなあ。
もう、まるで泥の沼でも泳いでいるかのように、テンポが悪い。
こーいうネタでも、80年代OVAの頃なんかは、圧倒的な演出と作画で傑作へと持って行ったりしてたからねえ。
林宏樹って、それほど悪い監督ではないとは思うんだけど、やっぱなんだかんだと金がかかってないせいかな?
つうか、1話がこれだと、今後は期待できそうにないかもなあ・・とほほ。
で、次回はマッドガンダー。


◆バナップ第2話「倒せ!!強奪車両マッドガンダー!!」
脚本(植竹須美男)、絵コンテ・演出(飯村正之)、作画監督(一川孝久)

というわけで今回は、ATM強奪犯と戦うウォリアーズって話。
1話より、ちょっとテンポよくなってるじゃん。
なんか、このたまらない程のB級臭さが、なんか良くなってきた(笑)
もうベタベタな展開に、ベタベタなキャラにシチュエーション。
お約束のパンチラにエロに、ベタなラブコメ・・ひねりまったくなしの直球勝負。
いいね。
正直、もうちっと演出作画に気合が欲しいとは思うけど、意外にアクション頑張ってるしねえ。
うむ、ちょっと楽しみなって来た。
それにしても、「例のアレ」って使ったのか?
で、次回はテーマパークで大変・・次回予告、おもろいな。
これがもっと、演出作画的に生かしてくれればなあ・・ってそれにしても、サブタイトルは、ホントにベタベタなサブタイだな・・スパロボみたい(笑)
あと、EDがワタナベシンイチ絵コンテで、結構エロエロでテンポ良くなってるな。


◆バナップ第3話「ウォーリアーズ爆死五秒前!!」3
脚本(植竹須美男)、絵コンテ・演出(谷田部勝義)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、3人目のウォーリアーズ・リリカ(能登麻美子)と共に、ビル爆破を阻止するって話。
「例のアレ」って、3人目のリリカのことだったのか、前回じゃ全然わからなかったな(笑)
で、ついにや3人目のウォーリアーズ・リリカが登場。
見た目とのギャップのある、意外や意外の天然ボケボケドジっ娘ぶりがなかなかに良く、3人娘のドタバラ漫才ぶりはなかなかに笑えた。
というか、もうベタベタ過ぎる繰り返しギャグ(おばはん襲来)とか古臭さ満載で、個人的にはこのお約束の「ベタ」ぶりが結構ツボで、気に入ってます(笑)
でも、やはり致命的なのはテンポの悪い演出と、レベルの低めの作画だなあ。
話のバランスやテンポとしては、メゾよりも悪くないとは思うんだけど、やっぱコメディのテンポや、アクションのキレがないからねえ・・まあ、仕方なしか。
金かかってなさそうだもんな。
で、次回は、激走!大東京!!・・次回予告、やっぱおもろいなあ。


◆バナップ第4話「激走!!大東京七万q!!」3
脚本(植竹須美男)、絵コンテ(石平信司)、演出(上野史博)、演出助手(信田ユウ)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、連続空き巣事件を追うウォーリアーズって話。
こういったネタで、演出作画が悪くてちょっとアレなのって、「逮捕しちゃうぞ」を思い出すなあ。
まあそれはともかく、植竹須美男の脚本は徹底してB級色を醸し出していて、きちんとこの作品のカラーを作り上げていて良いね・・愛を感じる、楽しんで脚本書いてそう(笑)
ある「犯罪事件」を起点として、あとはキャラクターの勢いあるドタバタと漫才できちっとまとめあげてるからねえ・・主に利緒の馬鹿ぶりで(笑)
演出作画も、適度に手抜き臭くて適当っぽい辺りも、B級臭さに拍車をかけてるからなあ・・悪い意味で(笑)
とはいえ、この適当なドタバタぶりは、結構やっぱり好きだ。
で次回は、お酒ネタ・・っていうか、このどこか往年の「バラエティCD臭い」テイストのある次回予告はいいなあ・・楽しみだ、マジで(笑)


◆メゾ第1話「恋の殻」4(75点)
脚本・絵コンテ・演出・作画監督(梅津秦臣)、演出(草川啓造)

というわけで、その独特なキャラクターデザインによりファンも多い梅津秦臣が監督作画による「MEZZO」
スタッフは、原作・監督・キャラクターデザインは梅津秦臣、シリーズ構成は吉岡たかを、スーパーバイザーはDr.PICHI、メカニックデザインは翔丸、アニメ制作はARMS、といった構成。
で、今回は、ある女性の依頼で、浅野という青年を追う海空来(小谷朋子)達って話。
バナップ第1話を見た後だから、余計に映えるな(笑)
もう、非常にテンポ良いアップテンポなアバン&OPが素晴らしく、これぞB級アクションアニメといった感じ。
全編、作画と美術のレベルも高くて、キャラの表情やアクションも凝っていて良い。
とはいえ、作画や美術レベルが高いせいもあるが、どうも「止め絵」で引いたりする演出的にテンポの悪目な所もあり、特に脚本自体も梅津監督自らのせいもあってか、どうもバランスが悪く、散漫な感じだった。
依頼人が「幽霊」ってネタも、結構すぐにわかっちゃったし、浅野が15年も引きずるような「恋」だったとは思えないってのもあるしねえ。
一番「面白さ」を感じたのは、アバンとOPだったもんな。
その辺り、今後の話や演出のバランスに期待したい所である・・シリーズ構成は吉岡たおをだしねえ・・この頃、ちょっとレベルが落ちてる気もするんだけども。
で、アクション以外にでの期待と言えば、やはり広川太一郎らによる「アドリブ合戦」であろう。
ちょっと饒舌すぎて、アニメとしては違和感があるのも確かだが、やはり久々の広川さんのアドリブ合戦が聞けるのは楽しみである。
で、次回はエイリアン襲来?


◆メゾ第2話「星の殻」3
脚本(梅津秦臣)、絵コンテ(大畑晃一、梅津秦臣)、演出(ふくもとかん)、作画監督(武藤技闇、嶋田俊彦、YangKmangseocK)

なんか、唐突な始まり方だな・・、録画失敗したかと思ったよ。
というわけで今回は、気象予報士の愛子(能登麻美子)から、男を探す依頼を受ける空来達って話。
う〜ん、やっぱなんつうか話が微妙だなあ。
テンポが悪いっつうか、バランスが悪いっつうか、唐突つうか、非常にちぐはぐ。
愛子とレインの関係も描き込めてないからラストに緊張感もないし、人探しなのにいきなり場所分かってるし、宇宙人うんぬんも唐突すぎてなんだか。
「アクション」のためだけに、シチュエーションだけつなげて適当に話作ってるようにしか思えない。
別に、「幽霊」とか「宇宙人」とか何でもありな展開はいいんだけど、この話の適当ぶりはなんとかならないものか。
キャラクターやアクションや設定や作画は良いんだけども・・っていうか、梅津さんずっと脚本書くつもりなんだろうか?
そもそも、脚本書くことと、演出作画をすることはまた別物だから、専門職に任せた方が・・いいんでないかと・・。
で次回は、ゴースト、エイリアンと来たら、次は何かな?


◆メゾ第3話「恐の殻」2
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ・演出(近藤隆史)、作画監督(しまだひであき)、メカ作監(岡戸治外)

というわけで今回は、謎のケースの輸送を依頼される海空来達って話。
流石は3話目の法則って感じで、いきなりの作画・美術の総崩れぶり。
話としては吉岡たかをやっとで登場って感じで、B級アクションテイストばりばりのテンポ良いバランス良い作りになってはいたんだけども、「売り」であるはずのアクションがテンポ悪すぎて駄目駄目。
世の中、なかなか上手くいかないもんだねえ。
で、次回は嘘の殻。


◆メゾ第4話「嘘の殻 EPISODE POSI」3
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(大畑晃一)、演出(新田義方)、作画監督(柳瀬雄之)

というわけで今回は、原田達はある奥様の素行調査をするって話。
1、2話に比べると、3、4話はやはり話のテンポやバランスとしてよくはなってるな・・まあ、これといった売りはないけども。
それよりもやはり問題なのは、1、2話に比べるとガクンと落ちてる演出作画レベルであろうな。
基本的に、海外B級アクションドラマ風味があるわけで、アクションこそが「売り」であろうこのアニメで、アクションそのものに切れやテンポが全然ないのは不味いわな。
これでは、バナップとたいして変わらない(笑)
まあそれはともかく、幽霊、宇宙人、ウィルス、アンドロイド、と本当になんでもありだな・・でも、そーいうのは結構好きである。
で、次回は今回謎だった、海空来の裏話である。


◆メゾ第5話「嘘の殻 EPISODE NEGA」4
脚本(吉岡たかを)、絵コンテ(大畑晃一)、演出(新田義方)、作画監督(小原充)

というわけで今回は、海空来はかつての友達と再会するって話。
前回がポジ(陽)で、今回がネガ(陰)・・といった感じで、今回は前回の裏話であり、海空来の過去話でもあり、構成的にはなんかクロスオーバーするゲーム的でもあり、なかなか面白かった。
話としても、かなりまともになって来ている感じ。
で、どうやら今回は前作の18禁のOVAの話を絡めた展開のようで、まあOVAのファンのためのサービスって感じなのであろうな。
まあ、前作を知らないと「全然わからない」って程でもなさそうだから、個人的にはこのぐらいなら、まあ良し。
今後の、「姉妹」どうのこうのの絡み方によるけどねえ。
つうか、OVAの方が出来が良さそうだから、機会があったら見てみたいかも(笑)
あと、作画自体はレベルとテンポの悪い所もあったが、まともな所もあり、まあまあといった感じだったな。
で、次回は原田の過去に迫る?


◆まぶらほ「はまっちゃった……」2
脚本(白根秀樹)、絵コンテ・演出(柳伸亮)、総作画監督(藤井昌宏)、作画監督(大河原晴男)

というわけで今回は、和樹は謎の女性に、ずっと幽霊であることを誘われるって話。
相変わらず、メリハリがないというか、何がしたいのかよくわからない話の展開である。
まあ、紫乃の紹介話なんだろけど、演出作画のテンポが悪すぎて、全然面白さへ昇華されてないよなあ。
っていうか、紫乃って鷹森淑乃なんだ!・・ナディアではお世話になりました!!(笑)
それにしても、和樹ってば自業自得で幽霊になったっていうのに、女々しいよなあ、ホント。
で、次回はのぼっちゃった。


◆十二国第42話「東の海神 西の滄海 二章」3
脚本(曾川昇)、絵コンテ(斎藤哲人、佐藤真二)、演出(わたなべじゅんいち)、作画監督(村上直紀、内田シンヤ)

というわけで今回は、捕らえられた六太を盾にする斡由って話。
これって、原作読んでないと、細かい単語の意味とかさっぱりわからないなあ。
読んでても、よくわからないけど(笑)
それにしても、延王・尚隆はやっぱ格好良いね・・豪放磊落って感じ。
ロードス島の、カシュー王を思い出す。
あと、今回はちょっと演出作画が微妙で、セリフだけで話が進んで行くので、テンポがいまいちだったな。


◆マリみて第6話「ロサ・カニーナ」2
脚本(真部千晶)、絵コンテ・演出(筑紫大介)、作画監督(清水貴子)

というわけで今回は、山百合会の選挙に、ロサ・カニーナと呼ばれる2年生・蟹名静(りの)が出馬するって話。
紅薔薇、黄薔薇と続き、白薔薇ファミリーのお話・・これでキャラ紹介も終わりか?
しかし・・う〜ん、やっぱ展開が早いなあ。
どうも話がダイジェストのように展開していて、いまいち物語やドラマに深みが足りない。
白薔薇様の気を引くためだけに選挙に出馬したロサ・カニーナである蟹名静さまも、原作ではもっと魅力的なキャラであるはずなのに、全然魅力的に見えないしねえ。
これは多分、薔薇様達卒業の後も描いていくつもりなんだろうな・・仕方なしか。
演出作画も、ちっとレベルが低くて、テンポも悪目だったしなあ。
これは原作既読者からすると、 アニメ版は原作入門のための間口と割り切って考えた方がいいかもね。
まあ、後半に期待できないこともないけども。
で、次回は時期にも合わせたのか、ヴァレンタインネタ・・っていうか、正月ネタやらないのか・・しょぼん。
しかし、なぜに大阪弁・・ちょっと、次回予告が浮いてるなあ(苦笑)


2004年2月6日(金曜日)

◆ダカーポ第25話「壊れゆく心」5
脚本(池田眞美子)、絵コンテ(林明美)、演出(我信治)、総作画監督(田頭しのぶ)、作画監督(丸山隆、下谷智之)

というわけで今回は、音夢は再び桜の呪いにかかり、記憶を失い始めるって話。
危機迫る、息の詰まるような緊迫した展開。
演出作画的にも、この緊迫感あふれる状況を後押ししていて、非常に面白かった。
このアニメ、基本的に演出作画レベルは高かったからね。
「君が望む永遠」と同じく、純一を中心とした音夢とさくらの対立軸という構成がメインだけもあってか、なかなかな鬱展開で、迫力満点。
咳をするたびに口から桜の花びらが漏れ出すってのは、なかなかに猟奇的だよな。
しかも、記憶を失くしての錯乱状態というおまけ付き。
流石はエロゲー・・ネタとしての重みとインパクトは抜群だな。
さて、次回はダカーポも最終回・・さて、どのように落としてくれるか楽しみである。


◆セラムン第13話「Act.13」4
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(舞原賢三)

というわけで今回は、シンという青年と出会ううさぎと衛って話。
ダークキングダムル四天王が最後の一人、クンツァイト登場。
アニメ版などとは違い、独自なオリジナル設定漂うクンツァイトネタ。
やっぱり、ゾイサイトとラブラブとかのネタはないのだな(笑)
とはいえ、クンツァイトはなかなかに格好良く、お約束の因縁ネタも絡めての今後は期待である。

で、次回は亜美がうさぎを救うために戦うって話。


◆セラムン第14話「Act.14」3
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(舞原賢三)

というわけで今回は、妖魔になろうとするうさぎを助けようとする四人って話。
やっとこで、新年一発目のセーラームーン。
どうやら、本編内の時間軸と番組内の時間軸は一応一緒のようで、ちょっと時間遅れの正月ネタ。
で、今回はクンツァイトとの力によって妖魔化するうさぎを救おうと奔走する四人って話なわけだが、2クール目ってこともあっての新たなる敵の緊張感と、そして初っ端のうさぎを中心にまとまっていく仲間たちって描写はなにげに良かったな。
うさぎという「光」によって照らし出された者達・・その一番手でもある亜美が今回の主役。
微妙にやり過ぎ感もあり、相変わらず画面的にはつたなさが漂いまくってはいたが、亜美ちゃんの真剣さ自体は伝わったので、まあ良しとしよう(笑)
それにしても、ああいう友達感漂う女の子たちの仲間描写はやはり、なかなかほのぼのして良いね。
で、次回はうさぎと衛再びって話。


◆セラムン(実写)第15話「Act.15」4
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(鈴村展弘)

というわけで今回は、愛野美奈子の宝石が盗まれ、うさぎと衛は偶然会った窃盗団を追うって話。
うさぎ側、亜美側で、両方で進むドラマな今回。
まずはうさぎと衛がさらに急接近って感じで、間抜けすぎる窃盗団やら、ちょっと寒いコメディやらはちょっとアレではあったのだが、なかなか面白かった。
おせっかいなるちゃんの出番も多かったしね・・それにしても元基兄さんが、単なる「亀オタ」になってるのは、ちょっと悲しい(笑)
で、どうやら美奈子たちの真意は「時間稼ぎ」にあるようで、その辺りどうなることやら。でもって、亜美側パートでは、前回による亜美となるちゃんの確執が次回まで引くようで、なかなかに上手い。
みんなとのことが「日常」になり始めてる亜美たちや、微妙に距離感のあるうさぎとの立ち位置がなかなかに上手くて良いんだよな。
で、次回は気になるる引きで・・亜美ちゃんとなるの確執、解決編?


◆セラムン(実写)17話「Act.17」4
脚本(小林靖子)、特撮監督(佛田洋)、監督(佐藤健光)

いつになく、長いアバンだなあ。
というわけで今回は、教会に母の命日を訪れたレイは、美奈子と出会うって話。
戦いそっちのけで色ボケまくるうさぎの裏で、ついに邂逅するレイと美奈子。
「戦士側」のキャラである二人の出会いでもあり、なかなかに緊張感もはらんでいて、バトルもそこそこに派手でなかなかに面白かった・・ヴィーナス、結構弱かったけど(笑)
アニメ版からすると、レイと美奈子ってのは意外なカップリングではあるのだが、実写版のキャラだとなかなかに良いドラマをはらんでおり、次回の展開が期待である。
でもって、美奈子ことセーラーヴィーナスの変身シーンも初披露。
アニメ版でもうさぎの次に派手であったこともあり、やはり流石に特別な印象・・「かき上げる髪」の描写があったのはナイスだね(笑)
しかし、決めセリフはやはり「愛の天罰ふらさせていただきま」ではなくて、「〜に代わっておしおきよ」パターンなのな・・残念。
で、レイと美奈子の熱い邂逅の裏で色ボケまくるうさぎ。
こっちはこっちで「恋に悩む女の子」展開をしていて、なかなか良いとは思うのだが、戦いそっちのけで色ボケまくるうさぎはどーかと。
うさぎのそーいうとこ、実は昔から・・ちょっと嫌いだった(笑)
とはいえ・・うさぎと衛の彼女は、「中学生の小娘と大人の女性」といった感じの対比ができてて、うさぎに勝ち目がなさそうで・・いいね(笑)
あと、クイーンメタリア覚醒を前にして、ジェダイトも復活。
クイーンメタリアに「様」がついてないあたりで、そーいう「存在」って感じが出ていて良いな。
クンツァイトも、ベリルに全然興味がなさそな辺りもナイス。
悪側のドラマも期待である。
で、次回は次回はセーラーチームがついに集結。
半年・・ってまた濃そうなオリジナル設定が(笑)


◆フィギュア17第6話「守りたいものはありますか」3
脚本(米村正二)、絵コンテ(村田和也)、演出(村田和也、深沢幸司)、作画監督(沢田正人、斎藤英子、藤澤俊幸、佐藤陵)

というわけで今回は、二学期が始まり、ヒカルは学級委員に推薦されるって話。
ついに六体目のマギュア撃破、でもって前半戦終了。
地味だ・・やっぱり、恐ろしいくらいに地味すぎる(笑)
今までのマギュアのデータを得た、前半戦終了の最強マギュアかと思いきや、超絶地味な固定型(笑)
アクション自体はよく動いてるとは思うのだが、固定型のせいか、やっぱり地味さ大爆発。
相変わらず、ひかる達との日常とも掛け離れまくってるせいか、危機感もやっぱり足りなめ。
ってな感じで、「日常は日常」、「非日常は非日常」と真っ二つに別れての、前半戦修了。
「日常と非日常の交錯」は、多分後半戦の目玉になってると思うので、後半戦に・・期待・・、多分。
つうか・・マギュアの話がなくても、話作れるよな、これ(笑)
で、次回はつばさとヒカルに、別れのときが迫るって話。


◆ピッチ「オトナの恋」3
脚本(神戸一彦)、絵コンテ・演出(菊地一仁)、作画監督(梶浦紳一郎)

というわけで今回は、ニコラさんが真木さんからプロポーズを受けるって話。
ピッチにしてはまともは話で、ピッチの(一応の)テ−マでもある「人魚の恋」というよりも、「大人の恋」の方がメインであった。
ニコラさん的には、「人間と人魚」であることよりも、真木さんの心がまだ前の奥さんにあることの方に問題があるようだしね。
それにしても、ニコラさんのため&保身のためとはいえ、るちあ達はやり過ぎかも(笑)
そういや、ニコラさんのことをるちあは「お姉ちゃん」と呼んでいるが、あれって確か人間世界での偽りの関係で、本当は姉妹じゃなかったよな。
その辺り、勘違いしそうな感じである。
あと、ダークラバーズますます扱いがぞんざいになっていくな・・いいね(笑)
で、次回はヒッポとユーリの話・・なんか妙に演出作画のテンション高そうだな。


◆ピッチ「涙の行方」3
脚本(中瀬理香)、絵コンテ(藤森カズマ)、演出(石倉賢一)、作画監督(飯飼一幸)

というわけで今回は、ヒッポとユーリは駆け落ちをしようとするって話。
前回と同じく脇キャラの恋愛がテーマな今回。
前回はニコラと真木さんが、「真木さんの亡き奥さんへの想い」が障害となっていたが、今回のヒッポとユーリの障害は「それぞれの立場の違い」という、よりこの作品のテーマに近いネタとなっていただけあって、話的にはなかなかに悪くなかった。
多分この二人の恋模様も、るちあと海斗と同じく、クライマックの重要なファクターとなるだろうな・・楽しみにしておこう。
で、話的には悪くはなかったのだが、どうも作画的にいまいちだったせいか、盛り上がりに欠けたのは残念・・もうちょっとレベルの高い演出作画で見たかったところである。
微妙にテンション高いとこもあったんだけどね。
あと、今回は久々の4人勢揃いのぴちぴちライブ・・ではあったのだが。
こっちも久々のオリジナル作画によるライブはあんまりで、残念。
微妙にエロいマリアのやられ方は良かったが(笑)
で、次回は太郎ちゃんの恋の話。
なんか、恋愛ネタばっかりだな・・流石は「愛」がテーマな作品だけはある(笑)


◆ピッチ「妖かしの歌」3
脚本(吉村元希)、絵コンテ(奥田誠治)、演出(高橋滋春)、作画監督(徳倉栄一)

というわけで今回は、るちあ達を狙う、タチウオ三兄弟って話。
三兄弟じゃねえじゃん!・・と、相変わらずアホアホパワーが全開の話で、タチウオ三兄弟とるちあ達のお馬鹿なコントはなかかなに楽しかった。
で、まあ今回の本筋はそっちではなく、タチウオ三兄弟とはまったく関係ない、太郎ちゃんとサラのお話。
前々回から恋愛ネタばかりであるが、今回のは「想いのすれ違いによる愛憎」といった感じで、これもヒッポとユーリのネタと同じくクライマックへともってくるであろうネタで、まあ一応楽しみ・・波音の負けっぷりが(笑)
で、次回は雪山でお約束の遭難です。


◆まぶらほ「あけちゃった……」3
脚本(佐藤勝一)、絵コンテ(長井龍雪)、演出(米田光宏)、作画監督(伊藤良明)、総作画監督(新田靖成)

というわけで今回は、夕菜は父親から送られた小瓶を間違って開けてしまい、もう一人の夕菜が現れるって話。
いつもながらのドタバタに、今後の夕菜の伏線となる展開ではあったが、やはりどうにも面白さが前面に出てこれてない感じである。
なんつうか、全体的に軽いんだよなあ。
まあそれはともかく、どうやら夕菜の体に異変って感じで、次回に続くようである。


◆まぶらほ「きえちゃった……」3
脚本(滝晃一)、絵コンテ(木村真一郎)、演出(伊藤真朱)、作画監督(大木良一)、総作画監督(藤井昌宏)

というわけで今回は、夕菜がレトロマジックウィルスに侵されて死にかけるって話。
前半戦のクラマックス・・ついに魔法を使い切る和樹。
なのではあるが。いまいち盛り上がりに欠けるな。
先を知ってるのもあるのだが、やはりいまいちキャラの魅力が足りなかったり(特に凜)、夕菜達が和樹をなぜそれほど好きなのかわからなかったり、和樹の魔法の使い方に緊迫感がなかったり、といった感じの「薄さ」のために、どうもクライマックスでも盛り上がらないんだよな。
これは原作の時から指摘されてる欠点でもあるのだから、仕方がないといえば仕方がないのだが。
まあ原作の方が面白くなって来るのは、この1巻「にんげんの巻」以降の、作者の歪んだ濃い「味付け」やら、「キシャー」な夕菜やらにあるから、一応今後の展開に期待かな?・・無理そうな感じではあるが(笑)
で、次回は幽霊となった和樹は、って話。


◆マリみて第1話「波乱の姉妹宣言(la declaration troublante)」4(70点)
脚本(吉田玲子)、絵コンテ・演出(ユキヒロマツシタ)、作画監督(松島晃)

ごきげんよう。
というわけで、確か2002年の初頭ぐらいからネットを中心に徐々にブレイクし始め、ただ今ヒット街道まっしぐらな、2004年オタクシーンを引っ張るかもしれない(他にネタないしね)「マリみて」こと今野緒雪の「マリア様がみてる」がついにアニメ化。
スタッフは、アニメ制作にスタジオ・ディーン、脚本監修に今野緒雪、キャラクター原案にひびき玲音、シリーズ構成に吉田玲子、キャラクターデザインに松島晃、監督にユキシロマツシタといった構成。
というわけで今回は、お嬢様ばかりが通うリリアン女学園の1年生福沢祐巳(植田佳奈)は、突然「紅薔薇のつぼみ」である小笠原祥子(伊藤美紀)から、姉妹宣言されるって話。
原作の、ファーストインプレッションのイメージを表現した「お耽美」な雰囲気が良く出ていて、原作既読者的にはなかなかに好印象。
作画的にもレベルが高く、後は今後のふんばりに期待したいところ。
でも、アバンタイトルに姉妹宣言のとこを持ってきた凝った展開やら、「専門用語(笑)」飛び交うセリフにより、この世界の初めての視聴者には結構わかりにくくて、きつそうな感じであった。
活字媒体だと、「紅薔薇のつぼみの妹」とかにはちゃんと「ロサ・キネンシス・アン・ブトゥン・フティ・スール」とルビが振られたりして意味は通るのだが、実際にそれを「言葉」として発音すると、わけがわからない(笑)
無論、設定などの補足説明はあったけど、あれだけだとやはりわかづらいな。
「星界の紋章」とか「十二国記」とかもそうなのだが、「文字」という活字媒体ならではの独特の表現世界観をもつ小説を、アニメにするのは難しいな。
まあシリーズ構成は、最近だと「スクラップド・プリンセス」「カレイドスター」「ボンバーマンジェッターズ」などの「物語」としての評価の高いものを次々と発表している、「テクニカルファイター」吉田玲子なんで、期待はしてます。
で、「マリみて」の良さは、その「ソフト百合」という、「異世界(ファンタジー)」としての女子校を描いたことにもあるわけだけども、真の価値は女性作家ならではの多彩なキャラ心理描写であったり、意外に日常感溢れる出来のいい「学園もの」だったりするとこだと思ってるので、その辺りがアニメでどのように表現されるか気になるとこです。
それにしても、「マリア様の心」って初めて聞いて、嬉しかったですな・・こういうのは流石アニメならでは。
で、次回は祐巳と祥子の勝負。


◆マリみて第2話「胸騒ぎの連弾(Un duo inattendu)」3
脚本(吉田玲子)、絵コンテ・演出(夏月洸)、作画監督(秋山由樹子)

というわけで今回は、祐巳は祥子さまとシンデレラの劇の練習に参加することになるって話。
う〜ん、原作読んだの随分前なんで、細かい内容結構忘れてるな・・まあ、初めてっぽくてそれもいいか(笑)
で今回は、初っ端ではわかりにくかったそれぞれのキャラが見えて来た感じであるのだが、「キャラ紹介」という意味合いが強く、コレといった面白みはない感じであった。
まあ、小説ものの1巻を分断して話を進めているのだから、毎回面白みを見せて作るのは、無理があるもんな。
とはいえ、原作を準拠した展開であり、背景にしろキャラの表情や仕草にしろ、細かい描写の数々はきちっと描かれており、なかなか良い。
いまいちキャラ絵がなかったりする桂さんとかの御尊顔が拝めたりするとこは、ポイント高し・・桂さん、結構可愛かったんだな(笑)
それにしても、黄薔薇さま・・やっぱり影が薄い(笑)
で、今回の話のキモは、憧れだからこそちゃんと「選ばれなかった」ことが祐巳の苦悩であり、悲しみであったりする訳だが、まあよくわかる心理である。
で、次回はそんな祐巳がシンデレラの予行演習に出るって話。


◆マリみて第3話「月とロザリオ(la lune et le chapelet)」3
脚本(吉田玲子)、絵コンテ(古橋一浩)、演出(吉田俊司)、作画監督(森本浩文)

というわけで今回は、花寺高校の生徒会長がやって来て、劇の練習をすることになるって話。
う〜ん、よくまとまってはいるけど、ちょびっと展開が早過ぎかなあ。
正直、原作の方は結構おぼえてないんだけど、アレでは祐巳が祥子からロザリオを受け取るにしては動機づけが甘すぎる気がする。
やはり、シンデレラの本番の舞台前後の描き込みがあった方が、唐突感は少なかったかな。
損得なしでの、それぞれの「想い」が重なってのロザリオ授与ってのは出てたから、あともう一押しの描写が欲しかったところ。
マリみての「売り」のひとつは、少女達の微妙な心の機微にあるわけだから、そーいう部分をすっ飛ばしてしまうと魅力が半減するからね。
作画自体は結構良くて、徹底して描かれている背景やキャラの表情やらは良かったんだが、ちょっと、先行き不安な感じではある。
スカートのプリーツは乱さないように、白いセーラーカラーは翻さないように、ゆっくりと歩いて行って欲しいところ(笑)
それにしても、原作でも好きなキャラである白薔薇さまこと聖様は、もう祐巳にベタベタしまくってて・・いいね(笑)
で、次回は黄薔薇革命・・世界を革命する力を!(笑)


◆マリみて第4話「黄薔薇革命(la Revolution deg roseg jaunes)」3
脚本(吉村元希)、絵コンテ(斉藤哲人)、演出(平向智子)、作画監督(波風立流)

いきなり女子の懐に手を入れますか・・流石は黄薔薇さま、漢だ(笑)
というわけで今回は、ベストスールである令さまと由乃さんが、破局するって話。
原作を読んでると、由乃さん・・猫をかぶってるとしか思えない(笑)
それはともかく、紅薔薇組に続き今回からは黄薔薇組の話。
出来立てほやほやの姉妹である祥子さまと祐巳とは違い、令さまと由乃さんは熟年カップル。
その破綻のない熟年ぶりからのカタストロフが今回のネタであり、でもってその見た目とは違う二人のキャラの掘り下げも今回の主題だね。
まあ、その辺り・・特に由乃さんの変貌ぶりに期待したい所である。
それにししても、原作ではいまいち地味目になってしまう桂さんとか蔦子さん、新聞部の二人など、サブキャラのビジュアルなどがきちっと見れるのはやはり良いね。
平凡な一学生である桂さん、結構可愛いよな(笑)
で次回は、戦う乙女たち・・つうか、次回予告の祥子さまは飛ばしてるなあ(笑)


◆マリみて第5話「戦う乙女たち(les jeunes filles conbattontes))」4
脚本(吉村元希)、絵コンテ(ユキヒロマツシタ)、演出(則座誠)、作画監督(辻美也子)

というわけで今回は、令と由乃さんが姉妹の関係を解消してしまい、他の生徒も姉妹の関係を解消し始めるって話。
第1巻は3話構成ではあったのにどうも駆け足な感じがしたのだが、第2巻の「黄色薔薇革命」は、2話でも上手くバランスが取れており、なかなか上手くまとめていた感じである。
ちょっと淡々としすぎてる感じはあるが、令と由乃さんの微妙な関係がきちっと描けていた。
令と由乃さんと対比する感じでの、初々しい祐巳と祥子さまのラブラブっぷりも良くて、特にラストの、「・・お姉様!」「はい」の一枚絵は萌え萌え(笑)
祐巳の特技(笑)である「百面相」も、今回は存分に発揮されており、今後も祐巳の百面相には期待をしたい。
あと、相変わらずのセクハラオヤジぶりを発揮する聖さまは、素敵すぎます(笑)
それにしても、原作でもそうではあるのだが、黄薔薇さまの「妊娠」ネタはやはちょっと予断臭かったな・・まあまあ上手く絡めてはいたけど。
で次回は、早くもロサ・カニーナ・・「いばらの森」は後回しかな?


◆ふたりはプリキュア第1話「私たちが変身!?ありえない!」5(85点)
脚本(川崎良)、絵コンテ・演出(伊藤尚往)、作画監督(為我井克美)

というわけで、「あしたのナージャ」の後番である、東映久々の「変身美少女戦士もの」である「ふたりのプリキュア」
スタッフは、アニメ制作は東映アニメーション、原作は東堂いづみ、監督は西尾大介、シリーズ構成は川崎良、キャラクターデザインは稲上晃、といった構成。
というわけで今回は、美墨なぎさ(本名陽子)と雪城ほのか(ゆかな)は、突然現れたメップル(関智一)とミップル(矢島晶子)の力で、光の使者プリキュアとなるって話。
あ〜、うん、おもしろかった・・ガキ向けアニメとしては満点の第1話
「プリッキュア、プリッキュア〜♪」という言葉が耳に残りまくるテンポ良いポップな王道TVアニメ的なOPから始まって、非常にわかりやすく性格や状況や環境や関係や設定やらが、きちっとポップにテンポ良くキャッチーにまとめられており、この番組が目指すであろう方向性がすべて出されている。
やっぱガキ向けはこのぐらいわかりやすくて、ポップな作りじゃないとな。
多分、こう思う人は少ないかもしれないが・・俺としては第1話を見た印象は、女の子版「GEAR戦士 電童」だったりする(笑)
二人の主人公の「友情」と、肉弾戦主体の「格闘」がメインとなるであろうからって、とこからなんだけどね(笑)
まあそれはともかく、監督があの「エアマスター」の西尾大介だけあってか、どこかエアマス的なアクションとバトルを彷彿とされ、エアマスにはなかった「萌え」をも加えた「燃え」る「ハイパー美少女格闘アクション」が見れそうな予感で、かなり期待できそうである。
OPや第1話のアクションとバトルのカットを見るだけで、なんかドキドキするもんな。
まあ、第1話だからこそのアクションやバトルの出来の良さではあろうが、主体となるそれらをいかに維持して、いかに格好良く見せて行くか、今後の頑張りしだいだね。
で、玩具的には「デジモン」や、前番組の「仮面ライダーブレイド」と同じ「カード系」のアイテムで行くようだが、それって「男の子向け玩具」っぽいので売れるかどうかが心配だな。
まあ、「女の子向け玩具」ってのは、いまいちよくわからないので、どなるかはわからないけどね。
それにしても、「肉弾戦」の後に「必殺技」というのはお約束でよいのだが、ラストは「ウルトラマン」的なスペシウム光線的な光線技より、「仮面ライダー」的な肉弾的なダブルライダーキックみたいなものの方があってたかもな。
まあとりあえず、自分は今のところはテッサたんな白で(笑)
で、次回は町を襲う掃除機って話。


◆仮面ライダーブレイド第1話3(50点)
脚本(今井詔二)特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(石田秀範)

というわけで、ついに五作目となってしまった新ライダーシリーズ、「仮面ライダーブレイド」
特撮には「三作目の掟」があって、きっと三作で終わりかと思ってたんだけど、こりゃあまだまだ続くかもなあ。
つうか、俺、このシリーズ最後まで見れた試しがないんだよな(爆)・・さて、今度こそ最後まで見れるであろうか・・。
それはともかく、これは「二人はプリキュア」を見た後だからこそさらに思うのだが、ガキ向け番組としては非常に「わかりにくい」第一話で、主人公周辺の性格、環境、状況、設定が、「よくわからない」。
これはわざとそうしている可能性も高いのだが、全体的に散漫で、ぶつ切れで、唐突で、まるで「ノイズ」のような印象となっていて、何がなんだかよくわからない感じ。
役者の演技の拙さもあるだろうが、キャラも安定していなくて、誰が誰だかよくわからなくて、何を言ってるのかもわかりにくい・・まるで「白昼夢」のよう・・医者はどこだ(笑)
もしかして、目指しているところはシュールなものなのだろうか?
見たことないんだけど、「パルプフィクション」ってこんな感じかもしれない。
まあ、ネタとしてはこのシリーズのお約束で、「謎の敵・アンデッド」を主体としたミステリとドラマをかけ合わせたような展開で、「エヴァンゲリオン」を彷彿とさせる感じでもあり、まあありがちなネタではあるが、個人的には結構好み。
これって別に「仮面ライダー」じゃなくてもいいじゃん・・っていうのはクウガの頃からそうなので、まあそれはいいか(笑)
で、ライダーのデザインやバトルは意外に格好良いので、その辺りは期待できそう。
脚本は井上敏樹じゃないし、シリーズとしてのバランスをきちっと取れる事に期待したい・・第一話見た限りだと不安だが(笑)
それにしても、OPは変だな・・これも本編と同じく意味不明・・インパクトはあったけどね。
で、次回はさらなる戦いが。


◆ブレイド第2話3
脚本(今井詔二)特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(石田秀範)

とうわけで今回は、新たなるアンデッドと仮面ライダーが現れるって話。
いきなりボード壊滅で、独自に戦う展開ですか・・なんか、「ブルースワット」みたいだな(笑)
つうかこのシリーズ、基本的なコンセプトは、かつてのライダーシリーズが「悪の秘密結社と戦う改造人間の主人公」だったのと同じく、「人類と別種の存在と戦う超常の力で変身する主人公」って感じで貫かれてるよな・・微妙にネタかぶってるっぽいし。
こういう「十分に進歩した科学は魔法と区別がつかない(クラークの第三法則)」的なオカルト(エセ科学)指向は、「エヴァンゲリオン」「ウルトラマンティガ」「平成ガメラ」以降、ホント主流だな。
でもって、なぜか人類の存亡が狭いご近所だけで行われてしまう辺り、「お茶の間世界大戦」って感じである(笑)
まあそれはともかくとして、やっとこキャラの見分けとか状況とかわかって来た感じ。
どうもこのシリーズは、えせリアルや、えせドラマのために、感情移入がいまいちしにくかったりはするのだが、ネタとしてはわかるので、「ノイズ」な部分をごまかして(自己補完)見て行けば、今後に期待はできそう。
主人公の剣崎も、「誰かを守るために」戦っている辺り、前作のクサレ主人公よりは好感度も高いしね。
それにしても、「脳波にコンタクト」って・・どーいう意味ですか?(笑)
科学レベルがわからん・・。
あと、敵怪人・・アンデッドのデザインはやはり今作も格好良く、バトルも肉弾戦ガチンコでいいね。
そっちはかなり期待できそうである。


◆十二国「十二国記スペシャル〜思い出の名場面〜」


◆十二国第40話「乗月」
脚本(曾川昇)、絵コンテ(佐藤真二)、演出(うえだしげる)、作画監督(遠藤裕一)

というわけで始まった、「十二国記」の第2期。
今回は、延へとやって来る陽子って話。
「風の万里 黎明の空」のエピローグ的話であり、「東の海神 西の滄海」のプロローグ的話でもあった今回。
月渓の真の想いを描くサブエピソードでもありながら、「風の万里 黎明の空」と「東の海神 西の滄海」を繋ぐ話ともなっており、なかなかに構成が上手い。
で、次回からは延王と六太の話でもある「東の海神 西の滄海」の始まりである。


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