2004年9月

 

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2004年9月20日(月曜日)


◆不思議の海のナディア第8回「ナディア救出作戦」4
脚本(大川久男)、絵コンテ・演出(もりたけし)、作画監督(鈴木俊二、貞本義行)

というわけで今回は、グランディス達と合流したジャンは、ナディア救出作戦を実行するって話。
今回の主役はやはり何と言ってもグランディス一味であろう。
脇役だった彼らも、これで一転主役路線(笑)
ジャンとの絡みなんかも良かったし、何と言ってもグラタンを使っての脱出劇も痛快で非常にテンポも良く格好良かった。
この辺りからグランディス達はどんどんキャラ立って来るんだよなあ。
今後の活躍も楽しみである。
でもって、ジャン達の危機に颯爽と現れるノーチラスも格好良かったが、バベルの塔自体は自爆で大きなバトルが少しだったのははちと残念であったな。
しかし、ガーゴイル様は相変わらずの悪一直線ぶりで、格好良いね。
ネモの「バリアーか!」を受けての「その通りだ」のノリノリぶりがいいね(笑)
しかし、いつ脱出したんだガー様は(笑)
で次回は、ネモの秘密。


◆修羅の刻第22話「さらば友よ」3
脚本(早川正)、絵コンテ(湖山禎崇)、演出(松本剛)、作画監督(滝川和男)、活劇補佐(伊藤秀樹)、タイトル(西崎亜維)

というわけで今回は、龍馬を失った出海は、暗殺の首謀者である伊東に復讐を誓うって話。
やはり、嶋田久作が演じているとはいえ、伊東甲子太郎では弱すぎるな。
全然相手にならないから、活劇としての面白さは皆無。
これが新撰組の仕業で、土方歳三や沖田総司なら盛り上がったんだろうが、それだと歴史が変わっちゃうからな(笑)
まあそれはともかく、失ったものの大きさを知り涙を流すというシチュエーションはなかなかに良かった。
で次回は、約束。


◆マリア様がみてる春「ロザリオの滴(Des larmes du chapelet)」3
脚本(真部千晶)、絵コンテ(古橋一浩)、演出(山名隆史)、作画監督(服部憲知)

というわけで今回は、乃梨子を妹にすることに逡巡する志摩子さんって話。
相変わらず、志摩子さんは悩み症だな・・つうか前と同じくどーしてそんなに悩んでるのかがいまいちわからなかったり。
乃梨子に山百合会という重荷を背負わせたくないってことなんだろうけどね。
まあそこが真面目で優しい志摩子さんならではではあるのだが。
あそこのシステムは面白くもあるが、正直ちょっと息苦しい感じがあるよな。
なんつうかちょっと「軍隊」のような雰囲気が・・山百合会って居心地悪そう(笑)
まあそれはともかくとして、前回と同じく、
志摩子さんの葛藤→紅薔薇様の茶番→乃梨子の行動→和解
という全く同じシークエンスだったせいか、ちょっとうんざり感があったかな。
志摩子さんと乃梨子の親密ぶりや、山百合会での乃梨子の手伝いぶりなどが描かれてなかったせいもあってか、ちょっとシチュエーションだけが優先されてて、間の「関係性の変化(承)」がなかったんでいまいち唐突感があったしね。
まあその辺は1話では短く、2話では長いという尺の関係もあるから仕方がないとは思うが。
とはいえ、乃梨子も字である勝ち気な性質がが出てきてたり、「自分の家族に恋人を紹介する」といった感じの薔薇の館での白々しい会話やら、蔦子さんと志摩子さんとの絡みやら、最後の志摩子さんと乃梨子のロザリオの授与の描写やらはなかなかに丁寧でもあり、雰囲気が出ていて良かった。
でも古橋絵コンテにしては、やはり演出にまで手がいってないせいもあってか、ちょっと切れ味は鈍かったかな。
で次回は、黄薔薇注意報・・「飛ばし過ぎ」「物好き」は笑った。
断固意義を申し立てたいと思います(笑)


◆マリア様がみてる春「黄薔薇注意報(Prenez gared des roses jaunes)」4
脚本(高橋ナツコ)、絵コンテ・演出(平向智子)、作画監督(秋山由樹子)

島津由乃は改造人間である。
というわけで今回は、由乃が剣道部に入ろうとして、令が反対するって話。
改造人間・由乃と令の曇り模様・・うむ、面白かった。
原作を非常に上手くまとめていて、しかも由乃のモノローグを主体としての演出作画も丁寧に作り込まれ、表情や仕草も豊かに情感たっぷりに描かれたなかなかの良作。
流石は女性作家というべきか、この由乃と令の微妙な「姉妹関係」の心の機微の表現も秀逸で、上手い。
由乃と令の二人の関係は、女と男のそれというか、恋人や夫婦の関係に近いものがあるんだよな。
両方が両方を支え合い、対等で、上下がくるくると逆転しあう関係というか。
まあ今回は、そーいう微妙な関係を話的にも絵的にもきっちり表現されており、良かった。
しかし由乃は「改造(笑)」されてから、初期の「清楚」な面影はかけらもないよな(笑)
怖いぜ、改造(笑)
で次回は、白薔薇編、黄薔薇編に続き、最後は紅薔薇編・・ついにとうとうやって来ましたってことで、レイニーブルー。
今度は雨です。
これで、第2期は終わりって感じかな、やっぱり。


◆マリア様がみてる春「レイニーブルー(Un bleu pleurieux)」4
脚本(吉村元希)、絵コンテ・演出(ユキヒロマツシタ)、作画監督(森本浩文)

あのドリル女が〜!!(笑)
というわけで今回は、祐巳と祥子の紅薔薇姉妹の仲に不協和音がって話。
ついにやって来ましたレイニーブルー・・今度は紅薔薇姉妹の雨模様。
流石に今回は監督の松下ユキヒロ自らが演出をやっているだけあってか演出作画も良く、祐巳と祥子の紅薔薇姉妹のすれ違いが、淡々と情感豊かにバランス良く描かれてました。
まあなによりあの「ドリル女」こと瞳子が、非常にナイスなタイミングで割り込んで来ていてムカつきます、マジムカつきます(笑)
祥子も、「言いたいことがあるなら、ちゃんと言えやゴラァ!」といった感じのイライラ感もきっちり表現されており、この紅薔薇姉妹の雨模様の出だしとしては、素晴らしいスタートでしょう。
まあ祐巳にとっては全くもって災難ではありますが(笑)
そもそも、弟の裕麒に「依存してる」と言われるように、祐巳と祥子の関係はどこか距離がありたどたどしく、前回の黄薔薇姉妹である由乃と令の関係とはまた違う姉妹構成で、その「隙」を、見事にあのドリル女に突かれた形となりました。
やるぜドリル、流石ドリル!(笑)
さて、「雨降って地固まる」となるかどうか・・。
それにしても、相変わらず卒業しても聖様は美味しいところを取って行くのが上手いです・・まるでヒーローのようですな(笑)
で次回は、青い傘・・レイニー止めはありません(笑)


◆ふたりはプリキュア「炸裂!プリキュアレインボーストーム」4
脚本(成田良美)、絵コンテ・演出(伊藤尚住)、作画監督(川村敏江)

なぎさ、やっぱ夏休みの宿題してなかったか・・(笑)
というわけで今回は、新学期の学校に、3人の闇の使者がやって来るって話。
流石は伊藤尚住演出に川村敏江作監だけあってか、今回は前半のなぎさとほのかの学校でのドタバタなやり取りも非常にテンポ良く楽しく、後半のバトルも迫力もあるものになっており、面白かった。
特に、ほのかの、
「一緒に行くポポ〜!、なんちゃって〜・・とか?」
「なぎさ、ファイト♪」
はマジ萌えたぜ・・自分も今日は「白い方」で(笑)
で、ベムベラベロ(笑)の闇の使者三人衆も激強っぷりはなかなかに良かったのだが、お約束の新玩具「プリキュアレインボーブレス」を投入してのパワーアップであっさり回避。
でも、「プリキュアレインボーストーム」は、モーションが「プリキュアマーブルスクリュー」と同じだったんで心配だったが、「溜め」描写とダブル拳での発射が格好良く、派手で強そうでなかなかに良かった。
「また何か言うんじゃない!?」のなぎさが、第1回を思わせて笑った。
しかし、スクリュー(螺旋)がストーム(嵐)に・・アンドロメダ瞬みたいだね(笑)
あと、アイキャッチとEDの敵側の所も変化・・アイキャッチは、どっちも可愛くていいね・・コサックダンスも笑った。
で次回は、ポルンがまたもや行方不明。


◆ふたりはプリキュア「マジ家出!?ポルンはいったいどこ〜!?」3
脚本(清水東)、絵コンテ・演出(山吉康雄)、作画監督(為我井克美)

というわけで今回は、
なんだかクソガキぶりを見せつけて評判の悪いポルンが、またもや家出。
話としてはポルンのプリズムストーンの力が宿ったことがわかり、でもってポルンも実は寂しいって話で、まあそれほどの盛り上がりはなし。
バトルの方も、なぎさのクンフーアクションっぽいのが見れたのは良かったが、作画が良い訳でもなかったんで、これまたちょっと盛り上がりには欠けたかな。
整理員に変装して誘導したり、特設リングを作ったりと、ジュナがちょっと美味しかったな。
で次回は、ポルンを励ますって話。
やっぱ、ポルンは新キャラだけあって、ポルン強化月間だなあ・・いや、自分はポルン嫌いじゃないですよ(笑)


◆仮面ライダーブレイド第31話「」4
脚本(曾川昇)、特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(長石多可男)
OPも変更・・なかなか格好良いね。
というわけで今回は、新たなるアンデッド、キングが現れるって話。
馬鹿話が明けての新展開は、なかなかに怒涛の展開。
最強の新アンデッドであるキングに、封印できない謎のアンデッド、そして実はジョーカーである始さんの秘密と、色々と目白押し。
睦月も嶋さんも蜘蛛のアンデッドに完全に心を乗っ取られており、今のところの勢力図はかなり複雑・・バトルロワイヤルっぽくなって来たな。
今度は曾川昇の脚本っぽく、演出的にもなんかドロドロで暗いしねえ。
さて、この期どのような展開を見せるのか楽しみである。
で次回は、橘さんと始さんが対決?
未来の話である映画版は、結構面白そうだな・・見たいな。


◆仮面ライダーブレイド第32話「」4
脚本(曾川昇)、特撮監督(佛田洋)、アクション監督(宮崎剛)、監督(長石多可男)

というわけで今回は、キングにさらわれた始を救うために剣崎は戦うって話。
色々と展開しはじめ、なんだか話はまたもや混沌の渦の中へ・・こーいう「もたせる」作りはブレイドは結構上手いよな。
まず始さんであるが、ジョーカーである始は人類の始祖たる「ヒューマンアンデッド」を封印して、その力で人間体になっているようである。
そしてライダーシステムは、そのジョーカーの力を解析して作り上げたシステムで、「オリジナル」って感じのようである。
それにしても、どの生物の始祖でもないジョーカーが勝利することで、生き残る命はまったくないとは大きく出たな・・どーいうシステムなんかいまいちわからないが、まあ「そーいうもん」という事で理解しておくか。
で、どうやらのあの謎のアンデッドを使っていたのは広瀬さんの父親のようで、この人の動向もいまいち不明だな。
キング自体もまだ残ってるし、睦月もエースの力に取り込まれたままだし、なかなか混沌としており面白い・・つうか、ちゃんと最後まとめることができるのだろうか(笑)
それにしても、やっぱ剣ちゃんは主人公だけあってか、なんだかんだと決めるとこは決めてくれており、今回もなかなか格好良かった。
あの「誰かを守るため」に「お人よし」とも「馬鹿」とも取れる行動をしちゃうのが剣ちゃんなんだよなあ(笑)
で次回は、そんな剣ちゃんと橘さんが始さんを巡って戦うって話。


◆マドラックス第7話「繪本(nature)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(川面真也)、作画監督(岩岡優子)

というわけで今回は、絵本を探すマーガレットは、エリック(平田広明)という本の探偵に依頼するって話。
「絵本」を巡ってマーガレットパートとマドラックスパートが交錯。
どうやらすべてはガザスソニカにある「エリエス」とう文字、そしてそれが書かれている「絵本」を巡っての話となるようである。
どーやらその文字には人を狂気に陥らせる「何か」があるって感じみたいだけど、まあその辺りは今後ってことで。
しかし「本の探偵」って言うと、黒田洋介と同じスタジオオルフェの倉田英之の作品「ROD」を思い出すね・・見てないけど(笑)
で次回は、魂言。


◆マドラックス第8話「魂言(soul)」2
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(川面真也)、作画監督(岩岡優子)

というわけで今回は、本の手掛かりを探して内戦地帯へとやって来るエリックとマドラックスって話。
相変わらず、なんだかわかりにくい作りである(笑)
どうやらエリエスとう言語には、「言魂」「真言」のような効果があり、人の精神を操ることができるって感じの展開の模様。
で、エリックはその効果により過去の罪を思い出して自殺しちゃったって感じだあね。
どうもエヴァ以降というか、こーいうミステリタッチに持って回って謎や秘密を徐々に明かして行くのはお約束とはなってるわけだけども、正直ちょっと疲れる感じはあるよな(笑)
少し「AVENGER」のような「つまんないオーラ」が出てきて、ちょっとヤバイ(笑)
まあそれはともかくとして、今回のマドラックスのバトルも一応真っ当なバトルっぽくなっていて、ちょっと優秀なエージェントって感じになって来ていた。
でも、初期のような「トンデモバトル」でないとそれはそれで寂しかったりするのも、難しい所ではある(笑)
で次回は、残香。


◆マドラックス第9話「残香(scent)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ・演出(守岡博)、作画監督(津幡佳明)、レイアウト作画監修補(大澤聡)

というわけで今回は、バカンスでホテルへとやって来たマーガレット達は、ルチアーノ(水島裕)という男と出会うって話
相変わらずなんだかわかりにくい観念的な作りだな・・馬鹿にはわかりにくい(笑)
どうやらガザスソニカという国は、「狂気」と「非日常」の象徴として描かれていて、そしてマーガレットにはその「残香」があるって感じなんだろうが、持って回った表現やセリフ回しの仕方なんで、いまいちわかりにくい。
あの少年と少女も、思いっきり謎だし。
まあ、その辺の「違和感」ってのが鍵となるんだろけど、まあその辺の展開は今後って感じだね。
それはともかく、実はメイド服の下に水着を着ていたエリノアは可愛いと思う(笑)
で次回は、侵食。


◆マドラックス第10話「浸触(dive)」3
脚本(黒田洋介)、絵コンテ(澤井幸次)、演出(黒澤雅之)、作画監督(竹上貴雄)

というわけで今回は、ヴァネッサはブックワルド社がガザスソニカの内戦に関与してるのを知り、調査をするって話。
ヴァネッサが主役の話であり、アンファンの一端が見える話。

トゥルークラスターを使ってのブックワルド社へのハッキングは、リアルっぽさを振り撒きながらもなかなかに緊張感もあり、面白かった。
とはいえ、基本的にはヴァネッサをガザスソニカへ行かせるための「口実作り」のためだけの話でもあり、展開としてはそんなにもなかったんで、まあ今後に期待ってことで。
で次回は、異国。


◆ぴちぴちピッチピュア第22話「思い出泥棒」3
脚本(笹野恵)、絵コンテ・演出(高橋滋春)、作画監督(小林ゆかり)

この始まり方は、基本みたいだな。
というわけで今回は、パールピアリに泥棒が現れるって話。
相変わらずのピッチっぽさ溢れる馬鹿話でもあり、るちあ達パールピアリの面々の泥棒への応対への間抜けっぷりが笑えた。
つうかリヒトも普通に返してもらえばいいだけじゃねえかよ!(笑)・・という感じのずれた所があるのが、ピッチっぽかったのであった(笑)
あとミケルとミカル・リヒトの3人も何か色々関係があるようで、その辺りは今後に期待だな。
で、ついにこの夏の間暴れまわって楽しませてくれた、かれん、ノエル、ココの三人娘もついに帰国・・夏休みももう終わりか。
この3人のおかげで、この夏はかなり「ピッチ分」が供給されて、いやホント楽しかったです。
どーやら馬鹿話期間も終わり、そろそろ大筋のシリアスなストーリー話の方に重点が行きそうだな。
ちょっと残念ではあるな。
で次回は、海斗が自分の家に戻るって話・・なんだかさわやかな絵柄だな。


◆ぴちぴちピッチピュア第23話「心の奥のこころ」3
脚本(早川正)、絵コンテ・演出(松本マサキ)、作画監督(岩佐裕子)

というわけで今回は、リヒトのコンサートに行くるちあ達を、ミケルの御使いたちが襲うって話。
なんだか妙にさわやかな感じのする絵柄での今回、夏の間は停滞しまくってたるちあx海斗xみかるの三角関係にも、前回海斗が自分の家に帰ったことから微妙に変化が。
切なさ漂うるちあはなかなか可愛く嫌いでもないのだが、やはり前作のような「海斗ラブラブ〜!」の雰囲気はないんで、やっぱちょっと重くてキツイね。
まあそれはともかくとして、それとは関係なしの今回のメインは、ミケルの御使い達・・ブラックビューティシスターズ、レディバット、蘭花、あらら、総勢5人が勢揃いしての「コンサート会場破壊作戦」であろう。
それぞれがそれぞれの持ち歌を披露しての破壊作戦はなかなかに圧巻。
作画や演出がもうちょっとテンポが良かったら、もっと盛り上がったんだろうけどなあ。
なんかBBSも、かなりダークラバーズの頃のように「窓際っぷり」が似合って来てはいるんだけど、やはりBLに比べるともう一押し「ヘタレ」が足りないからな(笑)
るちあ達の新曲を聞きながらの、
「持ち歌いくつあるのよ〜!」「私たちは2曲なのに〜!」
は、なかなかに良かったが(笑)
しかし、「まぬけ時空(笑)」に引きずり込んで、力が2倍ってのはお約束だけど、4人になるって・・そのまんまだな(笑)
で、ついにやっとで困ったときのアクアレジーナ様が登場しての新曲、「七つの海の物語〜Pearls of Mermaid〜」も登場。
歌はまあまあっって感じではあるが、新曲歌バンクはもうちょっと凝って欲しい感じだったな。
あと、どうやらミケルとリヒトも、前作のガイト様と海斗のように・・っつうか「そのまんま(笑)」っぽい感じで秘密がありそうである・・まあ、その辺は今後ってことで。
で次回は、るちあとリヒトがいけない関係に?


◆ぴちぴちピッチピュア第24話「私の欲しいもの」4
脚本(吉村元希)、絵コンテ(鈴木敏明)、演出(石倉賢一)、作画監督(西尾公伯)

というわけで今回は、るちあは海斗を想い、リヒトに甘えてしまうって話。
るちあの海斗への想いを中心としたシリアスな展開かと思いきや、きっちり超馬鹿展開も入れる辺りは流石ピッチ(笑)
特に蘭花の作った罠であるカラオケ屋でのドタバタは蝶サイコー(笑)
「本物」であるるちあ達の点数が悪いのもよかったのだが、何と言ってもカラオケの点数のために変身しちゃうるちあ達(リナ姐さんメイン)に爆笑。
そこで変身するか、普通!?(笑)
「もう一度、もう一度だけあの大空を飛んでみたいんだ!」
「ホントだよね〜、もう癖になっちゃうかも」
というリナと波音のやられセリフも意味不明で面白かった。
もちろん、メインの話でもあるるちあの揺れる気持ちなんかもなかなか良く、泣き顔るちあは可愛いものがあるな。
原画に志田ただしもいて、所々に可愛いカットがあったり、細かいネタを散りばめてある良質目の作画も良い感じであった。
しかし、「どこか行きたい所ある?」「何か欲しいものはない?」とオヤジ臭く聞くリヒトは、なんか援交オヤジみたいで、笑えた(笑)
で次回は、恋占い・・今度はレディバットの襲撃。
うむ、ミケルの御使い達も段々、駄目になって来て良い感じである。


◆ぴちぴちピッチピュア第25話「恋占い」2
脚本(中瀬理香)、絵コンテ・演出(岡嶋国敏)、作画監督(亀田義明)

というわけで今回は、海斗の記憶が戻る切っ掛けを探して、恋い占いをするるちあって話。
蘭花に続き、今度はレデイバットの襲撃!
「完璧な作戦」っつうから、どんな作戦かと思いきや・・なんて適当でいい加減な作戦なんだ!(笑)
しかも、それに引っ掛かってしまうるちあ達もどうよ?
という感じで、いかにもなピッチ的展開ではあったけど、前回に比べると作画もアレで、内容的にはたいしたことがないものではあった。
で次回は、アララの襲撃で、アイドルデビュー!


◆光と水のダフネ第15話「大波動(ダイハドー)」4
脚本(高山文彦)、絵コンテ・演出(篠崎康行)、作画監督(岩崎カツミ、田中誠輝)

というわけで今回は、家出少年の捜索の依頼を受けたマイアは、シベリアに向かうって話。
う〜む、面白い。
それぞれ何の関連も無さそうな事件が互いに微妙に絡み合い、そして大きな流れとなっていくという、「大波動(ダイハドー)」(笑)というサブタイトル(こーいうセンスがこのアニメの秀逸なとこだな)の元ネタでもある「ダイハード」のような映画的テイストを見せてくれていて、非常に期待感が高まる。
流石は高山文彦脚本だけあってか作りが上手いな。
かつてレナにふられたシベリア支店長の森克也(関智一)が、勝手に逆恨みをして勝手に納得して勝手に改心する辺りも、ダフネっぽくて笑えるしね。
「消波柱」というギミックも、なんだか「海洋アドベンチャー(笑)」っぽさもあり、燃えるし。
あと、相変わらずのマイアの「とほほ」ぶりも可愛くていいね〜。
でも、「ブルース・ウイルス」の代わりとしては、あまりに頼りなさ過ぎるが・・頑張れ、マイア(笑)
で次回は、「大波動(ダイハドー)2」!・・・・頑張れ、マジ頑張れ、マイア(笑)
あ、EDがマイアバージョンになってるな。


◆光と水のダフネ第16話「大波動(ダイハドー)2」4
脚本(高山文彦)、絵コンテ・演出(又野弘道)、作画監督(小山知洋、梶谷光春)

というわけで今回は、テロリストが消波タワーを乗っ取り、マイアは飛行機の操縦をすることになるって話。
丁寧に伏線を張り巡らせていた前半に比べると、少々畳み方が性急すぎたかな。
もう1話ぐらいは欲しかった感じ。
突入戦の様な派手なアクションがなかったのもちと残念。
とはいえ、海洋庁の指揮官であるウィルフレッド・キム(中村大樹)が誠実なプロっぽさを見せて格好良かったり、ネレイスも影で活躍していたり、何よりマイアによる航空機の強硬着水シーンがかなりの盛り上げ方をしていてくれたので、面白かった。
しかし、演出は良かったのに、原画に外人いっぱいの作画はヘタレ過ぎだったな(笑)
あと、「8年前の事故」とか「謎の男」とか、ちょっとした今後の伏線も張ってあって、まあその辺の今後の展開には期待である。
で次回は、ユウが主役で赤ちゃんのお話。


◆光と水のダフネ第17話「赤ちゃんに完敗!」4
脚本(水上清資)、絵コンテ(上原秀明)、演出(浅見松雄)、作画監督(コヤタマサヒロ、山崎慎一郎、桜井このみ)

というわけで今回は、ユウが捨てられた赤ちゃんを拾うって話。
なんだかちょっぴり良い話・・オチはもちろんお約束だが(笑)
今回はやはり、ユウとグロリアの「どつき漫才」コンビが非常に良い味を出していたな。
グロリアがボケて、ユウが殴り倒してツッコむといういつものパターンが繰り返し行われて、絶妙の間を作り出していた。
なにより赤ちゃんが蜂蜜を与えられたことで病気(そーなんだ・・知らなかった)になり、いつもの逆パターンでグロリアがユウを殴り倒すという逆シチュエーション作りが上手い。
実は子供好きなユウや、実は赤ちゃんに詳しいグロリアなんていう意外な一面も、キャラ立てに一役買ってたしね。
まあネレイスメンバーは、元々キャラ達は結構一流だったりはするんだが・・萌えはないが(笑)
まあしかしそれにしても、脚本と演出自体は結構良いのに、作画は駄目駄目だな(笑)
ヘタレ作監桜井このみをも入れた3人作監態勢で、もうムラがありまくってヘタレ一直線・・もったいないが、これもダフネっぽくはあるか(笑)
で次回は、静香が主役のお話。


◆光と水のダフネ第18話「静香なる葛藤」2
脚本(山田靖智)、絵コンテ(しまづ聡行)、演出(清水一伸)、作画監督(アベエミコ、岡野幸男)

というわけで今回は、ある日静香はトレバー(浜田賢二)と名乗るスパイを助けるって話。
下町っ子の大食漢、静香の恋愛ネタ。
まあ話自体はお約束の域を出てない感じで、普通。
ダフネって基本的には「お約束」の話の構成だけども、そのアクの強い個性的なキャラクター達が暴れまわることによる「スチャラカヘッポコ」な雰囲気が前面に出てくることが売りだからね。
今回はその辺がちょっと足りなかったかな。
まあ、静香がどうのこうのよりも、いつもながらのマイアの動揺っぷりやヘタレぶりの方が楽しかったかもしんない。
前に出てきたキャラである希少動物の密輸団が再登場する辺りは、キャラを大事にしてる感じで良かった。
しかし、今回はいつにも増して作画がヘタレだったな(笑)・・ここんとこちと作画が悪いねえ。
後半戦大丈夫かな?
で次回は、よもぎ一号の話。


◆光と水のダフネ第19話「潜水艇よもぎ一号浮上せず」3
脚本(砂山蔵澄)、絵コンテ・演出(高田耕一)、作画監督(岩倉和憲、丸山隆)

マイア・・また捕まってる・・不憫な子だ(笑)
というわけで今回は、あの兄弟によって、よもぎ一号が奪われるって話。
またもや再び、リー、ウォン、チャン、メイのあの兄弟が登場。
こーいう感じでキャラを大事にしてるのが、このアニメの良いところだな。
特に、この兄弟はなかなか良い味を出しているので、再登場は素直に嬉しい。
またもやあんな所に「置いてきぼり(笑)」にされたわけだが、再びの登場はあるかな?
しかし今回はいつものスチャラカっぷりに加えて、マイアの活躍による海底からの脱出というピンチっぷりは良かったのだが、あのマイアの乗ってた潜水ポッドで脱出すればいいんじゃないのか、ってのは言わずが華か?
まあ定員が一名とか、よもぎ一号は置いてけないとかの限定条件があったのかもしれないが、その辺の説明は欲しかったところだな。
あと、ついにあの謎の男の正体も明らかにされ、やっぱりという感じで実はマイアの兄の模様。
その辺色々秘密もあるんだろうが、まあその辺は今後って感じだな。
しかし今回も作監が二人のせいもあってか作画自体にムラが多く、良い作画と悪い作画があったりなかったりなのは、ちと残念だな。
で次回は、自らの記憶を求めてマイアがシベリアに?


◆光と水のダフネ第20話「ワンス・アポン・ア・タイム・シベリア」3
脚本(水上清資)、絵コンテ・演出(上原秀明)、作画監督(沖田篤志、梶谷光春)

というわけで今回は、マイアは自分の記憶を求めて再びシベリアに行くって話。
前回の夢の話を受けての、マイアの過去話編に突入。
作画もムラはあるがまあまあ良く、なかなか面白かった。
まあ基本的にダフネは「ドタバタスチャラカヘッポコ」なとこの方が面白くはあるのだが、こっちのマイアの過去話を絡めた「長編シークエンス」も、色々と伏線も張られてそこそこバランス良く作られてるので、楽しみではある。
果たして、マイアの過去とは。
で次回は、マイアの過去がついに明らかに?


◆光と水のダフネ第21話「何がマイアに起こったか?」3
脚本(山田靖智)、絵コンテ・演出(篠崎康行)、作画監督(岩崎光洋、田中誠輝)

というわけで今回は、心ここにあらずのマイアは、ミスをしてネレイスを出て行くことになるって話。
第1話を思わせる久々のマイアの不幸ぶりが炸裂・・なんてついてないんだ(笑)
どうやらマイアの過去には、海洋庁上層部やら情報局やらが絡んでいるようで、やはりあの海洋庁のマイアの世話役も一役買っている感じ・・どっか悪そうだとは思ってたんだよな(笑)
今までのキャラなんかも総登場しはじめ、マイアの過去を絡めた物語はクライマックスに向かいそうな感じだな。
さて、どんな締めを見せてくれるか、続きが楽しみである。
しかし、ここに来てもやっぱり作画は不安定なのであった(笑)
で次回は、マイアの記憶が戻って大ピンチにって話。


◆光と水のダフネ第22話「アイと追憶の日々」4
脚本(砂山蔵澄)、絵コンテ(又野弘道、池端隆史)、演出(又野弘道)、作画監督(小山知洋、岩倉和憲、丸山隆)

というわけで今回は、マイアによって語られるその過去って話。
基本は「スチャラカヘッポコ」でありながらも、意外にやきちっと張られていた様々な伏線がここに集結。
浮上に失敗した海底都市であるエルピダ、マイアはその唯一の生き残りだったようである。
シベリア(ノイマン)、ダフネ(月桂樹)、海洋庁情報局、謎の男、ミリィの非祖母、エルピダ(希望)、お兄ちゃんとかとか一見何の関連も無さそうに張られていたこれらの要素がひとつにつながり大きな流れとなるのは、なかなかに快感でもある。
意外や意外、このアニメ、結構シリーズ構成はしっかりしててバランス良いんだよな・・作画は結構バラバラだが(笑)
なんだか「海洋アドベンチャー」っぽいよな(笑)
あとは、マイアのその100年前の過去と海洋庁の秘密だけって感じだな。
どのように締めてくれるか楽しみである。
で次回は、マイア救出作戦。


◆光と水のダフネ第23話「エスケープ・フロム・カムチャッカ」4
脚本(山田靖智)、絵コンテ(上原秀明)、演出(山田一夫)、作画監督(コヤタマサヒサ、山崎慎一郎、沖田篤志)

というわけで今回は、海洋庁に拘束されたマイアを救出するネレイスの面々って話。
ネレイス一同が集まってのお約束の「マイア救出作戦」は、それぞれの活躍もありなかなかの盛り上がりで燃えた。
特に、海洋庁を脱出してからのカーチェイスシーンはスピード感もあり、格好良かった。
やはり、こうキャラやストーリーの積み重ねやらがズガンとクライマックスに盛り上がりを見せるのは、2クールものならではであるな。
まあ、相変わらず作画自体はムラがありまくりではあるのだが(笑)
で、マイア達はすべての真実の眠る海底都市エルピダへと一路よもぎ一号を向ける・・果たしてそこにはどんなクライマックスが待っているのか、楽しみである。
次回、光と水のダフネ・・最終回。


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