番頭さんの旅行記
【10/9小樽】(長文&バレ含む) 《当日まで》 11日はメイセイオペラが走る統一G1南部杯を見に盛岡 競馬場へ 行かねばならない。何時の汽車で行っこうっかな〜 と時 刻表をめ くった翌日には、なぜか羽田→新千歳の片道航空券と 盛 岡→大宮 の新幹線を予約済みだった。 しかし札幌→盛岡間を10日の夜または11日午前に移動 するアシ はすべて満席。  琴梨「帰らないでって言っちゃう」  番頭「そもそも帰る手段がないんだけど(はぁと)」 てなわけにも行かないので、JRにキャンセル待ちの手配 だけして おいたところ、前日になって取れた北斗星。10月8日2 8時に帰 宅して(笑)荷物を詰め、9日朝6時に旅立ちました。 行く先は・・・北へ。 《ぷち》 羽田に向かう電車の中で「フォーシーズンズ・ウエディン グ」なる 広告発見!横浜プリンスホテルのご婚礼プラン「四季」の キャッチ コピーだ。4人が一斉に嫁にいくところを想像する。寝て ないので テンション高し。 《離陸SOS》 羽田に到着したらチェックインカウンターに長蛇の列!! さんざん 待たされて出発5分前にチェックイン、「乗れるかどうか 確認しま すので」とか電話してるので焦った。その後搭乗口まで走 らされる。 「離陸は〜普通〜の〜747〜」(笑)寝てないので以下 略。 機内で落ち着くと山陽新幹線ストップのニュース。うはぁ 、福岡出 張の列だったんかアレ。 《ことあゆと小樽へ》 よく晴れた朝だった。陸奥湾がくっきり見えて間もなく新 千歳空港 に着陸。もちろん誰もがやるようにことりんを探す。  琴梨「あ、いたいた。お兄ちゃ〜ん」   鮎「おかえり」 二人そろって来てくれるとは、俺も相当眠いに違いない。  琴梨「今日は小樽観光ね?あ エアポートエキスプレス が来たよ     行こ!」  番頭「札幌に着いたらそのまま旭川行きライラック5号 になる快     速エアポートだよ〜ん」  琴梨「こっちじゃみんなそう言うもん・・・ぶ〜」   鮎「・・・琴梨だけだよ。私は言わないな」 俺様ほどの北リストになれば、こんなタブーを犯しても親 密度は下 がらないのだ。ふははははは!   鮎「なにがおかしいんだろね?」  琴梨「いつもこうだから」 高笑いしているうちに札幌に着き(30分以上笑ってたん かい!) 小樽行き快速マリンライナーに乗り換える。 11時半小樽着。コインロッカーの空きがなく、荷物を持 って歩く はめに(T^T)  琴梨「まずは三角市場から行くのが定番の・・・」  番頭「先にメシ食わせて〜」 駅の写真を撮って喫茶エンゼルを探したら簡単に見つかっ た。山瀬 まみそっくりさんのウェイトレスに、定食とロシアンティ ーを臆せ ず注文する。  琴梨「おでんと、ごはんと、うどんとロシアンティー? 」   鮎「へんな組み合わせ〜」 たしかに、観光に来て初めて食べるメシではない(笑) しかしこれで千円ちょうどとはなんて安いんだ。店はギャ ンブルお やじが時間潰しにたむろする系のめし屋という感じで、お ちつく。 メニューや店の外観を撮ったのはこちら・・・だまされた 人はいな いよね(笑)すいません、もうしません。 さて、メシも食ったし。本格的に観光いってみよ! まずはすぐ近くにアイスクリームパーラー美園があるはず だから   鮎「こっちこっち。こっち・・かなぁ?」  番頭「テクノメイズじゃないんだから」 浅草に雰囲気の似たアーケード商店街のなかにあった。さ すがに今 は食べる気がしないので写真だけ撮る。 運河方面に移動。途中もとは倉という建物が目につく。廃 線も保存 してあってなかなかよろしい。古いものの良さを昔から意 識してい た街という感じだ。 《運河工芸館でぇす》  琴梨「タイトルオンリー(笑)」 中に入ってうろうろする。ガラスのスズランを探したのだ が見つか らず。しかたなくことりを買う。もちろんガラスの。 「ことり」って平仮名のお品書きは北リストフレンドリー なのだろ うか。   鮎「展望塔に登ってみようよ」 高いところが好きな鮎ぽんに引っ張られてらせん階段を登 る。港の 見晴らしが良かった。 いわゆる旅ノートが置いてあったが、北関係の記載はわず か1件。   鮎「合々傘書いちゃお」  琴梨「お兄ちゃんファイト!」  番頭「おまえら子供かー!!」(註:実際は書いてませ ん) 工房を見に行くとガラスリンゴを作ってる最中だった。先 日までね こつぼの交換をしていたとかで、外されたブツが展示され ている。  琴梨「これって・・・」   鮎「まるで・・・」  番頭「・・・便器」 ことあゆにどつかれながら売り場の奥の喫茶店でお茶をす る。工芸 館の外観を撮ってから目の前の運河へ。・・・ただの運河 だなぁ。 《陸海空から》 さて小樽といえばてやんでぃべらぼうめ!・・・違う(笑 )  琴梨「おたる水族館!」   鮎「え〜?『泳ぐことが人生です』って生きものみて どうする     気?」 まぁまぁ、船のせてやるからさ。 港から水族館のある祝津まで観光船が出ているらしい。バ スを調べ るのが億劫で聞くと10分後に出るって。しかも観光船は 11日ま でだって。ラッキー! だが船はまんま漁船だった(笑)水族館入館料込み往復2 250円。 水族館・・・ひとりで来るところでなかった。面白かった のはバン ドウイルカの繁殖槽。2頭のイルカのプロフィールが書い てある。 『サッキー・メス14才・出身和歌山・芯が強く頑張りや さん』 『ジャンボ・メス21才・出身和歌山・責任感が強くリー ダーシッ  プをとるのが上手』 これって・・・(^^;  琴梨「意味がよくわかんないな」   鮎「わかったらオヤジだよ。」 ナポレオンフィッシュの水槽で目をつぶったことりんの手 を引いて いると妬けたらしい鮎ぽんがもう片方の手をにぎってきた (妄想) うんうん(^^)傍目には親子づれだぁ(T^T) 小樽に戻ると夕方になっていた。さて。  琴梨「いきなりタクシー拾っちゃうなんて、年寄りくさ いなぁ」  番頭「だって歩いて登ったら暗くなっちゃうし」   鮎「地獄坂、ちゃりじゃキツいもんね〜」 途中で富岡教会によってもらう。 『夕日が見える丘公園』こと旭展望台は日本三大がっかり のひとつ にしていいかもしれない。けっこう観光客が多かったが、 名前の通 りここから夕焼けは見えないな。きっとターニャは沖合い の潜水艦 に定時連絡してたんだろう。     鮎「連邦はもうないのに。なんのために?」    番頭「草のさだめってところかな」  ターニャ「誰が草ですか!」 帰路は船見坂を下ってもらった。傾斜実に16%の2段構 えの急坂 で、テルが見たら喜ぶに違いない。 小樽駅に戻る途中、見かけたバスの行き先表示が「桜町」 ベタなぷ ちゲット! 汽車の待ち時間を使って三角市場を見る。   八百屋「あら〜可愛いお嬢さんたち。娘さん?」    番頭「そうなんですよシクシク」    琴梨「メロンください」     鮎「私も!」  ターニャ「じゃ私も〜」 ちくしょう(笑)現実はいつも過酷だぜ。もちろん嘘です が。 ターニャに見送ってもらい、普通列車で札幌に向かう。日 はとっぷ し暮れていた。手稲で快速を待ち合わせる。小樽、味わい ふかい町 であった。 ・・・つづく。 【10/9夜・札幌】(長文&バレ含む) 札幌に着いたら18時をすこしまわっていた。今日は土曜 日だから 日祝休みの飲みどころ食いどころに優先していかねばなら ない。 まず駅から近いアッサムを攻めよう! ・・・土日祝は18時が仕舞いだった。明日また来よう。 さて、店を探しながら歩くにはまず荷物を置いて身軽にな りたい。  琴梨「じゃ地下鉄に乗って平岸でおりるのよ」   鮎「え〜、たまにはウチに泊まってよぅ」 お言葉に甘えたいが、そうもできない事情が(笑)そこを 明らかに するとせっかくのことあゆが台無しになるし、ここはどち らかに泊 まっていずれかにさみしい思いをさせないように別に宿を とること にして、場を納めた。宿ったってカプセルホテルだけどね 。今日の とこは君ら帰んなさい、明日また遊ぼ。   鮎「え〜、まだお子さまの時間だよ〜」  琴梨「ねぇ?もっと一緒にいたいな」 もっと一緒にいたら旅行記じゃなくなっちゃうだろ(笑) 誰が他人 の妄想デート読んで楽しいか芸人ならちったぁ考えろって の。 かわいくぶーたれる女子高生ふたりをむりやり帰したあと 、地下鉄 ですすきのまで行き、宿に荷物を置いた。 さてメシ食いに行こうらんららん(笑)後半ちゃんとメロ ディーに 合わせて読んだ?まず目指すは、 《寿し処澤登》 なにしろ鮎ちゃんのお父さんが寿司にぎってる店。行って みたいし なぜ寿司を食べてみたレポートが見あたらないのかも知り たい。 小さそうな店なので常連で常時一杯なのかもしれないし、 寿司やと 見せかけて実はゲイな方々の溜まり場なのかもしれない( 東京新宿 に実例あり)。歩きながらいろいろ考えた。 ラーメン横丁のとなりを丹念に探すと見つかった。小さな 飲み屋が いくつも集まってるビルの1階。確かに見ためは敷居が高 いが、表 に値段を貼り出してあるので全然オッケー。 引き戸が半開きなのでのぞくと、板さんが暇そうにしてい た。 さぁ、ここから彼を鮎ぽんのお父さん川原雄大さんとみな しましょ う。ちょっと若すぎるけど(笑)  番頭「あいてる?」  雄大「どうぞ」 4畳半ほどの店で、L字カウンターの他にテーブルが一つ だけ。他 に客はいなくて貸し切り状態だった。外は盛り場の賑わい 、店の中 は静寂。まさにこれ,ガンコ親父VS娘を嫁にくれと直談 判に来た 青二才といったシチュエーション(笑) でもそれは心の中でだけ。あくまでもすすきのでアソぶ前 に腹ごし らえに来た客を装って、ビールとおまかせ握りを注文する 。 13種13カンひとくちサイズの握りで、ほとんど回転系 と同じ値 段ながら段違いにうまい。雄大さんと世間話をすると、土 曜は札幌 で働いてる道民が里帰りするし、観光客が来る店ではない ので暇な のだそうだ。呑み客が締めに軽く食べに来る寿司やなんだ ね。 しかしまぁ、素性を隠したのでワサビを盛られることもな くうまい 寿司を頂けた。   鮎「あれ?なんだ来てたの。言ってくれればよかった のに〜」  雄大「ん・・・そうかお前が!」  番頭「ごっそさん。帰りま〜す」   鮎「あ、待って待って。お父さん、ちょっと夜遊びし てくるね」  雄大「鮎!もっと堅気な男とつき合えよ」 泣きながら澤登をでました(笑) 次はママ・サブロッソかぁ。地図で確認して移動しようと したら鮎 ぽんに止められ、すすきの交差点で待たされる。しばらく するとこ とりんがやってきた。  琴梨「へへへお兄ちゃん イタメシ食べに行くんだって ?」   鮎「ひとりよりふたりより三人!だよね〜」  番頭「呼ぶなよ(笑)でも何で交差点で待ち合わせ?店 に入って     待てばいいのに」  琴梨「んふふ。サブロッソだけにスジで待つのよ?」 《ママ・サブロッソ》 広い店だがすでに客が一杯。しかしカウンターの端が空い ていた。 今回はいろいろツイてるなぁ。やっぱ、ことあゆがいてく れるから かなぁ(*^^*) 本日のカルパッチョ(牛肉)、フォカッチャ、茄子とズッ キーニと トマトのガーリック焼きに、ワイン90分飲み放題を注文 。 3人前とすればなんてこたないが、実際はひとりで注文し てるんだ から後であきれる。すでに酔っ払っていたらしく、その証 拠にどう 考えてもチョイスがことりんメニューだった(笑)  琴梨「ここのハウスワインおいしいよね〜」   鮎「うん。飲み疲れなくて、気軽に食べながらのめる 」  番頭「勝手にあけてるな〜。君ら俺とつき合ってると、 どんどん     悪くなるよね」   鮎「食事しながらワインのむくらいはいいっしょ」  琴梨「そうだよ〜 今日もお母さん遅いから夕飯どうし ようって     困ってたんだから」   鮎「そうそう、琴梨ってさみしんぼだからさ。結構一 緒にご飯     食べてって電話してくるよね」  番頭「そういうときって、なに食べてるの?」  琴梨「半調理品がフリーザーにいっぱいあるのよ!」   鮎「シチューにカレーにハンバーグにパンに・・・す きなもの     チンして食え!ってかんじだよね。たまにワイン あけたり     も・・・へへ」  琴梨「ほら、ひとりぶんって作りにくいでしょ。自分の ごはんつ     くって余ったのを凍らせとくの」 ことりんの趣味が料理なの、すこし解った。ひとりきりの 食事がさ みしくて凝りはじめる気持ち。たのしそうな二人を見てる と一緒に メシ食えて良かったなと思えてくる・・が。 いくらなんでも呑みすぎだ。この店は「わんこそば」のよ うにワイ ン持ってくる。デキャンタ3本も空けちゃったじゃないか 。念を押 すようですが、実際はひとりで呑んでます(笑) あーおいしかった。貧乏性なので料理を残すのはつらいが 、とても 入らない。ま、三人いたら楽勝でデザートまでやっつけた だろうと いうことで納得する。 すいませんお勧めして。お客さんなら食べ切れると思った んですが と店員に言われる。いえいえ、来るまえに寿司やに寄って ますから ねぇと心の中で苦笑。うん、はらぺこなら入りましたよ。 狸小路をぶらぶらしてから夜の大通り公園へ。さすがに冷 え込んで いるが泥酔した身にはちょうどいい。まだ夜はこれからだ が、いい 加減に徹夜明けが堪えてきたので、こんどこそホントに二 人を帰し た。しまった、送りもしないで雄大パパになんと思われる か(笑) 宿に帰ると・・・いったいどこで買ってきたんだろう?日 曜日の競 馬新聞を持っている。まさか万引きしてないだろうな(汗 ) とりあえず毎日王冠と京都大賞典を検討し、翌日の行程を 練った。 早朝に訪れようと思っていた平岸を午後にまわし、まず中 心部から 攻めることにする。これならミニオフに顔出せるかもしれ ない。 この辺で力尽きる。おやすみなさい〜 ・・・まだつづく。 【10/10・札幌AM】(長文&バレ含む) 朝6時に起きる。ゆっくりと風呂に入り手足を伸ばしてい るとだん だんに覚醒(前ふりです)していくのが分かる。ちょっと 残ってい たアルコール分解物もこれでハァ〜サッパリサッパリ(笑 ) ただ見るだけになることが多いから普段は観光しない。行 って見て 何にも感慨のない場所などありえないのだけれど、なにも 感じない ことはよくある。それは、そこで知っておくべき文化の背 景を知ら ずにただ行って見るからだ。 逆に考えれば、背景が自分の中にあればどこでも立派な観 光の対象 となる。『北へ。』に登場する君が住む街の風物、という のも文化 の背景のひとつにもちろん違いありません。 自己正当化完了(笑)チェックアウトして意気軒昂と朝の 札幌市街 に出る。 《メッセホール〜須貝ビル〜二条市場》 条の方向にたどるカニ歩き。 メッセホールは楽器店の5階にある、90人キャパのライ ブハウス だった。掃除のおばさんに挨拶してこっそり写真を撮らせ てもらう が外観だけ。中を見れたら鮎度がイッキに振り切れるのに (笑) 須貝ビルは前夜入ってみた記憶がある。けさは閉まってい る正面か ら撮っただけ。ここも中を撮らないとメートル上がらない (死語) 二条市場。市場はどうしても旅先では入れないなぁ。見て 歩くだけ ではつまらないし、買い物しちゃうとかさばるし生鮮物だ となおさ ら。やっぱりその土地で暮らす人のための施設だね〜。 流れでビートルバム確認。B1だし夜は分かりにくい看板 だし見つ けにくいかもしれない。開くのは昼からなので、後でまた 来ること に。 《ホールステアーズカフェ》 開店の9時になったので行く。ズンズン乗り込んでトース トセット を注文。明かりとりの窓が大きいくせに仕切り壁も大きく 、開放的 なのか狭っ苦しいのかよく分からない珈琲店だ。 う〜ん。しかしコーヒーはウマい!フレンチローストを存 分に堪能 して店を出た。あ、しまった。にの字行っとくんだった( 笑) 《4丁目プラザ〜大通り公園〜時計台》 歩きながら写真を撮る。泉の像のポーズを初めて見たら・ ・なんだ 変じゃないや(笑) 時計台に着くと観光客でいっぱい。ぐるりと回りを巡って 細部を撮 る。もちろん正面も。中も見ようかと思ったが、すでに人 が詰まっ ていたのであきらめた。 10時ちょっと前。ぎりぎりまで予定が立たなかったので 同行はで きないが、折角来たのだからミニオフメンバーに挨拶だけ でもして おきたいと思い、テレビ塔直下へ行く。 え〜とたしか北へのTシャツが目印なんだっけ?ぐるりと 探したが 見つからない。あと自販機のまわり・・・う〜ん分からな い。時刻 を間違えて覚えているのかもしれないな。 人も多かったので、結局あきらめて道庁へ移動することに した。 帰ってから確認すると・・・番頭めの勘違いでした。この 季節にT シャツなわけないんだもんね(^^;キャップですね。も っとよく 読んでメモするんだった。元々の予定は午前中ずっと平岸 にいるつ もりだったので行けないなと思ってたのもありましたが、 虹ぃさん 残念です〜。  琴梨「じゃん(^^)」   鮎「えへへ〜おはよう」 あ、おはよう〜(^^)今日も元気だね。でも待ち合わせの 約束して ないのに、どうして居場所が分かったの?  琴梨「お兄ちゃん、マジスパに行きたいって電波だした でしょ」   鮎「ピンときたんだね」  番頭「・・・大したもんだ」 《赤レンガ〜サッポロファクトリー〜マジックスパイス》 旧道庁、通称赤レンガ。これはまた見応えのある建物。思 わずあち こち写真を撮る。 マジスパの開店が11時なのでちょっと気持ちが急がされ 、サッポ ロファクトリーまでタクシーを使う。平岸ではロイズに行 けないか なと思ったので、ここでチョコレート買おうと思ったです よ。 やはり中をうろうろする。書店でビッグラン北海道99を 見つけ即 ゲット。 ロイズもあったが、そうか生チョコは要冷蔵食品なのか。 持ち歩け ないので帰りに買おう。 東西線バスセンター前駅に出て、地下鉄のみの一日乗車券 1DAY カード購入。800円なり。ま4回乗ればモトは取れます 。 マジスパは南郷7丁目駅からすぐのところ。住宅地のなか にサイケ な店で目立つ。  琴梨「インドネシア風スープカレーってどんなだろう? 」   鮎「楽しみだね〜」 うはは、これはウマい。ウマすぎる。2種のスパイスと酢 をちょっ とずつ混ぜて味を変える楽しさ。ちなみにチキンの瞑想を 注文しま したが、もうひとつふたつ辛くても良かったな。 あ〜、何度も通ってメニュー全制覇したいぃ〜。  琴梨(ずびぃ〜む)   鮎(えっくし!) ハナかんだりくしゃみしたり賑やかだ(笑)辛いと知って なお挑戦 する辺りも若さであろう。  琴梨「辛いけどお、おぃしひよね〜」 ふふふ、涙ぐんでハナたらしておいしがってることりん。 あなたも ひとつどうですか(笑) 再び東西線で大通りまで戻る。お昼の大通り公園とくれば 、缶コー ヒーに焼きトウモロコシに噴水は外せないと思わない?別 々に飲み 食いして手を拭くものを用意すれば現実にGO!だよねー 。 ・・・すげぇ人がいっぱい(爆)ベンチも芝生もぎっしり と。割り 込んで出来ないことはないが、運動会じゃないんだからと 思い留ま り、いよいよ平岸へ向かうことにする。 そのまえに、気になるポスターを見かけた。  番頭「へぇ。モスバーガーのMのロゴいつ変えたんだろ う?」   鮎「・・・丸井今井のロゴだよ」 そっくりです。 それにしても得意げにヒトの間違いに突っ込む鮎ぽん。あ なたも おひとついかが(笑) 札幌編途中ですが、長くなりましたので一旦分けることに しましょ う。 次回最終回につづく。 【10/10・札幌PM】(長文&バレ) 「人々よ。魂のふるさとへ還れ」と、デロリンマンは言っ た。 還るべきふるさとは人により世代により異なるが、今の僕 にとって はことりんが住む街、平岸がそうなのです(笑) いや、正確に言うと今日初めて訪れて、魂のふるさとたり えるか試 される大地というところだぴょん(←照れてる) ともかくも大通りから南北線で10分で平岸。妄想してる 間もなか った。 《平岸〜南平岸》 着いたのは13時ジャスト。地上に上がる途中で壁にかか った周辺 地図をみる。持っている地図と照合してラルズストアの位 置を記入 して準備完了。出口を撮ると、そこにいたティッシュ配り の娘が妙 に緊張しているのがおかしかった。  琴梨「お菓子買ったのなら・・少しちょうだい?」 コンビニで黒トッポを買って、ぶらぶら歩く。よく晴れて たし、 そういう気分だったんですね。 10分ほど歩いて、地図上で目安をつけていた場所につい た周りを 見るとあっさりことりんチが入っているマンションが見つ かる。  琴梨「とうちゃ〜く」  番頭「いざ来てみると味けないもんだなぁ」   鮎「ん〜、観光地じゃ〜ないしね!」 ランドマークとなる建造物を目標に行けば見つけやすいが 、それが 何か知ってないと探すのは大変だったろうな。フォトメモ シークレ ットHPに情報はあります。 続いて7〜8分歩いてラルズストアへ。 ここでグリーンカードを作ってもらった。買い物客向けの ポイント カードであってファングッズではないから作ってもらう方 法につい ては詳しく書きません。 ただ、日常的に買い物に来る者ではないが、こういう理由 でカード 自体は欲しいこと。もちろん今日は買い物していくし、た とえ年に 1・2度でも札幌に来た時は使うつもりがあることは隠さ ず伝えま した。あとは店の人が認めてくれるかどうかの運もあるで しょう。  琴梨「初めて来たときは『なんか、せこくない?』とか 言ってた     くせに」  番頭「ポイントためて景品をもらう。生活者のロマンだ ね」   鮎「・・・ふたりともセコイよ」  琴梨「でもこれでお揃いだよね うれしいな(^^)」  番頭「へへへへへ」   鮎「あー!したらそーゆーぷちらぶな理由なんしょや !」 なまらムカツク〜、と鮎ぽんに怒られながら旅というか散 歩を続け る。付近を歩きながら小学校・公園・小児科医院などを撮 る。もち ろん側のことりんが子供時代を語るという形式を借りて、 暮らしの 細部を膨らませているだけのことですが。 ただそれで驚くほど「魂のふるさと効果」が得られたのも 、また事 実です(笑) ついでに近くにあるHTB北海道放送局にも行く。これも 陽子ママ の職場ということに決める。きわめて職住近接でうらやま しいこと だが、この環境が彼女にひとり娘を放ったらかす口実を与 えたのか も知れぬ、とまで思う。キャラ萌え恐るべし、どんどん危 ない人に なっていく点では宗教と差はないかも? ここでonちゃん発見!屋上に乗っている球体はなんだろ うと近づ いていくと、壁にイラスト「onちゃんがいるよ↑」って 描いてあ る。か、カワイイ(^^) 《ぷちコーナー》 そろそろ引き返してウインズに行かねば馬券が買えない。 が、運悪く(良く)「ロイズ羊が丘通り店この先400m 左折」と いう看板を見つけてしまう。さらに運悪く(良く)道端の 住居表示 で「個人めぐみタクシー」なる表記も見つけてしまう。 行く(爆) めぐみタクシーさんは見つからなかった。個人タクシーだ から看板 出してないかもしれないし。 そのかわりお寺を発見「真宗大谷派 極楽寺」こんなのに まで反応 するなんて大丈夫か番頭(笑)大谷石でも大谷吉継でもい いのか! 《ロイズ羊が丘通り店》 ロイズ発見。生チョコレートを頼まれてた友人宅に4パッ ク発送し あと一つ保冷パックに詰めてもらう。もちろん心の中でこ とあゆの 二人にもプレゼントする。 《狸小路〜アッサム〜ビートルバム》 すでに15時。南平岸からすすきのへ約10分で問題ない が、駅ま でをどうするか・・・気づいた時にはタクシーを止めて「 狸小路の ウインズB館まで急いで」なんて言ってた。 あぁ〜、1DAYカードはなんのためにィ〜(笑) 10分かからずに着いた。オッズを確認し東西のメインレ ースを買 う。毎日王冠は外れて京都大賞典をわずかに取る。しめて 四千円の 損であった。   鮎「今日はどっちも狙えるレースじゃないからね。荒 れそうな     京都だけ軽く買ってみました」  琴梨「グラスワンダーは外から被されるとやめちゃう癖 があるみ     たいね。JCでは追い込み戦法をとるかもしれな いから取     りこぼすかも」  番頭「スペシャルウィークが負けすぎだなぁ。有馬記念 まで仕上     げないつもりなんだろうか」 馬産地の芸人たちと競馬談義をしながら、アッサムへ。 ティーセットを頼む。ポットの紅茶を一杯めそのまま、二 杯めミル クで飲む。よく分からなかったがサンドイッチは美味であ った。三 杯めはすごく苦くなっていた。 続いて、バータイム(18時〜)になる前のビートルバム へ。 ここは喫茶というよりバーですね。自家製チョコケーキが 温かくて おいしかったが、夜ゆっくり飲みたいところだな〜と思っ た。 《さようなら札幌》 楽しい時間はあっというまに過ぎていく。そろそろ札幌を 離れる時 間だ。やたら増えた荷物を詰め直して、札幌駅へ。  番頭「ホームまで見送りにこなくていいよ。帰りたくね ぇって泣     いちゃうから」  琴梨「うん お兄ちゃんもたいへんだね」   鮎「また来てね(こんどは二人で!)」  琴梨「聞こえてるよ鮎ちゃん(笑)」 それじゃぁ、ばいばい。二人に別れを告げると、すっかり 暗くなっ た札幌を後に、夜汽車は走り出したのでした。 《さて、結びは?》 汽車のなかで駅弁とビールで夕食をすませ、ロイズの生チ ョコレー トラム酒入りを食べて驚く。しまった、もっと買うんだっ た。この トロトロ感覚は特別な日のものだなぁ。 駅で買ってきた南部杯が載ってる競馬新聞を広げて驚く。 メイセイ オペラ回避してるじゃん。こんな情報すら入れる余裕がな いほど、 『北へ。』にハマっているってことだね。 翌朝4時半に一応盛岡で降りたものの、よく考えればメイ セイオペ ラが出ないんじゃ現地で見る意味はなし。切符を買い直し て9時半 の新幹線で帰って来ちゃいました(爆) この旅の目的は南部杯だったはずなのに、ある意味札幌で 燃え尽き ていたんだろうなァ。 結局は埼玉県の浦和競馬場で中継見て馬券当てたんですけ どね。つ いでに撮った写真全部プリントしてもらったら、暗いとこ はほとん どNG(汗)あぁ〜澤登がぁ、ママ・サブロッソがぁ!目 で見えた ところは夜でもフラッシュたかなかったんだけど、どうや ら僕には 写真の常識がないらしい(笑) でもまぁ、これでまた行く理由ができたってもんです!都 市から離 れた観光地では『北へ。』三昧とはいかないでしょうけど 。 でも、君たちが住む街、という感覚を得られたのはとても うれしい ことでした。人への愛情と土地への愛着が根本ではつなが っている のだと、教えてくれた旅となりました。 最後にお礼を。 雄さん、ひでまつさん、SINさん、JiggさんNOR さん。 旅行記とても役に立ちました。ありがとうございます。 そして最後まで読んでくれたあなたにも、ありがとう。 あなたも、旅情と愛情のクロスオーバーする危ない北回帰 をしてみ ませんか?と〜〜っても楽しいですよっ(笑) 今度はイルミネーションカウントダウンに行ってみたいな ぁと思い はじめている番頭でしたぷぅ。 でも2000年正月、飛行機とぶのかな?
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