裏・通信番組『神終の夜明け』

2020年7月14日放送より

 

■幕僚監部人事部広報担当より

 皆様に再び声を発する事が出来る幸いに感謝を……。
 神州結界維持部隊・幕僚監部・人事部の広報担当、電波妖精セスナが、隔週ごとに各地の戦況――終末へのカウントダウンを伝達致します。
 宜しくお願い致します。
 ……戯レナガラ意外ニ面倒ダナ。

 

■各地の戦況報告

●北部方面

 千歳に点った“燭台の灯”により開かれた“天獄の扉”より神御軍が舞い降りる。“神の裁き”の側近、西や南へと戦渦を広げ、護りの障壁は手薄なり。
 然れども侮る無かれ。“神の裁き”は六翼を広げ、極寒の監獄を以って待ち構えん。

 

●東北方面

 冥府へと地獄道が繋がりし恐れの山。悪鬼羅刹は葬り去るが、続いて夜叉の眷属が支配者に成り変わる。
 大いなる母祇を頭に抱き、叛徒の群れ。太陽に叛き、服わぬモノ。南に下りて蛇の星を目指す。天仙の宝具を手にする兵と相対し、流れる血が地を穢す。

 

●東部方面

 終わりをもたらすもの、黒き代を駆け抜ける白馬の君。従うは鳥、猿、熊。甘言を囁き、人心を惑わし、武力を振るう。然れども、相対する敵は無し。
 逆鱗の傍。電子の海、眠りの闇。混沌は這い寄りて、嘲笑う。

 

●中部方面

 蠅の帝王、社を侵し、犯し、汚す。
“敵”は魑魅魍魎が繰り広げる夜宴の中央にて、万魔殿の礎を築く。抉じ開けるは“地獄門”。汝、一切の希望を捨てよ。
『神の門』よ、『混乱』よ。悪心の影が潜みたる。恐怖と狂気にも退かぬは、蛮勇か白痴か。然れども闇を切り裂いたのは、其の閃光なり。
 恐怖公は“胎児”を抱く“神の怒り”へと刃を向ける。偉大公は奈落を睨む冥王をたぶらかそうとするが、聞く耳持たず。
 蛇の巫女が惰眠を貪るのみ。

 

●西部方面

 ヤハタの宮に“神の代理”が鎮座する。挑みしモノ、畏敬の念を持たぬ愚か者よ、呪われよ。
“神の杖”は不死鳥を地に打ち据える。歩みを妨げるモノ、何処に居るか?

 

 では、今回は此れ迄。
 ――汝、死シテモ、尚、生キテ、足掻クガ好イ
( SE:プツン。ザーザーザーと砂嵐音 )

 

■事務連絡

 拙作『隔離戦区・人魔神裁』に御参加頂きまして、誠にありがとうございました。
 作品をより向上させ、皆様に満足して頂けるよう努力したいと思います。恐縮ですが、アンケートに御協力下さい。

Q1.第1回ノベルの評価をお願いします。
  A1−1.割と良し。でも現状に満足しないでね。
  A1−2.悪くは無い出来。更に頑張りましょう。
  A1−3.悪い。次も駄目なら覚悟してください。

Q2.キャラクターに質問です。運命の相手(恋人だけでなく親友や仇敵なども含む)は居ると信じていますか?
  A2−1.運命の相手は居る。居た。
  A2−2.運命の相手は居ると信じている。信じたい。信じさせろ。
  A2−3.運命の相手なんて居ないと思いたい。居ないはずだ。何かの間違いだ。
  A2−4.運命の相手なんて居ないと思う。
  A2−5.運命の相手は居ない。

 なおアンケート回答は、「 第2回アクション・フォーマット 」か、「 アクションテンプレート の自由記入欄」にてお願い致します。

 

 第2回アクション締切日は、

12月10日

 となっております。郵送ないしEメール、第2回アクションテンプレートにて提出をお願いします。
 では皆様のアクションお待ちしております。

=Eメール= maid13@hotmail.com

=URL=  http://www.interq.or.jp/saturn/s-horobi/jinma_0.htm

〒861−4111 熊本県熊本市南区合志2丁目8−15 富濱 健次郎


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