Game
はるかぜ戦隊Vフォース
製作 Ving
発売日 1996.11.15
対応 Play Station
総評 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
ストーリー ★★★★★
システム ★★★☆☆
サウンド ★☆☆☆☆
キャラクター ★★★☆☆
プレイ日時 ????.??.??

概要
まだ地球の文明が幼かった頃、遠く離れた金星では高度に発展した文明があった。
しかし、地上と宇宙に別れた2つの勢力間で争いが起こり、お互いを滅ぼす結果となった。
宇宙勢力は外宇宙への撤退を余儀なくされ、その際に使用した兵器により地上は荒廃し、わずかに残った地上勢力は地球へと移住していった。
それから数千年の年月が流れた地球―――
地球人の生活圏は地球外へと広がり、金星も緑豊かな大地へとなっていた。
そこへ、撤退した宇宙勢力が聖地『金星』の奪還の為に遥か外宇宙より帰還。地球人類との戦争へと発展した。
そんな中、夢に見た金星の大地に憬れる葵奈月は、2人の姉や親友と共に地球を………そして、金星を守る為、最新鋭の戦闘機で宇宙を翔ける!

感想
ものすごく久しぶりにレビューを追加します。しかも、知名度低すぎる作品ですよね。_| ̄|○
ここに来る人の99%以上がまず知らないであろうはるかぜ戦隊Vフォースをレビューしてみます。
ちなみに、世間的にはものすごく人気が無かったと思われ、よく中古ショップでSS版、PS版共に、初回限定版が複数ならんでいたのを覚えています。
(私がレビューするのはPS版です。………が、実はSS版、PS版。更に、PC版を所有していました……………)
一応、わからない人の為にどんなゲームかを簡単に説明すると、シミュレーションRPGです。
そして、いわゆる美少女SFモノです。(あの時代って、はやったんでしたっけ?『ガル・フォース』とか…知りませんか?そうですか?_| ̄|○)
まぁ、正直な所、人気が無いのもわかるのですが、それでも私的にもの凄いヒットしました。
シミュレーションRPGの内容はというとまさに王道です。戦略が全てです。が、それが仇となり、単調な感も否めません………
ただ、スパロボのように機体を操作しているのに魔法(精神コマンド)を使えたりするような事がなく、現実的なところがよかったですね。
こんな感じで、王道な訳でゲームシステム的に特記すべき事はあまりないのですが、敢えてあげるとしたら、兵器が換装式な所ですかね?
シナリオ開始前に次ステージの状況説明があり、それによって、武器やオプションアイテムの換装ができます。(主人公の最新鋭戦闘機レグルスのみですが)
また、各武器の性能も、対艦・対空(対宇宙)・対地の地形適正と、バルカン・ミサイル・ビームの攻撃形状があり、ユニット側にもそれぞれに対する耐性が割り振られているので、更に戦略に幅がでます。
プレイをしていて色々と考えないと、まじめに辛いので楽しめました。
でもって、更に難易度に拍車をかけているのが、名前付きのキャラクターが撃墜されたらゲームオーバーと言うシステムですね。
RPGですので、当然の話で経験値を積み上げていくのですが、メインのキャラクター(主人公達)は問題ないんですが、半分サブキャラ的な人達も多数居るわけです。
で、最終局面が近づくと、今までは友軍機搭乗は一般兵であったに、全員名前付きキャラになります………
つまり、1機でも撃墜されると終わります。私の性格上、こういったキャラは育てないので……………結果、えらく難しく………
まぁ、こんな感じ。ちなみに、このゲーム、見事に、メイン=女性、サブ=男性です。さすが美少女SF。(笑
その他といえば、各シナリオ間、シナリオ中にムービーが入りまくりで、ある意味で当時のそこらのアニメより良かったんじゃないか?てな具合です。
まぁ、ストーリーも私好みでお気に入りって言うのもありますけどね。
ただ、最後は次回作に続くみたいな終わり方だったのに、続編がいつまで経ってもでないのが淋しいです。
まぁ、はるかぜ戦隊Vフォース2って発売予定はあったらしいのですが、開発元が身売りして、しかもハードがDCで既に廃れてるので、予定のまま中止になったんでしょうね。
あー、是非、続編が欲しかったです。

といった感じで、昔プレイした懐かしいゲームでした。
興味を持った方は、とにかく安いのでプレイしてみてください。
今では売っているお店を探すのが大変な気もしますが、PS版であればPS2で出来ますし、おそらく初回限定版でも500円くらいでしょうから。オススメですよ。
Write : 2004.10.04

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