Game
Canvas 〜セピア色のモチーフ〜
製作 F & C
発売日 -
対応 ?
総評 ★★★★☆☆☆☆☆☆
ストーリー ★★☆☆☆
システム ★★★☆☆
サウンド ★★★★☆
キャラクター ★★★☆☆
プレイ日時 2004.05.22 〜 2004.06.06

概要
「描くことを拒絶し続けるうちに・・・・オレは、純粋に絵が描けなくなってしまっていた・・・・・・」

スランプに陥り、迷い続ける主人公は彼女達との触れ合いで、過去の……
絵を描くことが純粋に好きだった自分を取り戻せるのでしょうか?
(ほとんど、公式サイトより)

感想
えーと、はじめに言っておきますが、DVD版の感想です。
実際は、CD版でプレイした事が過去にあります。2をプレイした事を機に、「美咲彩」のシナリオをプレイしてみたいと思い、折角なので全キャラを攻略しなおしました。
と言うわけで、前回プレイ時とは、まったく異なった評価となっている可能性がありますが(てゆーか、自分で覚えていないくらいですから)、その辺は気にしないでください。
ちなみに、あいかわらず、Hシーン飛ばしてます。

全体としては、各シナリオが短く感じました。これは、2をプレイしちゃっているからだと思います。
共通ルートが、2では24日間に対して、1では14日間だったんですね。以前やったときには、短いとは感じなかったのですけどね………
まぁ、それが「悪い」と言うわけではありませんし、私としては短くても簡潔にまとめられているとは思いました。
物足りない感は否めませんけどね………( ノ ̄∇ ̄)ノ

ちょっと気になった点といえば、「彩」の追加によって、なんとなくストーリー(それまでの経緯)がおかしくなってないかな?といった感じでしょうか?
そもそも、概要であるように、主人公は絵を描くことを拒絶していたはずです、が、これはいつからなんでしょうか?
私は、少なくとも、半年くらいは描いていない、或いは、描かなくなったのは最近でもそのくらいから、心から楽しまずに、学園に言われるままに描いていたんじゃないかな?と思っていました。(半年=2年生にあがった直後くらい)
なぜ半年くらいかというと、突然、学園の言ってる事むかつくーなんてなるわけはありませんから、そういった学園の思惑に気づくのに1年くらいはかかったんじゃないかな?と思います。
でも、彩の登場で少なくとも、2年にあがった直後は、昔の純粋に楽しんで絵を描いていたはずです。
そうでなければ、彩が主人公に惹かれるはずはないですから……………で、入学当時の彩は、主人公に対して敵対心を持っていたわけで、これから主人公の心を知り、恋心にまで発展するには………3ヶ月くらいですかね?
そうなると、一学期中くらいは、主人公は絵を楽しんでいたんじゃないかな?と思われます………
結局、夏休み中くらいの展覧会かなんかで、学園側から色々言われて、拒絶したみたいな感じなのでしょうか?
そもそも、私がそういった展覧会が年に何度あるとか知らないのでなんとも言えませんが、結構、ギリギリのタイミングで色々な心境の変化とかが起こっているんだなぁ?と思いました。

それから、オープニングムービーがかなり良かったです。
キャラクターの魅せ方、映像の切り替え等、非常に楽しめました。
で、極めつけは、
「先輩は、絶対描きます。だって、絵が好きだから。捨てらるはずありません。」
の台詞ですかねぇ。なんか、何故かよくわからないけど、タイミングとかが非常に良くて、ツボでした。(何でだよ)

そんな感じで、例によって、ヒロイン別 評価 兼 感想。(評価順)

桜塚恋 ……… ★★★★★
なぜか、"Canvas 2"では真のヒロインになっていた主人公の義理の妹、恋ちゃんです。
関係ありませんが、「れんちゃん」で変換すると、まず「連荘」となる私の辞書が嫌です。(o_ _)o
それはさて置き、CD−ROM版では個人的人気bPだった"悠お姉ちゃん"(後述)を僅差でかわして、トップはこの娘です。
シナリオで見ると、どっちも同じくらい良かったのですが、大きかったのは私服の立ち絵でしょうね。(Face作る関係もあって)
なんというか、恋の私服立ち絵は、良すぎです。( ノ ̄∇ ̄)ノ
逆に、悠お姉ちゃんのは………子供っぽすぎです。まぁ、そうゆうキャラだから言いといえばいいのかもしれませんが………今の私的には微妙です。(;^^)ヘ..
そんな訳で、見所なんかをあげてみると。
藍初登場時のやり取りでの「わー、わわー!わわわわーーー!!!」がかわいかった。(〃 ̄∇ ̄〃)
それから、夢乃さん(主人公の父親の再婚相手で恋の母親)の「恋愛は理屈じゃない。頭で考えてるうちは本物じゃない」って台詞(実際には恋が言ってたんだけど)が、非常に印象的でした。
って、なんでこれで恋がいいんだろう?って感じですが、結局、あれだけ一途に想える娘がすごいなぁと………思ったからじゃないかな?
てゆーか、髪型がツボなんですよ!!!( ノ ̄∇ ̄)ノ

篠宮悠 ……… ★★★★☆
やっぱり、悠お姉ちゃんはよかった………のですが、2位に甘んじています。
なんか、今考えちゃうと、お姉ちゃんの主人公に対する気持ちって、恋とか愛というよりは、嘘をついてしまった事・約束を守れなかった事に対する謝罪の気持ちから来る感情なんじゃないかと思うんだよね………
そんな訳で、どうもあのストーリーの繋がりは変なんじゃないかな?と………(;^^)ヘ..
ちなみに、天音に嘘を教えた場合(あんパンの日)のお姉ちゃんの薀蓄は良かったなぁ………
「あんパンが誕生したのは、それから三年程たった1870年くらいの話なんです」「その後、明治8年(1875)に明治天皇が水戸家下屋敷であんパンをご賞味されたのが4月4日だったので・・・」「4月4日はあんパンの日なんですよ。みなさん、知っていましたか?」
うーん、これ調べたら本当でしたよ。ただ、私が調べていた中で面白いサイト(ちなみにここ→ココ)がありまして、「誕生日」(この日に生まれた人)って欄があったのですが、そこにのっていた人物………
生年不明 - 鞠絵、ゲーム・アニメ「シスター・プリンセス」に登場するキャラクター
生年不明 - 早乙女好雄、ゲーム「ときめきメモリアル」に登場するキャラクター
……………リアルじゃねぇ。(o_ _)o (まぁ、フィクションの出来事なんですけどね。)
まぁ、それはいい………とりあえず、なんつーか、良かったところは、冒頭から数日間の主人公・お姉ちゃんがそれぞれ呟く台詞(小さめのテキストになっている発言)がよかったなぁ。
なんか、お姉ちゃんシナリオでは、この言葉が非常に重要な意味を持っていると思います。
あと、エピローグの一言「・・・・子供、出来ました」が萌えーーーーー( ノ ̄∇ ̄)ノ なんか、こうゆうのいいよねぇ。(何?)

君影百合奈 ……… ★★★★☆
百合奈先輩。恐らく、一番大人のキャラです。(悠お姉ちゃん含めて)
実のところ、悠お姉ちゃんと同率2位(というより、個人的に、恋、悠、百合奈はほぼ同率1位)でした。
なんか、改めてプレイしてみると、百合奈先輩っていいよねぇ。一番早い段階で主人公に絵を描く事の楽しみを思い出させたのも彼女ですし。
何より、物静かなところが良かったですね。「とてとてとてとて・・・・・・」って歩き方もいい感じです。
あとは何だろう?悠お姉ちゃんの所でも触れたけど、なんか、私、子供がツボならしいです。(マテ
なんつーか、百合奈先輩シナリオって、キーとなっているのが、赤ちゃんなんですよねぇ。
心臓が弱い百合奈先輩は、子供産めるかわからないような状態ですし、自分の母親も心臓が悪くて、自分を産んだ時に亡くなってしまっているし………
そんな訳で、最後の1カット。自分の子供を抱いている百合奈先輩は非常によかった………なんか、感動でした。
あと、名前に花を織り込んで、花言葉を対応させているところが凄かったなぁ。花言葉とか覚えたくなりました。が、覚えないだろうなぁ。(ぉぃ

美咲彩 ……… ★★☆☆☆
DVD版よりの追加キャラクター。
2で妹が登場していますが、少なくとも1だけでみると、彩は一人っ子っぽい扱いだと思うのですが………
なんというか、3つ下の妹がいるのにこの性格は困るだろと思いました。
むしろ、彩=妹、菫=姉。の方が、しっくり来ると思う。(まぁ、彩=1年。菫=3年。という作品中での描かれ方だからかもしれないけど)
と言うわけで、ぶっちゃけ、ガキはいらん。( ノ ̄∇ ̄)ノ ツインテール、やめれ。パパ、ママ、って言うのやめれ・・・
というより、Hシーンがあったのにびびった………DVD版って全年齢対象だと思ってたよ………(o_ _)o
ちなみに………親友(?)の「雅」ちゃんの方がお気に入りです。描写されていませんが………( ノ ̄∇ ̄)ノ
あと、なんというか、展覧会での作品タイトル………「愛する人」(o_ _)o 多少は、ひねってください。ストレートすぎは微妙かと………
「翼ある者」とかは結構いい感じなんじゃないかな?と思ったんですけどねぇ。(;^^)ヘ..
って、いいところ無し?……………いや、あるよ。↑で書いてるけど、オープニングムービーの台詞が……………( ノ ̄∇ ̄)ノ

橘天音 ……… ★☆☆☆☆
ガキは………(略)
シイタケは宇宙人なんですっ!!!(何?)ボンボン坂高校演劇部(むかしジャンプで連載してた漫画です)の部長(に寄生した宇宙人)を思い出します………
いや、ごめん。天音の印象って、これだけです。( ノ ̄∇ ̄)ノ
………じゃないな、塚山くん、いい。いやー、彼のお陰で、天音は引き立ってるんじゃないかと思います。
(学園祭時のあのシーンだけですが…)
あとは………しゃべらなければ、私服姿は可愛いんじゃないですか?しゃべらなければ………甘ったるい声で「大輔ちゃん」とか言われた日には、殴り飛ばしますね。
てゆーか、天音の場合、天音シナリオよりも、むしろ、他キャラシナリオでの天音の方が個人的に好きですね。
彩シナリオで、主人公が描きあげた彩の絵を見たときの心境とか、悠お姉ちゃんシナリオでの(加筆)心境とか………
やっぱり、天音の主人公に対する気持ちは、純粋な恋心ではなく、兄妹としての感情であった。というのが、個人的にしっくりくるんだけどなぁ。(;^^)ヘ..

七城柚子 ……… ★☆☆☆☆
だ〜か〜ら〜、ガキはいらん。そして、一人称「ボク」という女の子もいらん。( ノ ̄∇ ̄)ノ というか、なんか、立ち絵とイベントCGの各場面で、顔が数パターンに変化していると思うのは私だけなんでしょうか?(;^^)ヘ..
一体、どれが柚子の本体なんだか、さっぱり〜〜〜(o_ _)o
まぁ、ちょっとだけフォローしておくと………「ぽかぽかぽかぽか・・・」の効果音がよかったかな〜。(マテ

鷺ノ宮藍 ……… ☆☆☆☆☆ (評価対象外)
おまけキャラクターですので、評価対象外です。
そんな訳で、恋ちゃんの親友にして、2の紗綾さんの妹、藍ちゃんですね。
ちなみに、「あいちゃん」と言われて最初に思い出すのは、「機動戦艦ナデシコ」のイネス先生なのですが?いかなものでしょう?(;^^)ヘ..
キャラ的に好きなのですが、某カードをとっ捕まえる「はにゃーん」なお子様の親友とダブって、偉くむかつくのは私だけでしょうか?(私、あいつきらーい。( ノ ̄∇ ̄)ノ)
まぁ、そんな感じです。ちなみに、評価対象外っていうのはキャラで判断するしかないからですね。目立ったシナリオがないので………(;^^)ヘ..
ただ、なんというか、恋が居てこその藍ちゃんですよね。

Write : 2004.06.07

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