Game
それは舞い散る桜のように
製作 Basil
発売日 2002.6.28
対応 Windows 98 / 2000 / Me
総評 ★★★★★★☆☆☆☆
ストーリー ★★★☆☆
システム ★★★★☆
サウンド ★☆☆☆☆
キャラクター ★★★★☆
プレイ日時 2004.01.01 〜 2004.01.11

概要
日本でも有数の桜の産地「桜坂市」(架空の街ですよね?)にある「私立桜坂学園」を舞台とした、学園恋愛を綴った純愛系アドベンチャーゲーム!

主人公は、幼年時代をこの街で過ごし、一時は離れていたが、進学の為に再びこの街に戻ってきた青年。
ただ………幼い頃の記憶はほとんど覚えていなく、唯一覚えていたのは、2本の桜が寄り添うように並んでいる丘。
その丘から見える風景に、こみあげてくる懐かしさ感じながらも形容しがたい不思議な感情が湧き上がってくる。
それが何であるかわからないまま、主人公が戻ってきてから2度目の桜が舞っていた………高校(だと思う)2年生になった4月からの一年間のお話です。
新しいクラス、夏休み。そして、学生生活での最大のイベント(?)修学旅行を経て、あなたの隣にいるのは誰でしょう?
そして、忘却の彼方にある過去の出来事とは?

感想
まぁ、そんな訳で、感想なんですけど。その前に一言………
概要って難しいですね………私が概要を書くと、「概要」欄と「感想」欄の区別がなくなる予感がしましたね。(;^^)ヘ..

では、気を取り直して、感想です。(実は、レビュー第一弾なので、若干苦戦中…何を書けばいいんだろ?)
とりあえず、総評かな?
なんとなく作品的には、(「秋桜の空に」+「みずいろ」)÷2って感じだったのですが。(;^^)ヘ.. ストーリーは、なかなかよかったと思います。
背景に前作のキャラがいたり………前作と同じようなイベントがあったりと、そういった部分での楽しめちゃったりしました。(まぁ、だからどうしたって訳でもありませんが…)
それから、なんというかギャグが知的なんですよね………高度すぎて、理解できない(恥)のとかありましたし。
さらに、全員が全員、漫才向きなキャラ(そうなのか…)で、きちんとボケ・ツッコミが成立しますから。(笑)
ただ、私が馬鹿なんだか………過去の出来事っていうのが、全キャラ攻略後でもよくわかっていません。
なんというか、ストレートな表現でこんな事でしたと言うものがないので、登場人物の発言・態度、場面の描写などから読み取るしかないですね。
だから、私的にはだいたいこんなんだろうと、脳内補完しているだけで、それが確かなのか、どうなのか?(;^^)ヘ.. 一応、ここでは語らないので、興味のある方はプレイしてみてください。

続いて、ヒロインについて………全部で5キャラいます。
学園のプリンセス、魔球(ボーリング)轢殺が得意技『星崎希望』。※通称「ゾンミ」
わざわざ主人公を追いかけて進学してきたハイテンション・ストーカー『雪村小町』
冷たいツッコミが武器な突発行動型・恋愛否定組。が、実は(個人的に)真のヒロイン『八重樫つばさ』
猫リュックが似合う見た目は子供の説教お姉さん『里見こだま』
屈指の妹キャラでお隣さん兼主人公専用ホームヘルパー『森青葉』
そして、その他にも魅力的なサブキャラの方々が………というか、幼女多すぎ。( ノ ̄∇ ̄)ノ
まぁ、そんな訳でして、ぶっちゃけエロゲな訳でして(お子様はやるな)、ゲームの進め方は、口説く → エッチ → エンディングと王道な訳ですが、なんというかこれが上手い具合に出来てると思います。
新学期〜中間試験で、ルート(ヒロイン)決定。そして、オープニングムービー。この位置でオープニングとなるのは、はっきりいって正解です。この作品的に、ある程度の内容をわかってないと、オープニングが意味わからないといった感じですので、非常にナイスなタイミングだと思いました。
中間試験〜修学旅行が、恋愛編。そして、エンディングムービー!? これも絶妙なタイミングだと思います。あ〜そうゆう事なんだ〜と納得できま……………すよ?(o_ _)o
修学旅行〜エピローグが、完結編。ここで、過去の出来事が関係してくるのですが、上記の通りよくわかりません。
展開としては、こんな感じです。
また、ヒロイン決定後も、その他ヒロイン候補・サブキャラのみなさんが、色々と絡んできて、主人公やヒロインの心境を代弁したりと、間接的な表現があり、そういった点も私がいいなぁと思った一因ですね。

ラスト、キャラ別感想。
いや、ぶっちゃけ、つばさ以外どうでもいいんですが、とりあえず、一言ずつくらいは………

八重樫つばさ ……… ★★★★★
個人的それちるナンバー1キャラです。天真爛漫という言葉がぴったりですかねぇ。
離婚した両親の父親と一緒に暮らしている女の子。その経験から、「恋愛は一時の迷い」的な考え方をして、恋愛否定組な訳です。
ただ、人(異性かな?)から逃げるのではなく、広く浅く付き合うと言った接し方で、恋愛をしないような生き方を貫いています。
なんというか、恋愛アドベンチャーはエロゲである意味はないと思ってたのですが、それちる(というより、つばさだけなんですが…)には必要です。
いえ、秘め事自体はやっぱりどうでもいいんですけど、そこに行くまでの経過というか、恋愛否定組のつばさが決断した瞬間ですかね。あれがもう……… 修学旅行先のホテルでのあの一言で落とされました。(o_ _)o
あと………「や、〜〜〜」が口癖になりそう………(というか、もう遅いんですけどね………)

星崎希望 ……… ★★☆☆☆
ん〜、個人的にヒロインでは第二位ですかねぇ。
よかったって部分が一箇所(1イベントというか、一言だった気がする)ありまして、そのシーンというのが、ゾンミのバイト先へ主人公が始めていった時ですかねぇ。
詳しくは、プレイしてみてください。w
ちなみに、メインヒロインは(たぶん)この娘です。(小町って噂もあるのですが) 恐らく、過去の出来事に一番関係しているのがこの娘です。(かぐらちゃんって噂もありますが…)
余談ですけど、私、「ありえない」って最近口癖だったんですよ………が、別にゾンミの影響じゃないので………一応。

雪村小町 ……… ★☆☆☆☆
なんというか、意味不明。いまいちよくわからないキャラでした………
巷だと、何故か一番人気らしいです。

里美こだま ……… ★☆☆☆☆
まーあれです、どうでもよし。つーか、年下(じゃないけど)いらん。( ノ ̄∇ ̄)ノ ポイ

森青葉 ……… ★☆☆☆☆
………いや、いくないよ? なんつーか、同上。

郁原郁奈 ……… ★★★★☆
それちる幼女3号で、つばさの妹であり、あだ名が「イクイク」です。(そんなあだ名でいいのか、おねーちゃん…(o_ _)o)
つばさとは別々に、母親と一緒に暮らしています。
また、この娘も両親の離婚がきっかけで、心に傷を負っていまして、つばさとは逆に、人から逃げるといった手段をとっていたみたいです。
まぁ、なんというか、境遇こそ逆ですが、根本では似たもの姉妹って感じですね。

川端瑞音 ……… ★★☆☆☆
主人公を「お兄様」と呼ぶ、それちる幼女2号です。
いや、ヒロインより評価高いのは、気にしないで下さい。

芹沢かぐら ……… ★★★☆☆
青葉ちゃんの親友にして、幼年時代より主人公に想いを寄せる少女。(って年齢でもないかねぇ…)
が、ゲーム中、主人公と結ばれることはない微妙なキャラです。が、恐らく人気は高い(と思います)。
ちなみに、バストは小さいらしいです………青葉ちゃんより………(o_ _)o

相楽山彦
この手のゲームによくありがちな主人公の二枚目親友。

牧島麦兵衛
主人公を追ってきた小町をさらに追ってきたサッカー特待生の後輩。
主人公を敵視しているが、困っている人は見捨てられない性格の為、主人公を助けたりする場面も………

結城ひかり
こだまの親友で、なにかと主人公の面倒をみてくれる。
口が悪く、手も早いが、根はいい人(だと思う)。

浅間弥太郎
2年連続で主人公の担任である体育教師。生徒思いのいい先生です。

谷河浩暉
「ドクターイエロー」の異名を持つ学園の保険医。というか、学園の影の支配者?怖い人だけど、いい人です。

佐伯和観
主人公の母親の親友(?)で、主人公の保護者(だと思う)。ダイナミックなお方です。

佐伯和人
和観さんの息子。不死身です。そして、幼くして3(4?)人のお嫁さん候補がいます………(o_ _)o

水無月瑛
それちる幼女1号。

恵美椿
それちる幼女4号。卵キラー。

Write : 2004.01.10
Update : 2004.01.11

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