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T・DRAGON QUEST 〜序章 「勇者の目覚め」〜

作成元:TNB製作所 URL>http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-SanJose/7883/
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はじめに、T・DRAGON QUEST(以下TDQ)とは1991年にTNB製作所の手によって作られた
X68000用のRPGであります。

タイトルを見てピンとくる方もいる思いますがこのゲームはドラゴンクエスト(株式会社エニックス)の
システムが用いられているゲームであります。ですが、このゲームの凄い(素晴らしい)所は

1:このソフトに関しては全てお一人で企画・製作をされている。
2:ゲームバランスが原作に劣らないぐらい充実している。
3:すべてオリジナルのシナリオなのでドラゴンクエストシリーズをやったことのある方には新鮮感を味わえる
  また、やったことの無い方でも十分楽しめる(はず)
4:ドラゴンクエストシリーズには無い一味違うドラクエを味わえること間違いなし。

等です。
同人ソフトの中では群を抜く出来ではないかと思います。市販でお金を取ってもいいぐらいです。
(そういう私は同人ソフトはやったことがありませんが(^^;))

そもそも私がこのゲームと出会ったきっかけは今から9年前、当時私が10歳(爆)ぐらいの時でした。
当時の私はファミコンのドラゴンクエストシリーズにはまっていてPCとは全くの無縁の生活をしてました。
たまたま友人の家に行った時友人のお兄さんがパソコンをやっているとのことで部屋をのぞかせて貰ったとき
そこにX68000があり、お兄さんがTDQをプレイしているのを見てこのソフトの存在を知りました。
そのときの私は「これドラクエの新作?」と聞いてしまいました。確かこのころドラクエ4が出て、
5が出る前のことだったので、、、、。それでちょっとやったことがあったもので、、、、、。

それはさておき、簡単にではありますがストーリーを書かせてもらいます。
(多少間違っている点があるかもしれませんがお許しを)

舞台はオルフスールという大陸のはずれ、東西を大きな山々で囲まれた小さな国での物語。
ルフルという小さな村にとある家族が住んでいました。その家族を中心に話は進んでいきます。

、、、それはある日突然おこったのです。

その日、少年(主人公)と妹のミルルはお城で戦士をやっているという父を近くのマログリフルと言う町まで迎えに行くことに
なっていました。
母がいうには父が旅の途中でいいスライム(悪意を持っていない)のムルイと共に戻ってきているとのことで
ムルイを目印に主人公とはミルルはマログリフルの町まで父親を迎えに行くため村を出ました。
(ちなみに母親は病気持ちのためこの日は一緒に行くことが出来ませんでした)

主人公とミルルはお弁当を持ってマログリフルの町へ向かいます。父との再会を楽しみにしながら、、、、、、。

さて、マログリフルの町へついた主人公とミルル。そこにいるはずの父親がなぜか探しても見当たりません。
そこに1匹の衰弱したスライムがフラフラとしていました。それが母親が言っていたムルイなのでした。
主人公が持っていたお弁当をムルイに食べさせるとともにこう言いました。
「お父さんは魔物に連れ去られてしまったのです」と。

こうして主人公とミルルとムルイは父親を助けるために旅立つことを決意したのでした、、、、、、。

途中、いろいろな障害を越え、モンスターを倒し、いろんな人々を救い、勇者を名乗る男に出会い、最後は悪の根源とも言える魔王と
戦いエンディングへと進んでいきます、、。
エンディング時、父の言葉を聞いて初めてなぜこのゲームは序章であり「勇者の目覚め」なのかがわかったような気がします、、、。

このゲームは私の中で印象に残る名作だと思っています、、、、、。
TDQは現在2までTNB製作所のHP上で公開されています。シナリオだけなら3・4まで出来上がっているとのことです。

これがエニックスから出ていたら売れただろうなぁとおもいます。