左図が5つの属性の相関関係を表している。WORDで適当に作った図なんでアレだが分かればいいので必要十分。この色の矢印(外側を巻いている矢印ね)は良い気の流れの方向を表し、この色の矢印(内側で交差している矢印)は悪い気の流れの方向を表している。
この相性が実際の仙窟でどういう仕組みで機能するかというと、
1.部屋ごとに属性がある。
2.部屋と部屋とは通路で繋がっている。
3.通路で繋がれた部屋同士で、双方にどの様に気が流れるかがこの図の相性に従って決められる。
といった具合。
幾つか例を挙げる。
火 | ― | 土 | 部屋は自分の属性の風水を1持っているので、火の部屋は火1、土1。 土の部屋は火と相性が良いので火が2流れ込んで、結果土1、火2。 | |
火 | ― | 水 | 水から火への流れは相性が悪いので流れず、火の部屋は火1のみ。 一方火から水へは普通の相性なので、水の部屋は水1、火1。 | |
火 | ― | 火 | 同じ属性同士は普通の相性。よって両方の部屋が火2。 |
このルールに一方的に従わなければならない訳ではなく、流れる風水量をある程度操作する手段がある。それは扉である。扉は部屋に通路を繋いだ時に繋いだ先の部屋側に出来る。他にも細かい条件があるが、とにかく条件を満たせば勝手につくという感じなので、好きなようにつけられるという代物では無い。因みに部屋を作成する時にも、いきなり孤立した部屋を作成するわけでは無く、実質的には通路で繋ぐ作業も兼ねているので、扉を使った風水量の調節は通路作成の時だけの事ではない。
扉なし | 扉あり | |
---|---|---|
相性良し | 2 | 4 |
相性普通 | 1 | 2 |
相性悪い | 0 | 1 |
火 | ―| | 土 | 火の部屋には何の効果も無いので火1、土1のまま。 土に流れ込む火の気は倍化されて結果土1、火4。 | |
火 | ―| | 水 | やはり火の部屋には何の恩恵も無いので火1のまま。 一方火から水へは倍化され、水の部屋は水1、火2。 | |
火 | |― | 水 | 扉によって水の気も火の部屋に流れ込むようになり、火の部屋は火1、水1に。 水の部屋は扉が無いので水1、火1で変わらず。 | |
火 | ―| | 火 | 扉の無い側は火2。 扉のある側は火3。 |
という感じで個々風水量が決まっていく。実際は通路も一直線だけではあり得ないし、絡んでくる部屋数も全然違ってくるので状況は千差万別。仙窟全体まで見通した風水量の操作が出来れば、洞仙として一歩前進という訳。
一。風水量は部屋に確定的に流れ込んでいるもので、消費されたりするものでは無い。例えば火2、水1、木1の風水量で設置可能になる強化メニューがあったとして、その条件を満たして付加したとしても、その量の風水が部屋から消費されてしまうという訳ではなく、依然として部屋には火2、水1、木1の風水量は存在しているのである。そしてその状況で火1、水2、木1でつけられるメニューを設置できるようにしようという時に、更にそれだけ流し込まなければならない訳ではなく、不足している水1だけ流し込めば、そのメニューを付加出来るという事。
二。流し込める風水量には限りがある。厳密には風水量自体に制限があるのかは定かではないが、一つの部屋に繋げる通路の本数が6本までなので、おのずと上限が出来てしまう。風水量はいくら多くてもデメリットは無いので、まあ当然の措置だろう。
因みに理論値では
6(通路本数)×4(好相性扉つき)×2(アイテムによる倍化)+1(部屋自身の風水)=49
が一部屋の最大風水量。勿論一属性をそんなに流し込んでも大した意味は無い。とりあえず通路6本の上限が結構ポイントになるので、うっかり忘れて致命的ミスにつながらないよう注意。
三。一部屋に設置可能なメニューの数は部屋の大きさで決まる。部屋の説明でも触れたが、これを忘れているといくら風水量の条件を満たしてもつける空きが無いという悲しい結末になってしまう。まあそうは言っても、意識的に風水を流す場合は、それなりの大きさにしないと通路自体繋げないので、結果として十分な大きさになっているケースが多い。アタマの片隅にでも置いておけば十分。