VS.Fighting
連コインは自他共に不利益な行為と心得よ

2000/12/14(Thu)「何作作っても一緒だよっ」(CVS・燃えジャス)

 という訳でエロジャス。ポリゴンが綺麗になっただけでなーんも変わってません。弱攻撃刻んでからエアバースト技に熱血コンボで繋いで空中連続技以外する事なし。ていうかその黄金行動を取らないと勝てず、全てのキャラがその勝利の方程式に則って動くので、キャラ差=その一連の行動が取りやすいか+そのコンボでのダメージ量という痛い状況。マブコン2以上に対戦ゲームじゃないです。純粋コンボゲー。おガキ様に大人気。今はまだ大きいお兄さんたちのテクニカルなおもちゃって感じ。しゃぶり尽くしたらそれまででしょう。
 そういう方々の食事の対象にされても萎えるだけなんで、空いているところを見計らってプレイ。KOFの「デフォルトチームでやるかエディットチームでやるか」みたいな選択が最初にあり、当然ストーリーが楽しめるデフォルトモードで。何は無くとも委員長。「マスターズ流通信空手」で鍛えた割には、炎も出せませんし気弾も飛ばせません。見様見真似で互角以上の春日野さんほどのセンスはないようです。しかしその真髄は挑発にありました。屈伸運動のちぶるまの裾を直す。ポリゴンのクオリティーが飛躍的に向上した意味をここに確認いたしましたッ。ジャージをひじが貫通しているのは見なかったことにしてやる。
 その後エディットモードで、前作から使っていた響子先生と、確認したい事があった恭介、後適当に熱血隼人響子先生の使い勝手は全く変わらず。ていうか新要素のショートエアバーストって何か意味あるのか?とりあえずオコゼ顔が綺麗になってポリゴン向上価値その二確認。恭介。空飛ぶエグいバグ技を試す。見事に浮きました。画面外まで。大体の技はその位置で出てしまうのですが、クロスカッター系だけは地上で出てくれるので、見事にハメ殺せます。唯一投げだけは食らいますが、これらの連発で大概何とかなる。まあ元から対戦ツールとかにはなりそうも無いから良いけど、さすがにねえ。熱血隼人。竹刀が膝貫通。後は特になし。
 しかしラスボスデーモン雹て。塩沢さんが声入れに間に合ってた事実が逆に切ないくらいです。こんな非業の最期遂げる役ばっかやってたから早逝しちゃったのでしょうか。これで最後かなあ、塩沢さんの新キャラも。

 CVS。あばれ塾奥義を食らってやる気をなくす。相手はノーマルルガールだったんですが、小足当てる度に台がグワングワン揺れます。頼むから小足→ジェノサイドカッターorヘブン程度でそんなに頑張るなよ。乾いた笑いが止まらずそのまま敗退。恐るべしあばれ塾奥義。因みにそいつのプレイ後ろから見てたら、バイスネガティブゲイン生で出す時もエライ勢いでガシガシレバーをいじめてました。別に回す必要ないんだからさぁ・・・。


2000/12/9(Sat)「エンジョイミレニアムファイト」(SFZ3・CVS・燃えジャス)

 CVS。対戦ツールという紋切り型からはどうもかけ離れているらしく、大分盛り下がってきました。実際、勝率を上げる近道が、キング紅丸あたりをチームに入れる事と言っても過言では無いので、楽しむ事と勝ちを狙う事が乖離しているような気もします。
 という訳で、お遊びキャラを続々投入して楽しむのが最近のマイブーム。やはり注目はレシオ3。性能が良く、使用者が多い山崎ベガ等はそそられないのでそれ以外。特に狙うのはバルログ。某カディアで最弱の烙印を押されているだけに、使用者も少なく楽しむにうってつけ。いわゆる弱キャラは気楽で良いですね。負けても気にならない。
 で、なにやら3人でキャラ一人ずつ担当して楽しんでいる方々に乱入される。因みに私のもう一人はキングそこ日和ってるとか言わない!!キングキングで惜敗するも、何とかバルで勝ち、二人目ケン。レシオ差で相打ち上等で地道に立ち回るものの、かなり追い詰められてしまい大ピンチ。で、ダウンさせられた所にめくりで飛び込んで来ました。そこでリバサにならないタイミングでレッドインパクト。ディレクションも働いてしっかりブッ刺し、レシオ差も相まって真昇竜並みのダメージにて逆転勝利。最後のEXバイス爪なしバルセロナスペシャル等で突き放し勝利。嬉しい。生憎連勝はなりませんでしたが、十分に楽しめました。調子に乗って、今度はサガットでトリカゴ殺し、その次はEXベガにてデビルリバースで空を舞い、どれもこれも一回は勝てるあたり、やはり対戦する機会が少ないんでしょうね。
 さて、いよいよ使うものがなくなってきたのでレシオ2の方に。破壊力最大は何と言ってもライデン。キャラを選択した途端、対戦台の向こうから「おおっ!」というどよめきが。既に勝ったも同然です。相手はリョウ。開始と同時に大キック封印。ひたすら前転→サンダークラッシュボムコンビネーションボディブロウだけで地道に立ち回り、機会を待ちます。そこに飛燕疾風脚空振り。ここぞとばかりに大キック開放、スーパードロップキック発射!頭上を飛び越していきました。げんなり。でもまあその後、前転後のサンダークラッシュボム大キックに化けて大足をスカすなど、見せ場も作って良い感じ。当然負けましたが、キング・紅丸とかで勝つより余程楽しめました。


 ZERO3。V豪鬼に乱入し、どうにかV慣れしようとあがきます。ていうかまあ無理なんですけど。ロクヨンとかナナサンとかのメストダイヤグラム風のキャラ差に、Vとそれ以外の場合は更にVに1傾くようなモンなんで。まあそれは承知の上で、Zで対抗する事が目的。
 そうは言ってもえげつない。適当にオリコン発動→適当に波動拳発射→ガードさせて百鬼襲→豪衝と豪斬で強制二択。因みに間合いが近い場合は最後の百鬼襲豪砕になって投げハメになります。何かこういう事がしたいんならKOF2Kの方が余程向いてると思うんですが。V同士のオリコン駆け引き以外楽しめなくなってる気がします。それでも上手いXorZリュウとかはV相手でも戦えてるんですが、それはまあ気絶値がヤバイ大竜巻が主力兵器なんで。上手いZベガは素直に立派ですけどV相手には結構負けてるし。
 ZERO4では、こういう「極まっちゃうとどうにもヤバイシステム」というのは排除して欲しいモンです。工夫の余地があった方が、寿命は長い傾向があるようですが、とことんまで工夫しちゃう奴は必ずいるのですから、加減が利く程度に。楽しむ事と勝つ事は見事に直結してますが、随分間口の狭い娯楽じゃないかと。ぶっちゃけた話足払い戦がやりたい。


 エロジャス入荷。なんていうか相変わらず。それこそ対戦格闘として楽しむべきものかどうか良く分からん。パッと見は立派になりました。醍醐男の中の男を決めた後のパートナーの頭の下げ具合がより深々と。
 まあ実際にやってみた訳では無いので、詳しい事は今後。明日辺り朝一で攻めるのもありか。


2000/12/2(Sat)「サルバトル横行」(SFZ3・CVS)

 CVS。技自体が高性能でどう振舞っても鬱陶しいキング両方(どちらかといえばノーマルの方が悪質)。前転投げしかしてこないザンギ頭突き待ちか百貫固めだけで飯食ってける本田。ダッシュ系を封じられると何も出来なくなるバイソン(キャラ相性で6割方勝負が決まりそう)。雷煌拳起き攻めだけの堅実でつまらないユリEX。今時化石に近いのに、かなり厄介なベタ待ちガイルTWO連発を足すとより寒く)。なんでこんなのに勝てないかなあというのが多くて自分が嫌になりますな。
 これ以外にもリーチに優れた単発大攻撃でボコってくる山崎とか、安定教科書コンボの精度が高いナコとか、手の出し様が分からない安定しまくりキムとかいますが、まあこの辺はきっと純粋に上手いのでしょう。戦っても面白く無い点は共通ですが。総じてSNKグルーヴはつまらないです。ゲージ溜めで待つ事に付加価値がつく、というよりは溜めなきゃゲージが殆ど増えない以上、安定してゲージ溜めが行える遠距離をキープするのは当たり前な訳で。じゃあ攻め攻め上等が最高かというと、それも極まるとZERO3のVになりますし。ゲージ効率が良過ぎるとそれも考えものという事です。それでもやっぱり超必連発のクサレ戦法でガキが調子こくよりは良いとは思いますが。中学生二人連れの片割れが「お前には向かないよ、もっとトリッキーじゃなきゃ」とか言いながら、ムササビで飛び回った挙句に水鳥連発で何がトリッキーかという話です。


 ZERO3。最近おガキ様がはびこっていて困ります。極端なんですよ。おガキ様の群れか、超上級者ランバト組かで。それでも後者ならまだ練習しようって気も起きるからマシなんですが。嗚呼、小学生が1プレイ50円のゲーセン代を平気で投入しているのを見るにつけ、その金の出所に思いを馳せる毎日。因みに最近のZERO3台は、上級者の練習向けに高レベル設定台があります。そこに飲み込まれていくおガキ様などもいらっしゃって、御可哀想にまだお若いのにっていうか身の程を知れ。更に、その台でプレイ中の鬼のVナッシュに平気で挑むな。君の為にもならない。
 ま、それはともかく、Vキャミィの練習してたらVザンギに乱入された。多分Vナッシャーのサブキャラプレイだと思われます。立ち回り自体はZと大差ないから良いんですが(起き上がりバックナックル重ねでの漢のリバーサル勝負が出来ないが)、いかんせん対空オリコンが安定しないのでチャンスを回収しきれない。結局負けましたが、最後の一本でザンギがオリコンミスして落としたので地上受身で転がったらフライングパワーボムアトミックスープレックス失敗時の移動投げ)の残像部分に轢かれて打撃死しました。残像は打撃判定になるんですね。珍しいものを見ました。
 遅くまでいたらタバタケさんにZERO3ランバト誘われちまいました。タバタケさんというのはスターダストZERO3ランバトを主催してらっしゃる健気な方で、戦っていても不快感が割と募らない、私好みのプレイスタイルの方です。参加者増えてないし何時もの面子にボコられるのだけなんでお断りしましたが、それでも待ちVリュウには大分勝てるようになってきたからもう少しマシになってきたら考えてみようかしら。10人未満のランバトが何時までも続くのもアレですし


2000/11/18(Sat)「チョビ髭ダンディズム」(CVS)

 CVS新キャラ開拓第二段。今度は新キャラのみでチームを組んでみる。ていうかナコはどうしたか。いいんです。適当で。6割操作キャラが増えると色々楽しめて良いぞぉ。

 で紅丸。昔からチマチマ使ってましたが。まあ強キャラなんで散々使ってるユリっぺより勝率良かったりします。下弱K×2〜3→居合蹴りor電影スパークだけで飯食ってけます。上手ぶるには下大K→雷光拳をやらないと駄目らしい。いらない。
 もう一人はルガーーーー。動詞にするとルガーる。かなりダンディー満載で坂野も吃驚デス。

という訳でペアマッチモードで二人連れ。基本はベニーでいける所まで行って、ルガールは懸命にどうにかしようと頑張るという構図です。だってコンボが 下弱Kから超必絡みしか無いんですもの。ジェノサイドカッターでも良いけど、コレと〜ヘブンの場合間合いが狭い。ギガンテックプレッシャーは入力が安定しない。まだまだ駄目です。


2000/11/10(Fri)「四方山話」(SFZ3・CVS)

 この間のランバトが或いは効果があったのか、何かそれなりにゼロ3の競技人口がいたりいなかったりで、今日は居ました。
 しかし私ローズの姉様使い始めて3年余(適当)、遂にソウルイリュージョンの活用に目覚めました。J大Pの飛び込みで、オリコンの通常技対空に相打ちを取れるのです。基本コンボのダメージ効率もアップ、連係の隙もカバー出来、しゃがみ中Pの地対空、垂直J中Kの空対空も信頼性アップで最高ですか?。後は「とりあえずスライディング」がガードされても結構安心で助かったり。まぁいざって時にLV3オーラソウルスルーでガッツリ割り込む事が出来なかったりしますが、ゲージ遊ばせとくよりは良いという事で。

 そんなローズでVコーディーに勝利。オリコン対空かバッドストーン連発、画面端でのガードクラッシュ連係だけだったんでまあ楽。珍しくゼロカウンター活用してみたり。恐らく同一人物かと思われるVバルログも同様に撃退。で、やっぱり同一人物のVサガット。ベタです。大砲サガットです。鬱陶しいです。で、飛び込めば当然ブロウ。でも引き付け甘いと分身で相打ち取れるのでまあ上等。適当に似非目押しやってくるんで割り込みLV3でもらっといたし内容的には満足。まあ最後は分身で飛び込んだところに
「タイガ〜『キュピ〜ン』タイガッブロゥ」
で終わっちまいましたが。そりゃオリコン+無敵対空にはどうしようもないわな。


 CVS。新キャラ開拓って事で、ペアマッチモードでナコ・豪鬼
チーム名は「大自然の波動を極めし者」と「殺意のお仕置きです」どっちが良いでしょう。
 ナコは目押しコンボが簡単且つ痛いので何か強キャラらしいですがスパコンがカスっぽいので愛嬌あり。体力回復はまあアレだが。
 豪鬼は相変わらず空刃脚出ねい。下大K→弱竜巻→弱豪昇竜→滅殺豪昇竜が基本だけど近立ち大P→大灼熱波動拳の方が絵的に好き。真っぽいし。

そんな殺意マン(謎)の勝ち台詞の一つ。
「帳は降りた、餓鬼共は去ねい!!」意訳すると「もう暗いから子供達は早く帰りなさい?」
何だぁ豪さんメッチャ良い人じゃん!!取り込まれちゃう様な偽善者とは格が違うネ。


2000/11/4(sut)「今更ZERO3ランバト」(SFZ3)

 行きつけのゲーセンでストゼロ3のランバトがありました。今更何故にゼロ3かって店側もビラに書いてましたが廃れてきたかららしいです。活気がそれなりにある時にやらないと、興行的にもいまいち手遅れで意味が無いような気がしますが。因みに「ランバト」とは「ランキングバトル」の意で、ランダムルーレットキャラ選択限定大会ではありません。

 一応様子を見に行ってみますと、同類が多かったのかいつもより活気付いておりまして、普通に対戦する相手には困りませんでした。もっとも開始時刻受付時刻の6時半頃になると大抵居なくなってましたからやはり様子見だったのでしょう。
 ランバトがどういうものか確認するつもりだったのでそのままうろうろしてたら、よく見るV−ismナッシュ使いが声をかけてきまして、参加を求められました。あなた何時も私に圧勝しとるじゃないですか。他にも大抵負ける相手ばかり何人も揃ってましたので丁重にお断りしてギャラリーに徹する事に。

 で、結局集まったのは十数人。恐らく随分ショボい規模だと思われます。ルールはキャラ固定・ismフリーで3本先取、適当に組んだ対戦カードで3戦やって、上位4人で決勝リーグといった感じで。キャラ内容は以下。主に使用していたismも付記。

書いてみたら実は9人しか居ませんでした。流石に豪鬼は申し訳無くて使う人が居なかったのか、或いは既に相対的にダイヤグラムで下がったのか。
 しかし見れば分かるようにVばっかりです。Vのゼロ3はいわゆる「作業ゲー」の様相が色濃く気持ち悪いのですが、結局最強はVなのでしょう。と言うよりはオリジナルコンボの基礎性能が激高いのでそれが軸になり、いかにオリコンを当てるか/回避するかという駆け引き以外何も無い世界です。攻撃が最大の防御になり、しかも防御が最大の攻撃になるオリコンがまともに使えない私はお呼びで無いのです。
 てぇかマイキャラのローズさんはオリコンがカスなのでZ一択なのですが(多分)、対空がスパコン頼みなお姉様はかなり厳しいです(通常技対空も使い分けがシビア)。しかもゼロカウンターの性能が悪くオリコンをガード出来ても最後までガードせざるを得ないという踏んだり蹴ったり。

 話を戻して試合内容。見事にルーティンワークの応酬でオリコンの精度だけが試合を左右していました(一応断っておくとオリコン発動までのプロセスに関してはセンシティヴな駆け引きは見られたと思いねえ)。ナッシュリュウは画面端まで運んで空中ヒットリミット解除状態を維持したまま準A級空中コンボ。もっともZも使っていた方のリュウナッシュ二人は、オリコン以外の所でかなり光る動きが確認できたので見ていて気持ちが良かったです(まぁナッシュはやられるとキレそうになる完璧なトリカゴでしたが)。Zリュウ滅昇竜拳締めという浪漫も完遂。美しい。ザンギは当て投げスクリュー。オリコン中はガード状態でも必殺投げで掴めるのでオリコンガードさせられたら地獄。もっともそれ以外何も無かったので結局負け越していたようですが。ケン使いは両方ともコンボよりは反撃と起き攻めラッシュに大発動のオリコンを使っていました。こういう使い方こそオリコンぽさがあって好感度大。微妙に上下段同時ハメじみてましたがダルは毎回ismを変えてました。もっともダルっぽい動きはしていたものの使いこなせてはいなかったようで全敗でした。で唯一Z完遂だったベガ昔私がボコられた人でした。動き見れば分かります。判定の強さとそれを活かす間合いを心得た距離制御は何だか詰んでるんじゃないかと思わされるくらいだった憶えがありますが、そのファイティングスタイルは相変わらず。が、オリコンによる大ダメージコンボや固め・割り込みに随分苦戦を強いられていました。

 結局ナッシュ二人とリュウ二人にベガの五人が決勝リーグに。どなたか二人は同率だったみたいだけど。ナッシュの強い方とリュウ両方、ベガはやった事のある相手で全員私は勝率3割あるか無いかの方々です。ていうか未知の強者はおらんですか。結局知ってる達人ばかりだったんで新鮮な発見というのは無かったですな。戦法もケン以外全部体験済みでしたし。まあ今更ゼロ3じゃ淘汰され尽くしていて当たり前か。ついでに言うとお仲間同士。閉じたコミュニティの自作自演ランバトだったのでしょうか。