VS.Fighting
実力差が明確な相手に乱入するのは最大の悪行である

2001/04/23(Mon)「今日の最低君」(SZ3↑)

 今日も今日とてナッパ。上手いV−ism使いがいないお陰で、オリコンタイムラグがさほど気にならないのは良い事なのか。ていうか、割と平気で6〜10連勝くらい出来るのはどうなんだろう。そこそこ出来る人が来ると簡単に負けるし。何かぬるま湯に慣らされているような気がしてきました。
 因みにローズ様LV3オーラソウルスルー訂正。追尾性能が落ちた訳ではなく、アッパーで吹き飛ばした後に空中受身を取れる時間帯が設定されてしまったという事のようです。「LV2だったら着地されて地上でガードされてしまうがLV3なら強制停止時間のおかげで空中で捉えられる」ような絶妙なひきつけ具合で対空にするとまず受身が間に合ってしまって最後の投げが空振り、着地に反撃を食らいます。一番萎えるのがダルシムで、テレポ受身が安定。ウザ過ぎ。

 今日は達人レベルがいませんで、何かジャンケンみたいにA氏にB氏が負けて、そこに乱入したC氏が勝って、そのC氏にB氏が勝つといった事の繰り返し。要は初顔合わせだとどう転ぶかわからないという程度の事で、むしろ私は上位。実際大抵の方に二回目以降は安定で勝てました。そんな中で出会ってしまった、とっても遭いたくない駄目豪鬼。別に豪の方自体がどうこういうほどのレベルの方ではないんですよ。Vだけどオリコン精度滅茶苦茶低いし。ただ行動がとことんワンパターンでして。空刃脚ザルで押してくるのは上手い人でもやる事だし、有効な場合が殆どなんでそこまでは良いとしましょう。ただ地上での一連の行動がどーにも。弱攻撃数発→中足→波動拳が分かりやすい事。それこそゲージがある時は殆ど毎回のようにLV3オーラソウルスルー波動拳に割り込んでるのにそれでも使ってくる。完全に使わなくなるのも自分の首を絞めるようなものですが、こちらのゲージを確認するなり、他の行動をちらつかせてプレッシャーをかけるなりしてからでないと、完全にタイミングを盗まれている以上は「割り込んでください」って言ってるようなもんでしょーに。そんで何回も挑んできて、そのうちイラついてきたのか台が激しく揺れ始めまして。レバーがゴリゴリ言ってる音も聞こえてきまして。別にこっちがその割り込み以外狙わなかったとかでは無いですよ、勿論。何かもう馬鹿馬鹿しくなって適当に負けときました。オリコンとかと違ってそれなりに頑張って割り込んでんだからさぁ。筋違いのキレ方すんのは勘弁ですよ。本当。因みに後続のガイも見事に崩山斗波動拳に割り込んでました。ホント学習せーよ。

 因みにGWのGIGOはランバトラッシュです。ビックリなのはガロスペランバト。対戦台があってしかもそれなりにまわっている事だけでもビックリなのに。4月29日です。興味のある方は行ってみるのもいいでしょう。何で宣伝してるのかは謎。


2001/04/10(Tue)「池袋ゲーセン日記」(SZ3↑・etc)

 という訳で活動拠点が池袋になったので、そのあたりでゲーセン行動に移ることになりまして、当面はGIGO通いになると思われます。1プレイ100円なんで正直イヤなんですが、他の近隣の50円ゲーセンはあまりよろしくないので。
 で、ストゼロ3アッパー。某鮫船長への敬意と、散々に言われている出来の本作への侮蔑を込めて「ナッパー」と呼ぶのが私の慣例です。ハッキリ言ってスターダストの方々の方がよほどレベルが高いというのが実情ですが、要は私に丁度良いレベルという事です。
 ナッパの唯一の改善点、通常投げスカリポーズのゲージ増加量がゼロになった事によって、Vのゲージ増加が若干押さえられ、相対的に他のismが使いでが増したといえるのですが、そんな中でローズのお姉様にとんでもない逆風が。何とLV3オーラソウルスルーの最後の投げのホーミング性能が著しく下がってしまったのです。割り込み・対空問わず、当て方次第では最後に掴む事が出来ずにダメージが著しく減ってしまう。伝家の宝刀を奪われてしまっては、その他の性能の悪い事がより一層気になってしまうではないですか。うぐぅ。
 
 最初は劇的に欲しい訳でもなかったんですが、目が行ってしまったのでまあやってみるかという事でプライズマシーンなんぞに久しぶりに挑む。まあサクラ3のキーチェーンなんですけど。クルクルまわるターンテーブルの上に載っている円柱をアームで押してスポットに落とすというやつなんですが、やってみたら単純に面白かったんでしばらくプレイ。そうこうしているうちに5人中3人まで揃ったんでいっそのこと5人揃えたろうというテンションになったので続行。フィールドがスカスカになるまでやって店員さんが補充に来るほどやってコクリコばかり9体も取れるほどやって気が付いたらサクラ教だかフジシマニアだかのどちら様だか存ぜぬ人に施しを受けるほどろくでもない状況になったようです。いくらつぎ込んだかは口に出すのも恐ろしいので勘弁してください。プライズ系にハマりやすい性質だという事が良く分かったところで撤収。もーやらん。多分。
2001/02/10(Sut)「自宅ゲーセン日記2’」(燃えジャス)

 前回に引き続いて燃えジャス。書き足りねい事も多数あるし、色々補足。

 まず恭介バグですが、ジャンプ中に236+各種ボタン同時押しで、様々な行動が取れるという事です。キック同時押しで着地だと思っていたらそれは空中軸移動でした。他にも空中2プラトンとか空中3プラトンとか空中地上投げ(無意味)等が出来、前の二つはエアバースト始動技から連続技に出来ます。
 次、もものヤバさの詳細。とりあえずショートエアバースト始動技の6+強キックが二回連続でヒットする事自体がヤバイ。で、二回目を当てると相手は空中受身が取れなくなるので、無防備で落下してきます。そこに3プラトンを当てるなり、エアバースト始動技の3+強パンチを当てるなりして大ダメージへ。これらが連続技に組み込めるのはこいつだけなんで、かなり危険なバランス破壊っぷりです(もしかしたら他のキャラでも出来るんかもしれんけど、かなり大道芸になると思われる)。で、エアバーストでも弱P→弱K→強P→強Kの基本コンボが2,3回ループさせられます。この辺はキャラ性能差で結構分かれるところなんで、特別ももがぬきんでている訳でも無いんですが、いかんせんエアバーストに持っていくのが楽なので凶悪な事この上ない。

 こういった現象の扱いに関して、公式掲示板でも随分話題になっておりました。とりあえず浮遊恭介は使われた段階で萎えるのが一般的で、一部腕に覚えのある方々がそういう「気が足りねえ」プレイヤーの根性を叩きなおすべく打開策を検討している、というところ。一方のももの方は、それなりに繋ぎ方にテクニックが要求される事や某カディアで紹介されている事から(それを以って「公式」と称するのも大概やってられないが)割と皆さん歓迎ムード。まあ大らかな解釈をすればただのキャラ性能差でしか無いわけで、さすがにその枠で収めるにはヤバ過ぎる浮遊恭介のみが当面外道扱いされているという事ですか。私に言わせれば、対戦で露骨に狙われると等しく萎える点で同罪です。

 以前の日記で、キャラ差が「弱攻撃からの基本戦法がどれだけ狙いやすく、威力に優れているか」と定義しましたが、若干付け加える要素として「根性カウンターを狙いやすいか/狙われにくいか」というのがあります。根性カウンターとはいわゆるガードキャンセル技=「相手の攻撃をガードした時に伴う硬直時間をキャンセルして出せる技」です。その性能や条件はタイトル毎に様々ですが、このジャス学シリーズではかなり自由に使う事が出来ます。「ガード時にレバー入れ強攻撃以上の技を入力」だけで、ガードキャンセルでその技が出せるのです。「〜以上」というのはレバー入れ強攻撃・必殺技・完全燃焼アタック。完全〜ってのはいわゆる超必殺技の事。こういうベタでコテな名称がこのシリーズの世界観ゆえ耐えるべし。という訳で、相手の連係に根性カウンターで割り込んで逆に連続技に持ち込む、というのが立派なダメージ源になり、これに関わる攻防の強さが結構ものをいいます。割り込む側としては判定の出が早く、かつ当たりの強いもので根性カウンターを仕掛けます。出際に無敵が伴う完全燃焼アタックを安定して出せる猛者ならキャラはあまり問わないでしょうが、普通の人類の場合1コマンドで出せるレバー入れ強攻撃で強いものがあるキャラが有利です。対する攻撃側は、相手が根性カウンターを仕掛けにくいキャラが強いといえましょう。熱血コンボ(特定の順序で出した通常技が連続ヒットするもの、ヴァンパイアのチェーンコンボ)のルートが豊富であれば相手は割り込むべきタイミングを絞り辛くなりますし、例え割り込まれても打ち負けない判定の強さがあればコンボを最後まで決め打ちできる強みがあります。
 真っ当な対戦格闘として認識するならば、このシステムの周辺で熱い駆け引きが行われているはずです。わざと割り込みやすい技を出しておいてキャンセルで完全燃焼アタックで根性カウンターをつぶす、相手が根性カウンターを警戒して熱血コンボを途中で止めるのを読んで攻勢に転ずる、等々。ただいかんせん基本的な作りが大味なモンですから、それらに関する有効な手段というものが実に少ない。要は対戦時に想定しておくべき選択肢が多くないので、深く考えずに強い技出しておけば済むケースが殆ど、という状況です。
 それと、やたらと先行入力が効きます。2,3手先の技まで入力しておくのが当たり前で、それを理解していないと却って連続技が出せません。まあコツさえ分かれば滅茶苦茶簡単ですし、他のゲームに流用が効かないんで、ヘヴィな格ゲープレイヤーにとっては寧ろ良くないクセがつきかねません。実際他のカプコン系格ゲーの猛者がやってるところなんて見た事無い。割とKOF層からは流れてきてますけど。
 で、一番腹に据えかねるのが挑発です。完全燃焼アタックや2プラ、3プラ時に消費するゲージが大量に増加するのです。挑発に付加価値をつけるなってのが私の基本的な意見なんで。ていうかそもそも挑発自体が要らない。『龍虎』の挑発はシステムに組み込まれた立派に意味のある行動だったのに、何時の間にか本当に対戦相手の人間を挑発する事が最大の機能として設定されるようになったのは実に不愉快。ストV3rdのパーソナルアクションは本当にキャラ毎の特殊技と化しているので別物ですが。とりあえずジャス学プレイヤーはすべからく勝敗が決した後の猶予行動で挑発を行います。ああいうのは「リアルファイト上等」という意思表示だと思って構わないです。本当に。


2001/02/08(thu)「自宅ゲーセン日記2」(燃えジャス)

 という訳で第二弾。格ゲーとしての出来をどうこう言うべきなのかどうか、という段階でひと悶着ありそうな代物ですが、その前にゲームとして色々ヤバイ事態が多数発生。有体に言ってバグなものから調整不足なものまで色々。KOFと良い勝負やも知れぬ。

 まず有名なところでは恭介浮遊バグ恭介ジャンプ中に236+キック同時押しで、恭介がその場で着地し、そのまま普通に行動可能になるというもの。ジャンプを伴う行動をとると、地面まで落っこちてしまいますが、そこでの通常ジャンプ時にまた浮遊コマンド入力で同様に着地できますので、繰り返すとどこまでも登っていきます。それこそ画面外まで。マブカプの如きマーク表示でやっと居場所が確認できる状況がずっと続く訳です。全ての行動がその浮遊地点で行われるため、攻撃は当たりませんが、唯一飛び道具であるクロスカッターと拡散クロスカッターだけは、(地上にいる、と認識されればそれでOKという意味で)縦軸を参照してくれないのか地上にいる時の場所から発射されます。つまりひたすらこれを連発していればいくらでも逃げ切る事が可能という極悪状況。打開策として、同じく縦軸を参照していないためであろうと思われますが、地上投げは決められるので、それで引き摺り下ろすというのが唯一の方法です。ただ、上記の飛び道具連発があるために近づくのはかなり困難である上、恭介側も同様に投げを決められるので相変わらず圧倒的不利。取り合えずもしこちらが体力勝ちしていたら、バックジャンプ連発していればダメージを受ける事はまず無いので余裕で逃げ切れますが、そもそもその状況で浮遊してくる恭介は阿呆です。要はこんなもん使った段階で真っ当な対戦にはならんという事ですな。
 因みに恭介側が投げてきた場合、瞬間的に恭介がいる位置に視点が移ります。更にそこで投げぬけに成功すると、その場で投げられた側も着地します。その後はジャンプを伴う行動を取らない限り、そのまま超上空バトルが展開されます。身内対戦でそれを狙う分にはかなり楽しいバグとも言えます。

 次に同時押しバグ。恭介浮遊もこれに類するかも知れませんが、上記の様に露骨過ぎるんで別物扱いが妥当。前or後ろ+パンチ同時押し投げ(下+)キック同時押し(手前)軸移動ですが、特定の技の出がかりにこの操作を被せると妙な現象が起きる、というものです。特殊な効果を伴う技で出来る事が多いのですが、色々試した訳でも無いので詳しい事はそれ系の攻略ページかなんかでどうぞ。
 まぁ、有効なものという事になると、結構限られてきまして、特に目を引くのがいわゆるスーパーアーマー状態というものを伴う技でございます。「打撃技を食らってもダメージは受けるものののけぞりや技の中断を誘発されずに済む状態」の事を何故だかそう呼びます。どうせ某メストあたりが生んだ語でありましょうが、そもこの能力の初出はどこでしょうね。無理矢理『ストリートファイター’89』素直に言うと『ファイナルファイト』なんぞに原点を設定する事も可能ではありますが、対戦格闘ではどの辺でしょう。メカザンギとか?まあ話を元に戻すと、このスーパーアーマー状態、本作では結構多く見受けられます。2プラトン3プラトンそして完全燃焼アタックの出がかりには大抵スーパーアーマーが伴います。とは言え、これらの技には発動演出が伴うので、同時押し動作を挟む余地が無いものばかりで意味はなし。ハッキリ言ってこの現象(バグと言え)の恩恵を最大限に受けられるのは熱血隼人その人くらい。「熱血」は苗字かなにかだと思いねえ。彼の必殺技の気合ナックルは、攻撃判定の出が異常に遅い代わりに、判定消滅までスーパーアーマー状態を得られる熱い技です。根性カウンター対策や逆に根性カウンターを仕掛ける時、割り込み時などに重宝しますが、これの出がかりに上記の操作を加えますと「スーパーアーマー状態で通常投げを仕掛ける」事が可能になるのです。ダッシュからの投げやおもむろに接近しての投げが有効な選択肢として数えられるゲームなので、それを止めに弱攻撃で対応してくるプレイヤーは、このバグ技の餌食となるわけです。214+パンチというコマンドも、バグ技をやりやすくて実に有効。一見地味ですが、表面的には何の変化も見られない嫌らしさがあり、実戦レベルで役立つ分恭介より性質が悪いやも知れぬ。
 もう一人このバグがありがたいのがひびき蘭。新聞部の突撃レポーターで、獲物はカメラとハリセンという訳わからん女子高生ですが、その獲物であるところのカメラ、必殺技で撮影行為をするとフィルムを消費します。その利用限度は6回。カメラに偽装した鉛弾発射機か何かであるとしか思えませんが、とにかくフィルム切れになると連続技などの重要な場面で困るかも知れません。という訳でフィルム交換という補給技があるわけです。ただ、この手の技にありがちなことに、技の動作中は完全に無防備で、気安く使う訳にはいきません。安全に行おうとすると試合の良い流れを止めてしまう事もあります。そこで同時押し入力を行うと「軸移動しながらこっそりフィルム交換」という真似が出来るのです。これまた見た目にはフィルム交換を行った痕跡は皆無。対戦相手を「弾切れかと思いきや・・・」という疑心暗鬼を生ずる状態に陥れることが可能になるのです。欠点としては、交換したつもりが出来てないという操作ミスで自爆する可能性もある、という事ですが。

 まあ前述のものはいわゆるバグですが、そこまでは言わないがヤバイ調整不足というものも何点か。まあ永久はつきものなんで目を瞑るとして、実戦レベルで連続技に3プラトンが組み込める軽井沢ももは実に危険。根性ゲージを使いたくなければエアバースト始動技で代用できるし、そのエアバースト始動技とて普通は連続技に出来ないんだから。

 とりあえず家庭用な要素ということで、エディットキャラ作成。アドベンチャー+育成シミュレーションだった前作・前々作と違って、双六という運大前提の仕様になっちゃったんで、実にキャラ育成がやりづらい。各種スロットの目押しもすべりが激しくて厳しいし。唯一必殺技に関しては、逆にこちらの意図を反映させやすくなったんで、女キャラに荒波四股おぼえさせたり、男キャラにグルービースクリューおぼえさせたりして楽しんでおります。因みに前者は名前から分かるとおり四股を踏むやつ。これに代表される石動岩の技はどれも絵的にゴツイんでアリです。で後者のグルービースクリューは本来はティファニーの技。股間に相手の頭を挟んでハートをばら撒きながら高速スピンする地獄絵図。
 これら以外ではストリートファイターから借り受けた技がエディットキャラ専用で用意されてたりします。まあ性能の方は良いとは言えないんで寂しいですが。電刃波動拳なんかいくら溜めてもピヨらないし。どうせならサイコクラッシャーあたりのベガ様技が欲しかったところ。


2001/02/01(thu)「自宅ゲーセン日記」(CVS)

 ドリームキャストを入手し、えらい勢いで自宅がゲーセンファームになりました。CVS、GGX、ゼロ3、燃えジャスと一気に揃え、後はストV3rdでも買えば完璧といった布陣でございます。しかしこうしてみると、つくづくムキャは格ゲーかギャルゲーばかりで、実に私向きと言えよう。閑話休題。

 とりあえずやる気を燃やしたのがCVS。やるべきことが明確になっていて、練習しやすいのもありますが、何よりもVSを貯めなければならないからです。VS=バーサスというのはゲーム内で獲得できるポイントの事。これを支払う事で隠し要素を入手していくのですが、これが著しく貯まりにくいのです。どのくらい貯まりにくいかと申しますと、全ての隠し要素を入手するのに必要なVSは(資料に誤りがなければ)139000。これをCVSの中の各モードで入手出来る量と比較してみましょう。まずアーケードモード1回クリアで大体300〜500。時間的には2,30分かかります。トレーニングモードはプレイ時間によって決まるので、約1時間半で1000。対戦プレイ1試合10。とまあ、これらをひたすら作業的に繰り返していき、上記の139000VSまで貯めろというのは洒落になりません。ドリキャス占有率も極大化します。もう一つの入手経路として、ゲーセンにVMを持ち込んで対戦する、というものがあり、それだと1回400、勝てば1勝ごとに100もらえますが、こちらの行動を選択する方がなお苦痛です。

 この苦痛を回避し得る手段を、私は大方手に入れておりました。但しそれを完成形にするには残り1ピースを入手しなければなりません。前者はネオジオポケット『頂上決戦最強ファイターズ』であり、後者はNP−DC接続ケーブルであります。『最強ファイターズ』の中のミニゲームで入手出来るVSをCVSに送る事ができ、しかもその稼げるペースはCVSの比ではありません。ただ、この接続ケーブル、恐らく今回以外何の役にも立ちそうもありません。それでも買うべきか否か、かなり悩んだ結果、購入を決意。毒食らわば何とやら、せいぜいジャンクと化しつつあったネオポケに死に場所を与えてやろうじゃないかと言う親心。ま、まだたまに現役だったりしますが、ネオポケ。

 さて、買うのはいいのですが、何処で買うかが微妙に問題です。わざわざ千葉まで出張るのも億劫だったので、近場のゲームショップで、と思ったら見事に置いてない。開き直って店員さんに
野「スイマセン、ドリキャスとネオポケを繋ぐ接続ケーブルってありますか」
と聞いたところ
店「えっと、ドリキャスと何を、ですか?」
などと返される始末。そんなに自分の耳が信じられなかったのか。
 その後何店かまわったものの結局置いてなく、結局千葉のヨドバシまで行って買う事に。投げやりな感じで陳列してあったそれは2800円也。たけえ。とは言え今更値段如きで逡巡する余地は無く、それを手にしてレジへ。今度の店員さん、
店「こちらドリームキャストとネオジオポケットを接続するケーブルになりますが・・・」
野「はい、それでいいです」
気をつかって頂いて恐縮ですが当方そんな事は先刻承知ですのでその様な大声で確認されると寧ろツライです。というところを含めた私の発言を汲んで下さったのか、その後はスピーディーな感じで。

 んで、帰ってきて早速VS稼ぎ。あ、よく見たらネオポケの方は『SNKvsCAPCOM』になってる。とかなんとか楽しみつつ、実に効率よく集まります。なんせ5分で500VSは堅い。あと、実は『最強ファイターズ』の方でも、入手にVSを必要とする隠し技というものがあったので勢いで入手。ギース様デッドリーレイブ。9999VS也。・・・よく考えたらえらい無駄したような気もするが、済んだ事です。

 そんなこんなで、ようやく先日全ての隠し要素を入手し、一段落したところです。因みにVS稼ぎに躍起になっていたので、肝心の腕の方はちっとも上がってません。阿呆阿呆しい話ですがそういうシステムなんだから仕方なし。あ、そう言えば通信対戦でも1試合50or100VS入手出来るようです。それこそやってられませんが。