第6回オフ会報告

 

 実施日:2000年2月26日(土)

 参加者:A-Valさん、ネコちゃんさん、ひろさん、Omiyaさん、902Kさん、私(あっきー)の6名

 内容
 企画乗車券として、神戸電鉄が有馬温泉までの往復乗車券とヘルスセンターの入場券をセットにした湯けむりクーポンを販売しており、今回これを利用しての温泉入浴オフ会を企画しました。とはいえ、普通に神戸電鉄に乗車するのも面白くないですから、いろいろと考えて・・・。

 集合は、10:20にJR中央改札口です。これは、私が勤務あけということと、最初に乗車する交通手段の関係もあるのですが・・・。駅で参加者をお待ちしていると、JRのひかりレールスターのJスルーカードが販売されていたので、衝動買いしてしまいました。と、言うか私自身しばらくJスルーカードを持っていなかったこともあるのですけど・・・。と、しばらくして参加者5人が集まりました。本来なら、なにかおみやげがあったはずなのですが、何かいろいろとあって、結局おみやげもないままスタートです。忘れ物はいけませんね、どなたさんか。

 

1.有馬温泉行き

行程

発車時刻・場所

乗車路線

到着時間・場所

10:40 三宮

神姫バス
(脇)4192

11:29 福有橋

11:42 三木

神戸電鉄 普通新開地行き
1119F

12:17 鈴蘭台

12:27 鈴蘭台

神戸電鉄 快速三田行き
5003F

12:45 有馬口

12:47 有馬口

神戸電鉄 準急有馬温泉行き
3015F

12:51 有馬温泉

 さて、集合してからは、まず三宮の神姫バスのターミナルに行きました。ただ、神鉄に乗って移動するだけではおもしろくないので、考えた行程としては、神姫バスで神戸電鉄粟生線の駅に行って、クーポンで移動しようと言うことを思いつきました。で、その次に考えたのは、神姫バスでどこまで出るかだったのですが、三宮から西脇営業所まで出るバスに乗車して、粟生線の駅に行くのは確定としましても、このバスは、志染、恵比寿、三木上の丸、三木、小野を通ることになっています。それだけ、意識しているかはわかりませんが、神鉄の利用者を視野に入れた話なのかもしれません。で、結局は小野まで行くのは時間的に少しかかる、かといって志染までなどでは、少しもの足りないという感じで、結局三木まで行くことにしました。

 神姫バスのターミナルの券売機であらかじめ乗車券を購入する形になっておりますので、みなさん購入していただき、バスに乗り込みました。値段は690円でした。バスは急行バスということもあり、少しシートなどの仕様がよくなっておりました。乗客もままいたような感じです。

 10:40にバスは発車し、一度国道2号線を通ってから北上して、新神戸トンネルに入ります。新神戸トンネルをすぎると、西に進路を取り、衝原(つくはら)方面にバスは行きますが、途中の停留所はすべて通過していきます。実は、このルートは1999年11月のミニオフ会でも衝原まで行くのに利用したのですが、そのときはグリンピア三木経由三木営業所の各停バスだったのです。しかし、こちらは急行と言うことで、これらの停留所はすべて通過していきました。三木市に入ってからでしょうか?バスが止まり始めたのは。結構中間の停留所で降車されるお客さんも多く、この急行バスの存在意義があるというものでした。でも、本数が少ないのでまだまだ神鉄の乗客を本格的に取ることは考えにくいのですが・・・。のどかな風景が続きながらも、それほど大した渋滞には見回れずに、神戸電鉄三木駅付近のバス停、福有橋に到着しました。やってきました、三木へ。と、言うことで三木駅で記念撮影を行いました。

 神鉄の三木から今度は有馬温泉まで移動です。湯けむりクーポンは、あらかじめ参加者の人数分だけ私が三木駅で購入しておきました。これは、当日購入できなかった場合を考えた話だったのですが、実際購入しに言ったときには、それほど問題もなかったような・・・。でも、往復乗車券と、普段入場料1,900円かかる有馬ヘルスセンター入場券がセットになって1,000円とはかなり安いですよね。

 クーポンの中に入っている乗車券を見ると、「粟生−有馬温泉」と書かれておりました。つまり、粟生線内の駅で発売されているクーポンは、全てこの形式で販売していたようです。ちなみに、私が以前湊川で購入したクーポンには、「湊川−有馬温泉」となっておりましたが・・・。これを上手に利用すると、行きは三木、帰りは粟生なんてこともできるのですねって、本来の使い方からはずれてるのは確かですが・・・。

 さて、三木からは粟生線で一度鈴蘭台に出て、鈴蘭台から乗り換えです。粟生線の電車は、3〜5両編成の運用がほとんどで、それらに充当する電車としては少し古い電車がくることが雑多です。今回も1100形が来ました。ちなみに、粟生線は恵比寿〜粟生間は3両編成しか入場できないこともあり、ここで待っている電車も3両編成でした。さて、電車に乗車しようとすると・・・扉が改札に近いところの車両しか開いていません。おそらく、これは長期間窓を開けて寒くなるのを防ぐ目的のようで、これはこれで結構いいサービスだと思います。さて、発車間際になって全車両で扉が開いて単線と言うこともあり、粟生方面の電車を待避させてから出発しました。少しのどかな風景を堪能しながら走行していきます。でも、やはり速度は出ないですが、山岳鉄道と言うこともあり、それは致し方ないのかもしれません。押部谷までは単線、押部谷からしばらくは複線となり、一部区間でまた単線となるのですが、西鈴蘭台まで基本的に複線になっています。一部単線区間も複線になる予定なのですが、工事はあまり進んでいないような・・・。また、西鈴蘭台〜鈴蘭台にかけても単線になっています。こちらも複線化の予定はあるそうですが、なかなかに難しいようです。

三木〜有馬温泉までにお世話になった電車
画像クリックで拡大写真がご覧になれます。

三木〜鈴蘭台まで乗車した1100形

鈴蘭台〜有馬口まで乗車した5000形快速

有馬口〜有馬温泉まで乗車した3000形

 鈴蘭台に到着してから、今度は有馬温泉方面に行くため、有馬線に乗り換えです。有馬温泉行きの直通電車もあったのですが、その次に快速の三田行きがあるようなので(ネコちゃんさんの調査によります、ありがとうございました)、快速に乗車することにしました。その前に、駅の立ち食いそばで昼食と思いきや、かなり前に閉店されていたのをすっかり忘れておりました(^^;。と、言うことで昼食は有馬温泉までお預けです。

 有馬温泉行き準急を過ごした後、快速三田行き5000形に乗車して有馬口で乗り換えです。北鈴蘭台、山の街、谷上に停車しますが、谷上から先はノンストップで神戸電鉄では快速以上にしか使われないと言われる4ノッチを体験できます。やはり優等列車が少ない神戸電鉄だけあって、駅を通過するのは確かに快適ですね。有馬線は、有馬口〜有馬温泉以外は複線になっており、雰囲気的にも住宅街を走っている感じがしますが、のどかな雰囲気もあることはありますね。

 有馬口で有馬温泉行きに乗り換えですが、待避していた電車は、先ほど見送った有馬温泉行きの直通電車、3000形ウルトラマン?の後期のものです。後期のものは、側面の方向幕が分離されており、乗務員室と客室の間のスペースにKマークが入っているのが特徴です。快速電車(とはいえ、三田線内では各駅停車)を見送ってから有馬温泉方面の電車が動き始めました。有馬口〜有馬温泉間は単線で、山間を走っていきます。途中、新有馬駅跡と思われるところも通過して、最後のトンネルを過ぎると、有馬温泉駅に到着です。有馬温泉駅では、もう1本電車が待避していて、この電車が到着してすぐに発車しました。おそらく、待避線設備がない関係でしょうね。少し遠回りして有馬温泉に到着しました。

 

2.有馬温泉にて

 有馬温泉駅に到着して、ヘルスセンターに行きますが、見たところ無料送迎バスも走っているようです。しかし、時間も少しあるとのことで、ヘルスセンターまで徒歩で移動します。途中、さすが温泉街といったところも通ったり、少し山道を歩いたりしましたが、案内のおかげで迷うことなく有馬温泉ヘルスセンターへ到着、入場しました。しかし、最初に遭遇したのは、靴をロッカーに入れるのに50円必要になることでした。しかも、投入したら普通は出るときに返却してくださるのですが、こちらではそうではないようです。これは、少しやられたというか・・・。

 さて、ヘルスセンター内に入場して、今日は人も多いのかなと思っていたら、実はそれほど人はいなくて、簡易食堂も簡単に場所を取ることができました。と、言うことで少し遅めの昼食となりました。お話をしながらなのですが、結構お話が長引いてきました。まあ、それはそれなりに楽しいお話ができたのですけどね・・・。しかし、食べ物は結構高かったですね、はい。

 14時30分を過ぎたあたりから、そろそろ入浴に行きました。温泉は少し熱いものの、なかなかいいお湯でして、結構くつろがせていただきました。でも、湯船は少し狭かったような・・・。ヘルスセンターは温泉の他にプールなどの施設もありますし、それはそれでいいのかもしれません。しかし、温泉に入場するだけなら1900円は少し高い感じがします。でも、今回は神戸電鉄の乗車券とセットで1000円ですから文句も言えませんが・・・。

 入浴が終わった後、またまた簡易食堂でお話会ですが、お風呂上がりの一杯なんていう言葉もあるとおり、少々冷たい麦色の飲み物を飲んでいる方が若干2名(そのうち1名は私です(^^;)いまして、すっかり話し込んでいました。ちなみに、温泉内のロッカーも通常ならお金が返ってくるところ、今回は帰ってきませんでした。その間に当初行く予定で参加できなくなってしまったYA--MAさんとまた別の方から電波ジャックというものもありましたが・・・。わざわざ電話をかけてくださってありがとうございます。

 

3.有馬温泉からの帰路

行程

発車時刻・場所

乗車路線

到着時間・場所

16:38 有馬温泉

神戸電鉄 普通有馬口行き
2007F

16:41 有馬口

16:43 有馬口

神戸電鉄 普通新開地行き
3007F

17:04 鈴蘭台

12:27 鈴蘭台

神戸市バス 61系統
(須)360

17:10 神戸駅南口

 帰路については次の案がありました。
  ・箕谷から神戸市バス急行64系統で三宮
  ・谷上から神姫バスで神戸駅
  ・鈴蘭台から神戸市バス61系統で神戸駅
  ・西鈴蘭台から神戸市バス150系統で神戸駅
  ・三木から三木鉄道、加古川線経由明石駅
  ・押部谷から西神中央
  ・有馬温泉からバスで三宮
  ・三田から福知山経由で大阪へ
など、いろいろな案がありましたが、結局バス路線として面白みのある61系統で下りることにしました。時刻などを調べて、行くと、あわてて有馬温泉駅に戻る必要がありまして、あわててでることに・・・。その前に、ちゃっかり記念撮影などしておりましたが・・・。

有馬口まで乗車した2000形

 なんやかんや言って、結局16:38有馬温泉発の電車に間に合わすことができて、乗車しました。電車は2000形ですが、この形式は3両編成で公園都市線のワンマン運転に対応しているものと、4両編成で運用しているものがありまして、有馬温泉に入っているのは、後者の方です。実は、この車両からデザインが変更されていて、このデザインは往路に乗車した5000形に引き継がれております。とりあえずは、この電車で有馬口まで戻りました。

 有馬口の対向ホームで新開地行きの電車に乗車しましたが、電車はまたまた3000形ウルトラマン?30007Fです。今度は最初に登場したバージョンの方です。この電車で再び鈴蘭台まで戻ります。電車の中でも、またまた電波ジャックが・・・。本来ならしてはいけないことなのですけどね、すみません。ちょうどわたしのふりーぼーどで「モーターマン」ネタがはやっていて、少し実況中継が入っておりました。でも、実際電話の先の方ではすごい視線で見られていたとか・・・。

 鈴蘭台では61系統が折り返して、次の運用につくところでしたが、一度バックしてからでないと回転できないということがはっきり分かりました。いきなり大変そうな感じです。バス停では、乗客も結構いました。待機していたバスは、1日数本の湊川公園経由の臨時61系統扱いの路線ですが、正面の方向幕からではわかりません。今回は(須)360のいすゞ車V8でした。この路線も近郊区路線なので、整理券発券機、カードリーダが設置されています。さらに大型料金表もあります。また、このバスは正面の白色部がオレンジ色に塗装されている、61系統専用になっています。理由は後ほど・・・
 さて、15:35に鈴蘭台を発車したバスは、狭い山道を登っていきます。いきなりの路上駐車や対向車とのすれ違いも大変そうでした。山を登った停留所あたりから降りるお客さんが出てきました。急勾配の山道を登るのが大変と言うことで、そのような乗客もいるとのことです。水源池を過ぎたあたりから、国道428号線の有馬街道を南に行きます。高座金清橋あたりから、この系統の特徴とも言える路線になっていまして、対向車線の通り抜けでも結構厳しい狭い山道路線、急カーブも多く、運転手さんも大変そうです。この路線は、61系統の他、神姫バスも通るのですが、すれ違いも結構大変なようです。また、神戸市バスが近づくと、対向車線を走る車にバスの接近を知らせる、バス接近装置を感知させるための装置が、61系統専用のバスには付いていまして、その装置は前の方にあるそうです。接近装置で動作すると、対向車線側にバス接近中の表示が点滅します。で、先ほどのオレンジ色の塗装は対向車の視認性を上げるために、警戒色塗装をしているのです。この路線は、長い間ツーマン運転が残っていた区間でもあり、いろいろと大変な路線であることが認識できました。一度バスは国道428号線と合流しますが、交差点を直進し、また狭い道路へと入ります。この道路は時間を区切って一般車の進入ができなくなっています。狭い道を通り抜けるこの路線も、再び国道428号線と合流し、平野に到着し、平野から一旦西方に進路を通って湊川公園、新開地を経由して神戸駅南口に到着しました。430円でした。このバスの間でもまたとある方の実況中継が入っていました。本当に遠方からすみませんでした。

 

4.その後、あとがき

 さて、神戸駅に到着した私たちは、902Kさんと合流、今回は珍しく居酒屋で懇親会にしました。場所は駅前の居酒屋と言うことで、お酒を交えていろいろとお話をしておりました。結構盛り上がったりして・・・。で、この居酒屋さんですが、値段は結構安かったのに驚きました。

 その後、ネコちゃんさんと902Kさんとお別れしてさらに新開地東口の某ファミレスでさらなるお話会を・・・。その間にもとある方からの東京から実況中継は続いておりました。でなんやかんや言って22時前までになり、解散としました。

 今回は、普段使えないと思われる有馬温泉ヘルスセンターでの入浴を、神戸電鉄の乗車券とセットで販売している湯けむりクーポンを利用しての神戸電鉄、ついでに神姫バスと神戸市バスを堪能してきましたが、やはりそれなりに充実していました。でも、この行程を普通にしていれば結構費用がかかっていたでしょうね。

 そのあと、余ったクーポンを利用して、3/6(月)ににしふたみさんと同じように(最初の神姫バスはなし、にしふたみさんは三木鉄道経由、私は丸山から三木へ一端移動)温泉に行ってきましたが、オフ会の時と違ってかなりの人、人、人でした。特にお年寄りの方が多かったですね。あまり長期間いられないと言うことで、すぐに鈴蘭台に戻って神戸市バスで帰ろうとすると、少しトラブルがあってかなり遅れるとのことでしたので、別ルートとして、神鉄バスで谷上まで行って、これも遅れたこともあり都合のよかった61系統と同じルートを走る神姫バスで神戸駅に行きました。これだけ入場者数が変わるというのも少し驚きました。

 

 ご協力ありがとうございました。そして、お疲れさまでした。

 

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